迦陵頻伽─ことだまのこゑ─

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2025.07.16
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カテゴリ: 浮世見聞記
両國國技館内の相撲博物館で、「大相撲100年史」展を觀る。



大正十四年(1925年)四月、摂政宮(のちの昭和天皇)の臺覧相撲の御下賜金で東京大角力協會が摂政賜杯を制作したのを機に、それまで東京と大阪で別個が存在し、それぞれで興行してゐた協會を合併する機運が興り、同年十二月二十八日に財團法人日本相撲協會が設立、


(※展示物の撮影可)

昭和二年(1927年)に東西は正式に合併して、いらい時世や時流と上手く折り合ひ、時には翻弄されながら、今日まで歴史を刻む。

さうした歩みを証言する戰前からの數々の資料のうち、私の記憶にもっとも新しく、またこれからも決して忘れてはならない記録が、令和二年(2020年)早々に發生した人災疫病禍による初めての無觀客興行、



この疫病禍では勝武士と云ふ若手力士が感染して亡くなっており、その事實もしっかり自分の心に記憶しておくことが故人への供養と、氣持ちを新たにする。

そして“平成の大橫綱”、若乃花と貴乃花の両關取が冩った一枚。



その後のことはどうであれ、この兄弟橫綱が角界にもたらした絶大な効果は無視できるものではないはずだ。

そして門外漢な私に相撲を生で觀戰するきっかけを與へてくれた、戰前の三十三代橫綱・武藏山關の手形に會って、






いまここに立ってゐるのもあの出逢ひゆゑと、その大きな手を福の招きと見る。





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最終更新日  2025.07.16 21:30:04
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