2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全19件 (19件中 1-19件目)
1

法要で親戚一同が集まるので、いとこの息子どの(2歳1カ月)へのプレゼントにと、母とパンを焼くことに。黒々と焼けたパン。このままだとえらく不細工なロールパンに見えますが・・・、切るとこのように♪パン大好きないとこの息子どの、喜ぶかな~~と思って見せたところ、大人達が「パンダパンだよ~!パンだよ~!」と言うのを「パンダ、パンダ」と解釈し、鼻や口を指でしばらくつついたものの、食べる気配なし。「パン」=食べ物だと気付かなかったもよう!うーむ(-_-)いとこ夫婦はじめ、大人には大受けでしたノ(^_^;)
2011年11月27日
コメント(10)
江戸東京博物館 12月11日(日)まで「世界遺産 ヴェネツィア展」HPこちら隅から隅までヴェネツィア尽くし!ヴェネツィア三昧! な展覧会でした。絵画が多いですが、ヴェネツィアングラス、陶器、豪華なドレスに帽子に靴、バッグ、シャンデリア、地図に地球儀・・・などなど、贅沢な暮らしを思わせる品々が色々ありました。展示品は15世紀末から18世紀ごろまでのものです。ヴェネツィアが海運業で大もうけしていたころ。何百年も前の絵画に描かれた教会や広場が、現在も同じように残っているのがすごいです。今行っても、変わらぬ景色を見ることができるなんて素晴らしい♪教会、橋、広場、海、運河、ゴンドラ・・・この展覧会を見終わった後、ヴェネツィアに行きたくなること間違いなしです。あー、行きた~い(~△~)。特に記憶に残っているのは、豪華なヴェネツィアングラスのシャンデリア、巨大なドアノッカー(ドアの表に取り付けて、外からコンコン叩いてノックするもの)、竹馬のようにかかとが高い靴、そして「二人の貴婦人」という絵です。2m以上あるシャンデリア、顔より大きいドアノッカー。どれだけ大きなお家にあったのかしらん。かかとが高い靴、というのはサンダルの下に上げ底がしてあるようなものでしたが、上げ底の高さが半端ではありません。50cmくらいありそう!身長が0.5m高くなる!? ちなみに女性用です。こんなサンダル、レディー・ガガくらいしか履かないのでは・・・。説明によると「目立つことが優秀とされた時代」だったそうで。「二人の貴婦人」は謎めいた絵です。絵の中に左向きの女性が二人座っています。画中に色んな生き物が出てくるけど、女性たちはどれも見ておらず、画面の左の外をじっと見つめているもよう。視線の先、絵は唐突に終わって、途中で切断されたかのようです。絵には、左だけでなく、上にも続きがあって、上側が20世紀に発見されたそうです。詳しくはこちら。左側はどうなっているのか、何があるのか・・・気になりますねー。画中の女性が特別美人ってわけでもないんですが(^^;)、不思議と吸い寄せられるような魅力がある絵で、長い時間絵の前に立っていました。作者のカルパッチョという画家は、イタリア料理のカルパッチョの名前の由来になったと説明文にありました。赤い生肉やマグロが、赤の使い方が独特だったこの画家を連想させるからだとか。展示会場の出口を過ぎるとミュージアムグッズが売られているわけですが、さながら百貨店のイタリア物産展のよう。展覧会グッズよりも、ヴェネツィアングラス製品やムラーノ島レースやフィレンツェのコスメなど様々な特産品が所狭しと並べられております。展示を見てすっかり現地へ行きたくなっていたところなので、熱心に見てしまいました。
2011年11月26日
コメント(2)

