60ばーばの手習い帳

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September 9, 2022
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カテゴリ: 読みたい本


20人の作家による「20」をテーマにした短編集の中の1編に、東横線20駅分の不思議な話をみつけました。

 渋谷のデパートで蒸籠を買った私は、最寄り駅の自由が丘まで帰るところでした。電車に乗り合わせたのは、50代くらいの小太りの女性、20代らしきサラリーマン風の男性、ミニスカートの女の子。
 皆顔見知りらしく、女性は、私の亡くなった父を知っているようでした。 


 終点の横浜までの20駅の間に、「私」は不思議だけれど、居心地が悪くない体験をするのでした。
 出てくる駅名がどれも身近なので、興味深く読みました。


横浜駅

 2004年まで、東横線の終点は桜木町でした。高島町・桜木町の両駅が廃止されてすぐ、みなとみらい線とつながったので、現在の終点は元町・中華街駅です。渋谷始発横浜終点の電車は現在ありません。渋谷始発の電車で元町・中華街駅まで行かない電車は、菊名止まりか武蔵小杉止まりです。
 2004年以前、桜木町まで行かず横浜止まりの電車があった記憶があるので、その頃の話でしょうか。
 そうすると、こんな体験はもうできないかも…しれません。


東横線・横浜駅​

            参照元:小説トリッパー編集部・編『20の短編小説』朝日文庫
                から 江國香織『蒸籠を買った日』





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Last updated  September 9, 2022 12:00:29 AM
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