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「病気が変えた日本の歴史」・「いまも生きる武士道」の2冊を読了する。「病気が変えた日本の歴史」は歴史上の有名人の記録から、病歴や死因を調べ現代の病名を付けるという内容だった。聖徳太子(厩戸皇子)・藤原一族・平清盛・戦国武将・維新の志士などが出ており、詳細に病が書いてあった。(専門用語で「病跡学」というらしい。)私はこの手の内容が好きなのでじっくりと読了した。遥か昔の偉人の記録が多く残っているとは驚きである。「いまも生きる武士道」は明治生まれのおばあさんが孫(女性)に教えを説くという内容だった。要は武家のしつけ入門。感情を出すな、優雅に行動しろ、お世辞を言うな、約束を破るななど今にも通用するしつけ方法だった。なかなかこれらを守るのは難しいだろう。新たに「性欲の文化史 井上章一 講談社」のみ借りてくる。
October 31, 2008
「武士語でござる」・「「大化改新」隠された真相」の2冊を読了する。「武士語でござる」は軽~い感じで書いておりサクサクと読めた。特に難しいこともなく初心者向けの内容だろうと思う。今武士語が流行っているらしく、その一環で書かれたのだろう。「大化改新・隠された真相」はNHKで以前放送していたモノを書籍化したものだった。この説(1.蘇我氏は悪者だったのか?か2.実際にこの事件はあったのか?)は昨今よく言われており、多く似たような本が出版されている。まさにそのものの本だった。今学校で教えている日本史は明治期に勝利者側によって急遽作られた歴史であり、最近の研究で事実が掘り起こされ正しく改訂されているらしい。この大化改新も将来、乙巳の変(いっしのへん)という事実に改訂されるだろう。新たに「書店はタイムマシーン 桜庭一樹 東京創元社」・「遊行の門 五木寛之 徳間書店」・「ユダヤ人に学ぶ危機管理 佐渡龍己 PHP研究所」の3冊を借りてくる。
October 30, 2008
「百貨店戦国時代」・「その日本語が毒になる!」の2冊を読了する。「百貨店戦国時代」は百貨店業界の話だった。一種の業界ビジネス書か。最後まで読んだが、昨今「百貨店のありがたみ」がなくなりつつあると思う。確かに贈り物の包装1つでも百貨店と大手スーパーでは重みが違うだろうが、逆に「(値段が高く)欲しい物ない」という事もあり利用者も年々減っている。そういう中での競合他社同士の合併や配送センターの共有など統廃合が進んでおり、この本が書かれたのだろう。ほとんど利用しない私から見るとどうでもいい話だが、百貨店の将来は何色になるのだろうか。「その日本語が毒になる」は著者が嫌な言葉を羅列しそれにコメントをする本だった。個々の内容は省略するが、こんなに嫌な言葉があるとは…。インターネットの掲示板でそのような言葉がバンバン使われており、「言葉って怖いな~」とつくづく考えさせられた。新たに「「満洲国」とは何だったのか 植民地文化学会 小学館」のみ借りてくる。
October 29, 2008
「明治日本旅行案内」・「ひとりでは生きられないのも芸のうち」の2冊を読了する。「明治日本旅行案内」はアーネスト・サトウが日本に滞在中に出版した本の再出版本だった。当時の東京の観光ガイドだった。今で言う「東京の歩き方」という感じだった。「ひとりでは生きられないのも芸のうち」はとても良かった。世間で言われている「良い事」を斜めから見て、評論する内容だった。非常に説得力があり、「ウンウン、そうそう」と膝を打ちながら読了した。内容が多岐に渡っているので個別に書かないが、ぜひ読んで欲しい1冊である。新たに「だから混浴はやめられない 山崎まゆみ 新潮社」・「かぐや姫の結婚 繁田信一 PHP研究所」・「竜馬のピストル 松田十刻 PHP研究所」・「おちおち死んではいられない 毎日新聞社」の4冊を借りてくる。
October 28, 2008
