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EURO 2008決勝はスペインがドイツを1-0で下し、通算13度目の欧州選手権を制した。 スペインは通算2度目の大会制覇を果たすとともに、ドイツの4度目の優勝を阻止した。スペインの優勝は自国開催で栄冠に輝いた1964年大会以来。ドイツは1972年、1980年(ともに西ドイツ)、1996年に欧州制覇を達成した。そのほかでは、これまでにソ連(1960年)、イタリア(1968年)、チェコスロバキア(1976年)、フランス(1984年、2000年)、オランダ(1988年)、デンマーク(1992年)、ギリシャ(2004年)がアンリ・ドロネー杯を手にしている。 欧州選手権決勝試合日開催地結果2008年6月29日ウィーンドイツ 0-1 スペイン2004年7月4日リスボンポルトガル 0-1 ギリシャ2000年7月2日ロッテルダムフランス 2-1 イタリア (延長戦で決着)1996年6月30日ロンドンチェコ 1-2 ドイツ (延長戦で決着)1992年6月26日イエーテボリデンマーク 2-0 ドイツ1988年6月25日ミュンヘンソ連 0-2 オランダ1984年6月27日パリフランス 2-0 スペイン1980年6月22日ローマベルギー 1-2 西ドイツ1976年6月20日ベオグラードチェコスロバキア 2-2 西ドイツ (延長戦)チェコスロバキアがPK戦に5-3で勝利 1972年6月18日ブリュッセル西ドイツ 3-0 ソ連1968年6月8日1968年6月10日ローマイタリア 1-1 ユーゴスラビアイタリア 2-0 ユーゴスラビア (再試合)1964年6月21日マドリードスペイン 2-1 ソ連1960年7月10日パリソ連 2-1 ユーゴスラビア
June 30, 2008
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30日に発表されたオリンピック日本代表候補20名のうち、オーバーエイジのプレーヤーとして名前が入っているのはガンバ大阪の遠藤保仁ただ一人。 A代表として通算70得点を挙げている28歳の遠藤は、日本代表のFKのキッカー、そしてスルーパスの供給者としての中心的な役割をセルティック所属の中村俊輔とともに担っている。 元マジョルカのストライカー、ヴィッセル神戸の大久保嘉人もオーバーエイジ枠のプレーヤーとして招集されることが期待されていたものの、怪我などの要素によって招集は見送られた。 日本サッカー協会の小野剛技術委員長によると、日本はオーバーエイジの3枠のうち、1枠のみを使う予定だとか。 U-23日本代表の反町康治監督は7月7日から9日に行われるキャンプを経て7月14日に最終的なオリンピック代表チームのメンバーを発表するとのこと。 「今回のメンバーは、公式戦やケガ人を考慮し、現段階での北京オリンピックを見据えたベストメンバーを招集した。3日間の短い期間ではあるが、本大会に向け実りある合宿にしたいと思っている。北京オリンピック本大会のメンバーは、7月14日に記者会見で発表する。」とJFAウェブサイト上でコメント。 今回発表された20名には、既にA代表としても定着しつつあるDFの安田理大(ガンバ大阪)と内田篤人(鹿島アントラーズ)も含まれている。 また、ヨーロッパのクラブでプレーする2選手-VVVフェンロのMF本田圭輔、カターニャの森本貴幸-も今回の招集リストに名を連ねた。しかし五輪予選で主力として活躍した水野晃樹(セルティック/スコットランド)はメンバーから外れた。GK:西川周作(大分)山本海人(清水)DF:水本裕貴(京都)細貝萌(浦和)青山直晃(清水)森重真人(大分)安田理大(G大阪)内田篤人(鹿島)吉田麻也(名古屋)MF:遠藤保仁(G大阪)本田拓也(清水)谷口博之(川崎)梶山陽平(FC東京)本田圭佑(VVV/オランダ)梅崎司(浦和)FW:豊田陽平(山形)李忠成(柏)岡崎慎司(清水)興梠慎三(鹿島)森本貴幸(カターニア/イタリア)
June 29, 2008
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ドイツに敗れEURO 2008での快進撃が止められたトルコのファティ・テリム監督が、再びクラブチームの監督を務める可能性が高いことを明らかにした。 テリム監督が主要大会でトルコを本大会出場へと導いたのは今回が2度目。EURO 96では無得点、勝ち点ゼロに終わったが、スイス・オーストリア大会ではスイス、チェコ、クロアチアに劇的な逆転勝ちを収めた。さらに初出場を果たした準決勝では、最後はフィリップ・ラームに決勝ゴールを許したものの、試合終了4分前に2-2の同点に追いついた。ガラタサライ、フィオレンティーナ、ACミランを指揮したのち、2005年にトルコ代表の指揮官に復帰したテリム監督は自身の現在の状況について、次のように話している。「トルコ・サッカー協会の会長や選手と話した後、私は多分このように言うだろう。私はこのような結果を残した。次の監督にこのチームをチャンピオンにしてもらいたいと。トルコでは仕事をしない、とすでに伝えており、私は約束を守る人間なので、次は外国で働く可能性が高い。しかし、会長と話す前に具体的な発表をするのは適切ではないから、それは決まってからにしたい」 試合前日にテリム監督が言ったように、今大会の彼のチームの快進撃は「誰も忘れない」だろう。テリム監督は選手たちの功績を称えた。「トルコが過去70年から80年もの間、できなかったことを達成した。選手は落胆する必要などない。われわれは試合に負け、敗退してしまったが、47日間を共に過ごしてきた。誰もが休暇を取っている間、仕事をするのは楽ではない。ここで母国のために戦った選手達を誇りに思っている。彼らがしたことには大きな意義がある。そして、彼らの今後の成功を願っていると、彼らに伝えた」 トルコは2002ワールドカップで主要大会におけるチーム初の準決勝進出を果たしたが、その後の二つの主要大会では予選で敗退。このため、チームは今後の戦いで真価が問われることになるが、今回はより良い結末が待っていると、テリム監督は信じている。「私はそうなると思っているし、そうならなければいけない」と54歳の指揮官は話す。「世界中の国と同じように、トルコにとってもサッカーはとても大事なもの。トルコの7千万の国民の心臓は、ピッチ上の選手達と共に鼓動を刻んでいた。これはとても大事なことである。こうした大会に出場し続けることはトルコのようなチームにとってとても重要だと思う。順位に関係なく、参加することが大事なのである。トルコは今後もワールドカップや欧州選手権に出場できると、私は信じている。それが私の願いだ」
June 29, 2008
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2010ワールドカップアジア地区最終予選の組合せ抽選会が27日AFCハウスで行われ、対戦グループが決まった。 厳しい3次予選を勝ち抜いた10チームが2006ワールドカップと同大会予選の成績を基にし、5チームずつの2グループに分けられた。各グループ上位2チームが2010ワールドカップ南アフリカ大会への出場権を獲得するが、3位チームへもプレーオフを経て出場権獲得の可能性がある。 オーストラリア、日本、バーレーン、ウズベキスタン、そしてカタールがグループA。韓国、イラン、サウジアラビア、北朝鮮、そしてUAEがグループBに入った。 各出場国の代表者と世界のメディアの注目する中、まず2006ワールドカップのパフォーマンスで並んでいるサウジアラビアと日本の第4シードへの予備抽選が行われ、この結果、日本が第4、サウジアラビアが第5シードとなった。 日本は2006ワールドカップ最終予選、さらに今回の3次予選でも戦ったバーレーンと再び同組、さらに9月6日の初戦(アウェイ)で対戦することとなった。 6大会連続のW杯本大会出場を狙う韓国は前回大会最終予選でも同組だったサウジアラビアとまたも戦う。 1974年大会と2006年大会にオセアニア連盟代表として出場したオーストラリアは今回、AFCのメンバーとなって以来(2006年)、初の地区予選で最終予選まで順調にコマを進めた。 1966ワールドカップイングランド大会以来の本大会出場を狙う強固な守備が売り物の北朝鮮はアジア3次予選を無失点で突破、最終予選初戦のUAEとのアウェイマッチでもこの記録を更新したいところ。 CONCACAFとの大陸間プレーオフに敗れて2006ワールドカップドイツ大会出場を目前で逃したバーレーン、この前回大会のアジアプレーオフで下したウズベキスタンと再び顔を合わせる。 アジアチャンピオンのイラクを3次予選の最終戦の唯一のゴールで抑えて最終予選進出を決めたカタール、この最終予選の初戦では3次予選を一番乗りで突破し、最多ゴール数を記録した攻撃力の高いウズベキスタンと戦う。 2010年FIFAワールドカップアジア最終予選グループ分けグループA:1:オーストラリア、2:日本、3:バーレーン、4:ウズベキスタン、5:カタールグループB:1:韓国、2:イラン、3:サウジアラビア、4:北朝鮮、5:UAE
June 28, 2008
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イタリア・サッカー協会は、イタリア代表のロベルト・ドナドーニ監督が退任し、後任にマルチェロ・リッピ氏が就任すると発表した。 ドナドーニ監督は、FIGCと2010年までの契約を結んでいたが、25日になってEURO 2008で準決勝に進出することが条件だったことが判明。イタリアが準々決勝でPK戦の末にスペインに敗れたことを受け、退任することが決まった。FIGCは26日、「ドナドーニ監督には、人間、代表の指揮官としての働きにも敬意を表したい。しかし、ジャンカルロ・アベテ会長は、同監督に契約を終了することを伝えた」と発表した。 後任に決まったリッピ氏は、イタリア代表に2度目の就任となる。前回は、EURO 2004で敗退したジョバンニ・トラパットーニ元監督から、代表の指揮官の座を引き継いだ。ユベントス、インテルを率いた経験も持つリッピ氏は、2006年ワールドカップでイタリアを優勝へと導いたが、決勝のフランス戦で勝利した直後に退任していた。リッピが監督になり、また面白くない試合をするのだろ。
June 28, 2008
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雨の中での準決勝は、0-0で前半を終えたが、50分にスペインがシャビ・エルナンデスのゴールで先制。その後も好調なサッカーを続けたスペインは、73分にダニエル・グイサ、82分にもダビド・シルバが加点し、1984年以来の決勝進出を決めた。29日の決勝では44年ぶりの優勝目指してドイツと対戦する。ロシアは旧ソ連時代の1988年以来の決勝進出を目指したが、グループリーグでも敗れたスペインに雪辱を果たせずに敗退した。スペインのルイス・アラゴネス監督は、イタリアを下した準々決勝と同じ先発メンバーを起用。イタリア戦で最後のPKを決めたセスク・ファブレガスは再びベンチスタートとなり、2トップはダビド・ビジャとフェルナンド・トレースが出場した。ロシアは、オランダとの準々決勝でデニス・コロジンが今大会2度目の警告を受け、この試合には出場停止となった。 今大会、前評判通りの素晴らしい攻撃サッカーを披露しているスペイン。対するは、準々決勝でオランダを圧倒するなど3連勝で波に乗るロシア。好調なチーム同士の対戦は序盤、スペインが優勢に試合を進める展開になった。6分、ビジャのパスからトーレスがシュート。ロシアのGKイーゴリ・アキンフェエフは、至近距離からのシュートをCKに逃れたが、11分にもビジャのミドルがロシア・ゴールを襲った。 スペインの鮮やかなパス回しに後手を踏んだロシアだったが、準々決勝でオランダに完勝した実力も、徐々に見せるようになった。31分にはスペイン陣内での連係から、最後はパブリュチェンコがシュートを放つ。ボールは惜しくもゴール右に流れたが、その5分後にもゴールを襲った。一方のスペインは、不運に見舞われる。29分にFKを放ったビジャがこのキックの際に負傷し、ファブレガスと交代。スペインはトーレスを1トップにしたが、これが功を奏し圧倒的なボール支配率を見せるようになる。50分、このさい配が見事に奏功する。アンドレアス・イニエスタがペナルティーエリア左でパスを受けると、軽やかなステップで相手をかわし、ゴール前に絶妙なボールを入れる。ここに走りこんできたシャビ・エルナンデスが、右足のボレーを合わせ、GKの股間を破るシュートを決めた。リードしたスペインは、すぐに追加点のチャンスを迎えるが、トーレスのシュートは惜しくも枠を外れた。その後も、イニエスタの絶妙なスルーパスなどでチャンスをつくり、トーレスが再三追加点に迫った。ロシアのヒディンク監督は、ディニアル・ビリアレトジノフ、ドミトリ・シチョフという攻撃的な選手を投入したが、スペインの小気味良いパスサッカーに打開策を見出せなかった。 高い技術をいかんなく発揮するスペインに、2点目が生まれたのは当然の流れだった。73分、右サイドからのパスをファブレガスがゴール前に浮き球で折り返す。守備ラインぎりぎりのポジションでボールを受けたのは、トーレスに代わって出場していたダニエル・グイサ。落ち着いたトラップから、技ありのループシュートが決め、リードを2点に広げた。スペインの勢いはまだ止まらない。2点目を奪った9分後、左サイドのイニエスタとのパスワークからファブレガスが抜け出す。セスクがゴール前に正確なクロスを送ると、シルバが得意の左足で3点目を奪った。グループリーグに続いて3点差でロシアを下したスペインは、1964年以来の欧州王者まであと1勝に迫った。
June 27, 2008
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ザンクト・ヤコブ・パルクで行われたセミファイナルは、トルコが22分にウグル・ボラルの先制点でリードしたが、ドイツも26分にバスティアン・シュバインシュタイガーのゴールで追いついた。ドイツは多彩な攻撃サッカーを披露したトルコに後手に回る展開が続いたが、79分にミロスラフ・クローゼのヘディングで勝ち越し。86分にはセミフ・シェンテュルクのゴールで追いつかれたが、90分にフィリップ・ラームが劇的な決勝点を挙げて勝利。優勝したEURO 96以来、3大会ぶりの決勝進出を果たした。29日にウィーンで行われるファイナルではスペインと欧州王者を懸けて対戦する。今大会、驚異の逆転劇を続け4強入りしたトルコだったが、欧州選手権で初の決勝進出には一歩及ばなかった。 準々決勝でポルトガルを3-2で退けたドイツは、2ベンチ入り禁止処分を受けていたヨアヒム・レブ監督が復帰。布陣は、ポルトガル戦で機能した4-2-3-1を引き続き採用し、1トップにミロスラフ・クローゼ、2列目には左からルーカス・ポドルスキ、ミヒャエル・バラック、シュバインシュタイガーが並ぶ形になった。3試合連続の逆転勝ちで勝ち上がってきたトルコでは、4選手が出場停止処分を受けた以外にも、5選手が負傷欠場し、苦しい選考を迫られたファティ・テリム監督は、守備的MFメフメト・トパルをCBに起用。中盤の底には出場停止明けのメフメト・アウレリオが戻り、セミフ・シェンテュルクを1トップで起用する4-1-4-1のフォーメーションで大一番に臨んだ。 好調な出足を見せたのは苦戦の予想されたトルコ。7分、カズム・カズムがこの試合で初めてのシュートを放つと、その1分後にはハミト・アルトゥントップがフィリップ・ラームのミスからチャンスをつかんだ。ドイツのGKイェンス・レーマンは素早い出足でボールを押えたが、12分のトルコの攻撃を防ぐにはクロスバーの助けが必要になった。ロングボールで攻めたトルコは、アイハン・アクマンがゴールライン近くからショートパスをマイナスに送る。そしてフリーのカズム・カズムが強烈なシュートを放つと、ボールはゴール枠を直撃した。両国の過去の対戦成績は、ドイツが11勝3敗3分けと圧倒的にリードしている。だが最近の3試合では、2勝1分けと優位に立つトルコに苦手意識はなかった。 ドイツも20分前にトルコ・ゴール前に攻め込む場面があったが、先制点を奪ったのはトルコ。スローインからサブリ・サリュオールがクロスを入れると、カズム・カズムが滑り込みながら合わせる。このシュートはバーを直撃したが、ゴール前にはウグル・ボラルが詰めていた。フェネルバフチェSKの26歳が押し込むと、レーマンの体の下を抜けてゴールラインを越えた。しかし今大会の5試合目で初めて先制点を奪ったトルコだったが、リードはわずか4分しか続かなかった。ドイツの同点ゴールは、今大会でチームの得点源になっている二人のコンビから生まれた。ポドルスキが左サイドを突破すると、DFを抜ききらずに低くて速いクロスを送った。飛び込んできたのは、ポルトガル戦で1得点2アシストの活躍を見せたシュバインシュタイガー。ポルトガル戦での得点と同様、二アポストで合わせゴール左に決めた。 トルコの右SBサブリ・サリュオールは頻繁に攻撃参加し、幾度となく右サイドを疾駆した。だが守備時にはポジションを空けることも多く、ドイツはこのスペースを突いていく。一点目も左サイドを攻略したものであったが、34分にもポドルスキがカウンターからGKと1対1の場面をつくった。だがこれはバーを越えていき、主導権の行方は、再度トルコに流れていった。38分には右サイドからウグル・ボラルの強烈なFKがレーマンを襲う。その直後には、サブリ・サリュオールのミドルがゴールに迫った。たがスコアは1-1のまま前半は終了。ただシュート数ではトルコが15-3でドイツを圧倒していた。 ドイツのレブ監督は、後半から中盤にトルステン・フリンクスを投入し、中盤を強化。55分には、トーマス・ヒツルスペルガーがわずかにバーを越すシュートを放った。対するトルコは、右サイドのサブリ・サリュオールとカズム・カズムのコンビネーションで攻める。そして終盤の劇的な攻防へ、時は刻一刻と迫っていった。 79分、トルコのGKリュシュトゥ・レチベルが、左サイドからのラームのクロスに飛び出す。そのハイボールには二人のDFも競り合っていたが、頭でとらえたのはクローゼ。ボールは無人のトルコ・ゴールに決まり、ドイツが勝ち越した。それでも驚異の粘りを見せるトルコは、この夜も健在だった。サブリ・サリュオールが右サイドの高い位置でラームをかわし、クロスを入れると、セミフ・シェンテュルクがニアポストで合わせた。準々決勝のクロアチア戦で劇的な同点ゴールを決めたストライカーは、この日もゴールを奪った。ただし、この日の逆転劇の主役になったのは、ドイツだった。90分、中盤のヒッケルスベルガーと鮮やかなワンツーで抜け出したラームが左サイドを突破。ラームはGKとの1対1で冷静にシュートを放ち、激戦に終止符を打った。
June 26, 2008
