全28件 (28件中 1-28件目)
1

左から、バスバリトンの志村文彦さん、バリトンの野村光洋さん、バリトンの土屋繁孝さん、テノールの渡辺大さんPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artists.オペラアカデミー・in スタディオ・アマデウス『前期公演』Il Barbiere di Siviglia / G.Rossini《セヴィリアの理髪師》/ ロッシーニ (※コンサート形式)監修・指導:高橋 大海 伊原 直子 高橋 啓三 森島 英子 粟国 淳場所:東京都世田谷区弦巻4-7-7 スタディオ・アマデウス内指揮:森島 英子ピアノ:高瀬 さおり 高橋 健介 2016年3月31日 18時開演アルマヴィーヴァ伯爵:渡辺 大バルトロ:志村 文彦(助演)ロジーナ:吉田 貞美 金子 紗弓フィガロ:野村 光洋バジリオ:片山 将司フィオレッロ、アンブロージョ、士官 Un ufficiale :土屋 繁孝ベルタ:別府 美沙子 茂木 美樹 栗林 瑛利子***桜新町のスタジオ ・アマデウスで行われた研修生によるコンサート形式のセヴィリアの理髪師何がすごいって客席がすごすぎる!佐藤しのぶさんはじめ伊原 直子さんや高橋 啓三さん。重鎮がずらり!これは緊張しますよね!そんな中、タイトルロールのみっつーこと野村光洋さんはじめ歌手は全員素晴らしかったです。先日夕鶴の「よひょう」を演じたばかりの渡辺大さんがコンテ・アルマヴィーヴァとは!難役を見事に歌いました。バジリオの片山さん。いい声のバスです。ビロードのように柔らかい。野村光洋さんはまさにフィガロで演技のコンビネーションがバルトロの志村さんとピッタリ演技も歌唱も素晴らしかったです。志村さんは特別出演ですが一人だけ特大の声で 演技も抱腹絶倒で目が離せませんでした。野村さんが「オペラ《バルトロ博士》」とブログに書いてらっしゃいましたが、まさにそれ!本当にすばらしい!ロジーナの吉田貞美さんが素晴らしかったです。太く重い声のメゾで日本人にあまりいないタイプ。まるでダニエラ・バルチェッローナのような声でした。逸材です。ベルタで3番目に登場し、ベルタのアリアを歌った別府美沙子さんも素晴らしかったです。表現力が素晴らしい。演技も堂に入ったもので舞台慣れしている印象。フィオレッロの土屋繁孝さんがいい声でしかもイケメンでした。アンブロージョ、隊長を務め大忙し。前半のロジーナの金子さんも美声で高い声のメゾ、愛らしい気丈な演技、魅力的なロジーナでした。ベルタ役で2番目に登場した茂木 美樹さん、パワーあふれる美しい声でした。ベルタ役で1番目に登場した栗林 瑛利子さんもすてきな声で演技がうまくとてもアイドルのように可愛い方でした。すでに人気があるようで、今後のご活躍が期待できそうです。***フィオレッロ楽隊はつまり合唱はソリスト全員が歌う。昨日のソリストたちが加わっている。Ecco, ridente in cieloコンテのカヴァティーナ。美声です!いよいよフィガロの登場。Largo al factotum ロッシーニのアリアって技巧がすごく難しい上に長いし、演技も要求される。しかし名アリアだ!野村さんすばらしい!そういえば野村さんの「フィガロの結婚」のコンテ・アルマヴィーヴァを数年前に渋谷で聴かせて頂いた。あの時も美声で基本に忠実ですばらしかったが、最近どんどんパワーを増してきていて、まさにこの「セヴィリアの理髪師」のフィガロははまり役である。フィガロは重みのあるバリトンが歌うことが多いが、彼の声も重みを増してきているのだろうか。演技力が抜群だがコメディは誰がやってもうまくできるものではない、彼には喜劇役者の天賦の才能がある。研修公演だから歌手はほぼ歌うことを一番にやっていたが、彼は歌と演技が一体のものであるということをわかっている。面白くなくてはフィガロではないからだ。コンテはそれがフィガロだと気づくバルトロとロジーナ志村さんは椅子に座っていないときはすべての瞬間で100%演技していた。もはやこれはコンサート形式ではなく完全に衣装とセットがないだけでオペラそのものであった!もう目が離せない!ロジーナは手紙を落とす。Leggi.読んでくれ手紙を読むフィガロ。バルトロは出かけるフィガロのすすめで、コンテはロジーナに歌いかけるSe il mio nome saper voi bramate,美声!これはロッシーニがオペラと言うより恋歌を意図して書いているようだ。ロジーナが返歌する。しかし、あっと叫び歌がやむ。コンテは盛り上がり、今日中に家に入りたいという。二人は今後の策略を話し合う。金の歌All'idea di quel metalloSi,si,絶品!聴きながら思い出してしまう。私が初めて野村さんを聴いた代官山のガラコンで彼はこのデュエットを歌った。フィガロはコンテに知恵を授けるche si fa?それで?Ubriaco? ... Ma perché?なぜ?なぜって…酔っ払いには気を許すからですよ。Che invenzione prelibata! Bravo, bravo, in verità! Si,si,フィガロはコンテに自分の店の場所を説明するフィガロの早口!Ah, che d'amore la fiamma io sento今度はコンテ超難しいアジリタを高速で歌うシーン。e di me stesso maggior mi fa. 家の中ロジーナUna voce poco fa Sì, Lindoro mio saràすばらしい!フィガロが家に来るロジーナとの会話ロジーナの後見人、バルトロが来る。アンブロージオは土屋さん、ベルタは栗林さん。アンブロージオはあくびばかり。ベルタはくしゃみばかり。バルトロil diavol何回diavolと言ったことでしょう!バジーリオの登場La calunnia è un venticelloすばらしい!!片山さんの声はビロードのようなバスで包み込まれるような柔らかさがある。今回、バジーリオは初役とのことです。おめでとうございます!フィガロはロジーナにいとこのリンドーロが恋焦がれていると告げる実はもう書いてあるのフィガロは手紙を受け取るバルトロが手紙の便箋が一枚なくなった件でロジーナを問い詰めるがロジーナは切り抜けるVi consiglio, mia carinaバルトロの早口、見事!!酔っ払った軍人に化けたコンテがやってくる。バルトロの名前を間違いまくる今回の字幕は森島先生とのこと。簡潔な「超訳」ですごく伝わりやすい。将校が来るコンテは伯爵家の紋章を見せる将校は最敬礼!大混乱の中すばらしい重唱で第一幕了。この時点で開始から1時間40分経過していた。休憩後第二幕バルトロの怒りから始まるがまたやってくる。今度は音楽教師を名乗るものPace e gioia sia con voi.バルトロとのかけ合いが面白すぎる!ロジーナの歌Contro un cor che accende amore これがとんでもなくすばらしかった!バルトロが目を覚ますとコンテはごまかそうとして歌う。バルトロが歌うQuando mi sei vicinaフィガロがバルトロのひげを剃りに来るフィガロはその隙に鍵を奪うこのへんの(?)バルトロの演技~女性の声色を出すような部分があまりにも面白すぎてついに笑いをこらえきれなくなってしまう一同笑いをこらえるのに必死の若手歌手陣が実に微笑ましい。バジーリオが来る皆でバジーリオを病気に仕立て上げようとするフィガロがバジーリオの手をとって震えが…!2人で震えだす。もう爆笑です。Buona sera, mio signoreバジーリオが出て行く今夜迎えに来ると話すリンドーロバルトロにばれるそして…ベルタのアリアIl vecchiotto cerca moglieこれがまたすばらしかった!バルトロはロジーナにコンテにだまされていると告げるロジーナは怒るバルトロと結婚する気になるScoppia un temporaleピアノ2台で(スタインウェイ)、雨が降り出してから風が強くなりやがて暴風雨に。そして雨が小止みになるという一連を演奏します。すばらしい!コンテとフィガロがはしごをかけてやってくるしかしロジーナは怒っている。コンテはロジーナがリンドーロを真剣に愛していたと聞き、喜ぶ。コンテは自分がリンドーロではなく伯爵だと告げる。二人の歌唱がすばらしい!コンテの渡辺さんが高く美しいテノール声で、ロジーナの吉田さんが重くパンチのある声でなのでコントラストがあってすばらしい!至福であります。しかしいつまでも二人で歌っているのでフィガロは気が気でないここも爆笑presto andiamo via di quaしかしはしごがない!ドン・バジーリオに指輪を渡し買収する。警官隊が来るしかしコンテは本名を名乗るIl Conte d'Almaviva io sono.フィガロが歌いだす。Di sì felice innestoAmore e fede eterna si vegga in voi regnar.大団円。おつかれさまでした!
