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このところ、障害者関連ドラムサークル(DC)がつづきました。まず、毎月お手伝いをしている知的障害者作業所の「タイコの時間」。この時間は、利用者さんがパソコン、ダンス、タイコから好きなアクティビティーを選択して参加するもので、私がお手伝いを始めてからもう3年以上になります。その間の彼らの変化の目覚ましさといったら、一緒にやっているYさんと、考えるたびに感涙が出そうです。この時間はとくにDCではありませんが、DCの概念やスキルをこっそり使っています。なによりも、天才的な(ちょっとおかしい、ともいう)Yさんの流れを読む力やひらめきにより、一見思いつきでやっているような時間にみえますが、じつは究極のDCともいうことができます。そのあとに、こんどは身体障害者作業所の方のご相談を受けました。作業所が毎年美術や音楽を通じて交流している小学校で、今年はいっしょにDCを行いたい、というものです。お話を詳しくうかがうと、家庭に事情のある児童の多い学校で、こどもたちが「あれている」とされている、でも、その作業所の人は「あれている」とは思わない、という視点を持ってらっしゃいました。そして、「あれている」扱いされている子供たちと、その施設の障害者は、ある種マージナライズ、つまり「社会の片隅に追いやられている」という認識でした。余談となりますが、先日通った心理学の集中セミナーでも、とくにその子供たちが、とか,障害者が、とかに限らず、私たちは日常の細かい関係性の中で、知らず知らずのうちに誰かがマージナライズされており、それに気がつくことが第一歩である、という同じ話がありました。セミナー中ずっと私は、その内容が、私たちがつねに目標としている「エンパワーメント」だ、と感じていました。エンパワーメントについては、また後日。翌日は、市の花火大会を見ようと学校に父兄と生徒が集まるので、その前にDCをやってほしいという養護学校のPTAに招いていただきました。DCを始める前から、市民を集めるためかたまに「ドーーーーン」と爆音がするので、気が散るのではないかと思いましたが、皆さん汗だくで(いちばん汗をかいていたのは私?)で、かなり盛り上がってタイコを叩きました。私は福祉や教育を専門にDCを行っているのではなく、そういう風に宣伝しているわけでもないのですが、なぜか福祉関係からたくさんのお話が舞い込んできます。そして、こちらがいちばんいろいろと勉強させてもらえるのが、障害者・児や高齢者などの福祉対象者の皆さんです。エンパワーメントの重要なポイントのひとつは、「力をつけさせる」ことではなく、「それぞれに個性=能力があると、100%信じてあげる力」だと思います。それがいちばん試されるのが、福祉の現場のような気がします。
2006/07/31
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突然ですが、縁あって今日はイスラエルのダンサー/コレオグラファー/演出家のインバル・ピントさんとアヴシャロム・ポラックさんの通訳に行ってきました。私は演劇やコンテンポラリーダンスにはあまり詳しくないのですが、なんだかすごそうな新進気鋭の若手ダンサーコンビ、と思いつつ、通訳を頼まれてから下調べをするうちに、直感的に「イケてる人たちかも」と思い、急な仕事ですが引き受けた、という経緯です。「イケてる人」だと感じた理由は、「知る」作業を通じて、理由もなく「あたたかいキモチ」になった、という点です。現れた二人組は、世界中でひっぱりだこであるにもかかわらず、ふつーーーのおねえちゃんとおにいちゃん、という、ごくナチュラルな雰囲気で、とても無邪気に打ち合わせで出された懐石料理におどろき、なんだかすごくカワイイのです。