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「大量虐殺の社会史」・「だまし博士のだまされない知恵」の2冊を読了する。「大量虐殺の社会史」はう~ん…微妙だった。海外の大虐殺の歴史が書いてあったが書き方の問題なのか、興味があまりわかなかった。日本での話(原爆・東京大空襲)、中国の南京虐殺なども触れていなかったし…。どーも、自分とはソリが合わなかった。「だまされない知恵」は安斎育郎先生の「だまされる心理」について語った内容だった。江原・細木氏などをわかりやすく科学的に批判しており、「あぁ、やっぱりこっちが正しい」と思った。スピリチュアルなんて、怪しさ100%だろう。こーいうエセな部分にハマル人たちがこう多いと…そーいう人にこの本を読んで欲しいと思う。
January 31, 2008
「満洲国と日本の帝国支配」・「山本五十六」の2冊を読了する。「満洲国と日本の帝国支配」は80年代に満洲国の歴史を研究した書物の再検証と近年発掘された当時の公式記録や書物を再編集した本だった。何か別の専門書に掲載されていた満洲関連の部分だけを集め本にしたモノか。珍しい満洲国憲法が掲載されており、なかなか興味深い本だった。後半は引用書籍紹介多し。内容が内容だけに研究家向けの本だと思う。「山本五十六」は元海軍将校の阿川弘之氏のあの山本五十六ではなく歴史研究家・半藤一利氏の「山本五十六」でこの本も過去に出版した山本五十六関連の著物を再編した分厚い伝記だった。主に先の大戦中の話が多く、知っているネタが多かったが半藤氏(山本五十六と同郷で尊敬している)の思い入れが強い分なかなかおもしろかった。長岡人の気質部分に大きく触れているところが良かった。新たに「江戸っ子の教訓 桂小金治 幻冬舎」・「白い番犬チルー 岡田桃子 幻冬舎」・「冤罪弁護士 今村核旬報社」・「真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄 講談社」・「エニグマ・コード ヒュー・S・モンティフィオーリ 中央公論新社」の5冊を借りてくる。
January 30, 2008
「乙女みやげ」・「戦争格差社会アメリカ」の2冊を読了する。 「乙女みやげ」は日本のかわいらしい土産を乙女チックに紹介した薄いムックだった。 こけしや小物・手ぬぐいなど無作為に「かわいい!」と感じたものを写真入りで紹介しており、「クスッ」と笑える内容だった。もっと日本中にあるかわいい土産を紹介して欲しいものである。「戦争格差社会アメリカ」はイラク戦争以降の帰還兵に潜む貧困・精神や肉体に残った病気などの「戦争被害」についての内容だった。これだけでなくハワイの海洋汚染(軍の廃棄物を海洋投棄)や劣化ウラン弾の廃物なの新たな被害が出ているのに政府はそれを認めず、戦争拡大に走っているという内容だった。う~ん、これだけ読むと「戦争反対」と言えるが政治的にはフセイン政権で弾圧された民族もいるし、言論の自由もなかったし閉鎖的な国家から解放する意味合いもあったかも…と思うし、両面から考えないといけないな~と思った。
January 29, 2008
「右でも左でもない政治」・「石田三成の生涯」の2冊を読了する。「右でも左でもない政治」は自衛官上がりの政治家中谷元衆議員の世を憂う本だった。まあ、政治家の書いた本なのでそんなに奥のある本ではなかったが「格差社会はダメ」という中谷氏の思いを感じ取った。自衛官出身なのでもっと守屋問題に触れて欲しかったな~と思う。「石田三成の生涯」は以前読んだ「石田三成とその子孫」の前作品。とても奥深く調べてあり、非常に良かった。私も石田三成が好きな武将なので、江戸時代に書かれた石田三成を貶める書物にギモンを持っていたのでこれらを真っ向否定する内容だったのでとても良かった。新たに「埋蔵金伝説を歩く 八重野充弘 角川学芸出版」・「江戸の大普請 タイモン・スクリーチ 講談社」・「サイコーですか?最高裁! 長嶺超輝 光文社」の3冊を借りてくる。
