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川崎は、元日本代表DF相馬直樹(34)が今季限りで現役を引退すると発表した。J1第30節の神戸戦後(12日)に記者会見に臨み、J1最終節のG大阪戦後(12月3日)に試合会場でサポーターに対して挨拶を行なうとのこと。 早稲田大卒業後の1994年に鹿島に入団した相馬は、4度のJ1年間優勝を経験するなど左サイドバックとしてチームの黄金期を支えたのち、2002年に期限付きで東京Vに移籍。鹿島復帰を経て、04年からは川崎でプレーし、J1通算286試合出場で10得点を記録している。また、日本代表としても98年W杯にレギュラーとして出場し、名波、相馬という日本の左サイド攻撃の起点となっていたのが懐かしく感じられる。国際Aマッチ59試合出場で4得点の記録。寂しい限りである。
October 31, 2005
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2位ミランはウディネーゼに5対1で圧勝。首位ユヴェントスもリヴォルノに3対0で快勝し、ミランとの勝ち点差2をキープした。3位フィオレンティーナも2対0でアスコリを下し、5差でユヴェントスを追走している。 2位ミランはホームで圧倒的な力を見せ付けた。ゴールラッシュの幕開けは25分、ジラルディーノがインザーギのクロスに合わせて先制ゴールを挙げると、37分にも再びインザーギのポストプレーからセードルフがゴールを決めてリードを拡大。前半終了間際にはピルロのFKが直接ゴールネットを揺らし、前半を3対0で折り返す。後半に入っても勢いは止まらず、53分にジラルディーノがこの日2点目を決めると、79分にはカカがこぼれ球を押し込んで5点目。ウディネーゼの反撃をPKの1点に抑えて圧勝、リーグ戦の連勝を8に伸ばした。 セードルフは「クリスマスまでにユーヴェを捕えられたら最高だけど、今大事なのは離されないことだよ。ユーヴェの連中も俺たちがピッタリと追走していることを知っているし、それがプレッシャーになるはずだよ」と、ウィンターブレイクまでの戦略を語った。 ホームにリヴォルノを迎えたユヴェントスは、アウェイチームの積極的なパフォーマンスを前に苦戦を強いられたが、59分にようやく先制。ヴィエラのフィードに反応したイブラヒモヴィッチがダイレクトでループをねらい、ゴールネットを揺らした。これで勢い付いた首位チームは、わずか1分後にザンブロッタのクロスをトレゼゲが頭で押し込んで追加点を奪うと、ロスタイムにも途中出場のデルピエーロがカウンターからゴールを決めてダメを押した。 カペッロ監督はわずか20分程度の出場だったデルピエーロについて、「彼の出来には非常に満足している。20分ずっと最高のパフォーマンスを見せ、最後にはすばらしいゴールを決めたからね」と高い評価を与えた。 3位フィオレンティーナはアウェイでアスコリに快勝。開始わずか30秒でウイファルシが先制ゴールを叩き出すと、62分にはトーニが追加点をゲット。堅実な守備でアスコリの攻撃をゼロに抑えて逃げ切った。
October 31, 2005
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4位インテルはラツィオとスコアレスドローに終わり、勝ち点1を得るに留まった。この結果、勝ち点を20としたインテルと翌日に試合を控える首位ユヴェントスとの勝ち点差は7、2位ミランとの差は5となっている。 リーグ戦のここ2試合でわずか勝ち点1しか獲得していないインテル。首位のユヴェントスに少しでもプレッシャーをかけるためにも、敵地に乗り込んでのラツィオ戦で確実に勝ち点3を手にしたかったが、前半は今季ホームで負けなしのラツィオに押し込まれてピンチの連続。しかし、GKジュリオ・セザールの好セーブもあって無失点で切り抜けると、逆に後半は優位に試合を展開し、63分にはフィーゴのスルーパスに反応したマーティンスがGKと一対一の決定的シーンを作るが、シュートを打たせてもらえず。その後も守備を固めるラツィオの最終ラインを崩せず、結局ゴールを奪うことはできなかった。
October 31, 2005
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JOMOオールスターサッカー出場のため、10月の東欧遠征に参加しなかったDF宮本恒靖、中澤佑二、加地亮、MF小笠原満男らのほか、ナビスコカップで初優勝した千葉のMF阿部勇樹も復帰。また、海外組からはMF中田英寿、中村俊輔、松井大輔ら6人が選出された。MF小野伸二(フェイエノールト:HOL)の招集は右足の負傷が癒えず見送られ、中田浩二(マルセイユ:FRA)は10月のウクライナ戦で退場処分となったため、出場停止となっている。 東欧遠征に続いての代表入りとなった松井についてジーコ監督は、「(ラトビア、ウクライナ戦で)非常にいいパフォーマンスだったので、もう一回見たいということ。ただし、攻撃的なポジションには高原、柳沢、玉田、大黒らがおり、チャンスを待つことが必要」とコメント。5日のナビスコカップ決勝での活躍も光った阿部については「東アジア選手権でいい働きをしてくれたことはもちろん、ここ最近はプレーにも自信が漲っている」と評した。なお、故障を抱えるDF宮本、FW柳沢敦らの招集については、状態を確かめる目的もあると説明している。 一方、アフリカ予選を勝ち抜き、W杯初出場を決めた対戦相手のアンゴラについては「個人技に優れるが、90分の間に組織的な集中が途切れることがある。そこを突きたい」と印象を述べ、東欧遠征で注目の集まったダイアモンド型の中盤については「4-4-2で戦いたいと思っているが、形は選手の様子を見てから」と言及した。 「親善試合でも結果を求めて勝者のスピリットを持って戦って欲しい」と、いつもと変わらぬ試合へ取り組む姿勢を見せたジーコ監督。戦術的な試みとしては「高い位置でボールを奪って次のアクションに結び付ける。ボールを奪ってからのカウンターの強化」などを挙げた。日本代表メンバー GK 土肥洋一(FC東京)、川口能活(磐田)、楢崎正剛(名古屋) DF 田中誠(磐田)、宮本恒靖(G大阪)、三都主アレサンドロ、坪井慶介(以上浦和)、中澤佑二(横浜FM)、加地亮、茂庭照幸(以上FC東京)、駒野友一(広島) MF 中田英寿(ボルトン:ENG)、中村俊輔(セルティック:SCO)、小笠原満男(鹿島)、稲本潤一(ウェストブロム:ENG)、村井慎二(磐田)、遠藤保仁(G大阪)、松井大輔(ルマン:FRA)、阿部勇樹(千葉) FW 柳沢敦(メッシーナ:ITA)、高原直泰(ハンブルガーSV:GER)、玉田圭司(柏)、大黒将志(G大阪)
October 30, 2005
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首位リヨンがゴヴーのゴールで1対0とトゥールーズを下し、6連勝で勝ち点を36とした。これでリヨンは開幕からの無敗記録を14に伸ばしている。この勢いがどこまで続くのかはわからいが、CLの結果と合わせると安定度が高いチームはチェルシーよりリヨンだと思う。 そのほか、2位ボルドーがニースを1対0で退け、3位サンテティエンヌはオセールと1対1で引き分けた。
October 30, 2005
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注目のマンチェスターU対チェルシーは、マンチェスターUがフレッチャーのゴールで1対0とチェルシーを下した。チェルシーがプレミアで敗れたのは、2004年10月16日のマンチェスターC戦以来。無敗記録は40でストップした。12試合を終えて勝ち点31のチェルシーは依然トップをキープしているが、11試合を消化した2位のウィガンと勝ち点6差、同じく1試合消化の少ない暫定3位のマンチェスターUとは同10差と、その差は若干縮まった。 チェルシーは8分、ランパードの絶妙なロングフィードからDFラインの裏に抜け出たドログバがループをねらったが、GKファン・デルサールの頭上を抜くことはできず。さらに15分には、ダフのFKからデル・オルノがフリーで飛び込んだものの、シュートは枠の外だった。対するマンチェスターUは18分、ルーニーの折り返しをスコールズがダイレクトで強烈に叩くも、ボールはわずかにゴールを逸れる。それでも31分、この日左サイドでプレーしたC・ロナウドのクロスを、逆サイドにいたフレッチャーが角度のないところからループ気味のヘッドでゴールネットを揺らし待望の先制弾。さらに54分にも、ゴール正面でファン・ニステルローイが追加点のチャンスを迎えたが、これは惜しくもバーを越えた。 残り30分はチェルシーが一方的に攻勢に出る。なかでも決定的だったのが68分、ドログバがエリア内で粘って、最後はランパードがねらうも、GKファン・デルサールが立ちはだかった。その2分後にも、ダフのクロスにオーバーラップしたデル・オルノが飛び込んだが、シュートは枠に飛ばず。防戦一方となったマンチェスターUだったが、マン・オブ・ザ・マッチに輝いたスミスを筆頭に、最後まで気持ちの入った守りを見せゴールを死守した。 プレミアでミドルスブラ、チャンピオンズリーグでリールに敗れ、2連敗中だったマンチェスターUだが、昨シーズン、アーセナルの無敗記録(49試合)を止めたのに続き、意地を見せた。ファーガソン監督は「うちが攻めに出たときは、相手にとって常に脅威になっていた。いい動きをしていたのは全部うちの選手だったね」と胸を張った。一方、CLのベティス(スペイン)戦に続く敗戦となったチェルシーのモウリーニョ監督は、「勝負を分けたのは運だった。勝った方も、負けた方も、ピッチに立った選手は全員胸を張るべきだ。私は今日のチェルシーを誇りに思うし、今後に何の不安もない」と強気の姿勢を崩さなかった。
October 30, 2005
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ナビスコカップに出場した若手選手を対象とするニューヒーロー賞に、千葉のMF阿部勇樹が選ばれた。 同賞は今季のナビスコカップ開幕時に23歳以下で、過去に受賞歴がない選手に贈られる。この勢いで代表でも活躍してほしいものだ。
October 29, 2005
