2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全30件 (30件中 1-30件目)
1
「さらばブルートレイン!」・「猫を償うに猫をもってせよ」の2冊を読了する。「さらばブルートレイン!」は昨今廃止が続いている寝台特急に乗った記録本だった。まあ、内容はよくある写真と体験記だった。JRは今後も路線を減らしていくようで新幹線・深夜高速バス・格安航空機に押され値段も若干高い寝台車が敬遠されるのは仕方ないと思う。乗れる機会があるなら是非一度は乗ってみたいものである。「猫を償うに猫をもってせよ」は大学の先生の周辺雑記風エッセイ。特に縛りもなくつらつら書いたり、「ふ~ん…」という感じで読了した。感想は特にない。新たに「迷惑メールは誰が出す? 岡嶋裕史 新潮社」・「大槻教授の最終抗議 大槻義彦 集英社」・「本の雑誌風雲録 目黒考二 本の雑誌社」の3冊を借りてくる。
November 30, 2008
「雅子妃悲運と中傷の中で」・「GHQ焚書図書開封」の2冊を読了する。「雅子妃悲運と中傷の中で」は雅子さまバッシングがなぜ起こったのか?ということからはじまり、皇太子さま批判など皇室報道のあり方が書いてあった。マスコミや出版社も「皇室ネタ」を扱うとよく売れるので、皇室バッシングがはじまったそうな。宮内庁は「開かれた皇室」を標榜しているが私は開かれる必要がないと思う。ヘンに開こうとするからバッシングを受けるのだろう。昔のように閉ざされた皇室の方がいいと思う。「GHQ焚書図書開封」は戦後秘史という感じだった。その国の書籍を抹殺する内容だった。それも日本教育界のエリート層が検閲し日本人官吏の手で指定図書を集め、パルプにリサイクルという歴史が書いてあった。しかし、この分野の研究はまだ始まったばかりで研究者が少なく研究の余地があるそうな。で、指定された書籍は戦記物・国家神道物(皇国思想)・対米関連書籍などやく7万冊あまり…。でも、東京を始め日本各地が空襲に遭っており、出版社や倉庫が焼けており集められない本もたくさんありあまり進まなかった面もあったそうだが、民主主義を広めようとしたアメリカが、他国の表現・出版の自由を否定しようとしたとは…それと検閲官に失職中のエリート層を大量雇用し、日本人の手によって書籍の指定をしてきたというところが憎い。この検閲官の後に再び教育界や実業界・政治家に転じたエリートたちが「左巻き」になったそうな。そういう歴史を知ることもでき非常に良い本だった。新たに「逮捕されるかもしれない症候群 糸屋憲一 新生出版」・「成人式は二度終えております エド・はるみ ヨシモトブックス」の2冊を借りてくる。
November 29, 2008
「世間も他人も気にしない」・「御乱心」の2冊を読了する。「世間も他人も気にしない」はひろさちや氏の人生訓だったが非常に良かった。もう、読んでいて目からウロコものだった。世間の価値観に振り回させることなく、自分の価値観で自由にのんびりと生きようという内容だった。スローライフのススメという感じだった。著者は仏教に造詣に深い方なので仏教とスローライフを組み合わせ生きるというにはいいものだと思った。今後もひろ氏の本を読みたいと思った。「御乱心」は三遊亭圓生と円楽vs円丈師匠の内部抗争を赤裸々に描いた本だった。立川談志一門離脱とは別に三遊亭一門も脱退騒動に連動しており、圓生と円楽が猛烈に動き、新協会立ち上げ工作に巻き込まれた末端の弟子たちの悲哀を描いていた。著者である三遊亭円丈師匠は堂々と圓生と円楽を批判しており、おもしろくて一気に読了した。過去に円楽師匠の書いた自伝的エッセイを読んだがこの脱退騒動ネタはキツク書いていなかった。これが原因で円楽師匠が圓生を継げなかったそうな。圓生が亡くなり30年が経過し、新たに圓生襲名の話が出てきているが円楽師匠は再びウラで暗躍するのだろうか。新たに「ニセ坊っちゃん 東貴博 幻冬舎」のみ借りてくる。
