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「こういう了見」は古今亭菊之丞師匠の半生記だった。だいぶん前にも読んでいたがやっぱりおもしろかった。少し前に亡くなられた古今亭円菊師匠のお弟子さんで私と同い年。すでに真打になられているが、この本は前座時代の苦労話や楽屋裏の話が書かれていた。著者は高卒後すぐ入門したため落語以外のことがまったくできず(お酒を先輩に作ることや運転、年配落語家のお世話など)師匠にずっ~と怒られ続けたそうな。それも3年半毎日「おまえは・・・」と怒られ続けたそうな。その後二つ目をへて、真打昇進が決まった時、昇進披露興行の費用が足りず借金を背負い真打後も3年間支払い続けたそうな。そういう裏話が書かれていたが、著者は「落語家は天職だ」と書いており、よっぽどしょうに合っていたのだろう。なかなかおもしろかった。「ぼくらの日本」は中小企業相談士の資格を持つ著者(三橋貴明氏)がいろいろ書かれていたがもうひとつ的が絞れていなかったような気がした。最初は東日本大震災の被害を受けた東北の地域のインフラ話、次はハワイの日系人はナショナリズム、日本のデフレの原因など次はなぜかミャンマーのインフラ整備は現状が書かれていた。最後はまとめ的な文章で「日本よ!立ち上がろう!!」と書かれていた。「???」キーワードは「インフラ整備」のようだが話ががあちこち飛び読んでいてイライラした。ちゃんとまとめて書けよ!話が散り全然まとまりがなかった。私流の解釈をするなら、「日本国はもっとインフラ整備をしよう」ということだろうか。こんなものだろう。
October 31, 2012
「日本の戦争と平和」は自民党の石破茂氏と軍事ジャーナリストの小川和久氏の対談本だった。しかし、全然おもしろくなかった。単に「軍事オタ」と言われ防衛大臣を務めた石破氏と自衛隊内でエリートといわれる少年工科学生出身の小川氏らが反戦的かつ反自衛隊の話などしないだろう。同じ趣味の者同士の対談で、双方とも「私が○○の時は・・・」や「現政権は自衛隊を良く思っていない」などありきたりの内容だった。確かに自衛隊幹部や防衛省の背広組のダメなところや日米安全保障問題や危険な地域の海外派遣、災害派遣などの諸問題などにも触れていたが、新聞に載っているようなことばかり述べていた。もっと突っ込んだ内容のパンチのあるものを期待していたのに本当に残念な内容だった。「職場の理不尽」は起業における「あるある理不尽な言動集」だった。(無能な)上司からの罵詈雑言、(出来の悪い)部下からの突き上げ、(社内の)自分の評価などがおもしろおかしくエピソードと今後の対策が書かれていた。確かに会社では理不尽なことが多い。それをどう捉えるかでイライラするのか、冷静に対処するのかで1日が大きく変わるのである。ストレスを最小限に押さえ心地よく働く術が書かれていた。まぁ、こんなものだろう。
October 30, 2012
「中国と茶碗と日本と」は中国から日本に来られ、中国古来の習慣が現代に生きている日本にどっぷりハマりそのまま日本に定住した著者(彭(ほう)丹(たん)さん・女性)が中国の陶磁器の由来や「なぜ中国製の茶碗が日本の国宝なのか?」ということが書かれていた。まず、現代中国には昔の習慣が文化大革命や資本主義の導入によりそういう習慣や文化がほとんど廃れてないそうな。日本に今あるひな祭り・端午の節句など節目節目に行われる習慣は元々中国古来の習慣だったのが日本に導入され今も脈々と生き付いているのである。中国人の著者は「こ、これが私が求めていた中国の習慣だ!」と感動し、ますます「日本に残る中国古来の習慣」を探し、茶道・能楽・禅の研究をされこの本を書いたそうな。この本では「昔々、中国製の陶磁器がなぜ日本にやってきて、日本の国宝になったのか?」をテーマに著者が実際に中国に戻り、景徳鎮の工房に訪れいろいろ調査をしていた。当時の陶器には工房名・作者名が書かれており特定できるように見えたが現代中国が大きく変わっており、なかなかみつけられなかったそうな。有名な作品があり中国人説、日本人説(景徳鎮で学んだ日本人ね)の両方を調べても結構はわからなかった。非常に知的好奇心をくすぐる内容でおもしろかった。生粋の中国人の著者が日本はハマり日本文化(元をたどれば中国から伝来だが…)を楽しむのが良かった。こういう知日の中国人が増えて欲しいものである。「「段取り」の鉄人」は人気料理番組だった料理の鉄人に「中華の達人」として参加されていた陳建一氏の段取りエッセイだった。料理人である前に「なんでも段取りをきちんとしないと一流とはいわれないよ」ということが自身の修行時代のエピソードをそえて書かれていた。父親・権民氏が日本の家庭で出来る中華料理を紹介した大人物で、その息子である建一氏は「とうてい親父の料理にはかなわないので自身の料理でお客さんを増やす」という意気込みで修行をしてきたそうな。その時、「段取り」の大切さを知り仕事以外のことでも真剣に取り組み、段取りをすればいい方向に向かうと〆ていた。非常に前向きな内容でおもしろかった。いきなり「今から1500人の料理を作る総司令官になりなさい。失敗は許しません」と言われるとプロでもすくむと思う。そこでどのように各部下に伝え、どう段取りをするかで勝敗が決まるということが書かれていた。う~ん・・・私ならこんなプロジェクトリーダーは出来るだろうか?多分出来ないと思う。こういうのがホイホイできるのが一流なのだろう。
October 29, 2012
「仕事は“6勝4敗”でいい」は大手生命保険会社を辞め、ネットライフ生命を立ち上げた出口治朗氏の仕事についての行動原理が書かれていた。題の通り「仕事一直線の人間になるのではなく、仕事以外の自分を持とう」という内容だった。著者自身も非常に優秀な方でかなり出世したが、最後は保険業と関係ない関連会社の取締りで退職。その後、大学の講師やアドバイザーを経てライフネット企画(株)を立ち上げ、ライフネット生命を開業し東証マザーズに上場を果たした大人物なのである。この本でも「仕事一筋」を否定し仕事期間なんて80年のほんの少しなのでイライラせず、上司の考えを汲み取りスピーディーに仕事をこなせば何とかなると書かれていた。私の感想は本にも書かれていたが「仕事を辞めた後の自分を想像せよ」というのが良かった。大手の会社に行っていてもリストラや転職の可能性があるので、仕事をしていない自分の姿(容姿ではなく、将来の展望ね)をじっくり考えるのも良い機会としており感心した。また他人と違う個性や短所を(社会の常識の範囲に)直す必要もなく、それはそれで個性とし持っている方がいいというのも良かった。「日本の歴史本当は何がすごいのか」は東大の2学部を卒業し、フランス・イタリアに留学し海外の大学院で博士となり、フランス・イタリア美術史の第一人者の著者・田中英道氏(現・東北大学名誉教授)の「日本の歴史」のことがいろいろ書かれていた。著者は海外の美術の専門家だが、ここ20年は日本史(著者は国史と表記)にこり、新たに研究を進めこの本を書いたそうな。特に縛りもなく著者が興味を持ったできごとをつらつら書いていたが、なかなか興味深い内容だった。主に古代~平安時代の日本独自の文化が特に発達した頃の話が中心でおもしろかった。特に新しい解釈もなくごく普通の日本史本だった。
