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2024.03.15
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第5話「火事と不審者」

左教坊の副使・蘇宗辰(スーゾンチェン)は宴を開いて李茹娘(リールーニャン)を歓迎することにした。
しかし茹娘は当日になって文一枚で約束を反故にし、右教坊へ行ってしまう。
一方、陸景年(ルージンニエン)は急に態度を変えて右教坊へ入った茹娘を警戒していた。
生金(ションジン)は茹娘の陸景年を見る目が変わったことから、恐らく惹かれたのだという。
「今さらか?」
「確かに…でも訝しむならなぜ小狐狸を?」
「琵琶(ピパ)に代わる楽器はない、技量も素晴らしい」

本当に何か企んでいるならすぐ尻尾を出すだろう。

教坊使・宇巡安(ユージュンアン)は李茹娘が右教坊へ入ったと知り、陸景年を心配して酒楼へ呼び出した。
自分の教え子でもある陸景年の活躍を期待している一方で、教坊間での争いが絶えず、心配だという。
「お前と蘇宗辰は昔から仲が悪い、だが利に走っては災いを招くぞ?
 面目を潰された蘇宗辰は恨みを募らせるだろう」
しかし陸景年はそもそも争う気などなく、自分でもなぜこうなったのか分からないという。
「肝に銘じます」

陸景年は火傷の痕に薄紗を貼って隠していた。
李颯颯(リーサーサー)は陸景年が茹娘の想い人だと目星をつけたが、腕比べでの合奏では息が合った感覚がない。
「できるだけ早く調べなくては…」
そんな時、陸景年の従者・生金が新人の使用人・緑籮(リュールオ)に片思いしていると気づいた。

実は陸景年は教坊に着任するまで茹娘の日記にあった″下馬陵(カバリョウ)″に住んでいた。
…やはり想い人は陸景年のようね…
生金は掃除も忘れて早速、颯颯の虎の巻を読んでいたが、その時、楽器室から火の気が上がった。

蘇宗辰は右教坊から楽師の戸籍を探すよう手を回したが、従者からしくじったと聞いた。
何でも戸籍の箱の中は空だったという。

戸籍の証書は楽師の身分を示し、証書がなければ元宵節の舞台には上がれない。
蘇宗辰は選抜までに必ず証書を破棄するよう命じ、右教坊の参加を阻むことにした。

陸景年は楽器だけでも救おうと燃え盛る部屋に飛び込み、気を失った。
景年を助けた颯颯は医者を呼ぼうと言ったが、生金の話では火の恐怖症なので治しようがないという。
「誰にも言うなよ?私も詳しくは知らないが…
 郎君はかつて火事から琵琶弾きの娘を救い出し、その時に首の後ろをやけどしたんだ」
すると景年が目を覚まし、おしゃべりな生金を叱った。

颯颯は人気のない中庭に出ると、茹娘の日記を確認した。
…下馬陵の火事で私を救った素敵な人、彼は私を助けて首にやけどを負った…
「でもなぜ人助けを隠す必要があるのかしら?」



翌日、回復した陸景年は昨夜の火事が事故だと伝えた。
しかし生金には放火だったと明かす。
最も疑わしいのは蘇宗辰、恐らく戸籍証書を狙ったのだろう。
「蘇宗辰に気づかれたと?!」
「まさか、だが用心しないと…保管場所を変えておいて良かった」
陸景年は生金がなぜ楽器部屋の掃除に行かなかったのか聞いた。
生金は茹娘と話し込んでいたと答えたが、わざと引き止められたのかもしれないと誤解する。
まだ茹娘と蘇宗辰がグルだという証拠はないが、景年は茹娘にも何か魂胆があるはずだと怪しんだ。

陸景年は茹娘を牽制した。
「想定外にも茹娘が右教坊へ入ってくれたが、もっと想定外だったのは火事だ」
颯颯は景年の含みのある言い方で自分が疑われていると分かった。
このままでは現代に戻るどころか陸景年に近づくことさえできない。
颯颯は相変わらず練習にも呼んでもらえず、妙音(ミョウイン)閣で楽師たちの様子を眺めながら悶々としていた。
すると休憩に入ったところで楽師の独りが急いでどこかへ出かけて行くのを目撃する。
颯颯は急いで後を追ってみると、誰かが陸景年の部屋に入った。
そこで曲者を捕まえようとしたが、うっかりつまづき、その間に逃げられてしまう。
その時、運悪く陸景年が現れた。

颯颯は怪しい人影を見たと訴えた。
すると陸景年は茹娘を連れて妙音閣に戻り、犯人は楽師の中の誰なのか尋ねる。
しかし颯颯は黒い外套を頭からかぶった曲者の後ろ姿しか見ていなかった。
そこで景年が楽師たちに席を外したものがいないか聞いたが、楽師たちはいないという。
「君が来てから火事に不審者に教坊は騒動続きだ!楽師まで侮辱した!
 …皆、いいか?悪事を働く者は許さない!突き止めたら誰であろうと追い出す!」

生金は陸景年に茶を差し入れながら、李茹娘が犯人とは限らないとかばった。
確かにずる賢いところがあるが、卑怯な真似をするとは思えないという。
「目端が利くな」
「なんだ、わざと怒って見せたのですか?」
景年は楽師たちの前で茹娘を責めれば、犯人が安心してまた動き出すと考えていた。
「そうだ、女物の白粉に詳しいか?」
実は火事の時に楽器室で独特な香りがしたが、今日も自分の部屋で同じ香りがしたという。
一方、颯颯も陸景年の部屋の珍しい残り香に気づいていた。



翌日、颯颯は早速、白粉探しを始めた。
しかしなかなか探している香りは見つからない。
「ここにもないわ…」
すると女主が自分の店には全種類揃っていると自信を見せた。
「名前は分からないの、でも残り香が少し渋い」
「それは杏仁芙蓉粉(キョウニンフヨウコ)かしら?お目が高いわね」
颯颯はついに犯人の香りを見つけた。
そこで購入した客の名簿を見たいと頼んだが、女主に断られてしまう。

そんな中、右教坊で楽器室の火事が放火で、李茹娘の仕業らしいと噂が流れた。
欣児(シンR)だけは証拠がないと相手にしなかったが、楽師たちは不安を募らせ、陸景年に李茹娘を追い出して欲しいと嘆願する。
陸景年は自分が何とかするとなだめたが、一刻も早く解決しなければさらなる問題が起こると懸念した。

つづく


(  ̄꒳ ̄)琵琶ネタが短すぎる…





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最終更新日  2024.03.15 22:11:25
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