このピアノトリオ作品は本当だったたら昨年入荷しているはずだったのだけれども、遅れ遅れになってようやく昨日入荷したもの。 JOEL HOLMESは1982年12月生まれというからこの作品をリリースして時点では22才の若い黒人ピアニスト。 一曲目からぶっとばしてくれます。 マッコイ系のめまぐるしく鍵盤上を駆け巡る指裁きは、最近の若手ピアニストではあまり聴いた記憶がないのだけれど、なかなか大したもんです。 スピード感だけでなく、地にしっかりと足をついた力強さ、安定感もあるので危なげがない。 そして、若い黒人ならではのバネの力を感じさせる。 はちきれんばかりの柔軟性に富んだゴムマリのような筋肉から生み出される瞬発力。 これは、われわれ日本人や白人が束になってかかっても勝てないところだろう。 運動能力のすばらしさだけではない。
「BODY AND SOUL」を4度演奏しているが、別テイクというものではなくてすべて違う内容であり、そのバリエーション豊かな表現能力にも驚かされ、技術面での力量がうかがわれる。 オリジナルも良いのですよ。 1曲目「HOLYSPIRIT」4曲目「DIVINE REVELATION」6曲目「ONE LIFE TO LIVE」 7曲目「MY SUNSHINE」。 欧州ピアノトリオもいいけど、一年のスタートにあたりこういうフレッシュな黒人正統派ピアノトリオを聴くのもオツなものだと思うのですが如何なものでしょう? エリック・バード・トリオのファンの方にはきっと気に入っていただけると思います。