November 28, 2008
「戦慄」・「19歳の結末」の2冊を読了する。「戦慄」は昭和・平成の事件を再度証言をもとに再現する内容だった。梅川事件・浅間山荘事件・ニュージャパンの火災・田中総理の逮捕・オウム事件などが書いてあった。あまりにリアルなので「ほんまに見てきたん?」と突っ込みを入れたいリアルな内容だった。最後まで興味深く読むことができた。「19歳の結末」は1992年千葉県の市川市で起こった一家4人惨殺事件のノンフィクションモノだった。読了した感想は後味の悪い感じだった。19歳の犯人にそんなに罪の意識がないのが何ともいえない。唯一生き残った女子高校生はいかばかりだろうか。後に犯人は死刑確定したが未成年でも仕方ない。いや、未成年だからといって許されるものではない。新たに「桃太郎はニートだった!石井正巳 講談社」・「新宗教ビジネス 島田裕巳 講談社」の2冊を借りてくる。
November 27, 2008
「クライマーズ・ハイ」・「人生、成り行き」の研究」の2冊を読了する。「クライマーズ・ハイ」は以前映画になった原作本だった。小説なので細かい話は省くが映画化するには十分なネタだった。地方新聞社が日航機墜落事故を追い、そこにまつわる話が中心だった。なかなかおもしろかった。「人生、成り行き」は立川流の顧問である吉川潮氏が家元・立川談志師匠に直接インタビューする内容だった。小学生の頃から始まり最近の出来事まで触れていた。非常に立川談志の歴史がわかった。私は立川談志師匠に心酔しているのでとてもよかった。ただ、年齢や病気のことで舞台にあがることが減っており一度でいいので見てみたいと思う。新たに「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない 町山智浩 文芸春秋」・「戦国合戦「敗者」たちの言い分 岳真也 PHP研究所」・「刑務所通いはやめられねぇ 桂才賀 亜紀書房」の3冊を借りてくる。
November 26, 2008
「「オーラの素顔美輪明宏のいきかた」・「「空気」の研究」の2冊を読了する。「美輪明宏のいきかた」は美輪さんの伝記だった。本人も生きている間に伝記を出すのはどーかと思いつつ、了承したそうな。内容は著者(豊田正義氏)が美輪さんの故郷・長崎県に赴き関係者や同窓生にインタビューを決行し本書に添えていた。私は美輪さんが書いた自叙伝は読んだことがあるので大体は知っていたがそれをなぞる感じだった。この本はさらに詰めた細かい内容でじっくり読了した。美輪さんの若い頃のスナップ写真は美しい。「空気の研究」は今流行の「KY」である。しかもこの本は1983年に書かれており80年代から「空気」という概念があったという。しかも今この本を読んでも十分内容は今でも通用するモノだった。例え話で書いてあったが帝国海軍の戦艦大和がなんと会議の空気で沖縄特攻が決定されたそうな。何の根拠もなく「場の空気」で多くの将兵の命を奪ったのである。このように今に限らず「空気で会議が動く」や「空気が支配する」というモノがあったそうな。とても良書だった。
November 25, 2008