2016年03月31日

ライフサイクルコンサート オペラの楽しみ〜林美智子の90分の「コジ」! 2016年3月27日第一生命ホール フィオルディリージ 澤畑恵美(S)、ドラベッラ 林美智子(M-s)、フェランド 望月哲也(T) グリエルモ 黒田博(Br) ドン・アルフォンソ 池田直樹(Bs‐Br) デスピーナ 鵜木絵里 河原忠之(Pf) モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より &&&私自身は聴くのは2回目だがもうもっと再演を重ねている作品。(前回のブルーローズ)びわ湖で望月哲也さんのコジの全幕も4年前に聴いている。タイムスリップしたかのような感覚。この日のために過去の記事を読み返したり。今日のコジはさらにパワーアップした全員のパフォーマンスを見ることができた。特に瞠目だったのは鵜木さん。コメディエンヌとしての才能を余すところなく発揮、歌唱も素晴らしい!このリアリティのない話は徹底的に喜劇にするしかない。皆さんすごくはじけてました。望月哲也さんのフェッランド やはり至宝としか言いようがない!声が高い!宝石のような声。ひときわ耳に残る高く美しい声で会場を魅了した。アジリタの速さと軽やかさといったら!そこにミヒャエル・シャーデがいるようだった。今回もちろんシャーデのフェッランドで予習した。黒田博さんもスゴイくらいの二枚目なのにコメディに徹していた。澤畑さんのフィオリディルージ 圧倒的ディーヴァ。演出と日本語台本&ドラベッラの林美智子さん 大忙し ご苦労様でした!狂言回しのアルフォンソ池田直樹さん、ユーモラスで盤石。ピアノの河原さん 素晴らしい演奏に加え、演技にも参加。全員が楽しんでいるのが伝わってくる舞台だった。お疲れ様でした。***ステージに置かれた椅子と顔写真と役名。河原氏は「影の実力者」序曲序曲のあいだに登場人物が現れ人間模様を説明するLa mia Dorabella Capace non è: この高音を聴くために4年間生きてきた気がするまた彼のフェルランドを聴けるなんて!類まれなるモーツァルト・テノール、4年経っても美しい高音はそのまま。声が高いです!E' la fede delle femmine La fenice è Dorabella!美しい軽やかな軽快な三重唱!三人はステージの端に腰掛けるUna bella serenata すばらしい~E che brindisi replicati Far vogliamo al Dio d'amor!いよいよ女性の登場ドラベッラは黒いおしゃれなブラウスにパンツ姿。虫の羽のようなユニークなカワイらしいデザインシャツ。高そうだ!一方のフィオルデリージは正統派のドレス。Ah, guarda, sorella, 美しい~彼女たちは恋人の顔写真の入ったハートのスケルトンのネックレスを下げている。これ、私もほしい~婚約者の訪問を待つ彼女たち、しかし現れたのはアルフォンソだった。しかし恋人たちは軍役につくことになった。Sento, oddio, che questo piede Il mio labbro palpitanteフェッランドとグリエルモは客席から現れる。Il destin così defrauda Le speranze de' mortali. すばらしすぎる~フェッランドのアジリタもすごいAl fato dan legge Quegli occhi vezzosi: Io spero tornar.tornarが美しすぎて…Abbracciami, idol mio.Addio.もう絶品です四重唱から五重唱へグリエルモの後ろ髪を引かれるギャグがおもしろすぎる。男たちが張り合うようにいつまでも別れを惜しんでいる。(笑)ここで河原さんも参加!時間が経ったという説明(笑)彼らを乗せた船が出港した…という設定Soave sia il vento, そしてデスピーナの登場。すばらしい歌唱!演技もめちゃうま!Alla bella Despinetta 変装…といってもサングラスだけ。あとは上着を脱いだことでもデスピーナもだまされたので安心する一同見知らぬ男たちがいるのでびっくりする姉妹男たちは変なダンスでノリノリのラテン系外国人キャラで姉妹に迫る。グリエルモは腰クネクネ、フェッランドはペンギン・ダンス。(会場大受け)お姉さまどうする?と興味津々の妹。しかし姉のフィオルは怒って出て行く。ドラベッラ追う。デスピーナも呼ばれて出て行く。ドン・アルフォンソ:E voi ridete?女たちが憤然として去った後、男たちはおかしくて笑い死にしそう。賭けに勝った!と思っているのだ。まだ時間はある!とアルフォンソ。姉妹が嘆いているAh, che tutta in un momento そこに絶望して毒壜を手にした男たちが実はウコン!ごくごく飲み干して砒素を飲んだ…設定の男たち倒れる狼狽する女性たち黒田氏の身体の柔らかさに仰天。180度開脚して倒れたり。身体よほど鍛えてますね。柔軟は大事ですね!フェッランドもごろーんとベスト姿で転がりまくっているフェッランドのコロラトゥーラデスピーナはグリエルモの額に手を当てフェッランドの足をつまむ。まだ生きてるわ!いったん退場する。デスピーナが外国の医者に化けて現れ、二人に電気ショックを施す。ビリビリビリ…Dove son? 俺は生きてるのか?二人は起き上がり、女性たちに迫りまくるNo, tu sei l'alma mia Dea! フェッランドがフィオルに迫って、フィオルが悲鳴を上げるように高い声でコロラトゥーラを歌っている間に(さすがの演出です)ピアノがお留守になっている河原氏が前まで出てきて見ている!(客爆笑)はいはい戻って戻って!Dammi un bacio, o mio tesoro; キスを迫る二人についにきれる女性陣。ここのフェッランドのコロラトゥーラでわざわざ望月氏がステージ最前面に出てきて歌うので超ウケル気持ち良さそうだ~この速さといい尋常じゃない!すばらしい!第1幕了休憩第2幕Prenderò quel brunettino, 姉妹はお目当ての男について歌ういよいよ!Secondate, aurette amiche, フェッランドがかみてから現れる。ワイシャツの左の袖にT.M.の縫い取り。Secondate i miei desiri, E portate i miei sospiri Alla Dea di questo cor.びわ湖のシーンを思い出しちゃうな。ここがまた絶品!La mano a me date,Movetevi un po'.4人はいよいよとなると気後れし黙りこくっているデスピーナとアルフォンソが手助けする4人。フェッランドとフィオルは出て行くドラベッラとグリエルモ。グリエルモはドラベッラにサングラスをかけてそのすきにペンダントを奪い、自分の首飾りをかける。L'accettate?L'accetto.Il core vi dono, Bell'idolo mio; もともと発展家のドラベッラはグリエルモのプレゼントを身につけるそして「フェッランドの椅子」を蹴飛ばす(客笑Se teco non l'hai, Perché batte qui?黒田氏に口説かれたら誰でもOKしちゃいそう。お互いの胸を押さえあうグリエルモとドラベッラ。Che nuovi diletti, Che dolce penar!二人はついにキス!今度はフィオールとフェッランド。フィオルを追いかけてくるフェッランド。Barbara! Perché fuggi?つれないフィオール。ここから大幅に場面が飛び…フィオルディリージは折れそうな心に軍服を持ってきて!とデスピーナに命令するN. 29 - DuettoFra gli amplessi in pochi istanti Giungerò del fido sposo, そこにフェッランドEd intanto di dolore Meschinello io mi morrò.待ってました~~~すばらしい!ここで最も最高に声を出しました。Con quel ferro di tua mano Questo cor tu ferirai, E se forza oddio non hai Io la man ti reggerò. Ah, che omai la mia/sua costanza A quei sguardi, a quel che dice, Incomincia a vacillar!Il tuo cor, o la mia morte.Cedi, cara!フェッランドは情熱的にフィオルに近づく。そして抱き締める。Volgi a me pietoso il ciglio: In me sol trovar tu puoi Sposo, amante, e più se vuoi. Sposo, amante, e più se vuoi. Idol mio, più non tardar.フィオルがついに落ちると客席内で悲鳴を上げるグリエルモに客笑E un conforto a tante peneDi diletto sospirar!出て行く二人。絶望したグリエルモにフェッランド、そりゃ僕のほうがいい男だからさ!これは前段でグリエルモがドラベッラを落としたときに「俺のほうがいい男だからさ」という台詞の仕返しなのだがその部分が省かれているので唐突な感じだが、客席に訊くような形で、客席が反応。(笑・拍手)女たちを罰するには結婚しかない!アルフォンソ:Tutti accusan le donneリピートアフターミー、女はみんなこうしたもの!Ripetetel con me: «Così fan tutte!»デスピーナ:Fate presto, o cari amici, 結婚式の準備E nel tuo, nel mio bicchiero Si sommerga ogni pensiero. 立って歌うフェッランドと姉妹ここも絶品でした納得いかないグリエルモは一人。よぼよぼの公証人が現れ結婚証明書にサインをする彼らデスピーナはまるで加藤茶です!彼女がどんどん進み出てくるので椅子を押し戻すのに大変な4人。しかしここで軍隊の帰還の音楽が!凍りつく4人婚約者が帰って来たぞ!女たちは男たちを追い出す。背広を着たグリエルモとフェッランドが戻ってくるRitorniamo, di gioia esultanti, 椅子の背に貼ってある結婚証明書を見つけて憤る男たちは種明かしに入るIl cavaliere Dell'Albania!アルバニアの騎士ですぞ!とフェッランド首飾りをドラベッラに返すグリエルモ。電気ショックのまねも再現。許しあって大団円Fortunato l'uom che prendeE del mondo in mezzo ai turbini Bella calma proverà.お疲れさまでした~~次回は全幕カットなし、アリアありでお願いします!!
2016年03月27日
歌劇者主催W.A.モーツァルト作曲歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲2016年5月28日(土)16:30開演(16:00開場)会場:くにたち市民芸術小ホール料金:5,000円※チケットぴあでのお取り扱いは3月28日(月)13:00からです。演出:菊池 裕美子出演:ドン・ジョヴァンニ 黒田 博ドンナ・アンナ 三井 清夏ドン・オッターヴィオ 吉田 連 ☆ドンナ・エルヴィーラ 杉山 由紀レポレッロ 大沼 徹ツェルリーナ 秋津 緑マゼット/騎士長 岸本 大(二役)ピアノ伴奏:三澤 志保、河野 紘子
2016年03月26日
オペラアカデミー・in スタディオ・アマデウス『前期公演』Il Barbiere di Siviglia / G.Rossini 《セヴィリアの理髪師》/ ロッシーニ (※コンサート形式)監修・指導:高橋 大海 伊原 直子 高橋 啓三 森島 英子 粟国 淳チケット:一般 2000円、学生 1000円場所:東京都世田谷区弦巻4-7-7 スタディオ・アマデウス内指揮:鈴木 恵里奈ピアノ:高瀬 さおり 辻田 祐希 高橋 健介 2016年3月30日 18時開演アルマヴィーヴァ伯爵:澤原 行正 高畠 伸吾バルトロ:上野目 泰之ロジーナ:別府 美沙子 茂木 美樹 栗林 瑛利子フィガロ:土屋 繁孝バジリオ:片山 将司フィオレッロ:野村 光洋ベルタ:吉田 貞美 金子 紗弓 2016年3月31日 18時開演アルマヴィーヴァ伯爵:渡辺 大バルトロ:志村 文彦(助演)ロジーナ:吉田 貞美 金子 紗弓フィガロ:野村 光洋バジリオ:片山 将司フィオレッロ:土屋 繁孝ベルタ:別府 美沙子 茂木 美樹 栗林 瑛利子
2016年03月25日
マシュー・ボーンの『眠れる森の美女』2016年9月14日- 9月25日東急シアターオーブ2次先着受付:3月26日(土)~4月14日(木)23:49 【座席選択可】一般発売開始:4月16日(土)10:00~
2016年03月24日
N響創立90周年特別企画 続報!「N響創立90周年特別企画」のソリスト(一部を除く)などの詳細が決定N響90周年記念特別演奏会マーラー「一千人の交響曲」2016年9月8日(木)7:00pm NHKホールマーラー/交響曲 第8番 変ホ長調「一千人の交響曲」指揮:パーヴォ・ヤルヴィソプラノ:エリン・ウォール、アンジェラ・ミード、クラウディア・ボイルアルト:カタリーナ・ダライマン、アンネリー・ペーボテノール:ミヒャエル・シャーデバリトン:ミヒャエル・ナジバス:アイン・アンガー合唱:新国立劇場合唱団、栗友会児童合唱:NHK東京児童合唱団 【料金】(税込)一般:S ¥15,000 A ¥12,000 B ¥9,000 C ¥6,500 D ¥4,500ユースチケット(25歳以下):C ¥4,500 D ¥2,500 【発売開始日】5月9日(月)10:00am(定期会員先行発売日4月19日[火]。会員は一般料金から10%割引) 主催:NHK/NHK交響楽団 N響創立90周年記念第1851回定期公演(Aプログラム)ビゼー「カルメン」2016年12月9日(金)6:00pm2016年12月11日(日)3:00pmNHKホールビゼー/歌劇「カルメン」(全4幕・演奏会形式・字幕つき)指揮:シャルル・デュトワカルメン:ケイト・アルドリッチドン・ホセ:マルセロ・プエンテミカエラ:シルヴィア・シュヴァルツエスカミーリョ:イルデブランド・ダルカンジェロ ほか合唱:新国立劇場合唱団児童合唱:NHK東京児童合唱団 【料金】(1回券/税込)一般:S ¥12,500 A ¥9,500 B ¥7,500 C ¥6,000 D ¥5,000 E ¥2,500ユースチケット(25歳以下):S ¥6,500 A ¥5,500 B ¥4,000 C ¥3,000 D ¥2,500 【発売開始日】(1回券)11月3日(木・祝)10:00am(1回券定期会員先行発売日10月28日[金]。会員は一般料金から10%割引) 主催:NHK/NHK交響楽団 N響創立90周年記念ベートーヴェン「第9」演奏会2016年12月21日(水)7:00pm2016年12月23日(金・祝)3:00pm2016年12月24日(土)3:00pm2016年12月25日(日)3:00pmNHKホールベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」指揮:ヘルベルト・ブロムシュテットソプラノ:シモーナ・シャトゥロヴァアルト:エリーザベト・クールマンテノール:未定バリトン:未定合唱:東京オペラシンガーズ 【料金】(税込)一般:S ¥15,000 A ¥12,000 B ¥9,000 C ¥6,500 D ¥4,500ユースチケット(25歳以下):C ¥4,500 D ¥2,500 【発売開始日】10月3日(月)10:00am(定期会員先行発売日9月20日[火]。会員は一般料金から10%割引/24日をのぞく) 主催:NHK/NHK交響楽団|NHK/NHK厚生文化事業団(24日のみ) NHK交響楽団90周年&サントリーホール30周年パーヴォ・ヤルヴィ指揮 NHK交響楽団特別公演2016年10月6日(木)7:00pm サントリーホールマーラー/交響曲 第3番 ニ短調指揮:パーヴォ・ヤルヴィメゾ・ソプラノ:ミシェル・デ・ヤング女声合唱:東京音楽大学合唱団児童合唱:NHK東京児童合唱団 【料金】(税込)S ¥15,000 A ¥12,000 B ¥8,000 C ¥5,000 学生 ¥1,000*学生席はサントリーホールチケットセンターのみ取り扱い*この公演に定期会員割引はございません 【発売開始日】[一般]N響ガイド/WEBチケットN響のみ:5月9日(月)10:00amサントリーホールチケットセンターほか:5月10日(火)10:00am[N響定期会員/サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売]4月19日(火)10:00am*N響定期会員先行発売はN響ガイド/WEBチケットN響のみ取り扱い*サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売はサントリーホールチケットセンターのみ取り扱い お問い合わせ:サントリーホールチケットセンター TEL:0570-55-0017 主催:NHK交響楽団/サントリーホール お問い合わせ:N響ガイド TEL:03-5793-8161***千人!まじか!行くわ!