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バーレーン代表に1-0で辛勝し、グループ2を辛くも首位に終えた日本代表のワールドカップアジア最終予選を前に、日本のメディアが代表チームの得点力に大きな疑問を投げかけた。 「この試合後に残ったのは、日本はアジアのトップ級でもなんでもない現実」と岡田武史監督のチームについて、朝日新聞が報道。 「歯ごたえのある相手がそろう最終予選に思いを巡らせると不安が先立つ。」と同紙は続けた。 「とりわけゴール前での非力さを何で補うのか。」 セルティックの中村俊輔が前半の早い時間帯に得たPKをミス。雨の埼玉スタジアムでのDF内田篤人のラッキーな決勝点が決まったのは後半ロスタイムだった。 この結果、3月のバーレーンへの雪辱を晴らした日本がバーレーンを抜いてグループ2の首位に終えた。 しかし、日本の決して高くないゴール前のパフォーマンスが3大会連続を狙うW杯本大会への大きな障害となるかもしれないと言う批判を抑えることはできなかった。 「幸運そのもののゴールでしか勝利をつかむことが出来なかった。」と日本経済新聞ではサッカージャーナリストの大住良行氏が連載コラムで分析、岡田監督のチームが足元へのパスを多用しすぎて動きが少ないとした。 1998年に日本がワールドカップに初出場したときにチームを率いていた岡田監督は「このチームにひとつ足りなかった勝利への執念を見せてくれた。これだけうまい選手たちが泥臭く点を取ってくれてうれしい。」と語っていた。 いいサッカーもする。でもなにか最後のピースが足りない。それは勝利への執着心だ。と岡田監督は選手に言い続けていたという。 また、スポーツ報知は、バーレーン代表アシスタントコーチのカリド・タージ氏の岡田ジャパンについての「確実にジーコ時代より弱くなっている。」との発言を報道。バーレーンはブラジル人のジーコ監督率いる日本代表に勝ち点1差で及ばずに2006年ワールドカップドイツ大会への出場を逃していた。 同氏は「FW陣が特に弱点だ。前回も今回も怖さがない。」とした。 22日のバーレーン代表戦では、大久保嘉人は出場停止、元フランクフルトのFW高原直泰は不調のため、それぞれチームから離脱していた。
June 26, 2008
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モスクワからウラジオストクまで、ロシア全土がEURO 2008準々決勝のオランダ戦での勝利を祝う中、ドミトリ・メドベージェフ大統領はフース・ヒディンク監督を名誉市民にすることを提案した。 延長戦にもつれ込んだバーゼルでの一戦で、ロシアが3-1の勝利を収めた後、ロシアのサポーターは笛を吹いたり、歌を歌ったりしながら、ソビエト連邦崩壊後初となる主要大会での準決勝進出を祝い、モスクワの主要道路は数時間にわたり封鎖された。一方、バーゼルでは数千人のロシア・サポーターが勝利を喜ぶ中、巨大なオランダ・サポーターの集団が肩を落としていた。 22日付のソビエト・スポーツ紙には「ロシアの夢は続く!」との見出しが躍った。「ロシアはチームの歴史に残る素晴らしい試合をした。フース・ヒディンク監督のチームはEURO 2008の優勝候補オランダを文字通り粉砕し、スペインと対戦する準決勝に勝ち上がった」。ロシアの多くの新聞は23日まで印刷されないため、市民はウェブサイト上の見出しに注目。gazeta.ruは、オランダ人であるヒディンク監督が試合前に「オランダの今年最大の裏切り者」になりたいと話したこと引用し、彼を「最大の裏切り者」と称した。 メドベージェフ大統領はチームを称賛し、ヒディンク監督を名誉市民にするべきだと提案した。メドベージェフ大統領はロシアとベラルーシの退役軍人との会談で、任期終了後、ヒディンク監督を母国オランダに帰してはいけないと言われたという。「彼が行く必要はない。彼には市民権を与える」とメドベージェフ大統領は笑顔を浮かべた。「チームは本当に良くやったと思う。これほど良いプレーをしたのは久しぶりだ」 21日にザンクト・ヤコブ・パルクで行われた試合では、2500人のロシア・サポーターが、人数で最低でも10倍は上回るオランダ・サポーター以上の声援でチームを後押しした。「終盤の数分間は、客席での攻防が最も面白かった。勝利に飢えたロシア・サポーターが、言葉以上のパフォーマンスを行っていた」と、スポーツ・エキスプレス紙は語った。
June 25, 2008
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スペイン代表FWダビド・ビジャは、EURO 2008準々決勝のイタリア戦で無得点に終わったが、ロマン・パブリュチェンコとルーカス・ポドルスキを抑えて得点ランキングの首位を守った。 グループD初戦のロシア戦でハットトリックを達成したビジャは、2試合目のスウェーデン戦でも1ゴールを記録。準々決勝のイタリア戦ではPK戦以外でネットを揺らせなかったが、合計4ゴールで今大会得点王の座を守った。そのビジャを1点差で追っているのは、こちらも準々決勝のポルトガル戦で得点できなかったドイツのポドルスキ、敗退したスイスのハカン・ヤキン、そしてロシアのFWパブリュチェンコの3人だ。パブリュチェンコはグループリーグのスペイン戦とスウェーデン戦、準々決勝のオランダ戦でそれぞれゴールを挙げ、ロシアのベスト4進出に貢献した。26日に行われる準決勝では、ビジャとパブリュチェンコが再び顔を合わせることになる。 合計2得点で並ぶ9選手のうち、新たにランクインした2人には得点王獲得のチャンスがある。その1人は、延長戦にもつれ込んだクロアチア戦の終盤に、同点ゴールを決めたトルコのセミフ・シェンテュルク。途中出場からの活躍が目立つセミフは、ニハト・カフベジの負傷離脱を受け、ドイツとの準決勝で先発起用される可能性が高い。一方、同じく浮上してきたロシアのアンドレイ・アルシャフィンは、出場停止処分でグループリーグのスペイン戦とギリシャ戦を欠場したにもかかわらず、スウェーデン戦とオランダ戦で2試合連続ゴール。予選からの通算得点数ではビジャとポドルスキが、北アイルランドのデイビッド・ヒーリーの13ゴールにあと2点と迫っている。 UEFA EURO 2008本大会得点ランキング*本大会に残っている選手選手チーム得点ダビド・ビジャ*スペイン4ロマン・パブリュチェンコ*ロシア3ルーカス・ポドルスキ*ドイツ3ハカン・ヤキンスイス3アルダ・トゥラン*トルコ2アンドレイ・アルシャフィン*ロシア2ズラタン・イブラヒモビッチスウェーデン2イバン・クラスニッチクロアチア2ニハト・カフベジトルコ2セミフ・シェンテュルク*トルコ2ベスレイ・スネイデルオランダ2ルート・ファン・ニステルローイオランダ2ロビン・ファン・ペルシオランダ2 UEFA EURO 2008通算得点ランキング(本大会・予選)*本大会に残っている選手選手チーム得点デイビッド・ヒーリー北アイルランド13ルーカス・ポドルスキ*ドイツ11ダビド・ビジャ*スペイン11エドゥアルド・ダ・シルバクロアチア10クリスティアーノ・ロナルドポルトガル9エウゼビウシュ・スモラレクポーランド9ヨン・ダール・トマソンデンマーク8
June 24, 2008
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残る2席をカタールとUAEが獲得し、26日に行われる2010ワールドカップアジア最終予選の組合せ抽選への顔ぶれが出揃った。 この西アジアの2カ国は、オーストラリア、バーレーン、イラン、日本、北朝鮮、サウジアラビア、韓国、ウズベキスタンの8チームとともに最終予選にコマを進め、南アフリカ大会へのアジア最終予選を戦う。 カタールはドバイでアジアチャンピオンのイラクをサイェド・バシルの77分のゴールによって下し、厳しいグループ1でオーストラリアと勝ち点で並んだが、得失点差による2位を確保した。 UAEはホームでシリアに1-3で敗れて勝ち点7で並んだものの、シリアを得失点差で上回って3次予選突破を決めた。 6月27日の組合せ抽選会では、参加10チームが2006ワールドカップでの成績をもとに、5チームずつの2グループに分かれる。 2006年FIFAワールドカップにおけるチームランキングをもとに、FIFAによって確認された最終予選のシード5チームは以下場合によって日本は最悪のグループに入る可能性が出てきた。韓国(オーストラリア)、イラン、日本、サウジアラビア、バーレーン(ウズベキスタン)なら最悪3位プレーオフへ。ベストはオーストラリア(韓国)、日本、カタール、UAE、ウズベキスタン(北朝鮮)で2位以内と想定。1)オーストラリア2)韓国3)イラン4)サウジアラビアと日本(同率4位) 上記の5チーム全てが最終予選進出を決めているため、4位に並ぶ日本とサウジアラビアは抽選によって4位を決定する。 抽選方式ポット1 ランク1、ランク2 ポット2 ランク3、ランク4 ポット3 ランク5、ランク6 ポット4 ランク7、ランク8、ランク9、ランク10 ステップ1:それぞれのランキングによって、各チームが4つのポットに分かれる。ランキングは2006ワールドカップをベースとし、FIFAによって承認されたもの。 まずサウジアラビアと日本の2チームの抽選から行われる。先に引かれたチームがランク4としてポット2に入る ステップ2:ポット4のチームから抽選を開始。最初に引かれたチームはA5、2番目のチームはB5、3番目はA4、4番目はB4に入る。 ステップ3:ポット3のチームの抽選。最初のチームはA3、2番目のチームはB3に入る。 ステップ4:同様にポット2のチームの抽選。 ステップ5:同様にポット1のチームの抽選。 マッチスケジュール(予定、変更の場合あり) 5チームずつの2グループがH&A方式で戦う。 マッチデー1:2008年9月6日:3対2、5対4(A1,B1のチームは試合なし) マッチデー2:2008年9月10日:4対1、5対3(A2,B2のチームは試合なし) マッチデー3:2008年10月15日:1対5、2対4(A3、B3のチームは試合なし) マッチデー4:2008年11月19日:5対2、3対1(A4、B4のチームは試合なし) マッチデー5:2009年2月11日:4対2、2対1(A5,B5のチームは試合なし) マッチデー6:2009年3月28日:2対3、4対5(A1,B1のチームは試合なし) マッチデー7:2009年4月1日:1対4、3対5(A2,B2のチームは試合なし) マッチデー8:20009年6月6日:5対1、4対2(A3、B3のチームは試合なし) マッチデー9:2009年6月10日:2対5、1対3(A4、B4のチームは試合なし) マッチデー10:2009年6月17日:3対4、1対2(A5,B5のチームは試合なし)
June 23, 2008
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EURO 2008準々決勝、スペインがPK戦でイタリアを破り、24年ぶりの準決勝進出を決めた試合はスペインが終始有利に試合を進めたが、イタリアの堅守を崩せずに120分が終了した。迎えたPK戦では、GKイケル・カシージャスが2本のシュートをセーブ。準優勝した1984年以来、24年ぶりの準決勝進出を決めた。26日にウィーンで行われる試合では、グループリーグで4-1の勝利を収めたロシアと決勝進出を懸けて再戦する。イタリアは準優勝したEURO 2000以来のベスト4を目指したが、一歩及ばなかった。 苦しんだ末に準々決勝進出を決めたイタリアは、累積警告のジェンナーロ・ガットゥーゾ、アンドレア・ピルロを欠いた。ロベルト・ドナドーニ監督は、この2選手の代わりにマッシモ・アンブロジーニとアルベルト・アクイラーニを中盤に起用し、それ以外は2-0で勝利したグループリーグのフランス戦と同じ顔ぶれが並んだ。スペインのルイス・アラゴネス監督は、グループリーグで8強入りを決めた後のギリシャ戦で主力選手を温存し、この日の大一番には、今大会最多の4得点を挙げているダビド・ビジャなど主力を万全の状態でピッチに送り出した。 両チームが公式戦で最後に顔を合わせたのは、1994ワールドカップまでさかのぼる。主要国際大会では14年ぶりとなる対戦は、静かな立ち上がりを見せた。ボール支配率では、序盤からスペインが圧倒的に優ったが、なかなかチャンスは生まれない。9分のビジャのシュートは、イタリアのGKジャンルイジ・ブッフォンが難なくキャッチ。続いてフェルナンド・トーレスもゴールを狙うが、枠内を外れた。対するイタリアの初めてのシュートは、19分。シモーネ・ペロッタがヘディングで合わせるが、カシージャスの正面を突いた。 その後もスペインが主導権を握ったまま試合は進んでいくが、ブッフォンを中心にしたイタリアの固い守りを崩せない。25分にビジャ、31分にもダビド・シルバがシュートを放つが、ユベントスに所属する守護神は確実なセーブを見せる。一方のイタリアは36分にようやくチャンスをつかむ。アントニオ・カッサーノのクロスにルカ・トニが合わせるも、今大会まだ得点のないストライカーは、フリーのヘディングをカルロス・マルチェナにブロックされた。それでもチャンスの数ではスペインが優り、前半の終盤には、トーレスとシルバのシュートが連続してイタリア・ゴールを襲った。 後半に入っても、ポゼッションのスペイン、堅守のイタリアという構図に変化はない。イタリアはCBジョルジョ・キエリーニらが体を張ってゴールに鍵をかけ、スペインは自慢のテクニカルな中盤が小気味よくボールをまわす。だがスコアは動かない。そしてアラゴネス監督が、この状況を打開するために動いた。アンドレアス・イニエスタとシャビ・エルナンデスに代えて、サンティ・カルソラとセスク・ファブレガスを投入。中盤の2選手を一気に変更したスペインだったが、その直後に絶好機をつかんだのはイタリアだった。61分、ダニエレ・デロッシのミドルシュートがブロックされた後、スペイン・ゴール前が混戦になる。最後はマウロ・カモラネージがゴール前からシュートを打ったが、GKカシージャスが懸命に伸ばした左足に阻まれた。 終盤に入ってもスペインの攻勢は変わらず、80分すぎには、マルコス・セナが連続してゴールを狙う。ブッフォンは最初のFKを簡単にセーブしたが、その後のミドルシュートを後逸。だがボールはポストに当たった後、ブッフォンの手中に収まり、なんとか難を逃れた。そして90分が終了し、EURO 2008準々決勝は、3夜連続で延長戦に突入。その後もスペインが攻める時間帯が多いが、ビジャのシュートは惜しくもゴール右に外れた。その直後には、イタリアにこの試合で最高の好機が訪れた。ファビオ・グロッソが右サイドから絶妙のクロスを入れると、途中出場したアントニオ・ディ・ナターレが頭で合わせる。ボールはスペイン・ゴールに向かったが、カシージャスが素晴らしい反応ではじき出した。レアル・マドリーの守護神は、PK戦でも本領を発揮する。 スペインにとって6月22日は、不吉な日だった。過去の主要国際大会では、同日のPK戦で3度も敗退。しかしカシージャスは、イタリアのデロッシとディ・ナターレのシュートをセーブ。イタリアのブッフォンもダニエル・グイサのPKを止めたが、スペインは5人目のファブレガスが勝利を決めるキックを沈め、準決勝へ進出することになった。
June 23, 2008
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試合終了直前の内田篤人のゴールによって日本代表がバーレーン代表を1-0で下し、グループ2をトップで終えた。 バーレーンのペナルティエリア内への内田のヘディングが、バーレーンGKサイェド・モハメド・ジャーファルの前で弾み、このGKがクリアしようとしたものの自陣のゴールに入れてしまい、日本代表と応援に来たサポーターに後味の悪い勝利をプレゼントする結果となった。 早い時間帯に日本がPKを得たが、中村俊輔の蹴ったシュートはバーレーンGKにセーブされ、前半遅い時間帯の遠藤保仁のFKからのシュートはゴールポストを直撃し、この試合は引き分けにも連れ込むかと思われた。 5分に佐藤寿人がバーレーンペナルティエリア内でサイェド・モハメド・アドナンに倒されて日本に与えられたPK、セルティックではPKのキッカーではないが俊輔が蹴ったボールをスーパーセーブで防いだジャーファルはこの日のヒーローとなるかと思われた。 先制の絶好機を逃した日本だったが、前半はその後も主導権を握り続けた。しかし、バーレーンの守備をなかなか崩せない。 実際、バーレーンが前半45分の間に得たチャンスはごくわずか。ファウズィ・ムバラク・アーイシュの30ヤードの距離からのシュートは日本GK楢崎正剛に押さえられた。 前半ロスタイムに日本はリードのチャンスを再び迎えた。 遠藤が蹴ったFKはバーレーンの壁を越えてクロスバーを直撃。本田圭介が跳ね返りを無人のゴールに押し込もうとしたが、あわせきれなかった。 後半開始から8分後、楢崎は再びアーイシュのロングシュートをセーブ。徐々に時間が過ぎていくが、ホームチームは勝利を目指してさらに攻撃を仕掛けた。 途中出場の山瀬功治はアッバス・サエード・アッヤドの弱いバックパスに詰めたが、モハメド・フセインがライン上でクリア。2度目の山瀬のシュートはゴールバーの上。 バーレーンのペナルティエリア近くから玉田圭司が左足のシュートを放ったが、ジャーファルの守るゴールのわずかに外。バーレーンゴールに迫りながらも最後が決まらない日本だったが、内田のヘディングをバーレーンGKがクリアしきれず、日本が勝ち点3を獲得という幕切れとなった。Group 2チーム試合数勝分負得点失点+/-ポイントJAPAN 6411123913BAHRAIN 632175211OMAN 622257-28THAILAND 6015514-91
June 22, 2008
