60ばーばの手習い帳

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December 24, 2018
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​​​星 予…ヨ  報…ホウ、むく(いる) 士…シ





『蝶が舞ったら謎のち晴れ』は、天気予報が大嫌いな気象予報士・蝶子と、
はやらない探偵の夏生が謎を解く連作短編です。

 蝶子の興味は流体力学だけ。慌てる相手アナを尻目に、TVで専門用語を並べ
たてる変人のお天気お姉さんです。

​​
「台風というのはCISKメカニズムによって成長する渦巻きですから。」
「第二種の条件付き不安定、エクマン層内部の摩擦と積雲対流が渦を強化する…」
​​
なのに、番組最後の「風が吹けば桶屋が儲かる」式の蝶子のコメントを読解する
ファンサイトができる人気ぶりなのです。


 正直第1章の「ミモザの霞んだ日」は、こんな風になる??という場面もあり、
依頼者の視野が狭いと思うし、好きになれないのですが、後の4篇は、依頼者や
登場人物のやさしさにほっとします。

 著者が理系人ということで、化学現象についてちょっと勉強もできて、1粒で
2度おいしいミステリーです。



 第4章「エオルスの竪琴」

音大に通う音々(ねね)という学生のグァルネリが誘拐されたので、調べて欲しいと、音々と母親が夏生に依頼します。
 グァルネリはストラディバリウスと並ぶヴァイオリンの名器ですが、誘拐犯?
は金の要求もせず「コンクールに出ろ」とだけ言ってきます。

 犯人の真意は?事件解決の日はクリスマス・イブでした。

             参照元:伊予原新『蝶が舞ったら謎のち晴れ』新潮文庫
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Last updated  December 24, 2018 12:00:29 AM
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