2016年03月24日

オペラ「夕鶴」2016團伊玖磨作曲全1幕原作・脚本:木下順二 戯曲『夕鶴』3月24日(木) 14:00 東京文化会館佐藤 しのぶ (ソプラノ) つう役 Shinobu Sato, Soprano 倉石 真(テノール)与ひょう役Makoto Kuraishi, Tenor原田 圭(バリトン) 運ず役Kei Harada, Baritone 高橋 啓三(バス・バリトン)惣ど役Keizo Takahashi, Bass-Baritone現田 茂夫(音楽監督・指揮)Shigeo Genda, Conductor 市川 右近 【演出】Ukon Ichikawa, Director千住 博 【美術】Hiroshi Senju, Stage design 成瀬 一裕 【照明】Kazuhiro Naruse, Lighting森 英恵 【衣裳】Hanae Mori, Costume管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団児童合唱団:杉並児童合唱団***團伊玖磨の夕鶴。全幕聴くチャンスがなかなかないので貴重なお勉強の機会として行ってきました。音楽的にはドラマチックなのだが情景音楽的部分も多い。プッチーニの影響が強いようで、トゥーランドットとそっくりの音楽が何度も出てくる。特にヒロインが一人で歌いまくる構成が蝶々夫人さながら。人はいいがおバカなよひょうはネモリーノそのもの。演出は以前流行ったミニマリストか?と思うぐらい小道具もセットもない。狙いだとは思うが予算がなかったならわかるが。加えて和服ではないのでリアリティゼロ。美術と照明はすばらしかった。歌手ではバリトンの原田氏が良い声だった。児童合唱がうま過ぎて怖かった。
2016年03月24日

<神奈川公演>さまよえるオランダ人2016年3月20日(日)14:00神奈川県民ホール 大ホール 指揮:沼尻竜典 演出:ミヒャエル・ハンぺ 装置・衣裳:へニング・フォン・ギールケ オランダ人:青山 貴 ダーラント:妻屋秀和 ゼンタ:橋爪ゆか エリック:福井 敬 マリー:小山由美 舵手:清水徹太郎 二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部 神奈川フィルハーモニー管弦楽団Photo link***横浜 Day 2 doneやはりこの組もびわ湖ホールで聴いてみたかった!神奈川県民ホールは非常にデッドでオペラには不向き。しかもハンペさんの演出では向かい合って歌ったり横を向いて歌わせるので声が彼らの馬力をもってしてもオフって聴こえる。しかしそれが全く関係なくどこを向いてもオフらないのがエリックの福井敬さんとオランダ人の青山さん。特に福井敬さんのオーラは凄まじく、ものすごい声で、第一声のゼーーーンタ!!!で私は椅子から落ちそうになりました。あまりにもビックリして。彼はデカ声を集めたボーク組の方がバランスは合ってたと思う。福井敬さんの声は完全にヘルデンで、エリックにぴったりだった。あまりにも素晴らしくてすっかり彼のファンになってしまいました。オランダ人の青山貴さん 艶のある美声で本当に素晴らしい!魅せられる声です。長丁場を常に大声量で歌い切りました。ヴェルディバリトンなのでバリトンだが十分オランダ人を歌える重さに加え、分厚い声の心地よい響きもあって、酔った!ゼンタの橋爪さんは沼尻ワルキューレのジークリンデ以来。ワグネリアン・ボイスで陰影のあるパンチの効いた声。お姿も可憐で美しく、日本のアニヤ・カンペといった雰囲気だ。ダーラントの妻屋さんはリリック・バス。ダーラントはもっと重いバスが歌うことも多いが、艶のある美声で本当に素晴らしいダーラントだった。だからオランダ人とダーラントの二重唱がすごく素晴らしくて感動した。マリーの小山さんは高い声も美しいメゾ。存在感があってよかった。舵手の清水徹太郎さんは素晴らしいリリック・テノールで高音も美しく決まり、爽やかな舵手を好演した。マエストロ沼尻も、腱鞘炎が心配なくらい腕を振り回す大車輪の大活躍。素晴らしかった。***びわ湖では4階最前列で海に飛び込みそうになったが今回は平土間。中央に座っている人は甲板の延長線上にいるので船に乗っている気分が味わえただろう。私はかみてサイドだったので(ここは最悪の席だ。)甲板から海に落ちているポジションだ。序曲すばらしい~いや~幸せとはこの瞬間のことだ。途中の木管部分がすごくゆっくりだ。弦もすばらしいハープの音がたっている。金管もすばらしい!幕が開くとまさに荒れ狂う大海原。無数の船員が働いているHo! Kapitän!カピテーン!清水舵手のすばらしい声が響く。期待通りの高音の伸び。トリトンで聞いてすばらしかったエヴァンゲリストを思い出す。しかしワーグナーの音楽は超強力だ。ダーラントすばらしい!さすが妻屋さん!うまいなあ~といつも感心してしまう。何をやってもその役になりきっている。舵手一人音楽が波のはじける音も演奏していて、映像とぴったり合っているのでひたすら感心する。Mit Gewitter und Sturm aus fernem Meermein Mädel, bin dir nah!美しい!舵手は甲板で寝転がっているオランダ船が現れ、あっという間に近づく。今回はぶつかった瞬間の音楽と映像が合うかと期待したが数秒ずれている。指揮者も大変です。コンピューター制御のはずだからわざとずらしているのかな?がしゃーんとぶつかってから、がん、がん、がんと音がするところも迫力!やっぱりこのシーンは何回見ても(聴いても)すごいですね!青白い顔のオランダ人が現れる。彼は一歩一歩ノルウェー船に歩み入ってくる。Die Frist ist um期限は切れた…オランダ人のモノローグは死ぬほど長い!すばらしい!彼の悲痛な叫びに呼応するように幽霊船の船員の歌が響く。すると船にちかちかと白い稲妻のような電光が走る。かっこいい!やっぱり幽体離脱しているんだねびわ湖では遠すぎて確認できなかったので発見できてうれしい。オランダ人は海を見つめているダーラント船長が甲板に上がってくる。指を舐めて風向きを調べている。なにげなく振り向くとぎゃ~そこにでっかい船が!わかっていてもこのリアクションに笑。舵手を起こす寝転がったまま's ist nichts! 異常なしッす…とつぶやく舵手ダーラントは舵手の手を引っ張り上げ起こす舵手は船尾まで行くと、幽霊船に向かって誰だあ~ もっとそっちで!ダーラントの指示が飛ぶ誰だあ~もうええわここに船長がいるぞオランダ人との会話金の匂いを嗅ぎつけ、ダーラントは舵手を追い払ういいから行け!しっしっ舵手は興味津々ながら仕方なく船室に下りていく。Mein Schiff ist fest 俺の船は頑強だ。ich find' es nicht - mein Heimatland!故郷に帰れない苦悩を打ち明けるオランダ人はダーラントに宝石を渡す。ダーラントはポケットにしまう。Ach, ohne Weib, ohne Kind bin ich, 家族がいない俺には財宝の価値はない。ダーラントはオランダ人に娘を娶わせると約束する。ここですばらしい二重唱!宝石のような時間。酔った!Hab' Dank!礼を言うぞgeb' ich mich doch der Hoffnung hin!俺は希望を持っていいのか?舵手が叫ぶ。Südwind! Südwind!南風だ!Halloho! Ho! Ho! Ho!出航だ!帆のふくらみがすごい!先に行ってくれ。すぐに追いつく。娘に会いますな?Gewissもちろんだとも!オランダ人はすたすたと自分の船に戻る。mein Mädel, bin ich da!水夫たちが歌う。船はひた走る。第二幕だがそのまま進行する。やがてあっと言う間に場面が変わって 糸紡ぎの工場に。Summ' und brumm', du gutes Rädchen女工たちの歌。繊細で美しい。マリーが女工たちの作業をチェックしている。ゼンタだけは「さまよえるオランダ人」の肖像画を握り締めて夢のような表情を浮かべている。とりつかれているというよりも、可愛らしい乙女の妄想癖のようにも見える。頭がおかしい娘ではない。女工たちは何人かでマリーを取り囲んでからかうその女工たちに罰点をつけるマリー(笑)Der arme Mann!かわいそうな人なのよ。Ei, ei! 狩人の恋人との関係を揶揄する。Hahaha…乙女たち、笑う。ゼンタのバラードJohohohe! Johohohe!すばらしい!Durch mich sollst du das Heil erreichen!エリックが来て叫ぶSenta!ゼンタ!一気に空気が変わる。やっぱりスターのオーラはすごい。Wenn dann mein Herz im Jammer bricht激しく思いを訴えるエリック。もう釘付けです!エリックは絵に夢中になっているゼンタを責める。現代で言えばゲームの中のキャラクターやアニメキャラ、戦国武将に夢中になっている乙女でしょうか。ゼンタはまるで生きている男の話をするかのようにオランダ人を擁護する。エリックは自分が見た夢の話をするゼンタは目を閉じて聞いている。妄想しているのだいや妄想どころか、ぴったりエリックの話す夢と同化しているゼンタ。Mit ihm muss ich zugrunde gehn.自分の警告が逆効果になってしまい絶望して激情的に去っていくエリック。ゼンタは一人で歌うダーラントが帰ってくるあっ!絵を落とす(?)オランダ人と見つめあうゼンタ。Mein Kindダーラントの歌うメロディは常にユーモラスで優しく、テンポがよく気のいい男を表現している。ダーラントは上着を脱ぎゼンタを抱きしめるあの方は?ダーラントの陽気な歌Drängst du mich?Mögst du, mein Kind, den fremden Mann willkommen heissen?すばらしい!しかしずっとしもてのゼンタに向かって歌う演出だ。県民ホールではセンターを向いて歌わないと厳しい。私はかみての端にいる。多分新国立劇場オペラパレスだと問題ないだろうが。びわ湖なんかがんがん聴こえましたよ。県民ホールの全面的改修をしてもらいたい。私の座り位置の問題が大きいのだが。やっぱオペラは最上階センターで聴くのが音的には最高。でもそれだと細かいところが見えないので演出フェチの私にはつまらないのだ。Mögst du, mein Kind,dem Manne freundlich dich erweisen! 二人は見つめあったまま、リアクションゼロ。ダーラントは音楽に合わせて振り返ったり、演技をしている。さすがハンペ!すべて動きが音楽に合っている。ダーラントが何度も二人の様子を振り返りつつ去るいよいよだ。Wie aus der Ferne längst vergang'ner Zeiten spricht dieses Mädchens Bild zu mirここがまったく向かい合って歌うシーン。さきほどの音響の問題がやはり気になる。一番最高のシーンなのに…。新国立劇場ではフォン・シュテークマンはオランダ人をゼンタの背後に立たせて歌わせた。これは演技としては設定がおかしいが、声の音響的には正しい。繊細なオランダ人、ニキーチンの声もよく聴こえた。この時ゼンタが巨大な声だったのでゼンタは問題なかったのですがニキーチンは大声量ではないのでケアする必要があった。この時は脳が貫かれるほどの感動があった。今思ったが、バスバリトンのトマシュ・コニエチュニーのオランダ人もそのうち聴いてみたい。コニエチュニーは超でか声の部類。今回はオケピで指示する沼尻氏と3人の三角形を凝視していた。幸せすぎる瞬間だ。いつのまにか満点の星空になる。Die Sehnsucht ist es nach dem Heil: würd es durch solchen Engel mir zuteil!大感動。Du bist ein Engel! オランダ人は過酷な運命を警告する。