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今日の私は朝からソワソワ。黒鷲旗が始まるからソワソワ。『Number』の発売日だからソワソワ。全日本・最終予選出場選手12名が決定する日だからソワソワ。仕事を終えて、帰り道『Number』を迷わず買って、今日発売の「全日本女子増刊号」みたいな雑誌を買おうか買うまいか散々悩んだ挙句、今日のところは買わずに帰り(なんで悩んだのかというと、インタビュー記事等々、特に目新しいものが無かったんだけれども、吉原選手の写真が“これぞ闘う者の姿!!”といった感じで、最高にシビレるカッコ良さだったのだ・・・というわけで悩んだ)、帰宅してソワソワとTVのリモコンを手にとり、スイッチON!登録選手12名は、今日は発表されなかった様子。それだけ絞り込むのに時間がかかっている、というか、みんな好調で、誰を選んだらいいか迷っている状態なのかな・・・と、自分なりに解釈。でも、監督によれば、『有田選手が戦線離脱してしまったので、かなり計画が狂った』・・・・・・ということは、有田選手は12名に残る確率がかなり高かったとということ?それにしても有田選手の怪我は、やはり「前十字靭帯断裂」だったようで・・・。なんとも、言うべき言葉が見つからない。とにかく、焦らず、でもはやく良くなって欲しい。『狩野選手はかなりレベルアップしたが、最終予選には間に合わない』・・・・・・ってことは、狩野選手は12名からは外れるってことだよね。でもそれならなぜ、現時点で代表から外さなかったんだろう、という疑問も残る。多少はまだ可能性があるってことなんだろうか。『レフトを強化するか、リベロにするか』・・・・・・有田選手がいなくなって、狩野選手が外れるとしたなら、代表選手は13名。「あと1名」。佐野選手? 成田選手? 木村選手? 大村選手?レフトに力を入れるとしたなら、佐野or木村選手が外れてしまうということ?リベロならば、大村選手が危ない、ということか。勝負の世界とはいえ、いずれにせよ、切ないなあ・・・。いやいや、切ないとかそういう問題でなく、まさにサバイバルマッチそのものだ。ひとつの目標に向かいつつ、しのぎを削って残り2個の椅子を争う。あと6日、練習中にたったひとつのミスも許されない。まさに決死のサバイバルだ。そして、目標に向かってひたすら突き進んでいっても、大会2日前に「お前の椅子は無いよ」と非情にも宣告される選手が、確実に2人はいる、という事実。・・・・・・・凄いな、スポーツ選手って。日の丸を背負うって凄いな。ヤワな神経の持ち主だったら、心が壊れちゃうよ・・・。なんて思っていたら、柳本監督が、頭をガンと殴られるような発言をした。『大山は、メンタル面で最終予選に間に合わないかもしれない』・・・・・・は?これって、これって、最終予選に向けての情報操作ってヤツなのかしら。「知将・柳本」のことだから、敵を欺くにはまず味方から、ってことなのかしら。ウン多分そうだな。・・・と、思いつつも、今度の合宿で大山選手が叱られる事が多いこと、この間の『すぽると!』での映像、この切羽詰った時期に、今までメグカナコンビとかなんとか言っちゃって、さんざん二人をクローズアップしてきたフジテレビが、『すぽると!』の特集で栗原選手しか取り上げなかったこと・・・などなど考えると、まさか、まさか・・・と、居ても立ってもいられなくなる。そうか、だとすれば(大山選手のメンタル面に問題があるとするならば)、監督のこの発言は大山選手への強烈な荒療治、ということなんだろうか。TVを通して『大山はメンタル面が弱い』と言われてしまった事で、大山選手が発奮するのを期待している、ということなのかな。なんだかんだ言っても、大山選手を代表から外す、というのは考えにくいし・・・。でも、でももし、監督が「本気」で言ってるのだとしたら、狩野選手を現時点でも代表に残している事にも、何らかの理由が考えられなくもないような・・・。(勿論、狩野選手はセンタープレーヤーだから、大山選手とはポジションが違うけど)W杯で、Vリーグで、TVで、体育館で、私は大山選手のプレーを観てきた。そりゃミスも多かったけど、彼女のスパイクはまさに“豪”って漢字が似合いそうな迫力だった。負けそうになって、チームが嫌なムードになっても、いつでも笑顔で声を張り上げてた。・・・・・・「気立てのよさそうなお嬢さん」という感じだった。「気立てのよさそうなお嬢さん」は、戦闘集団には馴染めないんだろうか。そんなはずはない。彼女は、プレッシャーに負けず、W杯を闘い抜いたんだから。でもそれは、他の選手だって同じ。「春高」で、大山姉妹のあとを受けて主将になって、そして優勝を逃してしまった木村選手も、二週に一度は膝の水を抜かなければならない大村選手も、「全日本」しかバレーをする場所のない佐野選手も。成田選手だって同じだ。そして、他の選手たちだって同じだ。あと6日。あなたたちには、ひとつのミスも許されない。ちょっとした甘い考えをもつことも許されない。それがどれほど過酷で辛いものなのか、きっと私には想像もつかない。頑張れ。
April 30, 2004
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今日ローソンに行ったらば、『バレーボール全日本選手記念切手発売!!予約受付中!!』のチラシを発見。まだアテネ五輪行きを決めてないうちからこんなの発売しちゃうのかよ!!と、バレーファンの私でさえ、三村風にツッコミたくなっちゃいましたよ。値段もかなりいいしね。まぁ『最終予選』はかなりの高視聴率が予想されるんだろうし、これでアテネ行きを決めたら、一気に人気は過熱。切手もバカスカ売れるんだろうけども。(でも、本音ではちょっぴり欲しかったりもする・・・)それにしても、「えっ!!切手なんて発売するの!?」って、選手たちが一番ビックリしそうだなあ。しかし何で切手なんだろう。誰の策略・・・っていうか、これが売れたら、どこの儲けになるんだろ?そう、「視聴率」といえば、フジテレビ&TBS系列の情報番組を見ていると、もうこれでもかっていうくらいに、アナウンサー(司会)の前に、「バレーボール世界最終予選まであと○日!」ってフリップ?看板?置物?がおいてある。これって、もし選手たちが見たら、どう思うんだろうなあ。私たちにしてみれば、楽しみワクワク、その日がくるのを指折り数え・・・ではあるけれど、選手たちにとってはプレッシャーだろうなあ。「わかってるよ! わかってるってば!!」って言いたくなるだろうなあ・・・なんてことをちょっと考えたりして。さてさて。ところで明日は、『Number』が発売になります。どんな記事が載っているのかなあ。楽しみ。
April 29, 2004
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夜、7時から9時の間は、全日本女子の選手たちの自主練タイムらしい。今、私がこうやってのん気にキーボードを打っているこの時も、彼女たちは体育館で汗を流しているんだろうか。昨日の『すぽると!』での、セッター竹下選手の姿、そして、竹下選手や高橋選手の、フジテレビHPでのインタビューを読んで、吉原選手がすべてを懸ける「最終予選」、そして「アテネ五輪」は、最高に素晴らしい全日本のパフォーマンス、そして勝利を見られると確信してしまった。「トモさんは絶対的な存在」、「トモさんの負担を減らしたい」という竹下選手の言葉。これって、最大級の賛辞に近いと思う。基本的に、「自分はやれる!」「自分が一番!」のアスリートの中の(勿論、良い意味で。それくらいのプライド・・・というか、それくらいの覚悟、その思いを支えに、痛みや辛さに耐えて頑張ることが出来るんだと思う)、『日本代表』という、トップ集団。その中で、“オンリーワンの称号”を貰える人というのはそうは居ないだろう。ましてや「あの」竹下選手だ。「あの」、相当気が強そうで、相当プライドが高そうで、頭の回転の速さも反射神経もピカイチの、竹下選手だ。(余談だが、私はW杯のキューバ戦でダイレクトを決めた竹下選手の顔見たさに、今でもビデオを引っ張り出すことがある。なんていうかね、決めた瞬間、吉原選手みたいに、吼えるとかガッツポーズするとか、ストレートに感情表現するのと違って、もんんんんの凄く高慢ちきな顔、というか、ざまあ見やがれ!!みたいな顔をしてんのよ、一瞬)でも、吉原選手がもっと嬉しく思ったのは、「W杯前は、トモさんに影響されて自主練をしていた選手が、今は自覚を持ち、自分から体育館に行っている」「(今のチームでは)甘さや優しさをコートに持ち込んだ人ははじき出される」という言葉じゃないだろうか。「トモさんはすごい」「トモさんを見習いたい」だけじゃなく、選手たちが自分で自分の練習プランを立て、自分から体育館へ行く、ということ、「勝ち」にこだわる、ということは、トモさんがかつて所属していた「全日本」の選手たち・・・目標は高くて当たり前、当然勝ちに行くスタンスの選手たちが、また帰ってきた、ってことだと思うから。いつか、近い将来、トモさんがコートを去っても、そこには竹下選手や高橋選手らが居て、彼女たちが大山選手や栗原選手を育て、彼女たちがまた次の世代を育て、「東洋の魔女」の直系は絶えることなく、続いていくということだと思うから。「トモさんはすごい」って言われるよりも、吉原選手が一番嬉しいのは、「伝統を取り戻した選手たちの顔」じゃないかと思う。思えば、吉原選手は年齢、竹下選手は身長、と、ふたりとも、自分ではどうしようもないところで散々責められたり、いやな思いをしてきた選手だ。いくら頑張ったって年齢は戻せないし、いくら頑張ったって身長は伸びない。そりゃふたりとも相当気は強くなるだろ・・・・・・いやいや、それでもいいんだ。その「気の強さ」、「プライドの高さ」、「鼻っ柱の強さ」、そして「プライドや鼻っ柱を維持するための努力」、「勝利への執念」こそが、「東洋の魔女の直系」であることの証なんだから。さて。あと30分で9時になる。そろそろ、自主練タイムも終わりだろうか。クールダウンして、お風呂に入って、ゆっくり休んでください。あなた達は、明日も朝早くから、キツい自主練を自らに課し、頑張るんでしょうから。あと10日。よい夢を。