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アーセナルがファン・ペルシの終盤の2ゴールなどでスパルタ・プラハを3対0で下した。これで4連勝を飾ったアーセナルは、2試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。 終始ゲームを支配していたアーセナルは14分、先制のチャンスを迎える。アンリ、ピレス、ベルカンプの連携から、最後はピレスのパスを受けたベルカンプがねらったが、シュートはバーに嫌われた。それでも23分、ジウベルト・シルヴァとレイェスのお膳立てから、キャプテンのアンリがファインゴール。25メートルの距離から、右足のインサイドで絶妙なコースに決めた。 対するスパルタ・プラハはその4分後、ハシェクがミドルを放つも、コンディション不良のレーマンに代わって出場したGKアルムニアに阻まれた。アーセナルの守備を脅かすシーンはあまりなかったスパルタ・プラハだが、78分にペトロウシュにチャンスが訪れる。しかし、同点ゴールはならなかった。 するとアーセナルは、アンリに代わって途中出場したファン・ペルシが82分、カウンターから鮮やかなゴールを決め、その4分後にもルーズボールを逃さなかった。 先制ゴールを挙げたアーセナルのアンリは「スパルタ・プラハにとっては、厳しい結果になったね。彼らも何度かチャンスを作っていたけど、途中出場のロビン(ファン・ペルシ)が試合を決めたからね。2試合を残して、グループリーグを突破できたのはうれしい」と喜んだ。 グループBのもう1試合ではアヤックスがロスタイムに2ゴールを挙げ、アウェイでトゥーンを4対2と退けた。
October 29, 2005
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ユヴェントスがホームで2対1とバイエルンを下し、勝ち点を9に伸ばした。ユヴェントスとバイエルンは、ともに勝ち点9で並んでいるものの、得失点差でユーヴェが首位に立っている。 序盤は中盤での激しい潰し合いが続いたこの試合だが、スコアレスで折り返した後半、主導権を握ったのはユヴェントスだった。前半いっぱいで、動きの鈍かったデルピエーロを下げて、後半の頭からベンチスタートとなっていたネドヴェドを投入すると、攻撃が活性化。そして62分、そのネドヴェドの前線への飛び出しから生まれたチャンスをトレゼゲが逃さずに先制すると、一度はバイエルンに同点弾を許したものの、終了5分前、ヴィエラのラストパスから再びトレゼゲが決めて、ユーヴェが2対1と勝ち越しに成功した。2ゴールと勝負強さを見せたトレゼゲ。ユーヴェでの通算ゴール数を「106」と伸ばし、同じフランスの英雄ミシェル・プラティニ(104)の数字を超えた。 カペッロ監督は「本当にタフなゲームだった。どのチームもバイエルンから勝利を奪うことは簡単ではないだろう。その意味でも、この勝利はすばらしく、大きいものだ」と満足げにコメント。2ゴールを挙げたトレゼゲについては「彼はどんな体勢からでもシュートを打てる選手。とくに、ペナルティエリア内でのゴール嗅覚には、鋭いものがある」と称賛した。 また、カペッロ監督は後半途中から起用したカモラネーシを、わずか18分間で交代させたことについて「ちょっとナーバスになっていたようだ。試合に集中できていないように見えたので、ムトゥに代えた」と説明した。 一方、2週間前のミュンヘンとは逆の結果になってしまったバイエルン。66分には、ダイスラーのFKが直接決まって、同点に追い付いた場面もあったが、終盤はホームのユーヴェの勢いに押し込まれる形となった。 ただ、マガト監督は「敗れはしたが、パフォーマンスには満足している。ユーヴェとしては、絶対に勝たなければいけない試合だったはずだからね。その分、要所で我々を少し上回っていたのだと思う。うちの出来も、決して悪くなかった」と敗戦にも、納得の表情を見せた。この2強がこのグループの1位と2位だろうが、トーナメントで対戦する相手がどこになるのかわからない今は、1位と2位どちらで予選を突破した方がいいのか?どちらにしてもミランに優勝してもらわなければいけない。
October 28, 2005
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なんと凄い試合だったろう。熱戦の末、PK戦を5対4と制した千葉がG大阪を下し、チーム史上初となるタイトルを獲得した。両チーム無得点のまま120分を終えた試合は無得点の緊迫した内容だった。そしてPK戦へともつれ込み、G大阪がひとり目のキッカー遠藤が失敗したのに対し、千葉は5人全員が決めて決着を付けた。MVPには、PK戦で遠藤のシュートを防いだほか、J屈指の攻撃力を誇るG大阪を相手に最後までゴールを許さなかったGK立石が選ばれた。 オシム監督が「選手はやれるところまでやってくれた」と語った通り、千葉の粘り強さが光った試合だった。シュート数は11対22とG大阪の半分に終わった千葉だが、懸命の守備でゴールだけは許さず。アラウージョには結城、大黒には斎藤、フェルナンジーニョには阿部がきっちりとマンマークで付き、G大阪の攻撃を寸断。得点こそ、挙げられなかったものの、随所に千葉らしさを見せた。 前半を劣勢の展開で終えた千葉は、後半開始と同時に羽生に代えて工藤を投入すると、64分には山岸に代えて水野、72分にはポペスクに代えて林と早めの選手交代で勝負に出る。後半ロスタイムには佐藤の左クロスに巻が飛び込み、決勝ゴールが決まったかに思われたが、惜しくもプッシングがあったとの判定で得点は認められなかった。 対するG大阪は、序盤から試合の主導権を握っていたものの、最後までゴールは遠かった。アラウージョ、大黒、フェルナンジーニョの3人で15本ものシュートを放ったが、ゴールネットには届かず。19分にはシジクレイの縦パスに抜け出したフリーの大黒が右足を振り抜いたが、ボールはわずかゴール左へ。21分には二川のスルーパスを受けたアラウージョがDF結城を振り切り、左足でねらったがGK立石の好守に阻まれた。 後半もG大阪ペースは変わらず。しかし79分、左CKにシジクレイが頭で合わせたボールは、クロスバーの上へ。84分には相手の緩慢なプレーを突いたアラウージョが、ハーフライン付近でボールを奪いドリブルで持ち込んだものの、千葉DF斎藤の警告覚悟のファウルに遭い、チャンスは潰えた。 89分には負傷した二川に代えて、右足のじん帯損傷から驚異的な回復力を見せて復帰した日本代表DF宮本を投入したG大阪。延長後半に入った109分には、MF橋本に代えてFW吉原を起用するなど、終始攻撃的な姿勢は崩さなかったものの、PK戦では一番手の遠藤が失敗するなど、わずかにツキを欠いた。 千葉 0-0(PK:5-4) G大阪【得点者】なし=PK戦=千葉(後攻):阿部○、水野○、工藤○、林○、巻○G大阪(先攻):遠藤×、アラウージョ○、シジクレイ○、大黒○、山口○
October 27, 2005
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インテルがポルトに2対1と逆転勝ちを収めた。 昨シーズンのミランとのCL準々決勝で起きたサポーターの暴走行為によって、UEFAからホーム4試合無観客開催の処分を受けたインテルは、この日が3試合目の無観客試合となったが、観客がいないのは見ている方にも寂しさが感じられる。16分、ポルトのウーゴ・アルメイダに40メートルから鮮やかなFKを決められ、ホームで劣勢を強いられたインテル。反撃は32分にフィーゴのクロスにマーティンスがヘッドで合わせたシーンとその1分後にアドリアーノがシュートをブロックされたシーンくらい。中盤は統率が取れておらず、前線には勢いがなかった。それでも、アドリアーノとの交代で61分からピッチに立ったクルスが、チームを救った。彼がこの試合のMVPだろうが、75分にエリア内でピサロが倒されて得たPKを確実に決めると、82分には同じく途中出場のミハイロヴィッチのCKからヘッドで決勝点を奪った。 これで勝ち点を9に伸ばしたインテルは、アルトメディア(スロバキア)対レンジャースが2対2の引き分けに終わったこともあり、2位以下に勝ち点4差を付けて首位をキープ。一方、2003-04シーズンのCL王者で、2週間前にはホームでインテルを下したポルトは、勝ち点3で最下位に沈んでいる。 インテルのマンチーニ監督は「アドリアーノも自分の仕事はしてたけど、今日のクルスは2ゴールで大きく貢献してくれた。ミハイロヴィッチを入れたのは、それまでセットプレーで相手に脅威を与えてなかったから。リスタートでの彼は、本当にすごいからね」と途中出場のふたりを絶賛した。 対するポルトのコ・アドリアーンセ監督は「あのPKは残念だった。でも、1対1で引き分けられれば、悪くない結果だったのに」と振り返った。
October 27, 2005
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リヨンは4対1と逆転でオリンピアコスを下し、4戦全勝という圧倒的な強さで決勝トーナメントへの切符を手にした。予想はしていたがここまで強いとは、ヨーロッパで1番安定したチームがリヨンかもしれない。ここまでグループリーグ3戦全勝のリヨンに対して全敗のオリンピアコス。しかし、先手を取ったのは意外にもオリンピアコスだった。3分、カフェスのスルーパスをババンギダが決めて先制に成功する。 だが、今季国内リーグとCLを通じて16戦無敗という圧倒的な強さを誇るリヨンは動じない。41分、ジュニーニョ・ペルナンブッカーノが得意のFKで同点とすると、その3分後には、カリュウが勝ち越し弾を叩き込んで、難なく試合をひっくり返す。後半も追撃の手を緩めないリヨンは55分、カリュウのシュートのこぼれ球をディアッラが決め、さらに57分にはカリュウのこの日2点目で、4対1とオリンピアコスを突き放した。 これでグループリーグ4戦全勝で、早くも来年2月からの決勝トーナメント進出を決めたリヨン。ウリエ監督は、「我々のベストと言えるサッカーができたし、どんな状況でも選手たちが冷静さを保っていたのがうれしかった。たとえ劣勢でも諦めず、プライドを持って戦う姿勢も頼もしい」と、選手たちの姿勢を絶賛するが、監督の手腕も評価していいと思う。 ただ、CLでの今後に関しては、「第一目標はあくまでも国内5連覇。過去に達成したチームはないし、前任者たちの功績を受け継げなければ、私にとっては失敗。CLはとりあえず決勝トーナメントへと進めたので、どのくらいツキがあるか見てみるよ」と話していた。
October 26, 2005
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チェルシーがベティスに0対1と敗戦。プレミアでは無敗で首位を独走するチェルシーにとって、カーリングカップ敗退に続き、シーズン2敗目となってしまった。 ホームのベティスは好スタートを見せた。DFナノ、FWリカルド・オリヴェイラが立て続けに負傷して25分までにふたりの交代を強いられるアクシデントに見舞われたが、28分にダニのシュートで先制する。 一方、ボール支配率で及ばなかったチェルシーはカウンターで反撃に出るも、ジョー・コールとロッベンのシュートはGKコントレラスにセーブされ、グジョンセンは決定機にシュートをふかすなど同点に追い付けない。 後半からS・ライト・フィリップス、ドログバを投入し、65分からはダフも送り出すと、その姿勢が功を奏し、70分にはダフのクロスをS・ライト・フィリップスが折り返し、最後はエシアンがねらったが、シュートは右のポストに弾かれてから左のポストにも跳ね返され、ゴールマウスには入らなかった。 敗れたチェルシーのモウリーニョ監督は「前半はひどい出来だったから、我々としては今日の敗戦に弁解の余地もない。それに、ベティスは勝利に値するパフォーマンスだった。前半のプレー、後半の守備を考えてもね」とさばさばしていた。連覇をねらうリヴァプールが3対0とアンデルレヒトに快勝し首位へ。グループリーグ突破に向け、大きく前進した。