ゼンタは愛を誓うdie Treue bis zum Tod二重唱Ihr Engel, die mich einst verlassen, stärkt jetzt dies Herz in seiner Treu'お互いの愛を確信し歩み寄る二人。そこにお邪魔男のダーラントが戻ってくる。(笑)ダーラントはゼンタの手をとる。オランダ人はダーラントの横に立ち手を差し出すダーラントは二人の手を重ねる音楽がかっこよすぎる!第三幕だがそのまま進行する。すばらしい音楽!水夫たちは舵手を騎馬戦の時のように担ぎ上げる。Steuermann! Lass die Wacht! あいつらまるで死んでるみたいだな?Seeleut'! Seeleut'! Wacht doch auf!不気味なかすかな音だけがする。最高潮になったときに幽霊船の船員たちが反撃を開始する。出てきたのは無数のイカ・ゾンビ~ノルウェー船の船員を幽霊船の船員が襲う。ここまでやってくれるとは楽し過ぎる!ここも何度見てもおもしろい~宙乗りのお化けもいる。ノルウェー船員は塊になって円陣を組みぐるぐる回る。ノルウェー船員たちは全員退避!幽霊たちの哄笑と共にぱっと全員いなくなるのがマジックみたいにすごい音楽もマジックなんだよねここも音楽と演出の一致。さすがハンペ。オランダ人の音楽は本当に魔です。エリックとゼンタ。ここは設定は本当は船の上ではなく陸のはずなので多少の違和感はあるものの問題ない。Senta! O Senta! Leugnest du?エリックの歌がまたすごい!圧倒的でしびれる。せつせつと思いを訴える。カデンツァも完璧!そこにオランダ人Segel auf! Anker los! 出航の合図をする船が次々に真っ赤な旗をマストに揚げていくここがすごい!いったいどこみたらいいの状態。いろいろ見るところが多すぎて把握しきれない。ここの三重唱は圧巻!なにしろここまでエリックがすごいのはなかなかないからです。オランダ人Leb' wohl! Fahr' hin, mein Heil, in Ewigkeit!さらばだ!durch deren Treu' dein Heil du finden sollst!ゼンタはひるまない。エリックを突き飛ばす。den fliegenden Holländer nennt man mich.オランダ人は正体を明かすさっさと船に乗って出航してしまうHier steh' ich, treu dir bis zum Tod!すばらしい!ゼンタは海に飛び込む。すると、荒れ狂う海に出航したオランダ船は…!このへんの圧巻の演出にうならされます!何度見てもすごい!!そして夜明け。何もかも明るい、朝日に穏やかな海。船員たちが笑顔を浮かべて舵手を見つめているあれ?もしかして、俺…?穏やかな救いの音楽と合わせて大団円となったのでありました!お疲れさまでした!!すばらしかったです!!!***沼尻さんのびわ湖リングが今から待ち遠しい!***Related links2012年03月20日 Evgeny Nikitin - Der fliegende Holl?nder in Tokyo the last day2015年01月24日 さまよえるオランダ人 その12016年03月06日 最高傑作!びわ湖の沼尻指揮/ハンペ演出のオランダ人Day2
2016年03月20日
今後の公演情報を更新しているのですが、上限5万文字のはずなのに6万文字以上入っている!意地になって大量に入力してもしても更新できるのでびっくりだ。
2016年03月20日
☆テノール望月哲也氏出演情報☆共催)立川オペラ愛好会 第6回ガラコンサート 「名歌手たちの夢の饗宴」開催日:2016年7月10日(日)14:00開演(13:30開場)たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホール藤原歌劇団や二期会などで主役をつとめる8名の名歌手の饗宴出演:砂川涼子光岡暁恵谷口睦美福井敬牧野正人村上敏明望月哲也森口賢二河原忠之(ピアノ)一般発売日:3月13日(日)※未就学児は入場できません料 金:全席指定 SS席¥5,000 S席¥3,500 A席¥2,500 B席¥2,000チケットのお求めは■ たましんRISURUホール(立川市市民会館)窓口販売・電話予約 9:00~20:00オンラインチケットでの販売はありません。<発売初日>窓口販売 10:00~20:00 電話予約 13:00~20:00主催:立川オペラ愛好会共催:(公財)立川市地域文化振興財団、立川市民オペラ愛の会***もう発売中なんですね…
2016年03月19日
バイエルン国立歌劇場では、STAATSOPER.TVにてライブ・ストリーミング配信予定でしたズービン・メータ指揮《仮面舞踏会》を、無料オンデマンド配信いたします。配信は日本時間3月19日(土)午前6時10分より、27日(日)まで。期間中、何度でもお楽しみいただけます!ジュゼッペ・ヴェルディ《仮面舞踏会》新演出配信日程:3月19日(土)午前6時10分〜3月27日(日)視聴URL:http://operlive.de/ 英語字幕(予定)演出:ヨハネス・エラス指揮:ズービン・メータ出演:ピョートル・ベチャワ ジョルジョ・ペテアン アニヤ・ハルテロス オッカ・フォン・デア・ダメラウ ソフィア・フォミナ アンドレア・ボルギーニ ウルリヒ・レス /他
2016年03月18日

左からピアノの吉田貴至さん、テノール金山京介 さん。お二人の熱い友情に感動しました!未来から来る演奏家を聴く会2016年3月16日東京 ・南麻布セントレホール金山京介 テノール吉田貴至 ピアノ第1部滝廉太郎 荒城の月多忠亮 宵待草平井康三郎 九十九里浜 親船小舟R シュトラウス:献呈Zueignung R.Strausレハール:オペレッタ「微笑みの国」より 君こそ我が心の全てDein ist mein ganzes Herz~「Das Land des La"chelns」 F.Lehar第2部Stornellata marinara 海の詩 P.Cimara'A vucchella かわいい唇 F.P.TostiDicitencello vuie 彼女に告げて R.Falvo ファルヴォ ピアノソロ吉田氏編曲によるメリー・ウィドウ・ワルツ Lippen Schweigen ドニゼッティ:オペラ「愛の妙薬」より 人知れぬ涙Una furtiva lagrima~「L'elisir d'amore」 G.Donizettiララ:グラナダGranadaアンコール1 愛燦々(小椋佳)2.ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ¥¥¥今日は開演20分前に開催を知ったコンサートに行ってきました。金山京介さんのリサイタルやはり素晴らしい美声でした。イケメンで背が高く、性格も良く、全てを持っている歌手ですね。高音の美しさが素晴らしいです。日本歌曲ドイツ語の歌カンツォーネオペラ・アリアと、いろんな魅力を披露してくれました。アンコールは泣かせる選曲でさすがだと思いました。ピアノソロも素晴らしかったです。金山さんのどんな無茶ぶりにも応える吉田さんもすごかったです。開演時刻に遅れて到着。会場は満席!席があってよかった。主宰の前説によると、こんなに会場が普段埋まることはないそうです。驚いていらっしゃいました。いよいよ登場荒城の月凛とした美しい声朗々と歌う。宵待草急激な音程上げのある曲。トーク金山「本当に未来から来たワケではないんですけど…」(笑)当たり前だ…「このピアノは平井康三郎さんの持ち物だったのです。」金山さんは島根の松江市出身。先日故郷で凱旋コンサートも行った。誠実で純朴なお人柄はやはり素敵なところで育ったからなのですね平井康三郎:九十九里浜オペラティックな曲。ずっとレガートで歌う。とろけるような美しい高音 パワフルな声すばらしい!平井康三郎:親船小舟民謡調、威勢よく歌う。かっこいい!金山「ピアニストの吉田さんとは知り合って2~3年です。島根のリサイタルにも来て頂いた。すごく緊張しました。」吉田「800席、満席だったんです。」(拍手)金山「このピアノはどうですか?」(と無茶ぶり)吉田「こないだの7月はわからないまま終わった(バリトン大沼徹氏とのコンサートのこと)。がんばってがんがん弾いてたら、「声を削るよ」と調律師の方に言われた。金山さんがすごい声で歌うので僕は「支えなきゃ」と思うけど、調律師の方には、「力を入れないと、(声が?)ふわーと遠くに飛んでくれるよ」と言われたのです。」なかなか難しいピアノのようですね!そして、R シュトラウスの 献呈高い音から低い音まで、起伏のある難しい曲。ピアノも美しい!レハールのオペレッタ 微笑みの国からDein ist mein ganzes Herz最後は高音で締め!さすがです。ピアノもダイナミックですばらしい!休憩カンツォーネキマーラ:海の詩高音から入る。「波の音のような伴奏が入る」La Dill について吉田「La Dillは癒しがテーマなので、4人とも声が優しいんですよ。」これには納得!さすが吉田さん。わかってる!金山「このあと 今週は渋谷で。軽井沢、千葉で演奏します。」金山「(「彼女に告げて」は)間接告白の歌なんです。カンツォーネはほとんどが恨みつらみの歌。僕はその方が合ってるかな。」トスティ:かわいい唇かわいらしい曲心をこめて丁寧に歌っている。言葉を大切にしている。彼女に告げてすばらしかった!ドラマチック!大喝采!!おっしゃるとおりすばらしかった!ここでピアノソロ吉田氏編曲によるメリーウィドウ・ワルツ Lippen Schweigen よかったです。吉田氏の思い出の曲。金山「吉田さん主宰の公演(アラカルテ)でメリーウィドウをやった時、僕は初めてカミーユを歌った。勉強になった。」愛の妙薬からネモリーノのアリア 人知れぬ涙カデンツァ大拍手ララ グラナダ「テノールが歌う、スペインを代表する曲です。」めちゃくちゃすごかったです‼︎パワーと情熱。アンコールは美空ひばりさんの♪愛燦々金山「皆さんに喜んでもらいたくて、勉強してきました。」泣かせるコメントじゃないですか?こぶしを回さず、ベルカントで歌いました。さすがです。アンコール二曲目は、オーソレミオ大変長ーーーーく伸ばしました。会場の後ろまで走っていって戻ってくるまで。すごい‼︎エンターテイナーです。大喝采の幕となったのでありました。お疲れ様でした。金山さんと吉田さんとの信頼関係と熱い友情が感じられるコンサートでした。金山京介さん(テノール)、吉田貴至さん(ピアノ)。お疲れさまでした!
2016年03月16日
Bayerische StaatsoperSTAATSOPER.TV: Oper live und onlineDer fliegende HolländerRichard WagnerNationaltheaterSamstag, 20. April 2013, 20.00 Uhr 現地時間日本時間2013年4月21日3時~Musikalische Leitung Asher Fisch 20. Apr.Inszenierung Peter Konwitschny Bühne und Kostüme Johannes Leiacker Licht Michael Bauer Produktionsdramaturgie Werner Hintze Chor Sören Eckhoff Daland Peter Rose 20. Apr. 2013 Senta Anja Kampe 20. Apr.Erik Klaus Florian Vogt 20. Apr.Mary Okka von der Damerau 20. Apr.Der Steuermann Norbert Ernst 20. Apr. 2013 Der Holländer Johan Reuter 20. Apr.Bayerisches StaatsorchesterChor der Bayerischen Staatsoper ***今度はこれ。クラウスがエリック!