「「心の傷」は言ったもん勝ち」・「学歴・階級・軍隊」の2冊を読了する。「「心の傷」は言ったもん勝ち」はエセ被害者がのさばりPTSD・パニック障害・セクハラ・痴漢冤罪などが昨今激増しているという医師のエッセイ。医師の目から見た被害者を一刀両断に切るという内容だった。たいした病気ではないのに「病気だ!医師が悪い」と声高に叫ぶ患者(エセ被害者)が多いそうな。いろんなケースが書いてあり、なかなか興味深い内容だった。「学歴・階級・軍隊」はエリート層が帝国陸軍の最末端二等兵として入営し無学な古兵たちに無意味にいびられ、いじめられ理不尽に耐えるという内容だった。そもそも帝大や師範大出には恩典で徴集猶予があったが先の大戦末期にその恩典も停止となり、貧弱なエリートたちが駆り出されたそうな。確かに勇ましく学徒出陣で多くの学生が戦地に向かったが、この本では若者ではなくおっさんのエリート(大学で教鞭をとるような人)が中心だった。で、戦後帰還し思いっきり「反戦・左巻き」に転向した学者が増えたそうな。なかなか興味深い内容だった。新たに「日本一小さな大大名 山下昌也 グラフ社」のみ借りてくる。
November 24, 2008
「アントニオ猪木の謎」・「ハイスクール1968」の2冊を読了する。「アントニオ猪木の謎」は長年猪木氏と交流のある一般人(後に作家活動に入る)の暴露本だった。猪木氏のお金にいいかげんなところや発言と行動の裏腹さなど事実であろう事件を元に構成してあった。この本には大物政治家・ウラのフィクサーなどたくさん出てくる。猪木氏の毀誉褒貶が激しい激しいのは私でも知っていたが、金銭にルーズなのに大風呂敷を唱え周りの人を巻き込む「困ったちゃん」という風に感じた。なかなか興味深い内容だった。「ハイスクール1968」は四方田犬彦氏の高校生時代のエッセイ。まだ三島や毛沢東が生きていた時代の話だった。ただ内容は…だった。まあ、こんなものだろう。新たに「ブラックマネー 須田慎一郎 新潮社」・「蒸発父さん 岸川真 バジリコ」の2冊を借りてくる。
November 23, 2008
「フードバンクという挑戦」・「本牧亭の鳶」の2冊を読了する。「フードバンクという挑戦」は残った食料品を無料で恵まれない人に配る運動を日本でもしようという内容だった。発祥はアメリカで企業から放出されたモノを無料で配ろうということを発端に始まったそうな。しかし、最近は貧困層が大きく拡大したため、商品は足りなくなっており、フードバンク活動が立ち行かなくなりつつあるそうな。まだ、日本ではまだ馴染みがない運動だがこういう運動が流行ると、スーパーが苦しくなると思う。タダで食料品がもらえるのなら、意図的に買わないヤツが必ず出てくるだろう。まだ日本国は恵まれているのだろう。「本牧亭の鳶」は寄席にまつわるショート・ストーリー集。なかなか寄席にまつわる小説は少ないだろうが…内容はある程度事実に基づき書いているらしいがおもしろかった。新たに「おとなの味 平松洋子 平凡社」・「キムはなぜ裁かれたのか 内海愛子 朝日新聞出版」・「誰も国境を知らない 西牟田靖 情報センター出版」の3冊を借りてくる。
November 22, 2008
「わたし、男子校出身です」・「知事、まさか今夜もピザですか」の2冊を読了する。「わたし、男子校出身ですは性同一障害の元男性が書いた椿姫彩菜さんのエッセイ。幼少のころから「性」について違和感があり悩み、理解してくれない親との抗争などなかなか興味深い内容だった。文章も丁寧で読みやすく一気に読了した。後半はタイでの性転換手術話などリアルな話もありいろいろ考えてしまった。ぜひ、読んでほしい本である。「今夜もピザですか」は宮崎県知事・東国原氏の政務秘書の吉川敏夫さんが書いたエッセイ。この方はそのまんま東の弟弟子でたけし軍団を辞めたあとも東とつるんでおり、知事選に出馬した時から手伝いをし、知事に就任すると世話係りになりその思いを書いた内容だった。硬い話はなくおもしろくまとめてあり、タレント知事の裏側がいろいろ書いてあった。東国原氏は二期目も視野に入れているのだろうか。地方の活性化に大きく貢献した東国原氏はスゴイ。
November 21, 2008
「なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?」・「アジアの試練チベット解放は成るか」の2冊を読了する。「ゴミを分別しないのか?」はシリコンバレー在住の日本人の女性ジャーナリストのエッセイ。内容はシリコンバレーでの出来事をつらつらと書いたもので、題はそんなに重要ではなかった。特に脈絡もなく書いているので、「ふ~ん…」程度で読了した。「チベット解放」は多士済々のジャーナリストがチベット問題について記述したものだった。どうしても「親チベット」の内容だが、中国のやり方(報道されている限りだが…)はヒドイ。もう、侵略である。日本政府は抗議をしないしこのままではチベットは中国に同化してしまうだろう。今後どうなるのだろうか。
November 20, 2008
「空気のトリセツ」・「命あるかぎり」の2冊を読了する。「空気のトリセツ」は世に言う「空気が読めない(KY)」ということを取り上げ、ビジネスや日常に潜む「K・Y」を解説する内容だった。ブログ炎上などもこの「K・Y」が原因なのである。何にでも空気=流れはあると思う。関が原の合戦の小早川秀秋の裏切りや政治家の派閥力学など、急に流れが変わることがあるそれが空気というらしい。短い文章でわかりやすくとても良かった。「命あるかぎり」は松本サリン事件の被害者河野氏のエッセイ。事件後の生活の変化やこのサリン事件の当事者である方と家族ぐるみで触れ合ったり、なかなか興味深い内容だった。(この本が出版された後、奥さんである澄子さんは8月に肺炎で亡くなりました)新たに「お菓子の歴史 マグロンヌ・トゥーサン=サマ 河出書房新社」のみ借りてくる。
November 19, 2008
「チョコレートを滅ぼしたカビ・キノコの話」・「悲劇の外交官」の2冊を読了する。「チョコレートを滅ぼしたカビ・キノコの話」は植物学者である著者が書いたマニアックな話だった。カカオやクリなど実のなる木や植物になぜか付着する菌類が存在しておりそれらが簡単に枯らしたりしてしまう謎を解いていた。こういう研究をしている博士がいることを知りとても感心した。日本では「イネ」の研究がこれにあたるのだろう。寒冷地用のイネや二毛作や害虫に強いなど開発しており、こういう研究モノは読んでいてワクワクする。「悲劇の外交官」は長野生まれのハーバード・ノーマンという外交官の話だった。カイロのカナダ大使という立場でありながら、謎の投身自殺したノーマンの伝記だった。日本生まれなので日本に愛着があり、外国人でありながら「日本通」で終戦直後のGHQで活躍したそうな。細かい内容はさておき、まったく知らなかった人物だった。この本でも投身自殺の理由は触れてなかったが、結局何だったのだろうか?
November 18, 2008
「ロシア語られない戦争」・「知られていない原油価格高騰の謎」の2冊を読了する。「ロシア語られない戦争」は日本人がチェチェン共和国に入国し、1年半紛争を追いかけたという記録だった。内容はともかく、戦闘地域で1年半も外国人が暮らし、レポするのはスゴイ。この紛争の意義や資金援助問題など見えない部分の話も豊富でなかなか勉強になった。日本ではあまり報道されないが、今も紛争は続いているそうな。「原油価格高騰の謎」は新聞やインターネットで報じられていることのまとめだった。中国・インドなどがさらに石油が必要となったことや投機の対象となったことなど知っている話ばかりだった。特に目新しいネタはなかった。新たに「ニッポン落語むちゃ修行 桂三若 寿郎社」・「ヤメ検 森功 新潮社」・「わが教え子、金正日に告ぐ 金賢植 新潮社」の3冊を借りてくる。
November 17, 2008