October 25, 2005
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第3回アジアチャンピオンズリーグは、決勝戦のセカンドレグが行なわれ、前回王者のアル・イテハド(サウジアラビア)が初代王者アル・アイン(UAE)にホームで4対2と勝利。2試合合計スコアでも5対3と上回って優勝を果たすとともに、12月に日本で開催される世界クラブ選手権への出場権を獲得した。 10月26日に行なわれたアウェイでのファーストレグでは1対1で引き分けていたアル・イテハド。ホームに戻ってきたこの日は、モナコ(フランス)から期限付き移籍中のシエラレオネ代表FWモハメド・カロン、ミドルスブラ(イングランド)から同じく期限付き移籍中のカメルーン代表FWジョセフ・デシール・ジョブらを擁する攻撃陣が爆発して4点を奪って快勝。2万5000人の地元ファンの前で、見事優勝の栄誉に輝いた。 なお、世界クラブ選手権には、アル・イテハドのほか、欧州からリヴァプール(イングランド)、南米からサンパウロ(ブラジル)、オセアニアからシドニーFC(オーストラリア)、北中米カリブ海からはデポルティーボ・サプリサ(コスタリカ)が出場することが決定済。今月12日にアル・アリ(エジプト)とエトワール・サヘル(チュニジア)の間で決勝戦のセカンドレグが行なわれるアフリカチャンピオンズリーグの優勝チームが決まれば、すべての出場チームが出揃うことになる。
October 24, 2005
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バルセロナはロナウジーニョの2ゴールの活躍などで5対0とレアル・ソシエダを寄せ付けず、3連勝で2位へ浮上した。また、オサスナは2対0とエスパニョールを下し、首位の座をキープしている。 2試合連続で無失点勝利と復調の兆しを見せているバルセロナは、こちらも3連勝中と好調のソシエダをホームに迎えた。試合は立ち上がりからバルサのペースで進み、18分、ロナウジーニョのクロスをファン・ボメルがボレーで叩き込んでゴールショーの幕が開ける。36分にはロナウジーニョがファン・ボメルとのワンツーで抜け出して追加点を挙げると、60分にもFKを直接決めて、勝負をほぼ決定付ける。 その後も勢いの止まらないバルセロナは75分にプヨール、86分には途中出場のラーションが続き、結局、5対0の大差でソシエダを一蹴した。 リーグでの連勝を3へ伸ばし、勝ち点19の2位へ浮上したバルセロナのライカールト監督は、「選手たちの試合に臨む姿勢は前向きだし、チャンスも全員が代わる代わる作っている。チームの一体感が効果的に働いた結果だ」と、好調の要因を分析した。
October 24, 2005
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横浜FCは、元日本代表FW三浦知良(38)がシドニーFC(オーストラリア)に期限付き移籍することが正式に決まったと発表した。契約期間は11月7日から来年1月31日まで。 シドニーFCは、かつて市原(現千葉)で選手として活躍し、引退後は横浜FCでも指揮をとった経験のある元西ドイツ代表MFピエール・リトバルスキー氏が監督を務めており、12月に日本で開催される世界クラブ選手権にオセアニア代表として出場することが決まっている。
October 23, 2005
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首位リヨンがマルダのゴールで1対0とソショーを下して5連勝を挙げ、勝ち点を33に伸ばすとともに、開幕からの無敗を守った。そしてフランス代表GKグレゴリー・クペ(32)との契約を2008年まで延長したと発表。 上位陣では、ボルドーがトロワに2対0と勝利、勝ち点を24に伸ばした。サンテティエンヌもストラスブールに1対0と勝利を収め、勝ち点23で3位に順位を上げた。 一方、松井大輔の所属するルマンはアウェイでナントに0対1と敗れた。松井は84分に途中出場したものの、短時間とあって、見せ場を作ることはできなかった。また、中田浩二の所属するマルセイユは、ホームでリールと対戦し1対1で引き分けた。中田浩はベンチからも外れている。 そのほか、モナコはホームでアジャクシォに3対0で勝利し、ランスもトゥールーズを1対0で退けている。いまだ勝ち星のない最下位メスは、アウェイでレンヌと対戦し1対2で敗れ、6連敗を喫した。フランス・リーグ1はリヨンの独壇場となりつつあるのか。
October 23, 2005
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2位ミランが首位ユヴェントスを3対1と下して、ユヴェントスの連勝を9で止めた。また、インテルはサンプドリアと2対2で引き分けた。やはりミランがやってくれた。前節20年ぶりに開幕連勝記録を更新したユヴェントスをホームジュゼッペ・メアッツァに迎えた2位ミランは、前半から積極的な攻撃を見せる。まず14分にセードルフが決めて先制し、幸先のよいスタートを切ると、続く26分、FKの跳ね返りから最後はカカがボレーシュートを叩き込む。さらに45分にはピルロが25メートルの位置から直接FKでゴールをねらうと、ユヴェントスGKキメンティが目測を誤り、これが決まって3対0。ミランはその後トレゼゲに1点を返されるも、2点のリードを守り切り、連勝を7に伸ばした。前半からユーベを圧倒したミランは貫禄の勝利。一方のユーベは結果でも内容でもミランに屈した結果だった。 これで勝ち点を25とし、ユヴェントスとの差を2に縮めたミラン。アンチェロッティ監督は、「今日はすべての面で最高の試合ができた。完璧な勝利だ。今日のゲームの鍵は中盤でのアグレッシブな守備だろう。うちはエメルソンとイブラヒモヴィッチにスペースをほとんど与えなかった。これが大きかった」と、選手をねぎらった。 一方、連勝記録がストップしたユヴェントスのカペッロ監督は、「今日の内容に満足していないわけじゃないし、心配もしていない。3失点のうちふたつはセットプレーからだし、(1失点目は)不運にもDFの足に当たって弾道が変わっただけだからだ。とにかく気持ちを切り替えて再出発する必要がある。来週早々に(チャンピオンズリーグで)バイエルンとのビッグマッチもあるからね」と、敗戦にも前向きなコメントを残しているが、ヴィエラの存在がユーベに大きな影響をもたらすことを改めて実感しただろう。もしヴィエラが本来のコンディションだったら結果は変わってかも知れないし、バイエルン戦も彼しだいで勝敗が決まるだろう。
October 22, 2005
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アーセナルはトテナムとのノースロンドンダービーで先制を許したものの、1対1の引き分けに持ち込んだ。キャリックのFKからキングのヘッドで17分に先制したホームのトテナムだが、追加点のチャンスを活かせず。するとアーセナルも77分、マンチェスターC戦でのPKのシーンで、無用な小細工をして非難を浴びたピレスが、途中出場から汚名返上の同点ゴールを挙げた。ノースロンドンダービーは引き分けが多いことでも知られているが、内容はとても面白い展開となった。
October 21, 2005
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首位G大阪はFC東京に1対2で敗れて2連敗。勝ち点を54から伸ばせず、2位鹿島とは1差、3位浦和、4位C大阪とは4差と、タイトル争奪戦はここに来て混戦模様を呈してきた。 約1カ月、ゴールから遠ざかっている大黒をスタメンから外し、心機一転を図ったG大阪。キックオフ直後にCKのチャンスを得ると、遠藤のキックにシジクレイがうまく飛び込み先制点を奪う。これで試合が一気に活性し、両者とも攻守の早い切り替えでゴール前にボールを運んで幾度となく観衆を沸かす面白い展開となった。そして前半終了間際、FC東京が反撃ののろしを上げる。馬場が約30メートルの位置でボールを受けると、素早く横に持ち出し右足を一閃。強烈なミドルはポスト直撃の同点弾となり、試合は振り出しに戻った。 後半に入り、G大阪は二川、大黒を投入して巻き返しを図るも、勢いは完全にFC東京。ルーカス、梶山、馬場らが立て続けにゴールを脅かし、完全に主導権を握る。首位チームは時折、鋭いカウンターを見せるも、大黒、フェルナンジーニョが数少ないチャンスをものにできず。FC東京は71分、FKから生じたゴール前の混戦のなか、今野が押し込んでついに逆転に成功。G大阪は2倍のシュートを放たれるなど完全に力負け、2連敗を喫してしまった。残りの試合数を考えると、今シーズンのJリーグは最後まで楽しませてくれそうだ。
October 21, 2005
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首位のユヴェントスは2対0とサンプドリアを寄せ付けず、開幕からの連勝を9に伸ばした。また、2位のミランは逆転で3対1とエンポリを下し、インテルは2対3とローマ相手に苦杯を舐めている。 全勝で首位を走るユヴェントスは、連戦に備えてテュラムとカモラネーシを温存し、コヴァッチとムトゥを先発起用する余裕の布陣。41分、CKからトレゼゲが押し込んで先制を果たすと、57分にはすばらしいパス回しからムトゥが抜け出して追加点を挙げる。その後もサンプドリアに付け入る隙を与えなかったユヴェントスがこのまま2対0と勝利を飾り、開幕からの連勝を9と伸ばした。 1930-31、85-86シーズンにユヴェントス自身が記録していたセリエAの開幕連勝記録を20年ぶりに更新したカペッロ監督だが、歴史的な記録達成には興味を示さず、「今はただ週末のミラン戦のことしか頭にない」とコメントしていた。 2位のミランはアウェイでエンポリと対戦。34分、エンポリFWヴァンヌッキにまさかの先制弾を浴びたミランだったが、前半終了間際にジラルディーノが決めて同点に。これで流れをつかんだミランは50分、ルイ・コスタのクロスに再びジラルディーノが合わせて勝ち越すと、その5分後にはセードルフのクロスからヴィエリが移籍後初ゴールを決めてダメを押し、3対1と逆転でエンポリを下した。 一方、14位と低迷するローマは、インテル相手に意地を見せた。12分にモンテッラのゴールで先制したローマは、30分にトッティが鮮やかなループを決め、47分には再びトッティのPKで3対0とリードを広げる。インテルもアドリアーノの2ゴールで追いすがったものの、3対2とローマが逃げ切った。ローマがサンシーロでインテルを破ったのは、実に11年ぶり。 このほか、フィオレンティーナはトーニの2ゴールで2対0とシエナを下し、3位浮上。得点ランクトップを独走するトーニは、これで今季通算11ゴールとしている。