2016年03月15日
もうギリギリな感じですがようやく今回のジークフリート用の予習を開始する。 リングの中では最もハードルが高い作品。 まずはペトレンコ指揮のバイロイト歌劇場 ランス・ライアン W, Koch
2016年03月15日
ウィーン国立歌劇場来日公演2016のキャストがすごい!特にワルキューレ!シュテンメにコニエチュニー、ヴェントリス!!!望みうる最高のキャストがそろった!アリアドネはバッカスにヨハンボータ!***ナクソス島のアリアドネ演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ指揮:マレク・ヤノフスキ10月25日(火)7:00p.m.10月28日(金)3:00p.m.10月30日(日)3:00p.m.東京文化会館プリマドンナ/アリアドネ:グン=ブリット・バークミンツェルビネッタ:ダニエラ・ファリー作曲家:ヴェッセリーナ・カサロヴァテノール/バッカス:ヨハン・ボータ「ワルキューレ」全3幕演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ指揮:アダム・フィッシャー 11月6日(日)3:00p.m.11月9日(水)3:00p.m.11月12日(土)3:00p.m.東京文化会館フリッカ:ミヒャエラ・シュースターブリュンヒルデ:ニーナ・シュテンメジークリンデ:ペトラ・ラングフンディング:アイン・アンガーヴォータン:トマス・コニエチュニージークムント:クリストファー・ヴェントリス
2016年03月14日
「名古屋のおやじさん」から新国立劇場新制作『イェヌーファ』のご感想をいただきました。ぜひ紹介させていただきたく思います。*** 『イェヌーファ』を見てきました。4階1列中央からの見物ゆえ、今回のロイの演出は、予想はできたのですが、見難いというのが正直なところですが、それでも、この作品にはよくあっているものだと思いました。「力技」的なところは、あまりないので、彼の演出が苦手という人にも受け入れやすいものでしょうね。 音楽的にも、極めて充実していました。主役陣は映像ソフトとほぼ同じですので、まあ予想通りの好演。でも、ロッシーニを得意にしていたラーモアがこのような性格的な役を、あれほど見事に演じるようになるとは思いもしませんでした。また、メゾが継母の役を歌うのなら、ヴァルトラウト・マイヤーに歌わせてみたいと思ったり・・・コーラスは、歌はいいのですが、演技が生硬で、とってつけたようなところがあるのが残念。 一番驚いたのはオケの演奏。硬質の音楽づくりで、一つ一つの音がきっちりと立っていて、しかも、管(オーボエなど)がそこに鋭くからんでゆく。聴きほれました。作品の冒頭、シロホンが音を刻みだしたときから、今回のオケと指揮者の音楽づくりの確かさを実感しました。映像ソフトのオケ伴奏よりも、見事なものだと思います。東響はいい仕事をしました。秋の『アリアドネ』も同オケの担当ですね。シモーネ・ヤングとの音楽づくりが楽しみです。***「名古屋のおやじさん」、大変ありがとうございました!わがままを申し上げてすみません。
2016年03月13日

The New National Theatre, Tokyo2015/2016 SeasonSalomeMusic by Richard STRAUSSDay 312 Mar. 2016The New National Theatre, Tokyo, Opera PalaceCamilla NYLUND appears in the title role for the first time since the Rosenkavalier in 2007.Conductor Dan ETTINGER Production August EVERDING Scenery and Costume Design Jörg ZIMMERMANNChreographer ISHII KiyokoRevival Director MIURA YasuhiroSalome Camilla NYLUND Herodes Christian FRANZ Herodias Hanna SCHWARZ Johanaan Greer GRIMSLEY Narraboth MOCHIZUKI Tetsuya Ein Page der Herodias KANOH Etsuko 5 Juden 1 NAKASHIMA Katsuhiko 5 Juden 2 ITOGA Shuhei 5 Juden 3 KODAMA Kazuhiro 5 Juden 4 AOCHI Hideyuki 5 Juden 5 HATAKEYAMA Shigeru 2 Nazarener 1 KITAGAWA Tatsuhiko 2 Nazarener 2 AKITANI Naoyuki 2 Soldaten 1 OTSUKA Hiroaki 2 Soldaten 2 ITO Takayuki Ein Cappadocier ONUMA Toru Ein Sklave MATSUURA Rei Tokyo Symphony Orchestra***新国立劇場「サロメ」 再演2016年3月12日(土)東京・初台・新国立劇場オペラパレス指揮:エッティンガー 演出:エファーディング サロメ:カミッラ・ニールント ヘロデ:クリスティアン・フランツ ヘロディアス:ロザリンド・プロウライト ヨハナーン:グリア・グリムスレイ ナラボート:望月哲也 ヘロディアスの小姓:加納悦子 5人のユダヤ人1:中嶋克彦 5人のユダヤ人2:糸賀修平 5人のユダヤ人3:児玉和弘 5人のユダヤ人4:青地英幸 5人のユダヤ人5:畠山 茂 2人のナザレ人1:北川辰彦 2人のナザレ人2:秋谷直之 2人の兵士1:大塚博章 2人の兵士2:伊藤貴之 カッパドキア人:大沼 徹 奴隷:松浦 麗 東京交響楽団Photo link***ついに公演三日目にしてようやく今回のサロメを鑑賞。待ち遠しかった!このプロダクションはもう3回目なので今更演出は言うことないが細かいところがいろいろ違います。エロ炸裂してました。さすがアンコウさん。'まあおいおい。惜しげも無く日本のトップ歌手たちのスケジュールを拘束しているNNTTサロメ。今回の注目はやはり前回ヘロデとしての来日を果たせなかった、クリスチャン・フランツです。完全にヘルデンテノール声なのでもうすごい!ヘロデは普通はもっと金属的な高い声のことが多いが彼は「英雄の声」。凄まじいパワーがある。しかし英雄的になり過ぎないように歌っていたが 圧巻だった!見事で、ヘルデンテノールの彼にとっては余裕があったのだと思う。そして注目のヨカナーン グリムズリー。やはり驚くほどの声量で圧巻。加えて彼は背が高く痩せていて顔も隠者のようでこの役にピッタリなのだ。聖者であり、サロメに魅入られることは一瞬たりともない。これが正しいヨカナーンだと思う。題名役にカミッラ・ニールント。かつてこんなに美女のサロメを見たことがない。美しく女優レベルに顔が整っているので狂った女には見えない。髪が黒髪ですごく魅力的。ヘロディアスのシュヴァルツは大声量なのはいいのだがちとやりすぎだ。イェヌーファの時も思ったが声は出せばいいと言うものではない。バランスが重要だ。出し過ぎていいのは主役だけだ。ナラボートの望月哲也さんは素晴らしい演唱。パワフルで美しい。ナラボートの悲壮感を声で表現できるってすごい。声は高く美しいのに厚みもあってヘルデンがかっている。ちらと思ったが、バッカスとか聞いてみたいものだ。加納さんもパワフルで強靭な声。兵士の大塚さん 強靭な声。伊藤さんも深い艶のあるいい声。カッパドキア人 大沼さん。えっこれだけ?とわかっていても思っちゃう歌詞の少なさ。しかし彼は実は今回、ヨカナーンのカバーキャストだったのです。重責を担ってました。ユダヤ人 1の中嶋さん 高く美しい声で素晴らしい。2の糸賀さんもよく伸びる強靭な高い声。3の児玉さんはさらに分厚い声。中音域が豊か。今回ナラボートのカヴァーは児玉さんだったのですね。なるほどと思いながら聴いた。ナザレ人の北川さんも美しい低い声。2は秋谷さん。€€€指揮者はすでにピットにいたらしく、暗くなっても指揮者の登場シーンはない。そういえば前もそうだった気が…。ここのプロダクションのサロメは私の鑑賞は三回目だ。ナラボートの歌唱で始まるWie schön ist die Prinzessin Salome heute Nacht!ヘロディアスの小姓はサロメに熱を上げているナラボートが心配でならない。Wie schön ist die Prinzessin Salome heute Abend!Sie ist wie der Schatten eine weissen Rose in einem silbernen Spiegel.美しすぎる歌唱だ!見てはいけません!ヨカナーンの声が井戸の中から響く。恐ろしい響きを持つ預言者の声だ!グリムズリーの登場に早くも期待高まる。Er ist sehr sanft. Jeden Tag, den ich ihm zu essen gebe, dankt er mir.大塚氏の兵士1.兵士2との会話。二人ともいい声。頭にターバンを巻いた、民族衣装の背の高いカッパドキア人が井戸を覗き込む。カッパではありません。Wer ist es?あれは誰なんだい?兵士との会話。ナラボートお立ちになった!サロメがテントから出てくる。サロメは喪服のように黒い服。額に宝石。カールした長い黒髪を垂らしている。あまりの美しさに会場中釘付けになる。少女のようなあどけない表情でありながら豊潤で色っぽい。ヨカナーンの声が響く。あれは誰なの?ヨカナーンです。女奴隷がテントから出てきてサロメに戻るように言う。サロメがはねつける。若い男なの?ナラボート戻りましょう。ご案内いたします。年寄りなの?若い男です。ヨカナーンを見たことがあるのは食事の世話をしている兵士だけなので彼が答える。話がしてみたいわ。できません。Es ist wie eine Gruft. サロメは井戸の蓋の金網に乗って下を覗き込む。姫君、それはできません。サロメはあっと言い、ナラボートを見る。ナラボートはぱっと目を逸らし、顔を背ける。Du wirst das für mich tun, Narraboth, nicht wahr? ナラボートや、お前にはできるわよね。サロメは人差し指でナラボートの顎をツンとする。Prinzessin, ich kann nicht, ich kann nicht.姫様 できません。Du wirst das für mich tun, Narraboth. そして背中合わせになり手を握る。ナラボートはついに命令してしまう。Lasst den Propheten herauskommen. 大きな井戸の蓋が開く。ナラボートは後悔している。ヨカナーンが出てくる。両腕に鎖。顔を覆っている。Wo ist er, dessen Sündenbecher jetzt voll ist?ものすごい声に会場中が驚く。ナラボートはヨカナーンが姿を現しても最初見ていないがついに見てしまう。サロメは見つめている。誰のことなの?知りません。母のことでしょ?そんなことはありません。ヨカナーンを見つめるサロメに近づき肩を触るナラボート。しかしサロメは払いのける。ナラボートはショックを受けいなくなる。サロメはヨカナーンに近づく。誰だこの女は?いや知りたくもない。あたしはサロメ。ヘロディアスの娘よ。Zurück, Tochter Babylons! 下がれ!サロメがヨカナーンに近づく。サロメはヨカナーンに拒否される度に彼の鎖を後ろから引っ張る。Lass mich ihn küssen, deinen Mund.Niemals, Tochter Babylons, Tochter Sodoms! Niemals!Niemals二回目は激しく。ナラボートはついに自分の剣を抜く。Prinzessin, Prinzessin, おやめください。ナラボートはヨカナーンに熱狂しているサロメに耐え切れず自刃する。サロメは倒れたナラボートを見ずにヨカナーンに近づく。恐ろしくないのか?お前を救えるのはあのお方だけだ。