20日日曜日。この日は極楽尽くしの一日となる、予定でした。まず、海に面したリゾートホテルにて、ランチビュッフェ。母が応募した「ホテルのランチビュッフェ+スパ利用ペアチケットプレゼント」が当たったのです。海を見ながら、地元産野菜や三崎のマグロを使ったおいしい食事をたらふく食べて、あー極楽・・・♪お腹いっぱいになったところで、隣のスパへ。ジャグジー風呂や、海を臨む寝湯、壺湯のワイン風呂などなどにどっぷり浸かって、うーん極楽・・・♪♪ホテルを出て、一度実家へ帰り、今度は友達から招待されていた、日本酒ホームパーティーへいそいそと向かいます。パーティー主催者+参加者の皆様が、酒造の一口オーナーに入会していて、できたての新酒を送ってきたのだそうです。で、それを空けて、皆様で楽しむと。料理上手な旦那様の鍋やお刺身、煮物・・・むしゃむしゃ。そして端麗辛口な日本酒と甘い梅酒をちびちび。なあんて極楽・・・♪♪♪と!いうところで、極楽三昧の無謀がたたったのか、急に眠くなり+気分が悪くなり+目がぐるぐる回り、ひっくり返ってしまいましたとさ!結局、部屋の片隅でダウン(X皿X)反省(-_-)一日のうちに、あんまり贅沢を詰め込みすぎては、いけないのね。
2011年11月24日
コメント(0)

東京タワーすぐそばにある増上寺。法然上人八百年忌で、三門を特別公開しています。戦後初だそうですよ。11月30日まで、10時~16時(入場30分前まで)。拝観料500円。休日は待ち時間40分と聞いたので、自分にしては早目な10時30分に到着。しかあし!すでに長蛇の列(・・;)。やはり門の階段に着くまで40分かかりましたね~。たまたま隣に並んでいた女性の方とあれこれ話しつつ、ちょっとずつ進む列を待ちました。浜松からいらしたそうです!楽しく話しながらなので、待ち時間が退屈でなくなりました。門の一階にある自販機(!)で拝観券を購入し、案内リーフレット+竹製しおりと引き換えてもらってからいよいよ二階へ。二階へは、もともとある階段の上に、新しく組んだ鉄の足場の階段を登っていきます。それほど急じゃないや・・・と安心していたら、いったん踊り場で90度折れ曲がり、そこから階段第二弾が!ここはかなり狭く、急勾配で、天井は頭ぶつけそうでした。門はこうでなくっちゃ!?二階には、中央に釈迦三尊像、両脇に十六羅漢像と歴代のお坊さん像が並んでおられます。釈迦三尊と十六羅漢は400年前の仏様。普段公開していないからか、彩色が残ってます。釈迦三尊の着衣がただの金ぴかではなく、金と黒と赤で蒔絵のような模様が描かれているのが特徴的でした。お顔も、江戸時代によくある、くせのあるきついお顔ではなく、周囲の動的な十六羅漢と対照的に落ち着いて見えます。十六羅漢は実物大くらいでしょうか。ちょいお顔大きめ。そして表情オーバー気味(^^)。やたら長い眉毛を両手でつかんでいる尊者が、一番気になります。中にはイケメン風尊者もおられますが、大方が・・・そのぅ・・・コメディアン・・・。羅漢さんの一段下に座って並んでおられるのが、歴代の当主(というのか?)の像。30数体あるようですが、中にはなくなってしまったものも。羅漢さんよりずっと小さくて、おとなしめです。三門そのものは重要文化財に指定されています。内部は赤一色、または木肌一色で、京都の知恩院みたいに絵が描いてあるわけではありません。関東大震災にも空襲にも負けず、増上寺で唯一残った建物。他の建物は空襲で焼けてしまったそうです。ここから見る外の景色は、真ん中に一直線に延びていく道路、途中に赤門、あとは立ち並ぶ高層ビル。江戸時代は海が見えたようです。出口をくぐり、先ほどの列を見ると、さっきよりずーーーーーっと先まで延びている!これは大変だ・・・。もし行かれる場合は、できれば平日、休日は10時前に到着することをオススメします。
2011年11月23日
コメント(4)

その2の続き。最後に、足利お寺巡りで出会った小ねたを3つ紹介します。足利学校の入口外にある立て札。ペットってカモですか。確かに、学校はお堀に囲まれていますが・・・。鑁阿寺(ばんなじ)の香炉の脚。よくお堂の前にある、屋外型で銅製で大きくてお線香を立てるあれです。こちらの香炉は珍しく、ジャッキーが重い鉢を支えています。けなげ!どことなく興福寺の龍燈鬼に似てませんか?よくある一般的な香炉は、脚に獅子の顔がついていて、その口から獅子の足が生えていて、支える脚になっている形ですよね。口で説明するのは難しいんですが・・・、今度は長楽寺の香炉。脚、よくある形はこれです。ですが! なぜか上に鐘がついてる!香炉の上で、鐘をつく!?鐘楼を兼ねているのでしょうか。いやそんなことがあるのか!?おわり