January 28, 2008
「世界最高額の切手「ブルー・モーリシャス」を探せ」・「江戸奉公人の心得帖」の 「世界最高額の切手」は19世紀に英国の植民地であったモーリシャスで発行された切手「ブルー・モーリシャス」を世界中探しまくるという内容だった。現存している枚数が27枚しかなくオークションで1億円の価値が付くくらいの希少性の高い幻の切手なのである。本書では切手の移動(持ち主の変遷)が書いてあった。世界の金持ちはいつの世も同じことをしているのだな~と思った。「江戸奉公人の心得帖」は江戸時代の小間物・呉服商の白木屋(居酒屋チェーンの白木屋とは関係ありません)の記録集。平たく言うと白木屋の業務・人事採用マニュアルの解説だった。もう、この時代にマニュアル化されておりなかなかおもしろい内容だった。「事故ファイル」などもあり当時の手代(従業員)による業務上のトラブルが紹介されており、当事者らもまさか後年こんなかたちで日の目を見たのは驚きだろう。新たに「戦国武将を育てた禅僧たち 小和田哲男 新潮社」・「畏るべき昭和天皇 松本健一 毎日新聞社」・「銀行儲かってます! 荒和雄 集英社」・「これでも朝日新聞を読みますか?山際澄夫 ワック」の4冊を借りてくる。
January 27, 2008
「34」・「家元を笑わせろ」の2冊を読了する。「34」は女芸人の青木さやかが書いたエッセイ本。名古屋から出てきた以降の東京での活動や個人的な恋愛話など実名で書いてあった。結婚した以降、あまりTVで芸をしなくなったが同じ世代の人なので応援しているが、もっと芸人の部分を出して欲しい。「家元を笑わせろ」は立川談志師匠がいろんなジャンヌのネタが羅列してあった。非常に分厚く読むのが大変だった。ただ、前の読者がおもしろいと感じた作品に鉛筆でグルグルと丸を付けていたのがなんとも言えなかった。談志師匠はアメリカンジョークが好きらしく、なかなか日本的な笑いにはキビシイ感じがあった。新たに「だまし博士のだまされない知恵 安斎育郎 新日本出版社」のみ借りてくる。
January 26, 2008
「お帰りなさい朝青竜」・「昭和天皇、敗戦からの戦い」・「坂の上に雲はあったか」の3冊を読了する。「お帰りなさい朝青竜」は横綱審議会の委員内館牧子さんの相撲エッセイだった。朝青龍に対する思いをしたためていた。朝青竜に対し直接キツイ言葉をかけて反省を促したり、横綱審議会の偉い人、親方衆に苦言を呈したりなかなか厳しい行動に出ている。「相撲は神事」ということで、なあなあで済ませてきた過去があるので内館さんが真剣に物申すところに好感が持てる。なかなかおもしろいエッセイだった。「昭和天皇、敗戦からの戦い」は昭和天皇・秩父宮・高松宮・三笠宮の各皇族について戦中の行動を調べ記述してあった。当時の資料や日記を元に著者が歩き、写真を撮り載せてあったがまあ、こんなものだろう。私は皇族オタなので昭和天皇、各宮様の本をそれなりの数読んでいるので知っているネタが多かった。「坂の上に雲はあったか」は微妙だった。明治創成期の偉人評価だったが、「ふ~ん…」程度だった。感想としては人それぞれ歴史上の人物の評価は異なると思う。坂本竜馬大好きな人が多いが、好きじゃない人もいるし、こう本にして出版されると歴史のおもしろさがなくなってしまうような気がする。たまたま明治維新の時期に生き、たまたま国(藩)の為働いた人々を後世の人が、どーこー言っても仕方ないと思う。これが事実なんだから…そーいうところに違和感を感じた。新たに「大量虐殺の社会史 松村高夫 ミネルヴァ書房」・「満洲国と日本の帝国支配 田中隆一 有志舎」の2冊を借りてくる。
January 25, 2008
