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「なぜド素人経営者の焼肉屋は繁盛したのか?」は芸人・たむらけんじ氏の焼肉店運営本だった。嫁の母親が経営していた焼肉店を急に経営経験のないたむら氏が素人感覚で焼肉店を運営する内容だった。素人経営といいながらちゃんとコストカットをしたり従業員教育や新しいタレや新商品の開発などちゃんと経営者らしいことをしているのである。それをおもしろおかしく当時の様子を踏まえ書かれていた。この運営方法がうまくいき。4店舗のオーナーになったそうな。昨今、多数のタレントさんが料理店を経営(運営)しているが、ここまで細部を把握している人はいないだろう。ちゃんと現場を経験した彼のホンネだろう。なかなかおもしろかった。新たに「幻想の古代史 上・下 ケネス・フィーダー 楽工社」・「されど、鴬は鳴きやまず 四代目江戸家猫八 角川書店」の3冊を借りてくる。
January 31, 2010
「貧乏入門」は若いお坊さんが書かれた「お金の使い方」を考える本だった。大金や高級品を持つのではなく、「自分に必要なモノ」だけを持ち、心豊かに生きようと書かれていた。著者はお坊さんなので講演や本の印税だけで十分生活ができストレスのたまらない人生が歩めることを体感し、一般人にも通用すると〆ていた。確かにモノを持たないシンプルな生活は一般人でもできるだろう。しかし、多くの人は「大きな家に住みたい」や「大金・高級品が欲しい」という俗は考えを持っており、なかなかモノを持たない生活はなかなかできないと思う。私は多少わかるような気がする。考えさせられる良書だった。新たに「憎まれ役 野村克也 文芸春秋」のみ借りてくる。
January 30, 2010
「誰も書けなかった国会議員の話」は参議院議員になったHIV訴訟で実名公開した川田氏の議員手記だった。母親・悦子さんが議員を辞職した後、やり残した政策を引き継ぐ形で当時秘書だった川田氏が立候補し無所属議員として活動している彼の議員の生活が赤裸々に書かれていた。無所属議員ということなのでなかなか委員会で発言時間も少なく他の議員から「○○党に入らない?とか会派だけでもどう?」と誘われるが頑なに固辞し無所属にこだわり自分の考えを貫く姿勢はすごいと思う。自身の半生記も書かれており川田氏を知るのにちょうど良い1冊だった。
January 29, 2010
「日本開国」はペリー提督が日本にやってきた本当の理由をアメリカの公文書から探るという内容だった。著者は日本人でプロの歴史研究家ではなくアマチュアの歴史家。独特の文章で日本側の出来事や歴史を書きその次にアメリカ側の出来事や歴史がいちいち交互に書いてありなかなか先に進まない。それとそんなにここが重要か?というような文章も多々あり読むのが大変だった。で、結局は「対中政策の足がかり」だったような感じだった。もう、この時代から日本はどうでもよく、アメリカは中国に目を付けていたらしいのである。(これはあくまで著者の論です)感想としては、「へ~っ…」という感じです。トンデモ論じゃないと思いますが…新たに「骨から見た日本人 鈴木隆雄 講談社」・「突然マルサがやって来た! 磯貝清明 小学館」の2冊を借りてくる。
January 28, 2010
「ヒトラーの秘密図書館」はヒトラーの読書記録だった。ヒトラーがいろんな本を読み価値観や政策を作っていったそうな。昔ドイツでは誕生日とかに本を贈る習慣があり、ナチの幹部からたくさんの本を贈られよく読んでいたそうな。ヒトラーの残された書棚に目をやり、残っている本を調べいつ読んだのか?ということを書いていた。この本を読むとヒトラーという人物がよくわかると思う。まあ、こんなものだろう。新たに「「カミさんポックリ教」宣言 ビートたけし 小学館」・「日本SF精神史 長山靖生 河出書房新社」・「全アジア航路を行く小牟田哲彦 河出書房新社」・「俳句、はじめました 岸本葉子 角川学芸出版」の4冊を借りてくる。