2011年11月19日
コメント(2)

足利周辺のお寺巡り日記、その1の続きです。足利学校のすぐそばに、鑁阿寺(ばんなじ)という、難しすぎる漢字のお寺があります。「足利氏二代目の足利義兼が、建久7年(1196年)に、邸内に持仏堂を建て、守り本尊として大日如来を祭ったのが始まりといわれています」(足利市公式HPより)お堀に囲まれた四角い境内の中は広くて整備されており、本堂は国重文、多宝塔や鐘楼もあります。お堀(カモがいっぱいいる)に屋根つきの太鼓橋がかかって、その先に立派な門。歴史を刻んだ名刹の貫禄をただよわせています。ちゃんとここにも、火気厳禁ボード(^^)。お堂の中には入れず、御本尊の大日如来も非公開のよう。鑁阿寺といえば!UnKブツ好きな方ならもちろんご存知、あの鑁阿寺文書のある鑁阿寺です♪鑁阿寺文書(ちゃんとした名前は鑁阿寺樺崎縁起并仏事次第)に「樺崎寺下御堂ってところに三尺で全面金色の金剛界大日如来像を納めたよ、建久4年にね」って書いてある、その大日如来が、今東博にある、UnK作大日如来像のことではないかと言われています。ここのお寺にUnK仏をしめす文書があったんだなぁと考えながらお参りしました。最後に群馬県太田市にあります、長楽寺と世良田東照宮という、隣り合っているお寺と神社に向かいました。長楽寺は小さなお寺で、どなたもいらっしゃらない様子。ほかに訪れる人もなく、杉木立の中にぽつんとあって、一人だったら心細くなってくるのでは・・・。「太鼓門」というちょっと変わった門がありました。門の2階に太鼓があったのかな?世良田東照宮は東照宮というだけに、鮮やかな彫刻がある社殿でした。日光に比べると規模はだいぶちっちゃくなってますが、こんな人気の少ない所に、歴史あるお堂が突如現れるのが不思議です。つづく
2011年11月18日
コメント(0)

一か月近く前になりますが、En-kuuさん主催の「関東のお寺・神社巡り」の会に参加させていただき、足利周辺のお寺巡りをしてきました。県でいうと栃木と群馬。家から片道3時間半もかかるんですね~(@_@;)お誘いがなかったら、足を運ぶことはなかったかも・・・。滅多にない貴重な機会となりました。まず、栃木県佐野市にある佐野厄除大師(惣宗寺)にお参りしました。年末になるとテレビでCMが流れるので、名前だけはよく知っています。有名だしCM流すし、さぞや大きなお寺なのかと思ったら、意外と小ぢんまりした敷地でした。ここに初詣の参拝客が大勢押しかけたら、入りきらないのでは?お賽銭箱の前に「お釈迦様に甘茶をかけて、鐘を一つたたいて手を合わせて下さい。」「お釈迦様は、どちらか一方をお使い下さい。」ということで誕生釈迦仏がいらっしゃいました。(「お釈迦様を使って下さい」って珍しい言い方・・・)堂内の仏様は閉まっているのか拝観できず、丸い鏡が置いてあります。こちらのお寺の御朱印は、印刷したもののみです。次に「名草巨石群」という、国の天然記念物の名所へ行きました。巨岩奇石が重なりあい、石マニアにはたまらない場所?でしょう。深い森の中にある岩と滝と神社。雨でけむって、ますます神秘的な場所でした。パワースポットで宣伝できるかも?昼食後、お寺ではないのですが、足利学校という学校に連れて行っていただきました。学校といっても室町時代にはあったくらい古いので、どんな建物なのか想像つかず。まさかクリーム色の鉄筋コンクリート4階建てじゃあないよねえ。。。実際はこんな建物でした。↓茅葺屋根の立派なお屋敷!敷地が広くてお庭もきれい、昔の豪農とか庄屋さんのお家みたいです。校長はお坊さんで、学生もお坊さん。儒学を勉強していたそうです。敷地内に孔子廟もあります。学費はなし(すごい)。つづく