「そこに日本人がいた」・「伊達八百年歴史絵巻」の2冊を読了する。「そこに日本人がいた」は幕末~明治以降日本から海外に飛び出した人たちの活動記録だった。20人ほどのほぼ無名の方々の現地での生活やその後が記述してあり、「へ~っ、こんな時代に日本を飛び出していたのか~」と感慨無量な気分になる。今と交通事情がまったく違う中、現地の言葉もろくに話せないのに商売や留学などに現地入りする姿はサムライである。なかなか興味深い内容だった。「伊達八百年歴史絵巻」は仙台の伊達家の末裔の方が「伊達家の歴史と芸術」をまとめた本だった。よくある家系図と当主の紹介・分家の流れなどが記述されていた。その他姫や殿様が残した、美術品や図鑑などの紹介があった。今年「M-1グランプリ」で優勝したサンドウィッチマンの伊達みきお(仙台出身)も伊達家の一族の流れをくんでいるそうな。なかなか興味深く美しい内容だった。新たに「乙女みやげ 甲斐みのり 小学館」・「山本五十六 半藤一利 平凡社」の2冊を借りてくる。
January 24, 2008
「石田三成とその子孫」・「ぜいたくな落語家(はなしか)」の2冊を読了する。「石田三成とその子孫」はアマチュア歴史家が書いた本だったが非常に内容が良かった。脳内空想本ではなく日本中資料探しに奔走し、関係者とも会い綿密に調べ上げ書いてあった。関が原の合戦後、西軍の大将格の石田三成は処刑されたが妻・子供たちは生延び、徳川家とも結びつき今も末裔が生きているそうな。確かに江戸時代初期はいろいろ問題があり、苗字を変えたりして来たが、中期頃には「石田姓」に戻すなど武士として生きていたのである。それも徳川家や幕府の庇護を受けながら…ここに何かあると感じた著者がその謎に迫る内容だったがとてもおもしろい本だった。非常に良書である。「ぜいたくな落語家」は5代目・柳家小さん師匠の実息子である6代目・柳家小さん(前は柳家三語楼)のエッセイ集だった。自身の伝記で、子供時代から新人落語家~真打~小さん襲名までの思い出が書いてあった。当然、父親であり師匠である5代目小さん師匠とのやりとりなど書いてあり、落語にハマッている私はじっくりと読了した。この三語楼師匠(当時)の小さん襲名に反対勢力がいたりいろいろな問題があり、襲名までの苦労話など余すことなく書いてあった。その他、一門の落語家の人物像も細かく記述してあり、なかなかおもしろかった。新たに「34 青木さやか 光文社」・「江戸奉公人の心得帖 油井宏子 新潮社」・「右でも左でもない政治 中谷元 幻冬舎」・「世界最高額の切手「ブルー・モーリシャス」を探せ!ヘレン・モーガン 光文社」・「戦争格差社会アメリカ 田城明 岩波書店」・「家元を笑わせろ 立川談志 DHC」・「石田三成の生涯 白川亨 新人物往来社」の7冊を借りてくる。
January 23, 2008
「若き世代に語る日中戦争」・「昭和陸海軍の失敗」の2冊を読了する。「若き世代に語る」は召集による末端兵卒の従軍記だった。作りとして戦争を知らない世代のジャーナリストが質問をして答える形式をとっていたのでわかりやすく、学生でも充分読める内容だった。著者は1回目の召集では騎兵で従軍し、大東亜戦争では歩兵で戦ったというレアな内容だった。一度○○兵になると生涯その兵科なのに騎兵が廃止され機甲科(いわゆる戦車兵)が生まれ、転科したのだろう。まあ、末端兵士の従軍記なので当然「ツライ話」が多かった。戦後の戦友会(兵・下士官主体)に将校が入れてもられないなどの区別があり、案外根深いものがあるのか~と思った。「昭和陸海軍の失敗」は両軍の将官や高級軍人を選び出し、現代の軍事研究家たちがその人物についてグダグダ言い合う内容だった。軍部内で皇道派vs統制派の構図、陸軍vs海軍、軍人vs政治家などの抗争が繰り広げられ、戦争どころではなかったそうな。昭和天皇の戦争責任云々と言われているが、こーいうダメな軍人ばかりだと若き天皇は心を痛めただろうと思う。
January 22, 2008