「銀時計の特攻」・「江戸城」・「破産者オウム真理教」の3冊を読了する。「銀時計の特攻」は陸軍軍人で特攻した故・若杉是俊大尉の話だった。陸軍の幼年学校・陸軍予科士官学校・陸軍航空士官学校を優秀な成績で卒業した印に授与される銀時計3つをもらい将来、陸軍航空部隊を背負う男とされながら早々に特攻出撃を志願しフィリピン沖の輸送船団に特攻し散華したのである。多分彼はほぼ無名だと思うが…。戦後、同期や影響を受けた後輩が若杉是俊大尉の偉業を後生に残したいということで生前に残した手紙・日記を公開しこの本を書いたようだった。じっくり読んだが「なぜ、早々に特攻したのか?」が不明だった。同期も理由がわからないらしい。なかなか興味深い内容で考えさせられた。「江戸城」は昭和39年に出版されたものを今年再出版したものだった。江戸城といえば太田道灌や徳川家康というイメージがあるがその前の支配者の歴史が書いてあった。そのもの江戸氏という…江戸氏が所有していたので江戸城だそうな。まあ、後は江戸の開発話などごく普通の内容だった。「破産者オウム真理教」はオウム真理教の管財人になった弁護士の記録だった。著者は元日本弁護士連合会会長を務めた阿部三郎氏(現・中央大学学長)。オウム教団が引き起こしたいろんな事件に対する補償金を捻出するために財産の処分を適切に行い、12年をかけ一応の解決を図ったそうな。前半は各オウム事件の説明で知っている話なので流して読んだが後半の管財人として行動した話は興味深かった。
October 27, 2008
「アマゾン源流「食」の冒険」・「地獄の日本兵」の2冊を読了する。「アマゾン源流「食」の冒険」は日本人の著者が未開のアマゾン川流域を調査する方の食エッセイだった。川魚・現地独特の植物・仕留めた小型の猿を食ったりなかなか興味深い内容だった。案内人が現地人なので食べ物は「現地調達」が原則で地モノを食うので当初は著者も慣れず、ほとほと困ったが食うものがないのでいざ食べると…うまい!ということでいろんな食材ネタが書いてあった。私も一度食ってもタイ一品である。「地獄の日本兵」はニューギニア島で海軍民政局で働いていたがそのまま現地召集され、激戦を生き抜き戦犯で重労働20年の刑を受けた元兵士の記録だった。(実際は昭和25年出所するが)戦争末期だったため武器や物資が南方に届いておらず何もない状態で戦っており飢えヤマラリアなどの病気で多くの兵士が戦病死している話は何とも言えない。ぜひ、読んで欲しい本である。新たに「戦国の作法 藤木久志 講談社」のみ借りてくる。
October 26, 2008
「不惑の手習い」・「いとしこいし想い出がたり」の2冊を読了する。「不惑の手習い」は作家である島田雅彦氏がいろんな仕事や文化事を体験する内容だった。共通点のない20種類の事柄を挑戦しておりなかなかおもしろかった。島田氏は元々器用らしく料理や細かい作業など上手く、どの先生にも褒められていた。「いとしこいし想い出がたり」は喜味こいし師匠が兄・夢路いとし師匠の思い出を語る内容だった。幼い頃から舞台に立ち戦時中の一時期を除き死ぬまで漫才を続けていた話が綴ってあった。年齢で亡くなるのは仕方ないが、お正月なのに彼らの漫才を安心して見手いたことを思い出す。味があり長年の息のあった漫才は本当に素晴らしかった。喜味こいし師匠には長生きしていただきたい。新たに「新説桶狭間合戦 橋場日月 学研」・「ハレスはまた来る 種村季弘 青土社」・「逆説の日本史15 井沢元彦 小学館」・「怪獣のいる精神史 原田実 風塵社」の4冊を借りてくる。
October 25, 2008
「最長片道切符11195.7キロ」・「B級裁判傍聴記」の2冊を読了する。「最長片道切符11195.7キロ」は65歳を過ぎてから日本を北海道から九州まで行く行程を記した旅行記だった。割引きを使い6万数千円でいけるそうな。読んでみたが、遊びのない生真面目なただの記録だった。せっかくの旅行記なのにこれじゃあもったいないと思う。マジメなモノがすべてとは言えないが、地元民との交流やプチ・エピソードをもっと加えて欲しかったな~と思う。「B級裁判傍聴記」は裁判ウオッチャーの阿蘇山大噴火氏とエッセイストの辛酸なめ子さんの裁判傍聴記だった。小ネタ裁判を傍聴し裁判官・検察官・弁護士・被告人の様子をおもしろおかしくレポートしたモノだった。この手の本も最近多く出版され、おもしろが半減した観がある。まあ、こんなものだろう。新たに「大銀杏を結いながら 床寿 PHP研究所」・「世界一高いワイン「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情 B・ウォレス 早川書房」・「闇金裏物語 金原猛 バジリコ」の3冊を借りてくる。
October 24, 2008