October 28, 2012
「信長の血統」は織田信長の子どもたちや本能寺の変以降の豊臣秀吉動き、残存した一族のその後が非常に詳しく書かれていたが、正直そんなにおもしろくなかったです。尾張国内における織田家の歴史、信長の外交や合戦話が書かれていた。中~後半は本能寺の変以降の豊臣秀吉体制vs織田信雄の関係が書かれていたが元家臣であった秀吉にしてやられた感があったようだった。一応最後まで読んだがまぁ、こんなものだろう。私はダメでした。「日本人は、なぜ富士山が好きか」は日本人が大好きな富士山の歴史、信仰、登山などが書かれていた。昔々は「富士講」というものがあり、古来から富士山は霊場とされており霊場めぐりや信仰の対象として拝まれており、神社・お寺が共存しているのである。今は信仰の対象より登山目的で登る方が多く富士山はまだまだ人気スポットだそうな。私は関西人なのでなかなか富士山を拝み見るということがないのでそんなに富士山信仰はないが、朱印がいただけるのでいつか登りたいなぁ~。
October 27, 2012
「僕たちはガンダムのジムである」は世の中にガンダム(非常に優秀な社員やすごい有名なタレント・歌手)は本の一部の人で多くの人はジム(大量生産された普通の人物)だということを書かれていた。TVやインターネット上では「君こそスターだ」とか「明日へのスターの君へ」というコピーが世間に大量に流布されており、若者がまんまとだまされ「オレはこれだけ(自称ね)優秀なのに・・・。私は(自称ね)これだけ可愛いのに・・・世間は認めてくれない。」と嘆き社会のせいにするが、著者はこの理由を会社に当てはめ説明していた。会社はジム(一般社員)によって形成されており、ジムはジムなりの戦略をたてて生き残ることを第一に考えようということが書かれていた。理由なき退職や早々の転職はジムにとっては最大のタブーでなるべくしないで「必要以上の愛社精神」は持たず冷静にコツコツ働くようすすめていた。まあ、そうなるだろう。決して著者はジムである一般社員をバカにしておらず、優秀な社員でも一般社員によって支えられていることを承知でこの本を書いているので安心してください。ジムからガンダムになるよう洗脳する内容ではなく、ジムはジムなりの誇りと戦略を持てということだった。なかなかわかりやすく会社の縮図が書かれていた。「橋下徹のカネと黒い人脈」は大阪市長・橋下徹さんの「黒い部分」のまとめ書きだった。まず大阪維新の会の内部事情、改革にまつわる経済界とのパイプ(関西電力や関西私鉄など)、部落解放関連の利権などなどあまり表に出てこない部分が詳しく書かれていた。感想だが多分この通りだろう。しかし、関西マスコミはなかなか橋下市長を批判せず、好意的に橋下市長を報道しているのである。このような部分を知っている人よりも知らない大阪市民が多いと思う。人気先行の方なので国会議員までもが尻馬に乗り、市長を持ち上げているがこのまま国政選挙まで持つだろうか。一部では内部崩壊をしていると報道されているが実際はどうなんだろう。「江戸時代」は歌舞伎を通して幕府の政策や歌舞伎の成り立ちや変遷が書かれていた。政策というのが三大改革(天保・寛政・亨保の改革)で興行としての歌舞伎は何度も場所替えや上映禁止を喰らっており、当時は「歌舞伎=豪華」という考えがあったそうな。確かに豪華な衣装や長い時間の興行(この間働いていないということね)、昼間からの飲酒など風紀を乱す原因になっていたので幕府は相当気を使っていたそうな。それでも町方や歌舞伎関係者らは町人歌舞伎と銘打ち、郊外でかつ安価な興行を行うなど涙ぐましい努力をし町人でも見れるようになったそうな。そういう歌舞伎の連絡の変遷が書かれていたがまぁ、こんなものだろう。私、そんなに歌舞伎に興味がないので・・・すいません。
October 26, 2012
「種のキモチ」は山田悠介氏のミステリー風小説だった。4部構成になっていたが私はおもしろかった。一応、アマゾンでこの本を調べるといつも通りの低い評価だったw ミステリー風の小説なので解説はしないが、いつも通りの不可思議な内容で好き嫌いがはっきりすると思うが私は「山田氏成長したなぁ~」と思ったが・・・まぁ、こんなものだろう。「超訳ニーチェの言葉2」も哲学者・ニーチェの書籍から「金言・格言」を一文で日本語訳し書かれていた。著者違いでこのような「金言・格言本」はたくさん出版されており、どれも似たような感じでどーこう言いようがないがまぁ、こんなものだろう。
October 25, 2012
「明るい炭鉱」は炭鉱町で売れ育った著者(吉岡宏高氏)が炭鉱のすべてを紹介していた。炭鉱の歴史からはじまり、穴の掘り方、炭鉱内での仕事の種類、炭鉱街の最盛期の様子から後退期までと炭鉱のつきものである落盤事故について書かれていた。この本は著者のご先祖さんヒストリーも兼ねており山口県から北海道に入植し炭鉱に入りそこを拠点に働き父親が生まれ、父親も炭鉱で働いたそうな。後に父親は偉くなったが石炭産業は衰退期を向かえ多くの作業員のリストラがはじまり山を後にする人が続出し多くの炭鉱が消滅したそうな。著者はこういう先祖様のエピソードや日本の炭鉱政策について記録を残そうとしたのだろう。学術的な本ではなく軽い感じで書かれており、サクサク読むことができた。「佐々淳行の危機の心得」は佐々氏が東日本大震災で救助活動をした現場公務員の輝かしい行動についていくつかのエピソードを書いていた。多くの消防(消防団)・警察官・陸海空の自衛隊・多くのご遺体を検死した医師たちの活動の記録や声が集められていたが「現場の公務員はスゴイ!」の一言です。責任回避に必死な中央官僚や彼らのような頑張った公務員を褒めることなく「作業が遅れると処分するぞ!」と恫喝する某経済産業大臣とかほんと中央や政治家腐っているな~。事後後、佐々氏が「勲章とか出すように」と言ても中央官僚たちは「特定の公務員に勲章を出すと、他の参加した公務員がもらえなくなるのが差別に繋がるのでダメです」と言ってきたそうな。ほんと腐っているなあ~これを「平等悪」というそうだが、多大な功績を挙げても「他の人がひがむので勲章(公務員用語で賞詞ね)は出しません。キリッ」では現場の士気はあがらんだろう。東日本大震災だけのエピソード集ではなく、なぜか最後は3.11のハイジャックの日本人のエピソードが書かれていたが「東日本大震災のエピソード集になんで3.11のエピソードが?」と思ったがまあ、いいだろう。
