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ある日曜日の午後。家族5人でミュンヘン市内を貫き流れるイザール河(私は、ミュンヘンのセーヌと勝手に名づけている)のほとりの映画館へ。ドイツの映画館は、作品の内容によって、厳しい年齢制限があり、お子様づれでは、ほとんど見る映画が限られてきます。うちの最年少はまだ2歳にもなっていないので、6歳からの指定も見れません。で、この「ティル・オイレンシュピーゲル」は、0歳からOK。タイトルロールのティル・オイレンシュピーゲルなる人物は、ドイツの民間伝承でしたしまれている、いたずらものの男の子の名前。私がこの名前を始めて聞いたのは、いまをさること20年近く前、大学のパンキョーでとった音楽の教授が、どうもこの研究をしていたらしく、田舎の高校出の、ドイツ文学の基礎知識などまったく持ち合わせていない新入生(私は法学部でした)にむかって、だらだらとこのティルなる人物について講義をするのです。あれにはまいったよねー。などと、懐かしく回想しつつ、館内へ。当日は、ドイツの11月にはめずらしく、ぽかぽかと暖かいお散歩日和だったので、こんないい天気に映画をみるなんて、もったいない、と言うことでしょう。中はわが家族で貸しきり状態。子供らがちょっとぐらい騒いでも、誰にも迷惑かけない。ラッキー。さて、本篇です。ドイツ映画と言うと、「クリスティーネ・F」とか、「ドイツ青ざめた母」なんていうのがありますが、こういう暗ーい映画を作っている国の作品とは思えないほど、まず色が明るい。まるでディズニー・アニメといってもおかしくないほどのクリアな絵柄。ストーリ展開もテンポよく、笑えるシーンも各所にあって、まあ、おちがあまりに安直ではありましたが、そこは6歳以下向け。家族で安心して、ご覧いただけます。ヘラルドさんか、東宝東和さんあたりで配給してくれないかな?
2003.11.30
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8歳になるうちのおにいちゃん。夏休みに書いた詩(本来「ぼく日本語できないもん」、と豪語している彼の、手に鉛筆を握らせて母が書かせたもの)を、柳川市で毎年行われている白秋献詩コンクールに応募しました。そうしたところ、みごと二席をいただいて、今日、ミュンヘンの補習授業校の朝の会で、立派な賞状と銀のメダルを手渡していただきました。本人としてはクールなふりをよそおっていますが、おにいちゃんはやっぱりとっても嬉しくて、補習校のあと、お買い物に行ったレジのおばさんにもメダルを見せたがったり、乗り換えの電車の停留所でも、メダルの入っている青いびろうどの箱を開けて眺めたり。うちに帰ってからも午後中肌身離さず、挙句の果ては、賞状の入っている紙筒で、こども部屋で一人でちゃんばらごっこをしている姿を母に目撃されています。これを励みに、日本語の勉強もがんばって続けてほしいな。ドイツの学校の勉強も、どんどん大変になるんだけど。
2003.11.29
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ミュンヘン大学にて、声楽のレッスン。「頭の上に、大きな聖堂があると想像して」「のどから声を出すのではない、あなたの前方にすでにあるものを受け止めるのです」いつも先生に注意される内容は同じ、ということは、これさえクリアすれば、先へ進める、と言うことで。今日はちょっと前進しました。これまでの声とぜんぜん違うのが自分でもわかるの。「アジアの人はやっぱりのみこみが早い。この調子でいけば、オペラ座のコーラスをねらってもいいぐらい」なんてほめていただいて、ちょっとその気になってしまったりしている自分がおバカ。でも、ミュンヘンの州立歌劇場は、新古典様式で立てられた壮麗な、美しい劇場で、ここの舞台に建つことを考えただけでもうっとりです。今日いただいた新しい課題曲のモーツアルトもがんばっておさらいしようっと。
2003.11.27
