2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全30件 (30件中 1-30件目)
1
おはようございます。 毎週土曜日の朝に連載している小説ですが、明日の朝はブログができないので、今日します。=== 「小石さん、オレ、担任としての自信が日に日になくなっていくんだ」 「どうしたの、前田さんらしくない。また、学校で何かあったの?」 「これといったことはないんだけど、どうも生徒の気持ちがつかめないんです。やってることが空回りというか・・・」 「そんなこと、学校の先生をしてたら誰だってあることよ。主人なんかいつも前田さんと同じような愚痴をこぼしてたわ」 ボクは一呼吸おいて話題を変えた。 「ところでやっぱり、理論を勉強すべきなんですかね?」 「それって、昔から言ってた大学院に行くって意味?」 小石さんは、僕の思いを見透かしていた。 「ええ、学級経営以外にも企業経営にも興味があるし、そういったことを専門に勉強するのもいいなと思って」 本心だった。教師になる前、ボクは大学院に進むか教師の道を進むか、ずっと迷っていた。最終的には教師の道を選んだが、大学院への心残りはあった。 突然、小石さんの口調がそれまでのものとは違う怒った口調になった。 「前田さん、よく聞いてね。はっきり言うけど、今のあなたが大学院に行っても満足な研究なんかできないと思うわ。目の前の一人の生徒を大事にできない人が、なんで全体を大事にする学級経営の勉強ができるのよ!そんなことを考える暇があったら、その時間とエネルギーを目の前にいる本当に大事な生徒(ひと)達にぶつけるべきよ。そうしないと・・・生徒達がかわいそうよ」 この言葉が、ボクを現場にとどまらせた。いま、こうして教師を続けているのも小石さんのおかげだった。 「小石さん、ありがとう。こうやって真剣にボクを叱ってくれる人がいてくれて嬉しいです。オレ、現実から逃げずに頑張ってみます。ところで、小石さんの方は調子どうなんですか?困ってることはないんですか?」 一瞬、小石さんの声が詰まったような気がした。が、小石さんはいつものような丁寧な物言いだった。 「私の方は大丈夫よ。いろいろあるけどね・・・。前田さんのように元気をくれる人が身近にいるから私も頑張れるの。いい、前田さん。前田さんは自分のことを一生懸命すればいいの。辛いときはこう自分に言うの。『大丈夫、流れは変わる!』って。そうすれば、どんな辛いときにも光が見えてくるから」 「『大丈夫、流れは変わる!』ですね。挫けそうになったときは、それを何度も口ずさみます」 「そうよ、前田さん。あなたは苦しい人や困っている人達の流れをいい方向に変えることができる力を持ってるの。逃げずに踏みとどまって頑張っていれば、流れはいい方向に変わってくるから」 「大丈夫、流れは変わる!ですね」 「応援してるわ」 それがボクが聞いた小石さんの最後の言葉だった。まるで小石さんが耳元で言ってくれるような、そんな身近さを感じた。さよならと言ってお互い受話器を置いた。 数日後、小石さんは自らの命を絶った。 「押田さん、おっ・・・オレ、小石さんにもらってばかりで・・・なっ、何もしてあげることができなかった」懺悔をし、己の悔いを改めるような宣教師のような弱々しい声だった。「あっあの時、自分のことばかり言わずに、小石さんの苦しみを聞くだけの余裕があれば・・・」 「前田君、それは言いこなしだ。彼女は自分の運命を自分で決めたんだ」 ボクはこの時誓った。目の前で困っている人、哀しんでいる人がいたら、その人達の力になれる人間になろうと。何が具体的にできるかどうか分からないけど、その人達の言葉に耳を傾け、心に元気を取り戻す手助けできる人間を目指そうと。それが小石さんにできるボクの恩返しであり、大事な友達を失わない最善の策の方法だと思った。 押田さんとの電話を切った後、木村の自宅に電話をかけ、事の経過を伝えた。受話器の向こうで、木村が泣き崩れるのが分かった。ボクは最初、冷静を装っていたが木村の泣く声を聞いている内に我慢していた感情を抑えることができなくなった。お互い受話器を持ったままたたずんでいた。頬を伝わる涙だけがいつまでも止まらなかった。◆ ◆ ◆ 小石さんの葬儀は、六月の下旬にひっそりと行われた。親しい親族だけを招いての密葬だったという。 「ここだと思うねん」と木村が指をさす先に、大きなお寺があった。心なしか先行の微かな香りが漂ってきた。並んだ仏像。手を合わせて静かに祈りを捧げる人達。地価が高すぎる大都市では、このような形で祖先を奉るんだと木村から聞いた。本道の前には、列がずっとできていた。ボクと木村は、その最後尾に並んだ。二人とも、境内で売っていた線香を右手に持っていた。会話はなかった。ボクがそうであったように、きっと木村も記憶の中で小石さんと一緒に過ごした日を思い出しているに違いないと思った。 「さよなら、小石さん。ありがとう」 ボク達はじっと手を合わせ、この世界で再会できない小石さんに別れを告げた。続く
2006年06月30日
コメント(0)
おはようございます。 ホント暑い毎日が続きますね。 毎日の疲れはいつもの倍で、ぐったりしてしまう毎日です。 ところで、最近、友達が長く務めていたホテルの仕事を辞めました。 いろんな苦労をしながらも、お客様に笑顔と心遣いを忘れることがなかった友達です。 そのホテルには宿泊したこともありますし、県外の友達もスタッフのサービスに感服していました。 そんな友達に(以前UPしたものですが)、改めてアンジェリーナ・ジョリー(トゥームレイダーの主人公、最近はブラッド・ピッドと「Mr.&Mrs. スミス(写真)」に出演)の言葉を贈ります。=== I've learnt that I know only one way to live to be happy. And that's to try to live each day as if it's your last. You can't always succeed in that ambition, but it's an attitude and approach to life which affects your everyday decisions. 幸せになる方法は、たったひとつ!ということを学んだの。 それはね、毎日毎日を自分の最後の日であるかのように生きること。 いつも自分の思い通りにはいかないわ。 でも、ひとつひとつの決断や行動が自分の人生を変えるのよ。=== さぁ、6月も今日と明日のみ。 有終の美を飾るべく、楽しくいきましょう◎