October 20, 2005
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第11節、バレンシアはセビーリャに0対2と黒星を喫した。また、首位奪還の可能性のあったヘタフェはレアル・ソシエダに0対3と完敗し、2位に留まっている。勝てば首位の可能性もあったバレンシアはセビーリャと対戦。試合開始から波に乗れないバレンシアだったが、19分、ルイス・ファビアーノに決められてセビーリャに先制を許す。先制されてからエンジンのかかったバレンシアも必死の反撃を繰り出すが、リーグ最少失点を誇るセビーリャの堅守をなかなか破れない。そして47分、バレンシアDFアヤラがクリアミスから痛恨のオウンゴール。このままバレンシアは0対2とセビーリャに苦杯を喫した。 首位浮上どころか9位まで順位を落としたバレンシア。逆に3連勝のセビーリャは8位に浮上している。勝てば首位奪還となったヘタフェだが、いいところなくレアル・ソシエダに完敗を喫した。
October 19, 2005
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日曜夜に行なわれたローマダービーは、いまひとつ見どころに欠ける展開の末、1対1の引き分けに終わった。この試合をどれだけの人が見たのだろうか?ダービーは、首都ローマを真っ二つに割る、1年に2度の重要極まりない祝祭であり、都市の覇権を賭けた戦いである。試合の前後は街中がその話題で持ち切りになり、一度勝ち負けがついたら、負けたチームのサポーターは次のダービーまで、あらゆる種類のからかいや侮辱にさらされる。今回のダービーも、その点で変わりがあったわけではない。しかし、否応なく明らかになったのは、イタリアサッカー全体のパノラマにおいて、この対決が担う意味の薄さだった。つい5年前、ローマダービーは、スクデットの行方を決定的に左右する戦いであり、全イタリアが固唾を呑んでその行方を見守る試合だった。ローマ、ラツィオはともに、ユーヴェ、ミラン、インテルという北部のビッグクラブに伍してスクデットを争う勢力であり、事実、西暦2000年の聖年を挟んで、99/2000ラツィオ、2000/2001ローマと2年にわたってイタリア王者の座を分け合った。しかし今回のダービーは、セリエA中位に漂うふたつのチームの、質的にも際立ったものが見られない凡庸な戦いに終わった。翌日の新聞各紙は、ローマで編集されている『コリエレ・デッロ・スポルト』と『イル・メッサッジェーロ』を除けば、この試合をトップに持ってくることすらしなかった。トップを飾ったのは、1985年以来の開幕8連勝(タイ記録)を飾って首位を独走するユヴェントスであり、それを追うミラン、インテルの戦いぶりだった。ダービーの前日、ローマの練習場には、数千人のサポーターが詰めかけ「選択肢はふたつ。天国に行くか、地獄に落ちるかのどちらかだ」という横断幕を掲げた。スパレッティ新監督の下、思ったような結果が残せず下位に低迷するチームに対する叱咤激励のつもりだったのかもしれないが、そこに漂っていたのはむしろ脅迫めいた空気だった。ダービーを落としたら俺たちは許さないから覚悟しろ、というプレッシャーである。シーズンが始まってまだ2カ月足らず、7試合を消化した時点でサポーターが取るべき態度ではない。しかし、数年前の栄光の記憶に囚われた彼らは「弱いローマ」、いや「強くないローマ」を受け入れることができないのだ。一方のラツィオはここまで、4勝1分け2敗という上々の成績で4位の座にあった。にもかかわらず、サポーターはロティート会長に対する抗議の姿勢を崩すことがなかった。上位をねらうことをあきらめ、クラブ経営の健全化を目指したリストラを進める(そのためには戦力の縮小もやむを得ないとする)会長の路線が気に入らないのである。もはや「ビッグ3」とローマ勢の間には、埋めることのできない大きな溝が横たわっていることは、誰の目にも明らかだ。しかし、ふたつのクラブのサポーターだけは今なお、その現実を直視し、正面から受け入れることができずにいる。その態度が、応援するクラブの未来を損っていることにも、気付ずにUEFAから制裁を受けることもたびたびある。経済的に苦しいのはローマとラツィオだけではない。セリエAのチームのほとんどが苦しいのであって、ユーヴェもその1チームだ。しかし、ユーヴェは健全な経営と、ピンポイントの補強というチーム理念を持っている。会長とGMの力が際立っているが、ミランもまたしかりである。プロビンチアのチームですら育成に力を注ぎ、リヴォルノやウディネーゼ、パレルモといったチームは上位に顔を出している。そして、あのフィオレンティーナも過去の失敗から抜け出しつつある。ローマとラツィオが過去の栄光を取り戻すためには、経営の建て直しと数年単位の一環とした経営理念を持つことだろう。連敗したからといって、監督の首を変えるなどもってのほかだ。
October 18, 2005
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ホームでストラスブールと対戦したルマンは、松井大輔の1ゴール1アシストの活躍などで2対0と快勝した。 2試合ぶりの先発出場となった松井は2分、左サイドからのクロスで先制弾をアシストする。そして迎えた43分、左サイドでボールを受けるとドリブルから相手の不意を突いてミドルシュート。ボールは見事にGKの頭上を抜けてネットを揺らし、松井にとってのリーグ1初ゴールとなった。 2点のリードを奪ったルマンは、後半も相手の攻撃を凌ぎ切り、5試合ぶりの白星を手にして6位に浮上。なお、殊勲の松井は85分にピッチを退いている。
October 17, 2005
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首位のレアル・マドリーは最終的には退場者ふたりを出す展開で1対2とバレンシアに苦杯を喫し、3位へ後退した。代わって、5対2とサラゴサを下したヘタフェが首位の座に返り咲いている。 前節を終えて首位に立ったレアル・マドリー。だが、この日は10分に獲得したPKをジダンが外し、逆に22分、FKをバラハに直接決められてバレンシアに先制点を奪われる。マドリーも37分にロベルト・カルロスのロングスローからラウルが決めて一度は追い付いたものの、その直後、アイマールのクロスに対してセルヒオ・ラモスがエリア内で痛恨のハンド。このPKをビリャに決められ、再びリードを許した。なお、今季からバレンシアに加わったビリャはこれで今季7ゴールとし、得点ランク2位タイに浮上している。 後半に入り、1点を追うマドリーは、ロビーニョ、ベッカム、グティらが次々とシュートを放つも精度を欠く。83分に交代出場したばかりのグラヴェセンがラフプレーから一発退場となってペースを乱したマドリーは、さらに87分にもベッカムが立て続けに2度の警告を受けて退場。結局、このまま1対2で敗れたマドリーの公式戦連勝は6で途切れ、順位も3位に後退した。 一方、ホームにサラゴサを迎えた3位のヘタフェは8分にパウノヴィッチのゴールで先制。さらにグイサの2ゴールなどを加えて前半だけで4点のリードを奪い、後半にサラゴサの反撃を浴びたものの最終的には5対2と逃げ切った。また、4位のセルタは81分のシルバの決勝ゴールで1対0とエスパニョールに勝利。この結果、勝ち点を17に伸ばしたヘタフェが首位に返り咲き、同16のセルタが2位、同15のマドリーがそれに続く展開となっている。
October 17, 2005
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ピッポが帰ってきた。復帰して間もないインザーギの決勝弾でパレルモに2対1と競り勝ち、また、首位ユヴェントスは3対0とレッチェを下して開幕からの連勝を8に伸ばし、インテルはウディネーゼに1対0と勝利。上位3チームすべてが勝利を飾った。 2位のミランはホームでパレルモと対戦。立ち上がりから攻め合いとなったが、28分にカラッチョロのゴールでパレルモが先制する。対するミランも2分後、スローインのこぼれ球を基点にガットゥーゾが技アリのループシュートを決めて同点に。その後はミランが優勢に試合を進め、ついに78分、ヤンクロフスキーのクロスをインザーギがダイビングヘッドで決める。これが決勝点となり、ミランが2対1と逆転でパレルモを下した。 先週、足首のケガによる長期離脱から復帰を果たし、これが2004年3月以来19カ月ぶりのセリエAでのゴールとなったインザーギは、ゴールを決めると一直線にアンチェロッティ監督のもとへ走り寄り、抱きついて喜びを表現した。「ゴールできて本当にうれしい。いまはもう、以前の状態に戻ったと感じている」と復帰弾の手応えを話していた。
October 16, 2005
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惜しいシュートや決定的なラストパスなど、随所に光るプレーを見せていた中田英は0対0で迎えた81分、FKを直接決めて均衡を破った。ボルトンはさらに終了間際、ノーランがゴールを挙げてダメを押し、ウェストブロムに2対0と勝利。際立ったのはゴールだけではなく、運動量と戦術眼。チームにアクセントを付けていた。ノーランの追加点も左コーナーで、プレッシャーをかけてゴールキックにはせずに、身を投げ出してインプレイにして味方につないだのは実にすばらしいプレーだった。
October 16, 2005