October 24, 2012
「サブカル・スーパースター鬱伝」はインタビュアー・吉田豪氏が先輩サブカル兄さんたちに「サブカルチャーと鬱(うつ)」についてをインタビューする内容だった。多くのサブカルで食べている諸先輩方は40歳を境に一度や二度「鬱病」を患うそうな。(まれに糸井重里氏・みうらじゅんさんのように鬱(病)にならないすごい人もいます)出てくる人たちはリリー・フランキー、大槻ケンヂ、故・川勝正幸、杉作J太郎、みうらじゅん、松尾スズキ、唐沢俊一、香山リカなどなど有名人ばかりだった。内容はサブカル活動で食えるか?、鬱(病)になった原因や経験は?、どうやって鬱(病)を克服したのか?鬱のおもしろエピソードなどが書かれていた。多くの方が次のネタに行き詰まった時、爆発的に作品が売れた後などに鬱はやってきて深酒にはまり込むことが多いそうな。ここに出ていないサブカル関連の方が若くして自殺している話もあり、鬱(病)は必須だそうな。なかなかおもしろかった。商業サブカル=仕事として食えるのは難しいようだ。「「カルト宗教」取材したらこうだった」は怪しい宗教団体を取材し、インターネット上に公開している著者(藤倉善郎氏・やや日刊カルト新聞主催)がそういう団体と対決した話がおもしろおかしく書かれていた。世間をにぎわした「ライフスペース」・「ホームオブハート・「幸福の科学」や実際に宗教団体が主催する合宿やセミナーに潜入取材をするなど体当たりな内容だった。著者が書いた記事で宗教団体からなんども意味不明のクレームを受けるなどなかなかおもしろかった。著者は怪しい宗教団体とトラブっても、記事を削除しない。最後まで相手と話し合う。ことをモットーとしており14年も宗教団体を取材しているのそうな。見上げた根性だが、もっと大手の宗教団体と戦って欲しいものである。
October 23, 2012
「韓国男子の8割はママボーイ!」は韓国人男性と結婚し韓国に住んでいる女優兼新人発掘のプロデューサー・新商品開発などを手がけている小栗香織さんが韓国男性の性格を紹介していた。薄い本なのでサクサク読めたが、「韓国人=イケメン」というイメージで書かれていたが役者以外の一般男性は結構ヒドイぞ。どの国にもイケメン・ブサイはいるだろう。ましてや韓国の女優・歌手はほとんど整形しているし…なのでこの本では一切韓国女優・歌手には触れていなかったが…そういうことだろう。まあ、韓国人特有の「俺様根性」・「異常に厳しい上下関係」・「絶対誤らない根性」などダメな面もちゃんと書いており好感がもてたが「そこもいいのよ~」というのがなんだかなぁ~と思った。こう日本人女性って外国人が異常に好きなのかね?よく「日本人男性に魅力がないから・・・」といわれるが、多くの方が日本人同士で結婚しているだろう。著者は日本と韓国を行き来しているが、韓国での生活は大丈夫なのだろうか?まぁ、こんなものだろう。「失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇」は先の大戦で日本陸海軍の指揮官たちが「なぜ成功し、なぜ失敗を犯したのか?」が事例を挙げて書かれていた。硫黄島の栗林忠道中将と沖縄戦の牛島満中将の双方の戦い方、南雲忠一中将(ミッドウェー海戦)と木村昌福少将(キスカ島撤退作戦)の作戦の成功失敗などが詳しく書かれていた。この本は戦場のリーダーシップについて書かれていたがまぁ、こんなものだろう。というのは当時の日米の情報量やレーダー技術、物量差などすでに大差がありなかなか評価が難しいかもしれない。
October 22, 2012
「日本で知った「幸せ」の値段」は18歳で単身スリランカから来日し、そのまま日本人に帰化した「にしゃんたさん(経済学者で羽衣国際大学准教授)の在日日記だった。本国でも優秀で一度日本に滞在し、日本が気に入り親に頼み込み再度7万円だけを持って来日。ホストファミリーに助けられながら日本語学校に通い空いた時間はバイトに明け暮れ、立命館大学に入学しその後はなんと京都の大学院と名古屋の大学院同時に2つ通い経済博士号を取得。山口県立大学の講師を皮切りに7年間奉職し、現在の羽衣国際大学准教授職にあるそうな。著者のにしゃんたさんは外国人タレントとしても関西では有名人で結構知られているのである。TV・ラジオで流暢な関西弁を操り、おもしろコメントをしており私もその存在を知っていたがこれまでの生き様は全然知らなかった。経済学者ということもありこの本で「日本での幸せとは?」ということにも触れており、外国人から見た日本の経済的豊かさの意味がよくわかった。なかなかおもしろかった。「いい仕事をする人は、「いい言葉」を選ぶ」は一言でいうと「人に好かれたいのなら大きな声で明るくあいさつをし、上司・営業先で相手の意見に一切反論し、部下は褒め殺しやる気にさせ、人の前で一切悪口を言わない」人物になれば好かれるそうな。そらそうだろうw 世間で言う「yesマン」になることを肯定しているのがなんともおもしろかった。(著者的には別の意味があったかも知れませんが・・・)ただ、最近は「自分の意見」をいうことを強制される場面が多々あるが、何か言わないと「アイツは意見も言えないのか?」と言われる恐れがあるがこの場合はどーすればいいの?まぁ、こんなものだろう。
October 21, 2012
「Mr.都市伝説関暁夫の都市伝説」はどこで言われているのかわからないような都市伝説を芸人・関暁夫(なぜかスティーブン・セキルバーグなる別ネーム付き)が紹介していた。科学的な根拠もないトンデモ論の本や市民学者のHPを読み、「こ、これは・・・」というを前提に書かれたと思うが内容がどんどん酷くなっているね。もう、無理やり作ったような内容で読んでいて失笑をおぼえた。この本では東日本大震災トンデモ論の必須である「あの地震は地震兵器かもよ・・・」と書いていたが、これを仮に遺族の方が読んでどう思うだろうか?編集者や著者はなんとも思わないのか?ぜひ聞いてみたい。今回は「土地」の都市伝説が多かったが、これは「日本のリニューアル」だそうな。今の土地政策は誤っており、住民を立ち退きさせるのは莫大なお金がかかるので科学的に地震を起こし、土地をまっさらにする必要がありその前段階として「東北」で実験したそうな。その後、東京で直下で地震を起こし再開発をするそうな。(東京直下型の大地震も数年以内に来るといわれてますもんね)ヒドイ内容ですね。遺族の方は実験の犠牲になったそうです。ほかの都市伝説もレベルの低いトンデモ本や市民学者のHPからの引用と思われるもので、酷かった。こういうのを本気で信じる人がいるのがもっと恐ろしい。ある大学の教授が言っているが「都市伝説とはなかったことをさもあるかのように伝えられた伝説」と定義づけているが、この本は破綻するだろう。都市伝説そのものは「ない」のだから・・・。「ニッポン全国のご当地No.1は?」は薄い薄い小さなムックでサクサク読了した。地元のお酒・B級グルメ・お城・寺社・温泉などが紹介されていた。本当に薄い本だったので内容も薄くまぁ、こんなものだろう。
