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2023.11.30
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第21話「母の愛」

念願の11階へ移動するも不遇な扱いを受けていた秦施(チンシー)。
しかし陽華(ヤンホワ)や陶俊輝(タオジュンフイ)の励ましで本来の弁護士の姿を取り戻し、ようやく自分の居場所を見つけた。
唐伊慧(タンイーフイ)は魔物の巣窟といわれる企業部で命綱を見つけた秦施に感心し、顧客の開店イベントに行かないかと誘う。
「明後日はダメ…結婚式に出席するから」
「そんなに大事なの?」
「そうよ、私がいないとダメなの」

秦施と陽華の結婚式当日。

父と腕を組み新郎の元へ歩いて行く秦施、その時、ふいに足が止まってしまう。
…この世に永遠の誓いなんて存在しない、婚姻もそのうちの1つ、共に白髪が生えるまでなんてただの勘違い、多くの結婚が誠実な約束から不実な嘘に変わる、でも自分の結婚が嘘から始まり、真実に変わるとは思ってもみなかった…
秦軍(チンジュン)は娘を歩かせようとしたが、その時、陽華が迎えにきた。
「安心して、僕がいる…」

秦施は自分の結婚でパニックに陥ったが、今は優しい陽華がそばにいた。
「僕を見て…深呼吸して…もう大丈夫?…さあ、行こう」
2人は招待客の前に立つと、誓いのキスを交わす。
すると陽華は顔を近づけながら思わず聞いた。
「…契約違反じゃないよね?」
目を閉じて待っていた秦施だったが一転、いきなり自分から唇を重ねた。

(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ〜



結婚への不安はどこへやら、秦施はまだまだ飲み足りないとはしゃいでいる。
「すごく楽しかった~!…そうだ、もっと楽しいことする?」
陽華は期待に胸を膨らませたが、″もっと楽しいこと″とはご祝儀の計算だった。
「式の費用をまかなっても利益が出るな…秦家に返そうと思うけど、他に何かもらってない?」
すると秦施は陽華を連れて寝室のクローゼットへ向かった。

秦施がタンスの扉を開けると、母が無理やり押し込めたふかふかの婚礼布団が飛び出して来る。
嫌でも初夜を意識して気まずい2人、そこで陽華は片付けは明日にしようと言って出て行った。
「…おやすみ」
「おやすみ」

秦施は独りになってから布団の間に挟まっていた封筒を見つけた。
中には母の手紙が入っている。
…あなたが生まれた時からママはこの世で一番の幸せ者だった、あなたはずっと私のそばにいて幸せをくれた、でも私たちの結婚があなたを傷つけてきたと知らなかったの、本当にごめんなさい、あなたを守ってあげられなくて…
胡小妹(フーシャオメイ)はずっと専業主婦だったが、実は初めて掃除のパートに出てお金を稼ぎ、この婚礼布団を買ったという。
…どうかいつまでも幸せに、ママのことは心配いらない、愛しているわ、ママより…

陽華がシャワーから出ると、寝室からすすり泣きが聞こえた。
秦施はまだウェディングドレス姿のまま、なぜかクローゼットで泣いている。
その手には母からの手紙があった。
「泣かないで…」
秦施を抱きしめ慰める陽華、やがて朝になったが、2人はベッドの上で抱き合って目を覚ます。
おはよう〜…え!?(*´・ω)(ω・`*)ん?…はっ?!
驚いた陽華は顔を洗って来ると断って逃げるように部屋を飛び出した。
真っ白いTシャツの胸元には化粧を落とさず眠ってしまった秦施の顔型が…。



秦施は気まずそうにコーヒーを飲んでいた。
何と言ったらいいのか分からなかったが、陽華は自分が責任を取るという。
「でも私たち、何もなかったよね?」
「あった、というか僕には大事なことだ、君の気持ちがどうであれ、男として本心を言っておく
 秦律師、君が好きだ、君の恋人になりたい」
秦施は陽華の思い違いなのかと疑ったが、陽華はその証拠にキスした。
「これで伝わったかな?」
「ん〜もう一度、確認しないと」
すると2人は抱き合い、再び唇を重ねた。
しかし同時に2人の電話が鳴り、盛り上がった気持ちも急に冷めてしまう。

陽華は実家に呼ばれた。
すると母から子作りのことを聞かれ、秦施も年齢的に早く子供を欲しがっていると安心させる。
「…それで健康で賢い子供を産むために生活と身体のリズムを整えてるよ」
実は陽華の答えは秦施の受け売りだった。
秦施は結婚式の次は子供の催促だと見抜き、やみくもに拒否しても陽母が納得しないという。
『身体の調整には半年から1年はかかる…
 その頃には両親より私たちが必死になっているかも、それでもダメなら逆に慰めてくれるわ』
秦施はさらりと大胆なことを言ってのけたが、陽華はそれが嬉しかった。