「しゃべれどもしゃべれども」・「日本を降りる若者たち」の2冊を読了する。「しゃべれども…」は映画にもなった原作本で一気に読んでしまった。小説なので詳細は割愛するがなかなかおもしろかった。落語家の話ではなくいろんな問題を抱えた人々が落語を通して変わっていくという話だった。レンタル店で並んでいるので見てみたいと思った。「日本を降りる若者たち」はいろんな理由で日本で暮らしたくない人が海外で安く自由に気兼ねなく暮らすという新書だった。今は外国各地に「日本人町」が形成されており、そこで何ヶ月間過ごし時給の良い日本に帰り、2.3ヶ月間働き再び、日本人町に戻るという若者の日本人のレポートだった。現地での生活は「ぼ~っとして」過すことが多くのんびりしているそうな。題の通り日本での競争社会を下りた若者が増えているそうな。若者だけでなく高齢者(50代~年金生活者)も多く行っており、タイに日本人が多いそうな。私はそれもありだと思う。ヒーヒー言いながら70代まで働くなら、早くリタイアして外国で暮らすのも一つの方法かな~と思う。この本は良い面のみを記述してあったが、別の本を読むとこーいうブラブラしている日本人が新たにやって来た日本人をダマしたり、悪いクスリを教えたり結構悪い面もあり、現地で問題になっているという記述もある。最近タイで日本人が殺される事件が日本で報道されているし、一概に「海外生活マンセー」といういえないな~と思った。新たに「昭和天皇、敗戦からの戦い 保阪正康 毎日新聞社」・「坂の上に雲はあったか 宮崎光雄 東洋出版」の2冊を借りてくる。
January 21, 2008
「人生の真価」・「シークレット」の2冊を読了する。「人生の真価」はイーバンクを開業した松尾泰一氏のサクセス・ストーリー本だった。富裕層出身で東大→長銀というエリート街道を歩みながら長銀が破綻し無職になり、イーバンクを作った内容だったが、正直「ふ~ん、そーだったのか…」という感じだった。そもそも銀行家がそんなに偉いのだろうか?私はそう思わないのでそんなに感動はなかった。私もイーバンク口座を持っているが12月以降、自分のお金を下ろすのに手数料を取るという暴挙に出て顧客がかなり減ったと聞く。イーバンク口座はまったく使っていないし特に必要ないしもういらない。「シークレット」はまったく意味がわからなかった。日本人がアメリカンジョークがわかりにくいということもあり、この本もこれと同じ感覚だった。内容もウソか本当なのかわからないし、どーも納得できず読了した。最後までよくわからなかった。新たに「伊達八百年歴史絵巻 伊達宗弘 新人物往来社」・「お帰りなさい朝青竜 内館牧子 朝日新聞社」・「そこに日本人がいた 熊田忠雄 新潮社」の3冊を借りてくる。
January 20, 2008
「日本人なら知っておきたい名家・名門」・「反米大陸」・「米朝よもやま噺」の3冊を読了する。「名家・名門」は新書で皇室・貴族の系譜と華族(公候伯子男爵)の話だった。「華族オタ」である私にとっては知っている話が多かったのでサクサク読了した。「反米大陸」は南アメリカ大陸で巻き起こっている反米運動の話だった。一時期は中南米諸国は親米だったのにここ数年で大きく政治体制が変わり、左翼・反米が広がっているそうな。なぜこうなったのかという解説が中心で「へ~、そーなんか…」と思いつつ読むが、アメリカの新自由経済・民主主義の体制を押し付けがこんなにヒドイとは…日本がアメリカの一州のようになっているが将来を考えるとこれでいいのか?と思った。「米朝よもやま噺」は人間国宝の桂米朝師匠のラジオで喋ったことを書籍化したモノではんなりした口調でサクサク読んでしまう。長老格の落語家師匠が亡くなり唯一生き残っている師匠なのでマスマス元気に生きて欲しい。新たに「昭和陸海軍の失敗 半藤一利 文芸春秋」のみ借りてくる。
January 19, 2008