October 20, 2012
「現職警官「裏金」内部告発」は現役警官(今は退職)が「裏金作り」を告発した経緯や告発後県警本部・警察職員の対応が丁寧に書かれていた。しかし、この本はごく最近図書館に入った本だが、どーも読んだような気がする。というのは細かい内容と最後の部分をはっきり覚えていたのである。(この本は2009年に出版)まぁ、内容は警察官に採用後、警察署で当たり前のように「架空領収書」を書かされることに疑問を持ち「一切、架空領収書書かない」と誓いこれ以降一切書かず署内では「煙たい人物」として扱われ、短期間で警察署・山奥の駐在所をたらいまわしされても警察官をやめず、定年まで勤め上げたそうな。その間も幹部からのいやがらせや著者の長男が殺人事件を起こしたり、奥様がガンになり若くして亡くなったり著者も大病を患うなど波乱に満ちた人生が書かれていた。人事で(違法に)内部勤務にまわされさらに拳銃を取り上げられたので訴訟を起こしすべて勝つも県警の対応は変わらず、そのままだそうな。最後まで読んだが、公務員だけでなくとも大きな組織においてもこういう裏金作りはあるだろうが、税金で運営している警察が電話帳で適当な名前をピックアップし警察職員だけでなく安全協会の職員や食堂のおばちゃんらにも強引に「裏金作り」を協力させているのが凄い。また、こういう内部告発がなかなか出てこないの警察一家はやっぱり腐っているなぁ~。「「超日本」宣言」は自民党の河野太郎氏による「わが政権構想案」が書かれていた。一応突っ込みを入れるが「あんた、野党やん!」あくまで河野氏が「理想」とする政策が書かれていたが、実際はほとんどできないだろう。現政権の民主党が野党時代にそれこそ理想の政策(後にマニフェストね)が掲げ自民党から政権を奪取したが、当初掲げたマニフェストはほとんど反映されず国民の負担増に追い込んでいるし…政策などいかに理想論かというのがよくわかったはずだ。この本の政策も「国民にやさしい(喜ばれる)政策が多く書かれていたが、いろいろ注文が付きできるのは半分以下だろう。まず、自民党は与党に復活しないと・・・ねぇ。
October 19, 2012
「辺境ラジオ」は内田樹先生(神戸女子学院名誉教授)・名越康文先生(精神科医)・西靖(MBSアナウンサー)の3人による不定期ラジオを書籍化したものだった。まぁ、ご三人さん(西アナは進行で、内田・名越先生がひたすらしゃべる内容)が2010~2011年を振り返るトークやふと(出演者が)思いついたことをしゃべりだすなどやりたい放題だった。しかし、内容はとても充実しておりおもしろかった。やっぱり頭のいい人のトークはおもしろいものである。「近畿日本鉄道」は名古屋~大阪を網羅する近畿日本鉄道のすべてが書かれていた。近鉄の合併の歴史や使っていた車両、現役の車両、特赦な車両など数多く紹介していた。西日本では最大の私鉄で規模も大きく優良な鉄道会社である。しかし、昨今、利用者の減少や沿線の人口減もあり利益がなかなかでないようだがが頑張ってほしいものである。
October 18, 2012
「にっぽん玉砕道」は少し前の高校野球大会で「21世紀枠に負けて末代の恥」と発言した開星高校の元野球部監督・野々村直通氏とコラムニストの勝谷誠彦氏による高校野球の現状や教育問題などを語り合っていた。非常に濃いご両人で監督もヤクザ監督と呼ばれるくらい893風のいでたちで古き良き昭和の教師で厳しく生徒を指導し、10回も甲子園出場を果たしているのである。なので超ベテラン監督が21世紀枠高校に負けるなど許されない思いが強くそのような発言をしたところ、マスコミがこれみよがしに「問題発言だ!」とバッシングし後日謝罪し、監督を1年辞職し8000人の監督復帰の署名を集め再度監督に就任し、最後の甲子園に出場するも敗退→定年退職され今は教育評論家・画家をされているそうな。生徒や保護者に媚びず、「教諭の方が偉い。子供が主役なわけがない」と持論を展開し勝谷氏といろいろ対談していたが、なかなかおもしろく一気に読了した。まさに教育とは生徒と対等ではなく、上位にいるべきだろう。勝谷氏が聞き役で先生がひたすら話をしておりおもしろかった。「死体は見世物か」は「人体の不思議展」の裏側について書かれていた。当然亡くなった方の遺体にプラスティック加工し、いろんな体位をさせて展示。日本各地を巡業していたそうな。しかし、一部の市民団体・個人らが「死体の展示は違法行為だ」とか「献体といいながら実際は(中国で)処刑された死刑囚や浮浪者の無許可の死体で倫理的に良くない」などクr-ムがつき裁判までされ、結局日本をはじめ各国で展示の中止となり、人体の不思議展委員会は解散になったそうな。この企画の問題だけでなく莫大なお金の流れや役員人事にも問題があり、「死体ビジネスは成立しない」と〆ていた。一応最後まで読んだが詳しく「遺体の出元」について遡及はなかった。よくTVのCMで放送されていたのでよく覚えているが、こういう経緯でなくなったのか・・・知らなかった。海外でも公開中止になっているが、タイに死体博物館があるがこれはどーなん?と思ってしまった。「橋下徹の言葉は人の心をつかむのか?」は大阪市長・橋下徹氏の演説や答弁・インタビューから彼の持っている抜群のトーク力を紹介していた。もともと有能弁護士兼人気コメンテーターという経歴もあり、持っているトーク力は高く「ぽっと出」の政治家ではないのである。この本では前半は橋下市長のトークテクニック術、後半は過去の発言から「こういう言い回しや表現方法がgood!」というのを紹介していた。薄い本なのでサクサク読めたが、政治家や起業家、就職の成功を目指す方は一読あれ。なにかの役に立つかもしれません。
October 17, 2012