2006年06月29日
コメント(0)
おはようございます。 日本経済新聞には、ページの中程に「マイバランス」と題して、各方面の著名人のお金にまつわるエピソードが載っています。 6月4日(日)は、「アンコールワット(写真)修復に45年。お金で量れぬ幸せ知る」と題して、アンコールワットの修復に人生の大半を捧げる石沢良昭氏(上智大学学長)により、次のようなことが寄稿されていました。=== 「現地人の給与は日当で焼く1ドル。日本では缶ジュース程度ですが、彼らには充分すぎる額です。 ある日、使い道を尋ねると、子供の学費とわずかな洋服を買ったら、残りは寺に寄付するというのです。 田畑も家畜もあるので、食料には困りません。 彼らにとっての贅沢は、より多くを仏に捧げ、涅槃(ねはん)の境地を目指すこと。 お金の量が幸せの量ではなないのだと、気付かされました。=== 「現地人」とは、カンボジアのアンコールワットの修復に携わる人たちのことです。 ホリエモン事件や村上ファンド事件などの事件ばかりを目にする一方で、バフェットによる40兆円ものの寄付の記事や、こうした話を聞くと、お金は稼ぎ方も大事だけどそれ以上に「使い方」が大事なんだと思いました。
2006年06月28日
コメント(0)
おはようございます。 昨日は大雨で電車が朝から動かなくなり、車もなかったため、タクシー出勤となりました。 「なるほど、これが企業の重役の生活か~」と思ったりしました。 ところで、柏崎さん、感想をありがとうございます。 いろいろな気付きをシェアできて良かったです。 時間があるときでいいので、「学び」の感想も教えて下さい。 また、わくわく投資★伝道師のパートナー様から、こんな感想もいただきました。=== 今日は女性ばかりで、非常に楽しい会でした。 貯蓄や支出について身近な勉強会の話で、自分に落とし込みやかったです。 非常に面白かったです。 o(*^▽^*)o~♪ ありがとうございました。 ぺこ <(_ _)> === 安心、ゆっくり、気楽に進む。 こうした雰囲気が、好感だったようです♪ ところで、株美人さんをはじめ、「どうやったら参加できるの?」という問い合わせをいくつかいただきました。 ボクの勉強会やセミナーは2種類あります。=== (1) 「3つの豊かさ」を理解して下さる方であれば誰でも参加できるオープン・セミナー: → 岡山CFG、ミニ勉強会など (2) 参加者限定のシークレット・セミナー: → 女性だけの勉強会、心の億万長者パーティーなど === (1)の場合であれば、HPなどを通して告知しますので自由に参加できます。 しかし(2)の場合には、特別な場合を除いて、(1)に複数回参加したことがあることが条件になります。 また、具体的な内容についての告知も原則DMでしか行わないつもりです。 ですから、まずは (1)にご参加いただければと思っています。 あと、他のセミナーや異業種交流会でトラブルを起こしたことがあったり、政治や宗教など特定の勧誘を目的とする方はご遠慮を願っています。(全国の交流会の主催者とは、そうしたことについては定期的に情報交換をしています) なんだか息苦しく聞こえるかもしれませんが、参加して下る皆さまが安心して、楽しく、活動できることを何よりも重視しています◎
2006年06月27日
コメント(0)
おはようございます。 昨日、女性だけのミニ勉強会(CFG)を大盛況の中ですることができました。 遠くは京都や神戸から参加して下さった方もいらっしゃり、最高に楽しい時間をみなさん過ごして下さいました。 テーマは、「いまの生活をエンジョイしながら、楽しく貯蓄をしていく方法」で、ロバートアレンの『ロバート・アレンの実践!億万長者入門』に書いてあるマネープランニングを日常生活の中で楽しく実践できるやり方をはじめ、クレジット・カードの効率的な使い方や、財布の整理方法などをお互いにシェアしました。 特に、家計管理の場合、ややもすると数字だけに目が移り「損した、得した」だけの発想に陥りがちです。 そうではなく、「楽しかった♪」「高かったけど満足できた♪」できた買物であれば、「衝動買いで後悔」の場合には 、「もっと安く買えたのに・・・」であれば とレシートに表情を書き、 を増やして を減らせば、自然とストレスも少なくなり、買物を通して毎日のハッピー度が上がりますよ♪ という方法のシェアも喜んでもらえました。 「感情は作る」という9ステップ・セミナーの応用です◎ === キャッシュ・フロー・ゲームもしました。 全部で2回。 (前半はCFGが初めてだった方もいらっしゃったので)誰もが自由に株や不動産を売買できる「バブル・ルール」、後半は通常ルールでしました。 お茶やケーキをしながら、実にのんびりと、お互いの気付きや学びをシェアしながらの展開でした。 DoDad のカードも、例えば「ふらっと立ち寄って気に入ったコスメを買う $50」や「慣れない運転で細身に入り、車をこすり修理 $200」「車検 $3,000」など、お互いの生活の中であった実際の DoDad を書いてもらい、DoDad のスリル感がUP。 しかも、「村上ファンドがM&Aのためにあなたの株を1株$15で買います」や「粉飾決済のためMYT4Uが上場廃止になりました!株を処分して下さい」「筆頭株主の外国人ファンドが大幅な株式分割を要求」など、最近起こった”あんな事件”、”こんな出来事”をチャンス・カードに入れたので、CFGに慣れている参加者も楽しんでくれました。=== ちなみに会場は、岡山駅西口近くの「夢カフェ」。 ランチのオムライスも美味しく、のんびりくつろげるところです。 次回のセミナーも同会場でする予定です◎ 好評の「女性だけのCFG」は、8~9月ぐらいにする予定です。 楽しくいきましょう♪ === お金についての知識が増え、経済的な豊かさを得るきっかけになった。 お金では買えない大切なものを学べ、「楽しい」「雰囲気が温かい」などの心の豊かさを得た。 新しい友達ができ、人間関係が豊かになった。 この3つの価値を楽しくシェアできることを、相川主催の勉強会やセミナーはいつも大切にしています◎ いっしょに豊かになっていきましょう♪
2006年06月26日