April 28, 2004
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「あと2週間・・・」と、戦闘モードに入ったこの人の顔を見た時、この人の「さあ行こう!」を聞いた時、わけもなく、ふっと思いました。冬に、地方の体育館で見た時よりも、TVで見た時よりも、一目見てわかるほど、またずっと痩せてしまったこの人を見た時、右足のサポーターや右手小指のガチガチに固められたテーピングが相変わらず痛々しいこの人を見た時、静かなギラついた目で、体育館に、コートの中に居るこの人を見た時、なぜか“お帰りなさい”って言葉が、頭の中に浮かびました。今、アスリート・吉原知子の居るべき場所は、ふたつあると思います。ひとつは、純然たる、バレーボールプレーヤーとしての真骨頂を見せる、リーグでの体育館、コート。そしてもうひとつは、その「真骨頂」に“なにか”が付加された、全日本の、国際試合の体育館、コート。“なにか”ってなんだろう。考えても考えても、よくわからない。「責任」?なんだかそれとも違う気がする。3月4日の吉原選手の姿を見るのは、昨夜の『すぽると!』が初めてに近い私。ナレーションに言われるまでもなく、その疲れきった姿に驚きました。わずか4日前に、闘志を剥き出しにして戦っていた人だとは思えないくらい、それは、本人の言うように「抜け殻」に近い、吉原選手でした。でも。中国戦のあと、「これが実力」とカラリと言い切り、それと同時に、頭の中で前を見据えて、どうすれば勝てるか、を考えているような吉原選手の顔。体育館で、円陣を組み、チームメイトになにかを話している吉原選手の顔。コートの中で、コンビが決まって笑顔でハイタッチする吉原選手の顔を見て、思ったんですよ。HE’S BACKって。吉原選手はターミネーターじゃないし、ましてや「HE」じゃないけど、でも、この人が帰ってきた! 私の会いたかったこの人が、ようやく帰ってきた!!って、思ったんです。吉原選手。もう身体はボロボロで、気力だけで身体を動かしているのかもしれない。電話がなくても全日本には帯同しただろうけれども、正直、優勝してリーグが終わって、身体も心も戦闘モードには程遠く、電話がなければ、もしかしたら、あの、W杯で見せた、“メデューサ”(誉めてます)のようなキャプテンにはなり得なかったかもしれない。彼女本人がインタビューで語っていたように、彼女が彼女のベストの状態にまで「HE’S BACK」できたのは、彼女の、勝利への、五輪への執念だけではなく、1本(とは限らないが)の電話による、“仲間だけは絶対に裏切らない”という信念のなせるわざだったのかもしれない。今、吉原選手は、トモさんは、オンリーワンの全日本女子キャプテン。あと2週間したら、コートの中で、体育館で、ナンバーワンの姿をきっと、見せてください。昨日の『すぽると!』を見て、正直、アテネのコートで、この人のユニフォーム姿は見納めになるのかもしれない、という危惧・・・いや、確信めいたものを感じてしまいました。これが私の勘違いだったらいいけれど、「その日」はもうきっとそんなには遠くない、ということが彼女の全身から感じられました。今年の冬に見た、全身に何十箇所とある置き針。腫れ上がり、おかしな形に伸びきったまま変形した右手の小指。でもそれは、「痛々しさ」を感じさせると同時に、彼女にとっては「勝利の勲章」ではないかと思います。いや・・・・・・彼女の言うように、「W杯が失敗だった」とするなら、あの小指はまだ「勲章」にはなり得ていないのかもしれない。今度こそ、あの「小指」を勲章に変えてください。きっときっと、ナンバーワンの吉原知子を、みせてください。
April 27, 2004
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『ジャンクSPORTS』にNEC・ブルーロケッツの細川選手登場!!・・・・・・ということで、いつもよりも気合を入れてTVの前に陣取ったわけですが、フラれた話題が“エスパー伊東似”と“高身長”だけ、というのがなんとも寂しい。彼がエスパーに似ている、ということは周知の事実だし(ああっ)、(細川選手のファンの方には申し訳ないが、私は初めて彼の姿をTVで観たその時から、「まぁなんてエスパー伊東に似ているのかしら。テーマ曲は“スーパーエレクトリカルパレード”だわ!!」と、わかる人にはわかるがわからない人にはまったくわからないであろうことを思ったりしたのだった。でも、彼のプレーはかなり好きで、W杯時には、もともとサブだった細川選手だけれど、まさしくスーパーサブの働きをしていたよね)男子バレーボール選手の身長が、191cmあろうが192cmだろうが、そんなにビックリするこっちゃない。なんかなあ、もっとこう、番組のテーマ《大舞台》にまつわる話が聞きたかったなあ・・・と思う私なのでした。でもまあ前回出演時(W杯前の特番)の映像の中で、ニコニコ笑っている吉原選手の顔が見られたからヨシとしようか(偉そう)。どうにもこうにも、今日は花粉症の症状が凄い。汚い話で恐縮だが、こうやって下を向いてキーボードを打っていると、ポタリポタリと、おハナさんが垂れていらっしゃるのだ。どなたか、花粉症に効くモノご存知じゃないですかね。仕事柄、外に出ないわけにもいかず、四六時中マスクをしてるわけにもいかない(そんなことしてたらまるで不審者だ)。ああ辛い・・・。(ポタリ)
April 26, 2004
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「感動した!!」(これは、数年前の大相撲千秋楽における小泉首相風に読むのが正しい)なにに感動したって、勿論、『女子サッカー』、これですよ。アテネ出場おめでとう!!!!!!!TV画面を見つめながら、ホントのホントにウルウルしてしまいました・・・。「結構好き」なサッカーでさえウルウルしたくらいだから、「かなり好き」なバレーがアテネ行きを決めたら、大号泣するんだろうな、私。女子サッカーも、シドニーを逃して、人気凋落、景気低迷が重なって、各チームが廃部、撤退に追い込まれたらしい。キャプテン大部選手(29歳)は、高校生で代表入りして、アトランタに出場して、その後、チームの廃部などに伴い、2度ほど移籍したらしい。・・・・なんだかどこかのスポーツの、どこかのキャプテンとカブるなあ。でも、サッカーの場合は日中フルタイムで働いて、夜練習する、という生活を送っているらしい(バスケと同じですね)。そう考えると、バレー選手はまだ、恵まれているのかなあ。上田監督は、女子監督に指名された時、「なにも女子に金をかけることはないだろう」と思ったそうだ。でも、選手たちとの初顔合わせで、そんな思いは霧散したらしい。彼女たちの目はギラギラしていて、とてもハングリーだった・・・と、いうようなことが今日の新聞に載っていた。いや実際、とてもすばらしい試合だったと思う。技術・体力もさることながら、ディフェンスが素晴らしい。1点だってやるもんか、と言わんばかりの、ゴール際の守り。3点リードしていても、守りに入ることなく、果敢に攻撃。技術がどうの体力がどうのじゃなくて、“気迫”を感じた試合だった。ホント最高。ホントにおめでとう。どのスポーツにも感動するけれど、特に、団体競技は、自分の中での「ウルウル率」が高い。高校野球で泣き、サッカーで泣き、バスケで泣き、バレーで泣き・・・。(なぜかプロ野球では泣けない。昔は中畑清さんのファンだったんだけどねー。あと、星野仙一さんも。某Gチームの、あの金のガリガリ亡者のオーナーが引退したら、ファン復活するかもしれないけど)女子サッカーがアテネ行きを決めて、日本のチーム球技の五輪出場数は、アトランタと並んで史上最多となったらしい。あと3週間後には、間違いなく、その記録は更新されると信じてます。ウルウル大感動しながら観ていた試合だったけど、心に重く残るものがひとつある。それは、北朝鮮の、12番の選手。『将軍様が見守っていてくださるから絶対勝ちます』と言っていた彼女たち。日本の2点目は、12番の選手のオウンゴールだった。将軍様は・・・私腹を肥やし、国民を餓えさせ、自分に逆らう者は一族もろとも“粛清”してくださるあの偉大なる将軍様は、彼女たちを、12番の選手を、赦すだろうか。自分の足にあたったボールがゴールに吸い込まれた瞬間、頭を抱えてうずくまった12番の選手の姿が、今も忘れられない。数年前のW杯では、コロンビアのエスコバルという選手が、やはりオウンゴールを決めてしまい、帰国後マフィアに射殺される、と言う酷い事件があったっけ。なんでも『サッカー賭博』が盛んな国だったそうで、エスコバルのオウンゴールのせいで(・・・それだけが理由ではないだろうが)、コロンビアが負けてしまい、大損したシンジケートの「報復」だったそうだが。国やマフィアや、そんな重苦しいものを背負ってプレーしなければならない選手たちは、本当に可哀想だと思う。それは、“日の丸を背負う重責”とはまた違う種類のものだと思うから。彼らは、サッカーやバレーや野球やバスケは出来ても、それらのスポーツを楽しむことは出来るんだろうか。楽しく、嬉しく、感動した昨日の試合の中で、唯一重く残ったひとつの出来事。
