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タンクのデカールで撃沈を食らって傷心のまま悶々とした日々を過ごしたが、心の傷も癒えたので再度挑戦してみることにした。懲りもせずエーワンのHPで湾曲部分にも貼れそうな透明シートを探すと、曲面にも綺麗に貼れると謳った「のびるラベル」なるものが見つかった。但し、インクジェットプリンタ用だが、染料インク用か顔料インク用かよく分からない。また、やっちまうかも知れないが、ここは勢いでamazonにて882円で買ってみた。届いたラベルを開けてみると、プリンタドライバ設定表に赤字で「この商品は顔料インクに対応しておりません」と書かれていた。手持ちのエプソンPX5002は顔料インク用なので使えない事になる。次男の手元には染料プリンタがあるが、遠くでダメだ。写真屋が持っているかもと思いデータとラベル用紙を持参して尋ねてみたら、業務用はないが奥さん用のが染料との事。しかし、「染料インクで出力したら、太陽光に当たると色抜けしてしまうのでは?特に赤は色抜けが早いのでは?」と従業員共々アドバイスをいただいた。そりゃそうだわな。染料インクの色抜けの早さには今までのプリンタで経験済みである事を忘れていた。用紙の端に小さなデータを置いて少し印刷して様子をみたらどうだろうとの案も出たが、失敗したら丁度XTのタンクを塗るので、一緒にペイントしようと言う事で落ち着いた。写真屋から帰って用紙を眺めながら考えてみた。この用紙は前回のようなツルツルの透明フィルムではなく、表面が少しざらつくような柔らかな透明シートなので、顔料では全く印刷できないようなものでも無さそうである。しかも、3枚1組なので、1枚は試し刷りができるのだ。ダメもとでプリントしてみる事にした。印刷モードはスーパーファイン用紙に設定して祈る気持ちで印刷ボタンを押す。出力されたシートには赤いデカールが綺麗に印刷されていた。顔料なので発色が少し落ちているようだが、問題無いレベルである。このシートは顔料インクでも大丈夫のようである。早速、カッターで切り抜いて、タンクに貼ってみる。弾力のある柔らかいシートなので、今度はタンクの膨らみにも十分対応でき、デカールにシワはできない。ついでに、サイドカバーとヒートガードにもデカールを貼ってみた。エーワンの「のびるラベル」プリンタから排出されたデカールタンク右側に貼ったデカールタンク左側とサイドカバー、ヒートガードに貼ったデカール
2018.09.29
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タンクの塗装が終わったので、デカールの作製に移る。タンクの塗装を剥ぐ前に左右共写真撮影しておいたので、その画像を参考に作製しようと思っていたのだが、ネットを徘徊しているとデカールを平面的に写したものがアップされていたので有り難く拝借した。純正デカールかどうかは不明であるが、縮尺は合っているように見える。早速PCに取り込んで、Adobe InDesignを使ってトレース、色を載せてそのままコピー用紙で出力。鋏で大まかに切り取ってタンクに貼ってみると、長さが足りずへんてこりんだ。ならばと、今度は縦横比を保ったままA3横一杯に拡大して、モノクロでコピー用紙に出力してタンクに貼ってみたら良い感じになった。よし。これで行こう。ステッカー用紙はA4しか売っていないので、デカールを半分カットして片側分をA4に詰め込んで出力する事にした。デカール用紙はエーワンの手作りステッカー28873Gを使用する事にして、ネットで探したら通常は3組入りで千円を超えるがamazon限定品で2枚組で842円で販売されていた。左右で2枚あれば足りるので速攻で注文。届いたステッカー用紙はフィルム状の用紙にインクジェットプリンタで印刷し、更に印刷面の上から透明シールを貼るので、印刷面に傷が付かない仕様となっている。プリンタインクは染料、顔料どちらでも使用出来るのが有り難い。左右のデカールを出力して、保護フィルムを貼ってカッターで切り出すのだが、透明フィルムに印刷されているので、切り出す時にミミを少し付けても大丈夫だ。いよいよタンクに貼って行くのだが、TYのタンクは美しく盛り上がっているので前側から慎重に貼ったつもりだったが、どうやってもシワが出来てしまう。材質がポリエステルなので、全く延び縮みをしないのだ。シワになっている所をカッターで切ってみるも汚くなるだけだ。これには参った。撃沈である。弾力のあるステッカー素材にしないとTYのタンクには貼ることが出来ない事が分かった。寸足らずだったデカールA3に拡大したデカールデータモノクロで出力したデカールエーワンのステッカー用紙印刷面の上から保護シートを貼る完成した左右のデカールミミを少し残して切り抜いたデカールタンクの膨らみに対応出来ずシワになったデカール