コメント(2)
おはようございます。 昨晩、某教育長の講演会に参加してきました。 といっても、堅い話は全くなく「ホントにこの人は、公務員か?」と誰もが疑問に思うほど、滑舌豊かな90分でした。 1970年代の、まだ「ソ連」と言われていた時代のモスクワ日本人学校への赴任、40歳で大学院入学、行政に入った後は小学校の校長になり、その後は財団に再就職。 その後、65歳で教育長に再々就職する、というエネルギー一杯の人生を送られている方です。 もちろん実績もたくさんつくりました。 例えば、総合学習的な学習に早くから導入したり、上海とのホームステイ・プログラムを実現させたり・・・と。 プライベートでは、飲み過ぎで痛風になり、医者に運動を進められたのがきっかけでトライアスロンとホノルルのフルマラソンに出場するまで取り組んだりと、とにかく「思いっきり欲張りな」生き方をされています。 その後の懇親会(写真)でも、いろんなお話しを伺いました。 器の大きさを実感した時間でした。=== ちなみに今回のチャンスは、岡山知研 http://www.tikenoka.com/ という異業種交流会から頂きました。 ボクが大切にしている3つの豊かさの1つである「心の豊かさ」の原点は、この会のメンバーの方々とのお付き合いがあります。 来月は、国家の品格を読んでビールを片手にいろいろ意見交換をする予定。 楽しみです。=== 楽しみといえば、今日は午後からミニ勉強会。 ご参加されるみなさま、よろしくお願いいたします♪
2006年06月25日
コメント(0)
★毎週土曜日に連載している小説の続きです。=== 「もっ、もしもし押田さん、先程はすいませんでした。つい・・・」 何事もなかったように、押田さんはいつもの丁寧な口調で静かに言った。 「前田君、もちろん、これはあなたの責任じゃなありません」 「で、でも」 「あの女性(ひと)は、あの女性(ひと)の人生を生きたんです。終わり方は、残念でしたが・・・。ボクはもう君の三倍以上の年齢を生きていて、数多くの人の死を見てきました。なかなか天寿を全うするのは難しいと思います。口が下を向いているビンに一円玉が入っているのを想像してみて下さい。一日一枚ずつビンの外に落ちていきます。人生八十年。二万九千九百三十円で人は死にます。しかも、ビンの中に一枚だけ金色の一円玉が入っています。この一円玉が落ちると、まだ残っているすべての一円玉が落ちてしまうんです。誰も、もちろん当人でさえ、その金色の一円玉がいつ出てくるか分かりません」 「でも、何が小石さんを自殺に追いつめてたんですか?何で自分で金色の一円玉を抜いてしまったんでしょうか」 「そ、それは彼女にしか分からないことです」と押田さんは言葉を詰まらせながら言った。「ただ、相当追いつめられていたとご遺族の方から聞きました。何が原因か分かりませんが」 「じゃあ、なおさら何でボクに何も言ってくれなかったんでしょうか?何もできなかったかもしれないけど、話を聞くぐらいのことはできたのに」 「それが、小石さんという女性(ひと)なんです。彼女は、あなたを巻き込みたくなかったんでしょう。あなたのことを話すときの彼女は、いつもニコニコして、それは嬉しそうに話してくれました。前田さんがこうした、今度はあんなことに挑戦している、前田さんって結構涙もろいのよ・・・。僕が彼女に会ったとき、彼女はあなたのことについてこう言っていました。 『前田さんは大きな未来を作り実現していける素晴らしい才能を持っています。強さもあるし、行動する勇気も持っています。彼は、もっともっと大きくなって、将来は偉大な成功を収める人物になると思います。反面、とても感受性が強いから、しっかりした人が支えてあげないといけないわ。彼が電話をしてくるというのは、彼自身ではどうしようもない問題が心にあるとき。そのときは、ひたすら耳を傾けてあげて、必要なときは、本気で叱ってあげましょう』 だから、あなたが小石さんに電話をしたときも、自分の現在(こと)よりもあなたの未来(こと)の方を大事にしたんでしょう」 ボクは言葉を再び失った。深い哀しみが辺り一面を覆った。「連絡ありがとうございました」と丁寧に言ったあと、ボクは受話器のスイッチを切った。 部屋の中にあるイスに深く腰掛けた。引き出しから小石さんと木村との三人で関西空港で撮った写真を取り出した。ニッコリ笑ったボクと木村の間で緊張した顔で小石さんが映っていた。小石教授の病室で初めて出会った日のこと、関西空港で三人で食事をしたこと、プレゼントしてもらったネクタイピン・・・。そしてボクは小石さんと最後に話をした時のことを思い出した。続く
2006年06月24日
コメント(0)
おはようございます。 日本vsブラジル、朝5時過ぎの段階では1-3だったのですが、その後、1点取られてホイッスル。 残念。 ところで、千円札の顔になっている夏目漱石について、先日の福沢諭吉と同様、いろいろな本が出されています。 世の中に作品が認められ、時の明治政府から勲章をもらうことを知ったときに「要らない」と拒否した話などは有名です。 そんな夏目漱石も、いろいろ生き方について悩んでいたようです。 『草枕』という作品の冒頭にこうあります。 「山路をのぼりながら、かう考へた。智に働けば角が立つ。情に棹(さお)せば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい・・・」 四角い物体が、台の上を転がっていくと痛い。 つまり角があたるからだ。 自分も傷つき、相手も傷つける。 少しは角を削ったほうがいい。 丸くなることが必要だ。 が、ぜんぜん角がなくなってまん丸くなれば、ころころ転がって、どこかへ行ってしまう。 あるいは、それがガラスのようなものだったら、割れてしまうかもしれない・・・・・」 夏目漱石は留学経験もあり、かなり優れた頭脳を持っていたのは事実です。 だからこそ、あまり世の中を「知」で渡ると、ぎくしゃくして、人間関係がまずくなり、自分が傷つき、相手も傷を負わせる経験もしたんだと思います。 しかしだからといって、あまり丸くなれば、つまり「情」一辺倒になってしまえば、今度はそれに振り回されて、肝心なことができなくなる。 晩年にノイローゼにまでなった夏目漱石の人生をサラッと辿(たど)ってみた感じたこと、それは「知と情」のバランスが大切なんだということ。 バランスを大切にされてますか?
