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夏来たりなば、秋遠からじ。なんか違うような気がするが、衣替えもまだだというのに、今日は真夏日。というわけで、すでに秋が恋しくなっている私なのである。ああでも今年の夏はある意味ものすごく「アツい夏」になりそうだ。暑いのはイヤだけど、「アツい」のは大歓迎。アテネ五輪、TV観戦だけれど、もー思いっきり、「アツく」燃えさせてほしいもんです。そういえば、ここまで選手たちに思い入れを持って五輪を観るのって、初めてかもしれない・・・。彼女たちは開会式に出るだろうか。出るだろうな。出たいって言ってたもんな(確かアトランタの時は出なかった)。開会式の行進。旗手は・・・まぁ、他競技の金メダル候補の方だろうけれども、女子選手→男子選手の順に並んで、しかも身長の高いほうが前になるから、女子バレー選手たちが先頭を歩くのは必至。うーん、今のメンバーだったら、栗原、大山、大村、杉山、大友選手あたりが先頭だろうか。(すると、竹下選手とか佐野選手なんかの場合、彼女たちだけは後ろのほうを歩く事になるんだろうか・・・それはイヤだな・・・)そんでもって、五輪恒例の「日本選手団の妙ちきりんな衣装」を着せられたりするんだろうか。・・・・・・・・・・・今年はカッコいいのがいいな(切実)。シドニーの時みたいな虹色マントはイヤだな(号泣)。ああ、妄想・・・もとい、空想は止まらない。「戦いすんで日が暮れて、夢は野山を駆けめぐる」ってのは、こういうことを言うんだろうな・・・(違うだろう)。私が幻覚・・・じゃなくて空想をめぐらせている今日も、暑くてヘバッている今日も、彼女たちは暑い暑い大阪の、暑い暑い体育館の中で自分を追い込み、高めていることでしょう。少しはゆっくりしてほしい・・・と思っても、彼女たちの辞書にそんな言葉はないだろうから、もう「思う存分やってください」と思うだけです。ひたすら、応援します。さて、一方の男子バレー。田中監督が辞任して、次期監督(暫定的)は、植田辰哉氏に決定したそうです。確か、バルセロナの時のキャプテンですよね。センタープレーヤー。自分に厳しい選手で、自分が先頭切ってやる事で、その背中でチームを引っ張った選手だったように記憶してます。・・・誰かさんに似てますね。ジュニアの監督をなさっていたそうですが、「監督」としてはどんな手腕を発揮されるのか・・・今は、楽しみに待ちます。噂によると、かなりの熱血漢で、ふざけたプレー、気の抜けたミスにはかなり厳しい方らしいですが。今の全日本男子には、そういうのも必要かもしれませんね。・・・・・・昨日の韓国戦、「おっ、小林キャプテンがスタメンだ。やっぱなあ、最後の試合はシメていこうってことなのかなあ。でもなんで斎藤選手でなく、山村選手と交替なのかなあ。」なんて思いながら観始め、試合中も、「うーんやっぱりキャプテンがコートにいるとシマるなあ」なんて思いながら観ていたわけなんですが、その理由が、『山村選手が宿舎にユニフォームを忘れたため』ってのは・・・・・・。かなりガックリしました。これは「ついウッカリ」とか「大物」とか、そういう問題ではないでしょう。少なくとも、植田新監督は、そういうのには厳しそうです。期待してます。
May 31, 2004
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流れを断ち切るサーブミス、サーブレシーブの乱れ、勝ちたい気持ちは伝わるのにここ一番で点数に繋がらない。そして、スーパーエースの故障。今日の韓国チームのプレーは、まるで昨日までの日本チームを観ているようでした。TVを観ていて、一瞬どちらのコートが日本チームかわからなくなるくらい、韓国チームの彼らは、「昨日までの日本チーム」でした。昨日までの日本だって、今日の韓国だって、必死で練習を重ねて、アテネに行きたくて、「切符を逃した瞬間には、もうバレーをやめたくなるくらい」の思いで、バレーボールと向き合ってきたはずです。なにがいけなかったのか。なにがダメだったのか。北京までの4年間は、きっとあっという間で、ゆっくり考えている時間はないでしょうけど、でも、全日本男子は、今日、積年のライバル・韓国を破ったのと同時に、昨日までの自分たちを打ち負かしたのだと思います。(まぁそれでもミスは多すぎましたが、コート内の雰囲気は、イラン戦までとはがらりと違っていたように思います)正直、全敗されるより悔しい。今、嬉しいと言うより、悔しいです。やれるのに、やらなかった。やれなかった彼ら。彼らは今日、強かった。そして、楽しそうだった。だから、「北京は後輩に譲る」なんて言わずに、この“オトシマエ”は自分たちでキッチリつけてほしい。「北京」の12人に、今の12人が、ひとりでも多く選ばれるように頑張ってほしい。なに、一番年上の選手だってまだ31歳でしょう?ってことは、北京の時にはまだ35歳ってことじゃないですか。男性より筋力の衰えが早い女性の、某選手(笑)は、現在34歳ですよ。31歳くらいで諦められちゃ困ります。35歳で、しっかりオトシマエ、つけてください。さて、一方の女子。4年前のオトシマエをつけにいく、女子。明暗を分けた・・・という言葉があるけれど、本当に痛い結果になってしまいました。バレーボール、と言うひとつの球技の、男子と女子はその両翼。低迷していると言われる日本のバレーボールがもう一度羽ばたくためには、両方の翼が必要だったかもしれない。でも今年、その片方の翼は、もがれてしまった。残るもうひとつの翼・・・女子バレーは、もがれたもうひとつの翼の分も、かの地で頑張ってこなければならない。とてつもなく重い責任。ものすごい重圧。でも、TVで観る彼女たちは、重圧・責任なんのその、とても楽しそうに見えます。自信に満ち溢れているように見えます。「勝利」への自信、そして、「私たちは絶対に後悔しない」とい言う自信。男子も、女子も、頑張れバレーボール。
May 30, 2004
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昨日は、さすがに日記を書く気になれなかった。「腑抜け」「抜け殻」という言葉は、まさに今日の男子選手のためにあるような、そんな試合内容だったから。そして試合後、田中監督が大会終了を待たずに辞意表明。大会終了まで発表を控えなかったのはなぜなんだろう。大会が終わったら、日をおかずに更迭処分が下るだろうから、そうなる前に自ら、ってことなんだろうか。今まで数年間やってきたことが、結果に繋がらず、ある意味完全否定されたような形で、それはもう全身の力が抜けるような感じだろうし、ショックだろうとも思う。でも、ちょっと卑怯だとも思う。日曜の夜、全試合が終わるまでは、待つべきだったと思う。挙句の果て、『選手にかける言葉が見つからない』って・・・・。たとえ見つからなくても、なんとか振り絞って言葉をかけるのが監督の仕事だし、それが責任だし、間違っても公的な場で発言すべき事じゃない。昨日のカナダ戦。素人の私には、いくら考えても今だにわからないんだけど、山本-宇佐美、加藤-阿部の、2度の二枚替えには、どういう意図があったったんだろうか。アタッカーを替えるのはわかる。セッターを替えるのもわかる。でもなんで二枚替え????イラン戦を観て、どっぷり失望させられた者としては、加藤選手と宇佐美選手の確執というか、そういうものについて邪推してしまうのは致し方ないのかも。そりゃ、大の男が12人も揃っていれば、仲の良い・悪いはあるだろう。でも、今の自分たちの目標はなんなのか、なんのために12人、集まっているのか。それを考えれば、もうちょっと別の態度・対応があるような気がしてしまう。選手を掌握しきれない監督が悪いんだろうか。でも、選手たちだって大の大人だ。大の大人なのに、ここ一番の舞台で、ああいうみっともない姿を曝け出してしまう。あんまり考えたくはないけれど、これが「企業に守られているアマチュア選手」の甘さ、なんだろうか。そして、今日の試合。負けはしたけれど、4度目のフルセット負けに呆れ果てはするけれど、アテネへの道が完全に閉ざされた今になって、伸び伸びとしたプレー。ここへ来て、スタメン替え。『今更』とか『遅すぎる』とか、そういうことを言っても意味はないのかもしれない。でも、今日のようなプレーを、中国としていたら。オーストラリアとしていたら。イランとしていたら。カナダとしていたら。それでももしかしたら、アテネには届かなかったかもしれない。でも、もし届かなくても、結果は同じでも、過程が違う分、残るもの、残ってしまうものは違っていたと思う。正直、昨夜は「あと2試合、全敗したほうが日本男子バレーのためになるのかも。一度底辺まで落ちたほうがいいのかも・・・」なんて思っていたけれど、今日の試合を観て、本当に、今までとは違った意味で、本当に本当に、残念だとだった。ここ一番の精神力はまだ脆弱だけれど、彼らは「だめなチーム」ではなく「やればできるチーム」だった。いっそ「だめ」なら、観ているこっちも諦めがついた。でも「だめ」じゃなかった。「だめ」じゃないのに、「やらなかった」。「やれなかった」。試合終了後、宇佐美選手のインタビュー。「あと1試合、この12人でやってきて楽しかった、と思えるようなプレーをしたい」大会前の合宿で、気づくべき事だったと思う。すべてが遅かった。「だめ」なのではなく「遅かった」。残念です。
May 29, 2004