2018.09.25
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タンクにサフを吹いたので、いよいよ塗装に掛かりたいのだが、秋雨前線が停滞し、来る日も来る日も梅雨のように雨が降って延び延びになっていた。久し振りに太陽が顔を出したので、塗装に掛かる。タンクのついでに、前後フェンダー、サイドカバー、ヒートガード、ライトケースを用意する。ライトは欠品だったので、汎用の小振りなライトでも取り付けようかと思っていたのだが、色々と探してみるも今風のライトではどうにも恰好が悪い事が分かったので、純正品を探した。しかし、TY用のライトはヤフオクにもなかなか出ないので、代用品として良く似たGT50用のライトでも落札しようと思っていた矢先、TY125用が5000円で出品された。程度も良かったので、少し高いが落札していたのだ。ケースの中と外に少しの錆があったので、不織布ディスクで磨いておいた。リアフェンダーは用も無い穴が6箇所も開けられていたで、パテ埋めを終えていた。フロントフェンダーはスタビライザーを兼ねた取り付け金具がリベット留めされていたので、ドリルで破壊して外し、全体にサンドペーパーを掛けて均しておいた。サイドカバーはイエローの塗料が剥げて汚かったので、全て剥離してサンドペーパーを掛けておいた。前後フェンダーとサイドカバーはPP製なので、塗料が乗りにくい。そこで、以前買って置いた残りのPP用下地剤「ミッチャクロン」を予め吹いて置く。ミッチャクロンは透明でクリヤーのように見えるが、PPなどに吹く事により、塗料との密着性を高める事ができると謳っている。何回か使用したが、効果はあるように思える。塗料はamazonで関西ペイントPG80のホワイト1kgセットを2369円で買った。PG80はウレタン塗料なので、塗膜が硬く耐油性もある。硬化剤、専用シンナー、計量カップ、濾紙、マスキングテープ、撹拌棒が入ったセットなので手軽でお買い得である。ミッチャクロンが乾燥したところで、エアーガンを使ってホワイトを吹く。塗装は苦手なので、プロのようなテカリがなかなか出せないが、ホワイトなので何とか誤魔化せるだろう。ここまでくれば一安心だ。パテ埋めしたリアフェンダースタビライザーを取り外したフロントフェンダー塗装剥離前のサイドカバークリヤーに似たミッチャクロンタンクとライトケースリアフェンダーフロントフェンダーとサイドカバーヒートガード2セット
2018.09.17
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タンクのサビ取りが終わったので、いよいよ塗装だ。明日はやろう。今日はやろう。今やろう。と思いながら暑いのでダラダラと日にちだけが過ぎて行く。今日という日は二度と来ない。時は金なり。人生は短いと言う事は分かっているのだが、この暑い中、エアーホースをを引っ張って、プラサフを調合して、エアーガンの準備をして、タンクの養生をして、サフを吹いて乾くまで待って、段差があったら再び磨いて、サフ吹いて乾くまで待って、磨いて、サフ吹いて乾くまで待って、エアーガンの洗浄をして、片付けをする行程を考えただけで大儀になる。面倒くさい。実に面倒くさい。それよりも、冷房が効いた部屋でYouTubeのYAMAHA発動機を修理する動画を見た方が楽に決まっている。それにビールでもあれば最高だ。しかし、昼間から酒を飲むわけにもいかず、やらねばならぬ事はやっておかねば、段々と忙しくなってしまうので、午後から意を決してプラサフをを吹いてみた。3回目のサフ吹きで、パテ盛りの境目も殆ど分からなくなったので、早々に終わりにして夕げの座に着く。今日は冷凍庫で凍る寸前まで冷やしたプレミアムモルツに枝豆、ベカ(べい烏賊)の煮付けそれにブタバラ肉の燻製が待っているのだ。サフ仕上げ右側サフ仕上げ右側サフ仕上げ裏側