2006年06月23日
コメント(0)
おはようございます。 昨晩から雨がすごく降っています。 家に到着して数分後に降ってきたので、ラッキーでした。 ところで、どうも最近気持ちと裏腹に、なかなか良いようにことが運ばないことが多いです。 これまでのボクであれば、「ここは気合いだ!」と余計に目標設定や時間のマネジメントに焦点を合わせ、テンションを上げている頃。 でも、いまは違います。 むしろ、のんびり波に揺られるように、無理をせずに生活リズムの調整をはかっています(昨日は毎日の日課であるマーケットのチェックもせず、ビデオを見て9時には寝ました。) 目標は進むためのアクセルになりますが、スピードを調整するためのブレーキにはならないことを学んだからです。 目の前の道がまっすぐ(=目標と方向性が明確)に伸びていればギアをチェンジして、よりスピードを上げますが、蛇行している(=リズムに乗らない、気持ち的にUP/DOWNが激しいなど)場合に同じ事をしたら危険です。 しかも衝突したときのダメージは大きいです。 ギアを落として、ブレーキを上手に入れながら進む方が大切だな~と考えています。 そもそも「絶対こうあるべきだ」とか「必ずそうしなくてはならない」という考え方の選択肢だけで生きていると、自分自身も疲れてしまいます。 一つだけしか答えを用意していない、自分の思い通りになるのが正しいとしていたら、毎日の生活が怒りと後悔の繰り返しになってしまう。 そうならないためにも、「まぁ、ぼちぼち。少々いいか」です。 のんびりいきます◎
2006年06月22日
コメント(1)
![]()
おはようございます。 以前から時々紹介しているお金と英語の非常識な関係(上)を何気なくパラパラめくると、福沢諭吉のことが書いてありました。 福沢諭吉といえば、一万円札の顔。 『学問のすすめ』をはじめとする思想家としてのイメージが強かったんですが、実業家としての福沢諭吉の顔があるんです。 例えば、出版業。 西洋の知識を日本に持ち帰り『西洋事情』『学問のすすめ』等の著作を通じ、西洋近代と日本的資本主義の融合の未知を示すことに成功しました。また、洋書の輸入のために丸善に出資して創業させたり、新聞「時事新報」を創刊しました。さらに、横浜正銀行の開業、三菱と三井の顧問としても活躍しました。 最終的には、東京の富豪429名を載せる『栄誉図鑑』の321番目に名を連ねるほど、経済的にも裕福となり、その財力で、慶應義塾大学を創設しました。 その背景にあった力の1つが「英語」でした。 思想家としてでなく投資家、実業家としての福沢諭吉を知り、改めて尊敬するようになりました◎
2006年06月21日
コメント(0)
おはようございます。 昨日のカナダのポジションは、プロフィット・ロスカットの基準を上げたその日の晩にポジションを閉じることになりました。 ところで、アナリストによる予想や予測ってどうしてなかなか当たらないんでしょうか? 理由はそれぞれありますが、言葉的にも・・・ 予想(よそう)を反対から読むと、「う・そ・よ」 予測(よそく)を反対から読むと、「く・そ・よ」という感じですかね?(暴) 「予想は よそうよ きっと うそよ」 ※ 「よそうよ」は、「予想」と「避ける」の掛け詞(ことば)です。 さぁ、楽しくいきましょう。 大丈夫、いいことありますよ◎
2006年06月20日
コメント(0)
おはようございます。 久々のポジション・トークです。 ヨーロッパ通貨(ユーロとポンド)とカナダ・ドルを持っています。 ユーロとポンドを「買い」で、カナダドルは「売り」で持っています。 後者の場合は、毎日金利を払っています。 キャッシュ・フロー・ゲーム的に書けば、<不動産カード・頭金2万ドル・キャッシュ・フロー・マイナス 220円/1日・売却益?>といった感じです。 頭で分かっていても、実際に金利を払っている状態というのは、なかなかもって「早く終わらせたい」という気持ちになります。 反対の「買い」の場合だと、金利は入ってくるので、のんびりできますが・・・。 104.2円でエントリーしていて、プロフィット・ロスカットとして103.8円にストップを入れています。 下がれば、ロスカットを下げていきます。 目標は101円後半~102円ぐらい。 <売り>で入った理由は、相場観としての「ドル安」、テクニカル的に「天井」を意識、ストキャで「売られすぎ」、MACDがデッドクロスの兆し、という感じです。=== 今週は、週後半に英語教育のセミナーで発表会があったり、週末に勉強会をしたりと、いろいろ楽しみな週です。 すっごく良いことがありそうで、ワクワクです♪ 今週も楽しく頑張りましょう◎
2006年06月19日
コメント(0)
おはようございます。 来週の日曜日にするミニ勉強会の詳細をUPします。◆テーマ 「女性限定。 お金との付き合い方 ~今の生活を楽しくエンジョイしにながら出費を抑え、貯金できる額を着実に増やしていきせんか?~」◆日時 6月25日(日)12:00~ ※場所は、参加者の方に直接連絡します。◆参加費 2,500円 ◆内容 株投資、外貨投資、国債投資、などなど、世の中にはたくさんの金融商品が溢れ「投資をしないわたしって・・・」と思う方が多いかもしれません。 でも、実際に投資は怖いと思います。 いろんな本やテレビを見ても、「でも・・・」という思いは抜けきれないと思います。 でもでも、もっと投資に一歩を踏み出せない理由は、「投資をするお金がない」というシビアな理由もあるかもしれません。 必要な勉強もした!、リスクも分かった!、証券会社に口座も開いた!、でも気が付いたら投資のためのお金がない(暴) ですから今回は、テーマにもあるように、「貯金」に焦点を当てます。 いまの生活の質を落とさずに、どうやって支出を減らし、貯蓄のためのお金を着実に増やしていくか?を、クレジットカードの選び方&活用方法(ポイントの加速度的な貯め方など)をはじめ、いろいろな実生活にその日から役に立つ、貯金のための考え方をシェアします。 途中、キャッシュ・フロー・ゲームを入れて、お金の管理の仕方を楽しく勉強もします。 女性同士、美味しいケーキとコーヒーを片手に、ほんわかな雰囲気の中、いっしょに楽しく学んでいきましょう♪(追伸) キャンセルが出たので、若干の空席があります。 興味があればDM下さい。 ただし、お互いの信頼関係を大事にしたいので、ボクまたは参加者の知合いである必要があります。 参加者の紹介を必ずしてもらってください。
2006年06月18日
コメント(0)
★毎週土曜日の朝に更新している小説の続きです。 === 「えっ?」ボクは耳を疑った。「もう一度言って下さい」 「小石さんは・・・亡くなったんだよ・・・」 ボクは押田さんの言葉の意味が理解できなかった。理解したくなかったといった方が正しかった。イエスと答えがはっきり分かっている質問に対してノーの理由を必死に考えている自分がいた。抵抗は無駄だった。視界が揺れた。目に入るもの全てが、涙で歪んで見えた。持っている受話器の手が震えた。きつく噛みしめた歯から嗚咽(おえつ)が漏れ、背中が波打った。抑えきれないほど、横隔膜が痙攣(けいれん)を起こしていた。 肘をついていた机は、突然の夕立を受けたアスファルトのように水滴の斑(まだら)模様(もよう)が広がっていた。 「死因は何だったんですか?事故ですか?」 声にならない声で、ボクは懸命に訊いた。 「前田君、ぜひ落ち着いて聞いて下さい」 と押田さんは努めて落ち着いた口調だったが、ボクの方は「下さい」という声を聞かぬまま、持っていた携帯を右手から左手に持ち替えた。左の手の甲と手首の部分は、涙で濡れていて、思わずつかんだ電話を落としそうになった。 「もしもし、すいません。事故じゃなかったなら、何だったんです?」 押田さんは、黙ったままだった。 「何だったんです?」 ボクは詰め寄った。まるで尋問をするかような言い方だったが、その時のボクはそんなことを考える余裕などなかった。 「・・・自殺だったそうです。そして・・・」 自殺? 再び衝撃が走った。「そして」の後は何も耳に入らなかった。頭の中が真っ白になった。地面に突然裂け目ができ、その中に突き落とされたような気分だった。受話器の向こうで押田さんがボクの名前を何度も呼んでいるような気がした。が、ボクは何も言葉が見つからなかった。 小石さんが自殺? ボクは何度も何度も頭の中でその言葉を繰り返した。事態を理解しようと躍起だった。 「なっ、なんでです!」ボクは叫ぶように言った。「オッオレ、小石さんと二週間前に話をしたんですよ。その時は、そんなことを思わせることなんて何も言ってなかった!」 押田さんが原因を作った張本人でも何でもないのに、ボクは押田さんに食って掛かるような物言いをした。感情がそのまま言葉になっていた。小さな園児が泣きじゃくるように、ボクは声にならない声で必死に何かをわめいた。 そんな時間が数分続いた。やっと冷静さを取り戻した時には、受話器がツー・ツーと機械音を刻んでいた。ボクは慌ててリダイヤルのボタンを押した。<続く>