「国語辞典の名語釈」・「路上探検隊讃岐路をゆく」の2冊を読了する。「国語辞典の名語釈」は一時期流行った辞典の解釈をピックアップして笑おうという企画だった。この本はかなり古い辞典(明治期の物)で現代ならありふれた言葉(ねこ・ピアノなど)を引き、当時の説明と現代の説明を照らし合わせ解説したモノだった。まあ、よくある企画なのでふ~ん・・・な感じだった。「路上探検隊讃岐路をゆく」は赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊各氏らが讃岐路を歩き各自が「おもしろい」と感じたモノを写真に撮りみんなで話し合い、感想を述べるという内容だった。路地にあるポスター・鬼瓦・こて絵やヘンな建物が豊富に掲載されており、おもしろかった。新たに「日本人の忘れもの 石井英夫 産経新聞出版」・「墓盗人と贋物づくり 玉利勲 平凡社」の2冊を借りてくる。
October 23, 2008
「ポピーの桜」・「昭和史の逆説」の2冊を読了する。「ポピーの桜」は東南アジア各地で捕虜になり日本軍の虐待を受け心に傷を負った元軍人を日本人女性が尋ね歩くという内容だった。これを読んで私はこう思いました。「イギリス人が言えることだろうか?」ということである。まったく他国と戦争をしたことをない国の人が言うのならわかる。今も英領○○という植民地を持ち、戦前帝国主義を推し進めインド・ビルマなど支配し現地人を差別しイジメてきたイギリス人がである。読んでいてムカムカした。ヤツらは「日本国(日本人)が許せない。謝罪と補償をしろ!」と声高に叫び、日本製品不買運動をしたり政治的に反日運動を展開しているのである。お前らは英領○○と過去のインド・ビルマ人に対し謝罪と補償をしているのだろうか?傷を負っているのはお前らだけではないはずである。戦争には加害者の面、被害者の面の両面があるので被害者面だけをクローズアップしても意味がないと思う。この本をインド・ビルマで出版すれば、「ワシらもイギリス(イギリス人)が許せない。謝罪と補償をしろ!」というだろう。「昭和史の逆説」は著者が井上寿一氏で私はパッと見で、井上「章」一氏と勘違いし借りてしまった。内容は日本近代史における「もし、その時…」というよくあるモノだった。取り上げた事件にあまり興味がなく、「ふ~ん・・・」程度だった。新たに「幕末裏返史 清水義範 集英社」・「日本浄土 藤原新也 東京書籍」の2冊を借りてくる。
October 22, 2008
「古事記逆説の暗号」・「落語の国からのぞいてみれば」の2冊を読了する。「古事記逆説の暗号」はトンデモ本?だった。内容は著者独自の文法や解釈でいろいろ書いていたが、「う~ん…」という感じだった。確かに今言われていることが事実でないかもしれないが、それはそれでいいんじゃーないかと思う。「落語の国からのぞいてみれば」は堀井憲一郎氏の落語エッセイ。特に難しい話もなく淡々と読了する。まあ、こんなものだろう。新たに「闘う政治 長妻昭 講談社」・「図書館ねこデューイ ヴィッキー・マイロン 早川書房」・「間違いだらけのエコ生活 武田邦彦 主婦と生活社」・「最強打撃力 張本勲 ベースボールマガジン」の4冊を借りてくる。
October 21, 2008
「〈中国からの留学生〉ニッポン見たまま感じたまま」・「東西落語がたり」の2冊を読了する。「中国からの留学生」は中国人留学生にいろいろ日本について聞き感想を書いてもらったものをまとめたモノだった。編集の力もあるのだろうが、好意的な文章が多かった。どこの国にもいえることだが、国内にいたら情報が(意図的に)遮断されていること多々あり、他国の正しい情報がわからないことが多いことがある。特に中国である。徹底した反日教育を受けた学生が来日したら、みんな優しかったというのが最たることだろう。政治と一般人は別だしな~と思いつつ読了した。「東西落語がたり」は柳家花緑が大先輩の大物落語家と対談する内容だった。立川談志・三遊亭円楽・桂米朝その他各師匠と大物ばかりである。落語業界の将来性を語る内容で大物との対談で緊張していただろ。私のイメージでは花緑師匠自身の落語を見たことがなく、司会やコメンテーターのイメージがある。私は立川談志師匠と米朝師匠が見れたのでそれで十分だった。
October 20, 2008