ファンタジックな舞台で知られるお二人は、プライベートでも子供みたいに好奇心いっぱい、「あなたたちみたいな楽しい親に育てられてる息子さん(3歳だそうです)は幸せね」と言うと、「でもね、私たち専用のおもちゃがあって、息子はそれにはさわらせてもらえないから、その点は不幸よ」と、ケタケタ笑っていました。その一方で、彼らの住むテルアビブはいまのところ大丈夫とはいえ、不穏なことのつづくイスラエルに息子さんを残してきて、かなり心配そうでした。政治的な部分に話はあまりおよびませんでしたし、私はたんなる通訳さんなので、あえて言いませんでしたが、そんな国に住むお二人が、こうやって世界中で芸術活動を行っていることに、意味があるのではないかと思いました。そういう表現は好きではありませんが、モノホンの人は、ちょっとちがいます。私は元通訳ですが、いまは知り合いの縁か、よっぽど興味があるか、なんとなくイケてるかも、と思わない限りは通訳しないことにしています。それとドラムサークルで、じつにいろんな人に会う機会がありますが、直感が「YES」と言った人は、会うとほぼ、ほんとうの意味の感動があります。なぜだかは、説明できませんが・・・。「袖ふれあうも・・・」くらいのご縁でしたが、瞬間的であっても、確実にその人の「気」に触れています。そんな機会がある自分は、ほんとうにシアワセだと思います。インバルさんとアヴシャロームさんについてさらに知りたい方は、http://www.setagaya-ac.or.jp/sept/jouhou/inbal_pinto/http://saf.or.jp/education/geijyutu/2006/dws0726.htmlをご覧ください。次のお二人の公演には、ぜひどうぞ♪ちなみに私が今日唯一学んだユダヤ語?は、「おいしい=タイーム」でした。
2006/07/27
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ここに書くべきことかどうかわかりませんが・・・ドラムサークルに直接関係なさそうで、がっかりするかもしれませんが、私の中では完全につながっています。へんかな・・・?●『変わった人たちの気になる日常~世界初の奇人研究』D・ウィークス他 著、草思社 神経心理学者らが書いた世界の奇人。精神異常者と奇人を見分けるのが 難しいところですが、奇人の特徴は、「人生を楽しんでいる」という点 だそうです。読んでいると、なんだか、というか、とてもほっとします。●『シャーマンズ・ボディ』アーノルド・ミンデル著、コスモス・ライブラ リー ミンデル!!!・・・ここではこれ以上言うことはございません・・・ (と言って立ち去る・・・。)●『身体が「ノー」と言うとき~抑圧された感情の対価』 ガポール・マテ 著、日本教文社●『聴く力』マイケル・P・ニコルズ著、VOICEせっかくですから、ワタクシの訳書/著書/監修書を宣伝させて下さいね♪●『ドラム・マジック~リズム宇宙の旅』ミッキー・ハート著、工作舎●『ドラミング~リズムで癒す心とからだ』ロバート・L・ローレンス著、 音楽之友社●『ドラムサークル・スピリット』アーサー・ハル著、ATN●『フリーハンドスタイルによるフレームドラミング』Peter Fagiola著、 ATN●『海の気分で Clues in Blue』写真と文:佐々木薫、ディスカヴァ- 21 なぜかイルカの水中写真です。でも、絶版みたい。その他にもあったような気がしますが、わかりません・・・。誰か気がついたらおしえてね。(へんなの~~~!)ちなみにアマゾンで検索すると、同姓同名の人がアロマ関連の著書をたくさん出されています。ワタクシのことを、「なんだ~~~、この女(男かも)! 私の名前で検索すると、へんなタイコの本がぞろぞろ出てきちゃうじゃない!」と思っていることでしょう。彼女を直接ご存知の方、説明してください。(しかし、いったい何を・・・?)