2006年06月17日
コメント(1)
おはようございます。 先日の「こうして生きていく」のブログ。 意識した友達がとても喜んでくれて嬉しかったです。 多くの人は、「人生は○○だ」と感じて勝手に結論を出してしまいます。 成功している人は「人生は意外に○○だ」と感じています。 この「意外に」が、成功する人としない人との違いだと思います。 ほとんどの人は、「人生はうまくいかない」と思い込んでいます。 「人生はうまくいかない」という言葉に縛られていると、本当にうまくきません。 ちょっとでもうまくいかないことがあると、「ほら、やっぱりうまくいかない」と、ネガティブな仮説を肯定する方に解釈してしまいます。 「ほら、僕が言ったとおり、うまくいかなでしょう」というのは、失敗を受け入れています。 もともと才能も運もないからうまくいかないのだと、自分を納得させようとしているのです。 でも、成功する人は。「人生は意外に捨てもんじゃない」という違う視点をもっているのです。 「人生は意外に○○だ」の「○○だ」に当たる部分には、ネガティブな言葉は出てきません。なんとなくネガティブなことを思い描いているときに、「意外に」とつくと、ポジティブな言葉に切りかわります。 「あの人は意外に○○だね」の「○○」には、ほめ言葉が入ります。 「私は意外に○○だ」とひとりごとや口癖でつぶやいてみると、ピンチの時にも乗り越える余裕が生まれてくるもんです。 パワーは、「意外に」から生まれます。「意外に力」を持っているのです。 自分が本来持っている力を、みんな忘れています。 本来の力が出た時に、「意外に力」が活かされるもんですよ。 こうした考え方って、意外に面白いと思いませんか?=== 毎日も意外に○○だ♪ 自分の可能性って、意外に○○だ♪ 「意外に○○なスタート」と”いま”思って、「意外に△△な1日だった」と思える1日にしていきましょう◎
2006年06月16日
コメント(5)
おはようございます。 今日は、雲行きが怪しく、雨が激しくきそうです。 昨日の続きになりますが、みなさん、どうしてブログをされるんでしょうか? 作家デビューを目指したい人、自分探しのツールとして、日記の代わりとして・・・いろいろな理由があると思います。 作家を少しでも意識している人であれば、やはり、自分が書いた文章を、遠く離れた見知らぬ街の見知らぬ人が読んでくれることの幸福。 これに勝るものはないと思います。 そんな読者が1人いることを考えると、頑張って書こうと元気が出てきます。 作家にとってもっとも元気が出るのは、読んでくれる人が1人でもいることなんです。 ベストセラーになる必要もない、世界でたった1人の読者が喜んでくれることが大切なんだと思います。 どう思われますか?
2006年06月15日
コメント(2)
おはようございます。 またまた日経が凄かったです。 が、既に避難してポジションがないので冷静に底を付くのを見ています。 多分、今日も下げるでしょう。 ところで、以下の話は、ボクと同じで将来本を書きたいと思っている友達がブログで返ってこない返事に寂しさを感じる、という主旨のことを書いていたのを読んで、この話を思い出しました。=== 人生は、才能のある人との戦いです。 才能のある人が成功するのではなく、才能のある人に才能以外のもので勝った人が成功するのです。 才能のある人は、意外に成功しません。 クラブでナンバーワンのホステスになろうと思ったら、美人というのが足かせになります。 ナンバーワンは、一番の美人ではありません。 才能を身に付けるのではなく、才能を上回る何かを身に付けることが大切です。 生きるために、勝つために学ばなければならないことは、『才能に何で勝っていくか』ということです。 履歴書に、「私は○○ができる」、「あんなこともできる」、「こんなこともできる」と書くのも、才能で人生をなんとかしのいでいこうという発想です。 才能に勝てるものは、人生に無限にあります。 その1つは、「自分が○○ができる」ではなく、「自分はこうして生きていく」という姿です。 「こう生きていくんだ」という人は、「○○ができる」という価値軸では生きていません。 「私は本が書ける」という人と、「私は本を書いていく」という人がいたら、後者の勝ちです。 「○○ができる」という人は、もっとできる人が出てきた時に負けます。「意外にできないね」と誰かに言われた時に、ポキッと折れてしまいます。 ところが、「こうして生きていく」という人は、まわりの視線も関係ないし、ライバルも存在しません。 才能のある人に勝とうと思ったら、「こう生きていくんだ」という姿勢をはっきりさせて、それを自分の武器にすればいいのです。=== ボクは、このブログ、楽しいから続けています。 インプットしてきたものを自分だけの楽しみに留めず、アウトプットを通して読んで下さる方といっしょに豊かな生き方をエンジョイしたいから、続いているんだと思います。 コメントがあるにこしたことありませんが、電車やセミナーで偶然に出会ったときに「そういえば、あのブログには勇気づけられました」って言ってもらったら嬉しくなります。「ブログというお手軽な方法を使いながら、アウトプットを通して関わる人たちといっしょに心豊かな毎日を生きていくんだ」 これがボクの生き方の1つです♪
2006年06月14日
コメント(1)
おはようございます。 先日 cook について書きましたが、あれから更に料理に関する英語を調べてみました。 料理に関する語彙は英語も日本語に負けず劣らずたくさんあることが分かりました。 例えば「焼く」。 英語では、bake (直火ではなく、天火で焼くこと。パンやケーキなど)、roast (通常、肉を天火で焼くこと。ローストビーフ)、grill(焼き網で肉を焼くこと)、barbecue(あぶり焼く。肉などを串にさして、ソースなどを付けながらゆっくり焼くこと)toast(パン・チーズなどを火にあぶってきつね色に焼くこと)などがあります。 また、「揚げる」についても、deep-fry(たっぷりの油で揚げる ※写真のようなフライですね)、pan-fry(少量の油でフライにする。sunny-side up(目玉焼き))などがあります。 ちなみに、meat(肉)を使った料理に関する単語については、フランス語の影響が強く残っています。 つまり動物の名前はアングロサクソン系でも、食品として使われる場合にはフランス語系ということが多いです。 例えば、「牛」は英語で cow ですが「牛肉」は beef、「ぶた」の pig に対して「ぶた肉」は pork という具合です。 面白いので、また調べてみようと思ってます◎
2006年06月13日
コメント(0)
おはようございます。 今朝は、地震が目覚まし時計の代わりになってしまいました。 だいたい5時ぐらいに起きるので、まさにその時間でした。 ところで、昨日、友達に返してもらった本があります。 ミリオネア・マインド大金持ちになれる人 で、資産形成などを通じて経済的な豊かさを目指す人には、必読の1冊だと思うほど良い本です。 たくさんのページに付箋をはっているのですが、その1つにこう書いてあります。=== もしあなたが、三時間かけて車や飛行機で移動したり、三日かけて歩いていくのが嫌で、目標を途中で投げ出すとしたら、どうなりますか? 何も達成できない、言い訳ばかりの人生になるでしょう。 それは目標が高すぎるからではなく、あなたという人間が小さいからです。 簡単なことですが、お金を儲けたいとか、成功を手にしたいと思ったら、戦わなければなりません。 どんなことでもやり通す覚悟が必要です。 たとえ何があっても前に進めるようになることが重要です。 金持ちになるのは、そんなにお手軽なものではありません。 実際、非常な困難を伴います。 だからどうだと言うのですか? 戦士の原則にはこうあります。『安易な道に逃げると、人生は困難になる。 困難に立ち向かう人に、道は拓ける』 金持ちは、お手軽で簡単なことからやろうとはしません。 それはお金に縁のない人と中流階級の人たちのやり方です。 人間が成長する瞬間とは、その人が快適ゾーンからはみ出した時なのである。 ぬるま湯につかって、ああでもない、こうでもないと言っているような生活は幸せとはほど遠い。 幸せは、成長し続け、持てる能力を最大限に生かしながら生きていくことによって得られるものなのだ。=== 「結果を出す!」という決断と改善されたアプローチをもとに前進していきます! さぁ、楽しい1週間のはじまりです♪