「告発のとき」・「落合博満変人の研究」の2冊を読了する。「告発のとき」は映画原作本だった。トミーリージョーンズ主演のサスペンスモノ。イラク戦争に従事した息子が帰還後、変死しそれを追うという内容。ネタバレになるので細かく書かないが映画としては面白いだろう。ただ、しっかり読んでいたら前半で犯人がわかってしまう恐れがある。(私はわかってしまったが…)軍隊内部での出来事なので犯人が一般人というのは考えにくいし…。これはこれでおもしろい。「落合博満変人の研究」は当然だが「落合マンセー本」です。巨人と長嶋ファンの詩人・ねじめ正一氏が書いているのがなんとも言えん。巷に転がっている落合エピソードを収録したり、落合ファンの著名人が一文を寄せたり、対談をしたりごった煮本だった。感想は特にないがこんなものだろう。新たに「好戦の共和国アメリカ 油井大三郎 岩波書店」・「チュウは忠臣蔵のチュウ 田中啓文 文芸春秋」の2冊を借りてくる。
October 19, 2008
「探偵!ナイトスクープアホの遺伝子 虎・竜の巻」の2冊を読了する。「アホの遺伝子 虎・竜の巻」は過去1冊の本として出版されたものを文庫用に2つにされたモノだった。読んでいて、「あれっ?、この話知っている…」という事が多々あり、気付いた。でも、内容も半分忘れているので結局読んでしまった。ナイトスクープの草創期を中心にネタのチョイス法や探偵の話など奥の奥の部分が赤裸々に書いてあった。長寿番組として関西では不動の地位にあり、私も好きな番組なので今後も頑張って続けてほしいモノである。
October 18, 2008
「硫黄島」・「ケータイ小説的」の2冊を読了する。「硫黄島」は硫黄島で戦い、捕虜となり8ヶ月後に日本に帰還し戦死から生き返った兵士の記録だった。著者はその息子さんが書いたもので資料は父が保存していたものと役所が保存している公文書からの引用と書いたものであったが非常にスリリングかつ文章が巧妙で一気読んでしまった。早々に「戦死」扱いされたが、アメリカ国に手厚く保護されぬくぬくといたそうな。英語ができるため、アメリカ軍から仕事をあてがわれ、捕虜でありなが給料をもらい、「アメリカはすごい…」という思いで生きていたそうな。帰国後、父親は著者に「外国に行きなさい。外国語を学びなさい」という口すっぱくいっていたそうな。(著者はアメリカ留学し、今はアメリカの大学の教授である)いや~とても前向きでとてもおもしろかった。「ケータイ小説的」はケータイ小説の世界を書いたモノだった。恋空が実は浜崎あゆみの歌詞に大きく影響を受けておりそれらが元ネタになっていいるそうな。中高生に浜崎あゆみ好きが多く、ケータイ小説が流行したとしていた。他にヤンキー復活などおもしろい考察が多かった。新たに「ラーメン屋vs.マクドナルド 竹中正治 新潮社」・「政治とケータイ 嶋聡 朝日新聞」・「この国は議員にいくら使うのか 河村たかし」・「古本虫がゆく 池谷伊佐夫 文芸春秋」の4冊を借りてくる。
October 17, 2008
「税金をしゃぶり尽くす闇人脈」・「消えた略奪美術品」の2冊を読了する。「税金をしゃぶり尽くす闇人脈」はエセ○○の事件簿だった。ここ最近発生した事件・談合など掲載していた。不景気になり企業攻撃から行政(地方公共団体)への利益供与事件が多きこと。また、簡単に役所も要求に答えてしまう腰抜けな体制がある。こんな持ちつ持たれつな関係は永遠になくならないだろう。公共工事がいかにおいしいもの(金になる)かわかった。「消えた略奪美術品」はナチスがヨーロッパ各地から集めた美術品・骨董・書籍をソ連が戦利品として持ち帰り、戦後取られた各国が返還請求したが、最後までシラをきり通した話だった。近年のロシアの公文書館に当時の記録が残っており、それらを元に消えた美術品を探す内容だった。ロシアの研究者内でも返還派とそのまま保持派があり、最後まで決着が付かないという内容だった。早々に帰せばいいのに…と思う。ついでに北方領土もよろしくお願いします。新たに「最後の興行師 重田雅通 エルマガジン社」のみ冊を借りてくる。
October 16, 2008
「橋(ユダヤ混血少年)」・「ベルリン戦争」の2冊を読了する。「橋(ユダヤ混血少年)」はポーランド系ユダヤ人の青年(20歳)のユダヤ人でありながドイツ空軍で軍属として働き、ドイツ敗戦時に逃げまどい生延びる話だった。いや~ある意味おもしろかった。映画になりそうなくらいドラマティックだった。ユダヤ人なのでいつ収容所に送り込まれるかという不安とユダヤ人がドイツ軍施設で働くというギリギリのところで生きる姿はおもしろかった。戦後、肉屋で成功し年金生活者になった時にこの本を書いたそうな。(戦後もユダヤ人差別が残っており、なかなか身分を明かす事は難しく書けなかったらしい)「ベルリン戦争」はドイツ(ベルリン)に留学していた方の当時の回顧録だった。