2011年11月17日
コメント(2)
空海と密教美術展。なんといっても仏像がい~っぱい出展されていたのが幸せでした。今年見に行った展覧会では一番仏像度高かったです。メインとなる東寺講堂の曼荼羅仏像群のほかにも、醍醐寺の大きなお薬師様とお笑い担当?の五大明王、みやびな仁和寺阿弥陀様、つぶらな瞳の東寺観智院虚空蔵様、メリハリボディの東寺兜跋毘沙門天、優雅に微笑む獅子窟寺のお薬師様 などなど、どのお方が展覧会ポスターのセンターに来てもおかしくない豪華キャストでした。3回行って3回拝観しても、まったく飽きることがありません。特に神護寺の虚空蔵菩薩様はとっても美人・・・見とれますね~。すっかり夢中になり、その後神護寺での五大虚空蔵菩薩御開帳にも行ってしまいました。(~▽~)こんなに大勢東京に来てしまって、お寺の方はスカスカになっちゃいますよね。東寺講堂はこの期間、どんなことになっていたのでしょう?そちらのスカスカ具合がどんなだったかも気になります。ほかの仏様は通常閉扉中だからいいけど。東寺講堂の素敵な面々のうち、8体が会場にお出ましでした。高い位置に通路があって、上からも下からも同じ目線からも拝めます。もちろん背中も拝めます!背中側・・・良いですね~(^▽^)、もう二度と見られない背中♪♪♪降三世明王の背面側の顔が、光背の輪っかを飛び出してついているのも面白いです。自分の一番お気に入り、梵天像の周りをぐるぐる歩きながら、ずーっと見入っておりました。やっぱり人気のある仏様ほど、周囲の取り巻きが多いです。もちろん人気No1はイケメン帝釈天。菩薩像は、取り巻きが比較的少なかったかな(汗)。来年も東博で、仏像が多い特別展やらないかな~。期待してますo(~_~)oおわり
2011年11月14日
コメント(2)
9月25日に展覧会終わっちゃったし、もう誰もがすっかり忘れていると思われる、空海と密教美術展の感想日記!まだ続きがあるのです。しつこいですがもうちょっと書かせていただきますよ♪φ(~_~)mとっても見どころが多くて、楽しかったので・・・。ちなみに過去日記その1はこちらその2はこちらその3はこちらその4はこちら です。空海と密教美術展は、東博の日本美術展では歴代4位の動員数だったそうです。(ちなみに、3位:日本国宝展、2位:国宝薬師寺展、1位:国宝阿修羅展)自分は3回行き、そのうち3回目は最終日の前日でした。終わり間近だけあって、やはり写真のように、入場制限してました。赤い矢印の端から端まで、人が並んでいるのがお分かりでしょうか。画面の外まで列は続いています。3回目のお目当ては、金剛峯寺所蔵の両界曼荼羅図のうち、胎蔵界曼荼羅。展示替え中に落としてしまい、急遽展示期間が変更になった作品です。その落としたしわがどこかに見えないかな~と眼を凝らしましたが、まったく分かりません。ってそれを確かめるのが目的じゃないですが・・・(~_~)>こちらは別名・血曼荼羅。中央の大日如来の宝冠に、来年の大河ドラマの主役である平清盛の血が使われていると伝えられています。それがどんなものなのか、確かめたかったんです。掛けられている曼荼羅、大きいですが、やはり傷みがあって絵がみづらいかも。前半に展示されていた高雄曼荼羅よりは見えるけど。大日如来の冠に、赤くて丸い宝石が何個かついています。それが血で塗ってある、らしいんです。それもただの血ではなく、頭の血!を使って!頭の血!?(~△~;) どうやって!?頭って流血するとなかなか止まらないじゃない。ちょっとだけ採血ってわけにいかないと思うんですけど。それに鮮やかな赤がほしかったら静脈じゃなくて動脈から採らなきゃだし。動脈は奥深いからなかなか採れないはず。担当研修医も採れなくて苦労してたぞ。。。等々、色んな疑問が渦巻く中、その部分に注目してしまいます。面積にしたら、小さな丸い粒のちょこっとだけなんですけどね。つづく(まだ!?)