2006年06月12日
コメント(2)
おはようございます。 今朝、自分の投資方法についての見直しをしました。 手元に「とことんトレンドセミナー」と書かれたテキストがあり、赤線を引いたところにこう書いています。◆投資で利益を上げるために必要なこと 1.「欲と恐怖」をコントロールする 2.イメージを強く持つ 3.確率をコントロールするです。 失敗の原因は 1.トレンドに逆さらった 2.1番底にこだわった 3.ロスカットがいい加減だった 4.イメージが明確でなかったです。 これから出かけないといけないので、ここまでにします。
2006年06月11日
コメント(0)
★毎週土曜日の朝に連載している小説の続きです。=== “彼女”と大阪で再会する日の朝、ボクは木村と天王寺の改札口で待ち合わせをした。久しぶりに見る木村は、少し頬がこけていた。前日の夜、会う場所を確認するために電話をしたとき、大村から深夜帰りであまり寝ていないことを聞いた。日程を変えようかと提案したが、「今日は大事な日でしょ。気にせんといてな」と言われたので、そのまま押し切られるような形で今日を迎えた。 天王寺で待ち合わせをしたのには理由があった。三人で会う約束を決めた日の数週間前、小石さんが亡くなった報せを押田さんから聞いた。小石さんは、天王寺の共同墓地で眠っているとのことだった。なかなか二人でも会う時間が取れないため、午前中に小石さんを訪ねようという話になった。 共同墓地までは駅から歩いて十五分ぐらいのところにあった。交差点で「ここを右に」と木村が支持してくれた以外、二人とも黙って歩いた。 ボクは、小石さんの訃報を聞いた日の出来事を思い出した。 例年より早い秋の訪れを感じ始めていた十月の初旬、ボクは学級経営のことで悩んでいた。日々起こる事件に担任としての自信が足音を立てて崩れていっていた時期だった。誰かに話を聞いてほしい、と思ったときボクは決まって小石さんを頼っていた。いつも優しくうなずきながらも、ダメなことはダメと真剣に叱ってくれる小石さんはボクにとって大切な存在だった。 しかし、今回に限って電話がなかなかつながらなかった。数日に分けて電話をしたが、呼び出し音だけだった。こんなことは今までなかったことだった。訳もなく不安になり、押田さんであれば何か知っているに違いないと思い、押田さんに電話をした。 押田さんは大学時代の友達であり、木村と同様に卒業後も連絡を取り合っている友達の一人だった。年齢は六十半ばであり、当時では最年長の友達であった。とある郵便局の郵便局長まで勤めた後、関西外国大学の短期大学に入学。留学を目指して、三年生に編入。ボクとは、留学生別科で知り合った。 そこは、留学の選考試験を受かった候補生が留学生と机を並べて勉強するところで、講義もレポートも本読みも全て英語だった。木村と同様に押田さんはその苦しかった時代を一緒に過ごした仲間でもあった。 「押田さん。前田です。最近ずっと小石さんと連絡が付かないんです。一番最近の電話では『タダイマ、コノデンワハツカワレテオリマセン』のメッセージ。何かあったんでしょうか。知っていたらご連絡下さい」 ボクは留守番電話にそう伝言を残した。 一週間ほど経ったある日の晩、押田さんから電話があった。「もしもし前田です」と言うと「ああ前田君、この前は伝言をありがとう。返事が遅くなってすいません」といつもの丁寧な口調で答えてくれた。押田さんは礼儀正しい人で、年齢に関係なく誰に対しても敬語を使っていた。 「前田君。小石さんのことが分かりましたよ」 心なしか声に元気がなかった。 「そうなんですか。連絡が付いたんですね。良かった」 とボクは明るい調子で言ったが、その明るさは押田さんの次の一言で無惨にも塵となった。 「小石さんは、亡くなりました」 つとめて冷静な声が小さくこだました。<続く>
2006年06月09日
コメント(1)
おはようございます。 昨日の日経は、飛び抜けてすごかったです。 持っているポジションを全て閉じる決心がつきました。 「もしかしたら」という根拠のない期待のためにロスカットのタイミングが遅れ、大きな授業料を払う結果となります。 失敗を認めようとせず、変な楽観性だけをもっていた結果であり、「マーケットは正しい、自分が間違っている」ということでした。 「もしかしたら今日にも上がるかもしれないぞ、いいのか?」 「いま、ここで撤退したら、これまでの我慢が水の泡になるぞ」と、損をしたくない・失敗を認めたくない自分がいつも耳にささやいてきます(笑)。 が、こういった感情によって判断がぐらつくこと事態、すでに投資そのものがイエロー・カードじゃないかな?と考えています。(ちなみに、レッド・カードは「どうにでもなれ!」による投げ売りだと思っています) もちろん、昨日のNYダウがちょっぴり上昇に転じ、為替も米ドルに対して円安。 株価的には反発も予想されますが、あれこれ考えても仕方ないのでニュートラルに戻ります。 損失を抱えたポジションがあると、やはり判断が曇りそうなので。=== 生き残っている限りチャンスは来ます! すでに視点は、バーゲンに近い優良企業の分析と、戻り売りに対する空売りのタイミングに向いています。 さぁ、面白くなってきました♪
2006年06月09日
コメント(0)
おはようございます。 昨日、ユーロのキャピタル・ゲインの計算が間違っていました。35%ほどでした。すいません。 ところで、みなさんはピンチをどうやって乗り切っていますか? ポジティブな言葉を発する、気分転換をする、飲んで解決(笑)などなど、その方法は十人十色です。 例えば、ピンチの法則なんかを知っておくのはどうでしょうか? その法則というのは、「なるほど、いまピンチの4合目だ」という具合に自分の状況を客観的に把握できるための考え方です。===(1)ピンチというものは人生のリズムみたいなものであるから、周期的に必ずやってくる。 用心して予防策を講じていても、避けることができない。(2)ピンチに陥るときは、身辺に起こることがいずれもマイナスに働くから、八方ふさがりの感じになる。(3)ピンチに陥ると、奈落の底にでも落ちるような不安に襲われるが、それは心理的なものに過ぎず、必ずどこかで底に足が届く。 ただし、必ず一定時間の経過を要する。(4)ピンチの折り返し点は、恐怖におちいって想像したよりもかなり上のところにある。 つまり、人間は自分の考えたところまではなかなか落ち込まないものだ。(5)ピンチから這い上がるキッカケは、ピンチに陥る前に考えていたようなところからは生まれてこない。 苦しみに鍛えられ、それが薬になって初めて次の対策が生まれてくるものなのである。 === もし以上のような動きになることがあらかじめ理解できておれば、そんなに慌てないですみます。 が、たいていは初めて経験するピンチだし、二回目、三回目だとしても、ピンチはいつも以前に経験したものとは違った形でやってくる(困ったもんです)ので、ついつい慌てふためいてしまいますよ(笑) しかし、立ち直るきっかけがピンチに陥る前に考えたこととかなり違ったものであるとすれば、くよくよ思い悩んでいても仕方がないと思いませんか? 病気を治すのにも時間がかかるように、精神的に立ち直るのにも一定の時間の経過が必要なんです。 結局、その間に一人になってじっくり考えたことと、ピンチから立ち直るために努力したことが、次の活路を開くきっかけになるんだと思います◎ とかくボクも、”いまそこにあるピンチ”を乗り越えるために、気持ちをコントロールする日々です!