January 27, 2010
「寺田寅彦バイオリンを弾く物理学者」は夏目漱石の弟子で物理学者の寺田寅彦氏の伝記だった。私はあまり知らなかったが、この伝記を読み「ほ~っ…」と思った。理数系の学者なのに子供の頃から「音(太鼓などの)」に興味があり、学生時代にバイオリンを買い作曲をしていたそうな。そういう寺田少年から学生期のエピソードがいろいろ書かれていた。熊本の第五高等学校時代に夏目漱石と知り合い俳句にのめり込み漱石と深い交流を結んだそうな。いや~なかなかおもしろかった。理系・文系と両方を理解し、「理系・文系の融合」を考え多くの随筆を残しているのでぜひ読んでみたい。
January 26, 2010
「映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか」は映画業界にいる著者の素朴な疑問に答える内容だった。確かに映画料金は全国共通でそれも1800円と高く、劇場によって値引き上映がないというのはおかしいのでは?ということを紐解き、いろいろ書かれていた。その理由は「税金」だった。戦前・戦後とTVが普及する前映画が大衆の娯楽で興行売り上げもすごく、そこに目を付けた国(後に地方税に移行)が入場税150%を付けたそうな。映画料金より税金の方が高いのである。それがそのまま消費税ができるまで続き、高値で維持されたそうな。それと映画業界の内向き体質。好況時にはお上に搾取され不況時には国は助けてくれず同業者間の強いつながりができて、お客さまよりわしらの利益確保が優先される結果になったらしい。う~ん…そうだったのか。デフレで服・食べ物など値段がかなり下がってるいるのに映画は1円も下がらない。確かに映画の日やレディースデーなど一時的な値引きはあるが、恒久的な値引きはないので動員数は減るだろう。公正取引委員会も行政指導などしないのかね。安くなるともっと動員数は増えるだろう。新たに「なぜド素人経営者の焼肉屋は繁盛したのか? たむらけんじ ワニブックス」・「丁稚のすすめ 秋山利輝 幻冬舎」の2冊を借りてくる。
January 25, 2010
「学校の先生が国を滅ぼす」は公立学校の校長先生の告発本だった。学校の行事に国旗を掲揚しない現場の教職員と著者のとバトルが主な内容だった。この教職員グループの背後にはある政党が付いており教育現場に多く浸透しているそうな。国旗すら置かない派の教職員グループが校長に詰め寄り、絶対国旗を認めないと息巻く姿は何とも痛ましい。公務員採用試験時に「あなたは国旗をどう思いますか?」と聞く方がいいのではと思う。民間と違い公務員は国・地方自治体に採用される以上、国旗に敬意を表せない人は採用を見送るべきだと思うが…公務員という安全な立場でギャーギャーいうのは、何か応援できない。新たに「貧乏入門 小池竜之介 ディスカヴァー・トゥ」のみ借りてくる。
January 24, 2010
「偽書「東日流外三郡誌」事件」は古代における日本の東北地方の知られざる歴史が書かれているとされる歴史が書かれているとされる偽書である。「和田家文書」(わだけもんじょ)の一つ。(ウィキより)和田喜八郎(故人)という方の天井裏から古書がでてきてそれを紐解くと古代の津軽地方には九州王朝から弾圧された民族の文明が栄えていたという内容でそれを町や神社に売り込み、お金を貰うということを繰り返していたそうな。この本はこの東日流外三郡誌は偽書であるということ事実のみを積み上げ、正書派を論破する内容だった。確かに(この本を読む限り)東日流外三郡誌は偽造だろう。