音楽舞踊系の研究の為、留学していたがドイツが同盟国ということもあり当初は安心し、小旅行に出かけたり、外国人を招待しパティーを開いたり、留学生活をエンジョイしていたがドイツの廃線が続き、ベルリンにも空襲や進撃が始まり、配給生活という苦しい状況を体験し帰国する話だった。有色人種でありながら、ドイツ・イタリアと同盟を結び、名誉白人のような位置に置かれた著者だが、実はドイツ人から有色人種ということで差別を受たという話は胸が痛い。国内の空襲体験記はよくあるが、外国での空襲体験記はレアな話だと思う。新たに「沖縄だれにも書かれたくなかった戦後史 佐野真一 集英社」・「目からハム 田丸 公美子 朝日新聞」の2冊を借りてくる。
October 15, 2008
「四谷怪談地誌」・「アンガウル・ペリリュー戦記」の2冊を読了する。「四谷怪談地誌」は怪談四谷怪談のリアルな地域紹介や詳細な死亡リストだった。一応、作り話(実話をモデルにして創作)だが、非常に細かくなかなかおもしろくグングン読んでしまった。ダンナの伊右衛門だけが死んだだけでなく、ナント18人も呪い殺しているそうな…。全然、知らなかった。そういう小ネタが散りばめられており、なかなか参考になった1冊である。「アンガウル・ペリリュー戦記」は戦後も放置されているペリリュー島の旧日本軍の遺骨・遺品を現在も収集している元日本軍兵士の記録だった。戦前、南洋諸島は日本国領だったので多くの日本人が住んでおり、著者もそこで働いていたため現地召集され武器もない戦場で死闘を繰り返し、ギリギリで生き残ったのである。戦後一旦帰国し、定年退職後に再度ペリリュー島に戻り、遺骨収集をしているそうな。いや~頭が下がる思いである。今でも各地に多くの遺骨がそのまま放置されており、国による収集活動が進んでおらずこういう個人の活動で収集されているらしい。若い戦争を知らない世代に読んで欲しい1冊である。新たに「自民党政治の終わり 中野尚人 筑摩書店 」・「大統領になりそこなった男たち 内藤陽介 中央公論新社 」・「細野晴臣分福茶釜 細野晴臣 平凡社」・「千年前の人類を襲った大温暖化 B・フェイガン 河出書房新社」の4冊を借りてくる。
October 14, 2008
「中国ビジネス笑劇場」・「アフリカに緑の革命を」の2冊を読了する。「中国ビジネス笑劇場」は「笑」と突いているわりにはどこがおもしろいのかもうひとつわからなかった。日本人にはわかりにくいアメリカンジョーク?の類なのだろうか。最後まで中国の政治体制や経済政策・外国人との対応などいろいろ書いていたが、「ふ~ん…」程度だった。これを読んでゲラゲラ笑える日本人ビジスマンはいるのだろうか。「アフリカに緑の革命を」は題の通り日本のNPOがアフリカに渡り、現地人に農業を教え自らの手で農産物を作ろうという内容だった。う~ん…私はこーいうのが苦手である。理想は崇高だが、日本で困っている人々がいるのになぜ、アフリカなのだろうか?こーいう活動をしている人は理想主義の純粋真っ直さんばかりである。読んでいてなんか疲れてしまった。純粋すぎて。
October 13, 2008
「中国戦線はどう描かれたか」・「戦う北欧」の2冊を読了する。「中国戦線はどう描かれたか」は前半は林芙美子の従軍日記、武漢作戦は石川達三、徐州戦は里村欣三、広州進攻は火野葦平と従軍ルポが書いてあり、後半は戦争に協力した文筆家の話で〆てあった。戦後、率先的に協力した文筆家は非難・批判されたそうな。そういう話は延々と書いてあった。時代背景を考えると、仕方ないかな~と思った。「戦う北欧」は北欧各国の第二次世界大戦当時の歴史を語る内容だった。フィンランド・スウェーデンのソ連やドイツとの戦いの様子を詳細に書いていた。北欧は軍備が弱く、大国であるソ連やドイツに翻弄され生きていた姿が描いており、戦後は成長を続け豊かで安定した国になっているのが素晴らしいことである。新たに「ジョージ・ブッシュが日本を救った 高山正之 新潮社」・「アキハバラ発 著者多数 岩波書店」の2冊を借りてくる。
October 12, 2008