2006年06月08日
コメント(0)
おはようございます。 ユーロ/円が、いよいよ145円を超えました。 直近の最高値を更新し、過去の最高値145.5円を抜けると上昇トレンドが確定です。 これまで何度か調整が入りましたが、(先月のポジション・トークで書いた)141.8円の平均線抜けでの「買い」は持ったままで、いま売れば投資額に対して、+35%のキャピタル・ゲインになりますし、インカム・ゲインとしては持った当時から+4%程度の「もらえる」金利状態です。 キャッシュ・フロー・ゲームで出てくる「上手な借金(=”払う”金利<”もらう”金利の関係」を現実生活の中で活かしている結果です。 ただし、投資はONLY GOD KNOWS の世界ですから、リスクのコントロールという「最善の努力」をしてトレンドに乗っていきたいです。=== ちなみに、FXの師匠がセミナーでよく口にしていることです。 「その山を目指すためには、その谷を越えなければならない」 つまり、その山(=ほしい結果)が高いのであれば、その谷(=耐える時期)を通らなければならない、ということです。 株の方は低迷です。 が、これもまた、大きな夢の実現のための原動力の1つとしてのペーパー・アセット投資を成功させるための必要な「谷」の時期だと考えています♪「夢は捨てずに、やり方は柔軟に。そうすれば一つずつ乗り越え、成長していける」そう信じて!
2006年06月07日
コメント(0)
おはようございます。 日本料理、中華料理、フランス料理、インド料理など、世界中にその国の文化や風土に根付いた料理があります。 それぞれに「料理する」という意味の言葉があります。 英語で言えば、cook です。 しかし、cook と日本語の「料理する」は若干意味合いが違います。 「料理する」は、cut(切る)や pare(皮をむく)の段階から、できあがりまでをひっくるめますが、cook は熱を加える段階を差すことが普通で、それ以前の手順は prepare(準備する)という言葉を使います。 ちなみに、cook を 英英辞書で調べると、”to prepare food for eating by using heat”(火を使って料理をする食べ物を準備する)と説明されています。つまり cook は、火などによる加熱で料理するものに使われる言葉のために sandwich(サンドイッチ)やsalad(サラダ)や刺身などには使われません。これらは代わりに、make が使われます)。 中学校1年生程度の単語ですが、背景にあるものを調べてみると奥が深いですね。
2006年06月06日
コメント(2)
おはようございます。 昨日、日経の土曜日に英単語の豆知識がある、ということを書きました。 最近の記事ので、orientation(オリエンテーション) という英語についてこんなことが書かれていました。=== 東洋に位置する日本。別名、“日出づる国”。 The orient(東洋)は、「太陽が昇る(方向・東方)」を意味するラテン語の oriens に由来します。 現代の地図は、north(北)が基準ですが、かつては太陽の昇る east(東)が来たより重要な方角でした。 教会を建築するときに主祭壇を東に設置し始めたところから、東の方向を教示するのが正しい方向と考えられるようになり、「方向付けをする」を意味する orientation(オリエンテーション)の言葉が生まれました。 地図と磁石だけを頼りに目的地への到着時刻を競う orienteering(オリエンテーリング)などの言葉もここに由来しています。 その流れで、”~oriented”も「~志向」という意味で使われます。 例えば “He is a kind, customer-oriented tour guide but has no sense of orientation.”(彼は親切で顧客志向のガイドさんだけど方向音痴だ)と言った感じで使われます。=== なるほど~という話でした。 今日から新しい週。 楽しくいきましょう♪ 大丈夫、ほしい未来にとって必要で、かつ、良いことしか起こらないんですから◎
2006年06月05日
コメント(0)
こんにちは。 今朝は、PCのデータのコピーを取ってもらっていた作業で、ずっとPCが使えない状況でした。 が、最悪の事態が起きてもいつでも立ち直れる(=PCはお金の問題で解決できても、これまでのデータは解決できません)状態になれてよかったです。 PCが詳しい友達がいてくれるというのは、助かります! ところで、みなさんは日本経済新聞を読まれますか? 土曜日のおまけ(プラス1)は経済以外のことが充実していますし、日曜日は経済解説が充実して、「140円の教科書」として最適だと思います。 昨日発売のプラス1には、1面に「試して納得、お掃除のワザ」として、水アカのひどい蛇口などの金属磨きにはお酢を使うなどの紹介があります。 ページをめくると、英単語の豆知識があったり、(今週号は)美味しくビールを味わうためのグラスが解説してあったりしています。 特に今週は、「気持ちを高める この言葉」と題した記事が面白かったです。◇悪いときに口にする言葉 ・明日は明日の風が吹く ・こんなときもあるさ ◇悩みがあったりや失敗したとき ・やって駄目でも、やらないよりは何かが残る◇夢について ・夢は捨てずに、やり方は柔軟に。そうすれば一つずつ乗り越え、成長していける などなど。 普段はビジネスでの時間活用やお酒の席でのマナーなどが書いてあります。 はじめの第一歩として、土曜日のオマケにチャレンジしてはどうでしょうか? ちなみに、土曜の朝は、公務員試験を受ける友達の面接対策などの相談に乗りながらPBMをしました(写真は、ガストの朝メニュー。ドリンクバーが付いて380円は、いつもながらお得感いっぱいです♪)。 最後に、今月25日(日)にミニ勉強会を開きます。 テーマは、「女性限定。 いまの生活をエンジョイしながら支出を抑え、貯蓄できるお金を増やしていく方法」です。 「女性同士でキャッシュ・フロー・ゲームをしたい」というリクエストから生まれた企画です。 男性の方は参加できませんのであしからず。 駅から徒歩5~6分の美味しいコーヒーが飲めるカフェが会場です。 美味しいランチ&ケーキを食べながら、クレジット・カードの選び方&使い方をはじめ、友達と楽しくWIN&WIN の関係になれるショッピング術、銀行の選び方など、身近な話題を盛りだくさん入れながらすすめる予定です。 詳しくは、ML等で案内をします。