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仏誌『フランス・フットボール』は2005年欧州年間最優秀選手(バロンドール)候補者を発表し、昨年の受賞者、ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコを含めた50人が名を連ねた。 クラブレベルでは、ユヴェントス(イタリア)から最多9名がノミネート。2003年のバロンドールに輝いたチェコ代表MFパヴェル・ネドヴェドを始め、今夏アーセナル(イングランド)からユヴェントスに加わったフランス代表MFパトリック・ヴィエラらが選出された。また、国籍では昨年のFIFA年間最優秀選手に輝いたFWロナウジーニョ(バルセロナ)を始め、ロナウド、ロビーニョ、ロベルト・カルロス(以上レアル・マドリー)、カカ、ジーダ(ミラン)、アドリアーノ(インテル)らが名を連ねたブラジルが最多となっている。 そのほか、昨季のチャンピオンズリーグでリヴァプール(イングランド)の21年ぶり5度目の優勝の立役者となったイングランド代表MFスティーヴン・ジェラード、チェルシー(イングランド)の50年ぶりの国内リーグ制覇に大きく貢献したイングランド代表MFフランク・ランパードも名を連ねた。なお、アジア人選手では、昨季のPSV(オランダ)で目覚しい活躍を見せて今季開幕前にマンチェスターU(イングランド)に移籍した韓国代表MF朴智星(パク・チソン)が唯一選出されている。 1956年に仏誌『フランス・フットボール』でスタートしたバロンドールの選定は、今回が記念の50回目。個人タイトルとしては、最も権威あるものとして評価されており、投票は欧州各国のジャーナリストによって行なわれる。今季の受賞者は11月28日に発表される。バロンドール候補50人 ブッフォン、カモラネーシ、F・カンナヴァーロ、ヴィエラ、エメルソン、イブラヒモヴィッチ、ネドヴェド、テュラム、トレゼゲ(以上ユヴェントス:ITA)/ドログバ、ツェフ、エシアン、ランパード、マケレレ、ロッベン、テリー(以上チェルシー:ENG)/ベッカム、ロベルト・カルロス、ロビーニョ、ロナウド、ラウル、ジダン(以上レアル・マドリー:ESP)/シェフチェンコ、ジーダ、カカ、マルディーニ、ピルロ(以上ミラン:ITA)/デコ、エトー、ロナウジーニョ、シャビ、ファン・ボメル(以上バルセロナ:ESP)/朴智星、C・ロナウド、ルーニー、ファン・ニステルローイ(以上マンチェスターU:ENG)/キャラガー、ルイス・ガルシア、ジェラード(以上リヴァプール:ENG)/クペ、クリス、ジュニーニョ・ペルナンブッカーノ(以上リヨン:FRA)/フォルラン、リケルメ(以上ビリャレアル:ESP)/アドリアーノ、フィーゴ(以上インテル:ITA)/バラック、マカーイ(以上バイエルン:GER)/アンリ(アーセナル:ENG)/オーウェン(ニューカッスル:ENG)
October 15, 2005
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首位の京都が水戸を3対1と下して今季2位以内を確定、3年ぶりのJ1復帰を決めた。京都は、得点ランクのトップを走るパウリーニョの2ゴールでリードを奪うと、1点こそ返されたものの、試合終了間際に星がダメ押し弾を決めて水戸に勝利。徳島に5対0と大勝して3位に浮上した甲府と、横浜FCに2対1と競り勝った4位の仙台がともに勝ち点を56まで伸ばしたが、この両チームが残り7試合を全勝しても京都に及ばないため、京都のJ1昇格が決まった。 J1昇格を勝利で飾った京都は、37試合を終えて25勝6分け6敗の勝ち点81と圧倒的な強さを見せ、7試合を残しての昇格決定となった。しかし、これほど早く昇格を決めたのは、チーム力がJ2の中でも抜きん出ているからだろうが、来シーズンJ1でどこまで戦えるのかが楽しみだ。
October 15, 2005
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開幕から無傷の9連勝だった首位のチェルシーが、最下位のエヴァートンと1対1のドロー。今季初めて勝ち点を落とした。それでも勝ち点28で2位以下との差は9と、独走態勢は変わらない。一方、エヴァートンはリーグでの連敗を6でストップした。ここまで8試合でわずか1ゴールと深刻な得点力不足のエヴァートンだが、王者相手に幸先のいいスタートを切った。37分、カーヒルがエリア内でS・ライト・フィリップスに倒されて得たPKをビーティーが落ち着いて決め、1対0と先制する。しかし、チェルシーも50分、ランパードの鮮やかなミドルシュートで同点に。これで、MFながら抜群の得点力を誇るランパードは、8ゴールで得点ランキングトップに並んだ。その後は完全にボールを支配し、決勝ゴールをねらって、猛攻をしかけたチェルシーだが、エヴァートンの懸命な守りを最後まで崩せず。ゴールネットを揺らしたかに思われたドログバのシュートも、オフサイドの判定だった。ジャッジには疑問が残るものの、面白いゲーム展開であったのは間違いないし、エヴァートンがチェルシーの連勝を止めたのも不思議ではなかった。
October 14, 2005
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2006年1月から2月にかけてエジプトで開催されるアフリカ・ネーションズカップの組み合わせ抽選会が行なわれ、ともに06年W杯本大会初出場を決めたトーゴとアンゴラが、ドイツ行きを逃したカメルーン、DRコンゴとグループBで顔を合わせることになった。 また、前回優勝国で、06年W杯出場も決めているチュニジアはグループCに入り、ギニア、南アフリカ、ザンビアとグループリーグを戦う。 そのほか、02年大会でも同じグループに入り、接戦を繰り広げたガーナ、ナイジェリア、セネガルがグループDに。コートジボワールはエジプト、モロッコ、リビアとともに、グループAに入った。 アフリカ・ネーションズカップは1月20日に、ホスト国エジプトとリビアの一戦で幕を開け、決勝は2月10日に行なわれる。 グループリーグ組み合わせ グループA エジプト、リビア、モロッコ、コートジボワール グループB カメルーン、アンゴラ、トーゴ、DRコンゴ グループC チュニジア、ザンビア、南アフリカ、ギニア グループD ナイジェリア、ガーナ、ジンバブエ、セネガル
October 14, 2005
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PSVがファルファンの決勝ゴールで1対0とミランを破り、グループ単独首位に躍り出た。AZ、ミラン、アヤックスと、難敵との対戦が続いた先月の全公式戦を無敗で乗り切るなど、確実にチーム状態が上向きのPSV。満を持してミランをホームに迎えたこの日は、立ち上がりから組織的な守備とスピーディなサイド攻撃という自らの形でペースをつかむと、12分、ミランDFカラーゼのクリアミスを見逃さずに走り込んだファルファンのニアを抜く強烈なシュートで先制を果たす。 これに対し、1点を追うミランは、後半開始から一気にヤンクロフスキーとセルジーニョのふたりを投入し、反撃を図る。それでも思うようなチャンスが作れない展開に、アンチェロッティ監督は74分、かかとの負傷のためベンチに温存していたシェフチェンコ投入を決断。直後、シェフチェンコは30メートルの距離から強烈なFKを放つも、これはGKゴメスの好セーブに遭いネットを揺らせない。終了6分前にはDFスタムが退場処分となり、ミランはこれで万事休す。結局、PSVがねらい通りの試合運びで1対0とミランを下し、昨季準決勝のリベンジを果たした。 これでグループ単独首位に立ったPSVのヒディンク監督は、「ミランは、1ポイント取るだけでもよくやったと言ってもらえる相手。きょう獲得できたポイントは特別なものだ。選手たちがこの試合でファンが望んでいたことを理解し、応えてくれた」と、殊勲の選手たちを称える。一方、ミランのアンチェロッティ監督は、「PSVの戦術に驚きはなく、予想通りの展開となった。残された2試合の厳しさは増したが、そこでよりよいプレーができるようにしたい」と話していた。それにしてもまさかミランが負けるとは予想出来なかったが、試合内容もPSVが勝っていた。引き分けが妥当だろうと考えていた人たちもPSVの組織的なサッカーには黙らざる終えない。リーグ戦も調子を上げてきているだけに、昨シーズン以上の成績をヨーロッパの舞台で残せるかもしれない。
October 13, 2005
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来年からのAFC加盟が決定しているオーストラリアサッカー協会は、日本、韓国との3カ国による新大会の創設を検討していることを明かした。大会はオーストラリアで行なわれ、毎年開催を考えているという。なお、この大会について同協会の会長は、「クリケットの『ジ・アシッズ』、ラグビーの『ブレディスローカップ』という伝統ある大会に匹敵するものにしたい」と希望を語っている。実現すれば日本にとっても強化の一環として、魅力のある大会になるだろう。
October 13, 2005
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ホームのミランは終始、PSVを攻め立てたものの、最後まで得点できず。昨季準決勝の再現となったミランとPSVの対戦は、双方譲らず0対0のドローに終わった。 昨季の準決勝では、まさに死闘といえる熱戦を繰り広げたミランとPSV。5カ月ぶりとなった再戦は、ホームのミランのペースで幕を開ける。9分、カカのパスから久々の先発となったヴィエリがシュートを放つが枠の外。その後もシェフチェンコやカカらがPSVゴールへ次々と惜しいシュートを浴びせかけるも、GKゴメスの好守に阻まれてネットを揺らせない。 圧倒的なポゼッションで試合を支配するミランだが、前半終了間際から様子のおかしかったシェフチェンコが49分にインザーギと交代するアクシデントに襲われる。それでも攻撃の手を緩めず、合計25本に及ぶシュートを次々とPSVゴールへ浴びせたミランだったが、ついにPSVの守備を破れず試合は0対0のドローに終わった。 ミランのアンチェロッティ監督は、「我々のグループはどのチームも調子がよく、均衡しているので、今日獲得した1ポイントは大きい。依然グループ首位だし、結果をポジティブに捉えたい」と話す。負傷退場したシェフチェンコについては、「詳しくは明日の検査を待たなければならない。彼がうちのキープレーヤーであることは確かだが、昨季のマンチェスターU(イングランド)戦では彼抜きで勝つことができた」と、あくまでも平静を保っていた。唯一の救いはピッポことインザーギ、精力的な動きで怪我からの回復も万全であるように見えた。目標は優勝であり、グループリーグは突破すればいいのだ。国内リーグでユーベに食らいついて欲しいものだが。
October 12, 2005