「江戸商人の経営」・「偽善エコロジー」の2冊を読了する。「江戸商人の経営」は江戸時代の商人が昨今同様、活発だったという内容だった。M&Aや各種相場も活発で商人は大きな富を持っていたそうな。この本は専門書に近い内容だった。「偽善エコロジー」は昨今流行っているエコロジー活動に物申すという内容だった。私も胡散臭いエコ活動に違和感を覚えるが、その話がいろいろ書いてあった。レジ袋や割り箸・ペットボトルなどいろんなエコ問題について語っていた。読んでいて「うんうん。そうそう…」と思いながら読了した。純粋まっすぐなエコ活動家にぜひこの本を読んでほしい。新たに「謎手本忠臣蔵 上下 加藤広 新潮社」の2冊を借りてくる。
November 16, 2008
「会津藩VS薩摩藩」・「マングローブ」の2冊を読了する。「会津藩VS薩摩藩」は今も続く、会津若松市と山口市・鹿児島県の戊辰の役問題である。おもしろいことに会津は薩摩を許し、長州は許せないというねじれた構図がありその原因を探る内容だった。その理由がいろいろかいてあったが、「へ~っ…そーなんか…」というような内容だった。似たような話がある。それは忠臣蔵である。赤穂市と吉良町は一応友好都市宣言をしており、いろいろ交流会をしているのにこちらはまだまだ雪解けはないそうな。読んでいていろいろ考えさせられる話だった。「マングローブ」はJR東日本の労働組合の活動家たちの話だった。他のJRはこういう団体と縁を切っているが東日本はこの団体(活動家)に飲み込まれており、会社運営ができていない事をスッパ抜いていた。他にも安全な運行がなされていないことなど書いてあり非常にショッキングな内容だった。新たに「餓鬼(ハングリー・ゴースト) ジャスパー・ベッカー 中央公論新社」・「松本人志の怒り 青版 松本人志 集英社」の2冊を借りてくる。
November 15, 2008
「国母の気品」・「内部告発!社民党」の2冊を読了する。「国母の気品」は大正天皇の奥さんである貞明皇后の話だった。貞明皇后は九条家出身で病弱だった大正天皇を助け、慈善事業にも力を入れ皇室に大きな影響力を持っていたそうな。子供に恵まれ、昭和天皇・秩父宮・高松宮・三笠宮の4皇子を産み若き皇太子(後に昭和天皇)を見守り、妃たちを厳しく教育したそうな。そういういろんなエピソードが散りばめてあった。丁寧に調べてあり、一気に読んでしまった。大正という短い時代よりも昭和初期の皇室に影響力を持った貞明皇后はまさに国母である。「内部告発!社民党」は奨励解雇第一号の著者がその闘争をブログを書籍化したものだった。「労働者の味方」を標榜している政党が何人も解雇するとは…何が正しいのだろうか?この本すべてが正しいかどうかわからないが所詮、理想と現実が違うというのを感じだ。まあ、時代背景もあるだろうが高校時代から社会党(当時)の活動家だったというのもスゴイよな~と思った。その後専従職員になったのに、愛してやまない政党からクビを切られるのは何とも言えない。(ネタ切れなのか途中に映画の感想あり)新たに「自衛隊の情報戦 塚本勝一 草思社」のみ借りてくる。
November 14, 2008
「日本に古代はあったのか」・「親方はつらいよ」の2冊を読了する。「日本に古代はあったのか」は井上章一氏の「歴史」について語った内容だった学校で学ぶ日本史は明治期に作られたもので本当の日本史を西洋史と平行させて学ぼうという内容だった。う~ん…難しかった。井上氏は霊柩車やパンティーの歴史・名古屋文化史・阪神タイガースについてなど独特の視点で書いておられるがこの本はまじめに論じていた。ユーモア感がなかった。「親方はつらいよ」はいろいろ問題が噴出し相撲離れが激しい昨今、高砂親方(元大関・朝潮)が書いた新書だった。朝青龍問題のことも赤裸々に書いてあり、親方業の大変さがよくわかった。ただ、相撲業界の環境や未来を考えると暗雲が立ち込めているような気がする。旧態依然の伝統墨守だけが正しいわけではなく、変えるところは変えて世間に受け入れられる相撲界を若い親方に作って欲しいと思う。新たに「最後の国民作家宮崎駿 酒井信 文芸春秋」・「漢字廃止で韓国に何が起きたか 呉善花 PHP研究所」・「宇津木魂 宇津木妙子 文芸春秋」の3冊を借りてくる。