2006/07/21
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今年2月のワシントンDCの世界パーキンソン会議と、今回の東海岸の研修でご一緒したドラムサークル・ファシリテーターのNさんは、学校の音楽教師です。つまり、音楽が人生そのものの人。今日になってわかったのですが、しばらく前に病気で聴力を失うかもしれないと宣告され、研修中も「もし耳が聴こえなくなっても、音楽を感じる方法があるはず」と、目と皮膚感覚とその他諸々の感覚を総動員して音楽を感じる練習をしたそうです。どおりで今振り返ると、Nさんはなんだか目を見開いてることが多かったような気がします。そして彼女は、耳が聴こえなくなる日に備え、「こころの中の音の記憶の銀行」(音の記憶をためておくところ)を強化している、ということです。そんなことはぜんぜん言わず、彼女は研修中、「Nさんワールド炸裂」のファシリテーションを行い、ユーモアと智慧に富んだいつも通りのNさんに見えました。私も数年前に、片方の目を失明するかもしれない、と診断を受けたことがあります。いまの私はPCと運転がいのち、しかも「視覚指向型人間」です。なので、パニックしました。その時考えたのは、サンフランシスコ近郊のヘザー・マクタビッシュというファシリテーターのことです。彼女はビジネスウーマンでしたが、53歳でパーキンソン病の診断を受け、人生そのものであった会社をたたんでドラムサークル関連の財団を作りました。そして、リズムの力を信じて、病気と共に生きるどころか、社会貢献を行っています。Nさんにも、ヘザーにも、真の強さを感じます。私がドラムサークルをはじめた理由のひとつが、ヘザーの存在を知ったことでしたが、自分が失明の危機に立たされて、またヘザーに助けられるとは予測しませんでした。結局その後私は、より詳細な検査を受けて、最初の診断はちがっていたことがわかりました。また、はじめてアーサーの研修に行ったとき、知的障害者の女の子と車椅子の男性が参加していて、さらにアメリカには聴覚障害者のファシリテータもいると聞き、本人たちもすごいが、それをふつうに受け入れる社会もすごい!と思いました。似たような話をもうひとつ。知り合いの知り合いが、病気の治療のために、一時的に失明したことがあります。その人は静かにその時期を過ごし、また目が見えるようになったとき、こう言ったそうです。「目が見えるって、ありがたいけど、ある種不便だってわかったよ。(その当時は春だった)目が見えなくてうちにいたとき、家の壁の外で、梅の花が開くのが聴こえたんだ」自分には障害がないので、えらそうなことを書いてしまったかもしれませんが、Nさんはその後、研修のことを振り返り、「もしも耳が聴こえなくなっても、音楽は自分の中にある」と確信したそうです。
2006/07/19
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いま、ある心理学のグループ・ファシリテーション・ワークショップ5日集中講座の真っ最中。残すところあと一日、月曜に終わります。青山まで片道二時間かけて通っている&英語の講座で超難解なことを一日中聴いたり話したりしている、という物理的・身体的状況のを抜きにしても、体中の関節・筋肉・腱がぜんぶ痛く、困っていました。それを参加者の心理療法士の人に昨日話したところ、「私も一日目はそうだったわ。でもいまはだいじょうぶ」と言っていました。英語ネイティブスピーカーでも、みんなこの講座ではかなり疲れているようなのですが、今日になってふと気がつくと、あの痛みは少しやわらいでいます。肉体的には、だんだん疲れがたまっているはずなのですが、不思議。それには、ここでは書ききれない、もんのすごくたくさんの理由がありそうです。
2006/07/16
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今日は「例の」「ホットな」「ディープな」八王子DCでした。いつになくとても人数が少なかったので、「こんなのやってみよ~かな~」と思ってたゲームや遊びは諸事情によりすべて中止、発作的(うそ、うそ。直感的。)に、ちがう内容にしてみました。はじめは、フレームドラム遊び、そのあとノン・ファシリテーションのフリードラミング。ファシリテーターは、「持ち札の多さ」と「柔軟性」が試されます。フレームドラムで「調和する力」が向上したのか、後半のフリードラミングでは、ジェンベが多かったにもかかわらず、えもいわれぬメロウで、メロディアスで、ハーモニーに満ちた曲となりました。とくに打楽器ばんばんやってる人の集まりではなかったのですが、「録音したかった!」と思うほどのオンガクでした。ハワイや東海岸のアーサー研修の際の「究極の?グループドラミング」を日本で再現したい、と、最近あれこれ頭を悩ませつつ、「やっぱ難しいかも」と考えていた矢先だったのですが、東海岸直後のせいか、びっくりするような演奏。これも、東海岸の研修とさまざまな体験の影響でしょうか・・・。まさに、「フェイス・トゥー・フェイス」の力ですね。その力は、しっかり伝わっていくようです。