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小野伸二は、またも戦線離脱し、稲本潤一は、またも移籍を思案。さらに中田浩二が東欧遠征での悪夢をどう振り返っているかは、神のみぞ知る。 こうなると、プレースタイルやチームとしての動きを左右する日本代表の攻守の要、セントラル・ミッドフィールドのことが、だんだん心配になってくる。新聞などでは、「2006年のW杯に向けて、選択肢が多過ぎてジーコも困っている」などと書かれているこのポジション。1998年と2002年を経験した小野、そして2002年に出場した稲本と中田浩の海外組3人は、いずれもW杯の『ベテラン』。ほかにも国内組のレギュラー、福西崇史と遠藤保仁も控えており、さらに若い阿部勇樹と今野泰幸がいる。 W杯登録メンバー23人のうち、3人はGKになるのは確実だから、残りは20人。そのうち、セントラル・ミッドフィルダーの枠は最大でも4つで、この椅子を上記7人の精鋭で争うことになる。 しかし、小野は度重なる故障により、長期の戦線離脱を繰り返し、稲本は所属するウェストブロムでレーダーから消えたまま。そして、代表での中田浩の役割は、曖昧になりつつある。一方で、福西や遠藤はアジア勢相手には実力を証明しているが、世界の舞台にステップアップできるかは未知数だ。また、阿部と今野はジーコからほとんどチャンスを与えてもらっていないため、チームに溶け込むにはもう手遅れかもしれない。 この7人のなかで、最も苦しい選択を迫られているのが稲本である。 アーセナル、フルハム、ウェストブロム、カーディフ、再びウェストブロム。稲本がイングランドでの地位を確立できず、身の丈に合った場所を見付けられないままでいるのは明らかである。しかも、稲本はプレミアにふさわしくないと、ウェストブロムのブライアン・ロブソン監督は思っているようだ。このため、稲本は移籍に関する話し合いを始めていて、場合によってはイングランドを離れる可能性もある。ブライアン・ロブソン監督は放出やレンタルを否定し、カップ戦に使うと明言はしているが、、。 稲本は、かつて川口能活がそうしたように、現実を冷静に受け止めて、長い目で見たキャリアを考えるべきだと僕は思う。ベンチやスタンドで座っているのではなく、ピッチに立たなければいけない。そのためには、イングランドを離れた方がいい。 G大阪からいきなりアーセナルへの移籍は、いずれにしても高過ぎるハードルだったし、イングランド行きも然り。稲本の代理人は、今冬の移籍先として、オランダかベルギーに目を向けるべきだ。 両国ともリーグのレベルに問題はないし、アヤックス、フェイエノールト、PSV、アンデルレヒト、クラブ・ブルージュ、スタンダール・リエージュなど、名門クラブもある。稲本にとっても、より適応しやすいレベルだろう。 その多岐にわたる潜在能力に疑いようはないものの、フルハム時代を振り返れば、フィジカル、メンタルの両面で、稲本がゲームのテンポについていけてなかったのは明らかだった。稲本にはイングランドを離れるよう勧めたい。心機一転、オランダ、ベルギー、ギリシャ、スコットランド、ポルトガルそれ以外でもヨーロッパ最高峰ではないリーグに行って、来年のW杯での登録メンバー入りを確実にした方がいい。 度重なる戦線離脱で小野の未来が微妙なことを考えると、来夏の日本代表には、中盤に活力と統率力をもたらすためにも、コンディションが万全でシャープな稲本が必要になるかもしれないからだ。
October 12, 2005
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注目を集めたグループAの全勝対決ではバイエルンがダイスラーとデミチェリスのゴールで2対1とユヴェントスを下し、3連勝で単独首位に立った。 昨季のCLではユヴェントスに2連敗を喫しているだけに、リベンジの思いが強いバイエルン。この日は、ヴィエラ、ゼビナら一部主力を欠いたユヴェントスに対し、6万6000の大観衆にあと押しされるように立ち上がりから積極的に仕掛け、試合はバイエルンのペース。 32分、右サイドへドリブルで持ち込んだダイスラーが思い切って右足を振り抜くと、このシュートがGKアッビアーティの体を弾いてネットを揺らし、待望の先制ゴール。さらに7分後、今度はCKからデミチェリスがヘッドで決めて、あっという間にバイエルンがリードを2点とする。 劣勢のユヴェントスは、後半開始からデルピエーロ、キエッリーニと一気にふたりを送り込み、57分にはこの試合が欧州カップ100試合目となったデルピエーロが惜しいFKを放つも、バイエルンGKカーンのセーブに阻まれる。ロスタイム、デルピエーロのCKから最後はイブラヒモヴィッチが押し込んでユヴェントスも一矢を報いたが、結局、試合の大半を支配下に置いたバイエルンが2対1で逃げ切り、グループ全勝対決を制した。 勝ったバイエルンのマガト監督のコメントは、「ユヴェントスのようなトップチームを破ったことが何よりも重要だ。私はかねてから今季はCLで結果を残すことが可能だと言ってきたが、そのためにはもっともっと貪欲にプレーをしなければ」と、ライバル相手の勝利にも手綱を緩めない。キャプテンのカーンは、「今日は相手守備陣のミスにつけ込むことができた。ユヴェントスという相手に勝てたことで、我々が口にしている優勝という言葉が、過ぎたものではないことを見せられたと思う」と、自信を深めている様子だった。敗れたユヴェントスのカペッロ監督は、「相手のアグレッシブなスタイルに付いていけなかった。フィジカルの強いバイエルンに対し、攻撃ゾーンでなかなか競り勝てなかった」と敗因を分析していた。
October 11, 2005
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日本サッカー協会は、韓国遠征(23日から27日)に臨むU-18日本代表メンバー23人を発表。FW森本貴幸、ハーフナー・マイクらがメンバー入りを果たした。 U-18日本代表は、25日にU-18韓国代表と親善試合を行ない、翌26日にも練習試合として同代表と対戦する予定となっている。注目は青森山田の小澤竜己だろう。U-18日本代表メンバー GK 1.林彰洋(流通経済大学付属柏高)、18.秋元陽太(横浜FMユース) DF 4.福元洋平(大分U-18)、5.槙野智章(広島ユース)、2.堤俊輔(浦和ユース)、13.伊藤博幹、20.安田理大(以上G大阪ユース)、3.内田篤人(清水東高)、12.大島嵩弘(柏ユースU-18)、23.吉田麻也(名古屋ユース) MF 7.梅崎司(大分)、10.横谷繁(G大阪ユース)、15.森重真人(広島皆実高)、14.柳澤隼(柏ユースU-18)、8.山本真希(清水)、6.青山隼(名古屋ユース) FW 17.木原正和(広島ユース)、16.ハーフナー・マイク(横浜FMユース)、11.森島康仁(滝川第二高)、9.小澤竜己(青森山田高)、19.星原健太(G大阪ユース)、22.森本貴幸(東京V)、24.伊藤翔(中京大学附属中京高)
October 11, 2005
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マンチェスターUのアレックス・ファーガソン監督は、同クラブで指導者人生をまっとうすることを改めて強調した。 63歳の名将はマンチェスターUを率いて19年目を迎える。最近ではアイルランド代表監督への就任なども取り沙汰されるが、ほかのチームを指揮する考えがないと話している。プレミアリーグで首位チェルシーに勝ち点10差を付けられているが、ファーガソン監督は9度目のリーグタイトル獲得に自信を示し、「チェルシーが勝ち点を落とさない限り、彼らは非常にいいポジションに留まり続けるだろう。しかし、まだ10月だ。優勝の話をするなんてバカげている。我々は彼らにピッタリと付いていくだけだよ」と話した。確かにまだ10月である。10ポイント差は大きいようで、大きくない。チェルシーがCLを優位に戦えるのは事実だが、国内リーグは別だろう。今のプレミアの対戦相手はマン・Uやアーセナルではなくチェルシーと、どう戦うかを考えているし、マスコミもどのチームが黒星を付けるのかと注目している。チェルシーの無敗記録をストップさせればプレミアの歴史に名前が残る。このままプレミアが終わったのでは面白く無い。チェルシーが優勝するにせよ、見る側には楽しいシーズンになって欲しい。
October 10, 2005
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アウェイで神戸と対戦した首位のG大阪は、アラウージョの2ゴールなどで最下位神戸を4対1と一蹴。勝ち点を54に伸ばしてげた。危なげない試合展開で、当然試合の主導権を握ったのはG大阪。序盤から決定機を迎えながらも、なかなか決め切れなかったが、40分にアラウージョの6試合連続ゴールで先制する。後半は完全に神戸を圧倒し、64分に遠藤、その4分後には吉原が続いてリードを広げると、1点こそ返されたものの、終了間際に再びアラウージョが今季30得点目となるゴールを挙げてダメを押した。 浦和は、ふたりの退場者を出した柏に7対0と圧勝して暫定4位に浮上。柏の明神が13分に早々と2枚目のイエローカードを受けて退場となったのを機に流れをつかんだ浦和は、23分のポンテの先制弾に加えて、49分に田中達、54分にマリッチが決めて3点のリードを奪う。さらに追撃の手を緩めず、波戸までも2枚目のイエローで失った柏に猛攻をしかけ、マリッチがハットトリックを達成するなど4点を追加。計7点を奪って柏を一蹴した。なお、この試合で柏の土屋からタックルを受けてそのまま途中交代した浦和の田中達が、右足腓骨骨折と診断されており、W杯にも間に合わないと推測されたいる。とても残念だ。
October 10, 2005
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EURO2004を最後にチェコ代表から引退していたMFパヴェル・ネドヴェド(33)が、2006年W杯出場をかけて11月にノルウェーとプレーオフを戦う代表チームに復帰する意向を明かした。これでチェコにも光明が見えてきた。 コメントによると「たとえ2試合だけであったとしても、国を助けられるなら幸せだね」と語ったネドヴェド。代理人の話によれば、復帰の意向をすでにカレル・ブルックナー代表監督に伝えたとのこと。 このニュースについて、ネドヴェドと長年に渡り代表でプレーした同国代表MFカレル・ポボルスキーは、「我々にとって大きな助けとなるよ。でも、相手(ノルウェー)にとっては嫌なニュースだろうね。彼らのなかには、バロンドール(欧州最優秀選手賞)を受賞した選手はいないしね」とコメント。代表83試合出場で17ゴールを記録し、03年度のバロンドールにも輝いたネドヴェドの復帰に期待を寄せている。
October 9, 2005
