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3月にYOUTUBEにアップされているジャイルズ兄弟のGGF前のグループ、トレンドセッター・リミテッドの楽曲を紹介しましたが、現在YOUTUBEにそのTrendsetter Limitedがレコード会社を変え、名称もThe Trendとして出したシングルもアップされています。The Trend - Shot on Sight (1966)オリジナルのシングルだけに、一部のコンピCDより音質は良いようです。この手のレア音源は割りと直ぐに消える傾向があるので、興味のある方はお早めにチェックを。※このブログを初めてご覧になった方の為に補足。King Crimsonの前身バンド、Giles Giles and Fripp。このバンドの前にマイケルとピーターのジャイルズ兄弟が1964年から67年までいたバンドが、Trendsetter Limited。66年12月にThe Trend。67年1月にThe Brainに改名。このバンドが3月のシングル発売後解散。ジャイルズ兄弟がオルガン奏者を求める広告を出してフリップと知り合ったのはファンには割りと知られてますね。
Jun 29, 2009
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昨年、キングクリムゾンメンバーのクリスチャンミュージックとの関わりを取り上げたが、その中で本アルバムについでさらっと紹介しただけだったので、今回は詳細を。このNutshellは1970年代後半に活動したヴォーカルグループ。比較的に知名度のある作品としてセカンドアルバムFlyaway(1977年発表)が上げられる。セカンドはヒューゴモンテスから再発CDも出ており、マイケル・ジャイルズ参加作として昨年このブログでも取り上げた。その後グループは女性二人がAnnie McCaig と Mo McCaffertyへ入れ替わり、3枚目と4枚目のアルバムを発表した。今回ご紹介するのは彼らのラストアルバムである4作目。(本作発表後グループはNetwork 3へグループ名を変更し82年ごろまで活動した。)Nutshell - Believe it or Not (1979, Myrrh, MYR1084) Side One1:Better take another look2:Empty page3:Looking for love4:Goin'nowhere5:RedeemedSide Two1:First stone2:Night flight3:Without love4:Hard to say goodnight5:Thief in the nightMo McCafferty - Vocals Annie McCaig - Vocals Paul Field - Voclas,Acoustic Guitars,Piano Drums - Mike Giles Bass - John Gustafson Electric Guitars - Kevin Peek/Dave Martin/Gordon Giltrap(B5) Keyboards - Rod Edwards Percussion - Morris Pert Brass - Gonzales Brass Saxophone solo - Chris Mercer(B2) Brass Arrangements - Chris Mercer String Arrangements - Del Newman(A2&B4)/John Mealing(A5&B3) Vocal Arrangements - Mo McCafferty Recorded at Redan Recorders, Queensway, London Engineered by Roger T. Wake Produced and Arranged by Jon Miller, Rod Edwards and Roger Hand A TRIUMVIRATE PRODUCTION Management - Bill Latham 少し前に書いた、スティーヴ・スウィンデルズの項でもジャイルズ先生とジョン・ガスタフソンが同じアルバムで名前を並べていたが、あちらでは残念ながら2人のコンビでのリズム隊の楽曲は無かった。こちらのアルバムでは全曲、マイケル・ジャイルズとジョン・ガスタフソンがリズムの骨格をガッチリと組み上げている。ジェントリーで美しいコーラスワークとバラエティに富んだメロディアスなアルバムにジャイルズ先生の本領が見事に発揮されており、ドラマティックで繊細、ファンにとって嬉しいプレイを残している。エドワーズ・ハンドらのA Triumvirate Productionがプロデュース。クリスチャン系のソフトロックの中でもとっつき易さと楽曲の良さでは抜きん出たアルバムと言っていい。アルバムのラストナンバー、Thief in the Nightは、この後にクリフ・リチャードがカバーしている。YOUTUBE Cliff Richard-Thief In The Night (1980)上記映像のクリフのカバーは、まだ初期段階でほとんどナットシェルのアレンジそのまま。コーラスはナットシェルの女性メンバー二人の様に見えるし、ハーモニーもそのまま再現されている。