それも和田氏本人の手によるニセモノだろう。細かい話は読んでいただけばわかるが、とてもおもしろい1冊である。まとめにも書いてあったがこれは一種の「古文書詐欺」というものらしい。歴史研究家の中には野心家も多く、正史以外の新たな事実に興味を持っており、ホイホイ買ってくれるそうな。そこに目を付け職業として古文書詐欺をしていた疑いがあるそうな。当然、和田氏はそれを認めることなく亡くなったらしいが、死後自宅を捜索しても天井裏はなかったそうな。最後までとてもおもしろかった1冊である。
January 23, 2010
「小沢一郎嫌われる伝説」は題の通り、なぜ小沢氏は嫌われているのか?という理由がいろいろ書いてあった。政治家・小沢一郎と私人・小沢一郎の両面から書かれており、いままで政争で生き抜いた彼の豪腕ぶりが書かれていたが、知っているネタが多かった。小沢氏と関わるとますます好きになる人と急に離れてしまう人の二種類の行動がはっきりするそうな。私人の部分は家族愛を中心に書かれていた。まあ、こんなものだろう。新たに「ツァイス・イコン物語 竹田正一郎 光人社」のみ借りてくる。
January 22, 2010
「在郷軍人会」は戦前にあった復員軍人の互助団体研究のマニアッアクな本だった。この本は多くの人が読む本ではなく、軍事・歴史オタ向けのニッチな本だろう。現役兵役(2年)が終わると予備役→後備役と兵役が変化しその間に在郷軍人会に加入し、民間レベルで活動したそうな。この本では在郷軍人会の成り立ちの歴史、団体活動の内容、戦争の激化による在郷軍人会の変化など多岐に渡っており、なかなか表に出ない在郷軍人会の内容が克明に書かれていた。なかなかおもしろい本なのでぜひ読んでいただきたい。新たに「ヒトラーの秘密図書館 T・ライバック 文芸春秋」・「朝日新聞がなくなる日 宮崎正弘 ワック」の2冊を借りてくる。
January 21, 2010
「失敗の教科書」は内外の有名人の失敗談を集め、「有名人・著名人も失敗をしている」という教訓集だった。手塚治虫氏・チャプリン・シャネルまど17名の失敗話が書かれており、著者が最後に太い文字で教訓を書いて〆ていた。まあ、こんなものだろう。「ジミーの誕生日」はジミーこと明仁天皇の幼少期時代を調べた内容だった。戦中軽井沢に疎開していた東宮の生活や母である良子皇后(当時)の手紙など当時の様子が書かれていた。しかし、戦争末期に一部の軍人が決起を作戦したり、米軍上陸に備えるなどなかなか表に出ない東宮の戦争体験記が書かれており、一気に読了した。そして東宮の誕生日にA級戦犯の7名が処刑されるなどの話も書かれているがそんなに関連はなかったようだった。
January 20, 2010
「トンデモフリーメイソン伝説の真相」は「○○(人名や各種団体名)はフリーメイソンだった」や「フリーメイソン=ユダヤ人」という間違って流布されていることを正す内容だった。世界中でいろんな秘密結社の陰謀論は渦巻いており、それも間違った情報や話ばかりでこの本を読むと事実がよくわかった。文章もおもしろく一気に読了した。しかし、世界中の有名無名の著者たちがフリーメイソンや独自の陰謀論に関する本を出版するのがなんとも言えない。もう、ひつの産業みたいだ。
January 19, 2010
「湘南の風に吹かれて豚を売る」は慶応大湘南キャンパスを卒業した著者が勤め人を早々に退職し家業である養豚業を継ぐという内容だった。良くある当初は継ぎたくなかったが社会の荒波に揉まれた後に一大決心しブランド豚「みやじ豚」を世に広め、農家を継いだ二世・三世のためにNPOを作るなど活動している青年のサクセス・ストリーだった。まあ、よくある話なのでそんなに感動とかはないが、この湘南キャンパス卒の人はニュービジネスとか好きですね…。新たに「人類の月面着陸は無かったろう論 副島隆彦 徳間書店」・「映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?斉藤守彦 ダイヤモンド社」・「寺田寅彦バイオリンを弾く物理学者 末延芳晴 平凡社」の3冊を借りてくる。