2006/07/12
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ドラムサークルの研修に行って感動することのひとつは、「大の男が、公衆の面前で泣く」ということです。他の、「それ系」のワークショップならある種当たり前のことかもしれませんが、アーサーのドラムサークル研修は、とくにそのような「心の発露」を目指しているのではなく、アーサー自体がひょうきんなので、ほとんどの場合は真剣にドラムのことを考えているか、真剣にゲラゲラ笑っているか、のどっちかなのですが。。。今回は、NY在住のアフロ・アメリカンのクラシック・ピアニストが、みんなでシェアリング(みんなで意見や感想を分ち合うこと)している間に、感きわまって嗚咽していました。プロの音楽家である彼も、音楽のほんとうの力というか、あり方を確認できて、嬉しかったでからでしょう。他にも今回は、あるエクササイズをした後に、あるトップファシリテーター(しかもでかくて男性)が、めそめそ(?)すすり泣いていました。どちらも感動と喜びの涙でした。これに限らず、ファシリテーターも、一般参加者も、小柄な私から見ればいかにもつよそーーーーで、でかい外国人男性たちが、「また泣いちゃった♪」と、平気で言ってます。アーサーの研修には、またはドラムサークルの中には、それほど自分自身になる力が宿っているからでしょう。「アーサーの」と書きましたが、世界中で行う研修は、それぞれ現地のオーガナイザや各地から集まってきたスタッフがいて、まだ参加者もいっしょになって、「みんなで作る」時間となっています。私もいままでに研修中やドラムサークル中に、うれしくも悲しくもないへんな涙や、感動の涙をたくさん流しました。本来の自分自身に戻る時、人は涙を流すのでしょうか。ドラムサークルは、究極的には、自分のいちばん核心的なところに触れ、音楽、つまり宇宙(それがへんなら、「自然」「自然法則」と言ってもかまいません)の原理の根本を体験する場なのかもしれません。
2006/07/11
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********************************************* 「ドラムサークルの父」アーサー・ハルに学ぶ ドラムサークル・ファシリテーション 第3回 JAPAN PLAYSHOP (TM) 2006 *********************************************リズムを通じて、人間の可能性を最大限に引き出そう!(TM) 日時:2006年10月13日(金)~15日(日) 会場:慧光寺(山梨県南都留郡忍野村、東京駅・新宿駅より 高速バスあり)*国内外にDCファシリテーション研修は他にもありますが、 世界中でももっとも系統だった、また充実した研修として 高く評価されています。ドラムサークルを行いたい方にとっては、 まさに基礎中の基礎、必須の研修です! 研修時間合計25時間、 講義と実際のエクササイズを通じて、ファシリテーションが 学べます。*DCファシリテーションに興味のある方だけでなく、教育、 福祉、音楽療法、グループ・ファシリテーター、人材育成 トレーナー、コーチ,各種セラピストの方にも、役立つ 内容となっており、多くの方が受講されています。詳細はwww.drumcircle.jp/playshop2006boshu.html でご覧ください。
2006/07/11