「この甲斐性なし!と言われるとツラい」は日本語における「悪態・罵倒語」を事例を挙げて紹介していた。罵倒語とは 相手をけなすための言葉で世界レベルでみると日本語の罵倒語は少なく(英語・韓国語は罵倒語が非常に多いそうです)珍しいそうな。この本では「ブス→ブスとは・・・云々」という風にひたすら羅列してあった。事例を挙げると「バカ(馬鹿)」・「ババア(年配の女性をさす言葉)」・「甲斐性なし(男向けの罵倒語)」・「くさい(大昔から日本人はくさいが嫌い)」・「犬畜生・泥棒猫・豚野郎(大正時代からつかっていたそうな。派生で「金髪豚野郎」とか…)」・「排泄物に関する罵倒語いろいろ」などが書かれていた。感想としてはなかなか興味深い内容だった。「和」を尊ぶ日本人らしく、悪態・罵倒語は古来より少なくアメリカ・韓国は非常に多いというのはなんか納得できることだった。昔は大晦日に各神社で悪口祭り(真っ暗な神社の境内で村人同士が固有名詞を出さず叫ぶ大会)があったそうな。その後高度成長期に多くの神社が祭りを取りやめたそうな。その理由は特定の固有名詞を出さないのがルールだったのに、村人たちが「○○の馬鹿やろー」と具体的に叫びだしたため、多くの神社が取りやめたそうな。今は平気で「死ね」とかいうこどもや女子中高生がいるのが何ともいえないなぁ~。「あなたが落ちぶれたとき手を差しのべてくれる人は、友人ではない。」は軽~い人生訓本だった。上司・先輩、同期、後輩、親、彼女、友人らに言われる一言に実は重み(金言)」があるという内容だった。70個紹介しているが、まあ「ふ~ん・・・」というレベルでそんなに「目から鱗が落ちました。明日から頑張るぞ!ウォー」という感じは全然なかった。まぁ、一読しこれで心境の変化ができるのならいいんじゃーないのという感じだった。
October 16, 2012
「新幹線お掃除の天使たち」はJR東日本の傘下の企業である鉄道整備株式会社(通称:テッケン)の新幹線の清掃クルーの物語だった。非常にテキパキと仕事をこなし、利用者から高い評価を受けているそうな。(彼女らは東北・上越新幹線の清掃クルーなので関西圏の私は見たことはありません)このクルーは停車7分の間にゴミ出し、トイレの清掃、通路拭きを完璧にこなすそうな。この本では清掃クルーの歴史・会社の対応(なぜ、ここまでできたのか)・クルーの将来性などが前向きな文章で書かれていた。当然、「クルー・マンセー本」なのでどうこう言わないが、利用者はたまらんだろうなぁ。手の行きわたったの室内・ピカピカのトイレを利用できるのだから…まぁ、こんなものだろう。「女王陛下は海賊だった」は昔々、イギリスは「私掠(しりゃく)」を国が公認し他国の船を襲いビジネスをしていたそうな。イギリスはスペイン・ポルトガに後れを取っていたので海軍力増強や傭兵の面で私掠は非常に有効だったそうな。この本では私掠船の儲けや生活スタイルや有名人船長が書かれていた。う~ん・・・日本では考えられないようなことだ。国が公認し「他国の船を襲っていいですよ」というのだから・・・そら物資や船・船員を取られた相手国と揉めるだろう。この辺が日本と違い「取れる物ところから取るのは悪ではない」という精神が植民地主義に繋がるのだろう。(今も確か26ケ所の植民地(今は諸国連合というそうです)を持っているはずだが・・・)
October 15, 2012
「敗戦と戦後のあいだで」は終戦直後から日本人の価値観が大きく変わり、それに順応できる人と順応できず「○○くずれ」として自暴自棄になり塀の中に落ちる人が続出したそうな。そういう人々にスポットを当て当時の世相を紹介していた。それと終戦後もジャングルに篭り、20年も行き続けた横井庄一軍曹(民間人出身でビクビクしながら洞穴に引き篭もり生きていた)と小野田寛郎少尉(民間→幹部候補生→職業軍人で戦後も現地人と戦いながら生存)、台湾人でありながら中村輝夫(日本名)として戦い戦後出てきたがもう台湾は日本の領土ではないので「日本人」ではなく新中国人として取り扱われたそうな。この本では小野田さんを非難する内容が結構多く驚いた。小野田さんに関する本は多数出版されているが、良いエピソードが書かれているがこの本では全然違う黒い部分の小野田像が書かれていた。「へっ~そうなんや~」という感じ読了したが今さらこんな内容の本を出版する意図があるのだろうか?40歳より前の人は知らないと思うがなぁ~。「誰も知らなかったココ・シャネル」はシャネルを創業したココ・シャネル(帽子・ファッション・デザイナー)の伝記だった。この本は彼女の人脈を中心に書かれていたが、とても壮大な人脈だった。フランス人のシャネルはユダヤ人実業家・ドイツの外交官・パリの社交界(ロシア皇帝ニコライの従弟)・チャーチル首相(イギリス)・多くの男性芸術家たちと関係を結び、「男を利用してのし上がった人物」として書かれていた。当時、黒髪のフランス人はモテモテだったらしく、黒髪のシャネルに多くの男がやってきたそうな。それを利用し実業家には商売の資金提供、社交界には自分がデザインしたドレスの宣伝とどんどん会社や工場を拡張したそうな。その後、第二次世界大戦が勃発しパリが占領されるとドイツ人将校の愛人となるも敗戦。ドイツからスイスへ亡命した後再度パリで商売を始めるも過去の経緯からバッシングを受けアメリカへ移住し大成功をおさめたそうな。この本では結構深くシャネルの男性関係を暴露していたが、(シャネルさんの)遺族は大丈夫なのだろうか。日本ではなかなかこういう暴露本は出版できないが、なかなか興味深く読了した。
October 14, 2012
「のうだま2」は上大岡トメさんと脳学者・池谷裕二先生のマンガエッセイ。「年をとると記憶できなくなるのはしかたない」という俗説を完全否定し池谷先生は「それはウソです。年がいっても記憶はいっさい落ちません。それは「ド忘れ」です」とコメントしていた。マンガなので上大岡さんのド忘れエピソードを披露し、先生が解説していた。それは「加齢」が原因で10歳の子供と700歳の老人の経歴を比較すると生きている人生の経験と記憶量の数が全然違うので「海馬」という脳の部品が「この記憶は必要ない」と判断し、捨ててしまうそうな。この捨てるというのがド忘れだそうな。ではどうやって記憶するかというと強烈な思い出(交通事故に遭う宝くじに当選するなど)や相手に好意を持つ(彼氏の名前や生年月日は忘れんだろう)ということでインパクトを上手に利用し「脳をダマす→記憶量を増やす」ということだった。なかなかおもしろい手法だった。「原爆と原発ホピの聖なる預言」はアメリカに古くから続いているネイティブ・アメリカンの壁画の預言話かと思いきや日本における「反原発」のキャンペーン本だった。確かにほんの少しだけだがそういう預言めいた言葉を引用しているがほとんどが日本における原発問題(現在)や被爆国である日本(過去)の話が書かれていた。一応最後まで読んだが「う~ん・・・結構どーいうこと?」という感じだった。話があちこちに飛び、もうひとつ「主旨」がわからなかった。残念。
October 13, 2012
