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2025.06.24
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カテゴリ: 浮世見聞記
橫濱開港資料館の「長崎──開港都市横浜の前提」展を觀る。



江戸時代、異國(清と蘭)に唯一開かれた港だった長崎を、幕末に開港した橫濱の手本と見做す發想は面白いが、さうした事實は資料に殘されてゐないだけに、やはり結びつけるには無理があるやうに感じる。

たが、展示解説文にあった「異国情緒は今も昔も多く旅人を惹きつける」は、旅を好む人の心理の底を見事に云ひ當てて感心する。


(※一部を除き、展示物の撮影可)

まだ見ぬものに憧れ、想像し、それが時には辛い遠路を越える糧となる。


(※案内チラシより)

一時流行(はや)り、けっきょく自分もさうだった“‘自分探しの旅”も、自分自身と云ふ最も身近にして最も不可能な生き者を、この目ではっきり見たい鬱屈した欲求の表れだったのだ。

もう二昔以上前、青春18きっぷで長崎を鐵道旅行したのが、まさにその時代に當て嵌まってゐる。

あれ以来、長崎を訪れてゐない。






が、いつかまた行きたい。


眼鏡橋は、必ずまた違った景色で逢へるだらうから。





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最終更新日  2025.06.25 08:42:12
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