ちゃいにーずティー

ちゃいにーずティー

2004.10.14
XML
カテゴリ: 日本滞在編
前回の日記に書いた、「重要…」の件に関しては、麗秋母のとんだ勘違いだった。
そのメールを受け取ってすぐに英国大使館へその件について、かなり感情的な返信を送ってしまったのだが、そのせいもあってか、速攻返事が返ってきた。

申請する場合には家族単位が原則となっており、例えば父親が労働許可を所持して渡英する状況で、母親は日本に残るが、子のみ家族として父親について渡英する為の申請を希望してもそれはできないいうことになるが、例外として一方の親が死去している場合や離婚している場合が挙げられる訳、だそうです。

…ハイ、ごめんなさい。
でも、即答、できるんじゃん。だったら、4日も待たせないでよー(ブツブツ)。

まあ、よくよく考えてみれば、それくらい分かってもいいようなものなのに、この一連のビザ問題に麗秋母、かなり頭に血が上り冷静さを失っていた、と思われます。

その原因の一つが、勤務先の病院の対応。
病院からのLisaを連れ帰ることに同意する旨を記したオリジナルのレターが必要、ということで、病院の人事に電話をしたら、とんでもない返事が返ってきた。

「あなたがお子さんを連れ帰ってくる事は、病院の一存では決められません」



「だって、病院が私を雇用しているんだから、同意してくれて当然じゃない!誰だって、子供と一緒にいる権利はあるわ。そうでなければ、人権侵害でしょ!!!」

電話の向こうからは、冷たく、

「そんな例は今までにないので、私には何とも言えないわ。ホームオフィスにに確認してみるけど。」

という返事。私は、

「Please DO!!」

と言って電話を切ったが、切った後、あまりにも不甲斐なく、涙が出てきた。
病院のレターがなければ、私がどうあがいてもLisaを連れ帰ることはできない。でも、どう考えても病院が同意できないというのはおかしい。私に何か個人的な恨みでもない限り、6ヶ月の乳飲み子を連れ帰ることに同意できないわけがない。
そして、そのときはまだ「重要…」の件も頭の中でまだ解決しておらず、どどーっと不安が押し寄せてきたのだった。

セイに電話でその件を話したら、必要ならば病院まで行って話を付けるから心配しないようにと言ってくれ、少し気が楽にはなったものの、そのときはまさに前途多難だった。




幸いにも2日後再び病院に電話をし別の人に確認をとったところ、快く同意の手紙を書いてくれる、ということになった。


全く、いらぬ神経を使って、かなり疲れてしまった…。

そういうわけで、何とかビザの件は解決の糸口が見えてきた。まだLisaのパスポートにハンコを押してもらうまで安心はできないが…。

これでようやく、日本滞在を心おきなく楽しめるようになりそうだ。
そういえば、2週間以上日本にいるのに、Lisaの熱やら、ビザ問題やらで、まだ温泉にすら行ってない。

明日は久しぶりに温泉に行こう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004.10.17 20:04:52
コメント(0) | コメントを書く
[日本滞在編] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

麗秋

麗秋

カレンダー

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07

コメント新着

麗秋 @ Re[1]:癌再発の知らせを受けて(08/18) shisgekoさん 祈りつつ、全力で応援してい…
shisgeko@ Re:癌再発の知らせを受けて(08/18) ありがとう!よろしくお願いいたします 一…
しげこさん@ Re:バイリンガル教育の仕方(07/05) 私にもそんな教育して~~~!
ココ@ お誕生日おめでとう! お久しぶりです。こちらの掲示板、たまに…
麗秋@ Re:遅くなりましたがおめでとう~(04/07) ココさん お久しぶりですー。私はミク…

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: