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「「だまし」に負けない心理学」は香山リカ先生による「だまされ対策本」だった。メディア・マスコミからのだましや日常生活にあるだまし(詐欺行為や占いや予言、マインド・コントロール)についてだまされないようにするテクニックや嫌や事を言われても心が折れない日ごろの鍛錬などが書かれていた。TVや雑誌の占いに一喜一憂し悪いことを言われると「へこむ」など、気の弱い部分もあり後悔することもある。これだけですめばいいが、金品を取られたり、居座られたり・・・と自分の人生が壊れることもある。そういうことに巻き込まれないよう、敵の戦略を知ろうという内容だった。占い・マインドコントロールには「タネ」があり、こういえば相手が落ちるテクニックがちりばめており、この本でそこを解説した。著者が精神科医ということもあり、うまく解説してありとても参考になった。「世界の処刑と拷問」は世界中の処刑や拷問がイラスト入りでたくさん紹介されていた。処刑・拷問にはいろんな意味があり、市民に公開し知らしめる。当事者を精神的・肉体的に追い込む。処刑器具の技術革新などあるそうな。個々の処刑・拷問法は紹介しないが、古今東西こんなに残酷な方法があるとは驚きである。興味深く一気に読了した。
July 31, 2012
「出雲と伊勢 神道の叡智」は明治天皇の外戚である中山忠能卿の流れを組む著者(山蔭基央氏・山蔭神道の祭主)が考えた出雲大社と伊勢神宮の隠れた繋がりや皇室を敬う意義などが書かれていた。私はまったく宗教団体・著者さんを一切知らずに読了したが、「う~ん・・・」という感じだった。個々の神社の歴史や背景や著者が思う神道と皇室論、神道の必要性が書かれていたが、まぁ、こんなものだろう。「神道は宗教ではなく、超宗教です」というフレーズが何回か出てきたが、そうなんだろう。「差別語からはいる言語学入門」はもうひとつ内容がわからん本だった。ほんの少しだけ事例を挙げて差別語を解説していたが、ほとんどが著者の「自分は過去にこういう活動や文章を寄稿してきた」ということかつらつらと書かれていた。一応最後まで読んだが、最後まで「う~ん・・・よくわからん…」という内容だった。
July 30, 2012
「オーディション社会韓国」は韓国における競争社会について書かれていた。(著者は日本人の斉藤大介氏)わかりやすくいうと教育(進学)や就職、TV業界、結活など常に競争社会にさらされているそうな。まあ、そういう競争社会のありようが書かれていた。韓国も日本に続く、「自殺大国」で日本のような病気を苦にとか貧困という理由ではなく「競争疲れや敗北を苦に」自殺するそうな。薄い本だったのでサクサク読了したがどうも共感できなかった。何か内容が薄く「○○だから自殺が多い」というまとめ方がどうも合わなかった。「さらば愛しのピョンヤン」は脱北したエリートの方(趙明哲氏)の手記だった。父親が建設大臣、母親は大学教授という特権階級に生まれ、ピョンヤンになる特権階級専用の小・中・高校を卒業し、金日成総合大学の博士課程を卒業同大の教授になる。その後、中国の大学に留学しそのまま脱北し、韓国のシンクタンクで働き「脱北者初」の国会議員に当選し今に至る。手記なので当時の思い出が書かれていたが、特権階級専用学校に通っていても同級生が急にいなくなることが多々あったそうな。その場合は大抵親が「粛清」され地方の収容所に送られることを意味しており、北朝鮮=金親子を批判していた。この本では北朝鮮経済や国内統制の話や亡命話が書かれていたが、「これでよく(国が)もっているなぁ~」と思った。
July 29, 2012
「古事記不思議な1300年史」は古事記の真偽説や時代によってどう変化してきたが書かれていた。古事記は上・中・下巻とあるが上巻の序文部分が後年書かれた説や古事記自体そのものが偽書説など学者が唱えておりその真偽が語られていた。また平安時代以降、当時の学者が独自の解釈をしており古事記のガイド本(注釈本ね)が数多く印刷されたそうな。有名な本居宣長や水戸光圀、小泉八雲などの解釈がわかりやすく解説してあった。まぁ、こんなものだろう。「御乱心」は昭和53年に勃発した落語協会分裂騒動の顛末が書かれていた。三遊亭円生師匠率いる三遊亭一派と立川談志家元、古今亭志ん朝師匠らが新協会を立ち上げ独立したが、席亭の猛反発を喰らい談志家元・志ん朝師匠が早々に協会へ戻り、「三遊協会」として旗揚げしたが円生師が地方で急死した話までが実名で書かれていた。(著者は三遊亭円丈師匠)この本は非常に真実に近く、分裂騒動の教科書になっているくらいで私も何度も読んでいる。この本では兄弟子の5代目円楽師匠(現在の円楽の師匠ね)の悪行がかなり書かれていた。とてもおもしろく知っている内容なのに一気に読了した。最後まで良かったです。
July 28, 2012
「精神科は今日も、やりたい放題」はこの本を書く前は盛んに精神医学の良い所を紹介していた著者(内海聡氏・精神科医)が当時を振り返り、いかに精神医学業界が「ウソや欺瞞」でなりたっておりある意味恐ろしい業界であること暴露していた。ごく最近まで公式の鑑定基準もなく医師の気分(これが一番大きいそうな)やそれなりの経験で適当な病名をつけ、薬を処方していた精神科医が大勢いたそうな。最近、うつ病患者の増加、発達障害、学習障害、強迫性障害などの用語をよく見聞きするが実は誰でも当てはまるそうな。究極お医者さんも「商売」なので病名を付け薬を処方し、通院してもらわないといけないので、患者が望むことをするそうな。確かに最近産婦人科医や小児科医を希望する医医は少なく、小規模経営でも「儲かる」精神科医になりたがる風潮があるそうな。著者は書いているが「人間なんだから、ヘンなこともしたくなる。それにいちいち病名を付け、薬漬けにするのはおかしい」としていた。気分が乗らないとかイライラするのはなんら異常なことではなく、普通なことと肯定するべきなのだろうなぁ~。なかなかおもしろかった。「るるぶ古事記1300年古代ロマンの旅」は観光情報誌で日本最後の歴史書「古事記」に関する土地(出雲・奈良・淡路島・霧島)の神社や食べ物屋さんや名産品の紹介がたくさんされていた。ガイド本なので感想というのはおかしいが、古事記の歴史も書いてあり土地に関する情報も豊富なのでとても読み物としてもいいんじゃーないでしょうか。旅に出たくなります。
July 27, 2012
「社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!」はバブル期に就職→海外留学→外資系の会社に転職その後「働かない生活(早期リタイヤね)」に転じ、海外旅行を楽しむ著者:「ちきりん」さんの旅行記だった。しかし、内容は「○○に行った。楽しかった~」というようなことだけで終わらず、その国の体制や国内経済について「日本と比べ○○だなぁ」という感想もキチンと書かれており、珍しいタイプの旅行記だった。ちなみにこの本はちきりんさんが2005年からブログで書き始めたものを書籍化したのでいささか時代的に「ずれ」はあるが「あぁ、あの時は○○国はこうだったのか~」と思い返しながら読むことをお勧めします。内容は旧社会主義の国やミャンマーのような独裁軍事国、人生観が変わる場所(アフリカやイースター島)、ビーチリゾート、古代遺跡、変貌するアジアなどなどとても興味深い話が多く最後までワクワクしながら読了することができた。裏を返せば「日本国がいかに平和で治安が良く、(国際的に)お金に信用があり、各国の若者から「日本に行きたいな~」と言わしめるサイコーな国ということが改めてわかったことがうれしかった。
July 26, 2012
「虫を食べる人びと」は日本をはじめ世界中で食べられている「昆虫食文化」の本だった。日本でも一部の地域(昔は日本各地で)でイナゴ・蜂の子、カイコなど普通に食っているし、中国・タイなどの山岳地域では主食に近いくらいで食べている。アジア圏だけでなく、アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア各地でも美味しく食べられており、「まだまだ昆虫食は捨てたもんじゃーない」と〆ていた。地球上に必ず住んでいる昆虫たちがこんなに美味しいとは・・・。
July 25, 2012
「外様大名40家」は徳川幕府が成立し、「外様大名」とされた大名たちのその後が書かれていた。この本では東北、北陸、近畿、四国、九州の外様大名の藩主列伝と藩内部で起こった事件・事故の話が書かれていた。(関東・中京のこの地域は親藩・譜代で固めていたのでこの本では触れられていなかった)親藩・譜代で固めていた)大きい外様大名は幕府から監視され、参勤交代、土木工事の普請、幕末では港湾警備などの費用を負担しどの藩も借金状態だったそうな。なかなかおもしろい内容だった。「日本の歴代権力者」は古代から日本の偉いさん列伝だった。教科書に載っている人物ばかりだった。天皇自らが政治をしていた時期は短く、たいては有能な「外戚」が最高権力者となり、日本を動かしていたそうな。後半は明治、昭和の軍人・政治家の紹介だった。まぁ、こんなものだろう。
July 24, 2012
「全身がん政治家」は自民党の代議士である与謝野馨氏による「病歴エッセイ」だった。なんと39歳で1回目の「悪性リンパ腫」で完治するまで10年以上かかり、2回目は62歳で「直腸がん」、3回目は「前立腺がん」、4回目は「下咽頭がん」を経験したそうな。いずれも治癒しているが、後に再発する可能性もあるが「がんとの付き合い方」を熟知している著者は「前向きに治療したら良いじゃない」と腹をくくり、いろんな治療をしながら国政の中枢に携わる著者の当時の思い出話が書かれていた。当時の与謝野氏は与党(自民党)で政策の策定、法律作りや国会運営と非常に忙しかったが、家族・秘書に病名を隠し、治療に当たっていたそうな。抗がん治療ですべての頭髪が抜け落ち、カツラをかぶり国会答弁にでたりしたエピソードが書かれていたがつらかったと思う。有名な医師から「余命2年余です」と宣告されたがどっこい生きている著者の精神力はスゴイ。とてもおもしろかった。
July 23, 2012
「ニッポンの塔」は日本の展望塔やタワーの歴史を紹介していた。塔自体の建築は容易だが、実は技術力の高さを国民にアピール(国威高揚)する隠された意味があったそうな。特に戦前は高い塔や展望施設、高層百貨店、お城の再建築(この本ではエレベーター付き大阪城)は建設会社の「高い技術力アピールの場」であり、積極的に自治体・企業に売り込み大正・昭和初期に「塔建築ブーム」があったそうな。東京→凌雲閣、大阪→通天閣の建築話や今大人気の東京スカイツリーの話が書かれていた。内容も非常良く一気に読了した。「日本はなぜ開戦に踏み切ったか」は先の大戦時、政府、外交、陸軍・海軍の各組織別に「戦争に突き進んだか?」を検証していた。戦後多くの本では「陸軍→悪玉」・「海軍→善玉」という考え方がはびこっているがこの本では「海軍の非戦論から積極的開戦論」に変化した経緯が書かれていた。確かに戦争は良くないが、当時は列強国が植民地を持つのがごく普通の事でアジア進出を目論むアメリカと中国・朝鮮半島を植民地化した日本のつばぜり合いが原因で、アメリカが対日石油や鉄くず輸出禁止をしたらそら、資源のない日本は石油を求めて戦争をするだろう。(良いか悪いかは別にして)そして先に日本軍に叩かせ、世界の世論を味方につけて戦争をすればアメリカが勝つだろう。特に海軍は非戦論だったが、大臣の変更や「戦争すべし!」の世論の後押しで政策を変更し、戦争に突き進んだのである。海軍内部でも日露戦争を経験した中央の幹部の多くが(開戦に)反対したのに対し戦争未経験の若い将校らの「戦争すべし!」に押されてしまったという話もある。コンパクトにまとめてあり、なかなか参考になった。
July 22, 2012
「21世紀の落語入門」は比較文学者・作家の小谷野敦さんによる落語入門。立川談志家元亡き今の落語界の名人とは?とか初心者が聞くオススメ落語家は?などが書かれていた。それ以外にも寄席に行くべきか?それともCDで楽しむべきかなどおもしろい考察が書かれており、初心者から落語通まで十分楽しめる内容だった。著者は本当に落語が好きで、好きではない落語家さんを結構辛らつに斬っておりおもしろかった。「「極」怖い話面妖」は幽霊が出てくるような怪談集ではなく、「ただ、なんとなくゾッとした」という話が書かれていた。しかし、全然ゾッとすろような怖い話もなく普通に読了した。もう少し(ウソでも)練って欲しかった。
July 21, 2012
「100のモノが語る世界の歴史」は以前、「その2」を先に読んでおり、この本は「その1」だ。大英博物館に所蔵されている貴重な遺物について紹介していた。その2では日本の遺物はなかったが今回は唯一ひとつだけあって、ホッとした。古代の骨を加工した人形や前回に引き続きコイン、文字を記した石版など多くの遺物が掲載されていた。ひたすら紹介なのでこれ!という感想はないがまぁ、こんなものだろう。「日本ファシズム論争」は戦争直前のファシズム思想の歴史が書かれていた。戦前すでに左翼思想(インテリから労働者まで幅広く浸透していたそうな)が広まっており、政府や当時のジャーナリスト、発言人が左翼陣営を抑えるため、ファシズム(思想)をイタリアから輸入したそうな。元来、日本人は新しいもの好きということもあり、急速にファシズム(思想)が流行り、左翼陣営を封じ込めることができたそうな。ジャーナリスト、発言人たちもたくさんファシズム(思想)に関する本を出版し、一般世論が戦争に突き進んだとしていた。今ならインターネットなどがあり、なかなか意見の一本化は不可能だろうが当時は情報量が少なく簡単に飛びついてしまうだろうし…なかなか考えさせらる内容だった。「イエティ」は雪男の歴史やその存在について書かれていた。結論からいうと「雪男」はいないのである。70年代日本の雪男捜索隊が地元のシェルパさんたちに「雪男って知ってる?」と聞いて捜索していたのが原因で、「雪男って知ってる?」の「?(疑問符ね)」がいつのまにか取れて各村に伝わり、「雪男を知ってる」が定着してしまったそうな。今から30年しか経っていなのに「100年前雪男を見たじーさんがいた」といろんなバリエーションが各村に伝わっており、情報がごちゃごちゃになっているそうな。それと残念ながら「雪男情報=お金になる」という考えもあり、ウソやうわさ(雪男を知ってる人物を知っている)をわざわざ捜索隊に売りに来るそうな。この本はこれらのことは書かれてなく、純粋に目撃情報や襲われた方のインタビューなどが書かれていたが、高い確率でウソやうわさだろう。最近の地元民ですら「まだ雪男説って流れているの?プゲラ」と言ってるそうな。「伝説は伝説のままでいるのが美しい」という典型だろう。
July 20, 2012
「お宝発掘!ナンシー関」は故・ナンシー関さんの名作エッセイを紹介していた。生前はTVを毎日18時間程度(ビデオデッキを4.5台所有していたそうな。)見ており、辛口で辛らつなエッセイと消しゴム画を作製していたそうな。この本では89年くらいの雑誌の掲載からHPで公開されたエッセイなどがまとめられていた。しかし、今読んでも十分笑えてのがスゴイ。当時の関さんは「TVはおもしろい。滅びるはずがない」と書いていたが、今のTV業界を見ると残念がると思う。なかなかおもしろかった。「アスペルガーですが、ご理解とご協力をお願いいたします。」はアスペルガー症候群でありながら会社の社長であるアズ直子さんのエッセイ。子供の頃から落ち着きがなく、人付き合いが苦手で大人になっても細かい仕事や家事、子育てが出来ないという「生きにくさ」を抱えていたので病院で診察を受けるとアスペルガー症候群だったそうな。勤め人をしていたが、細かい仕事ができず解雇され、「それなら私が居心地の良い会社を作ろう」とインターネット・ショップを立ち上げたそうな。大人のアスペルガー症候群のエピソードがおもしろおかしく書かれていた。今は本や講演、TV出演のおかげでアズ直子さん=アスペルガーの人ということもあり、それを前提にお付き合いしている知人や業者さんも多くなり、やりとりが楽になったそうな。なかなかおもしろかった。