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バレーボールは、チームスポーツ。日本のトップアスリートである全日本男子バレーボールチームの選手たちは、それを忘れてしまっているんじゃないでしょうか。あの体育館にいる12人は、トップアスリート集団ではあるけれども、『チーム』ではなかった、と思います。昨夜の『すぽると!』に出演した川合俊一氏のコメントを聞いていて、愕然としました。一瞬、「この人何言ってんの?」と思ったけれど、次の瞬間には情けなくなりました。川合俊一氏にそんな事を言わせる、今のチーム・・・いや、「バレーボール選手の集まり」に。当然ながら、番組の間、ニコリともしない川合氏が言ったのは、『今更チームワークを良くしよう、なんて考えないほうが良い』という言葉でした。一人一人が、「オレがオレが」という状態でプレーしろと、チームのことなど考えず、「オレの最高のパフォーマンス」を見せるつもりでやれ、と。一人一人が際立てば、結果としてチームのムードも良くなるし、ひいてはチームの勝利にもつながる、と言っていました。これだけミスが続けば、これだけ負けつづければ、文句も出るし、不協和音も鳴り響く。だから、『もう、チームを良くしようと考える事は諦めろ』。バレーボールは、チームスポーツです。団体競技で、相手チームの選手と一切触れ合う事の無い、唯一のスポーツです。今の「バレーボーラー集団」を「チーム」にする事は絶対無理だ、と一刀両断にされた全日本男子。失点の嵐による敗戦よりも、フルセット三連敗という事実よりも、恥ずべき烙印を押されてしまいました。「バレーボーラー集団」を「チーム」に出来なかったのは、監督の責任もあるでしょう。「采配ミス」と自分で言っている通り、昨日の試合に関してだけでも、なぜ不調の山本選手を使いつづけたのか。なぜ、第5セットのあの局面になってから加藤選手を投入したのか。憤りを含んだ疑問は尽きません。でも、選手たちだって大人。今、何をしなければならないのか、今やらねばならないことはなんなのか、それを考えれば、もっと違う試合が出来たはず。今日、全日本男子はサーブ練習に時間を割いたそうです。なぜ、昨日の午前中、それをしなかったのか。疲れていたから、と完全休養したそうですが、前日のオーストラリア戦であんな負け方をして、どうして休む事が出来たのか。疲れていたから? 監督命令だから?比べるだけ虚しいですが、女子は、監督が選手を「休ませる事に苦労した」そうです。食中毒でフラフラでも、熱があっても、彼女たちは体育館へ向った。それは、「あそこでもっとあの練習をしておけば・・・と、後悔したくなかったから」というのが理由だったらしいですが。もしかしたら、女子選手たちのがむしゃらな練習は、愚かなのかもしれません。男子選手たちが採った「疲れている時は休養」のほうが、長くプレーするためには利口なのかもしれない。でも結果は。結果がすべて、のスポーツの世界で、出された結果は。あと3試合。後悔しないように、練習をして、試合をしてください。
May 27, 2004
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燃え上がらなければ、石炭もただの黒い石である。 爆発しなければ、ダイナマイトも甘い泥のかたまりである。 立ちあがらなければ、人間はサルより低い。 むのたけじ『たいまつ』より・・・・・・いったい何が悲しくて、スポーツ観戦をしていて、選手太刀を「かわいそう」と思わなければならないのか。本当に、本当に、怒りや呆れを通り越して、あのコートにいた「全日本チーム」は、惨めで、無様で、“かわいそう”でした。トップアスリートの誇りも、日の丸を背負っているというプライドも、バレーボールという、究極のチームワークが求められるスポーツをやるために必要な信頼関係も、彼らからは感じ取る事が出来ませんでした。女子と比べるのは虚しい。意味の無いこと。今までそう思ってきました。そう思おうと思ってきました。でも比べてしまう。比べざるを得ない。監督の的確な采配。試合中のアドバイス。試合中、決してベンチに座らず、サイドライン横で声を出し続ける監督。タイムアウト時、選手のモチベーションが下がらないよう、檄を飛ばしつづける監督。コートの中にいても、ベンチにいても、チームを叱咤激励し、鼓舞しつづける主将。自らが先頭に立ち、練習しプレーする事で、チームをまとめ上げ、戦闘集団に仕立て上げた主将。ミスに声を掛け合い、ナイスプレーには満面の笑顔で喜び合い、たとえ負け試合でも闘志を絶やさず、一度も俯いたり、押し黙ったりする事のなかったコートの選手たち。選手交代時には、全員でその選手を迎え入れていた。彼女たちはタイムアウト時も、それぞれが大声で戦術や気持ちの確認をしていた。ウェイティんグゾーンから、自分がコートに立っているような真剣な顔で声を出し続け、笑顔で喜び、檄を飛ばしつづける控えの選手たち。相手チームを分析し、センターがリベロと交代して戻った時、アドバイスをしていた彼女たち。アナリストからの情報を聴いているのか、試合中はひたすらベンチに座り、静かに“観戦“する監督。タイムアウト時には、おそらく戦術の確認をするだけで、選手を励ますことは無い。試合が相手チームの流れになると、途端に俯き出し、表情から闘志が消える選手たち。味方のミスに、声をかけるわけでもなく、そこには「何やってんだよ!」という空気が漂う。選手交代時、「なんでこいつが入ってくるんだ」という表情をする選手たち。タイムアウト時には、監督と選手の間には、「冷たい空気」が感じられ・・・。もちろん、全日本男子だって、一生懸命、必死に、やっているんだと思います。なのに勝てない。なぜ勝てない。なにが足りない。「技術はどんなに高まろうとも、目的の下にある」という言葉があります。『OQTは通過点』『アテネで金メダルを獲る』と豪語する女子選手たちの言葉と照らし合わせれば、その言葉の意味は一目瞭然なのではないでしょうか。どん底まで落ちたら、あとは這い上がるだけです。どん底まで落ちて、あなた達が屈辱に打ち震え、這いつくばる姿を、最期まで見届けます。泣いてください。悔やんでください。そして、なにが足りなかったのか、自分たちの『目的』がどれほど低かったのか、自分たちの目で見据えてください。いつか、いつかきっと、這い上がってください。
May 26, 2004
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今日は、比較され、蔑まれてきたあなた達が、それらを撥ね返し、見返す日になるはずだった。「単調なトス回し」「大事なところでミス連発」「ここ一番の気迫・集中力に欠ける」「(真の意味での)エース・リーダー不在」W杯の時、あなた達に襲い掛かった批判の言葉の羅列。でもそれは批判であって、中傷ではなかった。ある意味、それはそのズバリあなたたちの弱点であって、8敗してしまった原因のひとつだったから。でもあれから半年、あなた達は・・・はっきり言ってしまおう。「何も変わっていなかった」。見返すため、撥ね返すための努力を、あなた達がしてこなかった、とは言わない。きっとそれは辛い練習を積んできたんだと思う。でも、それでも、あなた達は「何も変わっていなかった」。その理由がどこにあるのか、何故なのか、私にはわからない。サーブミス・タッチネットの連発。点差が離れると(追い上げられると)、途端に覇気を失う表情。土壇場でのミス。一番目を覆いたくなったのは、第3セット、セッターの宇佐美選手がダブルコンタクトを取られた時。宇佐美選手は、呆然とした表情で、信じられないとでも言うようにボールと自分の手を見つめていた。周囲の選手は、彼に手を差し伸べてはいたものの、無言だった。まだ、試合はおろかセットだって終わってはいないのに。ハッタリでいい。どうして、「悪い! 切り替えていこう!」と言えなかったのか。ハッタリでいい。どうして、「ドンマイ! 切り替えていこう!」が言えなかったのか。「フルセットになると必ず負ける」と嘲笑されてきたあなた達の、今日はリベンジになるはずだった。リベンジできるはずだった。残念です。切符が遠くなってしまった事よりも、あなた達がリベンジに失敗した、ということが。アテネを逃してしまったかもしれない、という事よりも、あなた達が、あんな無様な負け方をしてしまった、ということが。バレー低迷といわれる中、それを打ち破るのは、メモリアル五輪とも言われる聖地・アテネへの『アベック出場』だったと思います。子どもたちが、男の子も女の子も、「バレーやりたい!」と思うようになるためには、「アベック出場」が必要だった。試合後、山本選手、マルコス選手、泣いていたのでしょうか。それらしき映像が映りましたが。泣いても、後悔しても、取り返しのつかない事って、あるんです。もし、あの土壇場でミスをしてしまっても、彼らは「後悔しない」と思えるだけの心の強さであのスパイクを打ったのか。練習を積んできたのか。女子と比べる気はありません。女子は、ロシアにこてんぱんにやられたあの試合中でさえも、少なくとも試合中に下を向いたりはしなかった。凛として負けた。彼女たちは、戦士でした。まだ予選は続きます。頑張ってください。
May 25, 2004
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「詰めが甘い」とか、「ここ一番という時に弱い」とかいう言葉が頭に浮かんできます・・・。全日本男子、中国に敗退。これで、「アジア枠1位」の切符を獲る可能性は、ほぼ無くなった、ということですよね。フルセットの末、デュースにまで持ち込んだ、という事は、実力伯仲だと思うんですよ。そこで何が勝敗を分けるのかといえば、やっぱり「詰め」や「ここ一番の闘争心」なんだと思う。なんでセンター線が決まらないのか(使わないのか)。なんでブロックが機能しないのか。なんでサーブミス連発なのか。なんで最後の最後の局面で、他のアタッカー(センター線)を使わず「神様仏様山本様」一辺倒だったのか。・・・・・・コレじゃ、昨年のW杯の時と、あんまり変わらないじゃん。W杯から半年。変わったのは杉山マルコス選手を帰化させ、全日本に入れたこと・・・っていうだけじゃ、あまりにも悲しすぎる。ああ・・・・・・。「試合中に(負けている時に)笑うな」とか「気迫が足りん」とか、W杯以降、ことごとく女子と比べられて、男子のスタッフ・選手は結構嫌な思いもしただろう、と思います。実際、女子には女子のやり方があるし、男子には男子のやり方があるでしょう。それに女子の場合、『東洋の魔女』という、男子以上の伝統があって、なおかつレフト3人が10代選手、ということもあってか、より団結しなければ勝てなかったでしょうし、若い選手が多いからこそ、キャプテンの檄が必要な場面も多かった。だから、男子を女子と比べてどうこう言うのは、あまり適切じゃない気もしていました。でも。どんなチームだろうと、どんなメンバーだろうと、どんな戦い方をしようと、かたや「ここ一番で決め」、かたや「ここ一番で決められなかった」。この差は大きいし、「決められなかった」方は、何かを考え直さなければならない局面に来ているんじゃないでしょうか。試合のあと、呆然とした表情で体育館に寝そべる男子選手の姿が画面に映し出されていました。中国に負けた、ということ。それは五輪がまた少し遠くなってしまった、ということ。でも、まだ終わってない。可能性が全然無くなってしまった訳ではない。たったひとつの敗戦で、あそこまで絶望してしまう選手たちの姿に、「ここ一番の弱さ」を見てしまったような気がしました。もし、吉原キャプテンがいれば、きっと言ったでしょう。「まだ終わってないよ!! 切り替えていくよ!!」・・・・・・もし、吉原キャプテンがいれば、同格の相手に、フルセットで負けるという事はあり得なかったような気もしますが・・・。明日からの試合、私は全試合観つづけます。明日からの試合に、全日本男子の真価が問われると思います。頑張れ全日本!!