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八王子DCは、都心から離れているし、ちょっと地味?なカンジがしますが、じつはterangaの「実験の場」。つまり、いちばんホットなことをやっている、あなどれない毎月恒例のDCです。ぜひ!!! 今回もアメリカで最先端の情報を仕入れてきましたので、お楽しみに。7月12日(水)18:30-20:008月2日(水)18:30-20:00場所:浅川市民センター音楽室(高尾駅北口徒歩5分) 地図http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/shisyo/shisyo/asakawa.html参加費:一般¥800 会員¥700 12歳以下無料8月には鼓童アースセレブレーションでもDC実施予定。みんなで佐渡に行きましょう♪ とてもいいところです。そして、とてもいいフェスティバル。
2006/07/10
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先日アメリカでお手伝いした全米視聴覚障害者会議のドラムサークルは、ある10歳くらいの女の子が「スポンサー」でした。つまり、DC実施料はその子が払った、ということ。ユダヤ人で、ナントカという通過儀礼を受けた記念に、社会の役に立ちたいと思って、自分でお金集めをして会議にDCを招いた、ということでした。参加者やオーガナイザーは全員大人の中,本人が「スポンサー」として出てきて、スピーチをしていました。子供のお金で助けてもらって、それに感謝する大人たちもすごいし、そんなことがフツーに行われているアメリカの社会自体もすごいですね。もちろん、宗教の力も。アメリカという国家や、一神教そのものは、あんま得意ではありませんが、すんばらしい点もあります。
2006/07/10
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今回の研修のいちばんの収穫は、「ライターでビンのふたを開けられるようになった」ことです。唐突っ! しかもドラムサークル(DC)とは、まったく関係ありません。いつも、できたらいいな~~~と思っていたので、人生が変わりました。(おおげさ・・・)開け方を教えてくれたのは昨日登場したダラスという人ですが、その話をマレーシア在住のジョンという人にしたら、「誰かに何かを教えて、やってあげると、一回しか役に立たないが、誰かに何かを教えて、その人みずからやらせれば、一生役に立つ」という知恵のことばを教えてくれました。まさにその通り! しかも、ダラスはあえてビンを開けてくれず、教えるだけ教えて、「あとは自分でやってね」と去って行きました。一瞬「つめたいなあ」と思ったけど、そういうことだったのか!奥が深い・・・しかも知恵者ぞろいです。みんな、すごいなあ。
2006/07/05
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(今回はオタク内容です。DCにあんまりマニアな興味のない人、こわがらないでね。それにしても、ながっ!)6/26-7/2にメリーランド州で行われたEast Coast Facilitators' Rhythmical Alchemy Playshop (FRAP)から帰ってきました。一足早く行って、DCFG(国際DCファシリテーター協会 http://www.dcfg.net/)会長ジョナサン・マレーさんのところに泊まり,「全米視聴覚者会議」と「Rumble Club」(DCFG主催の毎月好例のファシリテーターの練習の場を兼ねたコミュニティーDC)をお手伝い/参加。FRAPの前後はアーサーもジョナサン宅に泊まり、3人でじつにいろいろな話や情報交換もできました。FRAPはこれまでのファシリテーター養成(Facilitator's Playshop)とリズムゲーム研修(Rhythmical Alchemy Playshop)を合わせて1週間行うという、はじめての試みでした。一般対象の通常のRAPでは行わない「ゲームの意味、DCでの使い方、ゲームの作り方」の説明もあり、ファシリテーターにはとても役立つ内容。ハワイとEast Coastでのみ行われている一週間の研修では、空き時間に参加者が得意分野のワークショップを行ったり,興味のある人が集まってディスカッションをする時間帯もありますが、私は今回「アイスブレーキング」と「ドラマー,ファシリテーターのためのダンス(からだの使い方)」の二つのワークショップを担当しました。海外の1週間のアーサーの研修(プレイショップと呼ばれています)に参加すると、かならず自分の中に「何かが起こる」のですが、消化するまでしばらくは、それがなんだかわかりません。そのあたりは、だんだん明らかになったらまた後日書くとして、いま思い当たることを数点・・・(1)プレイショップ前にジョナサンと毎日フレームドラムやタブラで遊びました。