「国会議員村長」・「おっさん傍聴にいく」の2冊を読了する。「国会議員村長」は旧山古志村村長の長島忠美氏(現衆議院議員)の中越地震当時の思い出を語った内容だった。地震直後、村の全ライフラインが寸断されどうにもならない時、避難指示を出し2200余名の村民全員避難させた話など書いており、なかなか興味深く読む。この後、長岡市と合併して長岡市の一部となってしまったが、まだまだ完全復興は先で今後も引き続き、長島忠美氏の呼びかけが必要である。「おっさん傍聴にいく」は北尾トロと下関マグロとの共著で裁判に傍聴に行きグダグダ語る内容だった。この手の「裁判傍聴本」は多く出版されており、そんなに内容に差はないがこの本はなかなかおもしろかった。新たに「若き世代に語る日中戦争 伊藤桂一 文芸春秋」・「石田三成とその子孫 白川亨 新人物往来社」・「ぜいたくな落語家(はなしか)柳家小さん うなぎ書房」の3冊を借りてくる。
January 18, 2008
「章説・トキワ荘・春」・「まんがのカンヅメ」の2冊を読了する。「章説・トキワ荘・春」はあの漫画家たちの梁山泊トキワ荘の思い出話集だった。当時無名の漫画家たちが集まり楽しくかつ切磋琢磨した青春話だった。手塚治虫や藤子不二雄・赤塚不二夫・著者である石ノ森章太郎など現在日本を代表する漫画家たちが集まっていたのである。いや~回顧録ではあるがなかなかおもしろかった。各漫画家の姿が記述しており、「若い時はこーだったのか…」と感心しきりである。こーいう一流の方々の回顧録はおもしろい。「まんがのカンヅメ」は出版社の社員側から見たトキワ荘青春記だった。著者は元手塚治虫担当編集部員で大忙しの先生を日本全国を追いかけ回すエピソードが書いてあった。いや~おもしろい。手塚治虫先生の毀誉褒貶が非常に激しく、関係者によって大きく評価が違い一体どーなん?と思っていたがこれらの本を読むと、良い人だったのだろうと思った。
January 17, 2008
「日記をのぞく」・「武士道の真実」の2冊を読了する。「日記をのぞく」は平安~昭和までの有名どころの日記(在日外人を含む)の紹介本だった。藤原定家(明月記)・フロイス(日本史)・朝日文左衛門(鸚鵡籠中記)以降など25人の日記だった。いや~短い紹介文だったがおもしろかった。日記はいろんな理由で言えない事・秘密の事の倉庫で現代人の日記とほとんど変わらないことが驚きである。いつの時代も同じなんだな~と思う。やっぱり他人の日記はおもしろい。「武士道の真実」は微妙だった。ネタにボリュームが足りなかったのか、武士の歴史(成り立ち)から江戸時代前までの武人(武士ではなく)の話などに大きくページを割いており、「武士の話」は後半にあったが内容は薄かった。著者は有名な歴史ライターらしいが、この程度では…超初心者向きだろう
January 16, 2008
「若者を見殺しにする国」・「日記をのぞく」の2冊を読了する。「若者を見殺しにする国」は雑誌に「戦争が起これば」という論文を書いた30歳越えのフリーターが書いた本だった。戦争が起こればモノ・ヒト・カネが世界規模で動き、停滞した日本経済が動き出しフリーターや契約社員などの非正規社員がもっと豊かになるという内容だった。著者は非正規社員の安定雇用を真剣に考えており「戦争が起これば」という言葉になったのだろう。今の経済状況では格差が広がり、食えない人たちが出てきており、このままじゃー生きていけないという叫びだろう、私も一つの手段として戦争もありかも…と思う。第二次世界大戦時も某今もある有名商社員が「大陸で戦争してくれたらな~」と陸軍幹部に交渉したという話を聞くし…あながち間違っていないかも。分厚い本だったがなかなかよかった。
January 15, 2008
