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最近、ブログのタイトルを変えようかと考え中。だって・・・「楽園に吼える豹」じゃ何のブログかわかんないですよね(^^ゞそれに、「楽園に吼える豹」の連載が終了してもこのタイトルのままにしておくのはちょっと・・・って感じだし。けど、代わりのタイトルもいいのが思いつかないしなぁ。まぁ、「楽園に吼える豹」が終わるまでには考えておこう(爆)以上、テスト勉強から逃避したくてしょうがないなまけいぬの呟きでした(笑)
2006年01月28日
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「しっかし、お前の鼻がそこまで良いとは思わなかったよ」その鼻の良さが仇となって、今回知らなくてもいいことまで知ってしまったわけだが。「何度も言いますが、絶対に他言無用に願いますよ。こんなこと、他の人に知られたら……」よくよく考えれば、ユキヒロの前ではプライバシーなど無いに等しいのだ。ユキヒロが知っている匂いならば、誰が誰と寝たかなど、すぐにわかってしまう。彼は、そのことを他人に知られることを極度に恐れていた。知られてしまえば、他人の気分を害すること間違いなしだからだ。「わかってるって。誰にも言わねぇよ。…でも、そのくらい鼻がよかったら、“スプレマシー”の売人が誰かくらい、すぐ見つかるんじゃねぇの?」「無茶言わないでください。僕はその売人さんの臭いなんてわからな…」と、ユキヒロが何かに気づいたように話すのを止めた。「どうした?」アスカは怪訝な表情だ。「…今、思い出したんですけど…あのコンビニの事件の容疑者の方から、甘い匂いがしたんですよね……」「甘い匂い?」「ええ。そしてヴァレリー通りの事件の容疑者からも、かすかにそれと同じ匂いが…」これはどういうことか。「…体臭が別の人間同士でかぶるってことは、ありうるのか?」「普通はありえません。けど…二人の間には共通点がありますよね」“スプレマシー”だ。「“スプレマシー”を服用すると、体臭がそういう匂いになっちまうとか?」「もしくは“スプレマシー”自体がそういう匂いのする物なのかもしれません。けれど、いずれにしても体から甘い匂いを漂わせている人を辿っていけば……」いつかは確実に、ドラッグの売人に辿りつける。「ポチ、匂いは覚えたな?」「もちろんです。あの匂いは、一度嗅いだら忘れようったって忘れられません」アスカは「よし!」と叫んだ。「お前は早くも失恋しちまったけど、捜査の方は俄然進展しそうな勢いだな!この調子で犯人検挙だ!」いきなりやる気を見せたアスカとは対照的に、傷に塩を塗り込まれた形になったユキヒロは意気消沈した。「せっかく一瞬忘れかけてたのに……」つづく
2006年01月19日
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平素「楽園に吼える豹」を読んでくださっている皆様へ、ちょっとお知らせです。今日で一月も九日目を迎え、そろそろ私にはやらなければならないことが迫ってきております。それは……期末テスト。_| ̄|○そろそろ勉強し始めなくちゃいけなくなりました。なので、小説の更新は、ここ約一ヶ月の間は二週間に一回くらいになると思います。勉強の進み具合によっては全く更新できないかもしれません。ですので、ご迷惑をおかけしますがご了承くださいませ
2006年01月09日
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最近京極先生の日記ばっかり書いてるような気がしますね・・・(^^ゞま、それはともかく、読み残していた「塗仏の宴―――宴の始末」を漸く読破いたしました。最後の最後まで不気味というか、薄ら寒くなるような思いが消えなくて、「お願いだからみんな幸せになってくれ~!!」と思わずにはいられませんでした。ええ。お読みになった方はお分かりかと思うんですが、ほんと「塗仏~」では次々に人が不幸になっていくんですよ。途中で読んでられなくなるくらいでした(笑)でもよかった・・・一応ハッピーエンドで。これで文庫化されてる京極堂シリーズは全部読破しました(^_^)長かったなぁ~。けどやっぱり京極先生はさすがですね。よくこんな話思いつくもんだ。毎度毎度。次回作も楽しみです♪早く文庫化しないかな(*^_^*)
2006年01月08日