July 19, 2012
「死にたくなったら、これを読め!」は漫才師の島田洋七師匠の人生訓エッセイ。漫才ブームでトップになったがその後、潮を引くように消え「もう、どうしようかな~死のうか~」と睡眠薬のビンを眺めているとき親友のビートたけしさんから電話を受け、「死ぬ気があるくらいなら、本を書けそして自分の手で直接売れ!」と言われ、「佐賀の画倍バーちゃん」を書き上げたそうな。その後この「がばいばーちゃん」シリーズがドラマや映画、その後続編本の出版、日本各地に講演するなど大活躍したのは言うまでもない。この本では「くよくよ生きるより、日々楽しく笑いながら生きる方がええやろう」と師匠は書いているがまさにその通りだ。本当の親友であるビートたけしさん、後輩の島田紳介さんとの友愛話や佐賀県に定住している師匠の話や近所の老人の方々との交流記が書かれていた。なかなかおもしろかった。「これを読め!・坂本竜馬は笑わなかった」は時代物ドラマの「○○の部分が史実と違う!本当はこうだ!」といろんな時代物を例に挙げて、解説していた。しかし、TV制作上多少の演出は必要だろう。個々の事例紹介はしないが、水戸黄門、鬼平犯科帳(長谷川平蔵)、坂の上の雲、龍馬伝などなど・・・それと「言葉使い」・「武士の作法」などの間違いをしてきしていた。これはこれでいいんじゃーないの。まぁ、こんなものだろう。
July 18, 2012
「余命半年から生きてます!」はブログから火がついて書籍化された本。著者は通販会社(のち子会社の社長就任)に勤めていた普通のおじさん(相河ラズ氏)で本人が余命半年の上咽頭がんと宣告され、いろいろ治療し一度は治癒するが後に再発し治療に入るも東京に住んでいる奥さんが統合失調症と診断される。著者にはお子さんがいるが学習障がい者で強度のアトピー持ちという状態で、世話をする人がいないので泣く泣く社長を辞職し、東京に戻り統合失調症の奥さんと学習障がい者の息子さんを世話する話が面白おかしく書かれていた。本来なら著者が家族からいたわれるはずなのに、2人の世話を甲斐甲斐しくしている姿はすごい感心した。(著者は余命宣告をされていますが今も生きておられます)著者も本で言われてますが、「何でオレが!?とくよくよしても仕方ない。生きている間は口角を上げていこう!」と前向きに述べていたのが良かった。すごく内容が良かったです。「ザ・昭和弁当」は何か栄養がとても偏ったヘンな弁当ばかり紹介していた。ご飯メインの弁当、ウィンナーだけの弁当、パンがメインの弁当などなど栄養価などまったく無視の「ネタ弁当」ばかりだった。おかずの品数も少なく、インパクト勝負のなんともいえないモノばかりだった。私なら「オカン!こんなんやめてや~(怒)」というだろう。昭和時代の弁当をバカにしている感じだった。
July 17, 2012
「道ひとすじ」は元日本共産党委員長・不破哲三氏の奥さんである上田七加子さんの半生記だった。(著者は上田七加子さんです)戦前の女性なのに早くから男女差や権威に疑問を持ち、先生に対し堂々と抗議をしたりビラを配ったり積極的に活動していたそうな。戦後、東京の高校に進学し共産党に入り本格的な活動を開始し、不破氏(本名:上田建二郎氏)と知り合いそのまま結婚する。上田氏はまだ鉄鋼労連の職員で普通の生活を送っていたが、「選挙に出てくれ!」と懇願され出馬みごと当選しそのまま連続10回当選し、党中央委員会議長になる。今は不破氏が体調を崩され奥さまが介護されているようだが、幸せに暮らしているそうな。この本では奥さまからみた「委員会長」のそのままが書かれていた。奥さまもバリバリの共産党員なので「良き戦友」なのだろう。読んでいて心がホクホクした。「清水寺の謎」は清水寺の学芸員の方が書いた本であますことなく清水寺のいろいろが書かれていた。清水寺の歴史(坂上田村麻呂が邸宅を寄進)から創建後の貫主(清水寺で一番偉い人)の話や清水寺の七不思議などがたくさん書かれていた。私も一度行った事があるが、非常に広く荘厳で美しかった。ただ坂道・参道がとても長く歩くのが大変だった思い出がある。
July 16, 2012
「中国なんて二度と行くかボケ!」はひきこもりの著者(さくら剛さん)が中国各地をめぐるドタバタ旅行記だった。中国に対する本音の部分をバンバン書いておりよくあるお上品な中国旅行記や中国留学日記のようなこところは一切なく、おもしろかった。中国と日本のトイレ文化やスーパー、駅職員の対応、バス運転手、安宿のババアなどまったくサービス精神のかけらもない人々との交流は腹を抱えて笑うほどおもしろかった。こういう人間性では日本にはまだまだ及ばんだろう。「徳川将軍家・御三家・御三卿のすべて」は題の通り、徳川家の人物紹介列伝だった。徳川将軍15代、御三家・御三卿の当主全員とお姫様、有名家臣が詳しく紹介されていた。おなじみの人物なので知っている人が多々いたが、御三卿の当主は知らなかったのでとても参考になった。まぁ、こんなものだろう。
July 15, 2012
