のっけから、ノリのよい活気溢れたピアノが聴こえるなと思い、ジャケ裏のクレジットを見ると、今月CRISSCROSSからリーダー作がリリースされたばかりの、DANNY GRISSETTがピアノを弾いているじゃないの。 道理で良いわけだ。 ANNE METTE IVERSENは、デンマークのベーシストで、2004年のデビュー作「ON THE OTHER SIDE」(イングリッド・ジェンセンらが参加)が2004年春にリリースされるやいなや、好評をよびその後、活動の拠点をニューヨークに移す。 デンマークには、偉大なベーシストが多いけれども、彼女もNiels-Henning Orsted を筆頭に Mads Vinding, Chris Minh Doky, Jesper Lundgaard ら優秀なベーシストの系譜にラインナップされるポテンシャルを兼ね備えていると言えるでしょう。 ソロプレイはもちろん、サウンド全体に目を光らせ、共演するミュージシャンのよいところを引き出し、輝かせ演奏全体をステップアップさせる術をしっているのです。 彼女の作曲は、決して単純な4ビートの曲ではないけれども、そんな点からもあまり音楽が難解な感じがせずに、伸び伸びと、生き生きとした印象を受けるのです。 JOHN ELLIS,DANNY GRISSETT,OTIS BROWN 3世の個々の演奏によるところももちろん大きいのだけれども、彼女のリーダーシップと盛り立ててやろうとする仲間の音楽的サポートが作品に垣間見られ悪くないです。 現在進行形のジャズ、FSNTあたりを追いかけている方は要チェックの作品だと言えるでしょう。