January 18, 2010
「タイムスリップ忠臣蔵」はまったく私は無理だった。あまりに飛んでおり、話としては「う~ん…」という感じだった。架空SF歴史小説だったがこれは酷かった。おもしろさが全然わからなかった。新たに「学校の先生が国を滅ぼす 一止羊大 産経新聞社」のみ借りてくる。
January 17, 2010
「天皇と特攻隊」は特攻隊の成立時期や誰が考えたとかそういう話が中心だった。その付け足しに昭和天皇が出てくるという程度だった。特に真新しいネタもなくこれまでに出版されている特攻隊に関する本となんらかわらなった。特攻の企画はかなり早い段階で策定されていたが、天皇が反対するであろうというで表沙汰にせず闇でいろいろ計画されていた話が書かれていた。元特攻隊員の方の体験談なども書かれており、著者の思いが伝わってきた。新たに「火の起原の神話 J.G.フレイザー 筑摩書房」のみ借りてくる。
January 16, 2010
「雑草女に敵なし!」は著者である放送作家が知っているADの女性を取り上げた人生論だった。ADとはTV制作の最下層(本文ママ)の雑用係りでそこで働く女性の面白rエピソードを著者がいろいろ取り上げ、「女性でも力強く生きよう!」とか「くよくよせず生きたように生きよう」とか最後に教訓めいたことが書かれていた。すべて事実の面白ろエピソードらしいがこのADさんはとてもユニークな人だった。その後にADからデレクターに出世し今度はADを使う立場になり人間的に成長した元ADさんのがんばり話はおもしろかった。
January 15, 2010
「天皇家の執事」は10年以上天皇に使えた元侍従長の渡辺充氏の皇室話だった。天皇・皇室行事など多岐にわたって書かれていた。昭和天皇の(元)侍従や侍医だたった方の本は多数出版されているが現在の天皇の元侍従長が手記を出版するのは珍しいだろう。皇室行事の事も詳細に書かれておりとても興味深い内容だった。この本は軽い内容ではなく、しっかり書かれておりとても良かった。新たに「小沢一郎嫌われる伝説 渡辺乾介 小学館」・「偽書「東日流外三郡誌」事件 斉藤光政 新人物往来社」の2冊を借りてくる。
January 14, 2010
「戦場取材では食えなかったけれど」は日垣隆氏のエッセイで戦場取材の経験のある方とウダウダ対談する内容だった。日垣隆氏自体は戦場取材はなく、若い頃から「絶対行ってやる!」と考えていたが知人が海外で事故死しそれを目の当たりにしもう諦めたそうな。(その部分はぜひ読んで欲しい)憧れの戦場記者の話を聞き、ウダウダ語り合う姿はそれなりにおもしろかった。
January 13, 2010
「酒井法子孤独なうさぎ」は長年酒井法子さんを取材し続けた記者の手記だった。この本は事件後に緊急出版された本のようだがしっかりと書かれていた。内容は報道されている通りの話だったが記者が見たデビュー直後→ブレイク中→結婚後→事件の前後と酒井容疑者の様子が逐一書かれておりとてもわかりやすかった。それと酒井容疑者の家族話や人間関係なども細かく書かれておりこの事件に興味がある人や(元)ファンの方はぜひ読んで欲しいと思った。私の感想としては酒井容疑者はいとも簡単に影響を受けやすい人だな…と思った。新たに「岩崎弥太郎不屈の生き方 武田鏡村 PHP研究所」・「在郷軍人会 藤井忠俊 岩波書店」の2冊を借りてくる。
January 12, 2010
