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【 Koke‘e/Kaua‘i Kine/Kirby Keough 】Kirby Keoughの情報が例によってまた少ない。O‘ahu島でもスタジオ・ミュージシャンとして活躍していたらしくAmy Hanaiali‘iのアルバム製作等に携わっていたらしい。【 Pu‘uhonua/Amy Hanaiali‘i 】そうしたスタジオ・ミュージシャンとしての重宝されたのはこのジャケットからもわかるようにギター、ウクレレ、マンドリン、ベースとなんでもこなせるKirby Keough自身の腕によるものだったようだ。ちなみにこのアルバムを知ったのはこのガイド本で紹介されていたのがきっかけ。【 地球の歩き方リゾート カウアイ島&オアフ島/地球の歩き方編集室 】しかしこの「Kaua‘i Kine」の意味がなんとも...。「あの感じ」の意味の「Da Kine」の「kine」なのかな。ともあれ、Kaua‘i島に根差すミュージシャンとしてKen Emersonたちと活動しているようだ。【 Hawaiian Tangos, Hulas & Blues/Ken Emerson 】Kirby Keoughの「Koke‘e」ちょっと他ではないようなキーの落ち着いた感じの「Koke‘e」いやナイロン弦のギターのせいかな、なんかイージー・リスニング的ななんとも違った意味でなごむ「Koke‘e」だなぁ。アルバムの他の曲はハワイアン・ミュージックのKaua‘i島編ともいうべき、Kaua‘i島にちなむものばかり。どこかKaua‘i島のビーチの音も入れてたりして和みます。【 Koke‘e/世界夢紀行シリーズ カウアイ島編 】こっちとは違ってネイティブな感じがあっていいです。最後の曲の「Kaua‘i Kine」だけがオリジナルだろうか。これを聴くと「Kaua‘i Kine」の意味は「Da Kine」のそれと同じようです。「Da Kine」については、この本の室矢憲治さんのレポート。Da Kine Musicを探す、言葉にできない「あの 感じ」。【 ハワイ音楽パラダイス/Sandii 山内雄喜 】" まさにこれはハワイなんだ、と心の底から言えるような気持ちを、 それこそ純粋にハワイ訛りで行ったとき 「ダ カイン」という言葉が出てくる。 英語で書くならば「that kind」だ "【 Da Kine: Conversations With the People Who Create Hawaiian Music/Burl Burlingame, Robert Kamohalu Kasher 】【 ハワイの魅力をさらに深く知るための10冊/特集:ハワイ・ローカルヒーローへの旅/Coyote No.4 】" 「ウィンドワード・オアフ」という古い言葉がある。 風が吹き、山の頂には雨雲がとまり、雨が降り、ばか大きな樹が生えて葉がしげり、 赤さびの古いピックアップ・トラックが走っていく。 運転している男は、その自動車の赤さびと同じような陽やけとしわとを持っている。 ウィンドワード・オアフ。 ウィルソン・トンネルの、いつとおっても雨が降っているか 雨がさっきあがったばかりのような雰囲気の入口に、胸がときめく "【 ダ・カインとは、どんなもの?/僕が書いたあの島/片岡義男 】いや、このアルバム、地元感出ててめちゃめちゃ気持ちいいです。ニワトリの鳴き声まで入ってるし。このペナッペナのジャケット兼ケースの感じもなかなか...。最後にKirby KeoughとKaua‘i島の仲間たちの参加しているアルバムをいくつか。【 Hawai'ian Christmas Song (feat. Pancho Graham, Kirby Keough & Millicent Cummings)/Christmas from Hawaii 】【 Oh Mamacita (feat. Kirby Keough, Ken Emerson, Bill Griffin & Darryl Miyasato)/Morningstar Blues/Terry J. Low 】
2018.10.28
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【 Koke‘e/Nave Nave/Vaihi 】サモアンの血をひくKONISHIKIに続いてはまさるともおとらない体格のタヒチアンのバンドを。Vaihiは重厚なハーモニーと演奏が特徴的なタヒチアン・バンド。Aaron Kaonohi、Bruce Naluai、Peter"Pico"Lakatani、Sam langi Jr.の4人組。このアルバムのジャケやライナーには載ってないけど4人ともまさにタヒチアンな体格の持ち主。【 Vaihi/Vaihi 】【 Vaihitian/Vaihi 】このアルバムはファンからの要望や彼らタヒチアンのルーツであるポリネシア、ハワイへのリスペクトから生まれたようです。Vaihiの「Koke‘e」ギターとキーボードにのせたスキャットからはじまる「Koke‘e」。カントリーっぽくもありながらコンテンポラリーよりのアレンジ。いい意味でかなり明るく軽めな「Koke‘e」かも。