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2004.10.13

ビザ取得への道（その１）

(7)

カテゴリ：日本滞在編

一難去ってまた一難である。

恐らく、帰国後に英国大使館にLisaのビザを申請しないといけない旨はなんとなく分かっていたが、そんなに多くの資料と時間を費やすことになろうとは、予想だにしていなかった。

だいたい、Lisaがあのままイギリスにいれば、ビザなんて必要ないのだ。
それなのに、なぜ、日本に帰ってきたというだけで、それほど多くの資料が必要になってくるのか。
この５ヶ月の乳幼児を前に何をそんなに騒ぎ立てるのか。

１．申請書VAF1
２．証明用写真2枚（パスポートサイズ）
３．申請者のパスポート（旧パスポートも）
４．労働許可証保持者のパスポート及びそのコピー

６．労働許可証保持者の会社から英国大使館宛、英文オリジナルのレター（労働許可証保持者の赴任期間、給与額、会社が家族同行を了承している旨を述べたもの。雛形等はありません。）
７．戸籍謄本 (家族で1通)
８．申請手数料(一人) ￡ 75 (日本円、現金にて）＝ 15,000円

だいたい、最初からこけた。
上記の情報を取得するまでに１週間近くかかったのだ。
Lisaの場合、「労働許可証保持者の扶養家族としての子の申請」という長いタイトルが付くのだが、英国大使館のweb siteから情報を入手しようと隅々まで読んだが全く手がかりなし。英国ホームオフィスの英語のサイトも検索するが、必要書類、査証料等が記載されていない。
Lisaのような例は珍しいのだろうか…？

そういうわけで、大使館宛にメールを送って返事を待ったが、待てど暮らせど返信がこない。
仕方がないので電話をすると、信じられない答えが返ってきた。

「電話での質問はお受けできないことになっております。メールまたはファックスにて質問をお受けしています」

どうしてか、と尋ねてみたが、「そういう決まりになっておりますから…」の一点張りでのれんに腕押し。

怒りを抑えながら、今度はファックスを送信すべくパソコンのキーボードを叩く。
もちろん、上記に書いた不都合だという苦情をしっかり前置きし、そして事情説明、質問を記載する。

さて、とweb siteに載っていたナンバーにファックスしてみるが…、何度送っても通じない。しまいに、NTTの自動放送が流れだし、違うナンバーにかけて事情を説明しろ、などと言い出す始末。

つ、使えない～～！！

そして、悪戦苦闘している間に５時を過ぎ、その日も連絡を取ることができなかった。
東京に行って質問するには、遠すぎる（新幹線で片道３時間半）。

しかし、匙を投げている場合ではない。何とかしなければ、かわいい我が子をイギリスに連れて帰れないことになってしまう。
そういうわけで、再び、今度は怒りを倍にして、Eメールを送りつけ、その日は不安を胸に床についた。

そして、最初のEメールを送ってからすでに４日経った水曜日、ようやくEメールの返信が来た。
案の定、私の苦情に対しては全く触れておらず、機械的な文章のみの回答であった。

あぁ、病院に電話して、Lisaを連れ帰る事に同意するオリジナルのレターまで書いてもらわないかんのや。ややこしー…。

そう思いながら読んでいたそのとき、ある文章を境に全く前に進めなくなってしまった。

意味が分からない。
私の事情は十分すぎるほど説明してあったのに、なぜこんな文章が記載されているのだろう。
父親もイギリスにいるというのに、何をどうしろというのだろう。
これは、もしかするとLisaに申請する権利がない、ということなのだろうか。

…いや、そんなバカな。

目の前にビザ取得へのいくつもの難題がのし掛かっているのを感じながら、まず自分が何をすべきなのかを冷静に考える必要があった。

つづく。

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最終更新日 2004.10.14 02:20:23
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■コメント

こんばんは。

かおりさん

ビザに関しては、どうやらまだまだ前途多難のようですね。。。どうにかしてビザが受けられればいいのですが。日本だと、手続きにとまどるってことはあまりないから、余計に心配になってしまいますよね。事態はうまくいくように祈っています。
もし私でお力になれれば、何でも言って下さいね。一応東京にいるので、英国大使館まで走りますよ～！！！ははは。マジです。 (2004.10.14 17:31:52)

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Re:ビザ取得への道（その１）(10/13)

二児の母さん

苦戦しているようですね☆お子さんの国籍はどのようにしているのか?日本国籍だったらVISAは3ヶ月程度は確か不要ですよね。もしそうだとしたら、日本ではなく、イギリスに戻った際に申請したらいかがかな???現地にいた方が、きっと対応が早いと思います。二重国籍だとしても日本国籍があるのだから。。。今回帰る分は支障無いと素人的には思うのですが???結構時間も、労力もかかると思いますよ!
時間に余裕があるのなら、じっくり手続きもいいかもしれませんね。。。しかし(TT)な感じだと思います。ちなみに、イギリス大使館は半蔵門の駅から割りと近いところにありますよ(^^)徒歩10分位かな正門まで☆健闘を祈ります。
ちなみに一応おばさんの同業者です。
☆=☆=☆
別件ですが、"オレオ"を食べさせて黒色○でびびった事を思い出しました(^o^)/ (2004.10.14 20:43:42)

