2005.03.07
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ソニーの経営陣が入れ替えになる。


世界戦略を考えての布陣だそうです。
エンターテーメントの構築に功績があった出井会長は退陣となります。

最近5年くらいのソニーのやり方を見ていると、
エレクトロニクス分野の負け方は当然と思える。

プラズマテレビが各社ラインナップされ、
一般家庭の実販売実績が上がってきた頃、
ソニーだけがリアプロジェクションTVにこだわり、


巷で「ソニーはプラズマ・大型液晶TVの自己技術が無い」という風評が立ってしまった。
後の韓国サムソンとの液晶TVに関する提携がこの悪イメージを確定的なものとした。

次に、「コクーン」!
ハードデスク録画ロボットと言うべき優れものです。
「コクーン」を売り出してこれからと言う時に、
業界では、DVDレコーダー戦線が立ち上がってしまった。

DVDレコーダーの大商いが始まったと言うのに、
ソニーだけがリングの外で「可愛いコクーン」と「愛しいPSX」に、
うつつを抜かしていたのです・・・時期が悪かった。

「コクーン」はあと3年位、内容を煮詰めてから発売しても良かったのでは?

以上のように大画面薄型テレビ、DVDレコーダーに代表されたデジタル家電の緒戦において、


市場のヨミの甘さと言うか、
マーケッティングの失敗(顧客無視)の結果でした。

さすがにソニーの底力は凄い、
劣勢を一挙に挽回してきたが、出遅れのダメージは企業イメージのダウンにもなってしまった。

ヒマ爺の偏見に満ちた、うがった見方と思ってください。






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最終更新日  2005.03.07 21:28:36


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