May 23, 2004
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男子バレー、初戦勝利おめでとう!格下相手とはいえ、素直に嬉しいです。昨年秋のW杯、対チュニジア戦の黒星は、まるで悪夢のようでしたからね・・・。W杯の時と比べ、メンバーががらりと変わりましたね。やはり今回、センター線が機能している、というあたりがデカイんでしょうか。斎藤“ノブコフ”選手の速攻にはホレそうになりました(そんな私は細川選手が好きだったりする)。・・・それにしても“ノブコフ”にあやかって、かどうかは知らないが、センター対角の山村選手のキャッチコピーが“ヤマコフ”ってのはセンス的にどうなのさ。ついでに、キャプテン小林選手のコピー・“目覚めるキャプテンシー”ってのもいかがなものかと。つーか、目覚めてから試合に臨んでくれって感じだよね、このキャッチコピーじゃ。閑話休題。センター線が使えるからバックアタックも効いて、それでもっていい所でスーパーエース・山本選手が決める、と。W杯の時のように、『神様仏様山本様』の試合運びではなかったところに、ちょっとだけ希望が持てました。でも、勝負は明日から、ですよね。女子よりずっともっとアテネへの門は狭い男子。とりあえず、明日の中国戦はなにがなんでも勝利しなければなりません。女子のように、アテネを見越した戦いをする、というよりは、予選を勝ち抜く事、今はそれだけに完全集中、という感じでしょうか。アベック出場、果たしてほしい。もう、ガイチさんを泣かさないでほしい。(チュニジア戦のあとのコメントは、聞いてるほうが辛かったですからね)とにかく頑張って。さて、一方の方はというと、いよいよ明日から合宿再スタート。息つく暇もなく、欧州遠征、ワールドグランプリ、そしてアテネ。それこそ、吉原選手の言うように、「一生のうちそうはない、バレー以外のことを考えない時間」をこれから過ごすことになるんでしょう。彼女たちなら過ごせます。乗り切れます。頑張ってほしい。それにしても、ロシア戦後の吉原選手のコメント。「足りなかったものは何もない。やるべき事が増えただけ」名言です。“今日”やれる事を、最大限までやり尽くした人間だけが言う事を許された言葉だと思います。この人は凄い人だ、と改めて思います。
May 22, 2004
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一夜明けたら、色々なバレーボールニュースのラッシュが待っていた・・・。まずは、佐野優子選手。フランスのプロリーグでプレーできるようになったらしいですね。おめでとうございます。佐野選手が、バレーをする場を手に入れられて、本当によかった。フランス、ということは、今、加藤陽一選手が居プレーしているところですね。男子は強いけど、女子はどうなんだろう・・・。ともあれ、佐野選手がバレーを続けられて、本当に嬉しいです。今の全日本には、海外のプロリーグでプレーしていた選手も居ることだし、心強いかな。ふたつめ。竹下佳江選手のプロ契約。さすが、日本の司令塔。そうきましたか。まさに、本気と書いてマジと読む、という感じの、バレーボールへの取り組み方、とでも言いましょうか。プロは厳しい・・・と言葉ではいいますが、まさに実力・成績だけで判断される世界。ましてや、竹下選手はセッターですから、いくらいいトスを上げても、いくら相手ブロッカーを攪乱しても、アタッカーが決めきってくれなければ「成績」は残らない。佐野選手も同じだけれど、大変な世界にあえて身を置いて、自分を高めようとするその姿勢には本当に頭が下がります。それにしても・・・時代は変わった、んですよね。10年前、今の竹下選手と同じ事を要求した結果、バレーボールを奪われた選手も、今の全日本には居ます。でもまあ、その仕打ちは長い目で見れば「結果オーライ」となったわけですが。その選手は、「いい時代になったなあ」なんて、ちょっとだけ思ったりしてるかもしれませんね。みっつめ。アテネオリンピックの組み分けが決まったそうです。Aチーム・・・ギリシャ、イタリア、ブラジル、韓国、日本、ケニアBチーム・・・中国、アメリカ、ドイツ、キューバ、ロシア、ドミニカ「各チームごとに総当りリーグ戦を行い、各上位4チームが決勝ラウンド進出。決勝ラウンドは、Aチーム1位 VS Bチーム4位、といったタスキ掛け方式のトーナメント戦」ですよね、オリンピックって。ええと・・・とりあえず、当然ながら予選は突破して、決勝ラウンドでBチームと当たる、と。・・・・・・Bチーム、いずれ劣らぬ強豪ばっかじゃん・・・・。この組み分け、喜んでいいんだか、ショックを受けるべきなのか。女子バレー、メダルへの道は険しく、長そうです。でも、彼と彼女たちは、茨の道もなんのその、きっと目標へ辿り着いてくれるはずと、信じて待ちます。さあ、明日はいよいよ男子開幕。こちらも、きっと茨の道。でも、何が何でもアベック出場!! 頑張れ男子!!
