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2021.04.23
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第8話「内通者の正体」

傅九雲(フキュウウン)の命で左紫辰(サシシン)の侍女になった覃川(タンセン)。
紫辰は覃川と瓊花(ケイカ)海へ散策に出かけると、ここに来て以来、一番楽しいと喜んだ。
「でも玄珠(ゲンシュ)大人とは恋仲では?」
「玄珠は恩人だ、感謝している…」
すると紫辰は玄珠の話を2度としないで欲しいと頼んだ。

ちょうどその頃、傅九雲は綿毛を調べている青青(セイセイ)を見かけた。
「青青師妹、どうした?最近、私を避けているようだが…」

するとこちらに歩いて来る紫辰と覃川が見える。
気まずい覃川は紫辰に事情を説明して引き返そうと言ったが、紫辰は2人に挨拶したいと言った。

紫辰は覃川を譲ってくれた九雲に感謝した。
すると九雲は侍女なら掃いて捨てるほどいるので問題ないと強がってしまう。
玄珠が用意してくれた美しい衣をまとった覃川、どうやら大切にされているようだ。
しかし覃川は九雲の言葉に傷つき、それ以来、仕事に身が入らず、上の空になる。
紫辰はそんな覃川の異変を感じ、本当は自分のそばにいるのが嫌なのだと誤解した。
「私は役立たずだ、何もできない…明日の朝、帰るといい
 皆、私に気を使うが、本心では蔑んでいる…小川は優しい人だ、ここへ来てくれて、ありがとう」
「左公子、私はそんなふうに思っていません」
「いいんだ、明日、戻りなさい」

その指先の感触はまさに燕燕(エンエン)そのものだった。
驚きのあまりしばし呆然となる紫辰、そこへ運悪く玄珠がやって来る。
玄珠は親密そうな2人に動揺し、覃川にすぐ下がれと命じた。
気まずい覃川は慌てて出て行こうとしたが、その時、紫辰は思わず叫んでしまう。
「目の治療を受ける!視力を取り戻したい!」


実は左公子がどういうわけか急に目の治療を受けると言い出したという。
九雲は覃川のためだと気づいたが、そこへ青青が慌てた様子で入って来た。
しかし九雲がいると知るや否や、宴会の件だと嘘をついて出直すことにする。
その時、九雲は青青がこっそり覃川の桂花油の瓶を袂に隠すのを見逃さなかった。
青青を怪しんだ九雲は、再び山主を訪ねる前に青青を引き留める。
「分かっているぞ、何を見つけ、山主に何を言うのか…」

青青は玄珠を船遊びに誘った。
すると綿毛がなぜか玄珠の回りに飛んで来る。
「妹妹が美人だから綿毛も近くに来るのね…ふふ」
「姐姐、ご冗談を」
「今までここにこんな野草はなかったわ…実は聞きたいことがあるの」
青青は左公子が覃川を侍女に迎えたことから、あの娘には秘密があると警告した。
恐らく何か目的があるはず、そこでもし何か見つけたら必ず教えて欲しいという。

玄珠は青青が覃川を内通者だと疑っていることに気づいた。
そこでこの機に紫辰が好意を抱いている覃川を排除しようと思いつく。
玄珠は早速、覃川の居所にこっそり綿毛を入れた箱を置いたが、ちょうど覃川が戻って来た。
「玄珠?」
「公主の名前を呼ぶとは大胆な!」
「私が分からない?…無理もないわね、阿満(アマン)の顔だもの、4年ぶりね」
「まさか…あなた、燕燕なの?!」

燕燕は顔を変えて生きていた。
驚愕する玄珠を横目に、覃川はなぜ自分を陥れようとするのか訝しむ。
すると玄珠は昔から燕燕が邪魔だったと言い放った。
覃川は玄珠が自分のものを何でも欲しがったことを思い出し、ここにきてようやく自分への憎悪の理由に気づく。
叔母は父皇に嫁ぎたかったが、周知の通り願いは叶わず、諸侯の妻に甘んじた。
結局、皇后になれず、皇族血統の子供も産めず、その嫉妬から自分が憎いのだろう。

玄珠は自分たち母子の本音を見抜かれ、動揺した。
すると覃川が貸した借りだけは返せと迫る。
自分が身を引いたおかげで玄珠は紫辰を手に入れることができたからだ。
「玄珠、私の目的はあなたや紫辰じゃないの、だから面倒を起こさないで」
「あなたの正体を暴露するわよ?天原国は今も驪(リ)国の帝女を探しているわ」
「ふっ…白河(ハクガ)龍王の弟子で香取山の内通者はあなたでしょう?玄珠?」