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FIFAは、2005年の年間最優秀選手候補30人を発表した。ブラジル代表からは、2004年の年間最優秀選手に輝いたFWロナウジーニョのほか、ロナウド、ロビーニョ、アドリアーノ、DFロベルト・カルロスら7選手がノミネートされた。また、イングランド代表からはMFフランク・ランパード、スティーヴン・ジェラードなど、4選手がリストに挙がっている。 アフリカ勢からは、2年連続でアフリカ年間最優秀選手賞を受賞したカメルーン代表FWサミュエル・エトーのほか、ガーナ代表MFミカエル・エシアンら4選手が候補に挙がった。なお、エシアン、ロビーニョ、アルゼンチン代表MFフアン・ロマン・リケルメ、オランダ代表FWアルヤン・ロッベン、ナイジェリア代表MFジェイ・ジェイ・オコチャの5選手は今回が初のノミネートとなる。 また、同時に女子の年間最優秀選手候補24人も発表され、日本代表FW澤穂希が候補に名を連ねている。 最優秀選手は12月19日にスイスのチューリッヒで発表される。2005年FIFA年間最優秀選手候補(男子) ロナウジーニョ(ブラジル) デコ(ポルトガル) ロベルト・カルロス(ブラジル) ジャンルイージ・ブッフォン(イタリア) ロナウド(ブラジル) アレッサンドロ・ネスタ(イタリア) ロビーニョ(ブラジル) パオロ・マルディーニ(イタリア) アドリアーノ(ブラジル) アルヤン・ロッベン(オランダ) カカ(ブラジル) ルート・ファン・ニステルローイ(オランダ) カフー(ブラジル) ラウル(スペイン) フアン・ロマン・リケルメ(アルゼンチン) ミヒャエル・バラック(ドイツ) デイヴィッド・ベッカム(イングランド) ズラタン・イブラヒモヴィッチ(スウェーデン) スティーヴン・ジェラード(イングランド) パヴェル・ネドヴェド(チェコ) フランク・ランパード(イングランド) アンドリー・シェフチェンコ(ウクライナ) ウェイン・ルーニー(イングランド) ディディエ・ドログバ(コートジボワール) ティエリ・アンリ(フランス) ミカエル・エシアン(ガーナ) ジネディーヌ・ジダン(フランス) ジェイ・ジェイ・オコチャ(ナイジェリア) クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) サミュエル・エトー(カメルーン)
October 9, 2005
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2006年W杯欧州予選プレーオフの組み合わせ抽選会が行なわれ、スペインとスロバキア、ノルウェーとチェコ、スイスとトルコがそれぞれ残り3枠の出場権を巡って対戦することが決まった。 ホームでファーストレグを行なうことになったスペイン代表のルイス・アラゴネス監督のコメントは、「アウェイでスタートしたかったんだが、まあ仕方ない。スロバキアは守備能力に秀でた、身体的にも強いチーム。我々は技術面で多少上回るから、それでカバーできると思う」と分析した。対するスロバキアサッカー協会は「一番の難敵に当たってしまった。非常に残念だというのが正直な気持ちだが、受け入れるしかない」とショックを隠しきれない。それでも、「セカンドレグをホームで戦えることは、我々にとって大きなチャンス」と、あきらめてはいない様子。スペインとスロバキアが最後に戦ったのは1998年W杯欧州予選。そのときはスペインが2戦とも勝利している。 スイスとトルコはEURO96予選以来の顔合わせとなった。当時の対戦成績はともにアウェイ側が2対1と勝利しており、1勝1敗と互角。トルコサッカー協会は「まさに願っていた対戦相手だ。簡単に勝てる相手ではないが、スイス在住のトルコ人は10万人に上り、2試合をホームで戦うようなもの。セカンドレグを真のホーム(トルコ)で行なえるというのも強みだ」とのコメントを発表。一方、スイス代表のコビ・クーン監督は初戦をアウェイで戦いたかったとしながらも、「ホームのベルンでいい結果を残せれば、それが予選突破につながるからね」と前向きに語った。 また、ノルウェーとチェコもEURO96の予選で対戦しており、こちらはチェコが1勝1分けと一歩リードの成績を残している。ノルウェーのアーゲ・ハレイデ監督は「スペインが相手にならなくてよかったよ。チェコとは相性がいいと思う」と胸をなで下ろした。一方、チェコサッカー協会は「プレーオフ進出チームはどこも侮れない。ノルウェーはイングランドに近いタイプのフットボールをするし、ホームでは天候も味方に付けるだろう」と慎重なコメントを発表している。 プレーオフは11月12日にファーストレグが、同16日にセカンドレグが行なわれ、2試合合計で上回ったチームがドイツへの切符を手にする。=プレーオフの対戦カード=スペイン vs スロバキアスイス vs トルコノルウェー vs チェコ※ファーストレグ=11月12日 セカンドレグ=11月16日
October 8, 2005
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首位を独走する京都が7位の鳥栖に敗れる波乱が起きた。今節での昇格の可能性もあった京都だったが、後半に鳥栖の新居に痛恨の決勝弾を許している。なお、新居はこれで得点ランキング3位タイ(日本人トップ)に浮上した。2位福岡もホームで山形に0対2と完敗。山形は原が2得点を挙げる活躍を見せ、J1昇格に向けて負けられない上位対決を制した。この結果、4位の山形は2位福岡との勝ち点差を8に縮めている。そして、同じく2位福岡との勝ち点差を8に縮めたのが甲府。アウェイで草津を2対1と下し、3位をキープした。仙台はバロンのゴールなどで徳島とのアウェイ戦を4対2と制し、順位をひとつ上げ5位へ。昇格へ、なんとか望みをつないだ感じだが、これから負けられない試合が続く。
October 8, 2005
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2006年W杯アジア最終予選は、ウズベキスタンとバーレーンによる第5代表決定プレーオフ・セカンドレグが行なわれた。バーレーンのホームで行なわれた一戦はスコアレスドローに終わった。両チームはウズベキスタンのホームで行なわれた8日のファーストレグでも1対1と引き分けているが、アウェイゴールによりバーレーンが北中米カリブ海4位トリニダード・トバゴとの大陸間プレーオフ出場権を獲得した。 第5代表決定プレーオフは当初、9月に2試合が予定され、3日に行なわれたファーストレグではウズベキスタンがホームで1対0と勝利していた。しかし、同試合で日本人主審が誤審をしたと認められたため、FIFAが異例の決断により再試合が命じられ、今月2試合が実施された。大陸間プレーオフはファーストレグが11月12日、セカンドレグが同16日に行なわれる。どちらが勝ちあがったにせよ、トリニダード・トバゴに勝つのは難しいと言わざるおえないの周知の事実。何が起こるかわからないにせよ、堅守からカウンター主体のサッカーをするバーレーンだが、肝心の堅守は崩れるだろうし、トリニダード・トバゴのサッカーは魅力的だ。中米のチームはパスのうまさに加えて、個人のスキルと技術はすばらしい。日本がホンジュラスに4点取られたのがいい例だろうし、コンフェデではメキシコにいなされた守りをしいられた。バーレーンが勝つためにはセットプレーの高さを生かして、確実に得点をすることが絶対条件だ。トリニダード・トバゴの弱点は後半のスタミナと、高さにある。しかも、セットプレーのマークが非常に甘い。そこがアメリカやメキシコとの違いだろう。バーレーン 0-0(1-1) ウズベキスタン
October 7, 2005
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2006年W杯予選で27チームが本大会への出場を決め、32のイスのうち約8割が埋まった。フランスが土壇場でドイツへの切符を獲得し、W杯の舞台に三度ジダン、アンリらが登場することになった一方で、エトー(カメルーン)、代表引退を示唆したロイ・キーン(アイルランド)、トマソン(デンマーク)といったスター選手たちの所属チームは予選で姿を消し、ドイツで雄姿を拝むことはできなくなった。 「青の奇跡」。来年行なわれるW杯の舞台となるドイツの大衆紙『ビルト』は、欧州予選リーグ最終日という土壇場で出場権を獲得したフランスを、そんな見出しを付けて歓迎した。1998年W杯とEURO2000の連続優勝で名実ともに世界のサッカーシーンで一時代を築いたフランスだが、今回の予選では一時はグループ4位まで転落し、敗退の危機に。ここで、すでに代表を引退していたジダン、マケレレ、テュラムのベテラン勢が復帰。最終節のキプロス戦でもジダン自ら先制ゴールを叩き込み、見事にチームを首位通過へと導いた。ジダンは現在33歳。おそらく最後の大舞台となるドイツ大会で、アンリ、トレゼゲらと夢のハーモニーを見せてくれるはずだ。 現在の欧州クラブシーンを代表するアタッカーといえば、ロナウジーニョとロナウド、そしてアドリアーノ。彼らの所属するブラジル代表は今回も南米予選を余裕で突破し、ドイツ大会へ名乗りを挙げている。バプチスタ、ロビーニョら起用法に困るほどのタレントを擁し、史上最多となる6度目の優勝をめざすブラジルは、今回も大会の主役となるのは間違いない。 昨年のバロンドール、シェフチェンコはクラブレベルでは欧州のトップに君臨していたものの、ナショナルチームでも今回ようやくW杯出場権を獲得。29歳と脂の乗った年齢で祖国ウクライナを率い、初の大舞台を迎える。 このほか、W杯への出場を決めたスター選手としては、フィーゴ、デコ(ポルトガル)、ファン・ニステルローイ、ロッベン(オランダ)、ベッカム、ルーニー、ジェラード、ランパード(イングランド)ら。また、アルゼンチンのペケルマン監督に“宝石”と称された期待の新星、メッシなどにも大きな注目が集まっている。W杯でもハイレベルな技の競演を期待したい。 これに対し、アフリカ地区のカメルーンは最終節で勝利を逃して予選敗退。この結果、エトー、オレンベ、ウォメらの姿はドイツで拝めないことになった。また、ナイジェリアも予選で敗れ、オコチャ、カヌ、マルティンスも本大会出場を逃した。だが、代わってW杯の舞台へ名乗りを挙げたドログバ、B・カルーのコートジボワールやエシアン、ムンタリ、アッピアのガーナら初出場勢が大会にフレッシュな輝きをもたらしてくれるはずだ。 これ以外にも、EURO2004で優勝し、世界を驚かせたギリシャが予選敗退。EUROを制覇したチームが、W杯で優勝出来ないというジンクスはフランス以外破っていない。02年W杯ではともに決勝トーナメント進出を果たしたデンマーク、アイルランドも本大会出場を逃し、ザゴラキス、トマソン、ロイ・キーンらは不在のW杯となる。また、ラウルを筆頭にスター選手の揃うスペインや、ロシツキー、バロシュを擁するチェコは、来月の欧州地区プレーオフに回り、W杯への切符は持ち越しとなっている。
October 7, 2005
