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2024.04.01
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第3話「離縁状」

寧鈺軒(ネイギョクケン)の人気を利用して一儲けしたものの、没収されてしまった聶桑楡(ニェサンユー)。
しかし思いがけず陌玉(バクギョク)侯と食事できるなら500両を出すという強者が現れた。
そこで寧鈺軒を誘い出そうと殊勝に振る舞ってみたが失敗、侍女・苜蓿(ムーシュ)の話では侯爺の関心と言えば匪賊の討伐だけだという。
折しも″阿狼(アロウ)″の名を白状した刺客が急死し、寧鈺軒は血眼になって匪賊を追っていた。
「もうお手上げだわ~あの人を動かせるものは何もないの?!」
「あ…そう言えば、陛下から下賜された西域の汗血馬がお気に入りです」

聶桑楡は寧鈺軒の汗血馬を連れ出し、返して欲しければ魁星(カイセイ)楼へ来るよう書き置きを残した。

寧鈺軒は聶桑楡の真意を訝しみ、射手を率いて魁星楼へ出かけた。

聶桑楡と苜蓿が魁星楼で待っていると寧鈺軒が現れた。
「ぁ、夫君!こちらがあなたを慕う高(コウ)小姐よ」
すると高小姐は急に逃げ出し、代わりに覆面の刺客たちが現れ、包囲されてしまう。
「阿狼と言うのはお前か?」
なぜか悠然と構える寧鈺軒、すると外で待機していた射手が一斉に矢を放ち、乗り込んだ。

聶桑楡は寧鈺軒が端から罠だと踏んでやって来たと気づいた。
すると追い詰められた袁朗(エンロウ)が寧夫人を捕まえ、人質にする。
しかし寧鈺軒は妻が盾にされても動じなかった。
「代償を払おうともお前を捕らえる」
「ふっ、あんたの旦那、にわかに信じ難い非情な夫だな?」

寧鈺軒はそのわずかな隙を突いて矢を放ったが、袁朗は咄嗟に聶桑楡を突き飛ばして助け、窓を突き破って配下と共に逃げてしまう。




寧鈺軒は配下に聶桑楡を任せ、残りの衛兵を連れて阿狼たちを追った。
しかし山道を馬で駆けて行くと、やがて寺に行き当たる。
配下が捜索したが賊を発見できず、寧鈺軒は弟子以外が入れない蔵経閣に踏み込もうとした。
すると大師の了然(リョウゼン)が立ちはだかり、一触即発となる。


陶思維は巡回中に賊を追う寧鈺軒を見かけ、追ってきた。
「皇室の廟がある寺だぞ?強引な捜索は死罪になる
 私情を交えるな、敵討ちより左執政の立場の方が重要だ
 凌剣星(リョウケンセイ)に付け入る隙を与えるな」
寧鈺軒は仕方なく引き上げることにしたが、寺を見張らせることにした。

阿狼こと袁朗は危ないところを伯父の了然に救われた。
それにしても寧夫人はなぜあの玉を持っていたのか。
実はあの玉は2つ合わせると満月になる玉佩で、袁朗が幼い頃、ある姉妹に贈ったものだった。

了然は袁郎たちをかくまい、寧鈺軒たちを追い返してくれた。
「野菜売りの馬車に潜み、お前たちも山を下りるといい
 あれから随分、時が経った、放念しても良い頃だ、当時のことは今も疑わしいことがあり…」
「いいえ、明々白々です!奴も茶幇(チャホウ)を滅ぼそうとしている」
「幇主も寧忠天(ネイチュウテン)もすでに他界してしまったのだぞ?
 お前が寧の息子を討っても因縁が終わることはない」
しかし袁郎も寧鈺軒も互いにこの18年、復讐のためだけに生きて来た。
「我々の対立が終わることはありません」
「お前を寄霞(キカ)山で修行させても無駄だったな、その気性は今も変わらず、父親とそっくりだ」
了然はもはや説得をあきらめ、望む通りにやれと許した。

その夜、屋敷へ戻った寧鈺軒は前庭で聶桑楡を詰問した。
婚礼の日には聶桑楡の凶行に呼応するように刺客が現れ、今度も聶桑楡が魁星楼におびき寄せている。
聶桑楡は事情を説明したが、寧鈺軒は聶桑楡と阿狼が手を組んだと信じて疑わなかった。
「私は何も知らない!面識のない人よ!」
「ならなぜそなたをかばった?!」
「知らないったら知らない!何度言わせるの?!」
すると寧鈺軒はかつて聶桑楡が作らせた鞭をちらつかせ脅した。
「線香1本分の猶予を与える…何と答えるべきかよく考えるんだな!」

