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2月8日以来になります。術後3年が経過したスキルス胃癌・腹膜播種の女性患者さんの近況です。過去に何度も書いておりますが、この患者さん、体調不良を訴えてから、3度目の胃カメラでスキルス胃癌が判明したという患者さんです。体調不良から9か月のことでした。改めて手術内容を確認してみましたが、結構、切除しています。胃全摘はもちろんですが、脾臓、卵巣、子宮、食道6cm、大腸も一部。もちろん腹膜切除。手術時の病理検査で、病理の先生が 「かなりの治療効果もみる」と記したことが印象的でした。とは言え、術後の再発率が高い病気でもあり、米村先生、術後の治療もぬかりなく、ここまで凄く効いてくれたのだから、術後も腹腔内投与も続けようとされたんです。ですが、何故か術後、術前と同じ治療を試みたですけど、アレルギー症状が。なので、TS-1単剤で様子をみることに。そのまま術後3年以上が経過しました。CEA だけが上がったり下がったりの繰り返しでね。基準値内から11くらいまでの間かな。でも、お元気そのものです。で、今回、もう使わないからと腹腔内ポートを抜去することになりましてね。米村先生、再発を心配して大概の場合、なかなか抜こうとはしないんです。でも、さすがの米村先生ももうええやろ・・って思ったんでしょう。念のため、1泊の入院でした。3年ぶりの入院です。そう、これまで1度も入院することなくご自宅で元気に過ごしてましたからね~ご主人の感想ですけど、3年ぶりの入院は疲れました・・・ですって1泊の入院、それもポートを抜くだけって、これ、入院とも手術とも言いませんですよ。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2020年05月27日
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昨年の6月、30代半ばの男性の奥さんから相談メールが届きました。ぼちぼち1年が経とうとしています。スキルス胃癌で手術を試みるも腹膜播種でインオペとなり、余命宣告を受けた頃です。その後、腹膜播種でも手術してくれる医師がいると知り、大阪へ。術前化学療法を経て、腹膜切除術を受けたのは、昨年の12月でした。手術では、驚いたことが以前のインオペの手術時にはPCIスコアが13あったのですけど、今回の手術時には ゼロ にこれには米村先生もびっくり術後5か月が経過した今は、本当にお元気になりました。術後早々の悩みは、やはり下痢。食事の途中、食後すぐ・・もう、体の持ち主の都合などおかまいなし。これには、参りました。今も、完全に下痢がなくなった訳ではありません。ですが、かなり時間が稼げるようになり、食欲もあります。胃全摘なので、1度に沢山は食べられませんから、何度にもわけてですけど、女性の1人前くらいは、食べられるようになりました。術後、抗癌剤治療は受けてますよ。これはもうしばらく続きます。1年前は絶望しかなかったけれど、今は、違います追記今回の記事をアップしてから、今回ご紹介した患者さんの奥さんが、家族写真を送ってくれました。手術の前と後の家族写真です。抗癌剤の副作用で、頭髪事情は変わりましたけど特に痩せた感じもなく、お元気そうです相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2020年05月23日
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先日、 「元気な患者さんのブログをご存じではないでしょうか」というメールが届きました。こんな内容のメールは、これまでも、度々届いています。特に、手術前の患者さんからが多いかな。手術待ちの間、やはり不安から色んな闘病ブログを検索するようなのですが、ヒットするのは、病状が芳しくない患者さんものばかりだから、元気な患者さんの話が知りたくて・・って言う思いからですね。でも、元気ブログってなかなか見つけられないもの。術後の患者さんも同様で、とにかく希望が欲しいんです、明るい未来が見たいんです、元気な患者さんの日常が知りたいんです・・こんな方、実はとっても多い。癌という病気になると、誰もが、病気を調べ、治療法を調べます。情報も欲しくなりますし、孤独を持て余すようにもなり、そんな中で、家族にも吐露できない心情も生まれ、ブログをしたためる方は本当に多いです。自分の精神状態を保つためにも、これは大切なプロセスであり、闘病ブログは人と繋がる大切なツールだとも思います。大切にして頂きたいって思ってます。時間が経てば、得るばかりではなく今度は自分が情報を発信しようと思う方も出てきます。せっかく、自分は元気になったのだから、これ、知ってもらおう・・ってな思いから。いざ、書いてみると、大人気ブログは、病状の悪い方が圧倒的に多い中、逆に、申し訳ないような気がしてしまう。元気な癌患者をアピールすることに罪悪感すら生まれてしまう人もいます。でもでも、以前も書きましたけど、若葉マークを付けている癌患者さん方はそんなアナタを探しているんです。これ、覚えておいてくださいね。で、今回の質問メールには、こっそり、腹膜播種の術後6年の方のブログをお教えしました。恥ずかしいから内緒にって彼女からは言われているので、公表はしませんけどね。卵巣にも転移がありましたし、進行した大腸がんでしたけど今は、普通の人です。彼女も、自分ができることって思って、設立したようです。でも、今はもう癌は卒業してしまったので、ごくごく普通の生活を送っています。今も私と彼女はおともだちです相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2020年05月21日