2011年11月13日
コメント(2)
仙台市博物館というところで、「仏のかたち 人のすがた-仙台ゆかりの仏像と肖像彫刻-」なる展覧会が開かれているとニュースにありました。仙台の仏像ってあまり思い浮かびませんが、「東北地方に残る最古の木彫り像」とか面白そうですね。「来場者の多くは60~80代の年配層」・・・そ、そうなのか・・・。法然と親鸞展みたいだな~。きっと渋~い展示なんだろうな~ぁ。ニュースの下の方に「伊達政宗坐像」の写真があり見てみると、今まで抱いていた伊達政宗のイメージと全然違う姿かたちです。昔の大河ドラマで見た「独眼竜正宗」だと、黒い眼帯してて、頭のてっぺん近くでポニーテール?にしてたような。この坐像だと普通のおじさまに見えるけど、これがホントの姿なのでしょうか。なんだか伊達者って感じがしないな・・・。
2011年11月12日
コメント(4)

神奈川県立金沢文庫 12月4日(日)まで「特別展 興正菩薩叡尊鎌倉下向七五○年記念I 愛染明王 愛と怒りのほとけ」HPこちら愛染明王オンリーの展覧会。金沢文庫ったらこれまたマニアックな、万人受けしなそうな企画でいいですね~♪行ってみたら意外にも、他に観覧者がいらしてました。(おい)偶然ボランティアの方のギャラリートークがあり、説明を聞きながら拝見しました。愛染明王ばかり、画像と仏像が並びます。画像のが多いでしょうか。正直言って、画像はどれも似たような感じ・・・(汗)並べて見れば違うけど、浅学な自分には、どれがどこのだとか、ぱっと見て当てられるほどの突出した個性は見受けられませんでした。全部愛染明王なんだも~ん!?かの有名な西大寺の国宝・愛染明王!・・・の、お前立が、いらしていました。普通は矢を持っている愛染様ですが、こちらは持っていません。というのは、叡尊が元寇撃退の祈祷をした折に、愛染様が元の船団目がけて矢を放ち、嵐を起こして見事退散させたからだそうで、つまり使っちゃったのです。とりわけこれが良いとか、これが気に入ったとかいう作品は目につかなかったですが、説明つきだったおかげで、愛染明王の特徴や役割についていっぱい知ることができました。このことを教えてもらっただけでも行ったかいがありました!例えば・・・愛染様の六本ある手のうち、左第三手(左手一番上)に何を持っているかで、願主の願いがわかるのだそうです。たいがいはグーの手(金剛印)で何も持っていないけれど、日輪(太陽。真っ赤な玉)を持っていたら、災いをよける修法をするため。宝珠だったら、利益が増えますように。一鈷杵だったら、嫌なあの人に災いが降りかかるように!?八咫烏だったら、天皇に男児が生まれますように。などなど。弓と矢を持つ密教の仏・愛染明王は、特定の相手を狙い撃ちするために作られたようです。世界人類が平和でありますように・・・みたいな穏やかなお願いじゃなくて、政敵を失墜させてちょうだい!とか、元の軍艦を沈めてちょうだい!という差し迫った!?お願い。そんなお願いが少なからずあったのか、貴族や朝廷や幕府の間で、愛染明王の密教修法が行われ、図像もたくさん生まれたのでした。展示室を出て、お寺の池の周りを散歩していたら、目の前の木にカワセミが止まりました。池にいるのは知ってたけど、こんな近くに来たのは初めて!すると、望遠鏡みたいなレンズのカメラを三脚にセットしてじっと待っていたおじさまが、そばまで来て熱心に撮影開始。やがてカワセミは池の反対側へ飛んで行き、おじさまも後を追って去っていきました。一日、ああやっているのかしら!?平和ですねぇ・・・。私の日々の生活に愛染明王の出番はなさそうです!?
2011年11月11日
コメント(2)
![]()
見仏記の最新刊が出ていたんですね。(ちなみにサイン会予定はこちら)表紙の絵が派手というか、迫力ありますな・・・。絵は愛知県瀧山寺の梵天像かなぁと思いましたが、目次に出ているお寺に入っていないから、違うのかな。。。気になりますね。本屋さんでチェックしてみます。
2011年11月10日
コメント(6)
東大寺法華堂の執金剛神、今年は12月の御開帳を行わないそうです。お堂の修復工事中で、拝観者の通路を確保できないからだとか。ニュースのアドレスは、あとでこちらにアップします~。堂内拝観できないなら、東大寺ミュージアムに移動して・・・ってわけにはいかないのね、きっと。私、人生初の秘仏拝観がこちらの執金剛神でした。それでブツ好きに足を踏み入れてしまったんです。罪づくりな仏様だわ(~_~)。