どちらもぜんぜんできないので、まさに「遊んだ」だけです。その影響もあり、また私自身が去年の6月くらいから「大音量嫌い」になったのもあって、毎日深夜まで行われる焚き火を囲んでのlate night non-facilitated drumming (ファシリテーションなしのドラミング)で、最終的にはジョナサンと私のフレームドラムやダラブッカのみからはじめて、そこに他の人がジェンベ他で加わる「静か系」の曲が何度か起こりました。(自由に叩いているので、「起こる」としか呼び様がない。)また、ブガラブー(セネガルのコンガに似た音の出るタイコ)やアフリカンコンガが主になった曲もあります。牛の皮はジェンベよりまろやかな音で音量も小さく,それに合わせると全体もソフトでメロウな曲となります。どちらも今回のlate nightではいちばん素晴らしいドラミングとなり、アーサーもとても気に入っていました。アーサーの研修初参加者やタイコをあまり叩いたことがない人が多い中,研修を通じて「聴く」力が格段に向上したからこそ、すんなりとそういう曲ができるんですね。また、フレームドラムもブガラブー/アフリカンコンガも「スペースの多いリズム」になりがちなので、そこにいろいろな音色やリズムやピッチが加わり、全体のメロディーも出てきます。ここ一年ほど、「どんな状況・条件で、うるさく感じるか?」を考えつづけてきたので、まだことばにはなりませんが、とても勉強になったし、猛烈に楽しかったです。あんなドラミングを経験できるのは,幸せ♪(遠い目。)(2)そういうわけで(?)フレームドラムにハマってます。前から気に入ってたけど(気に入ってるのと,練習しているのはべつ。怠け者ですから。)なにしろCoopermanほしい~~~ 世界のトップファシリテーターには、いろいろなタイコを経て、いまフレームドラムにたどり着いた人がたくさんいます。理由があるんです、きっと。(3)ジョナサンはかつてネパールに住んでいて、タブラがたたけます。じつは私の中では若い頃からインド音楽に異常な食わず嫌いがあり、というより、とうてい理解できないし、むり、むり、と敷居を高く感じていたのですが,ジョナサンにちらりとタブラを習って、すごおおおおおくキモチいいかも???と思いました。自分の中の「こわいもの」トップ2であった「タブラとドラムセット」のひとつが、ちょっと身近になった気分。(4)ファシリテーターの中には、ほんとうにいろいろなタイコができる人がたくさんいます。ジョナサンもそのひとり。彼の場合、得意なのはタブラ、コンガ、ジェンベ、タブラ、フレームドラム、ダラブッカ。(ほぼ全部じゃん。。。) 手の使い方がぜんぜん違うインド~中近東が入ると,さらに幅が広がりますね。ファシリテーターは特に超絶的に何かがうまくなくてもかまわないのですが、いろいろ知っているとやはり有利です。今回はDCFGの中心人物でもあるジャッキー・マクミランがかけつけてジェンベレッスンを行ったのですが、西アフリカというのではなく、「ユニバーサルリズム」としてのレッスンでした。アーサーの研修内容にもユニバーサルリズムの説明やリズムの成り立ち、特性などがあり、「いろいろ叩けること」ではなく「いろいろ叩ける/知っているからこそ、そこにユニバーサルなことが発見できる」ということが、よくわかりました。しかし、おもしろい。。。(5)たまたま、元打楽器奏者いま民族音楽学者のダラスという人が参加していました。彼の得意分野はインド南部だそうですが、やはりなーーーんでもできる人です。論文のために参加したところ、アーサーや周りの人たちがやろうとしていること、つまり「リズム文化の失われたところにそれを復活させ、人間の本来の姿をとりもどす」(説明しがたいけど、そういうことになるでしょう。)に感銘を受けていました。きっと今回の論文は、研修参加によって骨子ががらりと変わったでしょう。民族学&民族音楽オタクとしては、ワクワク♪ また、打楽器奏者としても、「こんなに楽しく演奏したのは5年ぶりだ」と言っていました。音楽あんまりわからない(いまさら?)自分は、知らず知らずのうちに、そんなすごいところにいつもいたのか、と再確認しました。うーーーん・・・ここまで書いてみたものの、やはりことばには表しきれないことが多いですね。またわかってきたら書きます。
2006/07/05
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