November 13, 2008
「父小泉信三を語る」・「生きる意味を教えてください」の2冊を読了する。「父小泉信三を語る」は元慶応義塾大学の塾長で現天皇と美智子様を結びつけた人物でもある。その小泉信三氏の実娘(次女)が思い出を記述した内容だった。非常に記憶がしっかりしており子供のころからの思い出がいっぱい書いてあった。小泉信三氏には男児がいたが先の大戦で戦死し「海軍主計大尉小泉信吉」という本を著しており、この本を読了していたのでどういう人物か知っていたが、実娘から見た小泉信三像はまったく別でユーモアセンスがあり、なかなかおもしろかった。昨今こんなすばらしい学者はいない感じがする。「生きる意味を教えてください」は田口ランディさんと文化人が「生と命」ということをテーマに対談する内容だった。内田樹・森達也・宮台真司など9人との対談でいろいろ語っていたが、このテーマでは正解を導き出すのは難しいだろうがじっくり読んでしまった。私もこれを読んでいろいろ考えてしまった。
November 12, 2008
「戊辰戦争出羽戦線記」・「闘う書評」の2冊を読了する。「戊辰戦争出羽戦線記」は奥羽鎮撫副総督だった澤為量という公家の従軍日記だった。そのまま日記を掲載しており淡々と読む。当時の従軍日記なのでひたすら漢字で読みにくい。間に少しだけ著者の解説が入れてあるだけでまあ、こんなものだろう。「闘う書評」はごく普通の書評だった。この本は過去に読んだ気がするなー。新たに「コスプレ 三田村蕗子 祥伝社」・「洋行の時代 大久保喬樹 中央公論新社」・「書物迷宮(ル・ラビラント)赤城毅 講談社」・「死体が語る歴史 フィリップ・シャルリエ 河出書房新社」の4冊を借りてくる。
November 11, 2008
「この落語家を聴け」・「村上春樹にご用心」の2冊を読了する。「この落語家を聴け」はパンク雑誌編集長が長年落語を見に行き落語の未来と将来性のある落語家の姿が生き生きと記述してあった。私も落語を聞くが、下手な真打ちがいるのは事実で「大丈夫か?」と思うことがある。著者の目線で落語家を語っていたが、立川談志・立川流を強く押していた。関西圏ではなかなか聞くことができないが、私も著者と同感である。本当の実力がないと昇級できないし師匠の目もあるし…。とてもおもしろく一気に読んでしまった。良質の落語解説本だった。「村上春樹にご用心」は村上春樹本の書評やうだうだ話だった。私は読書家(?)だが、村上春樹は読んでいない。今まで読んだ内田樹先生の本とは微妙に方向性が違うかも。あまりピン!と来なかった。
November 10, 2008
「二人で一人の明治天皇」・「任天堂Wiiのすごい発想」の2冊を読了する。「二人で一人の明治天皇」はよく言われている入れ替わり説を肯定する独自の論を展開していた。う…ん、何とも言えん内容だった。幕末・明治期に「忍者」が活躍し、本当の明治天皇を暗殺し長州勢が用意した少年と入れ替え、国家をウラから牛耳っていたという内容だった。昭和天皇の時は熊沢天皇が出てくるし…もう、典型的なトンデモ論(これが事実かもしれんが)だった。読んでいて頭が痛くなった。「任天堂Wii」は微妙だった。誰にこの本を読んで欲しいのだろうか?インターネットやゲーム雑誌に公開されているような古い情報や一般公開されている数値などが羅列してあった。一気に目を通し読了した。感想はなし。新たに「小室哲也深層の美意識 神山典士 講談社」のみ借りてくる。
November 9, 2008