CD化されていない為、入手は毎度お馴染みGemmなど海外の通販がお勧めです。割と直ぐに手に入るでしょう。ここをクリックするとNutshellでのGemmサーチに飛びます。Nutshell解散後、モーとアニーの女性二人はコーラスのセッションワークで活躍しているそうである。結成時からのリーダーでホトンドの楽曲を書いていたポール・フィールドは、シンガー、ソングライター、アレンジャー等で活躍、ソロアルバムも数多く出している。関わったアーチストは、リック・ウェイクマン、エイミー・グラント、クリス・レア他多岐にわたる。また、ミュージカルやテレビ・広告関係でも活動し、東京モーターショーでも使われていたそうである。また、同じクリスチャン系ではクリフ・リチャードやガース・ヒューイットとの共演や共作もあるそうだ。ポール・フィールド氏のオフィシャルサイトhttp://www.paulfield.com/アニー・マッケイグさんのMyspacehttp://www.myspace.com/anniemccaig
Jun 28, 2009
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マイケル・ジャイルズの参加した作品として、昨年亡くなったラリー・ノーマン氏の73年作を一年ほど前に紹介しました。そのLarry Norman / So Long Ago the GardenのLPやCDにおけるジャケット違いや収録ヴァージョンの違いを詳細に載せている海外のサイトがありました。meetjesushere.comSo Long Ago The Garden 上記リンク先の下の方に、収録ヴァージョンについて書かれています。
Jun 26, 2009
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木村カエラの新曲がホーカス・ポーカスである。世のプログレマニアを無駄に期待させてくれてフォーカスの例の曲とは別の曲であったがwタイスもビツクリ!Focus - Hocus Pocus YOUTUBEより観た事の無い人は絶対見なさいwやはり木村カエラにも是非、タイスの様にヨーデルを聴かせて欲しいですねっ!
Jun 24, 2009
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妹の出産で、自宅に人がいない。と言う事で自分で料理をする近頃。今日の昼は最近炒め物に凝っていた中でちょいとアレンジをしてみた。・まずフライパンにサラダ油とちょいとごま油を混ぜてひき、スライスしたピーマンを炒める。・油が回ってシンナリしたら、短冊切りした他の野菜のを入れてざっと炒め、一度皿にとる。・鮭をフライパンで炒める。今回は薄塩の生切り身。廻しながら焼き目を付ける。・鮭を適当な大きさにばらし、骨を抜く。・鮭と野菜をフライパンに戻し、麺つゆ・日本酒を共に少々かける(鮭の塩分もあるので)。臭み消しも兼ねた味付け。個人的趣味でほんのちょいとガラスープも入れる。・おろし生姜を適当にフライパン内に投入し混ぜ込む、仕上げに胡椒も一振り。たいした料理ではないがピーマンと鮭の相性が抜群に良い。ごちそうさまでした。
Jun 20, 2009
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「あなたは何で私の音楽を知ってるんだい?」と聞かれる羽目にw確かに日本で自分の音楽を、それも40年前の作品のリイシューを買ってる事を不思議に思っていたようです。素直にFleurs関連で知ったとお伝えしました。また現在も音楽活動を続けているので、是非MySpaceで聴いて欲しいとも薦められたので、下記に再びご紹介しておきます。John Bromley MySpaceあと現在の活動での作品の公開がされているサイトwww.phoenixmusic.org
Jun 16, 2009
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Myspaceでブロムリー氏にメッセージでCDを購入しましたと送った所、丁寧なお返事がありました。その中でちょっと気になる部分が。どうやらブロムリー氏は後期Fleur De LysでGordon Haskell氏の後任ベーシストとして活動していたTago Buyers氏の消息を探しているのだそうです。なにやら彼に伝えなければならない事情があるようです。もし、このブログを観てる方の中で、タゴ・バイヤーズ氏のフルール・デュリー(Les Fleur De Lys)以後の消息や足取りをご存知の方がいらっしゃいましたら、MySpaceのブロムリー氏まで。
Jun 14, 2009
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プロレスリング・ノアの代表にして2代目タイガーマスクとして若い時代にも活躍1990年代には大量離脱後の全日本プロレスを後輩の川田らと盛り返し絶大な人気を誇ったプロレスラー三沢光晴が試合中の事故で亡くなった。ぷろぐれ者以前として、生まれながらのプロレス者として謹んでご冥福をお祈りいたします。
Jun 14, 2009