April 25, 2004
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『婦人公論』も、吉原選手ファンの私としては絶対お勧めしたい一冊だけれども、もっともっとお勧めしたいのが、『甦る全日本女子バレー』という、吉井妙子さんのノンフィクション。ネットで購入して、けさ届いたんだけども、半日でガーッと読み終えてしまった。まさに、「W杯のビデオを、最終予選を、10倍楽しく見る方法」って感じの一冊だった。ここから先、ネタバレになるので、まだ読んでいない方、先入観なしで読みたい方は、ブラウザの「戻る」をクリックしてくださいな。正直、柳本監督が、この本の中に書かれているような、コンピューターのような頭脳の持ち主だとは、完全には信じられない。本の中の、吉原選手の言葉を借りれば、「魔法使いじゃあるまいし」って感じだ。でも現に、柳本監督はW杯で結果を出して、今も色々試したりしている。・・・・・・もしかすると、本当の本当に、魔法使いのような人なのかな。あまりミーティングに顔を出さず、吉原選手に任せっきりにしたのも、「選手同士を結束させ、個人個人のモチベーションを高めるため」の“戦略”で、吉原選手と高橋選手をスタメンライトポジションで争わせたのも(書によれば、そりゃあ熾烈な、ライバル心剥き出しの争いだったらしい)、別にどちらがいいかなーと考えていたわけじゃなく、もともと高橋=ライト、吉原=センターで使う気マンマンで、「高橋選手を伸ばすため」のもので、アメリカ戦・第1セットで竹下選手でなく辻選手をスタメン起用したのは、「(言っても聞かない)竹下選手に渇を入れるため」のいわば荒療治、お仕置きで、ワールドグランプリの初戦、熱を出してフラフラになって戦って、惨憺たる結果を出した吉原選手を、みんなの前で「スタメンから外す!」と怒鳴ったのも、19歳コンビを「何で??」という状況でも使いまくったのも、この本によれば全部、アテネを見越した戦略、ということになる。で、それに対して吉原選手は「まさか、魔法使いじゃあるまいし(そんなことまで考えてないでしょ)」みたいなコメント。いや事実、選手達は、吉原選手を含め、これらが監督の戦略だとしたなら、お釈迦様の手の平の孫悟空のように踊らされてきた事になる。吉原選手なんて、「監督がミーティングしないから自分がやるしかないと思って」必死になってメンバーの士気を高めて結束させて、自分自身も必死になってライトポジション争いして、いつまで待ってもスタメンが決まらなくて、カッカしまくりだったようだし、確かにコンディション調整に失敗したとはいえ、みんなの前で「過去の実績は関係ない。キャプテンだろうがなんだろうが、結果を出せないやつは必要ない」なんて言われちゃあ、プライドも何もズタボロにされただろうし。一方監督は、屈辱を撥ね返すために、吉原選手がますます奮起するだろうとか、そういうことを全部見越した上で、「トモはちょっと不安な方がうまくいくんです」なんてにんまり笑ってる。ああでも・・・。そうか、そういうわけでワールドグランプリは、吉原選手が出たのは初戦のみで、後はベンチだったのか。そんなことがあったから、指が痛くても、熱があっても、吉原選手は「意地でも誰にも伝えず」頑張りぬけたのかな。実際吉原選手って、追い詰められてからの方が本領発揮する事多いしな・・・。それにしても、今まで色々な雑誌・新聞記事を読んで、ワールドグランプリの時の不調の事は知っていたけど、「柳本監督の雷」については、吉原選手、ひとことも語ってなかったなあ。やっぱりアッタマ来るだろうし、屈辱的な出来事だったろうし、触れたくない、人に言いたくない事なんだろうなあ。それなのに、思いっきりこの本に載っちゃって、吉原選手が読んだらガーンとショックを受けるかもしれないなあ・・・なんて思ったら、吉原選手のちょっとした“ちっちゃさ”に、笑ってしまった。強くてやさしくて、人間としても“大人物”だと思っていたし、今も思っているけど、やっぱり人間なんだなあ、吉原選手でもそういう“ちっちゃい”ところがあるんだなあと思ってしまって、なんか笑えるし、ちょっとホッとした。でも、他の選手が語る“トモさん”は、やっぱり凄い人で、本の章タイトルにもなっている「求心力」で他の選手を引っ張り、導いた。(監督がやらないからキャプテンがやるしかなかった・・・という理由もあるが、それも監督の“戦略”のひとつだったらしいのだが)他の選手が、こんなに“トモさん”のことを語っている記事を読むのって初めてだったから、なんだか新鮮だった。自主練にしても、「真似して練習するな」「自分が必要だと思う練習をしろ」「やってる振りして、ただ時間を過ごすのはやめろ」などなど、漫然と生きている私にはもうただひたすら耳が痛く、平伏するばかりの言葉をはじめ、優しく、思いやり溢れる言葉も多い。「一見怖い」吉原選手は、ホントに怖くて厳しい人で、でも普段はのんびりしててニコニコしてて、ドジだしボケてるし、つまり人間として魅力的、ってことなんだろうか。(栗原選手と同期で、吉原選手の大ファンの選手、っていうのは、やっぱ東レの荒木選手だろうな。栗原選手が、最初「緊張して(トモさんの)顔も見れなかった」と言ってるのに対し、部屋に遊びに行った荒木選手。恐るべし。)コートの中と外のギャップが激しいぶん、そりゃあ選手達のいいオモチャにされただろうさ。オモチャにしつつも、彼女の技術を盗もうと虎視眈々とし、彼女の姿勢に敬服し、自らの闘争心を選手達が高めていったのが、この本からはガンガン伝わってくる。オフの前日、吉原選手自身は練習する気マンマンだったが、自分が自主練してたら他の子達が休めないと思い、「明日は私は休むからね!」と宣言し、完全オフである次の日、さあ練習しよう、みんなは息抜きに出かけただろう、と体育館に向かうと、メンバーの半数が自主練をしていて驚いた、という。なんてなんてなんてなんて、青春スポコンドラマみたいなシチュエーションなんだろうと思いつつ、私はバカみたいに感動してしまった。ええいこのバレーバカどもめ!!(暴言)バレーが大好きな女の子達、バレーバカになりかけている女の子達を、どっぷりバレーバカにしてしまったのは、この34歳の大バレーバカ(大暴言)のおかげである事は、ある意味間違いようがなく、でもそれも監督の戦略の一つで・・・ううむ、奥が深いなあ。吉原選手自身、バレーバカと呼ばれる事には抵抗があるらしいし、バレーしか出来ない、と思われる事にも反発を感じるらしいけど、実際、日の丸を背負う、という、その責任、重圧は、「バカ」にならなければ抱えきれるもんじゃない。結果を出せるもんじゃない。今、最終予選を控えている全日本女子。15歳の選手が代表入りしたり、リベロで成田選手を使ったり、監督はあの手この手で、一般人も協会も、選手達をも翻弄しているんだろうな。この土壇場になってなんなのよこの人!!なんて思ってる選手もいるかもね。15歳選手の起用に、20代選手達は内心穏やかではなかっただろうし、リベロで成田選手を使われた日には、佐野選手の心の中の嵐は大変なものがあっただろう。まさに奇策、とよばれるものかもしれない。選手と監督の信頼関係、というよりは、娘同士がガッチリ結束して、わけわからん気難しい頑固オヤジに立ち向かう、って構図かもしれない。でもそれこそが、監督の“戦略”なのだ、と、吉井妙子さんは言う。ダラダラと書いたけれど、この本の感想をひとことでいえば、全日本最高!トモさん最高!柳本監督、うーーーーん、わけわからん!!でも、あなたは凄い!!(と思う)ということになるだろうか。それにしても本のあとがきで、「協会の中で、柳本監督に対するバッシングが起きている」という一文には、腹が立つとか呆れるとか通り越して笑ってしまう。ナントカは死ぬまで治らないって、ねえ?監督就任時、「吉原・竹下・高橋だけは使うな」といった協会。監督就任時、「吉原・竹下・高橋をチームの核にする」と決めた監督。さあ、正しい答えはどっちだった?