「千字寄席」・「5万4千円でアジア大横断」の2冊を読了する。「千字寄席」は古典落語の解説本だった。千字程度で落語を語る内容だった。実はこの本、HPでそっくりそのまま公開されているのである。内容はおなじだった。HPで読むのと本で読むのは感覚が違うので、本で読むほうがしっくりくる。「5万4千円でアジア大横断」は日本からアジア各国を通りトルコまでバスで行く内容だった。いや~51歳のおじさん(著者)と2人の男というメンバーで行く珍道中だった。こーいう本を読むと私も旅に出たくなる。特に社会人になる前に海外旅行して視野を広げて欲しいものである。新たに「ザ・シークレット ロンダ・バーン 角川書店」・「おっさん傍聴にいく! 北尾トロ ジュリアン」・「日本人なら知っておきたい名家・名門 武光誠 河出書房新社」・「米朝よもやま噺 桂米朝 朝日新聞社」 ・「反米大陸 伊藤千尋 集英社」の5冊を借りてくる。
January 14, 2008
「桶狭間の真実」・「星野流」の2冊を読了する。「桶狭間の真実」は現役の高校の先生が書いた新書で「信長は(世間で言われるほど)時代を変えたほどの武人ではなかった」という内容だった。世間で言われている桶狭間の合戦は事実だったのか?ということをベースに当時の織田家や周辺の武将の事情を調べ奇襲ではなく、偶然が上手く重なり信長が勝利したというオチになっていた。確かに信長は周辺の武将には土下座外交&莫大な進物贈呈&婚姻という武人らしからぬ手法で乗り切っており、領土も近畿一部・中部一部という全国統一とはほど遠い力量しかないのである。私もそうだと思う。大したこともないのに持ち上げられ方大きい武人の一人だろう。読んでいて「すわっ、トンデモ本か…」と思いきやなかなか内容の充実した一冊だった。「星野流」は星野仙一氏の野球&精神論エッセイだった。星野少年→高校→大学→巨人に裏切られ中日入団と選手時代話と選手引退後の評論家、監督時代の話と星野仙一一代記だった。当然分厚く読むのが大変だったが内容が充実しておりとても楽しかった。まだ、監督ができるのならもう一度して欲しいと思う。
January 13, 2008
「宅配便は「8分間に1個」「30円の利益」を運んでいる」・「幕末の動乱」の2冊を読了する。「宅配便は…」は数字ばかりでおもしろくなかった。数字ばかり出すよりもっと文章で勝負して欲しかった。確かに論理的に証明するには数字が一番シンプルだけれど数字ばかりだと味気ない気がする。本なんだから…。「幕末の動乱」は題と微妙に内容がリンクしていなかったような気がする。私のイメージでは幕末とは坂本・西郷や戊辰戦争というイメージを持っていたがこの本はそんなことに一切触れていなかった。内容も12代将軍(家慶)の時代(1830年代)が中心で正確には「幕末前では?」と思う。読んでいて「いつ、坂本が出てくるのか」と思っていたが最後まで出てこなかった…出版社の策にハマッた感じがする。
January 12, 2008
「証拠は語る」・「石碑と銅像で読む近代日本の戦争」の2冊を読了する。「証拠は語る」はオウム・和歌山カレー事件・池田小襲撃事件・新潟幼女監禁事件などの法的解釈を淡々と解説する内容だった。まあ、読んだ通りだろうが専門書だろう。感想としては一言、「まあ、こんなものだろう」である。「石碑と銅像で読む…」は日本各地に残る戦前の石碑と銅像を紹介した本だった。写真と簡単な解説という構成だったがまだまだ日本各地に残っているとは…。私の住んでいる市も昔「軍都」だったので顕彰碑が残っているが、まったく出ていなかった。後世に残しておかなければならない遺産だろう。新たに「武士道の真実 時野佐一郎 光人社」・「国会議員村長 長島忠美 小学館」・「男なら、ひとり旅。布施克彦 PHP出版」・「章説・トキワ荘・春 石ノ森章太郎 風塵社」・「まんがのカンヅメ 丸山昭 ほるぷ出版」の5冊を借りてくる。
January 11, 2008