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やっとモノが米国から届いたので内容をとりあえずご紹介2009年に40年ぶりの再発、タイトルもSongsになり、ジャケットには昔のポートレイトが配されている。Original Album = John Bromley / Sing (1969) =Production by Graham Dee (Orchestra)Arranged, Conducted by Gerry Shury(Keyboards)John Bromley(Vocals,Guitar),Graham Dee(Keybooards,Backing vocal) Rhythm section on : 2,3,5,6,7,8,10,14,26,27,28 by the FLEUR DE LYS Gordon Haskell(Bass),Bryn Haworth(Guitar),Keith Guster(Drums) Backing vocal on If You Are There With Me by Yvonne Sue and Heather"Sunny"Wheatman 1. Only Foolish People 2. Melody Fayre 3. So Many Things 4. If You Are There With Me 5. Sugar Love 6. Old Time Mover 7. What Do You Think Of Me 8. What A Woman Does 9. Weather Man 10. I'm Gonna Love You Till I Die 11. Natural Born Loser 12. And The Feeling Goes = Bonus Songs = 13. Only Foolish People [demo] 14. My My [non-album B- side] 15. Weatherman [demo] 16. Melody Fayre [demo] 17. And the Feeling Goes [demo] 18. For Once In My Life [demo] 19. Just A Little Bit Of Love [demo] 20. Hold Me Woman [demo] 21. All The People In The World [demo] 22. Darby & McKenny [demo] 23. Comic Conversation [demo] 24. Isn't This A Lovely Day? [demo] 25. This World's An Apple [demo] 26. Wonderland Avenue USA [non-LP Single] 27. Kick A Tin Can [non-LP B side] 28. I Love Them All [demo] (Backing vocal by Sharon Tandy)ジョン・ブロムリー氏の関連サイトwww.phoenixmusic.orgwww.myspace.com/johnbromleysongwriter ブックレットには、ブロムリー氏のバンド歴やその写真、シングル画像、収録各曲の説明など等、膨大なライナーが記されています。またCDパッケージ裏面にはご本人のコメントも書かれています。 オリジナル盤のジャケットは、ブックレット最終ページに両面がプリントされています。 肝心の音ですが、リマスターの名に恥じないだけの内容であると言い切れるでしょう。アコースティックギターのキレなどLPでのマスタリングとまた違った印象にはなっていますが。 ブロムリー氏は、エディ・オフォードとも旧知の間柄なのか、オリジナルLPを作る前のデモ段階でオフォードがホームレコーディングでエンジニアをしたり、オフォードのYESでの仕事でブロムリーがテープエンジニアをやったりする関係があったそうです。意外な人脈がでてくるものですねぇ。また、ブックレットによるとゴードン・ハスケルのソロキャリアは68年末からとも書かれていました。 アルバムの制作時期の全てが書かれている訳ではありませんが、SINGセッションと言われるFleursとのレコーディングは、1968年の最初の頃から3ヶ月ほどだったようです。
Jun 14, 2009
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前回書いた内容について、ハスケル氏より修正メールが着ました。(B面のエレピについて)MIKE MORAN だった。ごめん。いえいえ、なんと言う丁寧な方でしょうかwMike Moranは、79年制作のハスケルのサードアルバム、Serve at room temperatureにも参加している。ケヴィン・エアーズやケイト・ブッシュ、イアン・ギラン・バンドでも活躍した人で、80年代には元グリーンスレイド、元スタクリッジのデイヴ・ロウソンとZEDというバンドを組んでいた(1981年)。余談:さて、John BromleyのSINGの復刻CDが届きました!下の画像のようにタイトルもSONGSと変わり、ボーナストラックが大量に入っています。注文から半月と思い切り待たされましたが、内容は凄い!詳細はまた後ほど・・・
Jun 12, 2009