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つい先日のこと、術後1か月くらい経つ患者さんから、酷い下痢 が続いているとのメールが届きました。トイレに籠る時間ばかりが増えて、大変な状況だと。腸の切除を行うと、下痢に悩まされる方、多いです。もちろん、切除した個所や量にもよって差はありますけどね。で、思い出したのが2016年に書いた「トイレノイローゼからの脱却」のS状結腸癌の患者さんの症例。https://plaza.rakuten.co.jp/sukirususupport/diary/201604180000/彼の下痢も酷かったんですよ。夜も眠れない、気がおかしくなりそうだとメールが届いたのが術後1か月を過ぎた頃でした。トイレに1日40回くらい行く生活がずっと続いていて、相当、参ってましたっけ。それが術後3か月経った頃は、すっかり落ち着いて、普通に社会復帰しましたねぇ。ただ、簡単に言えば腸そのものの長さが短くなってしまうので、便が固まる時間がない・・・なので、以前のような形で出ることは実際には難しいです。個人差はあるものの、術後の下痢は時間をかけて治まっていくものです。とは言え、下痢が続けば心配なのが脱水症状です。飲めばまたトイレ・・・の不安から水分も食事も減らす傾向がありますが、これ、すごく危険な行為ですから。人間の体はほとんど水で出来ていると言っても過言じゃないです。端的に申せば、水がなければ、全ての臓器に異常が起きてしまいます。先日、テレビで JIN の再放送がやってましたけど、そこで描かれていましたよね。コレラ菌が流行して、多くの人が亡くなりましたが、これは、下痢や嘔吐で体から水分がどんどん抜けていって死に至る病気であると。脱水症状って本当に怖い症状なんです。下痢止めを上手く使いつつ、水分摂取は怠らないようにせねばなのです。今はまだお辛い状態だと思いますが、腹膜に癌があっても年単位でお元気な患者さんは、すべからく、大きな山を乗り越えた方ですから。ちなみに。。。このGW中に、知り合いが突然、高熱を出しまして・・今の時期ですから、えっってなりましたけど、酷い腹痛と下痢が伴い・・食あたりだったってことがありました。こんなオチもありますから、これからの時期、食あたりにもご注意です相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2020年05月16日
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米村先生の拠点病院である滋賀と静岡の病院での外来の報告が、それぞれ届きましたけど、どちらも、すっごい厳戒体制での受診だった模様です。病院の玄関を入ったところから、すごいことになっていたと。。。地元の病院でフォローを受けている患者さんからも話をお聞きしますけど、私の感覚でしかありませんけど、感染者数が少ない県ほど、すっごい厳戒体制ですね。「コロナ、絶対に持って来てくれるな」って感じがします。そんな空気の中で、もし感染したら、その方、村八分になるんじゃないだろうか・・・心無い攻撃を受けるんじゃないだろうか・・・それって、その人にとっては、コロナウィルスに感染するより辛くて苦しくて、大変なことなんじゃないだろうか・・実際、私に届いたメールの中には、こんな話が書かれていました。厳戒体制の空気の中、発熱していた患者さんがいたそうです。もともと病院は病人が集まる場所なのだから、発熱している人がいても、珍しいことじゃないし、以前なら、何の問題にもならなかったのに、発熱・・・というだけで、蜘蛛の子を散らすようにさっと人が動いていったと。今はこんなご時世なんですねぇ。。。その方が癌患者さんだったのか否かはわかりませんけど、癌患者さんの場合、発熱なんて日常茶飯事です。抗癌剤の副作用もあるし、尿管ステントとか腎ろうの方なんて、感染症のリスクが高いので、すぐばい菌が入って、発熱って普通だし、ポートを埋め込んでいたら、そこからもばい菌は入りやすくこれまた発熱って珍しい話じゃないです。病状が進んでの、腫瘍熱っていうのもあるし・・・とにかく、癌患者さんにとっての発熱って、ありとあらゆる可能性があって、珍しくもなんともないのだけれど、今は一番に疑われるのがコロナ。きっと、患者さんご本人も発熱したら、もしやコロナ?って怖くなってしまうと思いますが、発熱の原因は沢山あります。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2020年05月12日
