60ばーばの手習い帳

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February 14, 2020
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カテゴリ: 詩とやまと歌と
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行きつけぬわが掌の野辺のはるかなる生命線の流域かすむ

 2月14日は齋藤史の誕生日です。
​​​若山牧水と家族ぐるみのつき合いがあり、牧水の勧めで史氏は短歌を始めました。
ちなみに父、齋藤瀏も佐佐木信綱門下の歌人でした。
 東京生まれ。1945年以降は長野県松本市を拠点として活躍しました。

星 ダク、にご(る)、にご(す)

安曇野
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濁流だ濁流だと叫び流れゆく末は泥土か夜明けか知らぬ
暴力のかくうつくしき世に住みてひねもすうたふわが子守うた

二・二六事件の時代の歌。齋藤史の父も反乱幇助の罪に問われ、禁錮5年の刑を受
けました。青年将校たちと史氏も近しい関係でした。

 「暴力」は将校たちを力で弾圧する政府、権力者の側の暴力なのでしょうか。

暴力を「うつくし」と言い切る歌は鮮烈です。アイロニーとかなしみ。その世に生
きる史氏は、子守歌を歌い続けます。子守歌は、次世代の人たちに平和を伝える言
葉です。

​歴史とてわれらが読みしおほかたもつねに勝者の側の文字か​

肯けます。歴史は常に勝者の視点から書かれます。
おいとまをいただきますと戸をしめて出てゆくやうにゆかぬなり生は
さりげなく交わす挨拶「またいつか」何時と知れざる時の彼方に
​晩年の「人生」の歌。身にしみます。

           引用および参照元:『齋藤史歌文集』講談社文芸文庫





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Last updated  February 14, 2020 12:00:21 AM
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