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少し前に70年代後半にゴードン・ハスケルの所属したJoe(ジョー)と言うバンドの活動について、残された作品をまとめて紹介しました。 この中でJoeのシングルHow Can I Resist / Sweet Annabelle (1977 GTO GT84)のパーソネルを当時の彼らの交友関係から予想しました。 今朝方、メールボックスにゴードン・ハスケル氏ご当人から質問メールに簡潔な返事が来ていたので、翻訳しご紹介いたします。「サックスのソロを吹いているのは、 メル・コリンズ。 B面でエレピを弾いているのは、マーク・マロットだったと思うよ。」長年の疑問も解けたので、早速謝辞を送信しました。
Jun 11, 2009
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トニー・レヴィンさんといえば、マスコミには素っ気無くファンにはフレンドリーな超人(笑)だ。彼のブログはファンにとって最新情報を報じてくれるとても貴重なサイトになっている。春前に取り上げた2009年春からのライヴでの写真も4、5月分のスティックマンツアーがアップされました。STICK MENEUROPE TOUR - APRIL, MAY 2009パットも一緒です。パットといえば、最近テレビ東京で「フレンズ」を平日の昼前に放送してますが、以前も書いたようにあのテーマソングもパットの若き日の演奏ですね。さて、肝心のキングクリムゾンの40周年ですが、各自の多忙さ、特にブリューがどうするのか、まだ先が読めませんねぇ。彼も6月の新譜に合わせた自身のパワートリオのツアーが7月一杯ぎっしり予定されています。
Jun 9, 2009
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スティーヴ・スウィンデルズのデビューアルバム。余り知られていない作品だが、舐めてはいけない。欧州で買おうとすると150ドル前後を考えないとなら無いだろう。クリムゾンコレクターの人には、マイケル・ジャイルズ参加作品と言う事で存在をご存知の向きもあるかも。 このスウィンデルズ氏はブリストルで育ち、アートカレッジに進学したが、当時ありがちなバンド活動にのめり込んでドロップアウトという道を歩み、ロンドンへ出たのだと言う。マネージャーのマーク・エドワーズと73年に知り合い、彼のプロデュースの元で本作を制作している。参加ミュージシャンにもレコーディングにも結構金を掛けた作りになっており、彼のどこが注目されていたのか、その経緯を知ってみたいのだが、今となっては情報も少ない。side one 1. Miles Away Again 2. Energy Crisis 3. The Earl's Court Case 4. Living In Sin 5. I Don't Like Eating Meat side two 1. Shake Up Your Soul 2. Surrender 3. I can't See Where The Light Switch Is 4. Message From Heaven 参加ミュージシャンとその参加楽曲Steve Swindells / Keyboads, Vocal, Vibes John Gustafson / Bass (one-1,2,4,5 two-1,2) Barry De Souza / Drums (one-1,2,4,5 two-1,2) Caleb Quaye / Guiter (one-1,2,4 two-1) Dave Winter / Bass (one-3 two-4) Mike Giles / Drums (one-3 two-4) Bruce Knapp / Guitar (one-3,4) Mark Warner / Guitar (one-3,5 two-2,4) Chris Mercer / Sax solo (two-1) Morris Pert / Percussion (two-2) Danny Thompson / Acoustic Bass (two-3) Backing vocals : Doris Troy, Rosetta Hightower, Barry St. John (two-1,2) The Mountain Fjord Orchestra : conducted by Martyn Ford Orchestra Arrangements : Martyn Ford & John Bell, Nick Harrison Recorded at Ramport, Island and Air Studio, London. ジャケット裏には以上のパーソネルと共に本人のポートレイトが大きめに載っている。 ひん剥いて半裸にしているだけにプロダクションとしては、美形のSSWとして売り出そうと目論んでいたのだろうか? アルバムは全体通して穏やかな中に、クラシカルなプレイや繊細な曲作りが光る。表ジャケットがピアノの前に本人が様々なコスプレでコラージュされた画像なので、スタイルとしてはピアノを主武器に弾き語るスタイルだったのかもしれない。プログレ系の派手さは無いが、元々学生時代にやっていたバンドがクラシカルロックスタイルだったというのも頷ける。