寧鈺軒は女子を鞭で打つわけにもいかず、ひとまず鬼白と書斎へ戻った。
しかしあの様子では本当に偶然だったのかもしれない。
鬼白も大夫人は何も知らないようだと進言した。
「しばらく放っておけ、あとで思過(シカ)閣へ…」
一方、第二夫人・温婉(オンエン)はこの機に乗じて聶桑楡を始末しようと企んだ。
そこで王(オウ)嬷嬷(モーモー)を呼び付け、線香が消えたので大夫人を鞭で叩くようそそのかす。
「候爺の命令を遂行すればお手柄よ?」

温婉は物陰で大夫人が打たれる音を聞きながらほくそ笑んだ。
しかし途中で騒ぎに気づいた寧鈺軒が駆けつけ、聶桑楡は危ないところで助けられる。
鬼白は直ちに大夫人を思過閣に運んで医者を呼び、手当が終わると寧鈺軒に報告した。
「重症でしたが薬さえ塗れば大事には至らず、じきに治るそうです」
王嬷嬷に尋問したところ指示したのは温婉だと分かった。
寧鈺軒は婚礼で刺された報復だと思ったが、鬼白から当日の思わぬ真相を聞かされる。
実は婚礼の時、確かに温婉が寧鈺軒をかばって立ちはだかったが、聶桑楡は直前で思い止まっていた。
すると温婉が聶桑楡の手をつかみ、自分で腹を刺したという。
「罰を軽くすると条件を出したところ、王嬷嬷が白状しました」
寧鈺軒は頭を抱えたが、聶桑楡がこれ以上、騒ぎを起こさぬよう不問にすると決めた。

聶桑楡は激しい痛みで目が覚めた。
すると看病に疲れた苜蓿が枕元で居眠りしている。
聶桑楡は自分に優しくしてくれるのは苜蓿だけだと涙を流し、もはやこの屋敷に残る意味などないと悟った。

。゚(∩ω∩`)゚。


翌日、寧府に秦奕閑(シンエキカン)と陶思維がやって来た。
すでに都では寧鈺軒が妻を打ち据え、聶桑楡が重傷を負ったという噂が広まっているという。
秦奕閑は陛下の側近である聶将軍の娘に何かあれば栄達の妨げになると諭したが、陶思維は怒り心頭だった。
「金瘡(キンソウ)薬だ、いいか?!今度、彼女を傷つけたら…」
「寧 鈺 軒 !」
その時、使用人がまだ動けない聶桑楡を長椅子に乗せて運んできた。

聶桑楡は寧鈺軒に休書を渡した。
「大夫人の座は他の人に譲るわ、明日、大手を振ってここから出て行く!
 縁を切るわ、夫なんてもういらない!」
秦奕閑は妻の方から離縁するなど聞いたことがないと失笑したが、陶思維は男女身分の別にかかわらず己の過ちを認めるべきだと肩を持った。
「あら兄台、良いこと言うわね!」
「シィォンタイ?…サンユー、私だ、陶思維だ」
すると寧鈺軒は聶桑楡に記憶がないと説明し、2人を追い出した。
陶思維は帰り際、聶桑楡に自分の薬を塗るよう伝えたが、寧鈺軒は思わず薬瓶の上に書物を置いて隠してしまう。
「いいか、爵位を持つ者の婚姻は陛下が定める、寧府を離れたければ謁見して来い」
「はあ?@うさぎ風
 ここで話して!信用の置けない私をなぜ屋敷に留めるの?!意地でも出て行くから!」
しかし寧鈺軒は使用人に命じて聶桑楡を思過閣に戻すよう命じ、話は記憶が戻ってからだと突っぱねた。

聶桑楡は苜蓿に荷物をまとめてすぐ実家へ帰ると伝えた。
しかし聶将軍は一家で任地の西北に移ってしまい、しかも嫁いでから父娘の関係が悪化していると知る。
母親と妹の取りなしで少しずつ改善はしていると言うが、まさか寧鈺軒のせいで家族とも不仲になっていたとは心外だ。
一方、寧鈺軒は鬼白に聶桑楡の様子を聞いていた。
鬼白の調べたところ、やはり大夫人の目的は単に銭目当てだったという。
「何か言っていたか?そのまま伝えろ」
「″寧鈺軒のせいで家族とも不仲になった!我ながら見る目がない!″…あ、夫人の言葉です」
「他には?」
「″はいつくばってでも銭を稼ぎ、堂々と寧府を出て行く!″…と」
「鬼白…あの日、お前が救ったのは本当に聶桑楡なのか?

つづく


( ๑≧ꇴ≦)転んでもただは起きないポンちゃんイイ!←違うけどw





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最終更新日  2024.04.01 21:29:52
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