60ばーばの手習い帳

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July 30, 2026
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 「実数の定義」に、「有界」「上限」という用語が出てきました。
 実数の集合において「 上に有界 である」とは、 ある数を超えて大きくならない ある数で上から抑えられる ことです。「 下に有界 」は、 下で抑えられて、ある数を超えて小さくならない こと。ただ「有界」というと、上にも下にも抑える数があることになります。

 「上に有界」な実数の部分集合の上端が含まれないときは、最大値はないことになります。「3より小さい」集合だと3を含まず、2.99→2.99999→など3に近い最大の数はいくらでもとれます。最大値に代わって部分集合に 含まれなくても 、部分集合内の元を上から抑える「上限」を定義します。

 最大値は必ず「上限」になります。 上限以上の数はすべて「上界」 です。上界の最小値が上限ということになります。「下界(かかい)」も同じ考えです。 

「実数の部分集合Aが上に有界ならば、必ず上限が実数上に存在する」ことは、有理数だけの集合では言えないことで、「実数の定義」そのものです。
 たとえば、有理数集合の部分集合Aが「x²≦3になるようなx」の集合であるとき、xの上限は無理数(√3)なので、有理数の集合には存在しません。

「上限」は数列、関数についても同じように定義されます。次回は数列を見ていきます。





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Last updated  July 30, 2026 12:00:12 AMコメント(0) | コメントを書く


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