同年代のエルトン・ジョンでさえ、売れる前はプログレ調の歌を作っていた時代ですので、ココらへんは時代のエッセンスとも言えそうだ。 70年代半ば当時のファンク色の出たサイド2の1曲目2曲目には、お馴染みドリス・トロイらの賑やかなコーラスが華やかだ。ロゼッタ・ハイタワーのシャウトがラストにちょいと聴けるw ジャイルズ先生の参加している2曲は共に、このアルバムでも特筆すべき出来。The Earl's Court Caseは、郷愁を誘うヴァイオリンの音に、ゆったりと美しいメロディがたゆたいながら、いかにも英国らしい景色を描いてゆく。ドラムスはブラシを用い、センスのいいハイハットワークとバスドラム中心。 ラストのMessage From Heavenは、ある意味アルバムのタイトル曲的存在なのだろう。70年代半ばらしくシンセの効果音でスペーシーな立ち上がり、効果音と共にピアノの弾き語りへ、徐々に楽器やストリングスが重なり、このアルバム最大の盛り上がりへ連なっていく。いわゆるジャイルズ先生大活躍の巻♪ よく歌うドラミングが実にマッチしている。けっしてELPやイエスの様な怒涛の展開ではないが、スウィンデルズ自身のプレイも素晴らしい。 このアルバムの後のスウィンデルズは、76年にマネージメントと別れ、77年に末期のパイロットのアルバム、Two's a Crowdに参加。翌78年には、ロバート・カルバートがホークウィンドを解散して立ち上げたホークローズで全面的に参加している。その後ザ・フーのロジャー・ダルトリーのソロに参加したり、80年には2枚目のソロ作も発表している。 現在も音楽活動を続けており、クラブ・プロモーターや写真家、画家など多彩な肩書きを持っている。Steve Swindells My Spaceあまりに容姿が変わっているので驚くが、往年の美少年も35年の月日には、さすがに抵えないということか。現在のバンドの音は上記のマイスペースで聴くことが出来るが、繊細だった歌声もかなり昔と変わりワイルドになっている。
Jun 4, 2009
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今回は、ゴードン・ハスケルが77年頃に組んでいたバンド[ Joe ]について。このジョーと言うバンドとして最も古い記録は、76年にBBCでのBryn Haworthのラジオ出演時のバックバンドとしての記録がある。当時のセッションメンの集まりがどの様な経緯を経てバンドとしての活動になって行ったのか詳細はわからないが、ライブ活動(ライブではメル・コリンズとかも参加してたらしい)の他にいくつかの作品を残している。以前紹介した物も含まれているが、以下に並べてみる。・山口百恵「ゴールデン・フライト」(ロンドンレコーディング、全面的に参加している。)Momoe Yamaguchi / Golden Flight (1977 LP) ・いかすぜジャックツイスト / ツイスト決定盤 (The Golden Twist Party ,1977 LP)企画モノLP、全曲Joeの変名グラフィティハウスバンドの演奏。歌は全曲ゴードン。ホトンドが往年のツイストナンバーカバーだが、バンドのオリジナル・ツイスト曲も収録されている。そして、今回初めて紹介するのがこちら・Joe - How Can I Resist / Sweet Annabelle (1977 GTO GT84)AB両面共にゴードン・ハスケル作。Joe:Hiroshi Kato / Guitar, Backing Vocal Gordon Haskell / Bass, Vocal Jim Russell / Drums, Percussion Guest Mel Collins / Sax (side A)MIKE MORAN / Keyboard (side B)プロデュースはバンド自身。(*6/13追記:ゲストプレイヤーについてはハスケル氏に確認)A面の曲は、ファンキーなカッティングギターにドラムスとベースが絡みつく意外な展開だが、スネア一発リズムが当時のディスコっぽいパターンになり、ゴードンの低音ヴォイスがダブルトラックで乗ってくる。多彩なリズムを複数のギタートラックで作り上げており、当時の日本で言うセッションギタリストの松原正樹を思い起こさせる。リズムセクションは派手さは無いが堅実な印象だ。この曲をしてゴードンの黒歴史とは思えない。むしろ彼のベスト盤に納めてもいいのではないだろうか。変わってB面は、ゴードンのベースにヴォーカルが被り、まるでベースでの弾き語り風に始まり、徐々にドラムとエレピが控え目に重なってくる。が、あくまでも主役はささやき気味に歌い続けるゴードンのジャジーな歌声。A面でギターを練りこんだ加藤氏のギターはB面には一切無い。その代わりゴードンのベーシストとしての側面が前面に出てくるので貴重な楽曲と言える。ちなみにこのシングルのA面は、1979年発売のディスコ曲を集めたコンピLP、IT'S DISCO FEVER (Pickwick PLE 7013)にもビリー・オーシャンやルルらと共に収録されている。当時25万枚ヨーロッパで売られていたそうである。
Jun 3, 2009
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