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ウクライナ戦のあと、ロマンス・ラジュクス主審(ラトビア)へ飛び掛からんばかりの勢いで、怒りを爆発させたジーコには同情する。この散々な試合結果への非難を逸らすねらいもあるだろうが、それにしても中田浩二のレッドカードは厳し過ぎたし、終了直前のPKも、箕輪は相手FWと競り合っただけで、ファウルではない。「歴史には日本が負けたことだけが残る」とジーコは激怒したが、その通りだ。主審のジャッジがひどかったことは、すぐに忘れられてしまう。いまから1年半前、ハンガリーに敗れたときもジーコは激怒して、主審にハンガリー代表のユニフォームを投げ付けたが、日本人ですら、これを記憶している人は少ない。あのときに増して、今回はほんとにひどかった。稲本は「とくに後半、明らかにジャッジはおかしかった。コーナーキックがゴールキックになったし、抗議すれば2枚目のイエローカードが出そうだった」。ウクライナの地元記者も、代わる代わる日本人記者に「悪かったな。今日はドローだったよ」と声をかけてきた。敵方から見ても、不公平なジャッジだったのだ。 “アウェイの洗礼”で片付けるには、あまりに度が過ぎる。日本サッカー協会はビデオを添えて、国際サッカー連盟(FIFA)、欧州サッカー連盟(UEFA)、さらにラトビアサッカー協会へ抗議をするべきだろう。こうした主審は、国際主審から追放されて然るべきなのだ。たかが親善試合で、そこまで、と思うかもしれないが、もしフランスやイングランドが相手なら、ラジュクス主審はこれほど偏ったジャッジを繰り返さなかったはずだ。所詮アジアの小国相手だから、となめられたのである(最近、日本の主審が各地で誤審を繰り返しているだけに、説得力に欠くが、これとそれとは別問題である)。 だが「不運だった」とだけで片付けてはいけない。このラトビア・ウクライナ遠征の結果は1分け1敗。ラトビア戦では勝てた試合を分け、ウクライナ戦は引き分けられた試合を落としたのだ。もしこれがW杯グループリーグだったなら、この時点で敗退は濃厚になる。 この2戦で、いくつか課題が浮き彫りになったが、最大のショックはウクライナ戦の前半だ。まったくひどい戦いぶりだった。シェフチェンコ、ヴォロニンら主力を大幅に欠く2軍のウクライナは、前線、中盤からプレッシャーをかけてきて、日本の生命線であるパス回しを分断していった。中盤は中田浩二、稲本潤一、中田英寿、中村俊輔。日本でもっともうまい4人でさえ、パスがつながらず攻撃を組み立てられず、初シュートは前半31分である。 試合前から雨が降り、濡れた芝の上をボールが高速で走るなか、日本の選手たちのパスは微妙にぶれ、トラップは少しずつ大きくなった。これが最大の原因なのだ。アウェイ、不公平なジャッジ、DF陣がレギュラークラスではなかったなど、敗因を挙げたらきりがないが、最大のショックは日本が誇る「技術」が、欧州の初出場国の2軍に劣ったという現実だ。日本は強くなかったのである。最大の収穫はヒデがヒデである所以が誰からみても素晴らしいとおもわせるプレーと牽引力だった。そして、わかっていたことだが、中村はこのピッチ状態ではただの棒にしかならないことだろう。セットプレー以外は使えない。中村のプレーは魅力的だが、強豪と呼ばれるチームに脅威と思われるのは中田英寿なのだろう。 もう時間がない。日本代表の次戦は11月16日、コートジボワール代表戦(ホーム)。国内組だけで戦う2月12日のアメリカ代表戦(米国・サンフランシスコ)、22日のアジアカップ予選第1戦(アウェイ・相手は1月4日に組み分けで決定)、3月29日のアジアカップ予選第2戦(ホーム)、5月上旬にキリンカップ2戦(ホーム・相手未定)、5月30日か31日にドイツ代表戦(ドイツ・レヴァークーゼン)+もう1試合。そして、本番である。つまり日本が欧州組を含めたベストメンバーで、厳しいアウェイで戦えるのは、W杯直前の来年5月末までないのだ。 「強くなかった日本代表」から「強くなった日本代表」へ変化するには、文字ではわずか1字「か」を削除するだけで済むが、実際にはとてつもない大きなギャップがある。これはもう選手たちが毎日、努力するしかない。一番難しい課題が、いまになって見えてきた。
October 6, 2005
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W杯出場を決めたイタリア代表のマルチェッロ・リッピ監督は、W杯に臨む最終メンバーの座がFWアレことアレッサンドロ・デルピエーロに保証されているわけではないと記者会見で語った。2006年W杯欧州予選のモルドバ戦では、デルピエーロ、クリスティアン・ヴィエリ、ヴィンツェンツォ・イアクィンタの3人を前線で先発起用することを明言していたリッピ監督。W杯に臨む最終メンバー23人の選考については、「何人かは確実にメンバーに名を連ねるだろうが、ほかの選手はほぼ横一線だ」とコメント。特に、デルピエーロについて質問を受けると「正直に言おう。デルピエーロは確実にメンバー入りする選手のなかに含めてはいない」と語った。 また、リッピ監督は、デルピエーロが「モルドバ戦で証明することなどない」と語ったとイタリアのメディアに報じられていることについては、「もし彼が、明日の試合で何も示す必要がないと言ったのなら、それは、『全力でプレーすれば、ほかにやることなどない』という意味だと思う」と擁護していた。実際にイタリアには優秀なアタッカーが多いのは事実。98年、2002年のようなロベルト・バッジョの存在になりつつある、アレが寂しく思う。98年当時、チェザーレはバッジョがアレのサブだと公に語ったが、94年のアメリカ大会よりも印象に残るプレーを見せてくれた。バッジョもアレのサブでいいと公言していたが、アレが怪我で満足のいくコンディションではなかった。時代は変わり、アレはイタリア代表のファーストチョイスではなくなったのだ。アレはヒデとの対談で、代表でプレーする喜びを語っていた。当然、誰かのサブと言われてもアッズーリのユニホームを着ることを望むだろう。そう期待したい。
October 6, 2005
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ウルグアイがレコバのゴールでアルゼンチンを1対0と破り、南米5位の座を獲得、オーストラリアとのプレーオフ進出を決めた。 ウルグアイとともに5位の座を争っていたコロンビアはパラグアイに1対0と勝利したものの、勝ち点で一歩及ばず。チリもエクアドルとスコアレスドローに終わり、予選敗退となった。毎回のことだがアルゼンチンはウルグアイに対して、譲ることがあるようだ。前回大会も、これまでの数々の予選でも、ウルグアイは土壇場でアルゼンチンと対戦し、勝利をものにしてきた。1度や2度ならありえると思う。そしてアルゼンチンが手を抜いているとは思えないが、両協会には何かしらのコンタクトがあると思わざるおえない。憶測に過ぎないが、こうも続くと疑いたくなる。すでに本大会出場を決めているブラジルは、アドリアーノ、ロナウドらのゴールでベネズエラに3対0と完封勝利し、勝ち点を34に伸ばした。これにより、勝ち点ではライバル・アルゼンチンと並ぶものの、得失点差で同国を上回ったブラジルが首位で予選を終えている。
October 5, 2005
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2006年W杯アフリカ予選最終節、トーゴ、ガーナ、コートジボワール、アンゴラ、チュニジアの5チームがW杯出場を決めた。5チーム中、3大会連続出場のチュニジアを除いた4チームが初出場というフレッシュな顔ぶれ。大陸の中で、1番波乱が起きた地域になった。 グループ1では、前回出場のセネガルを抑えて首位に立つトーゴがアウェイでコンゴと対戦。先制を許す劣勢の展開を強いられたものの、35分にモナコ所属のアデバヨルのシュートが相手オウンゴールを呼んで同点に。その後、再びコンゴにリードを許したものの、62分、70分と立て続けにソショーでプレーするカデル・トゥーレが決め、3対2の逆転勝ちでW杯初出場を決めた。 グループ2のガーナはカーボベルデ諸島と対戦。引き分けでいいガーナだが、開始わずか3分、ウディネーゼ所属のムンタリの先制弾を皮切りに、大量4ゴールを積み上げて4対0とカーボベルデ諸島を圧倒。初出場に花を添えた。 グループ3の首位に立っていたカメルーンは、エジプトをホームに迎えた。21分にドゥアラのゴールで先制したカメルーンは、80分に同点ゴールを許す。それでもロスタイムにPKを獲得し、W杯出場を確定させるかと思われたが、ウォメの蹴ったPKはポストに嫌われ、1対1の痛恨のドロー。逆に、2位に付けていたコートジボワールは、オセール所属のアカレの2ゴールなどで3対1とスーダンに快勝。コートジボワールが逆転でW杯への切符を手にした。 グループ4のナイジェリアは、マーティンスの2ゴールなどで、5対1とジンバブエに大勝。首位のアンゴラも1対0とルワンダに競り勝ったため、両チームが勝ち点21で並んだが、直接対決の結果で上回ったアンゴラが初のW杯本大会へ駒を進めた。 グループ5では、勝った方がW杯出場権を手にするというチュニジアとモロッコの直接対決に。開始2分にシャマクのゴールでモロッコが先制すれば、チュニジアも15分にクライトンのPKで追い付き、両者がっぷり四つの戦いが続く。43分、再びシャマクが決めて勝ち越したモロッコだったが、ホームで負けるわけにはいかないチュニジアも猛反撃。そして68分、シェディのクロスが相手オウンゴールを誘って同点に追い付いたチュニジアが2対2のドローに持ち込み、3大会連続4度目のW杯出場権をもぎ取った。
October 5, 2005
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フランス代表DFウィリアム・ガラが今季終了後にチェルシーから移籍する可能性を示唆したと、英『ニュース・オブ・ザ・ワールド』紙が報じた。この新聞社の報道には信憑性がある。 センターバックとしてプレーすることを望みながら、モウリーニョ監督にサイドバックで起用されていることに不満を持っていると報じられてきたガラ。チェルシーとの契約は2007年まで残っているが、記者に語ったコメントを訳してみると「自分の長所や価値は理解している。新しい挑戦が必要なんだ。もう28歳だし、どこかほかのチームを探す時期なのかなと思っているよ」と、チームを去る可能性を明かした。「大きなクラブから自分に興味を持っているという話もある。代表のあるチームメイトは、(おそらくトレゼゲだろう)『成功したサッカー選手だと証明したいのなら、ミランのユニフォームを着ることだ』と言っていたね」と語り、移籍候補のひとつとしてミランを匂わせていた。ミラニスタとしては、もし、移籍するのなら嬉しい話だ。
October 4, 2005
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