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EURO 2008準々決勝の試合はロシアが延長でオランダを3-2で下し、4強入りを決めた。 ロシアが56分にロマン・パブリュチェンコのゴールで先制する。その後は守備を固めカウンターを狙うロシアだったが、追加点のチャンスを生かせず、逆に86分、FKからルート・ファン・ニステルローイの同点ゴールを許した。延長に入ると、再度攻撃的な姿勢を押し出したロシアは、112分にドミトリ・トルビンスキーが勝ち越し点を決めると、116分にもアンドレイ・アルシャフィンが試合を決める3点目。欧州選手権では、準優勝した旧ソ連時代の1988年大会以来、初めての準決勝進出を決め、26日にウィーンで行われる準決勝でスペイン対イタリア戦の勝者と対戦することになった。一方のオランダは、3大会連続の準決勝進出を逃した。オランダは、グループリーグでイタリア、フランスに快勝した時と同じメンバーが先発。ファン・ニステルローイ、ベスレイ・スネイデルなど主力選手が出場した。絶好のコンディションで始まった試合は、劣勢を予想されたロシアが主導権を握る。序盤からユーリー・ジルコフのFK、デニス・コロジンのミドルで先制点に迫る。8分にも絶好のチャンスをつかむが、パブリュチェンコのヘディングはゴール枠をとらえることができなかった。グループリーグの3試合で9得点を記録したオランダは今大会、圧倒的な攻撃力を発揮してきた。しかし、ロシアの守備陣は、素早いプレスでオランダにスペースを与えない。それでもオランダは、徐々にリズムをつかみ始めた。19分、相手DFを巧みにかわしたベスレイ・スネイデルがシュート。26分にはCKの後、オルランド・エンヘラールのシュートが惜しくもゴール右に外れた。その2分後には、右サイドで獲得したFKをラファエル・ファン・デル・ファールトがけり、ファン・ニステルローイがさわればゴールという場面もあった。しかし、グループ初戦のスペイン戦で4失点をした後、2試合を完封したロシアの守備陣はこの攻撃をなんとかしのいだ。ロシアも30分すぎに連続して好機をつかんだ。逆襲から左サイドを崩し、アルシャフィンが至近距離からシュート。オランダのGKエドウィン・ファン・デル・サールは、懸命のセーブでCKに逃れた。その直後にも、コロジンが強烈なミドルで2度、ゴールを襲った。一方、オランダにも好機が生まれる。37分、右サイドでコロジンをかわしたファン・ニステルローイがシュートし、アキンフェエフは懸命のセーブでこれを防いだ。ロシアは44分にも危機を迎える。DFのミスパスを自陣ペナルティーエリア近くでパスをファン・デル・ファールトに奪われ強烈なシュートを浴びたが、守護神アキンフェエフが正面のボールをはじいた。ボール支配率、シュート、チャンス数など、両チームはほぼ互角の形で前半を終了した。オランダのマルコ・ファン・バステン監督は、後半からディルク・カイトに代えてロビン・ファン・ペルシを投入し、出場直後にボレーシュートで先制点に迫った。一方のロシアはその後も鋭いショートカウンターを仕掛け、得点の香りを漂わせていた。そしてアルシャフィンのFKが惜しくも外れた直後、待望の先制点が生まれる。セルゲイ・セマクがアルシャフィンのパスから左サイドを抜け出し、左足からの絶妙なクロスを入れると、飛び込んできたパブリュチェンコが左足で合わせて均衡を破った。オランダも同点ゴールを目指して懸命に攻め続けるが、守勢に入ったロシア相手にチャンスをつくれない。逆にゴールに近づいたのはロシアだった。アレクサンドル・アニュコフ、パブリュチェンコらが次々に追加点に迫り、83分にもあと一歩で勝負を決める追加点を挙げそうになった。その3分後、ロシアは再三の逸機を一時的に後悔することになる。オランダは敵陣の左サイドでFKを獲得。スネイデルがファーサイドにボールを送ると、DFに競り勝ったファン・ニステルローイが頭で決めた。前日のクロアチア対トルコ戦に続いて、準決勝は延長戦に持ち込まれたが、2夜連続のPK戦にはならなかった。延長戦に入ってからも次々と決定機をつかむロシアは、パブリュチェンコのシュートがクロスバーを直撃するなど、惜しい場面をつくりだす。そして延長戦後半22分、切れ味鋭いドリブルで終始オランダDF陣を翻弄していたアルシャフィンが、左サイドを攻め上がり浮き球のクロスを上げる。GKファン・デル・サールの頭上を越えたボールに、ファーサイドに駆け込んだトルビンスキーがポスト際に押し込んで待望の勝ち越し点を挙げる。さらにその4分後には、右サイドを抜け出したアルシャフィンが、鋭いシュートでファン・デル・サールを破り、試合を決めた。
June 22, 2008
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グループリーグのスイス戦、チェコ戦に続き、トルコがまたしても起死回生の逆転劇を演じた。優勢に試合を進めたクロアチアが好機を生かせないまま延長戦に突入。クロアチアは118分にイバン・クラスニッチのゴールで勝利を手にしたかに見えたが、トルコもその3分後のロスタイムにセミフ・シェンテュルクのゴールで同点とし、勝負はそのままPK戦に突入。4人のキッカーのうち3選手が決められなかったクロアチアに対し、トルコは3人のキッカーがすべて成功。欧州選手権で初の4強入りを決め、24日にバーゼルで行われる準決勝でドイツと対戦することになった。 グループリーグを3連勝で突破したクロアチアは、2-1で勝った2戦目のドイツ戦と同じ先発メンバーを起用してきた。一方、トルコは出場停止と負傷で合計6選手が欠場。ファティ・テリム監督は、チェコ戦で退場処分を受けたGKボルカン・デミレルの代役にリュシュトゥ・レチベルを起用するなど、苦しい選手選考を迫られた。それでも、チェコ戦で2得点を挙げたニハト・カフベジ、ハミト・アルトゥントップなどは先発メンバーに名を連ねた。 満員の観衆を集めた試合は、両チームともに5分前後に最初のチャンスを迎えた。トルコはハミト・アルトゥントップが惜しいミドルシュートを放つ。対するクロアチアは、左サイドでイバン・タキティッチがボールを奪取し、最後はダリヨ・スルナがゴールに迫った。序盤は互角の展開になったが、クロアチアは19分に絶好の先制機をつかむ。スルナのスルーパスから抜け出したルカ・モドリッチが右サイドからクロス。しかし、ゴールを目前にしたイビツァ・オリッチのシュートは、クロスバーをたたき、リバウンドを狙ったニコ・クラニチャルのヘディングも、ゴールバーを越えた。 チャンスを逃したクロアチアだったが、その後も攻撃の手を緩めない。特にラキティッチが主導権を握る左サイドは、攻撃の起点になった。一方のトルコも、トゥンジャイ・シャンルのドリブルで攻める場面もあったが、クロアチアの堅守の前になかなか好機をつくれない。38分にメフメト・トパルが放ったロングシュートも、わずかにゴール右にそれた。両チームはEURO 96のグループリーグでも対戦し、12年前はクロアチアが終盤のゴールで1-0の勝利を収めたが、この日の一戦も接戦。 後半最初のチャンスはクロアチアに訪れた。50分、ロングボールからオリッチがゴールに迫ると、前進してきたGKリュシュトゥ・レチベルをかわして頭でシュート。ボールは無人のゴール前に流れたが、トルコ守備陣は懸命のクリアで危機を回避した。攻め続けるクロアチアだが、先制点は遠い。57分には中盤での連係からクラニチャルが抜けたが、シュートはリュシュトゥ・レチベルの正面を突いた。また63分のオリッチのシュートも、オフサイドの判定。緊迫した試合は終盤を迎えていく。 こう着状態を打開するため、最初に動いたのはクロアチアだった。スラベン・ビリッチ監督は、MFクラニチャルに代えてFWムラデン・ペトリッチを投入。70分には、オリッチとのワンツーから抜け出したラキティッチがシュートを打つが、ゴールを目前にしながらも決めることができない。そして84分、スルナがカーブをかけた素晴らしいFKを放つも、リュシュトゥ・レチベルが鮮やかなセーブでゴールを守った。トルコの守護神は、終盤にもオリッチ、スルナのシュートを阻止。トルコは攻撃の糸口をつかめなかったが、守備陣の活躍で延長戦へ持ち込んだ。 トルコは延長戦に入ると、徐々に相手陣内に攻め入るようになる。だが、セミフ・シェンテュルクとトゥンジャイ・シャンルのシュートは、惜しくもゴール枠をとらえられない。均衡が破れたのは延長戦の残り時間が2分になった時だった。トルコゴールの混戦から右サイドにボールが流れる。リュシュトゥ・レチベルがこれを追いかけるも、先に追いついたモドリッチがクロスを上げる。そして中央のクラスニッチがほぼ無人のゴールへ、ヘディングを決めた。 だがグループリーグのスイス、チェコとの2試合で、奇跡の逆転勝利を見せてきたトルコはあきらめなかった。1分の表示があったロスタイムが切れる直前、リュシュトゥ・レチベルが前線へロングフィードを送ると、クロアチアのペナルティーエリア内は混戦となる。これを拾ったセミフ・シェンテュルクがこぼれ球をシュートすると、ボールはクロアチアDFに当たった後、ゴール左隅に決まった。土壇場のゴールで追いついたトルコの勢いは、PK戦になっても止まらなかった。先攻のクロアチアは、1人目のモドリッチ、3人目のラキッチが失敗。一方のトルコは3選手全員がキックを成功させ、最後はリュシュトゥ・レチベルがクロアチアの4人目、ペトリッチのシュートをセーブし、驚異的な粘りで準決勝進出を決めた。
June 21, 2008
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準々決勝の初戦は、ドイツが3-2でポルトガルを下し、3大会ぶりの4強入りを決めた。 2年前のワールドカップ3位決定戦で対戦した両国の一戦は、見ごたえのある好ゲームになった。22分、ドイツのバスティアン・シュバインシュタイガーが先制すると、26分にもミロスラフ・クローゼがヘディングシュートで追加点を挙げる。ポルトガルも40分にヌノ・ゴメスの得点で追い上げたが、61分のミヒャエル・バラックのシュートで突き放された。終始、バランスの良いサッカーを続けたドイツは、ポルトガルの反撃をエルデル・ポスティガの1点だけに抑え、優勝したEURO 96以来の4強入りを決めた。のポルトガルは、3大会連続の4強進出が実現しなかった。 グループリーグ突破を決めた16日のオーストリア戦で退席になったドイツのヨアヒム・レブ監督はベンチ入り禁止処分を受けたため、アシスタントコーチのハンス・ディーター・フリック氏がチームを指揮した。負傷したトルステン・フリンクスの代わりには、シモン・ロルフェスが今大会初出場を果たし、トーマス・ヒツルスペルガーと守備的MFを担った。出場停止処分を終えたシュバインシュタイガーは、ミヒャエル・バラックと、今大会で3得点を挙げているルーカス・ポドルスキとともに、2列目から1トップのクローゼを支える。一方、準々決勝進出を決めた後のスイス戦で主力を温存したポルトガルは、クリスティアーノ・ロナルドら主力選手が復帰。グループリーグで連勝した最初の2試合と同じ先発メンバーをそろえた。そして試合前から、両国のサポーターがスタンドを埋め尽くし、絶好のコンディションでキックオフ。 序盤は互角の展開だった。ドイツはボール支配率こそ高いが、相手の出方をうかがっているようで、攻撃に鋭さは見られない。対するポルトガルは、15分のシマンのシュートを足がかりにチャンスをつくりはじめる。クリスティアーノ・ロナウドがスルーパスに抜け出しそうになり、その直後には、右サイドからボジングワが絶妙のクロスを入れた。だが中央のデコは決め切れなかった。ポルトガルがこれらのチャンスを逃したあと、ドイツが一気に2得点を奪う。 22分、中盤でバラックとの絶妙のワンツーを決めたポドルスキが左サイドを抜け出し、ゴールライン近くまで駆け上がりクロスを送る。ペナルティーエリア内に走り込んだシュバインシュタイガーは、右足で豪快に合わせ先制点を奪った。ポルトガルのスコラーリ監督は試合前、ドイツの高さを警戒していたが、先制点を許した4分後には指揮官の懸念が現実になる。ポルトガル陣内でFKを獲得したドイツは、シュバインシュタイガーがゴール前に浮き球を入れる。絶妙なタイミングでマークを外したクローゼが空中戦を制し、フリーでヘディングを放つ。GKリカルドは懸命のセーブを試みたが、止めることはできなかった。 一気に2点のリードを奪われたポルトガルが不運に見舞われる。中盤で献身的なプレーを続けたジョアン・モウティーニョが負傷退場してラウール・メイレレスと交代。だが前回大会の準優勝国も引き下がらない。40分、ペル・メルテザッカーをかわしたクリスティアーノ・ロナルドがドリブルでゴールへ突進しシュートを放つ。これはドイツのGKイェンス・レーマンにセーブされたが、リバウンドに反応したヌノ・ゴメスが蹴り込み、懸命のクリアを試みたクリストフ・メッツェルダーに当って決まった。そして試合はドイツの1点リードで、後半に持ち越されることとなった。 試合が再開すると、同点を狙うポルトガルが積極的に攻めるも、なかなか相手ゴールに近づけず、遠目からのシュートを狙うばかり。それでも57分には決定機を迎えた。シマンのCKをデコがバックヘッドで流すと、ぺぺが飛び込む。しかしこの至近距離からのヘディングは、ゴールバーを越えていった。この絶好機を逃がした後、ポルトガルはセットプレーから失点する。前半にポルトガルを襲った事態は、その4分後にも繰り返された。ドイツは左サイドでラームが倒されてFKを獲得した。ゴール前にボールを入れたのは、この試合で1得点2アシストを記録するシュバインシュタイガー。バラックは、チェルシーのチームメート、パウロ・フェレイラとの競り合いに勝つと、鮮やかなヘディングシュートを決めた。 再び2点を追いかけることになったスコラーリ監督は、ヌノ・ゴメスに代えてナニを投入し、クリスティアーノ・ロナルドを中央に移し反撃を試みる。その後に得た、FKの場面では大きく枠を外れた。ペティートのミドルシュートもレーマンの確実なセーブに阻止された。しかし87分、エルデル・ポスティガがともに途中出場したナニのクロスを頭で決める。再び1点差としたポルトガルはその後も必死に同点ゴールを狙ったが、残された時間はあまりにも少なかった。
June 20, 2008
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2008-09シーズンチャンピオンズリーグが発表された。来季の予選1、2回戦の組み合わせ抽選は7月1日に行われる。 来季のチャンピオンズリーグは、7月の予選1回戦に28チームが参加。続いて14チームを加え、同2回戦を行う。同3回戦からは18チームが出場し、計32チームが16のグループリーグ出場枠を争う。32クラブが出場するグループリーグの組み合わせ抽選は、8月28日に実施。各チームは9月16、17日の第1節を皮切りに、2009年5月27日にローマのスタディオ・オリンピコで行われる決勝を目指す。決勝は来季までは平日開催だが、2009-10シーズンからは週末に行われる。 2008-09シーズンUEFAチャンピオンズリーグ試合日程ステージ日付予選1回戦第1戦2008年7月15、16日予選1回戦第2戦2008年7月22、23日予選2回戦第1戦2008年7月29、30日予選2回戦第2戦2008年8月5、6日予選3回戦第1戦2008年8月12、13日予選3回戦第2戦2008年8月26、27日グループリーグ第1節2008年9月16、17日グループリーグ第2節2008年9月30日、10月1日グループリーグ第3節2008年10月21、22日グループリーグ第4節2008年11月4、5日グループリーグ第5節2008年11月25、26日 グループリーグ第6節2008年12月9、10日 決勝トーナメント1回戦第1戦2009年2月24、25日決勝トーナメント1回戦第2戦2009年3月10、11日準々決勝第1戦2009年4月7、8日準々決勝第2戦2009年4月14、15日準決勝第1戦2009年4月28、29日準決勝第2戦2009年5月5、6日決勝(ローマ、スタディオ・オリンピコ)2009年5月27日
June 20, 2008
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オマーンのGKを故意に蹴ったとして日本代表の大久保嘉人にFIFAから3試合の出場停止処分が下った。 そのため、24歳の大久保は22日のバーレーン代表とのW杯アジア3次予選最終戦へは出場できない。 6月7日にマスカットで行われたオマーン代表との試合でイングランドプレミアリーグのボルトンワンダラーズに所属するアリ・アル・ハブシを故意に蹴ったとして退場となっていた。 日本サッカー協会は公式ウェブサイト上で既に大久保が代表チームのキャンプから離脱したと発表。 大久保は「裁定がはっきりしたので切り替えるしかない。残念だが、自分が一番悪い。」と現在韓国でキャンプ中の所属チーム、ヴィッセル神戸に合流した後、報道陣に語った。 大久保へはまた、5000スイスフランの罰金も科せられた。 日本は22日のホームでのバーレーン戦でアウェイでの0-1の敗戦のリベンジを果たそうと意気込んでいる。
June 19, 2008
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準々決勝進出を懸けたグループDの最終戦、オーストリアのインスブルックで行われ、ロシアがスウェーデンに完勝し、8強入りを決めた。 序盤から積極的に攻め続けたロシアは、24分にロマン・パブリュチェンコのゴールで先制すると、50分にはアンドレイ・アルシャフィンが追加点を挙げた。ソ連解体以降、ロシアとしては主要国際大会初となるグループリーグ突破を決め、22日にスイスのバーゼルで行われる準々決勝ではオランダと対戦する。引き分けでも2大会連続のグループリーグ突破が決まる状況にあったスウェーデンは、スピード豊かなロシアのサッカーに対抗できなかった。両チームは1勝1敗でグループリーグ最終戦を迎えたが、ロシアは得失点差で劣っていたため、準々決勝に進出するには勝利が絶対条件だった。ロシアのフース・ヒディンク監督は、出場停止処分明けのFWアルシャフィンを先発で起用した。ドミトリ・トルビンスキーはベンチスタートとなり、ギリシャを1-0で下した試合からの変更は1選手のみ。一方のスウェーデンは、ひざの負傷で出場が危ぶまれていたズラタン・イブラヒモビッチが先発し、1-2で惜敗したグループリーグ第2戦のスペイン戦と同じ先発メンバーが顔をそろえた。開始直後は互角の展開だったが、勝利が必要なロシアがすぐに主導権を握る。13分にはアルシャフィンがフリーでヘディングシュートを放ち、2分後にも、右サイドからのクロスがスウェーデンゴール前を横切った。ロシアは過去5度のスウェーデン戦で勝ち星を挙げたことがなかったが、この日は中盤の素早いプレスと堅守で試合を優勢に進めた。ロシアのヒディンク監督は試合前、アルシャフィンが実戦から遠ざかっている点を懸念していたが、今季のUEFAカップでゼニト・サンクトペテルブルクの優勝に貢献した司令塔は、そんな心配をものともしなかった。20分すぎには左足で強烈なシュートを放ち、スウェーデンのGKアンドレアス・イサクソンを脅かした。このプレーで獲得したCKからは、ユーリー・ジルコフがボレーシュート。ボールは惜しくもゴール右に外れたが、次々にチャンスをつくるロシアが先制点を挙げるのは時間の問題だった。 24分、相手陣の右サイドでボールを奪ったロシアは、アルシャフィンが前方へパスを送る。そしてアレクサンドル・アニュコフと細かいパスをつないだコンスタンチン・ズリアノフが、ゴール前にグラウンダーのクロスを入れると、中央のパブリュチェンコが右足で決めた。ヒディンク監督は攻撃的なサッカーを約束していたが、ロシアは指揮官の言葉通り、1点に満足しなかった。先制した直後も、ディニアル・ビリアレトジノフが二度、鋭いシュートを放つ。また36分には再び右サイドでボールを奪うと、素早いパス回しでゴールに迫り、パブリュチェンコのシュートはポストを直撃。さらにジルコフの強烈なロングシュートがイサクソンを襲った。劣勢に立たされたスウェーデンも、何度かチャンスをつかんでいた。27分のヘンリク・ラーションの豪快なバックヘッドは、クロスバーを叩く。また前半終了直前に、フレドリク・リュングベリと、イブラヒモビッチがつかんだ絶好機も、ロシアのGKイーゴリ・アキンフェエフにセーブされた。 前半に多くの得点機会を得ていたロシアは、後半の最初のチャンスで追加点を挙げた。スウェーデンのFKのボールを奪うと、鮮やかなショートパスで攻め上がる。最後は左サイドからジルコフがゴール前のアルシャフィンへ渡り、ロシアの10番は右足でゴール隅に決めた。予想外の展開に落ち着きを失ったのか、スウェーデンの反撃は精彩を欠く。イブラヒモビッチとヨハン・エルマンデルが放ったシュートも、アキンフェエフに難なくセーブされた。 終盤もロシアに追加点のチャンスが次々に生まれた。アルシャフィンが単独で抜け出し、あと一歩でオウンゴールという場面をつくる。さらに試合終了直前にはズリアノフのシュートがポストに阻まれた。それでも、ロシアの選手たちがソ連解体以降同国初の準々決勝進出を喜ぶには2点で十分だった。