May 21, 2004
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今週末から、男子最終予選開幕です。また、テレビに釘付けになる日々が始まりますね。ハッキリ言って、女子が五輪出場するだけでは、日本バレーの低迷を完全に救うことは出来ないんじゃないか・・・と思います。やはり、『アベック出場』。これです。川合俊一氏のようなスタープレーヤーや(まぁ彼の場合は賛否両論ありますが(笑)、センター・川合俊一は本当に凄かったですからね)、実力バリバリのスーパーエース・ガイチのような、世界と対抗できる、人気と実力を兼ね備えた選手が、今度の最終予選で現れてくれる事を期待します。それからもちろん、チームとしての完成度も。今度の大会では、小林選手が主将を務めるそうですが、是非とも、女子のように12人が一丸となって、同じ目標、同じモチベーション、同じスタンダードでもって、予選に臨んでほしい。ぶっちゃけ、女子よりも五輪出場への門は『狭き門』だけれども、だからこそ、なにがなんでも、一丸となって頑張ってほしい。男子の予選が始まる頃、女子は五輪へ向けての合宿を始めます。どちらも「戦い」です。臨戦態勢万全の彼女たちは、自分たちの「ふたごの兄弟」の戦いぶりを、どんな思いで見つめるでしょうか。
May 20, 2004
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いやいや、全日本女子選手たちのTV出演ラッシュ、凄いですね。激戦を繰り広げた直後にあれじゃ、ちょっと気の毒というか、休ませてあげたいなあという気持ちも無きにしも非ずですが、彼女たちの笑顔が見られて嬉しいのも事実。ああ、この悲しきファン心理。しかし、吉原選手の、コートの中と外のギャップは想像を絶するものが。「うおらあ!!」とか吼えながら、クイックを相手チーム選手の顔面に打ち込む吉原選手。サーブを打つ前、ピリピリピリピリ、それこそ張り詰めて切れそうなほど、会場全体を緊張感で満たす吉原選手。自分がミスしてしまった時、近寄るのも恐ろしいくらいの迫力と表情を見せる吉原選手。時に鬼の形相、時に包容力のある笑顔で選手たちを励まし、檄を飛ばす吉原キャプテン。のん気な笑顔でニコニコケタケタ笑ってるこの人。恥ずかしそうにちんまり座ってるこの人。本当にコートの中の「あのひと」と同一人物ですか?(笑)いやあ、奥が深いなあ・・・・・・・。そんな吉原選手、実家に帰省されたそうで。何日居られるのかな。日曜日からは大阪だし、そんなにゆっくりはできないんだろうな。(帰省したところで、地元は大フィーバーで、むしろ休めないかもしれないなあ)ご両親やご姉妹、幼馴染たちに囲まれて、ホンの一瞬でもバレーを離れて、ただの「吉原知子さん」に戻って、吉原選手がリフレッシュできれば、と願います。4日後には、また戦いが始まるんですから。ところで。『とくダネ!』出演時の、吉原選手のキャッチコピーにまつわる一連の流れには、思わず笑ってしまいました。「最後の挑戦」って・・・・。本人含めみんな笑ってたけど、確かにメチャクチャ失礼な事言ってるよなあ。アナウンサーも言っていたけど、まさしく「余計なお世話」だ。もうこうなりゃ、見返す意味も込めて、北京まで行っちゃってくれ!(笑)しかし、どの番組に出ても、ことごとく年齢ネタで盛り上がって・・・というか、盛り上げられてますなあ、吉原選手。一歩間違うと嫌な空気になりやすいネタなのに、なぜか爽やかなのは、吉原選手の人間性ゆえなんだろうなあ(別にボケてるとかトロそうだとか言っているわけではないが)・・・なんてことも考えたりしてしまったよ。でも・・・・・・いくらなんでも言い過ぎだ、安住アナ(笑)。
May 19, 2004
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負けてしまったけど、この負けは明日につながると信じよう。サーブミスや、キャッチがきちんと返らなかったのも、3人のセンターの攻撃がどんどん読まれていってしまったのも、3ヵ月後、アテネのコートではきっと修正してきてくれるはずだと信じよう。高く跳ぶためには、一度身体を低く屈めて、力を溜めなければならない。ロシア戦は、より高く跳ぶための準備だったのだと信じよう。出来れば、勝ってほしかった。全勝してほしかった。でも、いちばんそれを望んでいたのは、コートにいたあのひとたち。悔しいだろう。相当悔しいだろう。でも、この悔しさ、無念さを溜めて、3ヵ月後、より高くこの人たちは跳んでくれるはず。アテネのコートに立つこのひとたちの雄姿を、早く、そして一日でも長く観たい。表彰台に立つこのひとたちの雄姿を、きっと観られるはずだと信じています。私の好きな、金子みすゞの詩に、『朝顔のつる』というのがある。 垣が低うて 朝顔は、 どこへすがろと さがしてる。 西もひがしも みんなみて、 さがしあぐねて かんがえる。 それでも お日さまこいしゅうて、 きょうも一寸 またのびる。 のびろ、朝顔、まっすぐに、 納屋のひさしが もう近い。きれいな12の朝顔が、まっすぐまっすぐ天に向って伸び続けることを祈ります。・・・・・・と、ここまで書いたところで、なんだ今日の『すぽると!』は!!!!酔っ払ってるのか? どうしちゃったんだレオ。ケタケタケラケラ笑いすぎだろー トモさん。・・・・・・ああ・・・9日間の感動が・・・いやでもまったく、いいチームです。そう思います。コートの外での笑顔。そして、コートの中での肉食獣の表情。本当にいいチームです。メダルを獲れるチームです。
May 16, 2004
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ええいもう、こうなったら認めてしまおう。NEWSはあんまり・・・っていうかハッキリ言って好きじゃないけど、『希望~yell~』って曲は好きだーーー!!・・・ああ恥ずかしい。いや、好きかどうかはわからないんだけど、ラジオや有線でこの曲が流れてきたりすると、「パブロフの犬状態」で涙腺が緩んでしまうんだよ・・・。それはさておき、チャイニーズタイペイ(台湾)戦。いやはや、ヒヤヒヤするっていうのはこういうことでしょうか。台湾が、予想より強いのか?(昨日の韓国より強そうにも見えた)それとも、日本が・・・あまり考えたくない事だけれど、昨日の勝利によって、無意識の部分でモチベーションが下がってしまっていたのか?部分部分を見れば、大山加奈選手がレシーブをきちんとセッターに返していたり、成田選手の超のつくレシーブ(ディグ)はお見事だし、吉原選手は相変わらず攻撃が多彩だし、高橋選手のブロックアウトを狙った攻撃も見事。それで見事勝利。1位通過をきめたわけだけれど、どこか収まりが悪いのは何故だろう。クロスワードパズルの、最後の1ピースがはまらないような・・・。強いて言えば、今まで決まりまくっていた大友選手の攻撃が止められていたってことと、昨日あれほど炸裂しまくった佐々木選手のスパイクがことごとく拾われてしまった、ということなんだろうか。でもそれは、日本の調子うんぬんではなく、台湾を誉めるべきなんだろうな、きっと。さあ明日はロシア戦。「全勝しなけりゃ意味がない」、と大友選手は言っていました。さあ全勝してください。一点の曇りも黒星も無く、キレイなままでアテネに行ってください。「1位通過おめでとう」の言葉は、明日の試合終了までとっておきます。吉原選手。「この子たちを絶対アテネに連れて行く」と言っていたキャプテン。あなたの「使命」は終わりました。あなたは、使命を、責務を、期待以上に、見事に果たしました。だからあとは、「挑戦」ですね。あなた自身の挑戦、あなたのチームの「挑戦」。3ヵ月後、胸からメダルをぶら下げたあなた方にきっと会えると信じてます。でも今は、目の前のロシア戦。「全勝で予選通過する」と監督やキャプテンが言っていた時、この人たちがそう言うなら信じて応援しよう、と思ったけれど、頭の中のどこかでは「無理じゃないかなあ」って思った自分もいた。謝ります。ごめんなさい。あなた達は、本当に強かった。きっと強いはず。さあ思う存分、悔い残らぬよう叩きのめしてください。頑張れニッポン!!
May 15, 2004
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祈る、という行為は、手のひらにびっしょり汗をかいて、背中や肩がパンパンに張って、目は画面を一心不乱に見つめているから渇いているはずなのに、どういうわけか涙が出てくる。本当に必死で、疲れて、でも最高の時間でした。「はじめに終わりがある。 抵抗するなら最初に抵抗せよ。 歓喜するなら最後に歓喜せよ。 途中で泣くな。 途中で笑うな。」むのたけじ『たいまつ』より。まだ途中だけど、でも今日は、今日だけは笑ってください。泣いてください。あなた方は、それを許された人たちです。あなた方は、まさに「選ばれた人」。選手であり、“戦手”です。本当におめでとう。「おめでとう」の言葉を、100億万回、送ります。今は、それだけです。
May 14, 2004