April 24, 2004
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BLUE HEARTSの歌で、そんなタイトルの曲があったっけ・・・。ドラマもあったなあ。私は、“強くてやさしい人”、吉原選手のファンなのに、全然強くないし、やさしくもない。仕事で嫌なことがあったり、思いが通じなかったり、辛かったりすると、すぐに投げ出したくなってしまう。逃げ出したくなってしまう。人のせいにしたり、自分は一生懸命やってるんだから悪くない、って思い込もうとしたりする。そんでもって、そんなコスい自分にどっぷり落ち込んで、どっぷり自己嫌悪に陥って、その割に腹は空くし眠くなるし、ニワトリ並みにすぐに忘れて、それで同じ事を繰り返したりしている。あーあ。こんな仕事(幼稚園のせんせー)やってると、楽しくて幸せで、嬉しい出来事も多いけど、落ち込む事も多い。この社会、「強くてやさしく」なくても十分生きていけるし、生活できるけど、でも、少なくとも“先生”と呼ばれる人間は、ある程度は「強くてやさしく」なくてはならない、そうなれるように努力しなくちゃいけない、と思う。思う、んだけど、現実はなかなかついていかなくて・・・。ジタバタするばっかりの毎日。ジタバタして疲れてるわりには、全然体重は落ちないし(涙)、食欲は旺盛だし、ガーガー寝るし、まさに健康そのもの。どうなってるんだ、自分!!吉原選手は、どうしてあんな風にいられるのかな。羨ましい。本当に羨ましい。
April 23, 2004
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「強い」から「優しい」のか。「優しい」から「強い」のか。今日発売の『婦人公論』の、吉原選手のインタビュー記事を読んで、そんなことを考えてしまった。でも、今ひとつだけ、なんとなくだけどわかるのは、吉原選手が、今の全日本で、カリスマ的なキャプテンシーを発揮しているのは、それは彼女の気迫所以であり、勝利への執念所以であり、肉体面・精神面の強さ所以である事はもうわかりきっていたけれど、もうひとつの理由、そして大きな理由は、吉原選手の「優しさ」も、その所以たるものではないか、ということ。記事は、吉原選手のファンだったらみんな知っているような内容に、結構多く肉付けしてあるようなものだった。つまり、12歳でバレーボールを始めた少女が、スパルタ指導(なぜかバレーボールってスパルタが多い)のもと、めきめきと頭角を現し、17歳で全日本に選ばれて、名門・日立に入社して、センターにコンバートされて、アキレス腱切って、人の何倍も練習して、1年目からスタメンになって、全日本に選ばれたけれども監督に嫌われて使ってもらえず、それでもめげずに練習して、スタメンの座を得て、数々の国際試合に出場して、バルセロナオリンピックに出場して、その後企業関連の面倒くさい問題から解放され、プレーに専念したい・・・と思ってプロ宣言したら、「Vリーグ発足パーティ」の翌日に、突然日立を解雇されて(“3時間以内に荷物まとめて寮を出て行け”は、あまりに有名だ・・・でもこれって、違法じゃないの?)、マスコミに追い掛け回されて、ある事ない事書かれて、追われるようにしてイタリアに行って、最初はプレーをする場が無かったけど、実力でスタメンポジションをGETして、チームを準優勝させたけど、アトランタオリンピック出場のために帰国して、オリンピックに出場したけど、結果が過去最低だったもんだから『年齢制限』という忌々しい名目のもとに、「全日本」を追われて、でも腐らないでバレーを続けて、所属チームを次々優勝させて、そして引退を考えた時、全日本の、しかも主将に選ばれ、アテネオリンピックを目指している・・・・・・という、まあ自分で書いていてもビックリするくらい、文字通り波乱万丈、人生山あり谷ありというか・・・。これだけの経験をして、いまだに現役を続けている人が「強い」のは、ある意味当然なのかもしれない。「強く」なかったら、彼女はとっくの昔にバレーをやめていただろうから。でも、それだけじゃなく、吉原選手は「優しい」。試合中に審判にガブリガブリ噛み付いたり、相手の顔面にスパイクを炸裂させて「フンッッッ!!」てな人の一体どこが優しいんだ、と思わないでもないが、でも彼女は優しい。記事を読んでいて、そう思った。正直、シドニーオリンピックの頃が、吉原選手のいわゆる「絶頂期」だったのだろうと思う。絶頂期のその時に代表に選ばれず、そして日本女子バレーはオリンピックの切符を逃した。「リベンジ組」とはまた違った意味で、シドニー五輪には、シドニー五輪予選組には、言葉には言い表せないくらい複雑な思いがたくさんあっただろう、今もあるだろう。きっと、訊かれることも多いんじゃないかと思う。『シドニー五輪予選の敗因について、どう思いますか?』でも、彼女がその答えを言っているところ、その記事を、私はまだ一度も読んだ事が無い、聞いた事が無い。すべてを仕舞い込んだ上で、吉原選手は、「(リベンジ組の)あの子たちに、二度とあんな思いはさせたくない」と語っている。ここで五輪出場を逃したら、それは日本バレーの終焉の時。だから、絶対に今回は勝たなければならない。その使命感は、吉原選手の「強さ」だ。そして、それと同時に、リベンジ組の選手達のためにも、今回はなにがなんでも勝たなければならない、と思う、その気持ちは「優しさ」だと思う。強いから、優しくなれるんだろうか。優しいから、強くいられるんだろうか。人当たりがいいから「優しい」んじゃない。他人にも自分にも厳しいことは、「強い」事のひとつの要素だけれど、でもそれだけじゃない。記事を読んでいて、ひとつだけうっすら笑ってしまったのは、『内気で人見知りな三人姉妹の次女は・・・』と、吉原選手を評した一文。内気で人見知り!? イヤイヤ確かに口数は少なそうだけどさー。・・・・・・なんて思わないでもないけど、私は幼稚園で働いていて、色々な子どもたちを見て来て、そして思う。ウチのクラスにも、『内気で人見知り』な女の子がいるけど、そういう子って、『お喋りで元気な子』より静かなだけで、かな~りかな~り芯が強い。気が強い。絶対自分を曲げない。まぁそう思うと、吉原選手が「内気で人見知りな子」だった、というのも納得いく。まったく本当にこの人は、最高のキャプテンだ。
April 22, 2004
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仕事関係でなんやかんやと落ち込む事があり過ぎて、厭世的になっている自分が嫌になってきました。そう、私は、頭に「バカ」と書いた旗が立つほどおバカな楽天家。もう悩むのはヤメ。前進あるのみ、ということで頑張るしかないでしょ、もう。吉原選手を心から応援してやまない私だけど、有田沙織選手の事を思うと、胸が痛む。スポーツ選手に怪我は付き物。しょうがない・・・とは思うけど、やはり怪我した時期、怪我をした箇所のことを考えると、かける言葉がない、というのはこういうことを言うんだろうか・・・と思ってしまう。まだ若いんだし、ゆっくり怪我を治して、次のオリンピックを狙って頑張れ!!・・・・・・っていうことは簡単だけれど、「次のオリンピック」はあっても、「アテネオリンピック」は今回一回きり。真剣にバレーボールに打ち込んでいた人間なら、日本代表にまで選ばれるような選手だったら、「次頑張るからいいや」なんて、簡単に割り切れる問題ではないだろうなと思う。まして、「膝前十字靭帯損傷」との噂が本当なら、彼女の怪我は手術を必要とするものらしいし・・・(靭帯はつないでも役に立たないので、かわりの靭帯を入れてつなぐらしい)。でも、バックアタックの着地時に痛めたんだよね?「前十字靭帯」というのは、捻ったりした時・・・例えば、ブロックに跳んで、着地して、コボレ球を拾おうとしたとかで、パッと振り向いた時なんかに損傷する事が多いらしいんだけど、そうだとすれば、前十字靭帯を痛めたわけではないのかなあ・・・。でも、少なくとも、彼女のこれからも続くであろうバレー人生の中で、彼女は最低ひとつの爆弾を抱えながら、これからもプレーしていかなければならないんだろう。・・・・・・大変な事だなあ。でも、有田選手よりもまだひとつ若かった時に、アキレス腱を切って、爆弾抱えて15年、まだプレーしている選手もいる。オマケにその選手、肩やら肘やら腰やら膝やら股関節やら手やら、爆弾抱えてるどころかダイナマイト身体中に巻きつけたような状態で、それでもまだプレーしてる。だから、まだまだやれるよ。大丈夫だよ。ファイトだ! 有田沙織!