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勝手に査証申請☆その2

二児の母さん

大使館の対応について→どこの大使館でも?
長期滞在に関係する査証申請に対しては、麗秋さんが受けた対応に似ています。同様・類似の問い合わせが多い事が原因かな?と勝手に解釈しています。
特に移民を受け入れている先進諸国に多いように感じます。(個人的見解です)「重要。。」の部分は、親権が他方の配偶者にある事により、家族呼び寄せに利用されないようにする防御とでもいうべきものかな?と理解したのですがいかがですか?ご主人に相談するのも一つの方法かも?陰ながら応援してます。
☆在日英国大使館ではなく、本国の移民局のページを見てみてはいかが?☆ (2004.10.14 23:52:14)

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Re:こんばんは。(10/13)

麗秋さん

かおりさん

こんにちはー。
実習や卒論でお忙しいのに、最近心配ばかり掛けてすみません（汗）。本当に、日本に帰ってきてからこういうことばっかりに気を取られていて、肝心の息抜きができてないなー…（ていうか、かなり自業自得的なとこがあるんだけどね。）

＞英国大使館まで走りますよ～！！！

心強いお言葉、本当にありがとう！
それを聞いただけでも、少し気が楽になりました。

とりあえず遠隔操作（？）でやれるだけやってみるので、Fingers Crossしててくださいネ。

麗秋
(2004.10.16 01:36:08)

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Re[1]:ビザ取得への道（その１）(10/13)

麗秋さん

二児の母さん

色々とアドバイスいただいてありがとうございます！
ただ…、イギリスの現地ホームオフィスは恐ろしいほど対応が遅く、しかも現地でのビザの切り替えも最近難しくなったそうで（例えば、観光ビザから学生ビザへの切り替えは、現地ではできないのです。）、恐らく日本でビザの取得を終えて帰るのが一番よいと思われます。

でも、確かに、上記の「重要…」の件は、私のとんだ誤解で、二次の母さんのおっしゃる通りでした（ここでも突っ走ってしまった私…）。とにかく、今はLisaにとって最善の方法で再渡英できるよう、親としてできることをやってあげたいと思っています。

オレオの件（ぷっ）、昔自分がやりました…。再発の可能性大なので、気をつけます-_-;)。

ところで、在英歴ありですね？

麗秋 (2004.10.16 01:51:01)

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またまた御節介(^^)

二児の母さん

麗秋さん
やっぱり一度ご主人に現地の他の人々は、どうしているのか確認をしてみると良いと思います。現地で働いている人が出産した際、査証取得のために自国に戻る??というケースはあまり聞かないような気がするのですか???国際電話は、もうご存知かもしれませんが。。スマートピットがお勧めです(^^)オーストラリアだったら\2000で１時間以上話せますよ(^^)UKもそこそこ話せるのでは?。。。しかし査証取得は難しいですね(TT)私は訪英歴はありますが、在英歴はありません(^^)ただ国際結婚十数年で。。。配偶者の査証取得には。。。(TT)で。。。経験的に知っているだけです。
今はLisaにとって最善の方法で再渡英できるよう、親としてできることをやってあげたいと思っています。
親ってそうなんですよね(^^)子どもが一番になるんですよね(^^)麗秋さんはもうUKナースのライセンスあるのだから、スキルワーカーとして移民できる国もあるんじゃないかな?そしたら査証手続きに翻弄させられなくても済むと思いますよ☆結構査証手続きには、凹まされます(++)しかし人生経験とプラス思考で行くのみですね(^^)。。ところで私は、準夜から帰宅後Mailしているのですが。。麗秋さん産後のママには、夜更かしは×ですよ(^^)休養とったり・気分転換したり。。。とっても大切ですよ☆健康第一!お体を大切に☆
＞オレオの件（ぷっ）、昔自分がやりました…。再発の可能性大なので、気をつけます-_-;)。
☆オレオの注意書きに書いて欲しいですよね☆黒くなるって。。。(^o^)

＞
＞麗秋
-----
(2004.10.16 05:33:07)

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Re:またまた御節介(^^)(10/13)

麗秋さん

二児の母さん

なんか、いろいろとご心配をおかけしてすみませんねー。そうですか、国際結婚なさっているんですね？
オーストラリア関連なんでしょうか（勝手な想像）

＞現地で働いている人が出産した際、査証取得のために自国に戻る??というケースはあまり聞かないような気がするのですか???

現地で出産してそのまま残っていればビザは必要なかったのですが（それも変な話ですけど）、一旦出国してしまうと、日本国籍者のためビザが必要になるのです。それは大使館に確認したので、間違いありません。ただ、以前は、乳幼児にはパスポートが必要なく、母親、または父親のパスポートに併記、という形を取られていたため母親、または父親がビザを持っていれば赤ちゃんのためだけに申請する必要はなかったのです。

＞麗秋さんはもうUKナースのライセンスあるのだから、スキルワーカーとして移民できる国もあるんじゃないかな?

来年ようやく永住権を申請できるので、そうしたらビザ問題からは解放され、晴れてストレスフリーとなれそうです。（恐らく、また一波乱ありそうですが…、今はあえて考えないでおこうっと）

＞☆オレオの注意書きに書いて欲しいですよね☆黒くなるって。。。(^o^)

表側に目立つようにね。（売り上げに響くからボツか…）

麗秋 (2004.10.17 20:26:35)

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