「沈黙より軽い言葉を発するなかれ」は作家・柳美里さんと教育者・作家・文化人らと対談していたがまったくおもしろくなかった。「(具体的に)ここがダメだ!」というようなところはないのだが、対談の話の流れや内容がどーも私には合わなかった。薄い対談集だったがサクサク読了した。残念。「家紋のすべてがわかる本」は日本独特のシンボルマークである「家紋」の歴史や種類を家紋入りで紹介していた。私は日本・西洋の家紋・紋章学が好きなので楽しく読むことができたが家紋は代々継承されていくものなので、私が急に「この紋章を使用したい!」と主張しても使用できないのが残念だ。(一部の方は勝手に「かえ紋」として勝手に別の紋や新たに独自でデザインしたりと活発に動いているそうな。)こういう家紋の本はふと空いた時間や電車の移動時間に読むとちょうどいいんですよねぇ~。「武相荘のひとりごと」は白洲次郎・正子夫妻が暮らした武相荘(ぶあいそう→無愛想ね)を公開している長女・牧山桂子さんの両親思い出語り本だった。この本では白洲次郎さん、正子さんが生前残したいろんな言葉をピックアップし掲載していた。白洲さんの親族さんは結構本を出版されており、確かお孫さん、著者(長女)、小林秀雄氏(文芸評論家)などなど・・・。まぁ、こんなものだろう。
October 12, 2012
「現代台湾鬼譚」は台湾における「怪談の変遷」が書かれていた。著者は台湾で日本語の先生をしており、生徒さんから「今まで聞いた怪談」についてまとめこの本を書いていた。台湾は日本のTVや本からの影響をかなり受けており、「トイレの花子さん台湾バージョン」・「台湾版貞子」・「旧日本軍の軍人の幽霊話」や台湾独自の「キョンシー(霊幻道士)」の話など分類されて書かれていた。台湾の方も怪談話が大好きで学校の地下室や音楽室、大学の古びた寮によく「鬼」が現れるそうで、それを見た人は精神的におかしくなったり、行方不明になるそうな。台湾というお国柄独特なのでは戦前は日本の統治下、戦後は中国の影響下と2種類の「文化的影響」を受けており旧日本軍の兵士の霊、清朝の官服を着ているキョンシー、台湾独自の「鬼」などバリエーションに富んでおりとてもおもしろかった。最後は「台湾式こっくりさん」の話が付け加えられていた。ここはまぁ、こんなものだろう。「なぜ国家は壊れるのか」はイタリアと日本の政治や文化がとても類似しており、現在停滞する両国のダメダメな部分を外国人著者が書いていた。まずは両国の政治の流れ(国益よりも政治家や企業の利益を優先する体制)やイタリア→マフィア、日本→暴力団という団体が公然と存在している、両国とも母系主義(おとんよりオカンの方が力を持っている)、資源がなく工業製品を製造している国などなど似ているところがあり、ここ20年のダメダメな政治・経済を批判していた。内容的にもとてもしっかりしており、「うんうん、なるほど~」という感じで読了した。まぁ、こんなものだろう。「刀剣人物誌」は題の通り、「刀剣」の鑑定士の列伝だったがほぼ全然知らない方ばかりでそんなにおもしろくなかった。これは仕方ない。江戸時代以降人を斬る道具から美術品の価値を高める工芸品に変化し鑑定眼の必要性がでてきたそうな。武士だけでなく豪商、文化的サロンの人、政治家(明治以降)など多岐にわたり鑑定士がいたそうな。そういう有名な鑑定士の列伝が羅列してあった。明治以降(今もですが)も刀剣の鑑定・売買は頻繁にされておりこの道の人たちにはたまらない内容だったと思う。私は部外者なのでごく普通に読了した。まぁ、こんなものだろう。
October 11, 2012
「日本人が知らない軍事学の常識」は日本では毛嫌いされている「軍事学や軍事的教育」について詳しく解説していた。政治的な話ではなく日本の軍事力や陸海空の軍事的問題からアメリカとの安全保障、大地震や原発で大活躍した自衛隊の話、TPPなど軍事を見れば政治がわかるということだった。日本の大学で「軍事学」を教える大学(防衛大学は公務員ですね)はなく、国民は学問として軍事学を学ぶことができないのが問題で日本でもちゃんと軍事学を教えないとダメになるということだった。この本は非常に専門的なので初学者が読むとチンプンカンプンだろう。なかなかおもしろかった。「国を滅ぼす本当の敵は誰なのか」は渡部昇一先生の政治エッセイ。左巻きで親中国・親韓国の現政権では国民はもっと不幸になると予想していた。今日本が抱える国際的・国内問題について渡部先生がひとつひとつ解説し、政府のいう正義のために国民を犠牲にし一部の国(想像にお任せします)や政治家・企業家・公務員が肥え太る政権は不健全だろう。政権交代が必要だなぁ~。「本当は怖い「古事記」」は古事記に出てくる神々の真意が書かれていた。この手の本は読んでいるので知っているネタがいくつかあった。興味深い内容だった。まぁ、こんなものだろう。
October 10, 2012
「夜と霧」はTVでこの本が名作と紹介されていたので図書館でだいぶん待って読んでみた。著者(ヴィクトール・E・フランクル 精神科医)はユダヤ人精神科医で強制収容所に収容されそこで体験した「狂気」を精神科医らしく解説していた。(著者は最終収容所に送られる前の労働収容所に配属され土木作業に従事していた。)その収容所でつかえなくなった人や病人ははじかれ、どんどん最終収容所に送られていたが誰もが(他人に)無感心で悲壮感だけが漂っていたそうな。著者は収容所内の食事について詳しく書いており、性欲は落ちても食欲が落ちなかったことを書いていた。それ以外の話はユダヤ人なのでナチスに協力的な人物(補助警察や作業監視員)の話や一緒に働く人たちが「生きることへの諦め」が書かれていたが、そんなに強烈な話はなかった。精神科医らしく坦々と事実だけを述べていた。収容所の話は映画や書籍化されており、結構知っているがこの本は知らなかった。さすが名著と言われるわけだわ。なかなか良かった。「四国遍路救いと癒やしの旅」は四国霊場八十八ヶ所の第四番札所の大日寺のご住職が書かれた四国霊場八十八ヶ所の歴史や意義、お遍路さんの方法などが詳しく解説してあった。(個々のお寺紹介はありません)東日本大震災以降、東北地方からのお遍路さんがかなり増えており、改めて八十八ヶ所巡りの良さを再発見させられたそうな。私も時間とお金があれば「歩き遍路」で全部まわりたいです。「実録「逃亡者」30人のドラマ」は日本の逃亡犯30人の事件、その後が書かれていた。有名なオウム事件関連から平田・菊池、高橋容疑者、千葉英国人殺人事件→市橋容疑者、福田和子容疑者、古いところでは日本赤軍、重信房子容疑者などなど昭和・平成の逃亡犯が目白押しだった。案外、逃亡犯が多いのに驚いたが偽名で就職、保険証や戸籍、資格が簡単に取れるのがもっと驚いた。
October 9, 2012
「日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか」は特定アジア(中国・韓国)の日本に対するデモや韓国大統領の暴言問題以前の「どうして日本が嫌いなのに、そんなに日本が気になるのか?」や中国・韓国の反日的教育や反日政策を引っ張った政治家たち列伝などが書かれていた。著者は黄文雄氏で特ア二国のズルさや歴史の改ざん、他国への侵攻など日本国および日本人では考えられない悪行の数々が書かれていた。こういう「日本嫌い」の国々と付き合うのではなく、親日国といわれる台湾・インド・トルコおよび東南アジア諸国と付き合えばいいんですよ。一度特ア二国を無視してやったらいいんですよ。左巻きの親中派は「アジアの大国である中国さまを無視するな~」というだろうが、人件費も高騰しているの別の国々に移動したり、日本に戻る方法もあるだろう。「日本大好き!」といってくれる国々と付き合えばいいんです。とてもおもしろかった。「非常識な読書のすすめ」はNPO法人読書普及協会による、読書普及に関する本だった。皆さん多くの本を読みましょうという内容だったw もう、それだけに尽きるだろう。読書離れが進み最近リアル書店がつぶれ続けており、個人経営の本屋さんは本当に死活問題だろう。私もすべて図書館で本を借りているからなぁ~。