「だから、日本って変?」は外国に在留している日本人が外から見た日本(人)文化論だった。何かこいう本の著者って大抵反日思想のにおいがするんですよ。内容も結構反日的なネタも多いし、ほんの一部を見て海外=善、日本=悪という構図はいただけない。海外は海外で悪いところもたくさんあるし、紛争も多い。毎年のように日本国内では暗殺・紛争などあるだろうか?海外では頻繁に起こっているぞ。私は日本はまだまだ良い国だと思う。悲観する必要はない。新たに「明治大正昭和不良少女伝 平山亜佐子 河出書房新社」のみ借りてくる。
January 11, 2010
「トーキョーの謎は今日も深まる」は在日アメリカ人教授が書いた日本(人)論エッセイ。外国人が見た日本のヘンな習慣やブームについておもしろおかしく書いていた。外国人ありながら最近来日し街でハシャグ外国人を見ると腹が立つ(日本人になりきった証拠らしい)とか、日本人と肩が触れると先に「こめんなさい」が出てしまうなどおもしろエピソードがいっぱいで一気に読了した。日本(人)を馬鹿にしたトンデモ論ではなく真摯に対応した内容でとても良かった。著者の他の本を読みたくなった。新たに「湘南の風に吹かれて豚を売る 宮治勇輔 かんき出版」・「トンデモフリーメイソン伝説の真相 皆神竜太郎 楽工社」・「失敗の教科書。宮下裕介 扶桑社」・「ジミーの誕生日 猪瀬直樹 文芸春秋」の4冊を借りてくる。
January 10, 2010
「日本を惑わすリベラル教徒たち」はリベラル(左巻きの論客)を斬る内容だった。有名人の書いた本の矛盾点やトンデモ発言を引き出し、「まちがってますよ」と引導を渡す本だった姜尚中・井上ひさし・高橋哲哉・井筒和幸・上野千鶴子・立花隆(敬称略)など左巻きの有名人ばかりだ。個々の指摘は書かないが発言がばらばらで他人を侮蔑し、たいしたことは書いていなく進歩的知識人というのがウソのようだった。こう日本国や日本人を侮蔑し、特定の他国を褒めたたえ、さも自分が天才のように書くのが似ているのが何ともいえない感じだった。
January 9, 2010
「地球の歩き方の歩き方」はまさにプロジェクトXのような話だった。若き編集者たちが当時(1970年初頭)海外向け個人旅行が学生に流行ったにもかかわらず、ガイドブックがなく「立ち上がり、4人でアメリカ編・ヨーロッパ編を作ったそうな。それから旅慣れた学生たちから話を聞きどんどん本に加えていき、海外旅行のバイブルになっていったそうな。シェアを取った以降のバッシング話なども赤裸々に書かれており、「こういうことだったのか…」としみじみ思った。旅行本の裏側にこんな歴史があったとは驚きである。新たに「タイムスリップ忠臣蔵 鯨統一郎 講談社」のみ借りてくる。
January 8, 2010
「老朽マンションの奇跡」は古いマンションを500万円で買い、リフォームをして自分の好みの内装にする内容だった。著者は異常に建物やマンション見学が大好きで若い頃からそれらをまわるのを趣味にしており、そこで得た知識をふんだんに生かし1000万以上の物件を500万にまで交渉で値引きし買い取る話はとても興味深いものだった。購入後のリフォームにも力が入っており、リフォーム屋さんとの交渉やイタリアまで買出し話など多岐に及んでおり、完成した家はとても美しかった。東京(吉祥寺)で1000万以下でマンションを持てるというのはいいな~と思った。新たに「雑草女に敵なし! 山田隆道 朝日新聞」・「天皇と特攻隊 太田尚樹 講談社」の2冊を借りてくる。
January 7, 2010