April 20, 2004
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中学の頃だったかな?クラスにひとりやふたり、必ず、「トイレ行かない?一緒に行こうよ」なんて誘い合って、トイレに行く女の子達がいたもんだった。私は基本的に、「トイレは行きたい時に行きゃいいじゃん」と思っているクチだったけど、それでも子どもなりに、世渡りと言うか処世術と言うか、付き合いも大事よねーなんちゃって、たまには一緒にトイレに行ったりしたもんだった。そんでもって個室の中で、「・・・・・・別にしたくないんだけどなあ」なんて思いながら、ちょっと虚しさを噛み締めたりしていたもんだった。何で今そんなことを思い出しているのかと言うと、我が職場・幼稚園も、春の人事異動でメンバーチェンジ、他の幼稚園から別な先生方が転任してこられたのだった・・・けれども。ううむ。「幼稚園の先生」っていう仕事は、「今日はここまでやらなきゃいけない!」っていう明確なノルマがない。勿論、「指導計画」はしっかり立て、それに則って保育を進めていくわけなんだけど、「指導計画」を、上っ面だけさらーっと流すか、とことん煮詰めてやるか、その選択は各担任の先生に任されているようなもの。ぶっちゃけ、手を抜いても、手をかけても、給料は一緒だし、子どもたちだって、そんなにパッと見てわかるほど変わるってわけじゃないから、まさに、「手をかける」のは、ある意味「先生の自己満足」のようなものなのかもしれない。でもね。私はやっぱり、たとえ自己満足で終わったとしても、子どもたちに、やれるだけのことをやってあげたい。できるかぎりのことをしてあげたい。いろいろな事を経験させてあげたい・・・と、思うわけよ。まぁそれが自己満足、独り善がりと言われちゃあそれまでなんだけど。で、中学時代の同伴トイレと春の人事異動とそれが何の関係があるのかと言うと、まさに今、私は「トイレに一緒に行くべきか、行かざるべきか」ということでちょっと考えてしまっているんである。と、いうのは、異動してきた先生(先輩)は、「トイレに一緒に行くタイプ」で、なおかつ「手抜き」・・・とまでは言わないけど、「手をかけたって、結果はそんなに変わんないよー」って割り切るタイプ。お分かりだろうか。私の置かれたなんとも微妙な立場。子どもたちに「手をかけたい」、と思う。手をかけるためには、当然勤務時間内では仕事が終わらないから、自然、残業・お持ち帰り、となる。そうすると言われたり、無言で訴えられたりするわけさ。なんでそんなに仕事するのー。あなたがそんなに仕事したら、私だってやらなきゃいけなくなるじゃん。やめてよーやめてよー。ああ、うるさーーーーーーーーーい!!!!!!あなたがやりたくないんだったらそれでいい。別にあなたに仕事をもっとしろとか、自分のクラスの子どもたちのことをもっと考えろとか言うつもりはない。ただ、私は自分のクラスの子どもたちのために、じぶんがやりたいから、やっているだけ。それをあなたにとやかく言われる覚えはないんだよ!!トイレはひとりで行け!サボりたきゃひとりでサボれ!・・・・・・と言えれば楽なんですが、なんせ相手は先輩。言えねーよ(涙)。でも私は、やらないで、あとで「やってあげればよかった・・・」って後悔するより、やって後悔する方がいい。これは性格だから治らないだろうなあ。でも、最近しみじみそう思って仕事が出来るのは、吉原選手のファンになったからなのかな・・・なんて、ちょっと考えた。以上、職場の愚痴日記。終了!
April 19, 2004
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キャッチコピーのひとつ、「問答無用のカタルシス」。まぁ言い得て妙、というか、よく言ったもんだと思う。久しぶりに、映画のDVDを観る。北野映画・『座頭市』。もともと、北野映画は好きで、ほぼ全作観ている私。一番好きな作品は、ミーハーと言われようがなんと言われようが、『HANA-BI』と『キッズ・リターン』だったりする。『キッズ・リターン』と言えば、金子賢、真面目に役者やってくれよー!! 最近「ジャンクSPORTS」でしか見てないんだけど-!!と思わないでもないんだけど、まぁそれはさておき。『座頭市』、かなーり面白かった!!ストーリーはお定まりの勧善懲悪(・・・でもないか?)、主人公はどこまでも強く、チャンチャンバラバラの丁丁発止、随所にギャグやリズムも取り入れられ、綺麗どころも取り揃え、悪党役にはこれ以上ないってくらいネチッこい岸辺一徳を配し、ラスト近くにはこれまたお定まりの大どんでん返しも控えてる。それでまた、“悪党”を追い詰めた時の、「市」の台詞がまたカッコいいんだよ!!(どんでん返しのネタバレになっちゃうので、ここに書けないのが残念!!)で、最後の最後には、これはメイキングとかでも有名な、タップダンスシーン。これがまた凄い。人間の身体、というか、生命力みたいなものにわけもなく感動する。で、ホントの最後に、またちょっとした「どんでん返し」がある、と言う趣向。基本的に色調が抑え気味で、それは他の北野映画で見られる“キタノブルー”ほどではないんだけど、やっぱり抑え気味なので(派手な色って言ったら、芸者姉妹の着物の色くらい)、「市」がばっさばっさと敵方を斬りまくる、その血しぶきの色がなんとも鮮やか。・・・・・・こういうのが、ダメな人には受け入れられない所以なのかなあ。敵方ヒーロー役、浅野忠信はニヒルの一言に尽きるし、飲み屋のオヤジ・柄本明はさすがのいい味だしてるし、物語のヒーロー(ダークヒーロー?)、「座頭市」はひたすらカッコいいし(正直、武さんを観て、カッコいいと思う日が来るとは思ってなかった)、殺陣は迫力満点、かつ面白いし、娯楽映画として、最高に近いものがあるんじゃないだろうか。北野映画は小難しいからイヤ、とか、残酷シーンが多いからイヤ、とか言わずに、一度は観てみてほしいなあ・・・ああでも、確かに「血」は多く流れる映画かもしれないんだけど。でもね、まさに、「問答無用のカタルシス」が味わえる事請けあい!!ですよ。
April 18, 2004
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今日、ウチの幼稚園は参観日。私たち職員にとっては、結構気が重い日でもある。お母さん方はどう思っているのかな、参観日。でも、今日の参観は、この仕事に就いてから何度も何度も経験した参観日の中でも、私にとって、最悪の参観日だった。とにかく、親同士がベチャベチャおしゃべり。子どもを観に来たのか、友達としゃべりに来たのか、さっぱりわからない。3歳児のある母親なんか、自分がしゃべるのに夢中になって、子ども「ねえママ、ママ、ママってば!」母親 「(無視)」子ども「ママ、ジャングルジムやりたい(ママと一緒に行きたい)」母親 「行ってくればいいでしょ!・・・・・・それでさあ・・・(おしゃべり)」そこで、私の頭の中でブチッと音がしました。「お母さん何言ってんの? 言ってくればいいでしょじゃないでしょ。今日は参観なんだから、お母さんも一緒に行って子どもが遊ぶところを観て来て。」ええ、一語一句違わず、ニコリともせずに言い放ちましたとも。当然、話の腰を折られた母親はムッとしてましたが、そんなもん知るかこのバカ。ある子は、お母さんが一緒だと言うことで甘えてしまい、メソメソ泣きながらの登園。(ハッキリ言って、お母さんが来た事で泣いてしまう、と言うのは、母子関係がうまくいっていないということを如実に現してます)母親はこう言った。「何泣いてんの? バカじゃないの」ブチブチッ。なにその言い方。子どもは不安だから泣いてるんでしょ?お母さんがそんな言い方したら、子どもはもっと不安じゃないの!キレ出したら止まらないと言うか、ええ、これまたニコリともせずにキッパリ言い放ちました。他のお母さん方の気まずそうな顔がなんとも。肝心の母親はふて腐れてましたが、知ったこっちゃね-んだよこのタコ。ある母親は、下の子を連れてきました。連れてきてもいい。ちゃんと手元から離さずにいられるのならば。しかしそんなことができるはずもなく、下の子(2歳)はちょこまかと動き回り、お母さんは下の子を追い掛け回し、すっかり上の子は蚊帳の外で寂しそうな表情。挙句の果てに、その母親は上の子を待たせて、下の子を三輪車に乗せた。ブチブチブチッ。お母さん、ここは幼稚園で、今は保育中なんだから、下の子には我慢させてください!まあ親にとっちゃどっちも我が子なんだろうけどさ、悪いけど私にとって可愛いのは「上の子」だけなわけよ。