October 8, 2012
「歳々年々、芸同じからず」は人間国宝の桂米朝師匠の思いで語りだった。しかし、内容が古い!昭和30年くらいからのエピソードが中心で当時から一緒に芸能活動をしていた芸人さんや裏方さん、漫才作家さんの(私が全然知らない)懐かしい話が米朝師匠の語りで語られていた。途中途中に師匠のお弟子さんや孫弟子さん(故・枝雀さん、故・吉朝さん、桂すずめさん(女優・三林京子さん)、桂ざこばさんなどなど)の弟子時代の失敗や今の活躍などが書かれていた。今、米朝師匠は落語はされておらず、「米朝かたり」みたいな形で落語会に参加されているようだが、一度生で高座を見たかったなぁ~。「「足りないのは勇気だ」迷った時に読みたいリーダーの名言」は困難に立ち向かった国家的リーダーや時代を生きた文化人たちの発した言葉が引用され、著者が解説していた。明治からの政治家、企業家(一番多かったかも)、文化人の名言が書かれていたが非常によかった。たくさんの名言が書かれているのでここの紹介はできないが、「(勝てない場合は)さっさと諦める」と「勝利に酔わず、さっさと忘れる」というのが案外多かった。さすが大物はちがうわ。
October 7, 2012
「0点主義」は博物学者・作家の荒俣宏さんによる勉強法や知識の生かし方の技術を伝授する内容だった。題の「0点」ですがそんなに意味はないです。流行に飛びつくのではなく、自分が興味を持ったことにひたすら精進しそれをやり通せば物になるという話だった。荒俣氏も昔はまったく人気がなかった神秘学・博物学・風水に早くから興味を持ち、会社員をしながら研究本を出版し後にプロの小説になったそうな。この本ではニッチな専門分野をコツコツ長年続けていれば評価されることがあるそうな。荒俣さんは進んでお笑い番組に出演されており、同業者から「TVに出るをやめないか」と言われることがあるそうな。しかし荒俣さんは「こーいうのに出ることに意味があるんです!ニッチな情報がいっぱいでしょう」と反論していたがまさにその通りだろう。流行だけを追っかける人も多いが、こーいう信念を持って物事をやり遂げることは素晴らしい。「教室の亡霊」は内田康夫センセイのミステリー小説。いつも通り名探偵・浅見光彦が出てきて難事件を解決する話で安定して読むことができた。今回は群馬県の教員採用試験に乗じ、過去の怨恨事件を知る者が連続殺人事件を引き起こす内容だった。探偵モノなので詳細は書けないが、いつも通り安定したおもしろさだった。
October 6, 2012
「別れ際に「ありがとう」て言えれば最高よ」は以前読んだオネェ住職・水無昭善さんの人生訓エッセイ。以前読んだ「悩みが幸せの扉を開く」と内容もほぼ同じで「人生諦めが肝心」・「嫌な部分も受け入れなさい」ということが事例を挙げて書かれていた。ごく最近似たような内容の本を読んだのでそんなに感動もなく坦々と読了した。しかし、内容がほぼ同じというのは・・・ねぇ。唯一、私が「これはおかしい」と思ったのが住職は受香炉(境内にある煙がもくもくしてる大きな香炉のこと)は避けて歩きなさいとやたらに信仰以外の寺社には立ち入らないようにと書いていた。私は朱印集めをしているがどの住職・宮司さん「いいことですよ~」と言われるが…水無住職の考えを遵守すると門徒を持たないお寺、奉賛会のない神社はすぐに潰れてしまうだろう。この考えには賛同できない。あまりにも閉鎖主義ではないか。日本人は世界でも珍しい宗教観のある国なのに「○○は良いが××はダメ」というのはいただけない。私はどんどん朱印集めをしてやろうと改めて思った。「とっさの方言」は全都道府県のとっさの時の方言についてその都道府県出身の作家たち(64人)が自分のエピソードを交え、方言について語られていた。しかし、47都道府県なのに64人ということは数県は2.3人になっていたが私が住んでいる兵庫県は1人だった。(大阪は2人)それも神戸出身の作家さんで、他の地域(播磨・但馬・丹波・淡路は無視!)のことには触れていなかった。姫路出身の作家・文化人は多いのにとても残念だ。我々、播州人はまったくもって神戸人と方言は違うし気質も違う。編集部ももっと勘案しないと・・・。
October 5, 2012
「「砂糖」をやめれば10歳若返る!」は現代人は砂糖を取りすぎており、寿命をちぢめているそうな。なので著者(白藤卓二氏)がケント体回路なるものを形成し、健康に生きようという趣旨だった。砂糖は「マイルドドラック」といわれており、知らず知らず1日何らかの形で摂取しており,脳と身体にゆっくりダメージを与えるそうな。この本では砂糖→太るもとなのでケント体回路(ブドウ糖を使わないエネルギー生産らしいです)を作る話が書かれていが、一般人にはわかりにくい単語が羅列されていた。で、著者が独自の論を参考にメニューが書かれていた。砂糖のかわりにみりん・はちみつを使い料理し、炭水化物を摂取を控えるメニューだった。あくまで著者が主張している論なので正しいかどうかわかりません。興味のある方はやってみてください。「世界一受けたい日本史の授業」はよくある「○○は○○ではなかった」という歴史的事実を羅列していた。この手の本はたくさん出版されているので知っている話ばかりだった。歴史初学者向けだったかも。「偏差値35から公認会計士に受かる記憶術」は底辺高校から一念発起し有名大学に入学し現役中に司法書士、卒業後に公認会計士を一発で合格したエピソードと暗記法を書いていた。まあ、暗記法はよくある「インパクトで覚える暗記法」で脳内にありえない状況をイメージし強烈な印象で覚える方法で多くの本でこのやり方は語られている。(英語や難しい漢字はひたすら書いて覚える方法が一番らしい。)いろんな種類の記憶法を駆使し資格や仕事に生かそうという内容だったがまぁ、こんなものだろう。前から「インパクトで覚える暗記法」は知っていたからなぁ~。
October 4, 2012