「明るいはみ出し」は篠沢秀夫氏(フランス文学者、学習院大学名誉教授)の半生記だった。最近TVで現在の様子を知ったが筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病にかかり、ほぼ寝たきりの生活を送っていた。筋肉が萎縮していく病なので呼吸ができず人口呼吸器を付けて執筆活動を続けているそうな。で、内容はというと中学生で「英語よりフランス語だ!」直感し、そのままフランス語を学び学習院大学→東大大学院→パリ大留学を経て、明治大学の講師となる。(その後も順調に出世し母校学習院の教授となる)それ以外でも「おもしろ教授」としてクイズダービーをはじめバラエティー番組に出演しお茶の間の人気者になるが後年、保守系の発言が多くなり、TV業界を干されたそうな。体調不良を感じ病院に行くと筋萎縮性側索硬化症と診断され自宅で闘病生活を送る話が書かれていた。著者は非常に奥さん(礼子夫人)を愛されており、そのエピソードがたくさん書かれていた。薄いタレント本と違い文学者らしく、非常に分厚く読み応えがあった。「巨匠たちが描いた神と天使と悪魔」は題の通り、西洋の神様がたくさん紹介していた。同じ神様でも描く人が違うので子供バージョン、青年バージョン、老人バージョンとあり「ここまで解釈が違うか…」と関心した。日本古来の神様は大抵、ひげの青年か壮年の男性で書かれていることが多く、そんなに違いがないが西洋の神様は子供から老人まで幅広くあり驚いた。見ているだけでもおもしろかった。
July 14, 2012
「韓国で日本のテレビ番組はどう見られているのか」は韓国のTV業界の変遷やドラマ事情が書かれていた。ごく最近まで日本文化を遮断していたがインターネットの普及で誰でも日本の番組が見ることが出来ていたが、今でも「日本に対する悪感情」を持っている人も多く、日本のドラマはそんなに人気がでないそうな。ドラマだけでなくアニメは規制がなく日本製とわからないように放送しており、韓国の若者に事実を伝えると「えっ?今まで知りませんでした・・・」とインタビューに答えていた。こういう話だけでなく、日本の番組パクリ問題や違法な方法で日本の番組を見るなど著作権に触れる話も多く、とても参考になった。私が驚いたのは若い女性が「祖父母、両親から日本対する悪感情」をさんさん聞いており、まったく日本のモノに興味がわかないと言っていたことだ。う~ん・・・非常に了見の狭い話である。本当に教育って恐ろしい。「100のモノが語る世界の歴史2」は大英博物館に保存されている世界中の名品を紹介していた。(※なぜか日本国の物は一切ありませんでした)主な遺物はコインなどの貨幣、絵画、杯、武具、細工をほどこされた美術品などがエピソードを添えて紹介してあった。中国・朝鮮半島の遺物はたくさん紹介してあったのに日本の物が一つもなかったのが残念だった。まぁ、こんなものだろう。「街場の読書論」は内田樹センセイの読書エッセイ。特に「これ!(読みたい)」という本もなく淡々と読了した。まぁ、こんなものだろう。
July 13, 2012
「韓流女子はじめました」は著者(日本人)がK-POPにハマり、韓国のアーティストを追っかけ韓国まで行く内容だった。また韓国旅行ガイドを兼ねており、お忍びで韓国のアーティストや役者が訪れる飲食店も紹介していた。が、権利の関係だろうが一切写真類がなく、文字だけでK-POPアーティストを紹介していたり、飲食店の地図もなく住所だけ掲載されていた。う~ん・・・最後まで読んだが、旅行ガイドとしては利用価値が低い。地図の記載がないんだもん。読み物としてはまあまあだった。最近K-POPや韓ドラの人気が凋落しつつあると言われているが私は結構韓ドラが好きなのでまだまだブームが続いて欲しい。「赤軍ゲリラ・マニュアル」は対ナチス用に作成されたソ連時代のゲリラマニュアルの日本語訳版だった。ゲリラによる偵察法、後方かく乱方法、鹵獲した銃器の使い方、仲間の救助法など今の日本国では不必要な知識が満載だった。私はおもしろく最後まで読了した。
July 12, 2012
「人種とスポーツ」は黒人の「生まれつきスポーツ能力が長けている」と言われていることが本当なのか?探る内容だった。確かにオリンピックや世界陸上、アメリカの野球・バスケ・フッボールの多くに黒人が参加して入賞している。それは歴史的な経緯があり、奴隷解放後自由になった黒人が初期スポーツ界(ボクシング・ジョッキー・陸上)に参入した。しかし、白人らによる差別や白人に有利なルール変更なので追い出したそうな。第二次世界大戦後に黒人にも教育が広がり、その一環で「スポーツ」が取り入れられ、優秀な黒人がプロ野球・プロバスケ・プロフッボール界に参入したため、白人の生物学者、白人経営のマスコミ、白人経営のスポーツ興行会社、各スポーツのファンたちがこぞって「黒人は白人より身体能力が長けている」と公言したそうな。しかし、著者はこの発言に根拠がないとし、その理由を述べていた。確かに「水泳」に黒人は少ない。黒人にもアフリカ系やカリブ系、南米系(少数ですが)と存在しており、「黒人=スポーツエリート」とは言えないと〆ていた。同じことが「音楽」でも言えよう。黒人はダンスや歌が恐ろしく上手な方が多いが、ヘタな方もいるだろう。スポーツも同じことが言えよう。なかなかおもしろかった。「報道されない沖縄」は沖縄は政治的には左巻きだが、実はこういう考えに疑問を持っている方も多く「実はこいう考えの人間もいますよ」ということが書かれていた。確かに報道では(沖縄の人は)何でも反対するイメージがあるが、経済的側面から考えると一概に「出て行け!」と言えない自治体や住民もいるのである。基地があり騒音やアメリカ兵による犯罪も多発しており、そういうことについて自治体の取り組みなどが書かれていた。まぁ、こんなものだろう。