Er ist in einem Nachen auf dem See von Galiläa und redet zu seinen Jüngern. ガリラヤの湖にいる。ヨカナーンはサロメの頭に手を置く。宗教的満足感をたたえた表情のヨカナーン。しかしサロメの口から出て来たのは口付けして ヨカナーンSei verflucht, サロメを突き飛ばす。ヨカナーンは鎖を切って自ら井戸の中に戻る。井戸の蓋が閉まる。ヘロディアスの小姓はナラボートの遺骸にすがって泣く。サロメはかみて前方にうずくまる。体育座り。テントからヘロデらが出てくる。ヌルッとした血で滑る。誰だ?隊長です。陛下。誰も殺せと命令してないぞ。自殺したんです。ich sah seine schmachtenden Augen, wenn er Salome ansahサロメを熱情的に眺めていた男だなと思い出すとはき捨てるように片付けろ!風の音を怖がるヘロデ不気味に舞い上がる風の音Salome, komm, trink Wein mit mirすばらしい歌唱にクラクラ。deine kleinen roten Lippenお前の小さな赤い唇をこの韻を踏んだ甘い軽やかな美しいメロディが後の恐ろしい、生首を抱えたサロメの歌にも引用されている。ぞっとする音楽の精緻さだ。テトラーシュ お腹は空いておりませぬ。お前のしつけの結果がこれか!ヨカナーンの声Sieh', die Zeit ist gekommen, ヘロディアス:あの男をユダヤ人になぜ渡さないのですか。ユダヤ人たちはヨカナーンの引渡しを求めている。拒むヘロデ。ユダヤ人たちの宗教論争。黙らっしゃい!ユダヤ人の声よりヘロディアスの声の方が大きい。ヨカナーンの声が響く。ヘロディアスあれを黙らせてくださいませ。ヘロデ預言者エリアだと言う者もいるではないか第一のユダヤ人そんなことはございませんいいやエリアスです救済者とはなんのことだ?第一のナザレ人メシアが出現したのです各地で奇蹟を行っています。Jawohl. Er erweckt die Toten.第一第二のナザレ人のハーモニー。いかん死人を生き返らせるのはいかん。ヘロデに文句を言うヘロディアスにヘロデはEr hat deinem Namen nicht genannt.おまえの名前なんか言ってないぞと囁くようにここは小さな声で。ヘロデは妻の面子が潰されるのを楽しんでいる。Befiehl ihm, er soll schweigen.ついにヘロディアスが地声で怒鳴る一座はしらける。ヘロデは気分を変えようとサロメ 踊ってくれ。踊りたくありません。陛下。なんでも望みのものをやるぞ。誓いまするのか。誓うとも。舞いまする。サロメはテントに隠れる。支度ができました。テントの中で影絵になって踊る。ヘロデはヘロディアスとダンスを踊っている。テントから赤いヴェールを何枚も巻きつけたサロメが出てくる。サロメの踊りは踊りではなく、自己表現のようだ。最後に倒れる。喜ぶヘロデ。欲しいのは銀の皿に載せたなんじゃ?Den Kopf des Jochanaanヨカナーンの首。ダメだ!サロメ、余がそなたを見つめすぎたからそういうことを言うんだなヘロデは舞台のしもて前方に出てきて叫ぶ誰かワインを持って来い!侍従長が手を叩きワインの壷を抱え走ってくる召使杯に注いで待つがヘロデはまったく無視。召使はすぐに下がる。余の白孔雀を100羽全部やるぞ!サロメは井戸の上に仁王立ちになり馬鹿にして笑う。ヘロディアスも馬鹿にしたようにほくそ笑む。ヘロデスは自分の持っている宝石についてえんえんと語りだす。ヘロディアスは小姓を自分の玉座に腰掛けさせ、自分も隣に座るがすぐに座っていられず立ち上がるユダヤの大祭司のマントや帳も与えるというとユダヤ人たちはおのおの憤慨の声をもらしながら退席する。Gib' mir den Kopf den Jochanaan!サロメはほとんど地声で怒鳴りながら言う。くれてやるしかないようだな。Sie ist in Wahrheit ihrer Mutter Kind! ほんとに親が親なら子も子だ。このWahrheitを高く強靭に伸ばす!すごい迫力だ!ヘロディアスはナーマン(日本人の俳優・黙役)の指にヘロデスのでっかい緑色の指輪をはめる。ナーマンは満足げな表情。ヘロデが言う。俺の指輪はどこだ!災いが起きるぞ!ヘロデは憂えているサロメは恐ろしい沈黙の中、狂おしく待っているぎっ、ぎっと音がする。どさっ。首が落ちた音。サロメはナーマンが怯えて剣を落としたのではと思う。小姓を連れてきて言うまだ死人が足りないわ!皿の上に載った赤いガーゼのようなものをかぶせた生首が現れる。ヘロデは席を外す。サロメは皿ごと受け取る自分の前に置くDu wolltest mich nicht deinen Mund küssen lassen, Jochanaan!wie man in eine reife Fruchtここが前出のヘロデの歌う部分と同じメロディである。あともう一回出てくる心底ぞっとするシーンだ。サロメの狂気の行動は親がサロメにやってきたことをある意味踏襲しているのだ。生首にキスしようとして赤い覆いを剥ぎ取るどうして私を見ないの?ヨカナーンの自分への侮辱を思い出して激するでもいいわ、あたしは生きてるけどあんたは死んでるもん。サロメはヨカナーンの美しさを讃え、美しいメロディにのせて歌うIn der ganzen Welt war nichts so rot wie dein Mund.ヨカナーンのような聖人が気の狂った小娘のためにいとも簡単に惨殺されてしまうという。まさに蜂の一刺しか。これまでにも歴史上行われてきた異常で不合理ななあっけない結末。ヘロデはもう何の感情も抱かず、テントの入り口におつきとともに立っている。サロメは生首を抱くと寝転がり、自分の顔に近づける。そして股間に持っていく。数回繰り返す。ヘロデはその様子を井戸の蓋の金網を通してまざまざと見る。Und das Geheimnis der Liebe ist grösser als das Geheimnis des Todes.ここは低音を出さなくてはいけないシーン。Sie ist ein Ungeheuer, deine Tochter. お前の娘はバケモンだ。ヘロデははき捨てる。Es wird Schreckliches geschehn.サロメは起き直ってヨカナーンの生首を抱きしめ口付けをする。お前の口に口づけしたわ。恋の味は苦いのねここは囁くように歌う。Ich habe deinen Mund geküsst, Jochanaan.音楽が最高に盛り上がるあの女を殺せ!兵士が2人、サロメの両腕をつかみ引き起こす。ヘロディアスの小姓が剣を振り上げ突き刺すように下に下ろすとサロメの首ががくっと垂れる全幕了大拍手。観衆大熱狂。特にカミッラにはブラーヴァ、ブラーヴァの大合唱!すばらしい大成功の公演となったのでした。お疲れさまでした。***関連リンク2011年10月22日 新国立劇場「サロメ」2008年02月06日 新国立劇場「サロメ」
2016年03月12日
ハンブルク・バレエ団2016年日本公演真夏の夜の夢ウィリアム・シェイクスピアの原作に基づく、ジョン・ノイマイヤーニよるバレエヒッポリタ/タイターニア:エレーヌ・ブシェヘレナ:シルヴィア・アッツォーニハーミア:フロレンシア・チネラートデミトリアス(士官):アレクサンドル・リアブコライサンダー(庭師):エドウィン・レヴァツォフシーシアス(アテネの大公)/オベロン:ウラジーミル・ヤロシェンコ(ゲスト・ダンサー)パック:アレクサンドル・トルーシュ指揮:ギャレット・キースト演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団***さすがノイマイヤーさん一筋縄ではいきません。従来のバレエのようなものではなくシェークスピアの原作を下敷きにバレエ化しているのでお笑い素人劇団も登場しますしプロローグがあります。しかしそのプロローグがまたいろいろ味付けしてあります。登場人物の複雑な人間関係がノイマイヤー流。パックが狂言回しであることはシェークスピアの原作といっしょなのですが、パックは儀典長のフィロストレートと二役を演じます。」妖精は出てこずファンタジー、ないない(笑)可愛いロバさん、じゃない~シェークスピアの痛烈に人間を風刺した喜劇と同じテイストになってるのです。そのぐちゃぐちゃの人間関係を踊りで表現しているところがものすごいです。おもしろすぎる展開に抱腹絶倒でした。***プロローグで出てくるタイターニアと二役のヒッポリタは婚約者のシーシアス(オーベロンと二役)の到着を待っている。でも浮かない顔。火遊びしていたライサンダーに捨てられたのだ。二枚目レヴァツォフが演じているライサンダーは若いハーミアに最近夢中なのだ。しかもシーシアスと儀典長(パックと二役)も男同士の火遊び関係でヒッポリタと三角関係の構図だ。このまま結婚してヒッポリタが幸せになれるはずがない。しかしもっと不幸な女がいた。ヘレナだ。ヘレナは軍人のデメトリアスを愛しているがデメトリアスはハーミアを愛している。ヘレナはめがね女子でぜんぜんいけてない。つまり彼らの人間関係はうまくいってない。そして眠りについたヒッポリタは夢を見る。ここから音楽が騒音のような現代音楽になる。パチンコ屋の騒音をマイルドにしたような音が流れワレワレハウチュウジンダ的な全身が銀色のレオタードに覆われたどうみても火星人でしょ的な人たちが踊ります。妖精じゃない~~人間が現れるとメンデルスゾーンの音楽に戻ります。オーベロンは惚れ薬を使ってタイターニアに恥をかかせるようパックに命令します。パックはヘレナの落としためがねをかけているので相手がよく見えません。間違えてライサンダーに惚れ薬をかけてしまいライサンダーは急にヘレナにぞっこんになってしまいます。手回しオルガンのアマチュア劇団が現れ、稽古を開始します。ボトムはロバに変身させられます。タイターニアは惚れ薬をかけられてロバと恋に落ち、いちゃいちゃしまくっています。オーベロンは大笑い。一方パックが間違えてデメトリアスにも惚れ薬をかけてしまいヘレナは急に二人の男にモテモテになってしまいます。大混乱を見てオーベロンはなんとかしろとパックに命令しますパックは苦労して二つのカップルを成立させますここで休憩第二幕の人間たちの描き方がすばらしい!彼らは忘れたわけではなく覚えているのですデメトリアスの目が悲しい。デメトリアスはハーミアをあきらめるのですそして結婚式!長いヴェールすばらしいパドドゥが繰り広げられます。アマチュア劇団もちゃんとお祝いの劇を披露します。これがヴェルディの椿姫のいろんな部分の音楽を使っていておもしろいです。このシェークスピアの原作どおりに展開するのはなかなか勇気が要りますよね壁とライオン も登場し赤いトウシューズをはいた女役の男性も踊ります。大受け。そして劇が終わり華やかなパドドゥ大団円ですでも最後に…という憎い展開。お疲れさまでした~Related linkRSC「夏の夜の夢」初日
2016年03月11日
昨日、東京二期会のナクソス島のアリアドネのキャスト発表がありました。 両チームとも魅力的なキャスティングなのですが、特にAキャストは加来さんがご出演ゆえ、チケットの足が速いかと推察できます。 日生劇場ですので広いので先日のチェーザレよりはましかと思われますが。ここは要注意ですね! プロローグと1幕のオペラ 日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演 台本:フーゴー・フォン・ホフマンスタール 作曲:リヒャルト・シュトラウス 会場: 日生劇場 公演日: 2016年11月 23日(水・祝) 24日(木) 26日(土) 27日(日) 開演時間未定 助成: 公益財団法人朝日新聞文化財団 スタッフ 指揮: シモーネ・ヤング 演出: カロリーネ・グルーバー 装置: ロイ・スパーン 衣裳: ミヒャエラ・バールト 照明: 喜多村 貴 演出助手: 太田麻衣子 舞台監督: 幸泉浩司 公演監督: 加賀清孝 キャスト 配役 11月23日(水・祝)/26日(土) 11月24日(木)/27日(日) 執事長 多田羅迪夫(全日) 音楽教師 小森輝彦 山下浩司 作曲家 白𡈽理香 杉山由紀 プリマドンナ/アリアドネ 林 正子 田崎尚美 テノール歌手/バッカス 片寄純也 菅野 敦 士官 渡邉公威 伊藤 潤 舞踏教師 升島唯博 大川信之 かつら師 野村光洋 原田 圭 召使い 佐藤 望 湯沢直幹 ツェルビネッタ 高橋維 清野友香莉 ハルレキン 加耒 徹 近藤 圭 スカラムッチョ 安冨泰一郎 吉田 連 トゥルファルデン 倉本晋児 松井永太郎 ブリゲッラ 伊藤達人 加藤太朗 ナヤーデ 冨平安希子 廣森 彩 ドゥリヤーデ 小泉詠子 田村由貴絵 エコー 上田純子 北村さおり 管弦楽: 東京交響楽団