「態度が悪くてすみません」・「中世を旅する人びと」の2冊を読了する。「態度が悪くてすみません」は最近ハマッテいる内田樹教授のブログ本。教授が思ってことをボラボラと書いているが、毎回ウンウンと思いつつ読了する。今回はコミュニケーションの作法について語っており、いろいろ考えさせられる内容だった。「中世を旅する人びと」は中世の人々の暮らしを描いた文庫だった。肉屋・農民・居酒屋・旅籠・ジプシーなど当時のいろんな職種の人をレポートする内容だった。まあ、こういう歴史が好きなので楽しく最後まで読めた。新たに「異次元の刻印 上下 グラハム・ハンコック バジリコ」・「キャパになれなかったカメラマン 上下 平敷安常 講談社」の4冊を借りてくる。
November 8, 2008
「賢い犬たち」・「逆臣青木幹雄」の2冊を読了する。「賢い犬たち」はアメリカ人作家が書いた犬にまつわるエッセイだった。犬キ○ガイ(本書でも使用)の著者が今まで飼った犬や今いる犬たちのおもしろい行動をいろいろ書いていた。アメリカ版のムツゴロウさんだった、非常にほほえましい内容だった。「逆臣青木幹雄」は参議院の首領と言われている青木幹雄氏の伝記。竹下元首相の秘書から政治家に転じ、自民党参議院を長年仕切りキングメーカーになった話がメインだった。内容は長年青木氏を追っかけていたジャーナリスト・松田賢弥氏が政治家や地元民・同級生にインタビューをしつつ、青木幹雄という人間を探るという作りだった。本書は非常にグロかった。これを読んだ青木サイドは激怒するだろう。それくらい濃い内容だった。新たに「空腹について 雑賀恵子 青土社」・「属国の防衛革命 兵頭二十八ほか 光人社」の2冊を借りてくる。
November 7, 2008
「元日本兵の抗日戦線」・「「昭和」を点検する」の2冊を読了する。「元日本兵の抗日戦線」は中国大陸に出征し日本軍人として戦っていたが怪我をしたため八路軍の捕虜になり、日本軍人に投降を勤める役に就き、7年後に帰還する本だった。なかなかレアな内容だった。召集の末端兵士が泥沼の戦闘を経験し、「生きていたい」という強い思いを持ち、八路軍に協力するということだったがわかるような気がする。日本軍に帰っても銃殺されるだろうし生きるためなら何かアクションをするだろう。中国大陸モノの戦記を読むと、結構この話が出てくる。八路軍の捕虜に対する扱いが非常によく親中国に転向する末端兵士が多くいたそうな。薄い回顧録だったが一気に読んでしまった。「昭和を点検する」は半藤氏と保阪氏の昭和についての対談集だった。特に縛りもなく親しい者同士の会話だった。昭和(戦前・戦中)の事件についていろいろ語っていたが、まあこんなものだろう。新たに「メシが食いたければ好きなことをやれ! 岡野雅行 こう書房」・「海をひらく 桜林美佐 並木書房」の2冊を借りてくる
November 6, 2008
「大飢饉、室町社会を襲う」・「誰も言わなかった海軍の失敗」の2冊を読了する。「大飢饉、室町社会を襲う」は当時の記録から度重なる飢饉の様子が書いてあった。当時は年貢で米を納めており、それだけでは足らず米相場が高騰し、庶民が疲弊してしまったそうな。それと古米と新米の話である。当時は古米の方が貴重品で新米の価値が低かったそうな。その理由は「膨張率」だったそうな。古米は乾燥し切っているので、炊いた時大きく膨らむそうな。(この考えは今でも米食文化圏では普及しているそうな)いや~興味深い内容だった。「海軍の失敗」は旧海軍の失敗を書き出し、著者独自の考えを書いてた。まあ、成功の裏には失敗もあるだろう。ただ工業大国アメリカにケンカを売った段階でもう負けだろう。それと軍人の年功序列やレーダーなどの戦闘支援兵器開発の遅れなど問題もあったし、ムリがあったのだろう。なかなかおもしろい研究本だった。新たに「皇族誕生 浅見雅男 角川書店」・「飢餓国家ニッポン 柴田明夫」・「自殺作家文壇史 植田康夫 北辰堂出版」・「ぼくは猟師になった 千松信也 リトルモア」の4冊を借りてくる。