「魂(たま)還り魂(たま)還り皇国(みくに)護らん」は沖縄戦を指揮した牛島満陸軍中将(戦死後大将)の伝記だった。牛島中将は主に教育部門を担当していたが中国戦線にも出征し、気さくに兵士たちに声をかけ「北満のおやじ」と親愛の情で呼ばれていたそうな。(牛島中将は西郷隆盛と同じ加治屋町出身で、おおらかな性格から「軍服を着た西郷さん」と尊敬されていたそうな)その後も出世を繰り返し、士官学校の校長になるも急遽第32軍司令官になり沖縄へ赴任、戦闘を指揮し長期戦に持ち込んだが自決。この本では沖縄戦よりも牛島中将の幼少期~軍人としてこれからの時期を中心に書かれていたがサクサク読了することができた。常に部下(沖縄戦では民間人)に対し気を使い、軍人としては「やさしい」人物だったそうな。そういう部下とのエピソードも多数書かれており感動した。ただ著者が戦後生まれの方でこうなんか筆致が軽かった。「韓国女ひとり旅」はOLが韓国旅行(主に食べ物と買い物)に出かける内容だった。全編イラストでグルメ&ショッピングエピソードがおもしろおかしく描かれていた。一応最後まで見たが「今の韓国と日本の状況では気楽にいけるだろうか?」ということだ。確かに「政治と経済は関係ない」という韓オタおばさん・お気楽OLはいるだろう。実際に韓国に行ってみて、現地人に韓国語でなじられたり、すごく高い値段で商品を買わされたりと不愉快な思いをして韓国嫌いになった人がブログに書いていたし…日本から韓国への旅行客が4割減ったりと影響は確実に出ている。この本を出版する時期が悪かったなぁ~と思った。
October 3, 2012
「さもしい人間」はさもしい(品性が下劣なさま。心根が卑しい。意地汚い。こと大辞泉より)現代人について著者(伊藤恭彦氏・現代政治哲学専門)がいろいろ書かれていた。昔は滅私奉公だった日本人の精神が戦後以降、高度成長記をへて「自分のため」を最優先にするさもしい人間になったことを批判していた。「なぜ現代人はさもしい人間になったのだろうか?」ということ著者は非常にわかりやすく解説していた。それは「国際経済」になったことだそうな。昔なら日本国内だけで経済活動を回していたが、今は多くの物資やサービスを世界各国から仕入れておりそういう商品の作っている現場を消費者が見ていなので、さもしさがUPしてきたそうな。牛肉ひとつにしても原生林を切り開き、貧しい国々から飼料を買いたたき、安い賃金で食肉加工をさせ、日本に届くそうな。ぬいぐるや玩具にしても学校にも通えず、貧しい国々の児童が何十時間も低賃金で労働し、日本のお子様の手に渡るそうな。しかし、多くの日本人は「そんなこと我々消費者が気にするべきでない。それはその国の問題だ」と反論するだろうそこを著者は突いていた。やはりそういう貧しい人々が日本のために働いていることを意識し、考えていくべきだとしていた。その他にも「正義」についても触れていたが、東日本大震災以降、「きずな」・「がんばろう日本」とかもてはやされたがいざ、瓦礫を引き受けてと各地の自治体に要請すると住民らが手のひらを返したように「そんな瓦礫を受け入れるとはとんでもない!」と平気で言うのである。やはりここもさもしいとしていた。まさにその通りだろう。こういうところを著者は「現代人はさもしい人々」と表現していたのだろう。なかなかおもしろかった。「牛車」はあの絵巻物とかで牛が車を引いているイラストがあるが、その牛車の歴史や種類、なぜ途絶えたのか?について書かれていた。昔々、朝鮮半島から「車軸」の知識が流入し、天皇のみが使用することができたが後に摂関家・高級貴族にも使用を許され、身分に応じて車種が決定されたそうな。(当初は3種類後に10種類以上!)高級貴族だけでなく貴族全般・寺社のトップ・官僚・学者まで使えるようになり、都内が大渋滞になったそうな。それで今で言う「道交法」が成立し、ルールが普及したが専用の牛の育成・飼育、牛のお世話係りの給料・住宅、牛車のメンテナンス料など恐ろしくお金や人物が関わっており、維持費が高く武士が台頭する前に途絶えてしまったそうな。(かわりにレンタル牛車業や牛のお世話係りの代行ビジネスができたそうな。今で言うタクシ屋さんやレンタカー屋さんね。牛たちは郊外の農地で余生を過ごしたそうな)最後まで楽しく読了したが、非常におもしろかった。やはり生き物を飼うというのはいつの時代も大変だったのがよくわかった
October 2, 2012
「ペリリュー・沖縄戦記」・「ザ・パシフィック」ですが、アメリカで映画ではなくTVドラマとして10時間放送された「バンドオブブラザーズ・シリーズ」第二弾ドラマだったザ・パシフィックの原作本が「ペリリュー・沖縄戦記」で、TVドラマ版のシナリオが「ザ・パシフィック上・下」ということです。主人公で著者のユージン・B・スレッジ氏が大学を休学し、士官候補生ではなく一兵卒の新兵として海兵隊に入隊し厳しい訓練を終えた後すぐに太平洋のペリリュー島に上陸、壕に立てこもる日本軍と激戦を繰り返し仲間たちが戦死していくなか、主人公スレッジ・ハンマー(あだ名)が戦争の狂気や空しさを体感してく風に書かれていた。リアルな話をすると著者は新兵時代から非常に細かく日記をつけており、このペリリュー島戦、沖縄戦、その後のエピソードなど丁寧に描かれていた。DVDも全部見ているの復習の意味合いもあったがTV上で描かれなかったエピソードも原作本にはしっかり書かれており、原作本も併せて読むことをおすすめします。「ザ・パシフィック 上・下」はTVで放送された方の本でドラマ通りだった。この本も何度か読んでおり内容をしっているが映画ではなくTVドラマで10時間!すごい額の予算(並みの戦争映画以上だったそうな)で広大な野外セット・エキストラ・撮影陣を導入しているので最高の出来栄えだった。しかし、こう外国人がイメージする日本兵って「猿の惑星の兵士」みたいに描くのだろうか?これでは何とかして欲しい。「アンガウル、ペリリュー戦記」はペリリュー戦で数少ない生き残りの日本軍元兵士のおじいさんにインタビューをしそれを著者はまとめたものだった。主人公のおじいさんは日本統治下の南洋諸島の島に水産試験場の職員として楽しく働いていたが、大戦末期日本軍に現地召集を受け陸軍二等兵となり軍務につくが何の訓練もうけていない主人公は古参兵につき逃げ場のない戦場を戦うが足を負傷し、自決用手榴弾を渡されるも脅威の回復力で復帰。多くの部隊が玉砕する中著者は生き残った兵士たちとゲリラ戦に転じるも、食べ物がなくなりアメリカ軍キャンプ地に潜り込むもそこで捕虜になったたそうな。主人公が直接書いたのでないので多少の拡大解釈もあるだろうがとてもリアルな内容で驚いた。あくまで私の考えでは戦後発表された資料や戦記、証言集を参考に念入りに下準備した上でご老人にインタビューをしている感じがビンビンとした。非常によくできているのである。まるで歴史の教科書を読んでいるような感じだった。主人公のご老人はリタイア後再びパラオに定住し一人で遺骨収集を長年続けており、これにも驚いた。
October 1, 2012
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