July 11, 2012
「魂のゆくえ」は2年前、間寛平さんが地球一周をする「アースマラソン」766日の日記だった。途中、ガンが発見され治療のために中断したがヨットと走りだけで完走したのである。寛平さんと元マネージャー(撮影担当)、トレナー兼ドクターの三人だけでこの行程をこなし、途中途中日本からTV番組で中継されたり、奥さん、知人が会いに行ったりとまめにコミュニケイトしており、この辺が時代を感じた。それと世界各地に日本人が住んでおり、寛平さんが通ると知ると横断幕や日本食などを用意し丁重にお迎えし盛大な応援をしていた。(日本人だけでなく、各国の住人(日本語まったくできない)も応援したり、小さな国際交流をしていた)途中、ガンが発症し休みむなどしたため遅れたがちゃんと完走したのである。非常におもしろかった。60歳を過ぎて世界一周なんて…すご過ぎる。年のせいにせず「やりたいことをやる!」という寛平さんの取り組みはすごい。「世界陰謀大全」は古代から現代まで「世界中の闇の結社」が紹介されていた。まぁ、玉石混交の内容で多くの本で言われているような内容だった。しかし、この本はどーも読みにくかった。本文とは別に説明書きが書いてあったが、恐ろしく小さい文字でブルーの文字で書いてあり私は読みにくかった。まぁ、こんなものだろう。
July 10, 2012
「「有名人になる」ということ」は経済ジャーナリスト・勝間和代さんのエッセイ。有名人になりたいわけでもないのに結果的に有名になり、日々の生活が変化したことを書いていた。勝間氏いわく「有名人はいうほど儲からず、今後衆人環視の中で生きていかなければならず損である」としていた。経済ジャーナリストということなので「経済と有名人」にテーマを絞り、有名人になる方法、有名人を作る方の論理、いずれ終わる有名人ブームのその後の話などが書かれていた。これを読む限りでは、有名人は疲れる商売だな~ということがわかった。「インドネシアが選ばれるのには理由(わけ)がある」はビジネスでアジア各国を移動し結果的に「あぁ、インドネシアが一番良い!」と気づいたそうな。第二次世界大戦後、一部の日本軍将兵が残留し独立戦争に加わりそのため親日国になったということもなく、淡々とジビネス上の話が書かれていた。少し残念。ひたすらインドネシアの国内事情、経済状態、人種、犯罪や商売上のトラブルなどが書かれていたが私にとっては「ふ~ん…」という感じだった。「その癖、嫌われます」はふとしてしまう癖について書かれていた。要は「あるあるネタ」のような感じだった。非常にペラペラの本で数分で読了したが、あ~そういう人いるいるという程度だった。著者もこんな薄く内容も微妙な本を出版できるな~出版不況なのだろうねぇ。
July 9, 2012
「自称霊能者に支配された561日」はオセロ・中島知子さんがトラブった自称・霊能者にお金・生活を侵食された560日の記録が書かれていた。著者(千主ひかるさん)はもともと精神世界に興味があり、自称・霊能者の方がいう「神が○○して欲しいと言ってます」にハマリ(要はマインド・コントロールね)亭主をも巻き込み、霊能者のお告げとおり行動し借金をするようになり、とうとう霊能者から決別したそうな。で、肝心な著者が今は「占いの会主催者」というなんともいえないオチがおもしろかった。著者は中島知子さんの件で有名になり、一時期TVに出ていたそうだがある意味夢が叶ったのであるが…。この自称・霊能者の方は計画的に近づき、相手の性格や言動、行動パターンを調べた上で入り込むそうな。その後は上記の言葉(神が○○したい」という感じで高級な食べ物や住まい、遊びを要求するそうな。普通なら「何ゆうとんねん!出て行け!!」となるはずだが、マインド・コントロールのせいでホイホイお金を支払ってしまうのである。非常に興味深く人が簡単にハマる様子が丁寧に書かれており、おもしろかった。で、今自称・霊能者は誰に寄生しているのだろうか…「予言」はスピリチュアル・アーティスト江原啓之さんによる過去自分がした予言の成否を発表していた。江原氏の予言はあくまでイメージで具体的な予言ではなく取りようによれば、全部当てた!になるのである。「町並みがゆがんだイメージ」と言えば、地震(中越地震、東日本大震災的中!)ということになるそうな。2009年からの予言を検証していたがすべて当たってた。まぁ、こんなものだろう。
July 8, 2012
「東大のディープな日本史」はいかにも東大という感じの本だった。要は普通程度の教科書以上に切り込んだ歴史上の出来事を詳しく紹介していた。一応最後まで読んだが「ここまで(一般人は)知らないでしょう?ニヤッ」という感じがアリアリと出ておりおもしろくなかった。「タコと日本人」は日本におけるタコ漁の歴史や方法、蛸壺の変遷や製作法が7割くらい書いてあり、残りで料理(なぜか世界の料理も掲載)が書かれていた。「う~ん…」この本は結局日本におけるタコ漁の歴史だけが書きたかったのだろう。しかし、これではページが稼げないので料理などを無理やり足した感じがあった。こういう本はだれが読むのだろうか?