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パトカーがアスカとユキヒロを残して走り去ると、アスカは憤懣やる方ない、といった様子で言った。「むっかつく野郎だな~。あたし、ああいう人間が一番嫌いだ」自分より上のクラスにいるアスカには媚びへつらうような口をきくくせに、“目下”のユキヒロには無礼な口をきく。相手によって態度を変える人間は、アスカの神経を逆なでるばかりだ。「お前もちょっとは反論しろよ、ポチ! 初対面の人間にあんなこと言われる筋合いねぇんだから」「いえ、でも…ウェリントンさんの前で彼を悪く言うのは、気が咎めたもので…」ユキヒロは明らかにショックを受けているようだった。「何でだよ?」「……たぶん、お二人は恋人同士ですよ」「え!!?」アスカは仰天した。二人が恋人だということもそうだが、何より色恋沙汰には鈍い(と思っていた)ユキヒロが、二人の関係を言い当てたことにも驚いたのだ。「な、何でわかった? 二人が肩組んでたからか?」「…違いますよ」ユキヒロは首を振った。アスカはますますわからない。それ以外に、二人の仲を推測できるような要素があっただろうか。アスカにしつこく迫られて、シュウは言いにくそうに打ち明けた。「…絶対に言わないでくださいね。あの人…ラルゴさんから…彼の体臭に混じって、かすかにジャスミンの香りがしたんですよ。―――それでわかったんです」「…! 移り香ってことか!?」確かにリサはジャスミンの香水をつけている。それがラルゴに移るほど、二人が密着したということか。ユキヒロが言うには、ちょっと触れ合ったがために香りが移ったという感じではなかったという。だが、そこまで聞かされてもアスカはいまいち納得がいかなかった。「…リサは、ラルゴのことそんなに好きそうには見えなかったけどなぁ…」ラルゴに腹を立て過ぎてよく覚えていないが、ラルゴが来てからリサは、終始硬い表情だったような気がする。「きっと、職務上の都合で隠してらっしゃるんですよ」ユキヒロは平静を装っているが、内心の衝撃は隠そうにも隠せない。つづく
2006年01月07日
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アスカは、いきなり自分の名を呼んだ不審者(アスカにとって)を睨んだ。彼女は第一印象で相手への態度を決定する。いきなり三人の会話の中へ侵入した男の第一印象は、あまりいいものでなかったらしい。「何だ、お前?」無礼この上もない態度で応対する。が、男は大して気にした様子もない。「あ、申し遅れましたね。私はラルゴ・ハーンといいましてね、一応GSなんですよ。まあ階級は、あなた様に遠く及ばないBですがね」アスカは、ラルゴと名乗った男を知らなかった。GSの数自体はそれほど多くないが、アスカは自分にとって興味のないことや人物は、すぐに忘れてしまう。「あ、そ。で、お前はここで何してんだ?」「ええ、実は今、特別にこの捜査に参加してましてね。ほら、“スプレマシー”患者ってかなりタフでしょう。警官が捜査してる時に、襲われた時のための手助けになるように、ってね。もともとは国会議員の先生の護衛を任されてたんですが、その先生が薬物撲滅運動に携わってらっしゃることもありまして」そう言って、ラルゴが髪をかきあげたとき、ユキヒロの嗅覚が図らずも彼の体臭を捉えた。その匂いに、彼は呆然とする。「…?」ユキヒロの視線に気づいたのか、ラルゴが彼のほうに視線を向けた。すると、「あ!」とわざとらしい大声を上げる。「もしかして君、ユキヒロ・カガリって名前じゃない?」不意に声をかけられたユキヒロは、反射的に「はい」と返事をしてしまった。「やっぱりね!君、一部じゃ有名なんだよ。Cクラスなのに、ピラミッドの頂点にいるSクラスの人と仲が良い、ってね」ラルゴの口調は、アスカに話し掛けていた時と様変わりしている。所々に侮蔑の感情が入り混じっているのが、はっきりとわかった。馬鹿馬鹿しいことだとアスカは思っているが、上の階級の連中が下の階級の者を軽んじる風潮が一部にあるのは、公然の事実なのである。このラルゴは、階級の上下でしか人間を計れない奴のようだ。「…階級なんてもう関係ねぇよ。こいつはGSをやめたんだから」例の調子で何も言い返せずにいるユキヒロを見かねて、アスカは助け舟を出した。「え、そうなんですか? なら尚更不思議だなぁ。もう縁を切られているのかと思いましたよ」その発言で早くもアスカは切れてしまった。「あたしの交友関係に、Bクラス“ごとき”が口出しすんのかよ」アスカは普段、自分の階級を笠に着て偉そうな態度をとることは滅多にないが、ラルゴのように階級に拘泥するタイプの人間に対しては、このように上から押さえつけることが一番有効であることは知っていた。案の定、ラルゴは押し黙ったが、さすがに気分を害したようだった。気まずい沈黙が流れたが、「もういいでしょう」というリサの一言で、ラルゴはまた元のニヤけた笑みに戻った。「そうですね。じゃ、行きましょうか、ミス・ウェリントン」そう言うと、なれなれしくリサの肩に手を回し、二人とも撤収していった。去り際に、リサはユキヒロを一瞥したが、特に肩に回されたラルゴの手を払いのける素振りも見せずに、二人でパトカーに乗り込んだ。つづく