June 19, 2008
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グループCの最終戦、オランダが後半の2得点でルーマニアを破り、3連勝でグループリーグを終えた。 終始、高いボール支配率を誇ったオランダは、54分にクラース・ヤン・フンテラールのゴールで均衡を破ると、87分にはロビン・ファン・ペルシが加点。今大会の最初の2試合で披露した圧倒的な攻撃サッカーこそ見られなかったが、安定した内容で勝利を収めた。過去2試合をいずれも引き分けたルーマニアは、8強入りの可能性を残していたが、グループCのもう1試合でイタリアがフランスに2-0で勝利したため、2大会ぶりの準々決勝進出はならなかった。 グループリーグ2連勝で首位通過を決めていたオランダは、マルコ・ファン・バステン監督が試合前に示唆していた通り、大幅に選手を入れ替えてきた。43歳の指揮官は、4-1で快勝したフランス戦から、ハリド・ブラルズとオルランド・エンヘラール以外の9選手を変更。ただしフランス戦で得点したアリエン・ロッベンとファン・ペルシは先発させ、依然として強力なメンバーをそろえていた。一方のルーマニアは、フランス対イタリアの結果次第で、引き分けか負けでも8強が決まる状況にあった。指揮を執るビクトル・ピツルカ監督は、1-1で引き分けたイタリア戦から4選手を変更。顔面を負傷したミレル・ラドイ、出場停止処分のドリン・ゴイアンは欠場したが、1トップにはマリウス・ニクラエを起用した。曇り空の中、キックオフの笛が鳴り、試合は互角の展開で始まった。ルーマニアは4分にマリウス・ニクラエがボレーシュート、9分にもクリスティアン・キブがオランダ陣内の好位置で獲得したFKからゴールを狙った。一方のオランダはボール支配率で大幅に上回ったが、なかなかチャンスにつなげることはできない。19分にファン・ペルシが狙ったヘディングシュートは、ゴール枠の外へ流れた。26分にも好機を得たが、先制点は生まれなかった。こう着状態が続く中、25分すぎにはルーマニアにとって歓迎できないニュースが流れてきた。同時進行中の試合でイタリアがリードしたのだ。ルーマニアはこの時点でグループ3位に転落。準々決勝に進出するのは、勝利が必要になった。そんな中、アドリアン・ムトゥのシュートはオランダ守備陣にブロックされ、30分の強烈なミドルシュートも、わずかにゴール右へ外れた。 オランダも30分を過ぎると、決定機をつくるようになった。だが1トップで出場したフンテラールは、ゴール前10メートルからのチャンスを決められない。36分には、ロッベンがフンテラールのパスから抜け出す。だがルーマニアのGKボグダン・ロボンツと1対1の絶好機を迎えるも、シュートはわずかゴール左に外れた。チャンスを生かせないのはルーマニアも同じだった。44分、ムトゥとラズバン・ラツの連係でオランダの左サイドを崩す。しかし中央でこれを受けたバネル・ニコリツァは、この決定機を生かせなかった。 両国はEURO 2008予選でも対戦。昨年10月の試合では、ルーマニアがこの日の一戦で出場停止になったゴイアンの決勝点で勝利した。しかし、オランダとの過去11度の対戦ではわずか2得点しか記録していない。そしてこの試合でも、どうしても必要な1点がなかなか奪えなかった。後半開始直後にムトゥが放ったシュートも、オランダのGKマールテン・ステケレンブルフが簡単に抑えた。逆に危うい場面を迎えたのは、ルーマニアのGKロボンツだった。49分、ファン・ペルシがロングボールを巧みにコントロールしてシュート。ルーマニアの守護神は素早い反応でセーブした。しかしその5分後のシュートはどうすることもできなかった。 オランダのイブラヒム・アフェライが、右サイドから絶妙のクロスを入れる。ペナルティーエリア内でエンヘラールがDFを引き寄せると、ボールは後方のフンテラールに流れた。アヤックスの24歳は、目前に来たボールを簡単に押し込み、欧州選手権本大会のデビュー戦をゴールで飾った。チューリヒの試合では、イタリアが60分すぎにリードを広げた。ルーマニアが準々決勝に進出するには、逆転勝利するしかない。しかし、途中出場したフロレンティン・ペトレのオーバーヘッドキックは決まらない。一方チャンスの数で圧倒したオランダは、試合終了直前にファン・ペルシが高い身体能力を生かしてDFに競り勝ち、至近距離から豪快なボレーを突き刺した。これでオランダは21日にバーゼルで行われる準々決勝で、グループDのロシア対スウェーデンの勝者を待ち構えることになった。
June 18, 2008
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日本代表チームはのバーレーン代表との試合はアウェイマッチでの敗戦の借りを返すはず。既にこの両チームはW杯アジア最終予選への進出を決めており、この試合はグループ首位を争うもの。 現在グループ2で首位のバーレーンはホームで日本を1-0で下していたが、22日に埼玉で行われるW杯アジア3次予選最終戦で元アジアチャンピオンの日本はこの西アジアのライバルを迎え撃つ。 「これは消化試合ではない。」とタイ代表にアウェイで3-0と勝利し、最終予選進出を決めて帰国した岡田監督は語った。 「バーレーンでは一生忘れられない悔しい思いをした。」と3月26日の敗戦について岡田監督は続けた。 「自分自身と日本サッカーのプライドをかけて戦う。」 14日にオマーンと1-1で引き分けたバーレーンは勝ち点を11に伸ばして同10の日本とともに最終予選進出を決めていた。 「アウェイでは試合に出られずに負けた。」とセルティック所属の中村俊輔は「出場して借りを返したい。」千葉県内で合宿を再開中。中村俊輔を強制隔離調整させた。右足首痛は16日の検査で関節炎と診断され、宿舎のジムで別メニュー調整。走れる状態ではあったが「きょう体重をかけなければ劇的に良くなる可能性がある」との医師の言葉に指揮官は従った。MF本田圭が約5カ月ぶりの招集。1月はオランダリーグ・VVVの移籍時期と重なったため辞退。岡田ジャパン初合流となる。U-23日本代表の主力として活躍中。U23代表の反町監督から推薦を受けた岡田監督は、カメルーン代表戦の映像をチェック。「C大阪MF香川も抜けて、俊輔の足も気になる。本田圭のパフォーマンスはいいなと思った。サイドバックではなく中盤の選手として考えている」。右足首痛でバーレーン戦回避の可能性もあるMF中村俊輔(セルティック)の"代役"として期待を寄せた。国内で調整中の本田圭にとっても朗報。2部に降格したVVVはまだオフのため、練習場所の確保に四苦八苦。「星稜の監督に頼もうかな」と母校での練習も検討するほど。またVVVには、オランダ1部リーグとブンデスリーガのクラブから身分照会の打診が届いたことが判明。バーレーン戦の活躍次第で本田圭の評価が高まる可能性もある。佐藤寿人(サンフレッチェ広島)が岡田監督就任後初めて代表に選出された。アジア3次予選のバーレーン戦日本代表25人【GK】川口能活(ジュビロ磐田)、楢崎正剛(名古屋グランパス)、川島永嗣(川崎フロンターレ)【DF】寺田周平(川崎フロンターレ)、中澤佑二(横浜F・マリノス)、高木和道(清水エスパルス)、田中マルクス闘莉王(浦和レッズ)、駒野友一(ジュビロ磐田)、井川祐輔(川崎フロンターレ)、安田理大(ガンバ大阪)、内田篤人(鹿島アントラーズ)【MF】中村俊輔(セルティック/スコットランド)、遠藤保仁(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)、松井大輔(サンテティエンヌ/フランス)、鈴木啓太(浦和レッズ)、山瀬功治(横浜F・マリノス)、今野泰幸(FC東京)、長谷部誠(VfLヴォルフスブルク/ドイツ)、本田圭佑(VVVフェンロ/オランダ)【FW】玉田圭司(名古屋グランパス)、巻誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)、佐藤寿人(サンフレッチェ広島)、大久保嘉人(ヴィッセル神戸)、矢野貴章(アルビレックス新潟)最終予選組み合わせは27日に決まるが、初戦の相手はサウジアラビア、イラン、バーレーンに絞られている。
June 17, 2008
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グループBの最終戦は、ドイツが後半のミヒャエル・バラックのゴールで共催国オーストリアを破り、グループ2位で3大会ぶりの準々決勝進出を決めた。 序盤の好機を生かせなかったドイツは、49分にミヒャエル・バラックのゴールで先制した。その後は追加点を奪えなかったが、オーストリアの反撃を抑え、優勝したEURO 96以来となるグループリーグ突破を決定。19日にスイスのバーゼルで行われる準々決勝では、ポルトガルと対戦することになった。オーストリアはグループリーグを1分け2敗の3位で終了し、スイスに続いて共催国の敗退が決まった。 引き分けでも8強入りが決まるドイツは、グループ2試合目のクロアチア戦の先発メンバーからひとりだけ変更した。負傷した左SBマルセル・ヤンセンに代わって、アルネ・フリードリヒが右SBで出場し、フィリップ・ラームが左サイドに回った。オーストリアでは、FWエルウィン・ホッファーが先発するなど、1-1で引き分けたポーランド戦から3選手が交代。準々決勝進出には勝利が最低条件だったヨゼフ・ヒッケルスベルガー監督は、3トップ気味の攻撃的な布陣を採用してきた。 最初に絶好機を迎えたのはドイツだった。5分、右サイドをドリブルで突破したミロスラフ・クローゼが、巧みなフェイントでゴール前にクロスを入れた。だが中央のマリオ・ゴメスは、これを決めることができない。ボールはゴール目前に上がり、最後はオーストリアのジェルジュ・ガリチがゴールライン付近でクリアした。ドイツの攻勢はその後も続く。ゴメスのミドルシュート、フリードリヒのクロスなどで先制点に迫る。両者の対戦は今年2月にウィーンで親善試合という形で行われ、そのときはドイツが2-0で勝利している。オーストリアはドイツとの過去10試合の公式戦でもわずかに1勝しか挙げておらず、圧倒的に不利な対戦成績を記録する相手を前に、攻撃の糸口をつかめないまま序盤が進んでいった。 しかし、地元ファンの大声援を受けたオーストリアは、徐々にリズムをつかみ始めた。18分には、ホッファーがゴールに迫ると、ドイツ守備陣は激しいプレーでシュート体勢に入るのを阻止しなければならなかった。ホッファーはその直後にもクロスに合わせようとしたが、今度はGKイェンス・レーマンが素早い出足でボールをキャッチ。また20分すぎのレネ・アウフハウザーのシュートも、レーマンにセーブされた。対するドイツは23分に、今大会で3得点を挙げているルーカス・ポドルスキが強烈なシュートで先制点を狙う。ゴールを守るオーストリアのGKユルゲン・マチョは、素晴らしいセーブでこれをはじき出した。準々決勝進出を懸けた一戦は、見ごたえのある展開を見せ始め、その緊張感は両チームのベンチにも伝わった。41分、タッチラインで激しい言葉を投げ合ったヒッケルスベルガー、ヨアヒム・レブの両監督がメフート・ゴンサレス主審から退場処分を受けた。 この指揮官不在の影響を受けなかったのはドイツだった。後半に入ると、前半と同じように上々の滑り出しを見せ、再開の4分後には鮮やかな先制点を奪う。ドリブルで上がったラームがアンドレアス・イバンシッツに倒されて、ドイツがFKを獲得。ゴールまで約25メートルの距離から、バラックの強烈なシュートがオーストリアゴールの右上に突き刺さった。その数分後、同時進行するグループBのもう1試合でも、クロアチアがポーランドを相手にリードを奪う。オーストリアは勝てば準々決勝進出が決まる状況になったが、その後も流れはドイツに傾いたままだった。 だがオーストリアもFWロマン・キーナストを投入するなどして、懸命の反撃に出る。70分すぎには連続してCKのチャンスを得たが、ここでもゴールは生まれない。84分にはホッファーのシュートが惜しくもゴール左に外れた。またイバンシッツもペナルティーエリア内に進入するが、ラームのタックルでシュート体勢に持ち込めなかった。ドイツは終盤のチャンスを生かせなかったものの、準々決勝進出を決めるには1点で十分だったようだ。 グループ B 国試勝分負得失差点クロアチア33004139ドイツ32014226オーストリア301213-21ポーランド301214-31
June 17, 2008
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グループAの最終戦は、2点をリードされたトルコが終盤の3得点で劇的な逆転勝ちを収めグループ2位で準々決勝進出を決めた。 グループリーグの2試合を終えた両国は、勝ち点と得失点差、得点のすべてで並んでいたため、引き分ければPK戦で準々決勝に進出するチームを決めることになっていた。試合は、序盤から好調なサッカーを続けたチェコが34分にヤン・コレルのヘディングシュートで先制すると、62分にもヤロスラフ・プラシルが加点した。しかし、後半から好プレーを続けたトルコは、75分のアルダ・トゥランのゴールで反撃を開始。87分からの2分間には、ニハト・カフベジが2得点を挙げ、劇的な逆転勝利を収めた。EURO 2000以来のグループリーグ突破を決めたトルコは、20日にウィーンで行われる準々決勝でクロアチアと対戦することになった。チェコは、グループリーグ2試合目のポルトガル戦で先発から外れたコレルが復帰。通常通りの4-1-4-1の布陣で臨んできた。トルコは、ファティ・テリム監督が試合前日に発表したメンバーが先発出場した。好調な出足を見せたのはチェコだった。試合開始直後にマレク・マテヨフスキーがシュートすると、ポルトガル戦で同点ゴールを挙げたリボル・シオンコもFKを狙う。劣勢に立たされたトルコは、激しいプレーでチェコの攻撃を阻止しようとするが、結果として10分までにメフメト・トパルとアウレリオが警告を受けることになった。チェコは、10分すぎにもコレルがFKから惜しいヘディングシュートを放つ。攻撃の糸口をつかめないトルコは、17分にようやくトゥンジャイ・シャンルがチームの初シュートを放ったが、ゴール右に外れた。前半半ばを迎えても、主導権を握るのは依然としてチェコだった。トルコのGKボルカン・デミレルは、マテヨフスキーの強烈なボレーシュートをセーブ。セルべト・チェティンも、シオンコの危険なクロスを懸命にクリアしなければならなかった。この日もチェコの右サイドで活躍したシオンコは、25分には左足で惜しいシュートも放つ。しかし、チェコの先制点が生まれるのは時間の問題だった。チェコは右サイドへボールを回すと、最後はベテランMFズデニェク・グリゲラが、ゴール前へ素晴らしいクロスを入れた。待ち構えていたのは身長202センチのコレル。長身ストライカーのヘディングシュートは、懸命のセーブを試みたボルカン・デミレルの手に触れてから決まった。先制点を許した後、トルコもセットプレーで反撃に出る。しかし、ニハト・カフベジとセルべト・チェティンのシュートは精度を欠き、チェコのGKペトル・チェフが難しいセーブをする場面にはならない。チェコは、40分前にマテヨフスキーが負傷退場する不運に見舞われるが、その後もコレルがヘディングで追加点を狙った。4日前のスイス戦で先制されながら2-1で逆転勝ちしたトルコは、後半になると前半とは対象的に好調なサッカーを始めた。しかし、ダビド・ロゼーナルとトマシュ・ウイファルシの両CB、チェフを中心にしたチェコ守備陣は、簡単には崩れなかった。逆に得点を奪ったのは、トルコの重圧を受けていたチェコだった。右サイドから速攻に転じたチェコは、シオンコがゴール前にクロス。逆サイドから飛び込んできたポラークが鮮やかに決めた。残り試合時間も少なくなる中、トルコの準々決勝進出は消滅したかに思われたが、選手はあきらめなかった。オフサイドトラップを破ったトゥンジャイ・シャンルがヘディングシュートを放つなど、攻撃の手を緩めない。懸命の努力は、終盤の14分間ですべてが報われた。75分、チェコのペナルティーエリア内に入ったハミト・アルトゥントップが横パスを出すと、チェコのDFに当たってアルダ・トゥランの目前に流れた。ガラタサイのMFは、チェコ・ゴールの左隅にシュートを決めた。1点差に迫ったトルコは一段と攻勢を強めた。セルべト・チェティンは、フリーのヘディングシュートを正確に合わせることができなかったが、87分から一気に2得点を奪った。起点になったのはいずれもハミト・アルトゥントップだった。右サイドからクロスを送ると、チェコの守護神チェフが捕球に失敗。ニハト・カフベジがこぼれたところを簡単に決めた。PK戦突入が現実味を帯びてきたが、トルコは同点に満足することはなかった。追いついた2分後、同点ゴールを挙げた連携が再び機能する。ハミト・アルトゥントップが前線へ走り出したニハト・カフベジへスルーパスから鮮やかなシュートを放つと、ボールはクロスバーに当たった後、ゴールに吸い込まれた。トルコは、ロスタイムにGKボルカン・デミレルが退場処分を受けたが、そのまま逃げ切り、劇的な勝利で準々決勝進出を決めた。グループ A 国試勝分負得失差点ポルトガル32015326トルコ32015506チェコ310246-23スイス31023303
June 17, 2008
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アジアカップ2011予選大会組合せ抽選会がカタールの首都、ドーハのアスパイアドームで7月3日に行われる。2010年ワールドカップアジア地区最終予選の組合せ抽選会が6月27日、わずか6日後になる。 2008年7月3日12時から大会の予選抽選会が世界最大のインドア施設で行われる。抽選会では予選大会参加20チームが4チームずつ5グループに分かれる。各5グループの上位2チームが2011年の本大会出場を決める。予選が免除となっているのは、アジアカップ2007の覇者イラクと、同準優勝のサウジアラビア、同3位の韓国、さらに開催国のカタール、そしてAFCチャレンジカップ2008と2010の優勝各1チームの合計6チーム。 予備予選では、レバノンがモルディブをホームアンドアウェイ方式での対戦で下していた。 この予選大会のシード順はAFCアジアカップ2007の結果をもとに決定されたもので、日本に始まり、オーストラリア、イラン、ウズベキスタンと続いている。上記の全4チームは既に2010ワールドカップアジア地区最終予選進出を決めている。 AFCアジアカップ2011予選大会の日程については、まだ発表されていない。 アジアカップ2011予選大会組合せ抽選会 2008年7月3日12時 ドーハ、カタール シードとポット ポット11.日本、2.オーストラリア、3.イラン、4.ウズベキスタン、5.ベトナムポット26.中国、7.タイ、8.インドネシア、9.UAE、10.バーレーン ポット311.オマーン、12.マレーシア、13.ヨルダン、14.シリア、15.香港ポット416.イエメン、17.クウェート、18.シンガポール、19.インド、20.レバノン
