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イングリッュローズ「グラミス・キャッスル」の開花です。透明感のある花びらは、やわらかな雰囲気で咲いています。優雅な咲き方で、気品が感じられます。日中はまだまだ暑いですが、朝夕涼しくなったせいか、我が家の四季咲きの薔薇達は、蕾をつけ、これから次々開花しそうです。咲いた薔薇から紹介しますね。先月行った、イングリッシュガーデンの旅・・・このHPでも先日紹介しましたが、写真を見た方からすすめられ、来週から、公共施設で『イングリッシュガーデン写真展と寄せ植え』の展示をする事となり、写真の引き伸ばしや、額入れなどの準備に忙しいです。写真展は初めてなのですが、イギリスの素敵なガーデンの雰囲気をたくさんの方にも楽しんでいただけると嬉しいです。展示する寄せ植えも、作成・選定中です。見ていただいた方々に、心のエッセンスとして役立てると嬉しいです~。 ●イングリッシュローズ「グラミスキャッスル」について調べてみました。 Glamis Castle(ER) 四季咲き。ミルラの香り 強香。コンパクトで鉢植えにも向きます。 花びらが薄いので、雨に注意します。 シェークスピアの戯曲「マクベス」の舞台になったお城の名前で、 交配親は、グラハムトーマス × メアリーローズです。
2005/08/31
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清涼感を求めて植えた、「ツルニチソウ」と、シルバーの葉が爽やかな「クッションブッシュ・プラティーナ」の寄せ植えです。庭の一角で、涼しさを感じさせてくれます。上から下に垂れるツルニチソウで、水の流れを感じ、滝が流れる様子を演出してみました。画像では見えにくいですが、上部にも水源を意識してブルーのお花を植えています。寄せ鉢として近くに置いたブルーのお花は、「ロベリア・アズロー」です。妖精が、水辺でフルートを奏でる様子いかがでしょうか?クッションブッシュ・プラティーナは、昨年植えたものですが、屋外で冬越しOKでした。1株でこんもりと育っています。●「クッションブッシュ・プラティーナ」について調べてみました。学名 Leucophyta brownii キク科 レウコフィタ属 常緑小低木(半耐寒性)原産地 オーストラリア 銀白色の細い独特の茎葉が美しく、こんもりとした球状の姿を保つので、花壇の縁取りや寄せ植えに適しています。温暖乾燥した気候を好み、多湿を嫌うので、水はけのよい土に植えます。挿し木で増やせます。
2005/08/26
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花径15cm程のもある巨大輪のダリアが花壇に咲いています。大きなお花なので、とても存在感があり、我が家の花壇では女王様のようです。昨年から花壇に植えたままですが、今年も元気に咲いてくれました。このタイプの巨大輪種は、昨年行った、蓼科の「バラクライングリッシュガーデン」のボーダー花壇でもたくさん見かけましたよ。草丈1m程で、沢山の蕾をつけて長期間、開花が楽しめます~。英国への留守中に大きくすくすくと育っており、支え棒をするのが遅れたため、少し茎が曲がってしまいましたが・・・先日から、曇りの涼しい時間を見つけて、庭の植物の剪定・整理などをしています。ハーブ類などは、1m程に育ったものなど、剪定をして、すっきりさせ、風通しを良くしました。 ●「ダリア」について調べてみました。 Dahlia キク科 非耐寒性球根植物 原産地 メキシコ 耐寒温度 0℃ 日当り、水はけの良い場所を好みますが、真夏は涼しい所で管理し水をたっぷり与えます。 花後切り戻すと秋に再び開花します。1つの球根から数芽でますが、1~2個残して摘み、その後摘芯するとしっかりした株になります。 分球や挿し芽でふやせます。
2005/08/23
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帰国の時間が迫る午後、地下鉄に乗っていると、「リージェンツ・パーク」を通りかかったので、下車し公園(リージェンツ・パーク)内にある、薔薇で有名な「クィーン・メアリー・ガーデンズ」を見に行きました。7月末なので、薔薇は期待していませんでしたが、ローズガーデン内には、たくさんのイングリッシュローズが満開でした。花壇は、王立キューガーデンや、ハンプトンガーデンと同じくらい美しかったです。この公園は、ロンドン市内で最大の広さで、園内には「ロンドン動物園」もあるようでした。無料という事もあり、たくさんの人々が気軽にベンチで午後のひと時を楽しんでいるようでした。「クィーン・メアリー・ガーデンズ」が、今回の旅の最後となりました。後ろ髪を引かれる思いを残しつつ、ヒースロー空港を飛び立ちました。今回、たくさんの素敵なガーデン、花壇、ハンギングなどに出会い、私にとって、とても刺激的な旅となりました。1人旅は、初めてでしたが、心ゆくまで何時間でもゆっくりとガーデンを見ることができ、とても幸せでした。今回の旅は、ターゲットを絞って見たので充実感得られました。イギリスでの感動を心のエッセンスとして、作品作りを頑張りたいと思います。