上の子に全部我慢させて、何でも下の子に譲らせるのと、「兄弟仲よく」を履き違えんじゃねーよ、このスカ。そして降園前の活動。ある女の子は、その日幼稚園で作った「どれみちゃんスティック」(自分で広告を丸めて、いろいろ飾りをつけたもの)を、お母さんが持っているピンクの手提げに入れて、と一生懸命要求。でも母親はおしゃべりに夢中で子どもの話を聞いていない。その子は何度も何度も要求し、母親は「入れて」だけは聞き取ったらしく、ピンクの手提げではなく、ベージュのほうの手提げに「どれみちゃんスティック」を入れた。当り前だが、その子は怒り、地団駄を踏んで泣いて暴れた。そしたら母親はこう言った。「そんな泣いてないで、ちゃんと言わなきゃわかんないでしょ!」ブチブチブチブチブチッッッ。さっきからこの子は何度も言ってましたよ。聞いてなかったんですか? お母さん! お願いだから、子どもの話をちゃんと聞いて受け止めてあげて下さいよ!クラスの全保護者の前でそんな事を言われて、母親はムッとしていたけど、悪いがアンタたちのプライドをくすぐってやったりするためにこの仕事してるんじゃないんだよ。子どもが傷ついてんだよこのボケ。そしてクラス懇談。園児達は座って待ち、母親と10分間だけの短い懇談。そして下の子たちは自由に遊びまわり、母親は「小さい子どもなんだから動いて当然。それにここは幼稚園なんだし、遊ばせたっていいんだわ」ってなもんで、子どもを抑えるわけでもなんでもない。ここはお兄ちゃんお姉ちゃんたちが遊ぶところだから、あなた達はダメ! お母さんのところに帰りなさい。子どもは泣き、母親はムッとしたが、そんなもん知るか、このイカ頭。我が子をちゃんとみれないんだったら、連れてこないで保育所の一時預かりに預けてくりゃあいいじゃんか。ほとんどのお母さんはそうしてるってのに。私は、この仕事に就いて、子どもは親にとって唯一無二の宝物だって、ずっと思ってきた。私にとっても、あの子たちは宝物だ。あの子たちといると、楽しい。元気をもらえる。花がきれいだなとか、雲の形が面白いなとか、いろんな事に気づかせてくれる。私が、こんなにこの子たちのことが愛しいんだから、お母さんたちの愛しさはどんなに深く、大きいものだろう、って、ずっと思ってきた。でも、最近そう思えなくなる時間が多くなってきた。あのひとたちにとって、子どもは宝物なんだろうか。あのひとたちは、子どもが嬉しい時、自分も嬉しいと思うんだろうか。あのひとたちは、子どもが好きなんだろうか。子ども達の身体に傷跡はない。いわゆる「身体的虐待」や「ネグレクト」は受けていない。でも、あのひとたちのやっている事は、虐待だ。私は、そう思う。あのひとたちにいつか聞きたい。子どもは、宝ですか?
April 16, 2004
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『たっちゃんは、じへいしょう』という絵本がある。もし、本屋で見かけたら、ひらいて読んでみてほしい。そして、「自閉症」のことを、少しでも一般の方に理解してほしい、と思う。昨夜から、『光とともに・・・』という連続TVドラマが始まった。私たちのような、いわば「現場」に居る者にとっては、心底胸が痛くなるようなドラマで、今朝職場に出勤して、まるで合言葉のように、先生達の口をついて出たのは、「昨日のドラマ観た?」だった。だって、うちの幼稚園にも、自閉症の子がいるから。まだきちんと「自閉症」として認定はされていないし、保護者の方も、そう、まるで、昨日のドラマの中の夫婦のように、「この子はきっと、他の子よりちょっと遅れているだけ」と思っているから。ついこの間入園してきたばかりの、3歳のその男の子に、2月の「入園準備会」で初めて会ったその日から、私たちには彼が紛れもなく「自閉症児」だということがわかってしまった。入園して1週間が経ったけれど、彼はドラマの中の子がそうだったように、「自閉症」であるすべての要素を満たしていて、そして私たちは、これから彼の母親に、「目を背けず、すべてを知らなければならない」ということを知らせなければならない。母親が、ドラマの中の母親がそうだったように、どれほど苦しむか、悲しむか、悩むか・・・。それを考えると、本当に気が重い。でも、一番辛いのは彼自身。そして、彼を支える家族。それを一番に考えて、これから接していきたいな、と思う。以前やっていたドキュメンタリー番組の街頭インタビューの「自閉症を知ってますか?」という問いの答えの多くは、「うつ病」、「引きこもり」といったものだった。それだけ知られていないんだなあ、とその時思った。自閉症は、病気ではなく、脳障害。他の障害の多くがそうであるように、軽度から重度まで、ケースバイケース、その子によってさまざまだ。病気ではなく障害ではあるけれど、あらわれる症状も、その子によってさまざま。病気ではなく障害だから、治ることはないけれど、訓練その他で、自閉症でない人と同じような生活を送れるようになるのは難しいことじゃない。自閉症の子は、他の人とコミュニケーションを図る事が難しい。目線が合わない。会話ができない。自閉症の子は、「多動」つまり、よく動き回る。じっとしていられないことが多い。行動がパターン化する。毎日毎日、同じ行動パターンを繰り返す。ある一定のものに対して、ものすごいこだわりを示す。その「もの」は、石ころだったり、花柄のハンカチだったり、それもさまざま。そして、その「行動パターン」や「こだわりのもの」が成されないとき、失われた時、彼らは酷いパニック状態に陥ってしまう。奇声をあげ、頭を壁に打ち付けるなどの「自傷行為」に陥る。「自閉症」といってもいろいろあって、「高機能自閉症」と呼ばれるものもあるし、アスペルガー症候群というのもある。知的障害を一緒に持っている場合もある。でも、概して言えるのは、彼らは「人とうまくかかわることが出来ない」ということ。そしてなぜか、自閉症の子のほとんどが、とてもきれいな顔を、目をしている。そう、まるで天使のような。でも。我が子が自閉症だったから、といって、どうか絶望しないでほしい、と思う。誰にだってこだわりはあるし、誰にだって「毎日したい行動パターン」はある。訊かれたことに答えたくない事だってたくさんある。自閉症の子は、それが人よりほんのちょっと多いだけ。そして、それを少なくするための方法や、それを少なくするためにお母さんやお父さんを手伝ってくれる人は、周りにたくさんいる。「それ」から目を背けている時間が長ければ長いほど、彼らの「それ」はどんどん増えつづけ、減らしていくことが難しくなる。どうか、目をそらさずに、受け入れてほしい。お父さんお母さんだけが悩むんじゃなく、私たちも一緒に悩むから。考えるから。自閉症は脳の障害で、なんといっても「脳」だから、いまだに解明されていないことの方が多い。でも、これだけは確かなこと。昨日のドラマでも言っていたけれど、自閉症は、先天性の障害で、決して「お母さんの育て方が悪かったから」といってなるものではありません。今も悩んでいるお母さん方のために、一般の方々にも、これだけはわかってほしい。
April 15, 2004
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ついに、というか、とうとう、というか、ガイチの引退記者会見が開かれてしまった・・・。もう、後戻りは出来ない。6月に行われるという引退試合のあと、きっとガイチは、もう二度とユニフォームを着る事は無いだろう、と思う。もちろんそれ以降は「ジャージ姿」のガイチはたくさん観られると思うけれども。黒鷲旗まで3週間。それまで突っ走って突っ走って、そして納得いくまで燃え尽きてください、ガイチ。さて、女子バレー。「新時代の大砲」(TV局による、妙ちきりんなネーミングが多い中、これは結構イケてるほうじゃないだろうか)大山加奈選手の腰は相当悪いんだろうか・・・。今日の試合に出ているのかどうかわからないけれど、過去3試合は後発で出た事はあっても、スタメン起用は一切なし、だよね?3試合目に至っては、ベンチ入りさえしていなかったようだし。やっぱりこれは、本番へ向けて温存(療養)ってことなんだろうか・・・。うーん、本番には間に合ってほしいなあ。て言うか、間に合ってくれなきゃ困る!!とはいうものの、あんな硬い床を跳んだり跳ねたり転がったりしていたら、そりゃ当然どこかしらは痛いところがあるだろう。栗原選手は高校時代に足首を疲労骨折したらしいし(だから両足首にサポーター巻いてるのかな)、大村選手の膝も限界に近い状態らしい。佐々木“レオ”の全身は置き針だらけだし、高橋みゆき選手だって右足にでっかいサポーターをしてる。