July 7, 2012
「噺家のはなし」は東京の落語家さんの紹介だった。(※この本は週刊誌に掲載されていたものを書籍化したものです)亡くなった立川談志家元をはじめ50人もの落語家のエピソードが書かれていた。50人もの落語家さんたちなので個々の紹介はしないが、著者(広瀬和生氏)は真打だけにこだわらず、優秀な二つ目さんも紹介しており、「○○は伸びる!」と断言しており、後に化けているのである。最近は関西でも東京の落語家さんを見ることができるので知っている方ばかりだったので楽しく読了することができた。著者は立川流の落語家さんの高座を見ており、あまり知られていない方を紹介しておりそこがよかった。立川志の輔、談春、志らく(敬称略)以外にも多くの落語家さんがいるのでぜひ聞いて欲しい。「ヤクザに弁当売ったら犯罪か?」は全国に普及した「暴力団排除条例」について暴力団側の意見や警察(正しくは公安委員会ね)の強引な手法が書かれていた。この暴排条は非常にあいまいで一度警察から「あなたは暴力団と一度交際(ゴルフやお茶を飲む程度でも)しましたね。あなたは(暴力団)周辺者とします」と決められ社名や氏名の公開をされるのである。(一度認定されると取り消すことはできないそうな。)なので暴力団員の奥さん、こどもたちも(暴力団)周辺者となるそうな。この本ではある建設業の役員が暴力団の幹部と付き合いゴルフをしただけでも、認定されてしまい日常生活ができなくなった話が書かれていた。この本では吉本興業と暴力団との交際話や過去の大物歌手の話など芸能界と暴力団の黒い交際が書かれていた。なかなか知れない「暴力団排除条例」の裏側が見れておもしろかった。
July 6, 2012
「みんなの機内食」は題の通り、国際線の機内食を写真で紹介する本だった。薄い本(一種の写真集?)だったのでサクサク読了した。安い席の食事ではなく、高い席の食事なのでどの会社の食事も豪華だった。日本の航空会社は非常に美しくいかにも「日本の良い食事」でよく見えた。EU圏には必ず乳製品、パンとワインがついており、アジア方面はトロピカルなフルーツやゼリーが付いており地域性を感じた。何せ高い席なので豪華な機内食なのでどの会社も良かったが、安い席バージョンの機内食を見てみたい。「ロケットボーイズ2 上・下」は以前読んだロケットボーイズのその後が書かれていた。炭鉱不況で著者が住んでいる炭鉱町で大規模なリストラが始まり鉱夫たちが町から姿を消し、衰退する町に残る者(著者の父親は現場の総監督で残る立場になる)の悲しい話が書かれていた。この本のテーマは「やり続ければ何とかなる」ということだそうだが、まさにそうだろう。題はロケットボーイズだが、内容はごく普通の片田舎に住む少年の半生記だった。
July 5, 2012
「河原ノ者・非人・秀吉」は豊臣秀吉の生まれ(日吉丸時代ね)、秀吉の実子とされる子供たちのの本物の父親は?ということを著者(服部英雄氏)が独自の調査で調べ解説していた。しかし、この本は非常に分厚く、8割くらいは「河原ノ者・非人」のことに費やしていた。私が思うに「2冊に分けて出版してもいいんだが、そうすると秀吉の部分がかなり薄くなるし…まぁ、いいか」という感じで出版したと思う。「河原ノ者・非人」はまさに単語のとおり、皮革業、公務の下働き、らい病・障がい者の方がしていた仕事の紹介とその歴史が非常に詳しく書かれていた。当時の手紙や記録が残っており、それらを元に解説していた。メインの「秀吉編」だが著者は「実子ではない説」を支持しており、淀殿が生んだ鶴松、捨松(後の秀頼公)の父親を紹介していた。秀吉は「種無し」とうわさされており、50歳の秀吉が子を作ることは不可能だったので当時から「秀吉公の子供ではない」と言われてたそうな。一番の候補者は大野治長とされているが著者は否定しており、名もなき流れ者としていた。(後にもめないよう武士は最初から排除済みだったそうな)この説はあくまで著者の説です。その他にも秀吉の実子とされる人物の真贋を書いていたがこれは興味深い内容だった。
July 4, 2012