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何が一番ビックリしたって、プエルトリコの15番の選手だったりする。吉原選手みたいに、必要以上に(?)軽量級でも、膝や腰を痛めてしまうのがバレーボールというスポーツだというのに、彼女の腰や膝や足首は大丈夫なんだろうか・・・と、他人事ながら心配になってしまった。何が一番ムカついたって、TBSの実況アナウンサーが年齢の話ばっかりすることだったりする。それに、審判のジャッジ(8秒ルールだったらしいが)をめぐって監督やらキャプテンやらが猛抗議の真っ最中に、実況するでもなく延々と「選手のそれまでのドラマ」を語りつづける自分への酔いさ加減にもムカついた。ちゃんと実況してくれよ!!それはさておき、いよいよ4連勝。「トップで通過する」と監督も選手も言っていたし、私もそれを望んでいたし、信じているけれども、まさに「予選1位通過」が現実味を帯びてきた感じ。今日の試合は、データ不足もありつつ、プエルトリコの高さに苦しめられていたような。昨日まであんなに決まっていたブロックが決まりづらいし、センター線のブロードが止められたりもしていた。でもまあ、今日のスタメン、大山&佐々木両選手の、まさに大砲・バズーカ砲のようなアタックが今日は炸裂して、昨日までのニッポンバレーとはまた一味違った試合を見せてもらえたような気がする。そう、大山選手スタメン起用。やっぱりこの人がコートで両腕突き上げて笑っていると、それだけで嬉しくなるというか、勝てるような気がする。ジャンプサーブを打たないのは、腰が痛いのか、それともミスを避けるためか(バックアタックをあれだけ打てるんだから、腰が痛いということはあまりなさそうな気がするが・・・)。彼女の打つスパイクはまさに大砲。あんなもん凶器だ(笑)。守備面が弱いのは如何ともし難いけれども、それでも今日の試合では結構ボールに跳び付いていたりしたんではないだろうか。そしてもうひとり。佐々木選手。3ヶ月間、“パイオニアのレオ”をひたすら観続けた者としては、前衛での吉原-佐々木のブロックは、感慨深いものがありました・・・。彼女のスパイクは、大砲であると同時に精度も高い。彼女独特の、身体を思いっきり反らして、左手の指先にまでガチガチに力を入れて打つスタイルの、その迫力は、何度観てもいいものです。ホレボレします。ただ・・・・・・今年2月、ひたちなかでの東レ戦を生で観た者には、妙なトラウマ(?)があるのも事実。佐々木選手がサーブを打つ瞬間、やたら緊張してしまうというか、祈ってしまうというか・・・。ふたりとも、韓国戦でのスタメン・・・というよりは、スーパーサブ的な役割になると思うけれど、ここ一番で登場して、痛快&強烈なバズーカ砲をお見舞いしてほしい。さて、われらが吉原選手。ことごとくブロックを失敗してしまい、速攻も拾われるし、調子悪いのかな、(プエルトリコと)相性悪いのかな・・・と心配になりましたが、流石です。試合中にキッチリ修正してきましたね。タイムアウト時の監督の指示も、ブロックの事が多かったりして、あの選手の事ですから、相当悔しかったと思います。でも、追いつめられたときほど燃えるのが吉原選手ですから。今日の自分自身のプレーには、必ずしも満足の行く出来だったとは言えないでしょうし、韓国戦、その悔しさもバネのひとつにして、大爆発してくれると信じてます。さあ、時が来ました。私はTVの前での応援ではありますが、NEWSの曲の歌詞ではないけれど、「エールよとどけ」という気分です。まずは、アジアのトップの座を。明日の夜は、絶対泣かせてください。選手たちは、予選を全勝・トップ通過するまで、そしてメダルを獲るまで、泣かないかもしれませんが、代わりに私が泣きます(笑)。明日、選手たちの夢のひとつが叶うことを、心から祈ります。
May 13, 2004
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日本、三連勝おめでとう。でも今日は、韓国がロシアにフルセットの末勝利したみたいですし、金曜日の対韓国戦はまったく持って目が離せませんな。それにしても・・・・・・。勝ったとは言え、第2セット後半から、そして第3セット終盤のレシーブお見合い&スパイクミス連発はかなりお粗末だったと思います。結果オーライじゃ済まされないんじゃ・・・と思う場面が多かった、と言いますか。試合の序盤には、吉原選手が速攻をブロック1枚でシャットされる場面もあったりして、2連勝後、そして相手が格下ということで、決して気が緩んでいるわけではないのでしょうし、ナイジェリアのデータが少ないという事もあるかとは思いますが、それでもかなり「ええええええ???」と思うプレーは多かったです。明日のプエルトリコ戦、そして韓国戦に向けては、何が何でも、それこそ石に噛り付いてでも修正してきてほしい、と思ってしまうような内容でもあったような気がします。イタリア戦ではまったく見られなかった守備の乱れ。守備が乱れると、当然ですがスパイクも決まらない。「オフェンスはディフェンスから」と言いますが、守備が崩れるということはホントに怖いんだな・・・と試合を観ていて思いました。いやはや、第3セット、時折映る監督の表情の怖いこと。「ひええええええ・・・明日の練習じゃカミナリが落ちるぞ・・・」と、確信しましたもん。それに、“レシーブお見合い後”にアップゾーンが映った時の、吉原&高橋両選手の表情。そして、第3セット終盤、ナイジェリアに連続得点されたあとの、タイムアウト時の、吉原選手の表情。もっと怒ったり、檄を飛ばしたり、気合の入った表情をするのかな、と思ってたんですよ。ところが、何とも言いようのない表情をしてましたね、吉原選手。柳本監督によれば、『吉原がコートにいない時の、チーム状態(誰が引っ張るか、など)を見る』というのがねらいのひとつのようでもあるので、タイムアウトとは言え、吉原選手は選手たちを叱咤激励することは控えたと思うんですね。だからもう、余計「どうしたらいいかわからない』ような、もどかしいような表情をしていたんだと思います。この人は自分で言うように「コートの中に入って引っ張るキャプテン」であり、本当に・・・・・・今まで見たことのないような、吉原選手の表情でした。一方、ナイジェリアチーム。日本が3-0で勝つのは当然の実力差だと思うし、絶対勝ってほしいし、勝ってくれると信じてましたが、実際試合を観て、「頑張れナイジェリア!!」って、ちょっと思ってしまった瞬間が何度かありました。彼女たちは、絶対諦めないんですよね。どんなボールにでも喰らいつこうとするし、どんなトスでも打って、得点につなげようとする。それぞれのボールの行方はどうであれ、片方で「お見合い」なんて見せられてしまうと、ナイジェリアの真剣さ、一生懸命さ、というのを、ちょっと応援したくなってしまったのは、しょうがないのかな・・・と思ったりしてしまいました。ナイジェリアの選手がサーブミスをしてしまった時(ホームラン)、解説の中田さんが「ラッキー」ではなく、思わず「惜しい!」と言ってしまった一言。ホントに、間違っても「惜しい!」なんて思わせないでほしい。そういう試合をしてほしい、と思った一戦でもありました。おそらく今頃は選手ミーティングの真っ最中でしょうが、みんな、明日に向けてキッチリ軌道修正してくれると信じてます。でも、いいこともありましたよね。そう、大山加奈選手の活躍。やっぱり、彼女がスパイクを決めて、満面の笑顔でコートを走り回ってる姿ってのは、かなりイイもんです。レフトオープンも、バックアタックもかなり決まってましたね。勿論、まだまだ課題点が多いのは事実でしょうが、一日も早く克服して、またスタメンで、コートに入ってきてくれる日がくることを、ひたすら待ちたいと思います。頑張れ大山加奈! 頑張れ全日本!!
May 11, 2004
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最終予選は休息日。私も休息日。いや月曜日だし、勿論仕事はしてますよ。でも、今夜はバレーがないのねーと思うと、なんかちょっと寂しい反面ゆっくりできるというか・・・。かなり緊張&力入ってTVに齧りついてますからね。観終ったあとは、ちょっとぐったりするくらい。選手の皆さん、休息日の今日は1時間程度の軽い練習をしたらしいですが。とか言いつつ、あの人たちの事だから、一日中体育館に詰めていた事は想像に難くありませんよね。ちょっと休んでほしい・・・けど、なんたって彼女らはナショナルチーム。自分の体のことは自分が一番良くわかっている人たちでしょうね。なら、自分たちの思うまま、突っ走って弾けて燃え尽きてほしい!という気持ちのほうが大きいですね。でも、私は「休息日」なので、今日はゆっくりのんびりします。さー、これからイタリア&タイ戦のビデオ観ようかな!!(ぜんぜん休息日じゃないじゃん)
May 10, 2004
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全日本女子、タイに快勝して2連勝。おめでとう!!これでまた一歩、アテネが近づきました。このまま、一歩一歩確実に、切符を獲りにいって欲しいと思います。でも、勝てたことは嬉しいんだけれども、ちょっとモヤモヤが残るのはどうしてだろう。決して強打が怖いチームではないのに、フェイントをあんなにポンポン決められていたからだろうか。昨日のイタリア戦で、あんな試合をした人たちが、あのフェイントを受けられないはずがない。今日は、辻選手も第2セットに登場。だいぶ点差が開いてたし、竹下選手を休ませる意味も込めつつも、今日は「母の日」。ニクイことするねえ監督、と思ったけど、辻選手を投入したのはそれだけじゃないだろう。「正セッターを休ませる」ことが目的なら、そのまま第3セットも辻さんがそのままコートの中にいたと思うんだけど、第3セットには竹下選手が戻っていて。素人考えだけど、ちょっとトスが単調だったような・・・。センター線での攻撃に集中したのは、何か理由があったんだろうか。これからのスポーツニュースでその理由がわかるかな。第3セットには、レシーブもかなり乱れていたし、コートの中が静かになってきてるのがわかった。昨日強豪に勝っても、今日勝たなければ意味がない・・・と、監督もキャプテンも言っていたようだけど、まさにその言葉が重い。本当に難しいなあ、スポーツって・・・なんてことを考えさせられてしまった勝利だった。「勝った時こそ問題点を話し合おう」と、吉原選手はいつも言っているらしい。てことは・・・・・・今日は反省会かな・・・うーん。でもね、このチームは「強いチーム」だから、明後日にはしっかり軌道修正、まだ一段と強くなってきてくれるはずですよ。そして今日の客席には、往年の名選手たちがゾロゾロリと!!うわあすげえっ!!と思いつつ、試合内容がお世辞にも最高でーす!!」状態ではなかったため、日本にミスが出るたび、江上さん今のプレーどう思ったかな・・・とか、三屋さん怒ってないかな・・・とか、余計なことまで考えてしまったのでした。まぁでも少なくとも、お二人のポジション(センター)は、吉原・大友・杉山の三選手とも絶好調でしたから、良かったなあと思いますけども。あのあと、江上さんたちは選手控え室に向かわれたのかしら。吉原選手は、また感動してウルウルしちゃんたんでないかなあ。ああ、それから・・・・・・今日も、大山加奈選手がコートに立つことはありませんでしたね。今日は格下の相手だし、自信をつけさせるためにも、途中投入、なんてことも期待したんですが(コートサイドリポートによると本人もそれをひたすら待っていたようですね)、残念ながら最後までありませんでした。ギリギリのところまで彼女を追い詰めて、ハングリーにさせて、そして一皮剥けて大爆発してくれるのを、監督は期待しているんでしょうね。確かに今の全日本の波は、“パワフル”だけじゃ乗り切ることが出来ないことは事実だと思います。でも、このまま終わる選手じゃない。あと5試合、いつか絶対、はじけてほしいと思います。このまま終わる選手ではないと思います。
May 9, 2004
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なんだかずっと、負ける気がしなかった。毎日毎日特番が放送されて、初戦イタリアだな、強いな、W杯ではコテンパンにやられたっけな、と思いつつも、ぜんぜん負ける気がしなかった。木村選手と大友選手が、新聞記事どおりにスタメンでコートに入って、試合が始まって、すぐに確信に変わった。なんだか知らないけど、「日本は勝つ!」ってすぐに思えた。速くて力強くて、立体的。多面的。素人目にも、W杯の時より、数段・・・いや、数十段、このチームは階段を上ったんだということがわかった。安定したサーブレシーブ。弾いたボールに喰らいつく執念。どこからでも決めてくるアタッカー。これが、ひとり2ポジションこなせるように・・・と言う柳本監督の「構想」だったのかな。だとしたら、それは大当たりだった。途中、時にはヒヤッとする場面もあったけど、でも、この人たちは絶対勝つって安心して観ていられた。安心、というより、確信。そしてもうひとつ。この人たちは、きっとアテネでメダルを獲って帰ってくる。予選が終わってからアテネまで3ヶ月弱。その間に、きっとこの人たちは、また階段を数十段上って、そしてアテネで壇上に立つ。これは願望じゃなくて、確信だ。吉原選手。W杯の初戦・アルゼンチン戦では鬼の形相だったこの人が、今日はなぜか、気迫に満ち満ちつつも、余裕の表情に見えました。やっぱり「負ける気がしなかった」からなのか、それとも自分が中心となって作り上げたこの「強いチーム」「勝つチーム」に、絶対の自信があったからなのか。緊迫しつつも、この人は本当に楽しそうにプレーしていました。気持ちのこもった、ココ一番でのブロード、速攻。今日の決定率はなんと57%。まさに絶好調。ブロックもシャットが3回?決まってた。それに、そんなに気合い入れんでも・・・と思うくらいのオトリ。これでもかってくらい効果的なサーブ。本当にこの人はすごい。すごい、って言葉しか今は見つけられない自分が情けない。34歳? 体力の限界? 最後の挑戦?そんな言葉は、あのプレーの前では、なんの意味もなさない。吉原選手にとって、国際試合というものが、オリンピックが、メダルが、一体どれほどの重みで、どれほどの大きさで身体の中に、心の中にずっと君臨しつづけているのか。そして、「それ」を奪われた7年間が、彼女にとってどれほど長い空白だったか。試合を観ていて、そんなことまで思ってしまった。だってあんなに真剣に、あんなに楽しそうに、「34歳・最後の挑戦をする満身創痍のベテラン」がプレーしていたから。「34歳・最後の挑戦をする慢心相違のベテラン」には見えないような表情だったから。本当におめでとう。気持ちが入りすぎて、サーブの順番を間違えそうになったり、コートチェンジの時にひとりでさっさと行っちゃってチームメイトに呼び戻されたり、審判に食って掛かったり、満面の笑顔でピョンピョン跳ねてハイタッチしたり、いろんな意味でとても「伸び伸びとしていた」吉原選手を観ることが出来ました。あなたは最高です。あなた達は最高です。おめでとう。
May 8, 2004
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いよいよ明日から最終予選!なんだかまだ信じられない。本当に明日なの?ああ、緊張と興奮で頬が火照るわ!!・・・と思っていたら、ただ単に歯茎が膿んでいただけだった今日の朝。おかげさまで今日一日、こぶとりじいさんのような顔で過ごしましたとさ(午後から歯医者に行って切開済み。しかししばらく要通院)。なんだってこんな時に・・・(涙)。よっぽど興奮しすぎたのせいなのかなんなのか知らないが、とにかく今、麻酔が切れはじめて、おっっっっっっっっっそろしく右頬が痛い!!くっそー!!明日は何が何でも集中してTV観るんだからな!バ○ァリンしこたま買い込んでやる!!(やめれ)でも、『歯茎の腫れ→晴れ→明るい→ハッピー→勝利!』という、わけのわからない無理やりなこじつけを頭の中で作り上げ、何とか満足しようとしている私だったりします。ああそれにしても痛い・・・。昨夜のNHKニュース。全日本女子の、夜のミーティングの様子が流れましたね。「毎日毎日、クドイくらいにミーティングをしている」というのは吉原選手のインタビューその他で知っていましたが、実際映像で観るのは初めて。電気消して、みんな真剣な表情で画面見つめて・・・こんな風にこの選手たちは時間を過ごしてきたんだなと思うと、身が引き締まるようでした。とは言うものの、なんであんなに狭い部屋でやってんだ?という疑問も無きにしも非ずですが。だってさあ、見た感じタタミ6畳くらいの部屋に、長身の女性が14人、ギュウギュウギュウギュウ・・・(竹下選手や佐野選手だって、一般女性として考えれば決して小柄ではないだろう)。まぁそれはさておいて、その後の『すぽると!』で、ニュースが作った「勝利のペンダント」を首からかけてニコニコ笑っている選手たちを見て、なぜかウルウル思想になってしまった自分にはホトホト呆れました。予選始まる前からこんなに興奮しまくって、明日からの試合、1点獲るたびにオイオイ泣いてしまうんじゃなかろうか・・・。ねえ、本当に明日の今頃はイタリア戦の放映真っ最中ですよ!!『サンスポ』によれば、明日のレフトスタメンは栗原-木村で行くみたいで、「ええっ木村選手がレフト!?」「えええっ言っちゃっていいの柳本監督!!」と二重の驚きだったわけですが、大山選手が不調の今、あとのレフトは佐々木選手と木村選手しか居ないわけで、でもやっぱり佐々木選手は、「ここぞという時のスーパーサブ」、“水戸黄門の印籠”的存在だし、そうすると木村選手をスタメン起用する、というのが妥当なんでしょうね。木村選手はバックアタックもかなり決まっているらしいし、守備もバッチリらしいしね。しかし、ライト・セッター、そしてレフトと、マルチプレーヤーだなあ・・・。ホント女子高生恐るべし、かも。そんでもって、センター線はどうなるんでしょうね。まぁセッターは当然竹下選手でしょうし、ライトは高橋選手でしょう。わからないのはセンター線。とりあえず、W杯の時、杉山選手がマークされまくりで潰されたというのがあるから、吉原-大友でスタートでしょうか。で、どっちかが潰された時は、杉山選手投入、と。大村選手は、竹下選手前衛時のワンポイントブロッカーでしょうかね。ああでも、吉原選手は、一応ウイングスパイカー(ライト)登録なんだよな・・・。ああもう、考え出すと止まりません。今日は眠れるのかな・・・(勿論、頬が痛いせいもあるが)。いずれにせよ、明日です。【燃えたものは消える。 燃やしたものは、消されなければならない。 物みな、命に限りがある。 誰が不滅を信じることが出来ようか。 絶対だの、永遠だの、無限だの、そんなものはありはしない。 あったら、ばけものだ。 一切は相対であり、有限であり、死滅する。 それを思い知った人間だけが、そこから挑戦を開始する。 限りのないものがあるとすれば、一つだけである。 挑戦である。 人間の挑戦だけが限りを知らない。】 むのたけじ『たいまつ』より。頑張れ全日本。
May 7, 2004
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帰宅して、もろもろの雑事を終えて、パソコンの前に座って、それからいちばんはじめに見たホームページ。JVAの公式ホームページ。佐野優子選手、落選。柳本監督は、「リベロかレフトか」で悩んでおられたようですが、「レフト」に軍配が上がった、ということなんでしょうね。2日前のこの段になって、代表から外されるというのが、一体どれほど辛く、悲しく、情けなく、虚しいものなのか、到底想像できません。それは、たとえば「センター」内のポジション争いではなく、「リベロ」というたったひとつしかない椅子を、ずっとリベロをやってきた、W杯にも出場した自分ではなく、「レフト」の成田選手に奪われた、という屈辱感。彼女が落とされたのは、決して小柄でリーチが短いから守備範囲が狭い、とか、小型選手ゆえに体重(筋力)も大きい選手よりは低いため強打を受ける際に吹っ飛ばされやすい、とか、身体面でのことではなく、ボールに対する反応、レシーブの技術が成田選手のほうが優っていた、という理由であって欲しい。勝負の世界、厳しい世界だというのは重々承知しています。でも、帰るチームのない佐野選手。全日本から外れたら、実戦練習が出来ない佐野選手。身体面が理由なのだとしたら、悲しすぎます。予選が終わったら、全日本はすぐにワールドグランプリに向けての合宿をスタートさせます。佐野選手は、その18名に選ばれていますよね。その時には、ますます実戦経験から離れていく佐野選手。でも、それでも、頑張って欲しい。ここで終わって欲しくない。選ばれた、12名の最終予選登録選手。13人で戦ったW杯。最終予選に向け、「強い全日本」の基礎を作った13人。その中の3人が、居なくなってしまいました。残った10人。それから新たな2人。本当に、本当に重たいものを背負って戦うことになるんですね。頑張って欲しい。痛いくらい、そう思います。それから。規定があるのはわかってます。