2016年03月11日
R.Strauss: Salome バーデン=バーデン祝祭劇場2011『サロメ』アンゲラ・デノケ(サロメ/ソプラノ)キム・ベグリー(ヘロデ/テノール)ドリス・ゾッフェル(ヘロディアス/メゾ・ソプラノ)アラン・ヘルド(ヨカナーン/バリトン)マルセル・レイヤン(ナラボート/テノール)ユルギータ・アダモニテ(ヘロディアスの小姓/アルト)ジェフリー・フランシス(第1のユダヤ人)ベンジャミン・ヒューレット(第2のユダヤ人)ティモシー・ロビンソン(第3のユダヤ人)パスカル・ピティ(第4のユダヤ人/テノール)ラインハルト・ドルン(第5のユダヤ人/バス)スティーヴン・ヒュームズ(第1のナザレ人/バス)ローマン・グリュブナー(第2のナザレ人&カッパドキア人/バス)デイヴィッド・イェルサレム(第1の兵士/バス)アルトゥール・グリワツィク(第2の兵士/バス)アイオナ・サコヴィッツ(奴隷/メゾ・ソプラノ)パトリック・ビュットナー(ナーマン)演出]ニコラウス・レーンホフ指揮]シュテファン・ゾルテスベルリン・ドイツ交響楽団2011年バーデン=バーデン祝祭劇場***いよいよTOKYO SALOME サロメ。予習はバーデン・バーデンのサロメアンゲラ・デノケの女優ぶりがものすごい作品。対するヘロデスがキム・ベグリー。そう。あのN響のデュトワのサロメのヘロデスです。やはりすごい演技力です。この2人がすごすぎてほかが霞む。演出がニコラウス・レーンホフでとってもすばらしい!まるでテレビドラマのように演者のアップをフラッシュで挟んでいくこれがすごい効果的!サロメを見るナラボートとか兵士ナザレ人ユダヤ人たちそしてナーマンがすごい存在感なぜか最後にナーマンがヘロディアスを絞め殺す。ヘロデスが「あの女を殺せ!」と叫ぶ前に。その後ナーマンがヘロデに近づいていくシーンで暗転。そうなのです。これも結末読み替え作品だったのですね。ナーマンがヘロデスを殺した後サロメも殺されるのかな?多分そうなんでしょうね。サロメはいろいろな解釈ができるのでおもしろいですねこの設定は現代で現代の車も出てきますしやくざの巣窟という設定なのかしら。新興宗教の教祖なのかしら、ヨカナーンは?とにかく演技の演出がものすごく細かくてほんとテレビドラマみたいカット割してるみたいな演出、といったらいいのかな。サロメがヘロデスを忌み嫌っている感じとかがよく出ている。だいたいR.シュトラウスの音楽も映像音楽的なんですよね、すごく。
2016年03月10日
Bayerische StaatsoperUn ballo in mascheraKomponist Giuseppe VerdiNeuproduktionSamstag, 19. März 201619.00 Uhr – 21.55 UhrNationaltheaterNoch bis zum 27. März: Die Neuproduktion von Un ballo in maschera kostenlos und in voller Länge auf STAATSOPER.TV!ausverkauftPremiere am 06. März 2016Musikalische LeitungZubin Mehta (19.03.2016, 23.03.2016, 28.03.2016, 01.04.2016) , Daniele Callegari (27.07.2016, 30.07.2016) Inszenierung:Johannes Erath Bühne Heike Scheele Kostüme Gesine Völlm Video Lea Heutelbeck Licht Joachim Klein Dramaturgie Malte Krasting Chor Sören EckhoffRiccardo Piotr Beczala Renato George Petean (19.03.2016, 23.03.2016, 28.03.2016, 01.04.2016) , Franco Vassallo (27.07.2016, 30.07.2016) Amelia:Anja Harteros Ulrica:Okka von der Damerau Oscar:Sofia Fomina Silvano:Andrea Borghini Samuel:Anatoli Sivko Tom:Scott Conner Oberster Richter:Ulrich Reß Diener Amelias:Joshua Owen MillsBayerisches StaatsorchesterChor der Bayerischen Staatsoper
2016年03月10日
ジョン・ノイマイヤー「京都賞」受賞記念ハンブルク・バレエ団2016年日本公演ガラ公演〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉振付・演出・ナレーション:ジョン・ノイマイヤー※『作品100-モーリスのために』以外すべて抜粋上演。【第一部】『キャンディード序曲』(『バーンスタイン・ダンス』より)ロイド・リギンズ、レスリー・ヘイルマン、有井舞耀、コンスタンティン・ツェリコフ、菅井円加、カーステン・ユング、ほか『アイ・ガット・リズム』(『シャル・ウィ・ダンス?』より)シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ、ほか『くるみ割り人形』エミリー・マゾン、ロイド・リギンズ、エレーヌ・ブシェ、アレクサンドル・トルーシュ『ヴェニスに死す』ロイド・リギンズ、カロリーナ・アグエロ、アレクサンドル・リアブコ『ペール・ギュント』アリーナ・コジョカル、カーステン・ユング『マタイ受難曲』ロイド・リギンズ、ダリオ・フランコーニ、ほか『クリスマス・オラトリオ1-6』ロイド・リギンズ、パトリシア・フリッツァ、レスリー・ヘイルマン、クリストファー・エヴァンス、菅井円加、レナート・ラドケ、ほか【第二部】『ニジンスキー』アレクサンドル・リアブコ、エレーヌ・ブシェ、アレッシュ・マルティネス、パトリシア・フリッツァ、ロイド・リギンズ、ほか『ハムレット』アンナ・ラウデール、エドウィン・レヴァツォフ『椿姫』第2幕のパ・ド・ドゥアリーナ・コジョカル、アレクサンドル・トルーシュ『作品100-モーリスのために』アレクサンドル・リアブコ、イヴァン・ウルヴァン『マーラー交響曲第3番』シルヴィア・アッツォーニ、カーステン・ユング、ほか***ひたすら感涙久しぶりのハンブルク・バレエ団来日 ノイマイヤーの集大成ガラをやってくれるとは!しかも普通のぶつ切りのガラではなく、ロイド・リギンズがノイマイヤーの分身として全てにコミットするという粋な演出。まじ涙です。明らかに私の人生の何年かを捧げた世界がそこにありました。イヴァン・ウルヴァンがモーリスだけの出演という豪華さ。サーシャとカーステンはほぼ出ずっぱりの忙しさ。最後を締めたシルヴィアはまさに女神 ディーヴァでした。***『キャンディード序曲』(『バーンスタイン・ダンス』より)ロイド・リギンズ、レスリー・ヘイルマン、有井舞耀、コンスタンティン・ツェリコフ、菅井円加、カーステン・ユング、ほか『アイ・ガット・リズム』(『シャル・ウィ・ダンス?』より)シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ、ほかトップハット姿のサーシャとシルヴィアが楽しげに踊る。『くるみ割り人形』エミリー・マゾン、ロイド・リギンズ、エレーヌ・ブシェ、アレクサンドル・トルーシュトウシューズをはく少女くるみ割り人形が王子様になる一方ブシェが現れ、ロイドと踊る。『ヴェニスに死す』ロイド・リギンズ、カロリーナ・アグエロ、アレクサンドル・リアブコ『ペール・ギュント』アリーナ・コジョカル、カーステン・ユング『マタイ受難曲』ロイド・リギンズ、ダリオ・フランコーニ、ほか『クリスマス・オラトリオ1-6』ロイド・リギンズ、パトリシア・フリッツァ、レスリー・ヘイルマン、クリストファー・エヴァンス、菅井円加、レナート・ラドケ、ほか【第二部】『ニジンスキー』アレクサンドル・リアブコ、エレーヌ・ブシェ、アレッシュ・マルティネス、パトリシア・フリッツァ、ロイド・リギンズ、ほかこれを見るために来ました。『ハムレット』アンナ・ラウデール、エドウィン・レヴァツォフ『椿姫』第2幕のパ・ド・ドゥアリーナ・コジョカル、アレクサンドル・トルーシュ『作品100-モーリスのために』アレクサンドル・リアブコ、イヴァン・ウルヴァンこれが死ぬほど最高でした~~~!『マーラー交響曲第3番』シルヴィア・アッツォーニ、カーステン・ユング、ほか詳しくは明日以降書きます。参考記事:2005年02月04日 ノイマイヤー「ニジンスキー」2006年08月13日 世界バレエフェスティバル ガラアレクサンドル・リアブコイヴァン・ウルバン「作品100―モーリスのために」振付:ジョン・ノイマイヤー音楽:サイモン&ガーファンクル2003年8月13日 世界バレエフェスティバル ガラシルヴィア・アッツォーニ(ハンブルグ・バレエ団)アレクサンドル・リアブコ (ハンブルグ・バレエ団) 「マーラー交響曲第3番」 振付:ジョン・ノイマイヤー音楽:グスタフ・マーラー 2007年08月03日 フェリのさよなら公演 Day 2 Part211.「ハムレット」 振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:マイケル・ティペット シルヴィア・アッツォーニ アレクサンドル・リアブコ2009年02月14日 ジョン・ノイマイヤー自作を語るPart3 ベニスに死す
2016年03月08日
昨日は… 頭の中で、ずっとオランダ人の音楽が鳴り響いていて、まいりました。 Wagnerの音楽は、魔 です。 R.Wagnerは魔王です。 これほど強烈な音楽が他にあるでしょうか? マエストロ沼尻は、魔王の申し子です。 彼の音楽のテンポにがっかりしたことは一度もありません。 日本の宝であります。さっそく月曜からかなフィルのリハだったようです。お疲れ様です! あと2週間しかありません。 そんな中 新国立劇場のウェルテルにコルチャク君がご出演とは 行かないつもりでしたがなんとかせねばなりません! &&& 2015/16シーズン オペラ 「ウェルテル」 (2016年4月3日(日)初日/全5回公演)ウェルテル役 出演者変更のお知らせ 2016年3月 7日 2015/2016シーズン オペラ『ウェルテル』(2016年4月3日(日)初日)におきまして、 ウェルテル役で出演予定のマルチェッロ・ジョルダーニは、交通事故による負傷のため、来日が不可能となりました。 代わりまして、ディミトリー・コルチャックが出演いたします。 ウェルテル:ディミトリー・コルチャック <テノール> Dmitry KORCHAK <Tenor>
2016年03月08日