2006年01月03日
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ヴァレリー通りに行くと、リサたちがどこにいるのかは一目瞭然だった。この通りは昼夜を問わず若者たちでにぎわうショッピング・モールだが、そこの一角だけ、野次馬がいる。警官たちは、事件現場の周りにテープを張り、彼らの侵入を防いでいた。好奇心にかられて群がる野次馬を押しのけつつ、事件の現場に近づいていくと、リサの姿が見えた。「おーい!!」アスカは人目もはばからずに、彼女に声をかけた。アスカの声に気づいたリサは、驚いて駆け寄ってくる。遠慮なく現場に立入ろうとするアスカに、警官は不快感をあらわにして立ちふさがったが、リサに言われてしぶしぶ退がった。「どうしたの?何か言い忘れたことでも?」この短時間で人の美醜が変わるはずもないが、彼女は相変わらず美しかった。そしてユキヒロは相変わらず彼女の前に出ると緊張するようだった。「いや、その…また事件が起きたっぽいから、気になって…」リサの後を追うなどと息巻いていたわりに、アスカは気のきいた言い訳を用意していなかった。リサはそんな彼女を見て、優しく笑う。「ふふ、もしかして捜査に協力してくれるの?」「え、」「でも駄目。一般市民のあなたを危険な捜査に加えるわけにはいかないわ」リサは、一応事情聴取の際にアスカがGSだということを聞いて知っていたが、それでもなお“一般市民”とは程遠い戦闘能力を持つ彼女の身を心配しているらしい。ふと、彼女は右のほうへ視線を移した。男性が、担架に乗せられ救急車に乗せられている途中だ。「また“スプレマシー”中毒患者が街中で暴れてね…駆けつけた警官に撃たれたわ」「!」リサが言うには、撃たれた箇所からして助かる見込みは少ないという。ユキヒロは最初こそ懲りずにリサに見惚れていたものの、事件の詳細を知るにつれ、神妙な顔つきになった。「…“スプレマシー”の流通ルートはわかっているのですか?」ユキヒロは初めてリサに質問した。「いいえ。こっちも売人と接触をもつことを試みてはいるんだけど…全く尻尾が掴めないの」お手上げ状態なのだ。「けれど、こんなとんでもない薬物を売る方も売る方だけど、買う方も買う方だわ。高いお金出してまで『至高』を味わいたいのかしら?」彼女の口調には、市民の安全を守ることを使命とする警察官らしく、怒りがこもっていた。ユキヒロはしばらく考えていたが、「…人間は過ちを犯し、時には繰り返す種である以上…中毒患者だけを責めることはできないと思います。相手の好奇心やドラッグへの欲望につけこんだ売人や、“スプレマシー”を作った人間がいるからこそ、彼らは道を外れていくのですから」と、実に彼らしい意見を述べた。こういうところが、人をして「ユキヒロは甘すぎる」と言わしめる要因なのだ。人から非難されると、その批判の内容いかんに関わらず、無条件にまず自分の非を認めてしまいがちな彼は、いつでも自分より他人の気持ちを優先させてしまうところがある。「今の方だって、“スプレマシー”を服用したりしなければ、もっと別な人生を歩んでいたかもしれないのに…悲しいことです」ユキヒロの言葉を聞くうち、リサの表情は見る見る曇っていった。そして、悲しそうな顔で笑う。「…そうよね、もとはといえばドラッグを売りさばいてる奴や、その手助けをしてる奴が一番悪いのよね…。――――ごめんなさい」その笑みは、自嘲のようにも見えた。「え!? いやあの、すみません、そんなつもりで言ったのでは…」自分の意見を言った後に、リサが突然謝ったものだから、ユキヒロは焦った。自分の言葉が彼女の感情を害してしまっただろうか、と。その時、無遠慮な声が場の空気を乱した。「あれー? そこにいるの、Sクラスのアスカ・清里さんじゃないですか?」アスカたちは声のする方を振り向いた。目の細い、何となく卑しい笑みを浮かべた男が、人ごみを掻き分けて寄ってくる。「ラルゴ…」リサは、そう呟くと表情を硬くした。つづく
