ちゃいにーずティー

ちゃいにーずティー

2005.01.15
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先週土曜は、友人のゲイルの結婚式に出席した。

彼女はこれまでも何度か日記に登場している、以前一緒に働いていたスコットランド人ドクターである。去年の今頃、旦那さんとなる、スウェーデン人のフレドリックと出会い(彼もまた、部長クラスのドクター)、めでたくこの日を迎えることとなった。
そしてこの二人、私達と同じく国際カップルでもあるので、そういう意味でも国際色豊かな結婚式になるだろうと麗秋も前々からとても楽しみにしていた。

さて、そんな国際的な式にせっかく出席するのだから、日本人の心、着物を着ていこうと麗秋が決めたものだから、前日からノリちゃんとともに着付けの予行演習にてんやわんやしたが、当日、難なく着付けに成功(!)
見栄えもプロの着付けにも勝る出来となった。←本人談

その日は、オックスフォードに住むキョウコさん家族まで巻き込んでの騒ぎとなり、結局キョウコさんのお宅で着付けをし、Lisaを預けてさらに会場まで車で送って頂くというありがたい待遇を頂戴した。

オックスフォードは、伝統的な建物や大学などが建て並ぶイギリスたっての風格ある町として有名だが、会場となったペンブロークカレッジも例外ではなく、カレッジの門をくぐった途端、歴史の中へ迷い込むかのような奥ゆかしい建物が中に建ち並んでいた。

まずは、カレッジの教会にてWedding Celemonyを行う。
教会の中に入ると、とても厳かな雰囲気で、多くの人がすでに席についていた。

Church



教会でのセレモニーは日本のそれとほぼ同じで、グルーム(新郎)が教会内でブライドを待ち、ブライドは父親とともに入場、父親からグルームへと引き継がれるという方法で行われる。
ちなみにゲイルのお父さんはスコットランド衣装を着て登場。かの有名な、タータンチェックのスカートスタイルである。(この衣装の話題になると、すぐに誰かが”あのスカートの下って、何もはいてないのよねー、ぐっふっふ”と言い出す、んだよねぇ、ノリちゃん)

Church Celemony


教会での式は、神父さんの進行の下、厳かに行われていった。
ゲイルもフレドリックも本当に幸せそうで、私の方まで幸せな気分になってしまった。
本当に、おめでとう。

その後、教会から歩いて30歩くらいのところにあるこれまた素晴らしい建物の中で、2時間ほど立食パーティーが行われた。
そこで、ゲイルやフレドリックの家族や友人達とコミュニケーションをとりながら、楽しい時間を過ごした。

ところで、その会場にこれまたゲイルの友人で日本人カップルが来られていた。
旦那さんは日本から研究目的で来られているドクターで、奥さんは昔ナースをされていたという大変フレンドリーなテニス好きカップル。この式を通してお話をしていくうちに親しくなり、近いうちに是非テニス会、第一弾を催そう、という話になった。また、旦那さんがセイとお酒の席で意気投合してしまい…、半分収拾がつかなくなってしまっていった。(おそらく、テニス会前夜に飲み会となり、二人は翌日二日酔いでテニスどころではないだろうと思われる…)

さて。
待ちに待った(?)お食事会。←食い意地張ってる人



Dining room


スコティッシュ衣装でスコティッシュ演奏者とともに、名実ともに夫婦となったゲイルとフレドリックがその後ろを行進、一同起立、拍手喝さいで二人を迎える。
目の前には、おいしそうな前菜が(ペロリン)

Wedding appetizer


そして、メイン(ジュル)

Wedding meal 1


さらに、デザートも!(ぐるるるぅ)←書いてたらおなかすいてきた人

Wedding pudding


お食事会(披露宴)の日本との違いは、デザートに至るまでは、みんな食事に集中する!ということで、全員が満腹になるまではスピーチも何も一切なし。

そういう点では、こちらの結婚式(披露宴)は、とても合理的だと思った。もちろん、友人同士が大体まとまって座っているため、話に花が咲き退屈することもなく、あっという間に時間が過ぎていった。
(麗秋夫婦はその日本人医師夫婦と隣あわせで盛り上がりました。ちなみに、そのご夫婦、テニス関連で弟ヒロシの名前を知っていた。彼は地元ではひそかに有名人らしい)

ただし、料理ははやり日本の披露宴程豪華ではなかった。やっぱり、日本食ってサイコーね。

さて、デザート後、怒涛のようなスピーチの山(おそらく、計15,6人はスピーチしたのではないだろうか)だったが、みんな短く、そして面白おかしくまとめてあったので、日本の社交辞令スピーチのように退屈することもなく、なかなかよくまとまっていたと思う。
その後、深夜までスコティッシュダンスで盛り上がったそうだが、麗秋とセイは我が子のために、お食事会後おいとまさせていただきました。

そういうわけで、Traditional English Wedding は、初出席だったが、とても有意義な経験をさせていただいた。

ゲイル、フレドリック、どうぞ末永くお幸せに。





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最終更新日  2005.01.21 18:18:32
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