規定がないと、選手が好き放題に移籍してしまうから、それを防ぐ、という理屈もわかります。でも、W杯であれだけ活躍したリベロを、翌年が五輪イヤーだと言うのにもかかわらず、半年も実戦経験を与えず放置する。それは正しいことですか。規定を守ることは、そんなに正しいことですか。もし「特例」という言葉があるのなら、今年前半が、まさにそれを使う「時」だったんではないですか。あなたたちは、本気でバレーボールを復興させたいと思っているのですか。・・・・・・そう言いたい。さて。話は変わって、登録選手12名。JVAの≪ポジション≫の欄を見て、あれっと思いました。【セッター】【リベロ】、ここまではいい。【ウイングスパイカー】、【ミドルブロッカー】・・・・・・・・あれ??確かに、センター・ライト・レフト、というポジション名は国際試合ではあまり使われず、上記の2ポジションに分かれて表記されるらしいってのは知っていましたが、ここにきて【ウイングスパイカー】【ミドルブロッカー】と表記するのには、何らかの理由があると考えるのが普通でしょう。(まさか最終予選はそういう表記の仕方をすること、とか決められているなんてことは・・・)そこで、もひとつあれ???吉原選手のポジション名が、【ウイングスパイカー】になってる・・・。ってことはライト? えっセンターじゃないの? あれ????無い脳みそをこねくり回して、いろいろ考えました。もしかしたら、柳本監督は、ポジションを明確にしないことによって、予選中、色々と試してみたりするつもりなんでしょうかね。予選を戦いながら、本選へ向けてのチーム作りをする・・・みたいな。吉原選手。彼女は『世界のセンター』ですが、リーグではライトで戦い、かなりの好成績を収めました。セッター対角ということもあり、相手方からのクロスをまともに喰らうポジションではありますが、リーグでのサーブレシーブ率も良かったし、彼女のキャプテンシーを発揮するには、参謀的な役割も持つライトのほうが良い、と判断されたのかもしれない。でもライトとは言っても、彼女の攻撃はほとんど速攻や一人時間差、ブロード。つまり、当たり前ですが充分センターとしてもイケる。栗原選手は、ライトでも試されていたようですし(実際ライトからのスパイクは威力があるらしいし)、特番では「栗原センターも面白いな」なんて監督は言っていましたよね。佐々木選手も、ライトで試されていたようです。ライト、というよりは彼女の場合スーパーエース的な役割でしょうか?大村選手は、リーグではレフト、全日本ではセンター(実際ダイエー時代は吉原-大村のセンター線を組んでいたこともあるようですね)。ワンポイントブロッカー的な役割も果たすかも。木村選手は、将来的にはセッターとして育てていくのでしょうが、ライト登録。ピンチサーバー、レシーバーとしての役割が多くなるような気がしますが、W杯の時のように、セッターとして起用されることもありそうです。高橋選手がレフトに入るなんていうこともあるかも。もし、19歳コンビが崩れた時は、彼女をレフトに入れて、ライトにスーパーサブを入れる・・・なんていうのも面白いかもしれない。などなどなどなど、考え出したらもう止まりません。つまり、吉原選手・・・ライト・センター辻選手・・・セッター成田選手・・・リベロ佐々木選手・・・レフト・ライト大村選手・・・レフト・センター(ワンポイントブロッカー)竹下選手・・・セッター高橋選手・・・ライト・レフト杉山選手・・・センター大友選手・・・センター大山選手・・・レフト栗原選手・・・レフト・ライト木村選手・・・ライト・セッターなんだか、柳本監督の「複数ポジションをこなす」という構想が、にわかに現実味を帯びてきたようで、非常に楽しみです。楽しみですって言ったって、選手たちは今日はレフト、明日はライトと、切り替えるのにおおわらわでしょうけれども。おそらく今日、イタリア戦のスタメンも、選手たちには伝えられただろうと思います。いろんなものを背負って、ひとつの目標に向かって、頑張れ全日本!!
May 6, 2004
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フジテレビ系列の女子バレー特番を観ました。なんか今、無性に切ないっす・・・。正直、明日の朝には最終予選登録メンバー12名が発表されて、2人はあのチームから居なくなるんだ・・・と思ったら、切なくなりました。勝負の世界だっていうのはわかってます。監督も言っていたけれど、生きるか死ぬかの世界、勿論、アテネに行けなくても生物学的には死なないけれども、精神が、アスリートとしての心が死んでしまうかもしれない、そんな世界で、より実力のない者ははじき出される、振り落とされるのは仕方のないこと。でも、ああやって必死にボールに喰らいついて、12個しかない椅子を争って戦ってるのに、ああやって励ましあって・・・ああいう姿を観ていると、ホントやるせないというか、どうにかならないのか?という思いになってしまいます。バレーボール。3人以上の人数でプレーする球技のうち、敵方と一度も身体を触れ合わすことのない唯一のスポーツ。チームワークが求められ、それと同時に選手個人個人の高い技術やモチベーション、高いスタンダードが求められる。だって、“味方”しか居ないところで、戦わなくちゃならないんだから。明日、12人が最終登録されます。彼女たちは、本当に、本当にいろいろな人の思いを背負って予選に臨むんですよね。それは、ものすごく、とてつもなく重い“思い”のはずです。想像を絶する重さ。ただひとつわかるのは、最終予選の韓国戦の日、きっとその日、間違いなく彼女たちがアテネ行きの切符を手にしたら、私はきっとTV画面の前で号泣するだろうな、ってこと。番組の中では、合宿オフの日に、吉原選手が故・山田監督のお墓参りをするところも放映されていました。山田監督が亡くなったのは、1998年の2月。吉原選手はダイエーに在籍し、まさにリーグの真っ最中の時でした。吉原選手を見出し、育ててくれた山田監督。吉原選手が、「年齢」というふざけた物差しでもって、7年間も全日本からはじき出されていても、決して腐らなかった理由のひとつは、若い頃、山田監督から叱られた一言があったからかもしれない。吉原選手が、勝つことにあんなにこだわって、ストイック過ぎるほどに自分を追い込むことが出来るのも、「山田バレー」の教えを受けたからかもしれない。まさしく、山田重雄氏は、「バレーボーラー・吉原知子」を構成する核の一部分なんだと思います。でも、山田監督は、決して「完全な人間」じゃなかった。あの頃の報道が、どこまでが真実でどこまでが真っ赤な嘘だったのか、それは知る由もないし、山田監督の犯した間違いが、大きなものだったのか、小さなものだったのか、それもわからない。わからないけど、あの時期、ほんのちょっとでも、吉原選手は監督を恨まなかったんだろうか。それとも、バレーボールという、彼女にとって何より大きなものを介していたから、すべてはそこで濾過されてしまっただろうか。でも、私なら恨んでしまう。それまで、尊敬していれば尊敬していた分だけ、慕っていれば慕っていた分だけ、マイナスの方向にまで針は大きく振れてしまう。でも、すべては昔、昔の話。山田監督の墓前に手を合わせ、名残惜しそうに花にさわり、別れを言う吉原選手は、まるで女の子のように見えました。「墓参り」は、もしかしたらテレビ局の企画だったのかもしれないけれど、画面から伝わってくる吉原選手の思いは、真実だったと思います。本当に、いろいろなことを教わって、でもそれと同じくらい、光も影も、清も濁も否応なしに経験させられて、亡くなって6年が経って、それでも、あれだけの思いで心の中に残しておける人が居る、ということだけで、吉原選手はとても幸せな人間、幸せなアスリートだと思いました。・・・・・・まぁ、吉原選手が女の子に見えたのは、もしかしたら彼女の喋り方があまりにもポヤ~~~~~ッとしているからかもしれないし(なんだ試合中とのあのギャップは!!)、大体ホトケ様に向かって柏手打っちゃいけませんってば。
May 5, 2004
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昨日から女子バレーは特番ラッシュです。『すぽると!』前には、『バレーすぽると!』なんてミニ番組もあったりして。NEWSには正直、もっとバレー勉強してこい!!と思うことも多かったわけですが(「どんなバレーが見たいですか?」というアナウンサーの問いに「拾ってつなぐいつもの全日本バレー」と答えていたのにはちょっと脱力。イヤ勿論拾ってつなぐけどさ、今の全日本のバレーはそれじゃないでしょ)、イチイチ腹を立てるのもなんなので、心にフタをしてTV画面を観ていました。これを収録する時間があったら(少なくとも2~3時間はかかるだろ)、選手たちは練習していたいだろうなあ・・・と思うような番組ではありましたが、でも、低迷している崖っぷちのバレーボール、それを毎日ゴールデンタイムに放送してもらうには、これくらいは我慢しなくちゃいけないなあなんて思ったりしているんですかね。選手たちの、リラックスした笑顔が見られたし、吉原選手の几帳面そうな字やボケボケぶりも見られたし、それはそれで楽しいものではありましたが、ちょっと複雑な気持ちになったのも事実。・・・・・・・にしても。W杯の時は「鍵のネックレス」で、今度は「勝利の女神・ニケのネックレス」ですか。ううううううーーーーーーーん。別に商品化するつもりもないんだろうから、単純に、フジテレビ(TBSも?)からの好意なんだろうけどさ。邪魔じゃないんだろうか。金属アレルギーの選手はいないんだろうか。まー、RAKUWAをしているくらいだから邪魔ってことはないだろうけど、“勝利の女神・ニケ”=“NIKE(ナイキ)”なわけで、Mizunoから文句いわれないんだろうか・・・なんて余計なことまで考えちゃいました。そのまま、見るともなしに『すぽると!』を眺めていたわけですが、最後にガイチの姿が映りました。現役最後の試合を終えたガイチは、観客のガイチコールに目を潤ませていて、TV画面を観ているこっちも思わず感無量・・・。お疲れ様でした、ガイチ。第二のバレー人生、頑張ってください。それで、いつか、いつか、ユニフォームに日の丸のついたチームを、率いてください。楽しみにしています。それから、全日本女子の選手たち。TVではお祭りムードになってきたけれど、もう今頃、あなた達は完全集中。私がこうやってキーボードを打っている今も、体育館で汗を流しているんでしょう。明日の夕方には、狩野選手も、それからもうひとりも、メンバーから外れることになります。大会二日前に、メンバーから外される、その辛さや悔しさは、計り知れないものだと思います。いろいろな人の思いを背負って、頑張ってください。