2006年06月04日
コメント(0)
★毎週土曜日の朝に連載している小説の続きです。=== 「ところで前田くん」と木村はボクとは正反対の落ち着いた口調で訊いてきた。「小石さんと最近話する?私、前田君と違ってマメじゃないから、どうしてるのかな?と思って」 小石さんとは、大学時代に教職の授業でお世話になった小石教授の奥さんの名前だった。小石教授には授業の内外でとてもお世話になったが、五年前に癌のため他界した。何回かお見舞いに病院に行ったときに知り合ったのが小石さんだった。その後、ボクは小石さんに木村と押田さんという二人の友人を紹介した。 「そう言えば、ここずっと連絡が取れてないんだ。確か・・・一番最後に話したのが一ヶ月ほど前だったかな。相変わらず元気で、確かハワイ留学を目指すんだと張り切ってた」 「小石さんってパワフルな人生送ってるよね。小石さんにも会いたいから、もし連絡を取ることがあったらよろしく伝えといてな」 「分かった。じゃ、橋本さんの件、よろしく」 そう言って携帯のスイッチを切った。喜びの余韻にボクはしばらく浸った。そして早速机に向かい、電子メールを立ち上げ、“彼女”にメールを打つ準備をした。いつもは気にならない起動までの時間がとても長く感じた。Windowsのロゴが表示され、様々な設定が機械的になされていく。せかすように何度もキーボードののボタンを押すのだが、そんな焦る気持ちをバカにするようにコンピュータは淡々と作業をこなしていった。やっとメールのソフトが起動した。自動的に受信メール数送られてきたが、そんなものには気にも留めずをクリックし、に“彼女”のアドレスを入れた。橋本さんへ こんばんは。その後の調子どうですか?新しい仕事には慣れましたか?橋本さんにぜひ紹介したい友達(女性)がいます。名前は、木村知子さんといいます。大阪の貿易会社で働いて、ボクと同じ大学の出身です。留学経験もあり英語力があると同時に、アフター・ファイブには翻訳の学校に通って勉強している努力家でもあります。橋本さんがチャレンジしている翻訳の良き先輩として、きっと力になってくれると信じています。 そこで、彼女に橋本さんのメルアドを教えてもいいでしょうか?以下は木村のアドレスになります。 tomoko_fight!@yahoo.co.jp 忙しいと思いますが、返事下さい。(追伸)もし橋本さんが良ければ、三人で会う機会を作りたいと思っています。 数日後、“彼女”から返事が来た。三人で会えるのを楽しみにしています、との返事だった。歓喜の歌が再び頭の中でこだました。 <続く>
2006年06月03日
コメント(0)
おはようございます。 ちょっとした英語の話です。 受験英語を勉強しているとき、前置詞の違いが大きな意味の違いをもたらすという、という話を聞いたことがありませんか? It is on the way. (それは、道の途中にあります。) It is in the way. (それは、邪魔をしています。) on と in。 もっと言えば、 o と i の違いで全く意味が変わってきています。 こうした些細な違いからくる意味の違いは他にもたくさんあります。 例えば、 hold the balance と hold in balance。 違いは、the と in。 でも、伝える意味が違います。 hold the balance が「決定権を握る」に対して hold in balance は「未決定のままにしておく」。 前者がバランス感覚、後者が八方美人というニュアンスです。 バランスを大切にしよう、というのは、あれこれもに中途半端に手を出して hold in balance の状態になるのではなく、必要なことに対して気持ちなどの準備をしながら、必要なアクションに対して hold the balance できるようになっておく、という意味もあるんじゃないでしょうか? 小さな違い、って塩といっしょで、大きなインパクトがありますね。
2006年06月02日
コメント(2)
![]()
おはようございます。 6月に入りましたね! ところで、みなさんはクラシックを聞きますか? ボクは最近、朝のブログ・タイムではクラシックを流しながら書いています。 最近は、イングリット・フジ子・ヘミングさんのCDを聞いています。 日本人ピアニストとロシア系スウェーデン人建築家の間に生まれたヘミングさん。 その才能は、小学校3年生の頃から開花し始めていました。 その後、ロシア人ピアニスト、レオニード・クロイツアー氏に師事し、東京音楽学校(現・東京芸術大学)在学中には毎日コンクール入賞、文化放送音楽賞など多数受賞。 卒業後は、日本フィルなど数多くの国内オーケストラと共演しました。 30才でドイツ留学を果たした後は、ベルリン国立音楽学校を優秀な成績で卒業し、そのままヨーロッパに在住。 ウィーンでは後見人でもあったパウル・バドゥーラ・スコダに師事。 この間、“リストとショパンを弾くために生まれてきたピアニスト”と称される。 ここまで書くと、銀のスプーンをくわえて生まれてきた天才の軌跡をなぞっただけのように思われますが、音楽家として致命的な不幸が彼女を襲いました。 リサイタル直前に風邪が原因で両耳が全く聞こえなくなり、その後の演奏会はすべてキャンセルを余儀なくされ、次第に音楽界から忘れ去られていったんです。 2年間ほど全く聞こえなかった耳は、現在、左だけが40%回復している状況です。 1995年、母親の死去を機に30年余りの外国生活に終止符を打ち、帰国。 「もう人前で弾くことはない」と決意していたが、平凡なピアノ教師の生活に甘んじることができずに「人生をもう一度取り戻したい」という意欲がわき、再び復帰していまのも活動を続けています。 こうした背景を知って彼女の作品を聞くと、他のピアニストにはない、強さと優しさを感じます。 朝起きて聞くクラシック。 すごく気持ちも落ち着きますよ。 フジ子・ヘミング/フジ子・ヘミングの奇蹟~リスト&ショパン名演集~ フジ子・ヘミング真実の軌跡
2006年06月01日
コメント(2)
全30件 (30件中 1-30件目)
1