「お寺に嫁い「お寺に嫁いでしまった」・「あと3年で、世界は江戸になる」の2冊を読了する。「お寺に嫁いでしまった」は人気のブログの書籍化本だったが非常に分厚くしっかりと書いてあった。普通のOLがお坊さんに恋をしてそのまま結婚し、お寺の生活を書いたブログで内容も一般家庭とお寺生活の対比などわかりやすく書いてあり、なかなかおもしろかった。薄いタレントのブログ本ではなく市井の一夫人の普通であるお寺の生活模様がよくわかった。世界は江戸になる」は260年の長きにわたり安定していた江戸時代を再び起こそうという本だった。著者のトンデモ妄想が小気味良く書いてあり、なかなかおもしろかった。確かに当時の江戸はアジア最強の軍備を持ち、下水道装備・清潔でエコロジーな100万人都市で非常に豊かで芸術芸能文化が花開き、安定していたそうな。それに引きかえ現代は格差社会・治安悪化・心の病の増大と「負の面」が大きくそれらを無くそうという考えで江戸時代マンセーと行き着いたのだろう。私は思う当時も格差社会で士農工商という身分制度もあり、教育格差・男女差別もありそんなにハッピーなことばかりではないと思うが…そーいうことが一切触れられておらず、この辺はどーよ?と突っ込みをいれてみた。新たに「星野流 星野仙一 世界文化社」・「桶狭間の真実 太田満明 ベストセラーズ」・「千字寄席 古木優 PHP研究所」・「全身落語家読本 立川志らく 新潮社」・「若者を見殺しにする国 赤木智弘 双風舎」・「日記をのぞく 日本経済新聞社」・「5万4千円でアジア大横断 下川裕治 新潮社」の7冊を借りてくる。
January 10, 2008
「人はカネで9割動く」・「成功のコンセプト」の2冊を読了する。「人はカネで9割動く」はなんだかんだ言って人間はお金に操られているということをベースに、「お金の生かし方」を説いた内容だった。著者は暴力団関係者と面識が深く、彼らの手法を多く解説していたが、日常の仕事・生活で利用できる話も多く非常にタメになるだろう。とても参考になる本だった。「成功のコンセプト」は楽天の社長・三木谷氏のエッセイだった。主に楽天の起業時の話から今に至るサクセス・ストーリーが書いてあった。中盤以降、三木谷氏がインターネットを通じて(顧客の)商売を繁盛!というポリシーを持って仕事をしており日々楽天社員皆がカイゼンしていることを述べていた。もう一種の宗教のような感じがしたが成功者の話はおもしろかった。ただ、これを読んだからといって成功するとは限らないが…。
January 9, 2008
「レトリックのすすめ」・「達人に訊け」の2冊を読了する。「レトリックのすすめ」は文章の上手な書き方講座だった。凡庸な文章をどうしたら上手に読ませるかというところに重きを置き、比喩などの技法を過去の名文から引用し記述してあった。「文章表現」を修行している人やしゃべり手を目指している人向けの本だった。「達人に訊け」はビートたけし氏がその道の達人(虫・宇宙・数学・日本語etc)と対談する本だった。なかでも翻訳家?戸田奈津子(通称:なっち)や数学者・藤原正彦氏、寄生虫の藤田紘一郎先生、元騎手の岡部幸雄氏などの話がおもしろかった。その道の達人なのでさすがに良いことを言っているしビートたけしの突っ込みもいい味を出しているし非常にためになる1冊である。
January 8, 2008
「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」・「読めそうで読めない悩ましい漢字」の2冊を読了する。「ご飯を大盛りにする…」は実業家でもあるタレントの島田紳助のサイドビジネス入門書だった。彼は25歳からサイドビジネスをしておりその経験で得た「商売とは何か」ということをわかりやすく書いてあった。彼の「常に物事を考え行動しそれを生かすというところはスゴイなーと関心した。現在もマンション・レストランと複数の店舗を経営しているだけ言葉に重たかった。「悩ましい漢字」は今流行の「知識系ウンチク本」だった。難しい国字(日本生まれの漢字)を中心に「なんて読む?」というクイズ形式で羅列してあるだけだった。当然、難しい国字ばかりだった。サクサクと「あ~、こう読むのか~」という感じで読了した。新たに「幕末の動乱 松本清張 河出書房新社」・「石碑と銅像で読む近代日本の戦争 歴史教育者協議会 高文研」・「宅配便は「8分間に1個」「30円の利益」を運んでいる 洞口勝人 実業之日本社」の3冊を借りてくる。
