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October 13, 2026
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カテゴリ: ミステリー三昧
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織守きょうやの連作短編集『彼女はそこにいる』は、ホラーミステリーといったテイスト。第一話『あの子はついてない』の結末は衝撃でした。

都内から静岡に引っ越してきた中学2年の茜里は、活発な妹の春歌に対して、真面目でしっかりした性格でしたが、姉妹は仲良しでした。

 築40年にしてはリフォームもされてきれいな一軒家なのに、庭の花壇に人の形が見えたり、夜足音が聞こえたり、怖い夢を見て目覚めたり、茜里は次第に「家」に対して不安を抱きます。


 霊感が強い、いわゆる「視える」「感じる」人は確かにます。私は茜里の母と同じく、考え方がごく現実的で霊感ゼロですが、説明できない人知を超えた存在があることは否定しません。自分の目に見えるものだけが世界の全てではないと思っています。

 春歌が神社で拾った人形のエピソードは「メリーさん」になるかと思いきや…。
 怖い以上に人の温かさを感じる一篇でした。この話ではまだ、やさしい登場人物が多いのです。大家さんも、近所の三ツ谷さんも、クラスメイトの美波ちゃん、園田さんも。


  

    参照元:織守きょうや『彼女はそこにいる』角川書店 から『あの子はついていない』






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Last updated  October 13, 2026 12:00:13 AM
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