2018.09.06
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四国のUFOライン(瓶ヶ森林道)でガードパイプにスライドドアをぶつけてしまった工作車。「どうしたものか」と思案していたが、20年越のクルマなので、新品同様の修復クオリティーはいらないし、金も掛けたくない。丁度スタッド溶接機がある事だし、修理してみる事にした。素人修理なので、目立つ傷が消えて、それなりに見えれば良いのである。スライドドアなので、外して作業を行った方がやりやすいのではないかと思い、内張りの外し方を研究してみたら、ドアの中にロック機構があり、更にフレームがある事が分かった。内張りを外して、内側から叩き出す事が出来ないのだ。特にドアの下部付近は袋状になっているため、工具も入らない。これは素人では無理と判断して、ドアは付けたまま、外側から修理する事にした。3本の傷を詳細に調べてみると、一番上は凹みが均一なので、引き出しは出来そうである。真ん中は一番軽く、パテ埋めは僅かで済みそうだ。一番厄介なのは一番下の傷だ。傷と言うより鉄板を抉っているようにかなり深い凹みである。取り敢えず傷の部分の塗装をグラインダーに取り付けたワイヤカップで地金が出るまで削り取る。次にウェーブワッシャを凹みに合わせて溶接するのだが、ガイドがドアの地肌に当たるようにして引き金を引くと僅か1秒で溶接できる。ハンダだとこうは行かない。スタッド溶接機の威力である。ウェーブワッシャの凹み部分を全て溶接できたら、熊手の様な形をした専用クランプの爪をウェーブワッシャの凸部分に引っ掛けてスライドハンマーで引っ張り出すのだ。一番上の傷はあっさり出たが、一番下は一筋縄では行かない。傷の真ん中と上下3箇所にウェーブワッシャを溶接して引き出すのだが、ガードパイプで強力に押されている小さな深い傷なので、なかなか出て来ない。スライドハンマーにあまり力を入れすぎるとドアが変形しそうなので、両足の裏で抑えながら引っ張る。格闘の末、何とか凹みを戻したが、凹み部分の鉄板が延びてしまったために、ドアの膨らみ加減に歪みが出てしまった。プラハンでドアを叩くとベコリと凹むし、ウェーブワッシャを溶接して引っ張るとベコリと凸て膨らむ。折角直しても、ドアを押さえただけで、凹んでしまっては元も子もない。この状態を根本的に直すには、ドアに切れ目を入れて歪みを解消するしかないように思えたが、これをやるには大手術が必要だ。こんな薄い鉄板を溶接する技術は持ち合わせていないので、不本意ながら得意の誤魔化し修理を行う事にした。ドアを凹ませた状態でなるべく元の状態に近づくように凹み大きい部分を引き出し、パテで埋めて整形。これならドアの開閉の衝撃や少々叩いた位では膨らまないだろう。後は傷の部分にパテ埋めを行う。パテが乾いたら、サンドペーパーを取り付けたサイクロンサンダーで均して行く。またパテを盛って均すの繰り返しだ。指の腹でなぞって段差を感じなくなるまで、只管磨く。地味で一番時間の掛かる作業だ。お蔭で写真も撮っていない。パテでの補修が終わったら、マスキングを行い、いよいよ塗装である。塗料はホルツのM64マツダ車用ハイライトシルバーM/カラー№18G1本1,376円を使用。クリアーはTYのタンクを塗った時に一緒に吹く予定である。中央の凹みラインの付近が少し凹んでいるが、これ以上は無理なようなので一応修理完了とする。素人修理なので、塗装のムラやパテの甘さなどはあるが、3本のライン傷は分からなくなったので、良しとしよう。スタッド溶接機でウェーブワッシャを溶接する溶接が終わったウェーブワッシャウェーブワッシャに引っ掛ける専用クランプウェーブワッシャに取り付けた専用クランプダブルで溶接したウェーブワッシャ凹みを引き出した傷部分パテ盛り作業時間を短縮させてくれたサイクロンサンダーホルツのマツダ車用缶スプレーBeforeAfter
2018.09.01
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