「突然、妻が倒れたら」はフジTVで放送していたニュースJAPANのアンカーだった松本方哉氏の介護記録だった。介護といっても両親ではなく46歳の妻である。最重度のくも膜下出血になり、緊急手術を受けたが左半身にマヒが残り仕事を休み妻を介護する大変さが切々と書かれていた。当然、お子さん(1人)もおり介護・子供の世話・仕事と3つの重責を背負い奮闘する様子は大変そのものである。奥さんの様子も日々変わり安心できる時もなく、再手術を受けるなど2年にわたりその記録が詳細に書かれていた。感想は「大変である」の一言である。仕事を一切休止し妻の介護に専念するなどまだまだ日本の風土にはそぐわないが、妻を大切にしている著者の心意気が伝わった一冊である。新たに「酒井法子孤独なうさぎ 渡邉裕二 双葉社」・「戦場取材では食えなかったけれど 日垣隆 幻冬舎」・「天皇家の執事 渡邉允 文芸春秋」の3冊を借りてくる。
January 6, 2010
「地獄の世界一周ツアー」は黒人男性CAがお金を貯め、そのお金を資金に世界一周貧乏旅をする内容だった。世界一周といいながらアジア地域はタイのみというのはいただけないが…。アメリカのマイマイ発~南米~オーストラリア~タイ~インド~中東諸国~東欧諸国~西欧諸国と周っていた。内容は長距離バスや安い飛行機など貧乏旅行でよくある現地での病気、賊との遭遇、違法行為で捕まりそうになるなどおもしろ話が山盛りだった。ただ日本語訳が硬い印象だった。英語で読むともっと砕けた内容だろうというのが雰囲気でわかるがその辺をもう少し何とかして欲しかった。
January 5, 2010
「欠陥捜査」は仙台のバスとバイクが衝突事故を起こし、バイクに乗っていた大学生が亡くなり警察の調書に疑問を持った父親が宮城県・国を相手に訴訟を起こす話だった。ちなみに著者である父親は検察事務官で、日々調書をチェックしており宮城県警の杜撰な調書に疑問を持ちいろいろ県警に質問するが答えてない上に、亡き息子さんが被疑者として扱われていることに義憤を感じこの本を書いたそうな。その後に宮城県・国を相手に訴訟を起こしたが、すべて却下され敗北したのである。現場の警官が書いた調書がすべて正しいとされており、遺族が申し立てもほぼ勝てない制度になっている現状を検察事務官の父親が自身の子の事故を通して知るという何とも言えない話だった。
January 4, 2010
「シェフ、板長を斬る悪口雑言集」は友里征耶氏のレストラン辛口(ある意味正しい)批評本だった。東京中心の有名店に赴き、店の様子や料理のCP(コストパフォーマンス)、従業員の所作などを批評する内容だった。もう有名店ばかりだったが、ある意味正しい批評だろうと思う。なぜか料理評論家・エッセイストなどは絶対貶さないのでそれが本当の味かわからないし、ヨイショもあるだろう。なので一般人に紛れ込み、普通のお客として自腹で食べるので正しい判断もできるだろう。おもしろく最後まで楽しく読むことができた。こいいう本も必要だと思う。
January 3, 2010
「リクルート事件・江副浩正の真実」は回顧録だった。とても詳細で著者も思いや考えが克明に書かれていた。著者が関わったとした事件の厳しい取調べを受け、精神的に追い詰められたがそこをじっと耐え抜いたが有罪が確定してしまった経緯が書かれていたがこれも一種の国策捜査だったのだろうか。
January 2, 2010
「下天を謀る」は藤堂高虎公の歴史小説だった。ダイナミックに高虎公の人生が書かれていたがなぜこういう歴史小説には美人の妹や姫が出てきて主人公とすぐにデキてしまうのだろうか?そういう創作も必要なのだろうか。まあ、内容は若い頃~秀長の配下~家康の配下~天下取りの準備・合戦と戦国時代の騒乱を画いていたがまあ、こんなものだろう。私はそんなに「おもしろい!」と感じなかった。
January 1, 2010
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