取替えの効かない、たった一つの“商売道具”で仕事をしているスポーツマンたちのその辛さ、痛み、それから誇り。きっと私なんかには想像のできないものなんだろうな。バレーボールを始めて22年目(!!)の吉原選手の手が、脚が、腕が、肩が、腰が、一体どういう状態になっているのか。想像するだに恐ろしい。一体どれほどの痛みと戦いながら、彼女はプレーを続けてきたんだろう。続けているんだろう。バレーボールというのは、オリンピックというのは、その痛みと引き換えにしても、何が何でも手に入れたくなるくらい、それほどまでに素晴らしいものなんだろうか。去年の早春から一時も休まず、朝から晩まで練習して、試合して、痛くて痛くてボロボロになって、そしてもし「夢」を手に入れられなかったら、ボロボロの身体を鞭打たれ、心まで傷つくことがわかっていても、それでも挑戦したくなるほど、そんなに「それ」は素晴らしいものなんだろうか。真面目にスポーツをした事のない私には、彼女達の気持ちは、もしかしたら永遠に理解できないのかもしれない。ただ、彼女達が、ギラついた眼でネットの向こう側を、ボールを睨んでいる姿を観ると、無性に心が騒ぐ。彼女達の夢が叶うように、ひたすら応援したくなる。そんでもって、バレーを応援している時の自分は、結構好きだったりもする。スポーツは真剣にやったことないけど、オリンピックなんて、TVの中の世界だけど、でももし、彼女達が「夢」を手に入れたら、「夢」の中で勝負できて、そしてもっと大きな夢を掴んだら、私の心の中にも、でっかいメダルが輝いてくれるんじゃないかなあなんて、そんなことを期待している。
April 13, 2004
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毎日毎日、むちゃくちゃ忙しいっす。今一番なりたいものは?と聞かれたら、私は間髪入れず『千手観音!!』と答えるでしょう。いや別に、世俗の忙しさが嫌になり、仏門に入りたいとか、尼になりたいとかそういうことを言ってるのではなく、千手観音様になれれば、手がいっぱいあるでしょ?そうすると、子どもたちをいっぺんに大勢抱っこできるかなあって。ホントにね、ピーピービービー泣くわ喚くわ、とんでもないことはしでかすわ、勝手に家に帰ろうとするわ、4月の今の時期、新入園児の子ども達が幼稚園に慣れるまでの期間は、手が、身体がいくらあっても足りない!!という感じです。ところで。女子バレー、中国に三連敗ですね・・・。やはり、赤い壁は厚く、そして高かった、ということなんでしょうが、スタメン表を見る限り、柳本監督はいろいろ試しているみたいでもありますよね。木村沙織選手をリベロで使ったり、佐々木“レオ”選手をライトに使ったり(スーパーエース的なものもあるかと思うけど、彼女はレシーブも巧いからな・・・)、大村&大友のセンター線を組んだり。これはやはり、今日の1勝より最終予選(&アテネ)の勝利を目指している、と考えて良いのかなあ。世界ナンバーワンの中国を相手に試して、うまくいけば充分本番でも使えるし、うまくいかなかったとしても課題点は見つけられる、と。・・・・・・でもね、やっぱりできれば、1勝くらいはしてほしい。1勝が無理なら、せめて1セットでも2セットでも取ってほしいなあ。日本が、持てる力をすべて発揮して負けてしまったのなら諦めもつくんだけど、第1試合の場合、かなりサーブレシーブが乱れてしまっていたようだし。それにね、最終予選前に、一度くらい、「勝利の美酒の旨さ」を味わってほしい。それって一度味わったら、もう忘れられないくらいの味で、それ味わいたさに『本番』でもしゃかりきに頑張れるんじゃないかと思うので。なんだかんだいって、『本番』まで、もうあと3週間ちょい。ラストスパートですね。ファイト!!
April 12, 2004
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マッチョさんとガイチがいなくなって、熊前知加子選手・・・チカさんが帰ってくる。嬉しいニュースと寂しいニュースが頭の中でこんがらがってしまって、ちょっと不思議な感覚。チカさんは東レを退社して、念願だったJTに移籍する。退社した事情がどうだったのかはわからないけど、実力と人気を兼ね備えた彼女のような選手が、バレーが出来ない状態が続くというのは、彼女自身にとっても、バレー界にとっても勿体無いことだと思う。彼女自身も故障を抱えている事もあるし、それより何より、厄介な「規定」の方で、彼女は次のリーグに間に合うのかな?間に合ってほしいし、間に合わせてほしいなあ。さて。今日は、全日本女子は中国で試合があったんだよね。結果はどうだったのかな。早くJVAのHPに結果をアップしてくれないかなあ。(しかし疑問なのが、全5試合の日程が、移動につぐ移動。何でそんなに移動しながら試合をしなきゃならんのよ? W杯と違って、最終予選の会場は東京オンリーなのに)・・・・・・とか何とか思いながらJVAのHPを覗いたら、中国遠征スタッフの中に、「鍼灸院」の文字を見つけ、しばし固まる。これって、これって、吉原選手とレオの「置き針」のためのスタッフ、ということなんだろうか・・・。うーーむ。まぁそうは言っても、みんな休んでないのは同じことで、現に大山選手もかなり腰を痛めているようだし、他の選手だって、どこかしら痛いところはあるだろうから、もしかしたら、今の全日本は「置き針ブーム」なのかもしれない・・・(嫌なブームだな)。しかし実際、どうだったのかしら。勝ったのか、負けたのか。誰がスタメンで、誰が後発だったのか。決定率はどうだったのか。コンビはうまく使えたのか。知りたい、知りたい、早く知りたい。思いは募るばかりです。
April 8, 2004
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斎藤真由美選手に続き、ガイチも黒鷲後に引退ですか。不思議だなあ。“マッチョさん”とか“トモさん”とか、心の中で呼ぶ選手の名前には、ほとんど“さん”や“ちゃん”がつくのに、中垣内選手だけはなぜか“ガイチ”って、呼び捨てだ。ガイチは、私が「スーパーエース」ってポジションを意識した、はじめての選手だったような気がする。昨日の日記にも書いたけれど、「キメて当り前」のスーパーエースの重圧とずっと戦いつづけて、それから・・・ある意味、バレーボール選手の宿命とでも言うべき、膝の故障ともずっと戦いつづけたガイチ(なんでも、3~4回は手術を受けているらしい)。でも今、一番思い出すのは、去年のW杯の解説をしていた、ガイチの“声”だ。男子の、確かチュニジア戦だったと思う。あの日、ランクからして格下であるチュニジアに、まさか、まさか勝つだろうと確信してやまなかった試合に、日本が負けてしまった時の、ガイチの声。悔しくて、情けなくて、腹が立って、もどかしくて仕方がないような、ガイチの声。5月の最終予選に向けて、全日本はガイチを『精神的支柱』として代表入りさせようとしたけれど、彼は辞退したらしい。膝の故障が限界、というのも理由だろうし、半年前に解説をしたチームに入るのは・・・というのも理由だろうし、他にもいろいろ理由はあるだろう。でも・・・・・・。女子が、吉原選手を「ボス」(by柳本監督)としたことで成功したからといって、じゃあ男子も・・・って感じで、そりゃちょっと短絡的すぎるんじゃないの?という気も無きにしも非ずだけれど、でもでも、できれば、願いが叶う事なら、もう一度日の丸をつけたガイチが観たかった。女子の場合と違って、男子の選手層、メンバーからいって、ガイチのようなベテランが入っても、もしかしたらギクシャクしてしまうだけかもしれなかったけど、でも、W杯で、男子があの悪夢の8連敗をした時、「ガイチがいてくれたら・・・」「ガイチが5月には戻ってきてくれたら・・・」と、心のどこかで願ってた。マッチョさんも、全日本入りを辞退したことがある。故障を抱えていた彼女は、“長くプレーするため”、その誘いを断った。そして、“ボロボロになるまでやりぬいて”、やめた。ガイチはどうなのかな。でも、この選手もきっと、“ボロボロになるまでやりぬいて”やめるんだろう。正直、全日本に入ったからといっても、スーパーエースとして山本選手がいる以上、ガイチがスタメンになることはなかっただろう。それならば、今度の黒鷲で、“ボロボロになるまでやりぬく”ために、ガイチは、全日本に入らない道を選んだのかもしれない・・・なんて考えたりしている。マッチョさんといい、ガイチといい、吉原選手といい、本当に“ボロボロ”という形容詞が似合う選手達(と言っちゃあ語弊があるが)。ボロボロ、といいつつこれだけやれる、こんなすごいプレーができる、こんなに高い決定率を誇る。だったらまだまだボロボロじゃないんじゃないの?もっとやれるんじゃないの?と思ってしまう。でも、もう出来ない、と彼らは言う。ボロボロだから、と言う。だから、どうして?って思うし、不思議だし、寂しいし、でもボロボロなのもわかるから、そして、ボロボロなのにあんなプレーをする、してきた、彼らの姿、彼らの気迫、彼らのバレーボールへの思いに、涙が出てしまう。ガイチ、もうひとふんばり。黒鷲の最後の最後の最後の試合で、あなたがボロボロになって、そして燃え尽きていくのを、寂しいけれど、笑顔で送りたいと思います。それから、そのあとは、監督として選手達を牽引する、そしていつの日にか、全日本を率いる監督となったあなたの姿を観れるのを、楽しみにしています。