June 16, 2008
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ザルツブルクで行われたグループDのロシアとギリシャは1-0でロシアが競り勝ち、連覇を狙ったギリシャの敗退が決定した。 試合は、先に主導権を握ったロシアが33分にコンスタンチン・ズリアノフのゴールで先制。ギリシャも同点ゴールを狙い懸命に攻めたが、最後まで得点できなかった。この結果、グループDはスペインの首位通過が決定。ロシアは18日のグループ最終戦で、準々決勝進出を懸けてスウェーデンと対戦する。グループ初戦で敗れた両チームは、そろって先発メンバーを入れ替えてきた。スペイン戦を1-4で落としたロシアは、けがの状態が懸念されたロマン・パブリュチェンコを1トップに起用した。ロマン・シロコフ、ドミトリ・トルビンスキーにも今大会初となる先発の機会が与えられた。ギリシャのオットー・レーハーゲル監督は、0-2で敗れたスウェーデン戦で採用した5-3-2ではなく、4-3-3を選択。新鋭FWニコス・リベロプロスを起用するなど、初戦よりも攻撃的な布陣を敷いてきた。初白星を狙う両チームの対戦は、互角の展開で始まる。序盤は互いに中盤で激しくつぶしあい、決定機はなかなか訪れない。ロシアは14分にパブリュチェンコがシュートを放つも、ギリシャのGKアントニス・ニコポリディスの鮮やかなセーブに阻まれた。しかしロシアは、その後もユーリー・ジルコフが左サイドの突破から好機をつくるなど、やや有利な流れで試合を進め始めた。対するギリシャも20分にセットプレーからチャンスを迎え、アンゲロス・バシナスのFKからアンゲロス・ハリステアスがフリーで狙う。だがこのヘディングシュートは精度を欠き、イーゴリ・セムショフにクリアされた。両チームは4年前のEURO 2004グループリーグでも対戦している。その試合を2-1で勝ったロシアは、最終的に優勝したギリシャに大会唯一の黒星をつけた。過去の対戦成績でも8試合で1敗しかしておらず、ロシアにとっては相性の良い相手といえた。試合は、ギリシャが反撃に出る場面も増えた中、ロシアに待望の先制点が生まれる。33分、左サイドの連係からディニアル・ビリアレトジノフがクロスを入れる。ギリシャの守護神ニコポリディスはゴール前を越え、逆サイドに流れたボールを捕えようとしたが、先に追いついたのはロシアのセルゲイ・セマク。オーバーヘッドでゴール前に戻すと、ズリアノフが無人のゴールに決めた。先制点を奪ったロシアには追加点のチャンスがすぐに訪れるが、パブリュチェンコのヘディングシュートは惜しくも枠をとらえ切れない。ギリシャはDFユールカス・セイタリディスが負傷退場するなど、不完全燃焼のまま前半を終えることになった。後半に入っても、ロシアが引き続きチャンスをつくる。パブリュチェンコが連続して追加点を狙うと、セルゲイ・イグナシェビッチもヘディングシュートを放った。一方、負ければ敗退が決まるギリシャも、積極的に攻め始めた。50分すぎからは随所に良いプレーも見られるようになり、ヨルゴス・カラグニス、リベロプロス、バシナスが立て続けに狙ったが、ロシアのGKイーゴリ・アキンフェエフのセーブなどに阻止される。試合はギリシャの勢いを増していく中、ロシアがカウンターを狙う展開になっていった。攻めの姿勢を押し出すギリシャだが、ロシアの堅守を崩すまでには至らない。逆にチャンスの数ではロシアが圧倒的に上回り、ビリアレトジノフは2度の絶好機を迎えた。ギリシャも70分前後にハリステアスとカラグニスがゴールを狙い、87分には、途中出場したFWファニス・ゲカスのシュートがネットを揺らしたが、その前にオフサイドを告げる副審の旗が上がっていた。結局、ギリシャは最後までゴールを奪うことができず、連覇の夢が消えた。
June 16, 2008
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EURO 2008で準々決勝進出を決めたポルトガルのルイス・フェリペ・スコラーリ監督(59)が、プレミアリーグのチェルシーの新監督に就任することになった。チェルシーは11日夜、「ルイス・フェリペ・スコラーリ氏が2008年7月1日に新監督に就任することになった」と発表。スコラーリ監督は、2002年ワールドカップでブラジルを優勝に導くと、2003年にはポルトガル代表監督に就任。EURO 2004では準優勝、2006年ワールドカップでも準々決勝進出という成績を残した。ポルトガル・サッカー協会との契約は、EURO 2008で満了することになっていた。
June 15, 2008
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グループDではスペインがロスタイム2分のダビド・ビジャの劇的な勝ち越しゴールにより2-1で勝利。その後に行われたギリシャ対ロシア戦の結果を受け、スペインがグループD首位で準々決勝進出を決めた。 試合は、スペインが15分にフェルナンド・トーレスのゴールで先制したものの、スウェーデンがズラタン・イブラヒモビッチの大会2得点目で同点とし、そのまま終了するかに思われた。だが終了直前、グループリーグ初戦のロシア戦でハットトリックを達成したビジャが、ホアン・カプデビラからのロングパスに抜け出し、ファーポストに決勝ゴールを沈めた。2連勝を飾ったスペインはスウェーデンと勝ち点3差でグループ首位を堅持し、ビジャはゴールランキングで4得点で単独トップに立った。 ルイス・アラゴネス監督はロシア戦と同じメンバーで臨んできたが、第1戦に4-1で勝利したときの流れるようなプレーはあまり見られず、スウェーデンが効果的な試合運びを披露した。開始1分、イブラヒモビッチがペナルティーエリア内でパスを受けてチャンスを得るが、胸トラップをミスしてしまった。 一方、スウェーデンゴール後方に詰めかけた赤と黄色のファンへ向かって攻めるスペインも、優勝候補の一角と呼ばれる実力を垣間見せ、アンドレス・イニエスタがドリブルからシュートを放つ。これは枠を外れたものの、15分にトーレスが先制ゴールをマークする。ショートコーナーを受けたビジャが、ダビド・シルバへボールを戻す。ゴール前へのクロスにトーレスが飛び込んで、欧州選手権における初ゴールを決めた。 スウェーデンはすぐに反撃に出て、ヘンリク・ラーションのパスからヨハン・エルマンデルがシュートを放つが、これはサイドネットをかすめる。スペインは24分に負傷したカルレス・プジョールがラウール・アルビオルと交代すると、再び守備の脆さを露呈。右サイドのエルマンデルからのクロスを、イブラヒモビッチがファーポストで受ける。ファーストタッチではうまく足元に収まらなかったものの、セルヒオ・ラモスが転倒している間にターンして、イケル・カシージャスを破り、同点ゴールをマークした。 後半に入ると、スウェーデンはイブラヒモビッチの交代とともに勢いを失い、逆にスペインは60分過ぎにリードのチャンスを迎える。ビジャとの素晴らしいパス交換からシルバがシュートを放つが、イサクソンに阻止される。こぼれ球に詰めたビジャと衝突して、イサクソンが倒れている間に、トーレスが左足でゴールを狙うが、これもダニエル・アンデションにブロックされた。勢いづくスペインは68分、マルコス・セナが一撃を放つも、イサクソンのファインセーブに遭った。 スペインが攻め続ける展開が続いたが、スウェーデンはFKからチャンスを得る。だがペッター・ハンソンがゴール前へ折り返したボールに、ラーションはわずかに届かなかった。そしてロスタイムにビジャが劇的な決勝点を奪取。
June 15, 2008
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イタリア対ルーマニアの熱戦は1-1の引き分けに終わった。イタリアは、GKジャンルイジ・ブッフォンが81分にアドリアン・ムトゥのPKを見事に止め、何とかEURO 2008のグループ突破に望みをつないだ。 イタリアは、DFクリスティアン・パヌッチがペナルティーエリア内でダニエル・ニクラエを引き倒してPKを献上してしまったが、GKブッフォンが左に飛んでムトゥの強烈なPKを手と足で止めた。敗れればグループ突破の可能性がほぼなくなるイタリアは、55分にムトゥに先制ゴールを許してしまったが、すぐに立ち直り、失点の1分後にパヌッチが同点ゴールを決めた。何とか勝ち点1を手にしたイタリアは、これでグループC突破に望みをつないだ。イタリアは、ワールドカップ決勝の再戦となる16日のフランス戦では絶対に勝利が必要となった。一方、ルーマニアは同時刻にオランダと対戦する。 イタリアのロベルト・ドナドーニ監督は、敗戦に終わったオランダ戦からスタメンを5人も変更してきた。一方、初戦でフランスを0点に抑えて勝ち点1を獲得したルーマニアのビクトル・ピツルカ監督は、中盤の構成を変え、フロレンティン・ペトレとイタリアサッカーを知るシエナのパウル・コドレアを先発で起用してきた。開始1分、まずムトゥがイタリアの新しいDFラインを脅かす。このヘディングはゴールマウスに飛ばなかったものの、ルーマニアは明らかにフランス戦よりも積極的に仕掛ける意思を感じさせた。代表戦では9月以来の先発出場となったアレッサンドロ・デル・ピエロは、イタリアの主将として攻撃を牽引。試合序盤にチャンスを掴むも、ヘディングは相手に当たって枠を外れた。 今度は、ルーマニアが4分間に3度もチャンスを作り出す。だがルーマニアの前にはイタリアのGKブッフォンが立ちはだかる。左サイドを抜け出したムトゥのチャンスを止めると、続いてガブリエル・ターマシュのFKもダイビングセーブ。クリスティアン・キブのロングシュートがパヌッチに当たり方向が変わると、さすがのブッフォンも触ることはできなかったが、今度はポストがイタリアを救った。ルーマニアは、フランス戦で影を潜めていた攻撃が輝きを放つ。その勢いを感じ取ったピツルカ監督は25分、ケガで負傷退場となったミレル・ラドイの代わりに、攻撃的なニコラエ・ディカを投入。そして試合は両チームが攻め合う展開となる。ルーマニアの華麗なパスワークがイタリアのDFラインを苦しめるのに対し、逆のゴール前ではルカ・トニが制空権を支配した。だが、そのトニのへディングはボグダン・ロボンツに弾き出された。 ACミランのマッシモ・アンブロジーニとジェンナーロ・ガットゥーゾに代わってイタリアの中盤に先発したのは、ダニエレ・デロッシとシモーネ・ペロッタだったが、ルーマニアの中盤の要であるインテルのキブを前に自由にプレーをさせてもらえなかった。ムトゥもピッチで際立った活躍を続け、果敢にシュートを狙っていくが、ブッフォンのファインセーブに遭う。しかしムトゥはその2分後、ジャンルカ・ザンブロッタのヘディングのバックパスが力を欠くと、そこに反応して先制ゴールを決めた。その後ルーマニアのファンがまだ喜びに浸っているなか、イタリアが同点に追いつく。CKからジョルジョ・キエリーニが頭で折り返したところに、パヌッチが飛び込んでゴールネットを揺らした。その後はイタリアが押し込む時間が続く。アントニオ・カッサーノがダイビングヘッドで狙うも、GKロボンツがビッグセーブ。だがその試合の流れに反し、勝ち点3に近づく絶好のチャンスを掴んだのはルーマニアだった。パヌッチがエリア内でD・ニクラエを抱え込んだとしてPKを獲得。これを決めれば記憶に残る勝利になるはずだったが、ムトゥの放ったPKはブッフォンのファインセーブに遭う。ブッフォンは、左に飛んでボールを止め、イタリアの敗退も阻止してみせた。
June 15, 2008
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ラジャマンガラスタジアムで行われた日本とタイの試合は日本が3-0で下し、2010ワールドカップアジア地区最終予選への進出を決めた。 DFの田中マルクス闘莉王と中澤祐二のヘディングシュートでハーフタイムを2点のリードで迎えた日本が後半終了直前には中村憲剛のゴールで追加点を決めて快勝。 バーレーンとオマーンは1-1の引き分けに終わり、W杯アジア3次予選5試合で日本は3勝を挙げ、勝ち点を10に伸ばしてバーレーンとの差を1に、22日にホームで迎えるバーレーン戦に勝てば首位で通過する。 この結果、日本はオマーンとの勝ち点を5差に広げて最終予選に進出。アウェイチームの日本が開始直後にいきなりのチャンスを迎える。中盤でスレー・スカが滑ってボールを長谷部誠にプレゼント。そのままドリブルでタイペナルティエリア内にボールを持ち込んでシュートを放ったが、タイGKコシン・ハタイラッタナコールが好セーブ。 早い時間帯で完全に試合を支配した日本、さらに2度タイゴールに迫る。16分には玉田圭司が頭で押し込もうとしたが、これはテーラシル・ダンダがクリア。このプレーに続く日本CKからキャプテンの中澤がヘディングシュートを放ったが、これはゴール上に外れた。 均衡が破れたのは23分、遠藤保仁がショートCKで中村俊輔とパスをつなぎ、ファーサイドに送ったクロスに合わせた闘莉王のヘディングシュートがナタポルン・パンリットの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。 その2分後、遠藤が追加点のチャンスを迎える。タイペナルティエリア付近のFKから直接狙ったシュートはコシンの守るゴールのクロスバーを直撃。 タイがほっとしたのもつかの間、39分には再び遠藤からのボールで日本が2-0とした。 左CKからゴール前に飛び込んだ中澤のヘディングシュートにコシンはなすすべなく、日本が追加点を奪った。 後半開始直後、タイは攻撃をリフレッシュさせようとこの日、期待された動きの出来なかったサラヨート・チャイカムデーに代えてタナ・チャナバットを送り込んだ。 55分、タイのFKをダツァコルン・トングラオが直接狙ったが、日本GK楢崎正剛がクロスバーの上に押し出し、CKに逃れた。 徐々に時間がなくなる中、89分に日本は駒野友一が中村憲剛にパスをつなぎ、ペナルティエリア内に走りこんだ憲剛が強烈なボレーシュートを突き刺し、日本が試合を決める3点目を決めた。 日本は後半ロスタイムにも途中出場の矢野貴章がペナルティエリア内からシュートを放って追加点を狙ったが、これはゴールの枠を捉えられず、そのまま試合は終了したが枠には入れて欲しい場面だった。これで最終予選の組み合わせが気になるところだが、グループ1ではウズベギスタンが1位、サウジアラビアが2位を確定している。そしてグループ1ではオーストラリアがほぼ1位、グループ3は北朝鮮と韓国が2以内を確定している。その他にグループ5でイランが2位以内を確定、もう1つはUAEが決まりと言っていいだろう。グループ1では勝ち点7で並んでいるイラクがカタールをホームに迎え撃つ。最終予選では3次予選首位のチームにシード権があるのか、アジアランクにシード権があるのかなどは決まっていないが、恐らく前回大会出場チームの4チームのシードかオーストラリアが加盟したことによる無作為の抽選になるだろう。
June 14, 2008
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圧倒的な攻撃力を発揮したオランダがフランスを下し、グループCの首位通過を決めた。 グループ初戦でイタリアに3-0で快勝したオランダは、9分にCKからディルク・カイトのヘディングシュートで先制。その後はフランスに攻め込まれる場面もあったが、59分にはロビン・ファン・ペルシが追加点を挙げる。フランスも71分にティエリ・アンリの得点で追い上げたものの、オランダは失点直後にアリエン・ロッベンのゴールで突き放すと、ロスタイムにはベスレイ・スネイデルが4点目。イタリア戦と同様、素晴らしいカウンターで2連勝を飾り、グループCの首位通過を決めた。フランスは勝ち点1にとどまりグループリーグの最下位に転落したが、準々決勝進出の可能性をわずかに残し、17日にイタリアと対戦する。 オランダはイタリア戦と同じ4-2-3-1の布陣を採用。マルコ・ファン・バステン監督は試合の前日会見で、ロッベンの先発も示唆していたが、レアル・マドリーのウインガ-はベンチスタートとなった。一方、フランスのレイモン・ドメネク監督はルーマニア戦から3選手を入れ替えてきた。1トップには負傷から回復したアンリが先発。中盤の右サイドにはシドニー・ゴブが入り、左SBはパトリス・エブラが務めた。 フランスは5分にフランク・リベリがヘディングシュートを放つなど、序盤にチャンスをつかみかけた。だが9日の試合で世界王者に完勝したオランダの勢いは止まらなかった。9分、右サイドからのCKを獲得。これをラファエル・ファン・デル・ファールトがけると、フローラン・マルダに競り勝ったカイトが強烈なヘディングシュートを決めた。 オランダの小気味よいサッカーは続く。リベリのドリブル突破を許しそうになる場面もあったが、18分には素晴らしいパス回しからファン・デル・ファールトがシュート。その2分後には、カイトがロングボールから追加点を狙った。対するフランスはグループ初戦でルーマニアと0-0で引き分けたが、2006ワールドカップでは、大会初戦でスイスと引き分けながら、最後は決勝まで進出した。この再現を目指し、反撃の姿勢を明確にすると、20分すぎから徐々にリズムをつかんでいった。 だが、イタリア戦でも再三のファインセーブを見せたオランダのGKエドウィン・ファン・デル・サールは、この日も好調を維持していた。至近距離からゴブのシュートを足でセーブすると、34分にもコブとリベリのチャンスを連続して阻止。リベリは絶妙のクロスを入れることもあったが、オランダゴール前でそれに合わせる選手はいなかった。 フランスは、後半開始直後にも何度か絶好機を迎えた。しかし、アンリのループシュートがクロスバーを越えるなど、なかなか追いつけない。ファン・バステン監督は、後半からロッベン、55分にファン・ペルシを投入。リードを奪いながら攻撃的な選手を起用する、指揮官の積極策は見事に的中することになる。59分、ルート・ファン・ニステルローイが左サイドで絶妙のパスを流すと、ロッベンが抜け出す。そのまま駆け上がってゴール前に正確なクロスを送ると、最後はペナルティーエリア内に走り込んできたファン・ペルシが強烈なボレー。ボールはフランスのGKグレゴリ・クペに当たった後、ゴールに転がり込んでいった。アーセナルのストライカーの追加点は、オランダの欧州選手権通算50点目の記念ゴールにもなった。 フランスも70分すぎにようやく得点を挙げた。ウィリー・サニョールが右サイドからグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前に詰めたアンリが軽く触れ、ゴール左隅に決めた。だがそれでも、オランダの攻撃力は圧倒的だった。1点差に追い上げられた1分後、スネイデルのパスから、ロッベンが左サイドをドリブルで突破。ゴールライン近くの角度のないところまで持ち込むと、クペの頭上を抜いて、ゴール左隅を抜いた。その後も両チームにチャンスが生まれたが、オランダはロスタイムにもスネイデルの鮮やかなミドルで4点目。イタリア戦に続く素晴らしいサッカーで勝利した。
June 14, 2008