「人類が消えた世界」・「チェ・ゲバラの記憶」の2冊を読了する。「人類が消えた世界」は以前TVで見たような気がする。TVではCGを使い詳細な変化図が出ていた。本ではもっと細かい話が書いてあった。いかに人間が作った素材が何十年も持たないということを知った。それらが無くなり早い期間で草原になってしまうそうな。案外、こっちの方が地球には良いのかも。まあ、こんなものだろう。「チェ・ゲバラの記憶」は革命家だったチェ・ゲバラの追悼本だった。当時一緒に革命運動に参加した著者が書いた本だったが、微妙だった。ゲバラの話があったにはあったがそんなに深い話もなく、革命時の思い出が多かった。近年、ゲバラの遺骨がボリビアで発見され、キューバに返還されたまで話も書いてあり、良い作りの本だった。まあ、こんなものだろう。新たに「女装と日本人 三橋順子 講談社」・「彗星特攻隊 増戸興助 光人社」・「商道上・下 崔仁浩 徳間書店」の4冊を借りてくる。
October 11, 2008
「彼らは来た」・「ランボー最後の戦場」の2冊を読了する。「彼らは来た」はノルマンディー上陸作戦の顛末記だった。連合軍・ドイツ軍両方の視線に立ち、作戦に参加した将兵の記録だった。非常に細かい戦闘詳報が書いてあった。とても分厚い本だったが、おもしろかったので一気に読んでしまった。「ランボー最後の戦場」は今年公開された映画の原作本だった。内容は書かないが、実にランボーらしい内容だった。ロッキーシリーズといいS・スタローン氏の活躍はスゴイな~と思った。新たに「百寺巡礼 第1.3.7.8巻 五木寛之 講談社」の4冊を借りてくる。
October 10, 2008
「帰りなん、いざ」・「深夜ふたたび」の2冊を読了する。「帰りなん、いざ」は書下ろしのサスペンス小説だった。最後にどんでん返しがあり、最期まで一気に読んでしまった。文章も巧みで、「うまいな~」と思った。「深夜ふたたび」は志水氏のアクション小説だった。今回はあまりおもしろくなかった。たまにもこんな事もあるだろう。新たに「親馬鹿力のおかげです 林家木久蔵・林家木久扇 岩崎書店」のみ借りてくる。
October 9, 2008
「悩む力」・「行きずりの街」の2冊を読了する。「悩む力」は姜尚中氏のエッセイ。漱石の人生や価値観を中心に「考えること」を考える新書だった。まあ、一種の哲学なので考え方は人によって違うが、私もいろいろ考えてみた。こういう本に感想は無理だな~と思った。「行きずりの街」は志水氏のサスペンスモノだった。塾講師が行方不明になった元教え子を探すという内容だったが、その捜索中に大きな別の事件に巻き込まれるという良くあるパターンだったが文章が巧妙でドンドン引き込まれた。なかなかおもしろい内容だった。新たに「トンデモマンガの世界 と学会 楽工社」・「百寺巡礼 第4・6・10巻 五木寛之 講談社」・「O型自分の説明書 Jamais 文芸社」・「ドキュメント死刑囚 篠田博之 筑摩書房」の6冊を借りてくる。
October 8, 2008
「悩む力」・「行きずりの街」の2冊を読了する。「悩む力」は姜尚中氏のエッセイ。漱石の人生や価値観を中心に「考えること」を考える新書だった。まあ、一種の哲学なので考え方は人によって違うが、私もいろいろ考えてみた。こういう本に感想は無理だな~と思った。「行きずりの街」は志水氏のサスペンスモノだった。塾講師が行方不明になった元教え子を探すという内容だったが、その捜索中に大きな別の事件に巻き込まれるという良くあるパターンだったが文章が巧妙でドンドン引き込まれた。なかなかおもしろい内容だった。新たに「トンデモマンガの世界 と学会 楽工社」・「百寺巡礼 第4・6・10巻 五木寛之 講談社」・「O型自分の説明書 Jamais 文芸社」・「ドキュメント死刑囚 篠田博之 筑摩書房」の6冊を借りてくる。
October 7, 2008
「女はかくもままならぬ」・「タクシー王子、東京を往く」の2冊を読了する。「女はかくもままならぬ」は中村うさぎ女史のごった煮エッセイ。いろんな媒体に書いたエッセイを本にまとめたものだった。浪費の話は減り、美容・恋愛などの他愛もない話が中心だった。「けしからん!親からもらった身体だぞ」という事もなく、最後まで「へ~っ、オンナって大変やな~」と思いながら読了した。「タクシー王子、東京を往く」は東京にある日本交通という大きなタクシー会社の3代目社長が実際に1ヶ月実車し、その体験話をまとめたモノだった。著者は幼稚舎からの慶応ボーイで海外留学を経験し、MBAを取得し外資に勤めた後に実家経営する日本交通に入社し、34歳で取締社長になった人物である。現代の「水戸黄門」のようだった。詳しい内容は書けないが、一般人が普通に生活しているところに、王子様がやって来て庶民の生活を知るという感じだった。文章もなかなかウイットに富んでおり、とてもおもしろかった。こういう若社長が大企業を引っぱって行き改善・改革を進めて行くのはすばらしいと思う。新たに「ウォーター・マネー「水資源大国」日本の逆襲 浜田和幸 光文社」のみ借りてくる。