2005/08/18
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6日目、ロンドン郊外の『ハンプトン・コート・パレス・ガーデンズ』へ地下鉄・電車を使い、行きました。1514年にトーマス・ウルジー卿が建てた宮殿で、内部とガーデンも見ることが出来ます。テムズ河のほとりに、レンガ色の宮殿がどっしりと建っていました。私は、午前中は広い宮殿内を見て、午後は宮殿を囲むようにして造られているガーデンを1日かけてじっくりと回りました。宮殿内部は、食卓やキッチン、王様(ヘンリー8世)の寝室や、王妃(アン王女)の寝室、バスルームなど、ほとんどの部屋を見ることができます。当時の絵画や、天井画もそのままの状態であり、沢山の美術品や各国から贈られた陶器なども陳列され、数百年前の華やかな、ロイヤルの生活を垣間見ることが出来ました。ハンプトンのガーデンの広さは、24万平方メートルという膨大な敷地で、美しく造られた沢山のガーデンが当時の原型を忠実にとどめられており、フランスの影響がみられるノットガーデンや刺繍花壇など、王の秘密の庭「プリティ・ガーデン」も見ることができます。また、数百年も育ち続けて、今なお、ブドウの収穫がされている、葡萄の大樹(グレート・ヴァイン)もあります。奥行き3mで200mも延々と続く「ボーダー花壇」もすごい迫力でした。花火を連想させるレアなピンクのダリア(画像:下部)が植えられていました。ガーデン内には、庭の見れるオープンテラスのティールームがあるので散歩に疲れたら、アフタヌーンティーもお勧めです~。ここの宮殿&ガーデンは、タイムマシーンに乗って歴史をさかのぼったような感覚にさせてくれました。
2005/08/14
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5日目の早朝7時に、ストラットフォード・アポン・エイボンからバスに乗りロンドンへと向かいました。4時間程かかり、ロンドンに到着。すぐに予約しておいたホテルに向かい、チェックインし、午後は『王立キュー・ガーデンズ』に地下鉄と電車で行きました。ロンドンでは、地下鉄1日乗り放題券をメトロで購入し、使いました。乗り降りが自由で、定期券のように使えるので楽でした。『王立キュー・ガーデンズ』は、以前から行きたかった場所で・・・、昔からプランツ・ハンター達が世界中からいろんな種類の植物をもちかえり、育てた植物園のようです。大きな温室の中では、トロピカルな植物が大きく育ち、また、ガラス造形家の作品が沢山展示され、植物と色ガラスとのコラボレーションが楽しめます。植物だけでなく、美術作品も見れるなんて、なかなかいいです。大きな庭園内には、日本庭園や、盆栽コーナーもありました。薔薇のガーデンもたくさん咲いていました。じっくり見ていると1日では見きれないほどの種類でした。
2005/08/11
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ストラットフォード・アポン・エイボンにあるナーセリー『Dudfields Nurseries』を訪れました。こんなに素敵な花達で飾られている街にある、ナーセリー(園芸店)は、一体どんなお店だろう?と思ったからです。ナーセリーには、初めて目にするレアな植物などもありました。(でも、土付きの植物は日本に持ち込めないので、眺めるだけでしたが)私 :「ハンギングバスケットもここで作られているのですか?」と聞いてみました。ナーセリー:「道に飾ってあるのや、ホテルやお店のは、注文を受けてここで作っているわ」 「作ったのは街にほとんど出していて、来週なら植え替えするのが戻ってくるわ。 その時に見にくれば?」と言われました。私 :「残念です。数日後に日本に帰るのです」 「ここに、バスケットの作品はありますか?見たいのですが・・」と聞いてみると・・・ナーセリー:「こちらにどうぞ」と言われ、見本を見ながら、 「水苔を使って全面にたくさん植えてゆくのよ」などとポイントをいろいろ説明してくれました。