May 4, 2004
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パイオニア、JTに負けちゃいましたね・・・。黒鷲旗はトーナメント式なので、もうこれで終わり。ああ、ベスト4ならずかぁ。今日、パイオニアの選手たちは山形に帰るんでしょうか。今冬のリーグ時と違い、各選手が全日本帯同中なので、JTは司令塔を欠いた状態、パイオニアはマッチョさんの引退もあり、両レフト&センターに限りなく近いライトを欠いた状態での試合だったわけですね。でも、パイオニアにとっては、若手選手が経験を積めた、ということで、次のリーグに向けて、得るところも多かったんじゃないかなあという気がします。いずれにせよ、次のリーグからは、マッチョさんに代わる、佐々木選手の対角レフトが必要になるわけですし。(榛澤選手かな? 現キャプテンの西畑選手かな? 私的には、多治見選手が不調の時にセンタースタメンで出場していた庄司選手が、もともとライト登録だったというのにビックリした)出来れば、勝ち抜いて欲しかったけど・・・。でも、ホントお疲れ様でした。さて。昨日のTBS特番、心優しき方がわざわざ動画メールを送ってくださり、一部ですが観ることが出来ましたーーー!!(狂喜乱舞)やはり一番「おおぉぉぉっっっ!!!!」と、PC画面に目が釘付けになったのは、江上由美さんの登場ですね。どこかの中学?高校?のバレーボールの指導をしてらっしゃるようでした。現役時代のまんま、きれいで、そして強そうな(笑)江上さんでした。思えば、私が「オリンピックを見るぞ!」と意識してTV画面に向かうようになったのは、ロス五輪が最初でした。だから「オリンピック」というと、一番最初に思い出す曲は「ロス五輪のテーマ」だし、オリンピックの開会式、といえば「ロケットマン」を一番に思い浮かべてしまいます。江上さんは、その、ロス五輪時のセンターエースであり、キャプテン。その後、結婚して姓が「丸山」に変わられてからも、ソウル五輪に出場されました。カッコよかったなあ・・・・・・(ウットリ)。番組自体は、NEWSのメンバーが色々な人のところへ行って、どでかい日の丸に「全日本への応援メッセージ」を書いてもらう、というような趣旨のもので、江上さんもメッセージを書いてくれたんですが、そのあと一言、「吉原にも、いいですか?」と、吉原選手宛てのメッセージも書いてくれたわけです。それは一言、「トモ・・・やれる!」という短いものでしたが、ロス・ソウルと、ふたつの五輪でキャプテンを務め、うちひとつはメダルを獲って帰ってこられた方の言葉ですから、そりゃあもう重みがありました。天才セッター・中田久美を育てたセンター・江上さん。そして、中田久美さんが育てたセンター・吉原選手。センターがセッターを育て、セッターがセンターを育てる、とは良く言われますが、江上さんのメッセージに目を潤ませる吉原選手をみていて、その言葉がなんとも重く、「よき伝統」とか「系譜」と言った単語が、実感として感じられたりしました。江上さんは1957年生まれ。吉原選手は1970年生まれ。ロス五輪の時、江上さんは27歳で、吉原選手はまだ14歳。当時、バレーを始めて、まだ2年かそこらの吉原選手にとって、「江上選手」はまさにスーパースター、憧れの存在、雲の上の人だったんだろうなあというのは簡単に想像がつきます。(バレーをやっていない私にとっても、まさにスーパースターだったくらいですから)高校を卒業して、日立に入って、センターにスイッチされた吉原選手にとっては、江上選手は「雲の上の人」と憧れるだけでなく、追いつき、追い越さなければならない、でっかい存在になり、そしてやがて、吉原選手が自他ともに認める『世界のセンター』となっても、江上さんは吉原選手の中では大きい存在のまま・・・いや、江上さんという存在があったからこそ、吉原選手は『世界のセンター』になり得たのかもしれませんね。まさに感無量、といった感じで、でっかい目をウルウルさせている吉原選手の顔をみていたら、東レの荒木選手のことを思い出しました。荒木選手にとって、吉原選手は憧れの存在。「スーパースター」であり、「雲の上の存在」だったことと思います。荒木選手は1984年生まれ。アトランタ五輪の時はまだ12歳。吉原選手がロス五輪を「画面に引っ付くようにして、自分が選手になったような気持ちで」観ていたのと同じように、荒木選手はアトランタ五輪の吉原選手を観ていたと思います。最終予選のメンバーからは外れてしまったけれど、夏のワールドグランプリへ向けての合宿では、また一緒にプレーできる。「雲の上の人」じゃなくて、いつか追いついて、そして追い越して欲しい。アトランタ以降途切れてしまった「系譜」、「よき伝統」。これを復活させるのも、それも、吉原選手の「最後の挑戦」のひとつだと思うから。ところで。私にとって、オリンピックといえば「ロス五輪」、「ロケットマン」。だから江上さんも、「江上さん」のまんまであります(笑)。本当は、「丸山さん」なんですよね。実際ソウル五輪では「丸山由美」で登録されていたんだし。でも、江上さんは江上さん。最初に、強烈な印象で刷り込まれているから、「丸山さん」って呼ぶのにはどうも違和感があります。吉原選手が結婚して、姓が変わっても、私はずっとこの人を「吉原さん」と呼び続けるような気がします。『吉原知子』は、『江上由美』同様、強烈で特別な名前ですから。
May 3, 2004
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今日、TBSで全日本女子の特番があったらしいが、田舎の悲しさよ、例によって例のごとく、ウチの地域では放送されなかったのだった・・・。くっそーーーーー!! 呪ってやる!!(誰を?)私の拙い日記を読んでくださっていらっしゃる方の中で、「私は見れたわよエッヘン」という、鼻高々で憎らし・・・・・・もとい、羨ましい方がおられましたら、是非とも内容を教えて頂きたく、お願い申し上げます。まる。だってさー、『ジャンクSPORTS』だって中田久美さんが出るというから、いつにも増して気合充分で、TVのまえでスタンバッてたのに(先週も同じこと書いたなあ)、出た話題といえば、・大林素子氏のハイレグブルマ・大林素子氏のTVカメラを意識した胴上げという、素子さんが知ったら憤死しそうなモノのみ。・・・・・・イヤ案外、「そうなんですよー」と、明るく認めてくれそうな気もするが。でもまあ今週の番組テーマが「ショーマンシップ」で、これってぶっちゃけ、現役時代の中田久美さんからはほとんど想像できないもののような気がする(すいません)。これが、「気迫」とか「喧嘩上等」とかいうのがテーマだったら、もうバリバリに“中田節”が炸裂するんだろうけども。フジテレビさん、オファーする相手をお間違えなんじゃ・・・と思った1時間でした、ハイ。朝の情報番組では、合宿で大山・栗原両選手が監督に叱られているところ(だけ)を放映していた。まぁ、“画”にしやすいんだろうなあ(吉井妙子さんの本によれば、ああいうのも全部「監督の計算」ってことになるんだろうけど、どう見ても監督は本気で怒っているように見えたんだが)、女子バレーには、「大松監督」から続く、独特のパブリックイメージがあるからなあ・・・ってことでそれはまぁいいとしても、最終予選の対戦相手の成績を見て、司会の人たちが「なんだ相手は弱い国ばっかじゃん。4位以内に入ればいいんでしょ?なんだ楽勝じゃん」みたいな事を言っていたのにはちょっとカチンと来てしまった。選手たちは「4位以内に入れば…」なんて甘い考えは持っちゃいないっつーの。せめて、「気を抜かずに頑張って」みたいな一言があったらよかったのになあ。頼むよ関○さん!!
May 2, 2004
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「日本はアテネに行けないのか?」「いや、日本には新世代の(アジアの、だったかな?)大砲・メグカナがいる!!」という、まるで「タイムボカンシリーズ」かあんまり人気の出なかったヒーロー物を彷彿とさせるような、小芝居満載の最終予選CMを見るたび、激しい全身倦怠感を覚える私です。みなさんはどうですか?CMはさあ、もっとシンプルに作って欲しいよ。大体、選手たちにも失礼じゃんか・・・と、思う。一夜明けたら、当然だけど、いろいろな新聞でバレーのことが取り上げられていた。(←イソイソと図書館に出かけたヤツ)柳本監督のことだから、「迷っている」なんて言っているけど、きっと頭の中ではもう、構想はばっちり出来上がっているんだろうから、大会48時間前まで発表を先延ばしにした、ということは、選手の危機感を高めるため、っていうのが理由なんじゃないのかなあ。さて。『サンケイスポーツ』には、“女の闘い激化!”とか、“緊張が続く。女の闘いがチームを活性化させる”などなど、気合バリバリの見出しや言葉が並んでいるんだけれども、載っている写真はといえば、コートの中でレシーブ態勢(だと思う)をとっている笑顔の木村選手と、その後ろでニカニカ笑っている吉原選手のツーショット。・・・・・・緊張って・・・・・・。いや勿論、緊張しているんだろうけれども、それだけではなく、切羽詰ったこの時期、カメラの前でも、こうやって笑顔にもなれる雰囲気がある、ということは、チーム状態がかなり良い、と考えていいんだと思うんだよね。ああ、あと1週間かあ・・・。
May 1, 2004
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