October 7, 2008
「天皇の金塊」・「大正霊戦記」の2冊を読了する。「天皇の金塊」はトンデモ本?のような気がしたが、一応読了した。内容はフィリピンの地下奥底に第二次世界大戦時アジア各地で強制的に集められた金塊や貴金属・書画骨董が埋めてあり戦後、「金の百合」とよばれ、その金塊をマネーロンダリングし、今世界で流通しているそうな。皇室や日本の歴代総理・有力政治家もこの事実を黙っており、チビチビと与党のウラ金として使われているそうな。他にもいっぱいこのようなトンデモ話が書いてあった。国民は物価高でヒーヒーいっているのにこのお金を投入しないのだろう?そのことには一切触れていなかったし、著者自体が「○○(関係者)の話によると…」という書き出しが多く、信憑性が低い。確かにフィリピン山中に山下将軍が「マル福金」なるものを埋め、戦後現地人が掘り出したという話があるが、大規模な地下金塊倉庫話は聞いた事がない。(似たような埋蔵金塊話はミャンマーにもあるそうな)胡散臭さタップリの本だった。信じるも由、笑うも由な1冊である。「大正霊戦記」も微妙だった。大逆事件に関わったとされるクリスチャンの教師の沖野岩三郎という人の伝記だった。内容も独特文体で私には合わなかった。著者の奥さんが沖野夫妻の養女だったいうこともありこの本を書いたようだ。著者は多くの人にこの沖野氏を知ってもらいたいという思いがあるので書いたのだろうが、あまりに文章が独特だったのでソンをしているような気がする。「B級グルメが地方を救う 田村秀 集英社」のみ借りてくる。
October 6, 2008
「政治家の覚悟国民の覚悟」・「大名屋敷の謎」の2冊を読了する。「政治家の覚悟国民の覚悟」は衆議員後藤田正純氏の政治を語る内容だった。(途中、橋元知事との対談ありますが…)自身の政治に対する熱き思いがヒシヒシと伝わってきたが、慶応卒→三菱商事というエリート街道まっしぐらなので、「私は庶民代表です!」と言ってもなかなか伝わらなかかも。公務員の不正や政治家の贈収賄疑獄などなかなか政治家を信じるのは難しい。大叔父さんが故・後藤田正晴氏だったので、正純氏も初心を忘れず頑張って欲しいものである。「大名屋敷の謎」は今のビジネスに通用する内容だった。江戸時代の江戸市中には多くの藩の上・中・下屋敷と数多くの藩士が集まっており、そこから排出される「糞尿」を巡るビジネス模様だった。糞尿を農村が買取り肥料としてまき、農作物を作るのに使うのである。その莫大な糞尿を巡り、各村がワイロを送り入札を有利に動かす当時の記録が残っており、なかなかおもしろかった。幕末になると均衡が崩れ、藩士が江戸から減ったり屋敷そのものが取り上げられたりして、糞尿が集まらず幕府崩壊してしまったそうな。したたかのは農村で、新政府に取り入り軍隊や警察から糞尿を譲り受け、今まで通り農業を続けていたそうな。いや~こーいう事実も教科書で教えて欲しいものである。新たに「あなたは顔で差別をしますか 藤井輝明 講談社」のみ借りてくる。
October 5, 2008
「中国人の胃袋」・「渥美清の肘突き」の2冊を読了する。「中国人の胃袋」は中国と日本の食文化比較と中国の食文化の歴史エッセイだった。中国人の方が書いているのでとても奥が深く、中国の食文化について深く追求していた。中国では今も暦を非常に大切にしており、伝統的なモノを食べているそうな。そういう食文化をいろいろ書いてあった。後半は日中の食文化比較が中心で豆腐・ラーメンなどについて考察してあった。なかなか興味深い内容だった。「渥美清の肘突き」は微妙だった。というのはほとんど著者のTVマン時代の思い出で、渥美清氏の話はほとんど出てこなかった。割合で言うと9割自分の話、ほんの1割が渥美清氏の話だった。これはズルい気がするな~私のような渥美清ファンは絶対に借りるだろう。でも、実際はほとんど出てこないのである。私もこの本をワクワクしながら読んでいたが、最後の最後にちょこっと出てきただけである。騙された感いっぱいである。これなら、「私のTVマン時代」で十分である。非常にがっかりした。新たに「転進瀬島竜三の「遺言」 新井喜美夫 講談社」・「うつが私にくれたもの 沢口瑶子 幻冬舎」・「ブログ論壇の誕生 佐々木俊尚 文芸春秋」の3冊を借りてくる。