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ウィーンで行われたグループBのポーランドとオーストリア戦は、ロスタイムのイビツァ・バスティッチのPKで引き分けに持ち込んだ。 グループ初戦で敗れた両国は、準々決勝進出の現実的な可能性を残すために勝利を必要としていた。オーストリアは序盤に訪れた再三の好機を生かせず、30分にはポーランドのロジェール・ゲレイロに先制点を許した。後半も好調なサッカーを展開したポーランドに苦戦したが、ロスタイム3分にバスティッチが劇的なPKを沈め、グループリーグ突破に望みをつないだ。 この日のグループBのもう1試合は、クロアチアがドイツに2-1で勝利。クロアチアは勝ち点を6に伸ばし、オーストリア対ポーランドが引き分けたことで準々決勝進出が決まった。16日のグループ最終戦では、オーストリアがドイツ、ポーランドはクロアチアと対戦。3カ国は準々決勝への最後の一枠を懸けた山場を迎えることになった。 エルンスト・ハッペル・シュタディオンで行われた試合は、互角の展開で始まったが、地元ファンの大声援を受けたオーストリアがすぐに主導権を握った。アンドレアス・イバンシッツのFKなどで攻めると、10分すぎからは連続して先制のチャンスを迎えた。相手のバックパスをさらったマルティン・ハルニクがゴールへ突進。GKと1対1になったが、ポーランドのGKアルトゥル・ボルツにセーブされた。10日に21歳の誕生日を迎えたばかりのハルニクには、3分後にも絶好機が訪れる。ウミト・コルクマズが左サイドを鮮やかなドリブルで突破してクロスを上げる。だがハルニクのシュートは、再びボルツに阻止された。セルティックFCの守護神は、16分にも素晴らしいセーブを見せる。グループA初戦のドイツ戦と同様、高い守備ラインを敷くポーランドのオフサイドトラップを破り、クリスティアン・ライトゲプが抜け出す。しかし、ボルツは素早い飛び出しでゴールを許さない。守護神の大活躍とは対照的に、ポーランドの攻撃はヤチェク・クジヌベクがロングシュートを狙ったぐらいでなかなかリズムをつかめない。 オーストリアはポーランドを3-0で下せば、グループ最後のドイツ戦では引き分け以上で準々決勝進出を決められた。連続してつかんだチャンスを生かせば、早々に大差をつけていても不思議ではなかった。しかし時計の針が30分をさした時、リードを奪っていたのはポーランドだった。マレク・サガノフスキがペナルティーエリアの右側で、左サイドからのロングボールを受け、素早い切り返しからシュートを放つ。ボールはオーストリアのDFとGKユルゲン・マチョに当たった後、ロジェールの目の前に転がる。これを詰めたブラジル出身MFは、今年4月にポーランド国籍を取得したばかり。自身の代表初ゴールは、新しい母国の貴重な先制点になった。 先制点はポーランドの選手に気持ちの余裕を与えたようだった。1点を奪った後に動きは良くなり、クジヌベクが連続してシュートする場面も生まれた。オーストリアも懸命に同点に追いつこうとするが、前半終了直前にライトゲプがけったFKはゴール右上に外れた。後半に入ると、オーストリアが攻め込む場面もあったが、ポーランドの動きが格段に良くなる。エウゼビウシュ・スモラレク、ダリウシュ・ドゥドカらにチャンスが訪れると、60分すぎにはヤチェク・ボンクとマリウシュ・レワンドフスキがマチョの守るゴールに連続してシュートを放った。 オーストリアは懸命に攻めるが、待望の同点ゴールは生まれない。しかし、劇的な瞬間はロスタイムに訪れた。ペナルティーエリア内で、セバスティアン・プレドルがマルチン・ワシレフスキのファウルを受け、PKを獲得。この大役を担ったのは途中出場したバスティッチ。38歳のベテランストライカーは、ゴール左に確実に決め、欧州選手権本大会での最年長得点者になるとともに、オーストリアに史上初の勝ち点をもたらした。
June 13, 2008
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クロアチアがダリヨ・スルナとイビツァ・オリッチのゴールによって、最後は10人になったドイツを2-1で下し、グループBの首位に立った。2試合目の結果を受け、クロアチアの準々決勝進出も決定。ドイツとクロアチアの両チームは8日のグループ初戦をともに勝利しており、クラーゲンフルトで行われたこの試合で白星を挙げた方が事実上、ベスト8への切符をつかむことになった。先制したのはクロアチアで、前半半ばにスルナがゴールを奪う。さらに60分過ぎには、オリッチのゴールでクロアチアがリードを広げる。ドイツは79分にルーカス・ポドルスキが今大会3点目となるゴールを決めたものの、反撃もそこまでとなり、終了間際にはバスティアン・シュバインシュタイガーが退場処分となった。クロアチアはドイツに対し、スラベン・ビリッチ監督が選手としてプレーした1998年のワールドカップ準々決勝以来となる勝利を挙げた。ドイツのヨアヒム・レブ監督はポーランド戦と同じメンバーで試合に臨んだが、ビリッチ監督はムラデン・ペトリッチに代えてMFイバン・ラキティッチを起用し、ニコ・クラニチャルをより攻撃的な位置で起用する策に出た。両者とも慎重な立ち上がりを見せ、最初のチャンスは24分に訪れたが、クロアチアはそれをゴールに結びつける。ダニエル・プラニッチが左サイドからファーポストへ上げたクロスに対して、マルセル・ヤンセンの後方から走り込んできたスルナが足を出し、GKイェンス・レーマンを破った。 ドイツはすぐに反撃に出ると、ヤンセンのクロスからマリオ・ゴメスが頭でゴールを狙うが、これはゴールを越えた。クロアチアはクラニチャルが、オリッチの折り返したボールに詰めるも、シュートはクロスバーの上へ。ドイツは40分に主将のミヒャエル・バラックが強烈なFKを放つが、GKスティペ・プレティコサが両手で阻止した。さらにトルステン・フリンクスのCKからクリストフ・メッツェルダーがヘディングシュートを打つも、枠を捉えられない。対するクロアチアは、オリッチのパスからクラニチャルが再びチャンスを得るものの、シュートはレーマンの正面を突いた。 レブ監督は後半からヤンセンに代えてウインガーのダビト・オドンコーを投入し、クレメンス・フリッツとフィリップ・ラームをそれぞれ右と左のサイドバックに移動させ、攻撃にスピードを加えようとした。その采配が功を奏し、ドイツはボールを支配できるようになったものの、決定機は作れない。すると62分、逆に不運な形から追加点を許してしまう。ラキティッチの右サイドからのクロスが、ポドルスキに当たってコースが変わり、ポストを直撃。こぼれたボールにオリッチがいち早く反応して、ゴールに押し込んだ。 クロアチアはそのゴールによって、後半の残り時間を比較的余裕を持って戦うことができた。ドイツも攻撃の手がなくなったかに思われたが、ラームのクロスをバラックが頭で落とし、そのボールをポドルスキがボレーで決めて1点を返した。しかしドイツは同点に追いつくことはできず、ロスタイムに入って2分が過ぎたとき、交代出場のシュバインシュタイガーがイェルコ・レコに報復行為を犯し、レッドカードを受けた。
June 13, 2008
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グループDのスウェーデン対ギリシャは両国史上初の公式戦、スウェーデンが攻勢に出たが、ギリシャの持ち味である堅守がこれをしのぐ展開となった。史上初の連覇を目指すギリシャは後半に、相手の不安定な守備を突いて数度の好機をつかんだ。しかし、スウェーデンは67分にズラタン・イブラヒモビッチの鮮やかなミドルシュートで均衡を破ると、72分にはペッター・ハンソンがゴール前の混戦から追加点。2大会連続のグループリーグ突破へ向けて絶好のスタートを切った。 ギリシャのオットー・レーハーゲル監督は、予選で主に使った4-3-3ではなく、5-3-2の布陣を採用。意図的に引いて守るこの陣形は、序盤、押し込まれる場面が多かった。スウェーデンは連続してCKを獲得すると、ハンソンのヘディングシュートなどで攻め立てる。しかしギリシャも7分、EURO 2004決勝で殊勲の決勝点を挙げたアンゲロス・ハリステアスが中央をドリブル突破し、スウェーデン・ゴールを脅かした。前大会、ギリシャは堅守を土台に欧州王者に就いたが、強固な守備は4年の年月がたっても変わらなかった。最終ラインでは、パラスケバス・アンザスとトライアノス・デラスを中心に厳しいマーキングを披露。今季のセリエAでインテルのリーグ優勝に貢献したイブラヒモビッチ、本大会直前に代表へ復帰したヘンリク・ラーションという強力な2トップに、多くのチャンスを与えなかった。しかしスウェーデンも、30分すぎから好機をつくり始めた。ラーションのゴール前へのクロスはクリアされたが、その直後には前半で最大のチャンスを迎える。フレドリク・リュングベリがペナルティーエリア内に浮き球のボールを入れると、イブラヒモビッチがゴールに背を向けながらヘディングシュート。ボールは前進してきたギリシャのGKアントニス・ニコポリディスを抜けたが、惜しくもクロスバーを越えた。 その後試合は、徐々に活発な様相を示していく。ギリシャは、ハリステアスが右サイドの突破から攻めると、前半終了直前には、主将のアンゲロス・バシナスが強烈なミドルシュートを見舞う。スウェーデンのGKアンドレアス・イサクソンは、懸命のセーブでゴールを守らなければならなかった。後半開始直後、スウェーデンの守護神は、今度は味方との連携ミスからピンチを迎える。しかし、クリスティアン・ビルヘルムソンのバックパスは、幸運にもゴール枠外へ流れた。スウェーデンの不安定な守備はその後も続く。60分すぎには自陣でのパスをギリシャに奪われたが、守備陣がすばやく帰陣し、ヨルゴス・カラグニスの連続シュートを防いだ。またその直後、ハンソンがオウンゴールを許しそうになった。だがその後の67分、エースストライカーの一発が均衡を破ることになる。 ギリシャ陣内の右サイドで獲得したスローインから、イブラヒモビッチがラーションとの素早いワンツーで抜け出し、ペナルティーエリアのわずか外から放たれた強烈なシュートは、ギリシャ・ゴールの左上に吸い込まれていく。代表では2005年10月以来となるイブラヒモビッチのゴールは、スウェーデン待望の先制点となった。イブラヒモビッチのゴールは、ギリシャにとって欧州選手権本大会における425分ぶりの失点だったが、5分後に追加点を許してしまう。先制点で勢いをつかんだスウェーデンは、主将のリュングベリがスルーパスに抜け出す。シュートは前進してきたニコポリディスにセーブされたが、最後はハンソンがゴールライン付近に上がったこぼれ球を押し込んで加点。王者ギリシャには、反撃する時間と余裕は残っていなかった。
June 12, 2008
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グループD初戦はスペインがダビド・ビジャのハットトリックなどにより、ロシアに4-1で勝利した。 素晴らしい試合となったグループDの初戦。スペインのビジャが見事な連係から、今大会のベストゴールのひとつにもなりうるゴールを奪うなど、8年前のオランダのパトリック・クライファート以来となる、大会史上7人目のハットトリックを達成した。またロスタイムには途中出場のセスク・ファブレガスが4点目を記録。ロシアは85分にスペインの守備の隙をついてロマン・パブリュチェンコが1点を返したが反撃はそこまでだった。 スペインは20分、ホアン・カプデビラのインターセプトから前線でボールを受けたフェルナンド・トーレスが、デニス・コロジンを振り切り、GKイーゴリ・アキンフェエフが飛び出して来たところを横へパス。そこへ走りこんだビジャが冷静にシュートを沈めた。一方、ロシアはその直後に同点のチャンスを迎える。しかし、ドミトリ・シチョフが右サイドから上げたクロスは、カルレス・プジョール、マルコス・セナ、アンドレス・イニエスタの前を抜けていき、コンスタンチン・ズリアノフがフリーでシュートを放ったものの、惜しくもポストに嫌われた。 スペインは先制点から6分の間に、ビジャとフェルナンド・トーレスの素晴らしいコンビネーションから大きなチャンスを3度迎え、そのうちの2度は、アキンフェエフのブロックに遭った。ロシアもパブリュチェンコがクロスバーを叩く場面があったが、これはその前にファウルのホイッスルが鳴っていた。そして45分、スペインが流れるようなプレーから追加点を奪う。シルバ、カプデビラ、イニエスタと渡ったパスから、最後はゴール前へ走り込んだビジャがアキンフェエフの股間を抜くシュートを決めた。 ロシアは51分、ズリアノフのクロスからウラジーミル・ブイストロフがヘディングを放つも、イケル・カシージャスに阻止され、その8分後のディニアル・ビリアレトジノフの一撃は枠をとらえられない。対するスペインは75分、ファブレガスからのワンタッチパスを受けたビジャがロマン・シロコフをかわして、ハットトリックを達成。その後ロシアはCKからパブリュチェンコが頭で1点を返すが、ロスタイムに生まれたファブレガスの代表初ゴールとなる4点目で勝負は決した。
June 11, 2008
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グループC初戦は両チーム無得点に終わり、ルーマニアとフランスが勝ち点1を分け合った。 2大会ぶりの優勝を目指すフランスは優勢を予想されていたが、ルーマニアの堅守もあり、最後までゴールを奪えなかった。ルーマニアはイタリア、オランダも同居するグループ初戦で貴重な勝ち点の獲得になったはずだ。 今大会でも最も強豪国のそろったグループの初戦、フランスは負傷中のティエリ・アンリの代わりにニコラス・アネルカが先発。カリム・ベンゼマとの2トップを形成した。一方のルーマニアは、右サイドの攻撃的なポジションをバネル・ニコリツァが務めた以外は、予想通りの先発メンバーになった。序盤は両チームとも、互いの出方を見る展開で推移していく。最初のチャンスをつかんだのはフランスだった。しかし、右サイドのフランク・リベリのスルーパスを受けたアネルカは、正確に合わせることができず、ボールはゴール枠外へ流れた。ルーマニアも16分、マリウス・ニクラエがミドルシュートを狙ったが、先制点にはならない。 フランスはその後、徐々にボールの支配率を高め、主導権を握っていった。29分にはベンゼマが中央でドリブル突破を見せると、その6分後には前半最大の見せ場が訪れる。左サイドのショートコーナーからリベリがクロスを入れた。ボールはゴール前でフリーのアネルカに渡ったが、チェルシーFCのストライカーのヘディングシュートはバーの上を越えていった。ルーマニアもアドリアン・ムトゥを中心に攻める。しかし、時折、見せるカウンター攻撃も好機につながらないまま、前半を終了。 後半に入ると、フランスはフローラン・マルダ、ルーマニアもムトゥの単独突破でスタンドを沸かせる。57分と64分には、ベンゼマにもチャンスが訪れた。しかし、最初はGKの正面を突き、フリーになった2度目も正確なシュートを放つことができなかった。 終盤になると、フランスのレイモン・ドメネク監督が動いた。72分にアネルカに代えてバフェティンビ・ ゴミス、78分にもベンゼマを下げてサミル・ナスリを投入。システムも2トップから1トップに変更して、状況の打開を図ったが、期待の若手2選手は起爆剤にはならなかった。本大会前の親善試合で2ゴールを決めたゴミスは、周囲との呼吸が合わない場面もあった。ジダンの後継者と呼ばれるナスリも、豊富な運動量で発揮したが、決定的な場面をつくることはできなかった。
June 11, 2008
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グループCのオランダ対イタリア戦でルート・ファン・ニステルローイが決めた先制点について、ゴールを有効とした上でペーター・フレイトフェルト主審の判定をUEFAが支持した。 9日に行われた試合はオランダが3-0でイタリアを下したが、ファン・ニステルローイの先制点はオフサイドではなかったのか、という指摘が各方面から寄せられたようだ。デイビッド・テイラーUEFA事務局長は、10日午前に行われた記者会見で次のように説明した。「審判団が得点を認めたのは正当であった、とこの機会を利用して強調したい。一般のサッカーファンには分かりにくい部分もあった上、まれな状況だったた。誤解が生じたのも理解できる。得点者の前には、イタリアのGKと選手が1人いたため、オフサイドではない。イタリアの選手はピッチの外に出ていたが、プレーに関与していると判断され、オフサイにはならなかった」 テイラー事務局長は、今回の判定が『サッカー競技規則 第11条』に基づいていると話し、オフサイドを規定する同条では、ボールと守備側の最後方から2人目の選手より相手ゴールラインに近い位置をオフサイドポジションと定義している。テイラー事務局長は「守備側の選手2人が関与していれば、オフサイドにはならない。得点が決まった場面を振り返ると、守備側の1人目がGK、2人目がピッチ外に飛び出したDFになる。しかしDFは、試合に関与しているとみなされ、守備側の2人のうち1人とみなされた。この結果、ルート・ファン・ニステルローイは守備側の最後方から2人目の選手よりも相手ゴールラインに近い位置におらず、オフサイドにはならない」「サッカー界で一般的には知られてないが、審判の間ではオフサイドの規定解釈として広く浸透している。こうしたケースは非常に珍しい。しかし、約1カ月前、スイス・スーパーリーグのシオン対バーゼル戦でも同様の場面があったと報告を受けた。今回のゴールは当初、オフサイドを見逃した審判の誤審と考えられていた。しかし、テレビの解説者も、規則が正しく適用されたことに気付かなかったと後で公に謝罪している」 「審判団はルールを正しく適用した、という点は明確にしておきたい。ピッチの外へ出した選手についての解釈を変えれば、守備側の選手は意図的にピッチの外へ出て、オフサイドをとる戦術も可能になる。これが認められないことは明らかだ。今回のケースで最も分かりやすく現実的なオフサイドの解釈は、世界各国の審判員が下す判定、つまり審判がピッチの外へ出ることを許可しない限り、選手はピッチ内にいるものとみなされ、プレーに関与し続けるということだ。こうした理由により、ピッチの外へ出ていたとはいえ、イタリアのDFは試合に参加中の選手と考えられる。従って、攻撃側の選手がゴールに入れたボールは、有効な得点になる。今回の判定では、正しくルールが適用された」コメントはもっともらしいが、パヌッチがブッフォンと交錯して倒れこんだのは、接触した箇所が痛いと判断して立てなかった。その時、既にゴールラインまで、飛ばされていたのだから、主審も試合を止める事をしないのは当然だが、主審がピッチの外に出てもいいと許可していないのに、ピッチの外に倒れこみ出ていた選手をプレーに関与していたとする判断はあまりにも強引な気がするのは自分だけであろうか?これがもし、試合続行が不可能だったり、選手生命に関わる怪我をしていた場合も同じ見解を示すのだろうか?もちろん、主審が試合中に判断したことを試合後に覆すほど、UEFAも子供ではないが、経験の浅いペーター・フレイトフェルト主審をこの試合で起用したのは間違いだったと感じたはずだ。
June 10, 2008