April 7, 2004
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今日から深夜枠で『MONSTER』がアニメ化されるそうですが、ウチは田舎ですから、当然オンエアはありません。・・・イヤ、わかってたけどさ・・・。それはさておき、男子バレーのスーパーエース・山本選手が、プロ契約したそうですね。バレーボールのプロ化・・・というと、吉原選手ファンの私としてはどうしても、苦い記憶がよみがえってきてしまったりして、ああ時代は変わったんだなあとか、非常にじじむさいことを考えてしまうんですが、まぁそれは過去のお話。プロになるということは、アスリートとして、ある意味『自由』を手に入れることだけれど、それと同じくらい大きな『責任』も背負わなければならない、イコール、確実に結果を出さなければならなくなる、ということだと思います。重い荷物に潰されることなく、踏ん張って、結果を出してほしいですよね。それにしても、“スーパーエース”っていうポジション名(正式には違うでしょうが)、すごいですよね・・・。なんたって、エースに“超”がついちゃってるんだから。他のスポーツで、こんな呼ばれ方をされるポジションってあんまりないような気がする。この名前で呼ばれて、仕事が出来なかった時のプレッシャーとか、この名前が持つ重みとか、かなりキツイものがあるんだろうなあ・・・なんて、今ちょっと考えました。いやいやそれにしても、ホントに忙しい毎日です。いよいよ明日は入園式で、いよいよ心機一転、ここが踏ん張りどころ!!という感じなんですが、入園式前にこんなに疲れてていいんだろうか・・・・・・という気も無きにしも非ずです。でも、明日は全日本女子の皆さんが、中国遠征に出発する日でもあります。そう思うと、頑張れる・・・かな?
April 6, 2004
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明後日は入園式。ここ何日か、それこそスズメが鳴く頃からフクロウが鳴く頃まで、仕事に追われております。当然、土日も返上です(しかもそのぶんの給料なんて出ない!!)。子どもが来ていないのに、何でそんなに忙しいのよ、と思われる方も多いでしょう。それが忙しいんですよ・・・ホントに・・・。ひとことで言っちゃえば、『新年度の準備』ってことなんですが。中身は、事務的なものから会計から、はたまた保育に関することから式場、会場準備その他に至るまで、ホント盛り沢山。帰宅して、風呂だ食事だやれなんだかんだとやっていると、あっという間に「翌日」になってしまい、枕に頭をつけたかつけないかといううちに爆睡状態。就寝・・・というよりは、気絶に近いものがあるような気がする・・・。あーもうなんだってこんなに忙しいんだーーー!!!。仕事が多すぎるのか、私がトロいのか。毎年毎年毎年毎年、この時期は同じことの繰り返し。まーとりあえず頑張りますけれども。そんなわけで、最近、日記を毎日書くことが出来ず、これもまたフラストレーションが溜まる一因となっております。書きたいことはいっぱい溜まっているんですけどねー。そのうち、まとめてバババババババッと書きたいですねえ。ともあれ、明後日からはおっそろしいほどに職場が賑やかになります。新入園児数十名がいっせいに泣くわ喚くわ暴れるわ、まさに阿鼻叫喚。まさに体力勝負。頑張ります。
April 5, 2004
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時々、引っ張り出しては観ているVリーグの試合のビデオ。いつもは吉原選手を目で追ってしまうことも多いけれど、今日は斎藤真由美選手を、レフトとしては小柄の部類に入る、細身のアタッカーのプレーをじっくり観よう。斎藤真由美選手。美人で細身で、アタッカーとしては決して大きくない彼女がどうして“マッチョ”なんてニックネームを付けられたんだろうか。名前が「まゆみ」だからかな? ただそれだけ?17歳で全日本入りしたマッチョさんは、「マッチョ・スマイル」で一世を風靡し、記憶が正しければ『少年ジャ○プ』かなにかの表紙も飾ったことがあったように思う。当時はまだ、バレー全盛期だったから、その人気たるや現在の「メグカナ」の比ではなかったような記憶がある。どんな時でも真摯にバレーを続けてきた彼女は、故障に泣いて泣いて、あの悪夢のような交通事故、あの大怪我からも復活して、そしてずっとずっと、バレーを続けてきた。だから、「引退」と聞いても、実際新聞記事を見ても、記者会見の写真を見ても、まだ信じられない。この人は、この選手はずっと、自分の力で這い上がって、バレーを続けてきた。だから今、たとえ一度「引退」しても、成田選手や内田選手がそうだったように、「カムバック」してくれるんじゃないだろうか。そんな風に願うけど、でもきっと、マッチョさんの「カムバック」は、もう絶対あり得ない、ということもわかってる。「限界」なんて、軽々しく使ってはいけない言葉だけど、マッチョさんの身体はもう本当に、とっくの昔に「限界」を超えていたから。「限界」を超えて、それでもあのプレーができたのは、「限界」をカバーして余りある「精神力」。マッチョさんは、体育館の中であんまり笑わない。マッチョさんは、試合中とても怖い目をしている。アップ中、ちょっとのんびり気味にタオルで顔を拭いたりしていた吉原選手を、「トモさん! トモさあん! パス(練習)!!」とボール片手に厳しい表情で、大声で呼び出したりもしていた(パイオニアでは、二人組の練習の時、マッチョさんと吉原選手がいつもペアを組んでいた)。そのパス練習時に、マナーの悪い女性客が通路にはみ出して、逸れたボールが女性客のカメラにぶつかりそうになった時も、「危ない!」とは叫んだものの、その後吉原選手とふたり、端で見ているほうが震え上がりそうになるくらいの険しい表情をしていた。試合が始まると、チームメイトがいいプレーをしても、ミスをしても、積極的に声を出して、審判の判定に納得がいかないと真っ先に食ってかかっていた。勝つと大越で吼えて、負けると目を真っ赤にしていた。マッチョさんのバレーは、いつでも真剣だった。強いマッチョさん。強い強いマッチョさん。速いスイングの、レフトからのスパイクがとても好きでした。きっともう、膝も股関節も脚も、腰も腕も肩もまさに「限界を超えて」いたんですよね。吉原選手とふたり、この身体でどうやってスパイクを打つの?と思えるほど細い身体をしていたのは、アスリートとして、最高のプレーをするために、節制して余分な肉はつけない、ということが理由だろうけれども、それだけではなく、『バレーをする上で必要最低限の筋肉の重さにしか、関節が耐えられなかった』ことも理由だったろうと思います。もうバレーをやめるのに、やめてからも「リハビリ」をしなくてはならないあなたの脚が、一体どんな状態なのか、その痛み、その辛さはきっと想像を絶したものだと思います。ちょっとだけ休んで、それからまた、ユニフォーム姿のあなたにはもう会えないけれど、ジャージ姿で、体育館に戻ってきてください。そして、あなたと同じように、身体中の関節があげている悲鳴を、「精神力」で今もかき消しながらプレーしているあなたのチームメイトの夢と挑戦がきっと叶うように、力を与えてあげてください。マッチョさん。本当に、本当にお疲れ様でした。
April 2, 2004
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パイオニアの斎藤真由美選手が引退した。マッチョさん、お疲れ様。あなたのプレーから、あなたのコートでの姿から、たくさんの元気を頂きました。ありがとう。
April 1, 2004
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