Houston Person / Something Personal 1934年生まれ、80歳を越えた超ベテランテナー・サックス奏者、ヒューストン・パーソンの味わい深い歌心が溢れる一作。 リズム・セクションはグループおなじみの鉄壁レイ・ドラモンドとルイス・ナッシュ。 近年のレギュラー・メンバーともなっているジョン・ディ・マルティーノにスティーヴ・ネルソンも、ジャズの美学を感じさせる名脇役ぶりを見せ、10年ほど前に、あのNagel Hayer でリーダー作を出したこともあるジェイムス・チリロのギター・カッティングは、これぞ職人というべき演奏。 途中 曲目では、70年代往時のジャンプ的なリズムも軽快にソウルフルなサックスも聴かせてくれつつ、全体的には、やはり、スロー~ミディアム。 このゆったりしたバラード演奏は、最高になごみます。 ジャズの歴史を歩いてきたベテランならでは。数々のスタンダードがロマンいっぱいに響きます。(新譜インフォより)
Houston Person (ts) Steve Nelson (vib) John di Martino (p)
Ray Drummond (b) Lewis Nash (ds)
1. The Second Time Around 2. Crazy He Calls Me 3. I'm Afraid the Masquerade is Over 4. The Way We Were 5. Guilty 6. Change Partners 7. Teardrops From My Eyes 8. Something Personal 9. On the Sunny Side of the Street