2011年11月09日
コメント(6)
「観音様の足の裏を拝する会」・・・・・なにそれ!?(@_@)実際にそういう会が開かれているんです。それもお寺で。ニュースはこちら。「観音様の足裏、柔らかそう 宇治・三室戸寺で特別公開」三室戸寺、お参りしたことがありますが、花の時期でないアジサイと花の時期でない蓮の鉢がたくさんあったことしか覚えてないです。仏像の印象がないのですが、なんと宝物館があったんですか!知らなかった・・・素通りしていたのかも!?「重要文化財の木造観世音菩薩坐像の後ろ姿を拝観する『観音様の足の裏を拝する会』が始まった。12月4日までの土日祝日のみ特別公開している」「特別公開はテレビで後ろ姿が紹介されたのをきっかけに約15年前から毎秋、行っている」後ろ姿を公開とは、粋なことなさるお寺ですね!お寺のHPに、大きな(足の裏の)画像があります。
2011年11月08日
コメント(4)

後半日記では、お寺とお店で見つけた小ねたをご紹介します。まず円覚寺。瓦にちゃんと圓覚寺と書いてあるんですね。京都の建仁寺もそうでした。お寺では定番かしらっ。左・・・燈籠の角々に仏様が立っています!ありそうでなかったかわいいデザイン。右・・・宝物風入の会場内で、座禅で見張りする雲水さん。中は撮影禁止なので、外から。。。次に長寿禅寺。「一眼レフは禁止、コンパクトカメラは可」って珍しい制限のしかたです。「三脚禁止」「フラッシュ禁止」はよくありますが・・・。私はコンパクトデジカメで撮影しております。台風の影響で、モミジをはじめあちこちの葉っぱが、縁が茶色くちりちりになってしまっています。鎌倉はどこのお寺もこんな感じです。今年の紅葉はどうなる!?最後に、鎌倉名物?のお土産ふたつです。左・・・大仏の置物に見えますが、こちらは「インテリア噴水」。どこから水が出てどこへ流れていくのか?透明の玉から噴き出すのかなぁ。えっ私が買ったかって? 買いません(-_-)。30%OFFで\40,600。いかが?右・・・豊島屋本店で販売しております、鳩サブレ、ではなく鳩ティッシュボックス。白と黄色のティッシュが交互に出てきます。この箱を見た母が、鳩サブレを買ってきたのかと少し喜んでたので、がっかりさせてしまいました。
2011年11月06日
コメント(10)

お寺巡り友達のゆきみどさんと、着物で北鎌倉散策に行ってきました♪なんとかお天気が持ってくれて、寺巡り日和でした。自分で着た着物で、こんなに長い時間過ごしたのは初めてです。無事、着崩れずに(多分)、苦しくならずに家まで帰り着きました。よかった~!ほっ。(^o^)=3着付の自信につながりました。今日のお寺は、円覚寺→長寿禅寺→建長寺 です。数は少ないけど、一つのお寺が広くて見どころがたくさん。円覚寺と建長寺では、宝物風入を行っていました。それでいつもより参拝者が多かったのね。前半日記では、着物のぐりぐりとお寺の風景をご紹介(いいのか私で!?)。円覚寺仏殿の宝冠釈迦如来坐像さま、大きくてかっこいいです!頭部は鎌倉時代、体は江戸初期、宝冠は1964年作とのこと。宝冠釈迦如来さまは、パンチパーマではなかったですよ。円覚寺黄梅院は、円覚寺の一番奥にある塔頭。秋明菊をはじめ山野草が咲き乱れて、静かだけど華やかでした。長寿禅寺のお庭です。こちらのお寺で畳の部屋からお庭を眺めると、ほっとしますね~。ずっと座っていたくなります。4~6月と、10~11月の金土日祝日(法要・雨天除く)しか公開していないお寺です。鎌倉のお寺の中ではマイベスト3に入りますねぇ。紅葉が最も見頃の12月には公開していないのが残念ですが・・・。最後に建長寺にお参りしました。三門の2階にはもちろん上がれませんが、たまたま法堂内で、三門に居並ぶ五百羅漢の写真展が開かれていて、2階がどうなっているか写真で知ることができました。こちらの五百羅漢、本当に500体以上おられるんですよ!ひな壇みたいな段々にずらーっと!一般公開あったら行きます、必ず。どんなに急な階段でも上ります。と、こんな感じで散策してきました~。
2011年11月05日
コメント(10)
明日は着物で鎌倉です!この日のために、昨日と先週土曜日、着付の練習をしてみました。着付教室に通っていた時以来、8ヶ月ぶりです! 断食道場に入ってからすっかり着なかったため、ところどころ忘れてました。明日、順調に着られるといいなー。さてどうなるか!?