私は、自分の作成しているやり方と、英国の違いを見たかったのです。説明を聞き、それが気候に合った植え方である事もわかりました。私も、ストラットフォードにあるようなボリュームたっぷりの植え方ができるよう、努力したいと思いました。でも、日本は猛暑と湿気の為、植物の蒸れにも悩まされますが、英国の天気は涼しく、湿気も少なく、日照時間が長いという明らかに日本の環境と違い、植物がスクスク育つうらやましい環境です。環境を変えることはできませんが、少しでも素敵な作品が作れるよう、努力したいと思いました。このナーセリーは、ティールームもありました。ゆっくりお茶も飲めてよかったです。
2005/08/07
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4日目、午後は『ヒドコート・マナーガーデン』から徒歩3分の所にある『キフツゲート・コート・ガーデンズ』に行きました。このガーデンは、「キフツゲイト」という品種の白いツル薔薇で有名。残念ながら、キフツゲイトの開花を見ることはできませんでしたが、ガーデン内にはいろんな薔薇が咲いていました。ガーデンは、スッキリとしたデザインが印象的。現在も、子孫の方がお住まいですが、ガーデンは、午後のみ一般に公開しています。ホワイトガーデン、ローズボーダーなどもありました。アジアンテイストの石製のガーデンアクセサリー(画像:右側中段)がポイントとなっていました。歩いていると、崖を下る細い道が・・・「雨で濡れているので注意」の立て札があり、ここを降りてみようか、どうしようか・・・今日はガーデン内に人が少なく、滑って怪我をしても誰も気づいてくれないかな。と思い、迷いましたが、思い切って行ってみる事にしました。すると・・・石造りの階段を下った所に現れた風景は・・・芝生の中の大きな半円形の池と、コッツウォルズ丘陵が一望できるあまりにも広い空間でした(画像:中央)後で調べてみると、この場所は隠れた「ロウワー・ガーデン」のようです。高台にある、スイングする大きなベンチにゆったり座りながら、昔の時代の方もここから同じ風景を見ていたのかな。と思うと感慨深く、遠く丘陵に見える、羊達の群れを見つめていました。今度は、白バラ「キフツゲート」が咲いている時期に訪ねてみたいです。■『キフツゲート・コート・ガーデンズ』について・・・現オーナーのアン・チャンバースの祖母が買った白バラが、グラハム・トーマスによって、新種と認定され「キフツゲイト」と命名されたようです。そのバラは、現在ブナの木に這い、25mに育っています。
2005/08/05
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4日目、チッピンカムデン郊外グロースターシャーにある『ヒドコート・マナーガーデン』に出かけました。楽しみにしすぎて、早くに出かけた為、まだ開園していなくて、霧雨の中、門の外で1人立って待っていました。「日本の方でしょ。どうぞ、こちらで休んでください。」とやさしい声が・・・。マナーガーデンに併設されているナーセリーのテラスに通してもらい、開園まで待たせてもらいました。マナーガーデンの方、心遣いありがとうございました。↓雨上がりに撮影したのですが・・・芝生や木々が生き生きと美しかったです。何と1万2千坪の広いガーデンです。私が今まで見た庭の中で・・これほど素晴らしい庭に出会ったことはありませんでした。ゆっくりと時間をかけて見ることができました。ほんとうに素敵でした。生垣に仕切られた部屋のような、いろんな庭のスタイルが見ることができます。木々で細かく仕切られた、庭はそれぞれが特徴的でした。鳥のトピアリーや、レッドボーダー、ホワイトガーデン、ブルーガーデン、池のある庭など。家の形をしたイチイの刈り込み(画像:右端中段)も個性的です。置いてあるヴィクトリア風のベンチがまるで絵のように見え、本当にそこに存在する風景なのか、信じられないような感覚に思えました。刈り込まれた生垣の向こうに見える風景に誘われ、次々と楽しくガーデンを見て廻れました。広い空間を細かくデザインされていて、とても気品有るガーデンでした。四季ごとの移り変わりを見てみたい。また、いつかこのガーデンに必ず訪れたいと思いました。■『ヒドコート・マナーガーデン』について・・・創造者は、アメリカ生まれのローレンス・ジョンストンで、1907年から約30年をかけて造園を行いました。現在は、ザ・ナショナルトラストの所有となっており、保存されています。庭の特徴は、敷地を生け垣で幾つも仕切り「アウトドアー ルーム」と呼ばれる部屋が25も造られています。