October 4, 2008
「ディズニー化する社会」・「知事の世界」の2冊を読了する。「ディズニー化する社会」は世界を股にかける企業のマニュアル化をディズニー化する社会と名づけていた。ディズニー以外ではマクド・スーパー・スタバ・チェーン系レストランなど多くが統一マニュアルを利用しており、こういうところが危険だ!ということを警鐘を鳴らしていた。内容は世界一律のサービスの是非や従業員の管理・監視など主に「労働問題」を書いていた。個人商店なら個人の判断で運営できるが、世界企業まで成長するとなかなか従業員個人の判断で仕事をするのは難しいだろう。労働者個人の能力差もあり、誰でもできるようにということを考えるとマニュアル化しかないだろう。この考えに反し、独自のやり方を進める企業も増えているそうだがそれも良いと思う。サービスや労働について興味がある方向けの本である。「知事の世界」は宮崎県知事の東国原(そのまんま東)知事が故郷宮崎について熱く語った内容だった。どうして知事になったのかという理由と宮崎を変えたいという思いがヒシヒシと伝わった。彼が知事になる前では正直宮崎県のイメージは薄かったが、彼がアピールすることにより認知度や経済波及効果もあり,この時点で効果を充分上げているし成功ではないかと思う。文章にスピード感があり非常に良い内容だった。新たに「不潔の歴史 キャスリン・アシェンバーグ 原書房」・「ニッポン ブルーノ・タウト 春秋社」の2冊を借りてくる。
October 3, 2008
「言語世界地図」・「飢えて狼」の2冊を読了する。「言語世界地図」は世界各国で使用されている「言語」の解説本だった。詳細は省くがEU・アジア・アフリカ・中東・アメリカとカテゴリー分けし、細かい歴史や文節の紹介など書いてあり、「へ~っ、そーなんか~」と思いつつ読了した。日本語はあまり広がっておらず将来、英語?・中国語?に併合されるのだろうか。「飢えて狼」は志水辰夫氏初の小説で職場の人に「おもしろいよ」ということで読んでみた。私はハードボイルト・アクションモノはほとんど読まないので刺激的な内容だった。詳細は書かないが、40歳でデビューしこの「飢えて狼」を出版したそうな。80年代に書かれた内容なのでソ連vsアメリカという構図が懐かしいかった。新たに「皇統保守 竹田恒泰 PHP研究所」・「中年入門 松尾スズキ 朝日新聞出版」・「寅さんに学ぶ日本人の「生き方」 志村史夫 扶桑社」の3冊を借りてくる。
October 2, 2008
「封印作品の謎1・2」・「公務員クビ論」の3冊を読了する。「封印作品の謎」は以前読んだ「封印されたミッキーマウス」と同じ著者が書いた以前に出版された本だった。内容はいろんな問題で再販・再放送されない特撮やアニメについて流布されている噂を当事者にインタビューし、事実を探るというモノだった。定番のウルトラセブンの12話、おばけのQ太郎、キャンディー・キャンディー、70年代に放送された特撮モノ、ジャングルくろべえなどが書いてあった。いや~おもしろい内容だった。再販・再放送ができない理由がこんなにあるとは驚きである。遺族の反対、著作編の問題、各種団体からの講義、ネガの紛失や劣化など・・・著者の捜索力は大したもので一気に2冊とも読了した。私はこの手のネタがとても好きなので、ある意味ノドのつっかえが取れたような気がした。「公務員クビ論」は県職員→旧労働省→厚生労働省本庁補佐→県立大学院准教授という地方・国家公務員を経験した著者の公務員論だった。非常に内容が濃く「なぜ公務員が批判されるのか?」とか「I種国家公務員は本当に偉いのか?」など一般人が思うことを著者が解説していたがとてもわかりやすく良い新書だった。著者は地方・国家と公務員を渡り歩き、そこで感じた公務員の姿や未来の公務員像を書いてあったが、国民の中に格差が出始め富裕層窓口・中間層窓口・下層窓口と分ける時代が来るだろうと予想していた。最後まで興味深く読むことができる新書だった。著者の考察はスゴイ。新たに「がちんこ農業生活 そがしんいち ブルース・インターア」・「宮沢賢治あるサラリーマンの生と死 佐藤竜一 集英社」の2冊を借りてくる。
October 1, 2008
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