PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
ワインとの出会いは「一期一会」というのは言い得た言葉だなと思います。8年ほど前に島内で引っ越しした際に頑張って「House Warming Party(引っ越しパーティー)」をやってみました。
当時のローカルのワイン仲間を3人、私を入れて日本人が4人の合計7人です。ワインは各自持参してもらうことにして料理代として50ドルの会費をもらうことにしました。
今でも覚えている料理は「肉じゃが」「てんぷら」「モッツアレラの味噌おかか漬け」等で、
ちょうど日本から送ってもらった「茅乃舎だし」が功を奏して「肉じゃが」が大好評だったのが嬉しかったです。
ローカルの人達も刺身にはかなり詳しいので、魚の種類が一番多い「フィッシュさくらやマーケット」に前日下見に行き、私には珍しい「ほうぼう」も加え、定番のお刺身の他に「本マグロ」などを選び、翌日の配達をお願いしました。人数を考えて何切れに切り分けるとかも指示した記憶があって、かなり力が入っていました。
引っ越しパーティーは好評のうちに無事終了し、嬉しいことに後日ローカルの参加者からお礼にと「会食」の招待を受けました。レストランの場所は急遽中華料理店になり、自分なりに考えてワインを持参しました。
持ち寄ったワインを開けて会食を始め、メインの料理「Roast Suckling Pig(子豚の丸焼き)」の時にボトルのラベルが見えないように(ブラインド・ティステイングのように)して「まず飲んでみて」とグラスにワインを注いでくれました。美味しいワインでボトルの形からボルドーというのは推測がつきます。「ボルドーのどこかな?」とかかなり
あてずっぽうに言っているうちに、
ボトルを包んでいた物を取ってくれました。
そしてそのラベルを見て「えっ、こんなに幸せで良いのかな?」と思いました。
ボルドー左岸、マルゴー村の格付け一級「シャトー・マルゴー」でした。初めて飲んだ時の味は「美味しい」以外覚えていないのはラベルだけで感動してしまって記憶が飛んでしまっているのかなと思います(情けない話ですが・・)記念にボトルをもらい、この出会いに深く感謝した次第です。
これって最初で最後の幸運かな?とかあまり考えないようにしています。最後と思えば最後になるだろうし、また「一期一会」は必ずあると信じることが大切なんだなぁと今は思います。
ベトナムコーヒー@シンガポールの「SO PO… 2024.11.19
明日のイタリアワインテイスティングのた… 2024.05.08
ラベルのデザインが似ているシチリアの赤… 2024.04.05 コメント(2)