2011年11月04日
コメント(4)
東京国立博物館 12月4日(日)まで「法然と親鸞 ゆかりの名宝」HPこちら初めに言っておきますと・・・、仏像の展示を楽しみにして行かれると、がっかりします(^^;)。膨大な展示品の中で仏像はごくわずか。そのうち、◎浄土宗所蔵 阿弥陀如来立像◎浄光明寺所蔵 阿弥陀三尊坐像は拝む価値ありますが、正直、あとは・・・(^^;;)。仏像だけが目当てという方にはお勧めしかねる展覧会です。。。では、どんな方にお勧めかというと:1、高僧・祖師像大好き2、聖徳太子大好き3、仏画大好き4、絵巻物大好き5、法然・親鸞大好きのどれかに当てはまるなら、どっさりと並ぶ展示の前に、目がハートになることでしょう♪とくに1、は、ちょっと今までないくらい沢山拝めますよ。お坊さんの像を(^皿^)。ぐりぐりは3、と4、のところで目がハートになっておりましたが・・。v(^^)v全体に、法然さまと親鸞さまの業績をたどる大回顧展のような趣で、「美術展」というより「歴史展」「資料展」という方がしっくりきます。開祖お二人と、二つの宗派についての説明書きがあちこちにあって、初心者の自分でもざっくりと伝記を知ることができました。お二人の伝記を絵巻物にした「絵伝」。これが模本なのか異本なのか、何種類もあり、見ても見ても終わらない勢いで延々繰り延べられております。法然上人・・・丸顔親鸞聖人・・・とがった顔に、逆八の字眉毛が特徴らしいです。直筆の書もあり、こちらも特徴が出ています。法然上人・・・丸い字親鸞聖人・・・鋭角な字、はねが真上に向かってる字は顔を表すのかしら!?仏像ですが、阿弥陀如来立像(浄土宗)は1mくらい、切れ長の涼しげな目が印象的です。僧衣をかけた右腕を、衣のずっと奥、ひじが見えるくらいまできっちり彫ってあるのが気合あるなと感じました(この説明、分かります?)。法然上人一周忌に造られ、像内からは4万人くらいの署名が入った紙が出てきたそうです。浄光明寺の阿弥陀三尊、大きかったです!お寺でも拝観したことがあるけど、こんなに大きかったっけ!? 博物館のが巨大化したみたいな・・・!?本尊の衣の模様は、花や草の形に型抜きした土を貼り付けてあります。よく運んできて無事でしたね~。両脇侍は宋風ばりばりです。とがった爪先、複雑極まりない高髻。自分が知る限り、一番ややこしい髻の仏様でありましょう。今回一番楽しみにしていた、来迎図や山越阿弥陀図は、会場のラストにありました。知恩院の来迎図、かっこいいです。「早来迎」と呼ばれるだけに、阿弥陀様御一行が急降下で降りてきて、極楽へ行こうとする人を大急ぎで迎えに来てくれているところ。どれが観音菩薩+勢至菩薩か分からないくらい、大勢のキラキラした菩薩団体が押し寄せてきて、出来る限り豪華にしたバージョンで来迎にいらしたもようです。魂が乗る蓮台も、ビーズがじゃらじゃら垂らしてあるし。金戒光明寺の山越阿弥陀図も良かったです!山越阿弥陀だと禅林寺のが有名ですが、それは後期展示で、前期はこちらでした。初めて見ましたが、保存が良く、線も色もよく出てきれいでした。手前の山がなだらかで低めなのが、落ち着いた田園風景を思わせて心和みます。昔の貴族は、臨終の際に、枕元にこの屏風を立てて、阿弥陀さまの指から出る五色の糸を手に持って、来迎を待ったのですね。最後に。「悪人正機説」の「悪人」とは、犯罪をおかす人のことじゃなくて、仏教の戒律を守れない人のことだったんですねぇ。知らなかった。てことは、私も悪人、世の中の大体の人が悪人、ってことでしょうか?
2011年11月03日
コメント(4)
これから出社なので手短に書きます。岩手の中尊寺、ついに一字金輪仏頂尊を御開帳します!「中尊寺・重文の秘仏開帳 震災復興を祈念 来年7月から」とうとう御開帳になりますね!12年ぶりです。以前の日記で、「世界遺産に登録されたから、一字金輪仏頂尊開帳しないかな~」と書いたのですが、実現しました♪♪♪12年前にお参りしましたが、また行きたいな~!
2011年11月01日
コメント(2)
全19件 (19件中 1-19件目)
1