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誰もが注目していたグループCの一戦はオランダがルート・ファン・ニステルローイらの3得点でイタリアに快勝した。 20年ぶりの欧州選手権優勝を目指すオランダは、26分にファン・ニステルローイが先制すると、31分にはベスレイ・スネイデルが加点した。その後はイタリアの猛攻を受ける時間帯もあったが、79分に速攻からジョバンニ・ファン・ブロンクホルストが3点目を奪い、勝利を決定。イタリア戦では78年西ドイツでのワールドカップ以来となる、9試合ぶりの白星を挙げると同時に、決勝トーナメント進出へ向けて早くも好位置につけた。一方のイタリアは、いくつかのチャンスをつくったが、ゴール前の決定力を欠き、ワールドカップに続く2冠達成が難しくなった。強豪同士の一戦は序盤、予想通りの接戦になった。イタリアは、4分にマウロ・カモラネージがロングシュートを狙う。10分すぎには、今季のドイツ・ブンデスリーガ得点王、ルカ・トニにヘディングのチャンスが生まれた。しかし、ファンデル・ファールトを中心に徐々にリズムをつかんだオランダは15分にはスルーパスからファン・ニステルローイが抜け出すと、イタリアのGKジャンルイジ・ブッフォンをかわしたが、バランスを崩してシュート体勢に持ち込めなかった。しかし、過去の欧州選手権のグループリーグでは、出場した全試合で得点しているファン・ニステルローイ。その素晴らしい記録を、26分に更新することになった。 右サイドでFKを獲得したオランダは、ゴール前に長いボールを入れた。ブッフォンはパンチングでクリアしたが、同時に味方のクリスティアン・パヌッチと衝突。そしてこぼれ球を拾ったスネイデルが、強烈なシュートを放つと、ゴール前で待ち構えていたファン・ニステルローイが、至近距離からボールのコースを変え、オランダが待望の先制点を奪った。 ルール上ではパヌッチがゴールラインの外で倒れていたため、ファン・ニステルローイはオフサイドだが、副審も主審のペーター・フレイトフェルト もオフサイドを取ることは無かった。イタリアは同点ゴールを狙い、すぐに反撃に出る。しかしアンドレア・ピルロのCKは、ファン・ブロンクホルスト(ジオ)にゴールライン付近でクリアされたが、そのボールをオランダは素早いカウンターからロングボールで一気に攻め上がると、ジオが左から逆サイドに正確なパスを送る。待ち構えていたのは、負傷欠場したアリエン・ロッベンに代わって出場したディルク・カイト。頭で中央に折り返すと24歳の誕生日を迎えたスネイデルが走り込んでボレーシュート、前進してきたブッフォンの横を抜けてゴール。イタリアのお株を奪うカウンターからの得点だった。2点を追いかけるイタリアは、左サイドで先発出場したアントニオ・ディ・ナターレがシュートを放つも、ボールはクロスバーの上。逆に得点に近づいたのはオランダ。43分にはファン・ニステルローイがスネイデルのスルーパスに抜け出す。だがイタリアの守護神ブッフォンのセーブに阻まれ、追加点を奪えない。後半に入るとイタリアが押し込み、パヌッチ、ジャンルカ・ザンブロッタ、トニが次々にゴールを狙う。イタリアのロベルト・ドナドーニ監督は、64分にはディ・ナターレに代えてアレッサンドロ・デル・ピエロを投入。アレが放ったシュートは、ファン・デル・サールにセーブされた。アレを投入後、徐々にペースをつかんだイタリアは75分すぎに連続してつかんだチャンスも生かせない。トニは2度もファン・デル・サールと1対1の場面を迎えた。さらにオランダの守護神ファン・デル・サールは、アンドレア・ピルロのFKに対して鮮やかなセーブを披露。結局、イタリアの反撃はそこまでだった。ピルロのFKを捕球したファン・デル・サールは、前線に素早く配球。カイトのシュートはブッフォンに止められたが、最後はファン・ブロンクホルストがヘディングを決め、オランダの勝利が決まった。
June 10, 2008
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眠い目を擦りながらの観戦だったEURO 2008グループB初戦、クロアチアが前半にルカ・モドリッチの決めたPKを最後まで守り抜き、オーストリアを1-0で下した。前日のスイスに続き、開催国は初戦を白星で飾ることができなかった。UEFA欧州選手権本大会に初出場するオーストリアは、1990ワールドカップのグループリーグ米国戦以来となる、主要国際大会での勝利を目指した。しかし、4分にPKで先制点を許す最悪のスタートを切ると、クロアチアの堅守を最後まで崩せなかった。 オーストリアは、地元エルンスト・ハッペル・スタジアムを埋め尽くした大観衆の声援に後押しされて試合を開始したが、先制点を奪ったのはクロアチアだった。ペナルティーエリアに入ったイビツァ・オリッチがレネ・アウフハウザーに倒され、PKを獲得。ボールをセットしたモドリッチは、冷静にGKの動きを見ると、中央にシュートを沈めた。3分35秒でのPKからの得点は、本大会史上最速になった。その後、オーストリアは反撃を試みるが、クロアチアのプレスに苦しみ、相手陣内に入ることができない。一方のクロアチアは、セットプレーから追加点のチャンスを次々につくる。13分、右サイドで獲得したFKをダリヨ・スルナが自らけると、あと一歩で追加点という場面を演出。その2分後には、スルナの鋭いCKがオーストリア守備陣を慌てさせた。前半の終盤も、右サイドのスルナからのクロスに、フリーのムラデン・ペトリッチが左足のボレーシュートを放った。攻撃の糸口を見いだせないオーストリアでは、ヨゼフ・ヒッケルスベルガー監督がタッチライン際まで駆け寄り選手たちを鼓舞する。指揮官の応えるように集中力を取り戻したオーストリアは徐々に反撃を開始した。40分には、スルーパスに追いついたマルティン・ハルニクが、ゴール前に鋭いグラウンダーを折り返す。これはクロアチアのヨシプ・シムニッチに押さえられたが、その2分後には、左サイドのクロスに走りこんだヨアヒム・スタントフェストがフリーでヘディングシュートを狙った。 後半開始早々、前半終盤の勢いをそのままに、オーストリアが攻勢に出る。ショートパスがテンポよく回り始め、クロアチア守備陣はファウルで止めるのが精一杯になった。特に右サイドでは、スタントフェストとハルニクのコンビネーションが機能し、次々にチャンスを演出していく。だがペナルティーエリア内にはボールが入っても、ゴール前での決定力に欠けた。中央で待ち受けたスタントフェストは、鋭いクロスに合わせることができない。ハルニクのパスも、両チームの選手に触れることなく、タッチラインを割った。この状況を打開すべく、ヒッケルスベルガー監督は今大会最年長のイビツァ・バスティッチを投入した。 オーストリアは、もう一人の交代選手ウミト・コルクマズが左サイドの攻撃を活性化させ、終盤の大半はクロアチア陣内に攻め込んだ。しかし、ハルニクのミドルシュートは何度もバーを超える。バスティッチのヘディングシュートは、スティペ・プレティコサがファンブルしたが、ゴールを割るまでは至らなかった。ロスタイムには、左サイドのFKを途中出場のロマン・キーナストが頭でとらえるも、ボールはゴール横に外れて万事休す。オーストリアは最後までモドリッチのPKをばん回できず、開催の興奮に沸くファンに勝利を贈ることができなかった。
June 9, 2008
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ワールドカップアジア地区3次予選マッチデー4を終え時点で、AFC年間最優秀プレーヤー2008候補者リストが更新された。 全てのマッチデーでのMVPポイントによる13人のプレーヤーが名を連ねている。 昨年のアジアMVP、サウジアラビアのヤッセル・アル・カータニを始め、エブラヒム・サデギや日本の中澤佑二らも前回のリストから引き続いてのリスト入り。前回までリストにあがっていた小笠原は圏外になった。オマーン代表GKアリ・アル・ハブシは新たにリストに名を加えた。 今回から選出のプロセスがより明確で透明性なものとなったアジアのベストプレーヤーの選出は11月25日に上海で開催されるAFCアワードで受賞者が発表される。 AFC年間最優秀プレーヤー2008 候補者リスト(2008年6月9日現在) 1.アラー・フバイル(バーレーン、クウェートSC(クウェート)所属)2.アブドゥッラー・コニ(カタール・アル・サッド所属)3.アーマド・アジャブ(クウェート、アル・カドシャ所属)4.アリ・アル・ハブシ(オマーン、ボルトンワンダラーズ(イングランド)所属)5.エブラヒム・サデギ(イラン、サイパ所属)6.ジェハド・アル・フセイン(シリア、アル・カラマー所属)7.コシン・ハタイラッタナコール(タイ、チョンブリFC所属)8.マーク・シュワルツァー(オストラリア、フラム(イングランド)所属)9.ラシド・サレーム(バーレーン、アル・ナジマ所属)10.セルヴェル・ジェパロフ(ウズベキスタン、クルフチ所属)11.ティムル・カパッゼ(ウズベキスタン、クルフチ所属)12.ヤッセル・アル・カータニ(サウジアラビア、アル・ヒラル所属)13.中澤佑二(日本、横浜F・マリノス所属)
June 9, 2008
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グループBの一戦、ドイツがルーカス・ポドルスキの2得点でポーランドを下した。 西ドイツ時代と合わせて通算4度目の優勝を誇るドイツは、20分にポドルスキのシュートで先制。一時は安定感を欠く場面もあったが、ポーランドの反撃を許さず、72分にはポドルスキの豪快なボレーシュートで加点。これでドイツは、最後に優勝したEURO 96決勝以来、本大会で12年ぶりの勝利を挙げた。 最初に好機をつかんだのは欧州選手権本大会に初登場したポーランドだった。開始直後の30秒、ドイツ・ゴール前にクロスを入れる。GKイェンス・レーマンがこのボールを処理しようとするが、味方のDFペル・メルテザッカーと交錯。しかし、その直後のヤチェク・クジヌベクのシュートはクロスバーの上に外れ、先制点は生まれなかった。ドイツも4分に絶好のチャンスをつかんだ。2トップを組んだマリオ・ゴメスとミロスラフ・クローゼが、ポーランドのオフサイドトラップを破る。クローゼはポーランドのGKアルトゥル・ボルツを引き寄せると、横を走るゴメスへパス。しかし、ドイツ・ブンデスリーガで19得点を挙げたストライカーは、完ぺきに合わせることができず、ボールは枠の外へ。開始直後に浮き足立った守備を見せたドイツだったが、その後もレーマンが完全にボールを捕球できない場面があるなど、安定感はいまひとつだった感じ。しかし攻撃陣は、ミヒャエル・バラックらを中心に活発な動きを見せる。ポーランドは、最終ラインを高く保つ積極的な守備で対応しようとするが、その戦術は20分の失点へとつながった。 ゴールは、4分のドイツの攻撃を再現するような形で生まれた。ゴメスが浮き球のパスを出すと、クローゼがポーランド守備陣の裏に抜け出した。ポーランド・ゴールを守るのは、守護神ボルツ以外のみ。クローゼはここでもシュートを直接狙わず、左へのパスを選択する。これに走り込んだポドルスキは、ゴールに流し込むだけでよかった。先制点を奪ったドイツのGKレーマンは、攻撃陣の得点に好プレーで応える。28分にはポーランドに右サイドを破られたが、来季からシュツットガルトに加入する守護神は、ウォイチエフ・ウォボジンスキの強烈なシュートを確実にセーブした。試合が進むと、ポーランドの攻撃陣にも躍動感が生まれ始める。35分には遠目の位置から連続してシュートを放つ。その直後には、ウォボジンスキがドイツの右サイドを崩し、ゴールライン近くからクロスを入れた。これは前半で最大のチャンスとなったが、マチエイ・ジュラフスキのシュートは惜しくもゴール左に逸れた。だがドイツも負けていない。ポーランドにチャンスを許した直後のプレーで、クレメンス・フリッツが右サイドを突破。中央で待ち構えていたゴメスが、あと一歩で追加点に迫った。後半は両チームが互角のサッカーを展開した。ポーランドのレオ・ベーンハッカー監督は、今年4月に国籍を取得したブラジル出身のMFロジェール・ゲレイロを投入。同点を狙う姿勢を鮮明にしたが、落ち着きを取り戻したドイツ守備陣を崩すことができない。追加点の欲しいドイツは、70分にバラックが強烈なシュートを放つも、ボルツの好守に阻止される。しかし、ドイツの勝利を確定する2点目は、その2分後に生まれた。ドイツは中盤の細かいパス回しで攻め上がるが、一時はパベウ・ゴラニスキにカットされ、途中出場していたバスティアン・シュバインシュタイガーがボールを奪取。最後はポーランド出身のポドルスキが、浮き球を豪快なボレーを突き刺した。ポーランドも終盤にゲレイロのクロスなどで反撃するが、レーマンがゴールを死守。結局スコアはそれ以上動かず、ドイツが勝ち点3を獲得した。
June 8, 2008
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バーレーンのナショナルスタジアムで行われた2010ワールドカップアジア地区3次予選の試合、これまで全勝のバーレーンがタイと1-1で引き分けたものの、勝ち点1を得て最終予選進出に近づいた。 前半はスコアレスドローに終えた両チーム、ダツァコルン・トングラオのゴールでタイが65分に均衡を破ったが、そのわずか2分後にMFサルマン・イッサが同点とした。 後半11分にアブドゥッラ・ファタディが、さらに後半ロスタイムにはテーラテプ・ウィノタイが退場となり、両チームとも試合終了時には10人ずつとなっていた。 この引き分けにもかかわらず、バーレーンは勝ち点を10に伸ばして日本と3差、オマーンと6差での首位をキープし、残り2試合で勝ち点1を得れば最終予選進出を決める。 バーレーンが序盤から快調なスタートを見せ、1分にアブドゥッラ・オマールの右からのクロスにイスマイル・アブドゥルラティフが合わせたが、このシュートはタイGKコシン・ハタイラッタナコールが体に当ててゴールを許さず。 再びオマールの危険なクロスからストライカーのアラー・フバイルが低いシュートを放ったが、これはゴール上。 タイはその1分後、テーラテプがゴールを決めて先制したかと思われたが、彼のプレーはバーレーンGKサイェド・モハメド・ジャーファルへのファールを取られて認められず。 序盤は両チームともチャンスを迎えたものの、その後は低調なペースとなり、次のチャンスを迎えたのは41分。アブドゥッラ・ファタディのクロスに頭で合わせたフバイルのシュートはまたもゴールの上を越えていった。 前半終了直前、イスマイル・アブドゥルラティフの鋭いヘディングシュートはコシンがファインセーブを見せ、タイゴールを守った。 56分にDFアブドゥッラ・ファタディがタイのサラヨート・チャイカムデーに肘打ちをしたとして退場となり、4連勝を狙うバーレーンの4連勝への希望は厳しい状況となった。 数的優位を生かしたタイ代表がファタディの退場から9分後、ダツァコルンが30ヤードの距離からのロングシュートをGKサイェド・モハメド・ジャーファルの守るゴールに突き刺して先制。 しかし、タイの喜びが続いたのはわずか2分間。月曜日のタイでのバーレーンの3-2の勝利で先制ゴールを決めたサルマン・イッサがアラー・フバイルのクロスに頭で合わせてヘディングシュートを放った。コシンが一度はブロックしたものの、リバウンドがイッサの身体に当たってタイゴール内に吸い込まれた。 マーモード・アブドゥルラーマンが82分にバーレーンの勝ち越しのチャンスを迎えたが、このシュートはゴールの外。 試合終了直前にはテーラテプがファオウズィ・アーイシュへのファールで退場となったものの、タイが引き分けに持ち込んでこの大会初の勝ち点1を得た。グループ2勝敗表 試勝分負得失差点 バーレーン431063310 日本42118357 オマーン411225-34 タイ401349-51
June 8, 2008
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グループAの一戦、ポルトガルが後半のペペとラウール・メイレレスの2得点でトルコに快勝した。 テレビ観戦をして安心して観ていられる内容だった試合だった。試合を振り返ると、前回の大会で準優勝したポルトガルは好調なサッカーを続けたが、トルコの堅守もあり得点を奪えなかった。しかし、61分、攻撃参加したDFペペがヌノ・ゴメスとの巧みな連携から待望の先制点を奪取。その後のトルコの反撃を抑えると、ロスタイムにはラウール・メイレレスが追加点を挙げ、悲願の優勝へ向けて幸先の良いスタートを切った。 優勝候補の一角に挙げられているポルトガルは、序盤から好調だった。クリスティアーノ・ロナルドが連続してシュート。左サイドで先発したシマンも、鋭いドリブルでトルコ守備陣を苦しめた。17分には、ペペのヘディングシュートが決まったかに見えた。しかし、ボールがネットに収まった時には、オフサイドを告げる副審の旗が上がっていた。攻撃の糸口をつかめないトルコだったが、10分すぎにはトゥンジャイ・シャンルがあと一歩でシュートを放つ場面をつくる。20分前にはポルトガルのペナルティーエリアの外でFKを獲得。1トップを務めたニハト・カフベジの鋭いシュートでゴールに迫った。 しかし、ポルトガルの好調なサッカーは、その後も続く。27分にはトルコ陣内の好位置でFKを獲得。シマンがクロスバーの上を超える惜しいシュートを放った。クリスティアーノ・ロナルドも鋭いドリブルで攻め上がり、見せ場をつくる。マンチェスター・ユナイテッドFCの23歳は、38分に先制点へあと一歩に迫った。トルコのギョクハン・ザンがハンドの反則。クリスティアーノ・ロナルドがけったFKは、壁の横を抜けてトルコ・ゴールへ向かった。しかし、守護神ボルカン・デミレルは素早い反応でセーブ。ボールは逆サイドのポストを直撃した。ポルトガルは、その直後にもデコとの連携からジョアン・モウティーニョがゴール前に飛び出してシュート。トルコのメブリュト・エルディンチにロングシュートを許す場面もあったが、GKリカルドが確実にセーブし、得点を奪えなかった以外は好内容で前半を終えた。 後半が始まっても、ポルトガルの優位は変わらない。50分にはシマンがトルコのペナルティーエリアのわずか外でボールを奪い、最後はヌノ・ゴメスがこぼれ球をシュート。しかし、ボールは再びポストに阻まれ、待望の先制点は生まれなかった。クリスティアーノ・ロナルドのシュートも、再びボルカン・デミレルに阻止される。しかし、トルコの守護神は、61分のポルトガルの攻撃はどうすることもできなかった。 高いボールの支配率をゴールに結びつけることができなかったポルトガルは、DFペペが最終ラインから攻撃に参加した。この予想外の動きに、トルコの守備陣は対応が遅れた。ヌノ・ゴメスと巧みなワンツーで抜け出したペペは、エムレ・アシュクの懸命のタックルを振り切りシュート。レアル・マドリーCFに所属する25歳は、ストライカー顔負けの決定力で押し込んだ。ポルトガルには、その後も追加点のチャンスが訪れ、ヌノ・ゴメスのヘディングシュートが今度はバーに阻まれた。UEFA欧州選手権では2000年以来の本大会になったトルコも反撃に出る。82分にはCKを獲得。エムレ・アシュクがフリーの状態から狙ったが、ボールは惜しくもゴール枠をとらえることができなかった。逆にポルトガルはロスタイムに速攻から一気に攻め上がる。最後は途中出場していたラウール・メイレレスが決め、初戦を白星で飾った。 グループ AチームPldGDPtsポルトガル123チェコ113スイス 1-10トルコ1-20