Der Fliegende HolländerRichard WagnerNEW Production by Michael Hampe,Costumes and Settings by Henning von GierkeRyusuke Numajiri (Artistic Director of Biwako Hall)conducts superb Kyoto Symphony Orchestra. Day 2 at the Biwako hallDER FLIEGENDE HOLLÄNDERLibretto and music by RICHARD WAGNERSUN.6. 14:00 March 2016at Biwako Hall (Ôtsu, Japan)Conductor:NUMAJIRI, Ryûsuke Stage Director: Michael HAMPESUN.6 Der Holländer:Robert BORKDaland:SAIKI, Kenji Senta:YOKOYAMA, KeikoErik:HIGUCHI, Tatsuya Mary:TAKEMOTO, Setsuko Daland's steersman:TAKAHASHI, Jun NIKIKAI Chorus Group, New National Theatre Chorus & Fujiwara Opera ChorusKyoto Symphony Orchestra ***びわ湖ホール さまよえるオランダ人Day 22016.3.06(日)14:00 びわ湖ホール指揮:沼尻竜典 演出ハンペ 装置・衣裳:ヘニング・フォン・ギールケ オランダ人:ロバート・ボーク ダーラント:斉木健詞 ゼンタ:横山恵子 エリック:樋口達哉マリー:竹本節子舵手:高橋 淳二期会合唱団新国立劇場合唱団藤原歌劇団合唱部 京都市交響楽団Photo link***やっぱりすごかったボークさん!正真正銘のバスバリトンです!重く低い声です。これはWotanの声だと思いました。前回の新国立劇場のパルジファルのクリングゾル。一番すごかったので今回も注目していましたがやはりすごい声でした~~見かけも背が高くてかっこいいのでまさにオランダ人そのまま!外国人キャストがたった一人なのは気苦労が多いかと思いますが本当に来日してくれてありがとうと言いたいです。オランダ人はどのくらい歌っているのか聞いたところ何回かヨーロッパで歌っているよとのお答えでした。対するゼンタの横山さんもすごい声!本当にすばらしい!昨年11月の新国立劇場のトスカでシーリの代役で2幕から登場し圧倒的な歌唱でびっくりさせたことが記憶に新しい横山さん。圧巻でした。ダーラントの斉木さんもすごい声で大声量。ボークにまったく負けてない。びわ湖ホールが音響がすばらしいせいか、客席に背を向けて歌っていても声ががんがん聞こえるというすばらしさ!ゼンタとオランダ人が真横に向かい合って歌うときも声ががんがん聞こえてきてこの人たちすごすぎる!と吃驚したのでありました。エリックの樋口さんの美しい声、泣きの歌唱にやられました。ヘルデンぽく歌ったりスピントっぽく歌ったりやはり大迫力!竹本さんのマリーはいつもながらの磐石の安定感。舵手の高橋淳さんも強靭なワグネリアン・テノールで迫力でした。このプロダクションはMUST SEE Production と言っても過言ではありません。あなたの見たい「さまよえるオランダ人」、それがこれです。巨匠ハンペさんありがとうございます!まるで映画のようなものすごい迫力の演出で一秒も飽きさせない楽しめるプロダクションです。沼尻さんの振る京響が聴いてみたかったのです。やはりすばらしかったです。金管の迫力半端ないです。今回合唱もすごかったです。3つの合唱をたばねた三澤さんお疲れさまでした。二期会のTOP歌手たちがキャストでない人たちもカバーで集結してました。すごすぎですね!※中味にふれますのでご注意ください。ねたばれしないように書いてはおりますが…。このプロダクションはまさに「さまよえるオランダ人」を実写で撮るとしたらこうなるかも?という内容になっています。きもはプロジェクションマッピングですが、昨年の魔笛にも驚きましたがこれも相当すごかったです!やっぱりこれからはこうじゃないと満足できない!のかもしれません。オランダ人が船に乗り込んでくるところがめっちゃリアルです。巨大な船が常に揺れているので船酔いしてるような感覚ですごい。今回ト書きと違うのは結末ですかね。最初に登場する舵手がすべての鍵を握っています。途中から推察できましたけど…(笑)プロジェクションマッピングがあれば場面転換も必要ない!だから2時間20分休憩なしでした。制作者のこだわりが感じられますよね。序曲がすごい!これだけでもうコンサートとして成立しそうなほどすばらしかったです。ノルウェー船が風に流されて漂着した。甲板無数の船員が働いている海はおおしけ。舵手は見張りを言いつけられるがすやすや。そこに不気味な船があっという間に近づいてくる激突!船が激突する音楽もWagnerは書いたのだと感心する。オランダ船の不気味な赤い旗が揺れている。幽霊のように青白い男が現れるオランダ船の船長。期限は切れた ものすごい声~~大迫力ですオランダ人は船の端に立って海を見ている。ダーラントが甲板にあがってきて振り返ってオランダ船に気づきびっくりする。舵手をどやしつける舵手は寝ぼけている。舵手はオランダ船に向かい、誰だあ~と叫ぶダーラントはオランダ船の船長と会話する。ダーラントは娘がいると答えるいよいよ南風だ!舵手が叫ぶ合唱がすばらしい!船は港へ向かって走り出す。マリーと娘たちゼンタはボークさんにそっくりのオランダ人の肖像画を眺めている。娘たちはゼンタの唄に聞き入る。マリーだけは背を向けて糸車を回しているがやがて手が止まる。ものすごいゼンタの歌唱~!ひゅ~ひゅ~と本当に風が鋭く吹いてるように感じた。エリック。エリックがお父さんが帰ってくると言うと娘たちは迎えるための準備に出て行く。エリックとゼンタ。絵に夢中になっているゼンタをとがめる。エリックは結婚を申し込むつもりでいるが…つれないゼンタに怒って出て行く。父親が帰ってくるオランダ人を連れてきているゼンタはあっ!と叫ぶその瞬間から二人は見詰め合って、目を離さない。お父さんをまったく見てない。ダーラントは二人きりにするが階段を下りる際にまだ見ている。ここからの歌唱がまたまたものすごいんですよ二人は見詰め合って歌う。真横を向いているのに二人の声はまったく普通にがんがん聞こえてくるもう~すばらしい!ダーラントが戻ってくるじゃあいいかな?ここからのシーンがまたまたすごい!ノルウェー船の船員たちとオランダ船の船員のバトル必見です!!!いや~パイレーツオブカリビアンかと思ってしまいました!すごすぎです!!彼らがいなくなるとゼンタが駆け込んできますエリックが追いかけてきます心変わりを責めるエリックオランダ人がエリックの語る過去の出来事を聞いてしまいます。オランダ人は自暴自棄になり、船に出航の合図をします。またまたすごい!しかしゼンタの思いは変わりません人々が来てオランダ人は自分の素性を明かします。ゼンタは動じません。そして…このあともまるで映画のような展開ですごいです!!そして…全幕了大喝采!!何回もカーテンコールが続きました!すばらしいプロダクションでした。圧巻の演奏でした!総合的に見て今までに見たオランダ人の中でもっともわかりやすいものでした。オペラを知らなくてもエンターテイメントとして楽しめます。さすがハンペ!巨匠です!!ありがとうございました。
2016年03月06日
ロザリンド・プロウライトさん降板の理由がわかりました。妹さんが膵臓がんで亡くなったとのことです。59歳でした。ご冥福をお祈りします。Louise Plowright, the actress, has died of pancreatic cancer aged 59.
2016年03月05日
NNTTのお知らせ2015/16シーズン オペラ 「サロメ」 (2016年3月6日(日)初日/全4回公演) ヘロディアス役 出演者変更のお知らせ2015/2016シーズン オペラ『サロメ』(2016年3月6日(日)初日 全4回公演)におきまして、ヘロディアス役で出演を予定していたロザリンド・プロウライトは、本人の都合により、出演できなくなりました。代わりまして、ハンナ・シュヴァルツが出演いたします。なお、ハンナ・シュヴァルツに関しまして、オペラ「イェヌーファ」の出演に変更はございません。***NNTT 2015/2016シーズンオペラ「サロメ」/リヒャルト・シュトラウスSalome/Richard Strauss2016年3月6日(日)14:00 2016年3月9日(水)19:00 2016年3月12日(土)14:00 2016年3月15日(火)14:00 指揮 ダン・エッティンガー演出アウグスト・エファーディング再演演出 三浦安浩サロメ カミッラ・ニールントヘロデ クリスティアン・フランツヘロディアス ハンナ・シュヴァルツヨハナーン グリア・グリムスレイナラボート 望月哲也ヘロディアスの小姓 加納悦子5人のユダヤ人1 中嶋克彦5人のユダヤ人2 糸賀修平5人のユダヤ人3 児玉和弘5人のユダヤ人4 青地英幸5人のユダヤ人5 畠山 茂2人のナザレ人1 北川辰彦2人のナザレ人2 秋谷直之2人の兵士1 大塚博章2人の兵士2 伊藤貴之カッパドキア人 大沼 徹奴隷 松浦 麗東京交響楽団***しかしそれでもこのキャスティングはまるでヨーロッパの歌劇場のような超豪華さ!
2016年03月03日
いよいよオランダ人!オランダ人とは因縁が深い。いやかってにそう思っているだけなのだが。人生に偶然はない。偶然がすべて必然なのだ。Nikitinのオランダ人は下記をiPod に入れている。シャンゼリゼ劇場。ダーラントはゼーリヒだ。Nikitinは本当にバスバリトンとは思えないほどの美しいリリック・バリトンに聴こえるのですよ~オランダ人には声の迫力と共に美しさが求められる。美しい!彼のドン・ピツァロは1月にウィーンで聞いたが明らかにオランダ人のほうがあってるオランダ人はバリトンが似合うドン・ピツァロはバスバリトンが似合う。でもR. Wagnerの設定ではオランダ人はバスバリトンなんですよねえ~あの美しいメロディラインや高音はバリトンにしか無理だと思うけどなあ。ゼーリヒはすばらしい声のバスであるがこれに関してはずりあげ歌唱が気になる。かーんと高音に移行するときは一発で決めてほしい。低い音域でも同じだ。バスもリリック・バスが好きなのでベルカントで歌ってほしい。比べるとNikitinの歌唱のベルカントなことよ!ぜんぜんのどに負担かけてない感じです。彼は小さい劇場で聴きたい歌手だ私のわがままですけど。そうも行かないんだろうけど。愛想もないけど。声が美しければすべてが許される。それがオペラ歌手だ。神だから仕方がない人生は4年で循環しているのかもしれない。オランダ人4年前2012年二キーチン冬だ。***LE VAISSEAU FANTOME (Der fliegende Holländer), version concertConcert donné le 18 septembre 2013Au Théâtre des Champs ElyséesEvgeny Nikitin : Le Hollandais, Basse (voix)Franz Josef Selig : Daland, Basse (voix)Emma Vetter : SentaFrank van Aken : ErikAgnes Zwierko : MaryTorsen Hofmman : Le timonierChoeur de Nederlandse OperaOrchestre philharmonique de RotterdamDirigé par Yannick Nézet Séguin***しかし~~~!ワーグナー作曲歌劇 さまよえるオランダ人全3幕(休憩なし)そ、そうですか……(汗約2時間10分かかるというのに。ラインの黄金か…!?
2016年03月03日
白寿ホールのアナウンスメントです。2016.02.16【完売】6/28(火)IL DEVU リサイタル 6/28(火)「IL DEVU リサイタル」のチケットは、完売となりました。6/30(木)は残席僅少です。だそうですよ、皆さん。お早めに~~今頃すみません。遅すぎですね~~***きょうはBIGなお知らせがありました。白寿ホールでのテノール望月哲也さんのニュー・プロジェクトがスタートです!以下白寿ホールのお知らせです。***望月哲也シューベルト三大歌曲シリーズ 第1回「冬の旅」2017年2月18日(土)17:00開演(16:30開場)東京・渋谷・白寿ホール望月哲也(テノール)福田進一(ギター)シューベルト:歌曲集「冬の旅」 D.911 全席指定:5,000円(税込)チケット発売:5月上旬予定***アメイジ~~~~~ング!さすがです!日本最高のリリックテナーと世界的ギタリストの競演!こういうのいっぱい希望します~~~!
2016年03月01日
全28件 (28件中 1-28件目)
1

![]()
![]()