January 7, 2008
「Googleとの闘い」を読了する。う~ん…おもしろ味がもう一つわからなかった。文章も一本調子でウィットもなく淡々と進み終わってしまった。もう少しヒネリが欲しかったな~。新たに「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する 島田紳助 幻冬舎」・「成功のコンセプト 三木谷浩史 幻冬舎」・「お寺に嫁いでしまった。青江美智子 扶桑社」・「あと3年で、世界は江戸になる! 日下公人 ビジネス社」・「人はカネで9割動く 向谷匡史 ダイヤモンド社」・「読めそうで読めない悩ましい漢字 岡田寿彦 主婦の友」・「レトリックのすすめ 野内良三 大修館書店」・「証拠は語る 土本武司 東京法令出版」・「達人に訊け! ビートたけし 新潮社」の9冊を借りてくる。
January 6, 2008
「憎まれ役」を読了する。この本は元政治家・野中広務氏と楽天の監督・野村克也氏というビッグネームのエッセイだった。特に対談をしているわけでもなく、思ったことを書き編集した本だった。両人とも京都の田舎で育ち苦労を重ね這い上がってきた男たちで言葉一つ一つに重みがあったし、読んでいてとてもためになる話ばかりだった。「リーダーに何が必要なのか?」という問いに政治・野球という各々違う分野で頑張ってきた男が答えいく内容だった。非常におもしろく良書であった。苦労をしてのし上ってきた男の話は本物である。
January 5, 2008
「近代日本の農村的起源」を読了する。「近代日本の…」は1970年に外国人が書いた日本の農村の変化を書いた本だった。かなり専門書チックな内容でなかなか難しかった。外国人が日本の土地制度から農民の家族構成の変化・農業技術向上など多岐にわたって書いた。最後まで読むのがしんどかった。この本は専門家向けだろう。
January 4, 2008
「写真を愉しむ」を読了する。「写真を愉しむ」は薄い新書だ。主に写真技術と写真文化についての内容だった。日本人は写真(記録)大好きな人種らしい。ケータイにもカメラを付けるし、今団塊の世代の方やおばさんに一眼レフが大人気らしい。ちなみに私もカメラ好きでデジカメ2台・一眼レフデジカメ1台の3台を所有しているくらいである。内容は写真にからむ写真集・ギャラリー文化・撮影会などの事柄も記述しておりとても勉強になった。技術的なことは書いておらず周辺のモノに触れた内容でなかなかおもしろかった。
January 3, 2008
「教皇と魔女」を読了する。ヨーロッパ諸国で中世期「魔女狩り」が大流行し罪なき女性たちが殺された話だった。キリスト教をさらに強化するため祈祷(魔術)師を異端者・社会を乱す者の名の元に13~15世紀の長きに渡り、弾圧する力は恐ろしいものがある。現代に入り、キリスト教は「魔女狩りの件」で謝罪しているが、やはり当時の弾圧は異常だったのだろう。読んでいて、ありもない罪をかぶせ拷問をかける姿は天使ではなく、悪魔の姿である。
January 2, 2008
「ブログ炎上」を読了する。題その通りブロクがどう炎上するかというメカニズムとどうすれば鎮火するかという内容だった。著者は元ライブドア副社長の方で堀江元社長が逮捕された時唯一生き残っていたブログを書き続けていた実績からこの本を書いたそうな。確かにささいなこと(著者にとって)が炎上し、急遽閉鎖してしまう事例が書いてあり、非常に参考になる内容だった。
January 1, 2008
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