June 8, 2008
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日本がホームのオマーンと1-1で引き分け、2010ワールドカップアジア地区最終予選にむけて一歩前進した。 日本ペナルティエリア内で田中マルクス闘莉王がハシム・サレム・モハッメドを倒してしまい、これによってオマーンに与えたPKの場面。楢崎正剛がはバシルの弱いPKの蹴られた方向にずばり反応し、日本の窮地を救った。マレーシア人モハド・サッレー・スブキッディン主審がこのPKの判定をオマーンに下したのは、日本が11分にオマーンのアーメド・ムバラクが決めた先制ゴールに追いついた遠藤保仁のPKのわずか5分後。 この試合の結果、日本は通算勝ち点を7に伸ばし、2試合を残した時点でオマーンとの勝ち点差を3ポイントのままキープ、グループ2の2位を守った。 11分に日本ペナルティエリアのすぐ外からムバラクが左足ではなったシュートが日本のディフェンス陣の間を抜け、楢崎の守るゴールに吸い込まれてオマーンが均衡を破った。この先制点の後、オマーンは自陣に人数を多くかけて守備的に試合を進め、日本はボールを支配。 27分、中村俊輔がオマーンペナルティエリアやや右外のFKから直接狙ったシュートはオマーンDFが頭でクリア。その6分後には遠藤保仁からのボールを受けた中村が中央にクロスを送り、これに大久保嘉人が頭で合わせてよいコースにシュートしたものの、オマーンGKアリ・アル・ハブシが手に当てて見事なセーブ。 前半残り6分の時点で玉田圭司がオマーンゴールエリアからシュートを放ったが、彼の左足のシュートはアル・ハブシの手中に収まった。 日本が1点のビハインドで迎えた後半、52分に中村のパスから抜け出した大久保がアル・ハブシと1対1となったが、前者のシュートは前に出てきたオマーンGKの頭上とゴールのいずれも越えた。その直後、遠藤のパスから玉田が抜け出したかと思われた場面、アーメド・アル・ムカイニに引っ掛けられて倒れた。 このPKを遠藤がボルトン・ワンダラーズ所属のアル・ハブシの左に落ち着いて決めた。 その5分後、モハッメドが倒されて得たPKでバシルも同じことを試みたが、これは楢崎が左へのセービングで止めた。 残り時間16分となった時点でオマーンゴール前のクロスプレーで大久保がアル・ハブシを蹴ったとしてレッドカードを出された。オマーンのカリファ・アイルもこのプレー後の混乱で松井を突き飛ばし、退場を言い渡された。 試合直後に日本代表の岡田武史監督は「ゲームは支配できてチャンスは出来ていた。」と語った。 さらに、「暑さの中選手はよくやってくれたので、引き分けも仕方がない。勝ち点3を取りたかったが、1本が入らなかった。失点したあの1本しかピンチはなかったがそれを入れられた。前半、チャンスを作っていたので、必ずいけると思っていた。」と試合を振り返った。Group 2チーム試合数勝分負得点失点+/-ポイントBAHRAIN 431063310JAPAN 42118357OMAN 411225-34THAILAND 401349-51
June 7, 2008
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EURO本大会の開幕戦、チェコがバーツラフ・スビェルコシュのゴールで共催国のスイスを1-0で破った。 グループAの一戦でチェコを勝利に導いたのは、71分に生まれたスビェルコシュの決勝点だった。前半にアレクサンダー・フライを故障で欠いたスイスは、ヨハン・フォンランテンに最大のチャンスが訪れたが、シュートは惜しくもクロスバーを直撃。試合は慎重な展開の序盤になった。しかし、スイスの主将フライがシュートを放つと、期待に満ちた歓声が沸き上がった。トランクイロ・バルネッタもクロスで観客を盛り上げる。ファロン・ベーラミは、チェコのヤロスラフ・プラシルとマレク・ヤンクロフスキ相手に巧みなプレーを見せた。 チェコも反撃、ダビド・ヤロリームのクロスは、ゴール枠内へ飛んでいく。人数で圧倒したスイスのファンを一瞬不安にさせたが、GKディエゴ・ベナリオは確実にはじき出した。ヤロリームは続いてベーラミにタックルを仕掛けるが失敗。しかし、ベーラミのシュートは、GKペトル・チェフにセーブされた。スイスは守備的MFギョクハン・インラーも攻撃に参加。中央へ切れ込んでチェコのゴールに襲いかかるが、シュートはチェフの手中に収まった。 スイスの前半で最大の好機は、単純なプレーから生まれた。チェコのCBコンビのトマシュ・ウイファルシとダビド・ロゼーナルの間にロングボールが入った。走り込んだのは、スイス代表で最多の35ゴールを記録するフライ。しかしシュートは、チェフの脚に阻止された。スイスの攻撃の中心がフライならば、チェコの主力はヤン・コレル。長身FWはパトリック・ミュラーとフィリップ・センデロスのマークを外すと、あと一歩でプラシルのクロスに合わせそうになった。 スイスはチェコのパスをカットした後、フライがゴール前約20メートルからシュート。しかしフライは、前半終了直前にズデニェク・グリゲラと衝突して左ひざを負傷。しばらく治療を受けたが、最後は涙を流しながら、ピッチを退くことになった。 後半開始直後は、フライに代わって出場したハカン・ヤキンがゴール正面でFKを獲得。しかしシュートはわずかにクロスバーの上を越えた。続いてバルネッタがペナルティーエリア内で、ヤキンのクロスを胸でトラップしようとしたが、コントロールに失敗。それでも勢いに乗ったスイスは、ルドビク・マニンがループシュートを放った後、バルネッタもシュテファン・リヒトシュタイナーのクロスからボレーを狙った。 チェコもリボル・シオンコがFKを獲得。しかし、ヤンクロフスキがゴール前へ入れたボールに、シオンコは惜しくも合わせることができなかった。スイスもヤキンがフリーのヘディングシュートを狙うが、71分には決勝点を許すことになった。交代出場のスビェルコシュは、トマシュ・ガラセクが前線へ送ったボールに素早く反応。スイスの最終ラインの裏に抜け出すと、右足でベナリオの左を破るシュートを決めた。バニーク・オストラバでプレーする24歳の代表初ゴールは、スイスの大切な日を台無しにする結果にもなった。
June 7, 2008
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2日のW杯アジア地区3次予選で日本代表に0-3で完敗した後に、ウルグアイ人のジュリオ・セザール・リバス監督に代わってハマド・アル・アザニ氏がオマーン代表を率いることとなった。アザニ氏は今年のAFCカップでアル・ナーダをベスト8に導いた手腕を買われての就任。オマーンサッカー協会はグループ2の2敗目を喫した横浜での試合の2日後の4日に会合を開いた模様。この試合の結果、オマーンは日本との勝ち点を3差とされて3位、3試合を残した時点で首位の西アジアのライバル、バーレーンとの差は6と広がった。 「月曜日の日本での期待を裏切るチームのパフォーマンスを受け、代表チームの長い目でみてリバス氏を解雇することを決定した。」とオマーンサッカー協会のゼネラルセクレタリーのタハ・アル・キシュリ氏はこう語った。 2006年に当時のスレッコ・ユリチッチ監督の解任に伴って暫定的にオマーン代表の指揮を執っていた経験を持つアル・アザニ氏は、今月に行われるW杯3次予選の残り3試合でオマーン代表を率いる。その後、クラブで指揮を執るアル・ナーダに戻ってシンガポールアームドフォースとのAFCカップ準々決勝に集中することとなる予定。AFCカップ勝者の2チームは来シーズンのACL予備予選に参加できると現段階で決まっている。初戦はシリアのチーム、シンガポールのチームと初戦を対戦する。Group 2チーム試合数勝分負得点失点+/-ポイントBAHRAIN 33005239JAPAN 32017256OMAN 310214-33THAILAND 300338-50
June 6, 2008
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ドイツ代表のGKイェンス・レーマン(38)がシュツットガルトと1年契約を結びEURO 2008終了後にブンデスリーガに復帰する。 レーマンは5シーズン過ごしたアーセナルを移籍金なしで退団する。アーセナルでは、マヌエル・アルムニアにレギュラーの座を奪われており、EUROに臨むドイツ代表に合流する前からシュツットガルトへの移籍が取りざたされていた。2006年にはUEFAクラブ・フットボール・アワードで最優秀GKに選ばれたレーマンは次のように話した。「シュツットガルト関係者との話し合いは、最初からとてもいい感じだった。来シーズン、ブンデスリーガに戻り、シュツットガルトでプレーするのを楽しみにしている」 レーマンは短期間のACミラン在籍を挟んで、シャルケとボルシア・ドルトムントでプレーし、ブンデスリーガ329試合2得点を記録。シャルケでは1990-91シーズンの昇格に貢献したほか、1997年UEFAカップ優勝を経験。ドルトムントでは2001-02シーズンにブンデスリーガを制覇。アーセナルでは2003-04シーズンのプレミアリーグ無敗優勝、2005年FAカップ優勝を果たし、2006年チャンピオンズリーグの決勝進出にも貢献した。シュツットガルトのアルミン・フェー監督は「われわれは最初からイェンス・レーマンをGKの第一候補に考えていた。彼の実力に疑問の余地はなく、豊富な経験はチームの財産になるだろう」と話した。
June 6, 2008
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前作を映画館で鑑賞したが、ダニー・ボイルらしい作品になっている。ロンドンでのゾンビ映画が少し新鮮。前作も良かったが、続編も期待を裏切りません。走るゾンビにまた驚きです。前作を購入していない人には感染ダブルパックをお勧めです。「トレインスポッティング」のコンビ、ダニー・ボイル×ロバート・カーライルが放つ、バイオ系サバイバル・ホラー!!ウイルス発生から、28日後:英国全土汚染...、5週後:最後の感染者死亡...、24週後:復興計画開始...そして...劇場異例の拡大&ロングラン! 大ヒットした「28日後...」第2弾!! さらに、この「28週後...」は全米セルDVDランキング、初登場第5位!前作「28日後...」は"走るゾンビ"の元祖。第2弾では、そのゾンビの数が大幅に増え、スピード感UP、アクション映像UP、現実に起こりそうなリアリティ感UPで、作品パワーは全てにおいてUP!!⇒『「28日後...×28週後...」感染ダブルパック(初回生産限定)』はこちら⇒『BRD>28日後... 』はこちら⇒『28週後...【Blu-rayDisc Video】』はこちら⇒『BRD>28日後...+ 28週後... ブルーレイディスクBOX 』はこちら 【ストーリー】感染すると凶暴性を引き起こし他の人間に襲いかかる恐るべき新種ウイルス"RAGE(レイジ)"の猛威からようやく再建が始まった28週後のロンドン。スペイン旅行中で難を逃れたタミーとアンディの姉弟も無事帰国し、軍の厳重な監視下に置かれている第1街区で父親ドンと感動の再会を果たす。死亡した母の写真を取り戻すため第1街区を抜け出し我が家へ行くと、思いがけず生きている母アリスと再会する。やがて軍医スカーレットの診断で、アリスがウイルスに感染しながらも発病していないキャリアだと判明、ワクチン開発への期待が膨らむが......。S-プレミアムCD・DVD&GAME館★最新作「28週後...」(原題)のプレビューDVD付き!28日後... <特別編> ボーナス・エディション楽天ブックス28週後... <特別編>楽天ブックス 28週後...<特別編> / ロバート・カーライルS-プレミアムCD・DVD&GAME館「28日後...×28週後...」感染ダブルパックCD&DVD NEOWING【送料無料選択可!】「28日後...×28週後...」感染ダブルパック [初回限定生産] / 洋画楽天ブックス「28日後...×28週後...」感染ダブルパック(初回生産限定)
June 5, 2008
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AFC年間最優秀プレーヤーの更新リストが6月4日に発表された。リストには21名の候補者が名を連ねているが、重要なマッチデー後にリストは更新される。 今回のリストで新たに名前が上がったプレーヤーには、昨年のAFC年間最優秀プレーヤーで、2010年ワールドカップアジア地区3次予選マッチデー3でレバノン代表を相手に2得点を挙げ、サウジアラビア代表の勝利に貢献したヤッセル・アル・カータニなどがいる。また、2日のW杯アジア予選でオマーン代表を3-0で下した日本代表の先制ゴールを決めた中澤佑二も新たにリストに登場。 ウズベキスタンは最高の4人の選手、アクマル・ホルマトフ、ティムル・カパッゼ、ウルグベク・バカエフ、ザイニッディン・タジエフ-がノミネートされている。 このリストは、全ての重要な大会のマッチデー後に継続して更新される予定。AFC年間最優秀プレーヤーは基準となるMVPポイントを算出し、その後いくつかのプロセスを経て11月25日に上海で開催されるAFCアワードで受賞者が発表される。AFC年間最優秀プレーヤー2008候補者リスト1.アラー・フバイル(バーレーン、クウェートSC(クウェート)所属)2.アーマド・アジャブ(クウェート、アル・カドシャ所属)3.アクマル・ホルマトフ(ウズベキスタン、パクタコール所属)4.エブラヒム・サデギ(イラン、サイパ所属)5.インドラ・サーダン・ダウド(シンガポール、ホームユナイテッド所属)6.ジェハド・アル・フセイン(シリア、アル・カラマー所属)7.マーク・シュワルツァー(オーストラリア、フラム(イングランド)所属)8.小笠原満男(日本、鹿島アントラーズ所属)9.モハマド・アル・ハムウィ(シリア、アル・カラマー所属)10.モハッマド・シャーリル・イシャク(シンガポール、ホームユナイテッド所属)11.ナンタワト・タエンソパ(タイ、クルンタイバンク所属)12.ナサン・バーンズ(オーストラリア、アデレードユナイテッド所属)13.ラシド・サレーム(バーレーン、アル・ナジマ所属)14.セイェド・サレヒ(イラン、セパハン所属)15.ティムル・カパッゼ(ウズベキスタン、クルフチ所属)16.ウルグベク・バカエフ(ウズベキスタン、クルフチ所属)17.ワリエド・ジュマー(クウェート、クウェートSC所属)18.ヤン・シャンチュアン(中国、北京現代所属)19.ヤッセル・アル・カータニ(サウジアラビア、アル・ヒラル所属)20.中澤佑二(日本、横浜F・マリノス所属)21.ザイニッディン・タジエフ(ウズベキスタン、パクタコール所属)
June 5, 2008
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イタリア代表の主将ファビオ・カンナバーロ(34)が2日、オーストリアのキャンプ地、メドリングでの初日の練習で左足首の靭帯を断裂し、EURO 2008本大会を欠場することになった。ロベルト・ドナドーニ監督は、代役としてフィオレンティーナのアレッサンドロ・ガンベリーニ(26)を追加招集した。 レアル・マドリーのCBカンナバーロは、DFジョルジョ・キエリーニのタックルを受けて負傷し、すぐに担架で運び出された。イタリア代表のチームドクター、パオロ・ゼッピッリ氏は「軽傷とは思えない」と話していたが、その後の病院での検査で重傷であることが判明した。カンナバーロはイタリア代表で通算116キャップを獲得。2006ワールドカップ優勝時にはチームの主将も務めた。 これにより、ドナドーニ監督はシステムの再検討を迫られ、3日の練習で二つの最終ラインのパターンを試した模様だ。まずはクリスティアン・パヌッチ、図らずもカンナバーロにけがを負わせたジョルジョ・キエリーニ、そして主将の代わりに招集されたアレッサンドロ・ガンベリーニで構成する3バックをテスト。続いてジャンルカ・ザンブロッタ、アンドレア・バルザーリ、マルコ・マテラッツィ、ファビオ・グロッソによる4バックを試した。6月9日に迎えるオランダとの初戦では、後者が採用されるとガゼッタ、コリエデ・デロ・スポルト紙も予想している。代役として招集されたガンベリーニは、過去に代表戦で2試合に出場。今季のフィオレンティーナでは、セリエAとUEFAカップで合計40試合に出場し、安定した活躍を見せていた。ドナドーニ監督のコメント「このチームには独自の個性があり、重要な選手が一人抜けたからといって、それを変えることはない。ここにいる選手たちには、全面的な信頼を置いている。バルザリもマテラッツィも、ここ数年間いいプレーを続けてきた。チームの持つオプションに自信を持っており、誰がファビオの代役になっても役割をしっかりこなすだろう。一回り成長する準備ができた選手がいることを肌で感じている」
June 5, 2008
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マンチェスター・シティーは、スベン・ゴラン・エリクソン監督が退任したと発表。以前から噂のあったブラックバーン・ローバーズのマーク・ヒューズ監督は、クラブからマンチェスター・シティーとの交渉を許可された模様だ。 マンチェスター・シティーの声明によるとエリクソン監督の退任が「双方合意の上で」決定したと発表されている。ただし同クラブのタクシン・シナワット会長(前タイ首相)は、今年4月からエリクソン監督の解任をほのめかしていた。わずか1シーズンで退団することになった名指揮官は「マンチェスター・シティーでは本当に充実した日々を過ごした。一年間を通じ、多大な支援をいただいたサポーターや選手、そしてスタッフに感謝したい」とコメントした。後任監督については、現時点で何も発表されていないが、元日本代表監督で、フェネルバフチェ監督のジーコの名前が出ている。 昨夏にエリクソン監督を迎え入れたマンチェスター・シティーは、今季のイングランド・プレミアリーグを過去最高の9位で終了。来季はUEFAフェアプレー・ランキングにより、UEFAカップへ出場することも決まっている。エリクソン監督はイエーテボリで指導者としてのキャリアをスタートし、まず1981-82シーズンのUEFAカップで優勝。その後はポルトガルのベンフィカ、イタリアに渡りローマ、フィオレンティーナ、サンプドリアの監督を歴任し、1997年に就任したラツィオで評価を確立した。ラツィオではコッパ・イタリア優勝2回、1998-99シーズンのUEFAカップウィナーズカップ制覇に加え、1999-2000シーズンにクラブ史上2度目のスクデットを獲得。その後はイングランド代表の指揮官を務め、2002年と2006年ワールドカップ、EURO 2004でいずれも準々決勝進出を果たした。
June 4, 2008
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