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このところ、どこを見てもどこを向いても、コロナの話題ばかりですね。癌治療がここの本題なのですけども、今は、やはりコロナの話題は避けられず・・・しばらくはコロナの影響の話も含めてのぉ、 「スキルス胃癌サポートブログ」になりそうですが、お付き合い下さいませ。ついこの間、米村先生が 僕らはプロやから、 コロナに感染するわけにはいかんのですと、恰好イイ台詞を言うておられましたが、私からすれば、 あのねぇ・・・ アタシは2月の下旬には 言うてましたよね、くどくどと・・・ この感染症の怖さとか、 危機感とか・・・と言いたいところでしたが、そこはそれ、ぐっと堪え・・・・・はせず、まんま言いましたそして、命に関わる患者さんが沢山いるのですから、くれぐれも注意して下さいと、改めて申しました。怖いのは、感染していても気づかないことで、慶応大病院や、神戸市民病院ではランダムに検査したら、発熱外来以外の患者の3~6%がコロナウィルス陽性だったとの報告が。骨折で運ばれてきた患者さんが、実はコロナウィルスに感染していたとか交通事故で運ばれてきた患者さんがコロナウィルスに感染していたとか、こんな実話が幾つも出てくると、人を見たらコロナと思え!みたいな構えが必要になってしまいます。なので、手術前にはすべての患者さんに胸部CTを撮っています。肺炎の症状しか確認できませんけど、ガラス影と呼ばれる、特殊な影ができると言われていますから、判断材料の一つとして。今は、患者さん側も、医療従事者側も防衛策をとりながらの癌治療です。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2020年05月09日
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更新がつい滞りがちですみません。このところ、何度にもわけて書くことが多く、何日もかかってしまって・・・時間が経つと、書き直さねばならない個所もでてきてしまい、更に、時間を要してしまう・・・そんな感じです。おいそれと病院に行けないってこともあってか、交流のある患者さんや、そのご家族からはいつも通りにメールは届いていて、ちゃんと、活動はやってますよしかし。。。予想していたとは言え、やっぱり緊急事態宣言の期間が延長となりましたね。そうですよね、5月6日で終わる要素なんてありませんもんね。私も2月から自粛生活をしています。生活用品の買い物くらいで、どっこも行ってません。まだ続くのか・・・って思うと気が滅入いりますが、今、まさに戦っている医療現場の方々を思えば、そんなこと言っていられません。まさに戦場ですもんね、感染症の医療現場は。数日前、テレビで虎ノ門病院で癌治療をしている医師がコメントしていました。 「癌治療は延期できる人は延期して・・・」・・と。更に、昨日もNHKで癌治療にあたる医師が、癌治療による免疫力の低下を心配しての治療の中断は、自己判断をせず医師と相談してと言ってました。どちらもコロナウィルスに感染することを考慮しての言葉です。これは米村先生も同様のことを言ってました。ですが、米村先生のもとに通ってくる患者さんは、癌患者さんの中でも、ほぼほぼ皆さんがステージ4です。ステージ4の癌治療に、どこまで余裕があるのか、実のところ、わかららないんです。治療を休んでも大丈夫なんてデータ、存在していませんからね。だから、「自己判断はせず医師と相談して」って言っていた医師だって、実のところ、相談されたところで明確な答えはないはずです。抗癌剤治療には、骨髄抑制という機能が備わっているものが多いです。癌は血液中の糖分を栄養にしていますから、その栄養を減らせば、癌はやせ衰えていく。。いわば、兵糧攻め 的な機能です。骨髄抑制 が入れば、血液の成分全てが、減少傾向になり、免疫の要である白血球まで減少してしまいます。ばい菌や、ウィルスやらの外敵がたっくさんいるのに、これらと戦うこちらの武器はあれ、たったこれだけってなってしまうんです。癌治療にあたる医師達はこれを心配しているんです。心配だから、治療はお休みにしましょ・・・ってなればなったで、これまた癌患者さんにとってはリスクなので、この兼ね合いがすごく難しい。今は癌治療に当たっている医師はすべからく、皆さん、悩んでいると思います。患者さんご本人も、今ほど、治療の選択が難しい時期もないと思います。ちなみに。。。現時点での米村先生の治療体制ですが、 何も変わってませんよ 外来も、キャンセルもあるけど、 ごく僅かです 殆どの患者さんがこんな時期やのに 遠くから来てますわ それだけ、コロナより癌の方怖いんやろなぁ って言うておられました。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2020年05月04日
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