2006年01月02日
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藤堂は、ある病室のドアの前で立ち止まると、扉を軽くノックした。中から聞き慣れた低く野太い声が返ってくる。藤堂は扉を開けた。「ようシン、久しぶりだな」個室のベッドには、口ひげをたくわえた、がっしりとした体つきの中年の男が横たわっていた。彼は藤堂の姿を認めると、ニカっと笑った。「もう退院できるのですか?」「ああ。全く、銃で撃たれた時は死ぬかと思ったぜ」彼の名はゴウシ・草島。藤堂を狙った二度目のテロで重傷を負った、彼のボディーガードである。今ではその時負った傷も、九割がた治っていた。ゴウシは、早速藤堂の近況を知りたがった。「どうだったよ?俺の教え子の腕前は」「…あなたが推薦したというからどんな人間かと思っていたんですがね」「アスカは気ィ強えぇだろー? もう一戦交えたか?」ゴウシは実に愉快そうに聞いた。彼はプロジェクトEの実行本部に招かれ、数年前までGSたちの教官をしていた。その関係で、アスカと知り合ったのである。それにしても彼の口振りは、二人が衝突するのを予想していたかのようだ。事実、藤堂はアスカを試すために三人の手練と戦わせたし、アスカはアスカで“主人(マスター)”の胸倉を掴んでしまっている。藤堂は事件の経過なども踏まえて、無難に答えておいた。「…ガーディアン・ソルジャーにも女性がいたんですね」「意外だっただろ。実際、女のGSはあいつだけなんだ。プロジェクトEが実行に移されてもう十年になるが、初めてらしいぜ」なぜかこれまで、獣のDNAは男児にしか適合しなかった。だから、女のアスカに「豹(パンサー)」のDNAが適合し、しかも後に彼女がSクラスにまで上り詰めた時は、ちょっとしたニュースにもなったのだ。もちろん、国家機密たるGSの情報をおおっぴらにマスコミに公表するわけにはいかないから、ごく内々で噂になっただけだが。それが蓋を開けてみればとんでもないトラブルメーカーであったわけだ。『お前が嫌いなのはきっと、GSじゃない。たぶん、人間全部だ』アスカの話題が出た途端、藤堂の頭の中に彼女の言葉がフラッシュバックした。「…そうかも、知れないな…」無意識に声に出して言っていた。ゴウシが不思議そうに「何がだ?」と聞いてきたが、藤堂は「何でも…」とはぐらかした。ゴウシはしばらくたわいのない会話を続けていたが、やがてためらいがちにこう切り出した。「なあ、シン…“あの事件”のこと…まだ忘れられないか?」その言葉を聞いたとき、彼の表情は凍りついた。が、ゴウシはやめなかった。彼にとっては息子同然の藤堂を、彼なりに思っての発言だったからだ。「あれから十五年も経つ。“あいつら”の行方も依然わからない。なのにお前さんは…」「叔父さん」藤堂は、人前では決して口にしない呼び方でゴウシを制止した。「私は“あの事件”の犯人たちに復讐するためだけに、ここまで来たのです。元帥になったのもそのためだ」見る見るうちに彼の瞳に憎悪が宿る。彼の静かな、しかし十五年前と全く変わりない怒りを目の前にして、ゴウシは何も言えなくなってしまった。「叔父さん、あなたが私に“あの事件”のことを忘れて欲しいのはわかっています。だから、GSの中でも“よりによって”彼女を護衛としてつけ、憎しみを乗り越えさせようとしたのでしょう。確かに、今回のことでキメラに対する考えが変わらなかったと言えば嘘になるかもしれません―――ですが。復讐が今の私の存在理由なのです。…今更 水を差さないでください」藤堂も、このことに関して叔父であるゴウシと言い合っても平行線だということはわかっていたから、彼自身がゴウシの病室を後にすることでこの議論を強制的に打ち切った。また来ます、と短い言葉を残して。病室を出る瞬間、またアスカの言葉が思い出された。が、藤堂はそれを振り切り、何事もなかったように再び仕事場へ戻って行った。つづく
2006年01月01日
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あけましておめでとうございます!(^_^)旧年中はいろいろとお世話になりました。私の拙い小説を読んでくださった皆様、そしてその上コメントを寄せてくださった皆様、ほんとにほんとにありがとうございました(>_
2006年01月01日
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