JONの呟き日記
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サラリーマン生活をしていた頃、お昼時になると決まって食べに行く中華料理店があった。 ここのお店の定番料理といえば、「日替わり定食」なのだが、中でも大判の「特製餃子」や「中華丼」は特別美味しかったのを記憶している。 カウンター席とテーブル席が3つほどの比較的小ぢんまりとしたお店なのだが、テントや提灯には大きな文字で目立つように店名が書かれていた。 夜ともなるとお店に明かりが灯り、黄色地のテントに記された「春夏冬」の3文字が鮮やかに映し出されるのである。 ある日の午後、会社の上司と一緒にそのお店に入る機会があった。 何時ものごとくお決まりの定食を注文し、ガツガツと食べていたのだが、突然、上司が切り出したのだ。「このお店の名前変わってるね」、四季のうち「秋」の文字だけが抜けていて、何故かしっくりこないねと言い出したのである。 小生は特段気にも留めていなかったので、言われてみると「なるほどそうかな!」と思った程度であった。 屋号の由来を店主に聞こうかなとも思ったのであるが、ここは安易に聞かずに2人でじっくり考えてみようじゃないか」ということに相成った。 上司曰くには、「とんち」で考えついた称号だろうと!?…。 恐らく商売人がよくやる「験担ぎ」(アキナイ)(アキガコナイ)という類ものなのであろうと。 日本人は「験担ぎ」が大好きな人種なのである。 今まさに日本列島は酷暑真っ盛りである。 夏ばて防止・スタミナ持続のために、諸兄も「ニラ・ニンニク」をコッテリ入れた特製「春夏冬・餃子」でも作ってみては如何であろうか。 とはいっても季節においては「春夏冬」では困るのである。 ナーバスな小生においては、心底から「秋」の到来を心待ちしている今日この頃なのである。
2013年08月19日
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