2005/08/03
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『モートン・イン・マーシュ』から、路線バスで1時間半ほどかかり、花の都『ストラトフォード・アポン・エイボン』に到着し、B&Bにチェックイン。この街で2泊する予定です。ハンギングバスケットがたくさん道沿いに設置してあり、すごく綺麗な街。以前、友人が数ヶ月留学していた街で、話に聞いていた為、この街の花飾りを楽しみにしていました。エイボン河には観光船がたくさん停泊していて、たくさんのスワンがいました。ストラトフォード・アポン・エイボンは、大きな街で、観光客もいっぱい。静かなコッツウォルズに数日間いたので、活気あふれる街に圧倒されました。徒歩でシェークスピアの生家(画像:中央上)と生家のガーデン(画像:中央下)を訪れました。私は、道に掛けられたハンギングバスケットを見ながら、ゆったりと夕方の街中やエイボン河沿いの公園の散歩を楽しみました。直径1m以上もあるボリュームたっぷりのバスケットもたくさんあり、湿気もなく、涼しい気候のため、伸び伸びと気持ち良さそうに育つ植物達をいつまでも見ていました。
2005/08/02
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3日目、朝の散歩後、路線バスで『モートン・イン・マーシュ』に出かける。同じく、コッツウォルズ地方の街ですが、バスを降りてすぐi(インフォメーション)に寄る。インフォメーションでは、その街のバス時刻表がもらえます。3つ見たいガーデンがありましたが、資料で調べてみると、その内、2つは閉まっているらしい。開いている「Batsford Arboretum」の詳しい場所を聞いていると・・・「あっ、そのガーデンなら、もうバスが来るよ」と係りの方に言われ、i を飛び出し、走り出すと・・・えっ。もう1人女の子が一緒に走ってくる。「私も一緒のガーデンに行くの」と言われ、また同行者が・・・。心強い。聞いてみると、アメリカのペンシルバニアからのトラベラーで23歳の女性。一緒にバスに乗り、ワイルドガーデンと城とファームのある「Batsford Arboretum」に。ファームを歩いていくと、ガーデンの入り口が。彼女は、ファームへ。私はガーデンへ。興味の有るジャンルは、違ったみたい。ここでは、英国王立園芸協会の会員証を見せると、入場料が無料になりました。山が3つ分程の広い広いガーデンを、歩いていくと、キャッスルが山の中腹に見えてきて(貴族が住んでいたんだろうなぁ)・・・もっと歩いていくと山奥に大きな古い教会が、建っていました。ワイルドガーデンの名の通り、山ごとガーデンとなっているよう。山道を歩いていると、いろんな針葉樹や珍しい木々が植えられていました。このガーデンは、全体的にお花は少なく、本当にワイルドな大自然。風景的庭園です。一角には、灯篭もある、Japanese Garden が作られていたのには、驚きました。誰がここに、日本庭園を作ったのかな?帰りに、併設されているナーセリーに寄ると、「Japanese Maple」の売り場が(画像:右下)見てみると、いろんな種類のモミジのコーナーでした。けっこう、日本の樹木は英国で人気があるようです。いろんなガーデンで、大きく育った松も見かけました。見ていると・・・あっ、2時間に1本しかない、バス時間が迫っています。ガーデンを後に、急いで走っていましたが・・・バス停まで間に合いそうもない。思い余って、羊達が放し飼いになっているファームの農道で、生まれて初めて、指を立てて「ヒッチ」をしました! そう、車を止めたのです。と言うのは・・・すごいお年寄りのおじいちゃんが車を運転してきたのです。緑色の車は、ピタッと止まり、戸を開けてくれました。年齢は80歳位の白髪の老人。「バスが出てしまうのです。そこのバス停留所まで行きたいのです」と言うと、快く、乗せてくれました。「ああ、助かった。こんな所で夜になったら大変!」という心境でした。今、思うとすごいお年寄り(紳士風)だったから、安心して乗ったけれど、やっぱり、危ないですよね。でも、とっても助かりました。丁寧にお礼を言い、握手をして車を降りました。今思うと、あの紳士は、キャッスルに住んでいらっしゃる方だったりして。バスを乗り換えて、一路、今晩の宿泊地、花の都『ストラットフォード・アポン・エイボン』を目指しました。
2005/08/01
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