覃川はかつて玄珠が自分に対抗して仙術を学び、師匠を自慢していたことを覚えていた。
中山(チュウザン)藩と懇意の仙人を調べたところ、それが白河龍王だと分かったという。
「その顔は図星ね?思った通りだった」
「あなたの話を誰が信じるものですか!」
互いに秘密がある身、玄珠はこうなったらやるかやられるかだと開き直った。
そこで覃川は目的を果たせばすぐここを出ると伝え、紫辰を守って欲しいだけだと訴える。
「山主は最近、内通者の捜索に躍起だそうね~」
玄珠は覃川に脅されたが、結局、何も言わずに出て行った。

玄珠は証拠の綿毛を持って山主に密告した。
実は新しい侍女・覃川の居所にこの綿毛があったが、それを隠したのは青青だという。
山主は青青が自分を裏切るはずないと激怒、玄珠の封印に術をかけて拷問したが、玄珠は耐え切った。
そこで山主は念のため青青の居所を捜索させたところ、驚いたことに綿毛が発見される。
予想外の結果に驚愕した山主は青青を呼んだ。
自分が内通者と疑われていることに気づいた青青は誰かの企みだと訴えたが、その時、綿毛がふわふわと青青の元へ飛んで来る。
山主は玄珠の報告が正しかったと確信し、青青に渾身の一撃を与えて封印を消した。
すると倒れていた玄珠を起こし、誤解したことを詫びる。
「明日、紫辰を連れてまいれ」

玄珠の計画は成功した。
そしていよいよ紫辰の目の包帯が取れる日がやって来る。
玄珠は覃川もその場に呼んでいた。
するとゆっくり目を開けた紫辰は眩しい光に思わず目を閉じてしまう。
しかし再び開いて見ると、美しい玄珠の顔がはっきり見えた。
玄珠の頬に触れながら、これまでの苦労を労う紫辰、そしてついに覃川の顔を確認する。
「覃川、本当に世話になったな」
紫辰は覃川も美人だと言ってくれたが、これまでと別人のような反応だった。

覃川は呆然としながら仕事へ戻ることにした。
すると玄珠が追いかけて来る。
実は玄珠は紫辰の目の治療の時、山主に燕燕との記憶を一緒に消して欲しいと頼んだことを暴露した。
つまり紫辰にとって覃川はもはやただの侍女でしかないという。
「あなたの記憶は邪魔なのよ、それにあなたのためでもあるわ」
「卑怯なことを…」
「紫辰の苦悩はあなたよ?でもそれも終わり、忘れたんだから…
 昔の優しさも思い出してくれた、何が問題なの?」
「…私は虚構の中に生きるのは嫌」
「話は終わりよ、あとは好きにして」

玄珠は早速、燕燕が贈ったかんざしを外させることにした。
そこで紫辰に新しいかんざしを贈り、早速、つけかえようとする。
しかしなぜか紫辰は自然と避けた。
「古いが、このまま使うよ」

香取山は青青が亡くなった噂で持ちきりだった。
すると山主が弟子たちを招集し、青青の代わりに玄珠を女弟子の首席に任命、采配を任せる。
玄珠は早速、白河龍王を迎える準備に取り掛かったが、雑用係が運んでいる花に目を付けた。
「なぜ瓊花海の花がここにあるの?責任者は誰?」
「翠丫(スイア)です、鶴園(カクエン)からここに移動になりました」
「…全て凝碧(ギョウヘキ)殿へ運ばせて、1人でやらせてね」

覃川は紫辰から自分の記憶が消えたと知って深く傷ついた。
その衝撃から寝床で布団にくるまる覃川、すると突然、戸が開いて九雲が現れる。
「(ガラッ!)悲しいなら泣けばいいだろう?」
「どっどっどうしてここに?!」
「私の小川は少し見ないうちに…ずい分と行儀が悪くなったな~」
「傅九雲、あなたってこの世で最も嫌な仙人ね!」
すると九雲は寝台に腰掛けた。
「何だ?豆豆哥と喧嘩でもしたのか?それでそんな態度なのか?」
九雲から八つ当たりするなと責められた覃川は、思わず頭からすっぽり布団をかぶってしまう。
「まあ良い、泣くな、一緒に帰るぞ?」
「どういうこと?…行ったり来たりさせて、ずい分と勝手ね!」
「…そなたは″最愛の侍女″だからな、ふっ」
( ತ _ತ)チッ!



九雲はさっさと覃川の荷物をまとめ、激しい雨の中、出雲閣へ連れて帰った。
しかし覃川は中庭でふと立ち止まり、青青の死に関わっているのか尋ねる。

つづく


(  ̄꒳ ̄)はやり九雲は絵の中の娘に千年も恋してたってことか〜(←今さら?w
9だーれんはあまり表情がないので心情がよく分からず、勝手に解釈してます
ご了承ください





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最終更新日  2021.04.23 12:18:01
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