アルバムには「Hawi‘i‘78」という選曲も。メッセージ性の強いこの曲がVaihiのハーモニーにのせて、よりグッと響きます。【 Hawi‘i‘78/Facing Future/Israel Kamakawio‘ole 】ハワイアンとは直接関係なくてジャズよりの選曲であるけど「バークリー広場のナイチンゲール」なんかも演っている。昔、George Adamsが演ってたな。【 A Nightingale Sang in Berkeley Square/George Adams 】Vaihiは日本でも人気があるらしくリリースしたアルバムから選曲した日本編集版もある。【 ハロー!ヴァイヒ/Vaihi 】「Koke‘e」も初めての日本ツアーの際にクム・フラであるEiko Tsujiにすすめられたという。ケアリィ・レイシェルやハーブ・オータが参加しているこのアルバムなんかでも「明日があるさ~サーフィン編」を。【 アロハの贈りもの~ハワイアン・スタイルで聴くJ-POPS/V.A. 】
2018.10.15
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【 Koke‘e/Ho‘Omaluhia/Kawika Kahiapo 】Kawika Kahiapoは前に紹介した96744のメンバーと同じ、O‘ahu島の東側、Windward沿い、Kane‘oheの生まれ。【 Koke‘e/Livin' Country/96744 】⇒Koke‘e その13 ~ 96744 ~ SamuelとJosephineの子供、6人の中の5番目の子として生まれWindwardの緑豊かなKo`olau山脈の自然に育まれた。Windwardの自然以外に、ウォッカのボトルを引っさげてジャムセッションの興じるGabby Pahinuiを見て育ったからには進むべき道は決まっていたようなもの。17歳の時にデビュー、Palani Vaughan等と活動し、2007年にはナ・ホク・ハノハノ・アワードのSlack Key Artist of the Yearを獲得している。【 meet Palani Vaughan and the Sunday Manoa 】Kawika Kahiapoのスラック・キー・ギターのプレイをフィーチャーしたこのアルバムは、2015年のナ・ホク・ハノハノ・アワード、Slack Key Album of the Yearを獲得。Kawika Kahiapoの「Koke‘e」インストが多いアルバムの中でボーカルをとるKawika Kahiapo。伴奏も歌い方も他の「Koke‘e」と異なる、がより静かでおおらかな空気を感じさせる「Koke‘e」だ。歌い方も伴奏も異なる「Koke‘e」だけど違和感を感じさせない、本来持つイメージが保たれたなかなか聴けないアレンジの「Koke‘e」だ。アルバムは12曲中、「Koke‘e」を含む5曲がカバー、7曲がKawika Kahiapoのオリジナル。カバーでは共演してるJack Johnsonのナンバー「Constellations」が。このトラックで聴こえるもう1本のギターはJack Johnson自身らしい。【 Constellations/In Between Dreams/Jack Johnson 】スラック・キー・ギターの音色が生きるカバーに比べて「Kealohi」や「Moon Rising」といったオリジナルではどこか悲しげなメロディにフルートや自然音が重ねられて自然を意識した荘厳な雰囲気が漂う。このアルバムは10年近くかかってつくられたものらしい。そのためかJack JohnsonのMango Tree Studio以外にも「Honolulu City Lights」で紹介したPierre GrillのRendezvous Recording Studio等でもレコーディングされている。【 Honolulu City Lights/世界夢紀行シリーズ ハワイアン・ピアノ編 3/Pierre Grill 】⇒Honolulu City Lights ピアノ編 その2 ~ Pierre Grill ~その腕前からかレコーディングに関わった作品は78を超え、前出のJack Johnson、Palani Vaughanにくわえ、Melveen Leed、Brother Noland、Leon and Malia、Kelly Boy De lima(De Lima Ohana)、Cyri Pahinui、Dennis Kamakahi、Daniel Ho、Martin Pahinui、Rene Paulo等々これまで紹介したミュージシャン...。こんなアルバムにもkahu Kawika Kahiapoとしてクレジット。【 Aloha Ke Akua/Na Kahu/kahu Kawika Kahiapo 】同じくこのアルバムは、2015年のナ・ホク・ハノハノ・アワード、Island Music Album of the Yearを獲得。機会があればこっちも入手してみようかな...。【 Ku'u 'Aina Aloha/Kawika Kahiapo 】
2018.10.10
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