「北朝鮮で考えたこと」は今から100年前の1910年に無名の英国人E・G・ケンプという女性が満州と朝鮮半島を旅行した日記が近年発見されこの本の著者であるテッサ・モーリス・スズキ(英国人で現在オーストラリア国立大教授で、専門は日本近代史)がこの日記をもとに100年後今再度訪問する内容だった。前半はケンプさんの日記の公開で当時の満州・朝鮮半島の様子が書かれていた。1910年と言えばまさに日本が韓国を併合した年で日本が大陸に覇権を広げていく様が書かれていた。中、後半は中国東北部(旧満州)と北朝鮮の今がレポされていた。しかし、内容は近代日本史専門と言う割には凡庸だった。特に「これは!」ということもなく淡々と様子が書かれていた。残念。「国家の再興」は前衆議院議員の西村眞悟氏の手記だった。西村氏は今の左巻きの社会やマスコミ・出版業界・先生たちを非難し、「日本(人)らしい誇り」を説いていた。半分は日本の明治維新後の政策や大陸進出を西村氏の考えを含め解説していた。左巻きの方から見ると「いや~過激だ!軍靴の音が聞こえる~」と眠たいことをいうだろう。それだけ今の社会は左巻きということだろう。まぁ、こんなものだろう。
July 3, 2012
「危ない私立大学残る私立大学」は今の大学の評価や今後の大学経営の話が書かれていた。これから少子化が進むのに大学がたくさんあるがその多くが近いうちに定員割れか募集中止になることが予想されているそうな。平たくいうとやはり伝ががあり社長や官僚、弁護士などの難関資格者を多く輩出し都市部にあり先生・学生の面倒見の良いのが優良大学で逆に地方でまだ新しく、あまり良い人材を輩出しておらず、先生も平凡、就職も微妙、面倒見の悪い大学が潰れる候補大学だそうな。この本は私立メインに書かれており、慶応、早稲田、上智、青山大学(関東)、関西学院、立命館、甲南大学(関西)などの事例が挙げられていた。また地方大学でも厳しく指導し資格を取得させたり海外に留学させたりして就職率を上げたりしている大学も多く紹介していた。今は医療・福祉系、工学系、語学(中国語)が人気だそうな。確か大卒でも60%くらいしか就職できないそうだが、地方の泡沫大学はもっと低いそうな。なかなかおもしろかった。「独立国家のつくりかた」は東京の路上生活者のブルーハウスに家庭訪問し、著者(建築家・坂口恭平氏)が路上生活者ならではの工夫を家に取り入れようというコンセプトでこの本が書かれていた。東京の路上生活者さんは小型のソーラーパネルを屋根に取り付け、快適な生活を送っているそうな。東日本大震災以降に再度路上生活者のお宅に行き、折りたたみ式のダンボールハウス(自転車やリアカーにて移動可能)を発見し、構造を聞き出し著者が新たな工夫を凝らし世間に通用するハウスを紙上プレゼンしていた。話があちこち飛躍していたので読んでいてしんどかった。好き嫌いがはっきりする本だった。「髑髏になってもかまわない」は歴史上の人物、西行、芭蕉、鴎外、漱石、子規、茂吉(敬称略)の死に際の様子と生前詠んだ俳諧を紹介していた。最後まで読んだが、もうひとつおもしろくなかった。文章が暗かった。残念。
July 2, 2012
「激突!朝まで生対談」は田原総一郎氏と佐高信氏の対談集だった。実はこの二人因縁があり、仲が良くないそうな。(両者とも大人なのでつかみ合いのケンカはありません。ただの言い合いです)10歳くらい田原氏の方が先輩で佐高氏が(当初)尊敬していたのに、田原氏がある企業の偉いさんに確信を突かないことに激怒し、それを根に持ち不仲になったそうな。同じ業界の二人なのでこれではいけないということで14年ぶりに対談したそうな。内容は原発の賛成反対、小泉・竹中改革は日本を幸せにしたか、日本権力論、橋下徹はファシズムか、最後に田原総一郎vs佐高信だった。最後まで読んだが、何か出来レースのような感じだった。本当は二人仲が良いと思う。まぁ、こんなものだろう。「ザ・暗殺」は日本史に残る暗殺を項目別にわけて紹介していた。ただ時代をバラバラで紹介していたので時代ごとに知りたい方はしんどいと思う。「思想」の違い、「私怨」絡み、「先制」で敵を倒した、暗殺と思われる事件、暗殺未遂など42事件が書かれていた。古代から明治までの暗殺事件がたくさん書かれていたので個々の事件は紹介しないが海外に比べると毒殺が少ない。正面から切り殺すのが多いのに驚いた。なかなか興味深くおもしろかった。
July 1, 2012
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