一方、秦施は父からの電話で不動産へ向かっていた。
すると物件を眺めている母の姿を見つける。
何でも母が今の家を売って引っ越したいと訴え、一方的に不動産屋で待ち合わせしたという。
『もし来なければ離婚です!』

秦施は母の愛情を思い出して思わず抱きついた。
「ママ、これからは無条件でママの味方よ!」
胡小妹(フーシャオメイ)は理由もなく甘える娘の姿に失笑し、実は家を買いたいという。
「分かった、応援する」
「でもパパは反対なの、もしママとパパが離婚したらどうする?」
「もちろん、私はママについて行くわ」

秦施は父がなぜ家を売って引っ越すことに反対なのか聞いた。
実は売るも何もこの部屋は前妻・劉艶(リュウエン)の名義だという。
驚いた秦施は上階で暮らす劉艶からも話を聞いた。
当時、父は協議離婚で身ひとつで出て行くことになったが住む家もなく、結局、そのまま住まわせたという。
秦軍はいずれ出て行くつもりだったが劇団もパッとせず、わずかな稼ぎも親友に貸していた。
「でもその友人が銀行に返済できなくて夜逃げ、あなたのパパが結局、肩代わりしたのよ」
父は秦施が高校生の時に友人の借金を完済したが、その頃にはもう頭金があっても住宅ローンを組めなかったという。
「陶俊輝(タオジュンフイ)と別れた時、住宅購入費の半分を返したわ、あのお金は?」
「半分は貯金から…あとは借りた」
実は父は事あるごとに内緒で劉艶に借金していた。

秦施は母を呼んで家の責務状況を伝えた。
母はショックを受けていたが、父が実は銀行に30万ほど預けていると明かす。
「私はママよりたぶん先に逝くから、少しは残してやりたいと思って…」
すると胡小妹は寝室に向かった。
秦施が心配して様子を見に行くと、母はタンスの奥から出した通帳を渡す。
「どうしたのこれ?」
「私がコツコツ貯めてきたの、小施、それで借金を返して来て」
胡小妹は夫を責めるつもりはなかった。
借金を秘密にしていたのは自分を心配させたくなかったのだろう。
「あなたのお祖父ちゃんに約束してくれたの
 ″お嬢さんを大切にします、決して心配や苦労はさせない″って…
 約束を守ってくれたのね、だから怒れないわ」
こうして両親のわだかまりはなくなった。
秦施は安堵して帰ることにしたが、母は前妻の家に住みたくないと譲らず、結局、父と喧嘩になってしまう。

その頃、陶俊輝と呉菲(ウーフェイ)も新居を探していた。
呉菲は気に入った物件があったが、陶俊輝は自分たちの収入ではとても手が出ないと反対する。
「2人なら2LDKで十分だろう?」
「あなたに苦労させたくなくて…」
「人生は苦労の連続だ、目的達成のためなら辛くない」



秦施は陽華と合流、車で自宅へ向かった。
「なぜうちはよその家と違うのかしら?つまらないことで大騒ぎして…
 父もどうして妥協しないの?」
秦施はどちらにしても母の味方をすると伝え、自分のマンションを譲って賃貸へ移りたいという。
「たくさん案件を受けて頭金を用意すれば解決よ」
実は母は秦施の提案を拒んでいた。
新婚家庭に転がり込んで娘夫婦を追い出したとなれば陽華の両親が黙っていないだろう。
しかし秦施は母も同意していると嘘をついた。
「…家探しは少し待ってくれ、就職したい」
「だってバカな人たちと働きたくないんでしょう?」
「融資を受けたいんだ、君の家は秦ママに譲って僕らの家を買う
 半年以内に買えば賃貸を探さずに済む」
「ぁ…これは私の実家の問題よ?愚痴を言っただけで深い意味はないの
 あなたがポリシーを曲げる必要はないわ」
すると秦施はこの世で一番、感動的なセリフを聞いた。
「僕のポリシーは大切な人を幸せにすること、それは一生、変わらない
 一歩、踏み出すことで実現するのに迷う必要が?」

そんなある日、ある大物クライアントが呉菲の父の紹介で誠&慧にやって来た。
「陶律師と約束が…」
「あ、老丁(ディン)?!」
「秦小姐?!」
実は秦施と老丁は旧知の仲だった。
「今日はどんな要件で?…まさかまた離婚じゃないですよね?ふふふ〜」

つづく


( ;∀;)ママ…





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最終更新日  2023.11.30 22:56:30
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