文の文

先生からのおたより

来る11月６日（金）から８日（日）（１０時～５時）京都建仁寺西来院にてわたしの高校の恩師である山本万理先生の書作展があります。日比野五鳳氏に師事され、修業をされ氏亡き後は日比野光鳳さんに師事されています。高校退職後は龍谷大学、仏教大学で非常勤講師をされています。まことにやさしくやわらかな感性の持ち主であったかな字を書かれます。お近くの方、興味のおありのかたよろしければおたずねくださいませ。＊＊＊＊＊このお知らせのお便りの片隅に柔らかな字で「文筆、続けておられるのでしょうね。また見せて下さいね」と書いてあった。そういえば、去年、自分の作品を送ったのだった。長い感想を見事な筆文字で書いていただいた。うれしくありがたかった。先生のいう文筆という言葉に値するようなものは、なにも書けていない。今のわたしは袋を作っているばかりだ。そして今日ご主人を亡くされて横浜から福岡に引っ越した友人からは同人誌「つるべ２１」が送ってきた。ご主人のご病気のことが綴ってあった。淡々とした文章がせつなかった。しかし・・・わたしは袋を作っているばかり・・・。