November 5, 2008
「ウェブ人間退化論」・「知に働けば蔵が建つ」の2冊を読了する。「ウェブ人間退化論」はITが急成長し、人間本来の力が落ち、社会や対人関係が希薄になったという論だった。ケータイ・PCは非常に便利であるがそれに頼りすぎると何かが損なわれるということだった。生まれた時からこれらに触れて暮らしている若者たちは、もう別人である。まあ、こんなものだろう。「知に働けば蔵が建つ」は内田先生の知的エッセイ。少し前の本なので内容が若干古いがなかなかおもしろかった。物事をまっすぐ見ず、斜めから見て物事の本質をえぐるエッセイは非常に良かった。格差社会・負け組が再出発できない社会システムなど最近よく言われるネタを先に論じているのはスゴイ。
November 4, 2008
「ゲゲゲの女房」・「映画「靖国」上映中止をめぐる大議論」の2冊を読了する。「ゲゲゲの女房」は水木しげる氏の奥さんが書いた夫婦エッセイ。奥さんが見ず知らずの水木しげるとお見合いをしてすぐ結婚し、東京で極貧生活を送りながら子育てや水木の手伝いをしながら、ダンナを手助けする姿は非常に微笑ましい。どんなことがあっても水木を信じ彼について行く覚悟は素晴らしく読んできて感心した。最後まで楽しく、水木さんの弟子たちの話など微笑ましいエピソード満載で良かった。「靖国上映中止をめぐる大議論」は以前、上映するのに大モメした「靖国」についての本だった。ロフトに右翼の方を集め、「靖国」を見て討論をし合ったり、この映画に関わる人の話を聞いたりなかなかおもしろかった。当時、関西では見ることが出来なったのでこの本は非常に参考になった。新たに「次の首相はこうして決まる 柿崎明二 講談社」・「ドラッグの社会学 佐藤哲彦 世界思想社」の2冊を借りてくる。
November 3, 2008
「情熱のシェフ」・「日本人は世界一間抜けな美術品コレクター」の2冊を読了する。「情熱のシェフ」は情熱大陸風のドキュメント本だった。なんか気取った感じが好かんな~。主人公は若き天才フランス料理シェフの松嶋啓介氏。著者は別人で松嶋氏の生い立ちからフランス修行時代、一人前のシェフになった以降の話など何か文章が気取っていた。これはフランス料理だからなのだろうか。うどん店の店主ならこうならんと思うが…私には合わなかった。「美術品コレクター」はお金儲けのために絵画を買うバカさを画廊経営者が憂う内容だった。なかなか一般人は絵画を買う文化がないので仕方ないが、店主はこう見ていたのだろう。まあ、こんなものだろう。新たに「平等ゲーム 桂望実 幻冬舎」・「息の発見 五木寛之 平凡社」・「どうするオバマ?失せろブッシュ! マイケル・ムーア 青志社」・「恐慌前夜 副島隆彦 祥伝社」の4冊を借りてくる。
November 2, 2008
「骨が語る日本史」・「検証島原天草一揆」の2冊を読了する。「骨が語る日本史」はお墓を開き遺骨を計測し病歴を調べ本にしたものだった。古代人の骨・伊達一族・徳川将軍家(9代家重)など実際の骨の写真がたくさん掲載されていた。庶民の顔は四角でお殿様(位が高い人々)は超が付くほど面長だったらしくそのまま細い顔の頭蓋骨だった。私はこういうのに非常に興味があり、とてもおもしろかった。「検証島原天草一揆」は島原の乱の顛末記だった。宗教運動としての一揆か、島原・天草領の厳しい年貢に対する一揆だったのか?という話だった。当時の記録や手紙をひも解くと、真偽はともかく両方の理由が書いていたそうな。著者は宗教運動としての一揆説を取っており、その理由がいろいろ書いてあった。なかなか興味深い内容だった。確かに「島原天草一揆(島原の乱)」は奥が深い。
November 1, 2008
全30件 (30件中 1-30件目)
1