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子供同士の集団の中にいて、よその子ができることを、なぜうちの子はできない(あるいはしない)のか、とがっかりというか、ううむというか、そんな気持ちになることありませんか?今日火曜日は、恒例の早期音楽教育の日でした。9月から通っている、うちの20ヶ月になるおじょうさんは、自宅では、ラジオでもCDでも、マクドナルドのおまけでもらったおもちゃでも、音楽が鳴り出すと、ふりふり体をゆすって踊りだす音楽好き。それが、ことクラスの中では、おしゃぶりをしゃぶったまま、かたくなに動こうとしません。子供はそれぞれ、性格も違うし、成長の速度も違うから、と、頭ではわかっていても、隣のうちの子より3ヶ月も若い女の子が、おにいちゃんに負けじと、のりのりでおててをパチパチしているのを見ると、やっぱりなんだかがっかりします。長い目で見なければいけませんよね。1月からは、8歳のおにいちゃんも、メロディカ(日本で言うピアニカ)のコースを始めるので、こちらもどうでるか、半分楽しみで、半分・・・。__________________________________________________Do You Yahoo!?Yahoo! BB is Broadband by Yahoo!http://bb.yahoo.co.jp/もうすぐアドヴェント (AM 03:38)11月も終わりに近づきました。来週の日曜日から、アドヴェントが始まります。日本では降誕節とも呼ばれるアドヴェントは、クリスマスの日から数えて4週間前の日曜日から。この季節は、町中が華やかな中にも荘厳さをたたえた飾り付けで彩られ、キリスト教徒でなくとも、心がわくわくします。今日は、近所の花屋さんで、クレープを食べ、スパイス入りの暖かい赤ワイン「グリューワイン」を飲みながら、アドヴェント用の飾りを展示販売するという催しがあるというので、夕方ダーリンと末っ子のちびを連れて、行ってみました。遅くなってから行ったので、残念ながらクレープの方はネタ切れ。でも、おいしいグリューワインをいただきながら、もみの木や、赤い木の実をセンスよくあしらった、クリスマスリースや、4本のろうそく(4週間のあいだ、日曜日ごとにひとつひとつ灯をともすため)を立てたアドヴェントクランツなどを眺めながら、今年ももうこんな季節になったのね、と感慨深し。日本ではそろそろ達郎の「きっと君はこなーいーーー」の歌声が流れ出す頃ですね。ドイツではやっぱりWOMの「LastChristmas」かな。どこの土地にも、その季節ごとに、これっ!ていう音楽があるのも楽しいですね。
2003.11.25
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現ダーリンとの間に恵まれた末っ子の初めての誕生日に、なにか手作りのものを贈りたい、と切実に思いました。上の二人の子の時には、ドイツでの生活に慣れていないというのもありましたが、なんとなく手近のものですませてしまっていたので、手抜き子育てを挽回する(?)意味もあって、ちょっとがんばりたくなったのです。ミュンヘンの渋谷(と、私が勝手になづけた)ともいうべきシュバービングという地区に、「クンスト&シュピール」という素敵な、子供のためのお店があります。シュタイナー学校の系列だということですが、おもちゃや衣類、雑貨から本まで、ちょっとそのへんの店ではみかけない、選りすぐりの自然派の品物がおいてあります。そこの地階の手芸コーナーで、以前から気になっていたウオルドルフ人形(と、日本でいわれていますが、現地での発音は、どちらかというと「ワルドーフ」の方が近いかな)の、まったく素材からだと自信がないので、セットになっているものと、作り方の本(どういうわけか、写真はすべて日本で撮影されている)を買いました。出来上がったあかつきには、金髪のレナちゃんが現れるはずです。子供の頃から、母のみようみまねでワンピースとかのソーイングは大好きで、編み物も学生時代に自分はもちろんボーイフレンドにセーターなど編んで、好評だったのですが、細かい手芸ものはやったことがありません。ミュンヘン大学の、同じく子連れ母学生仲間のブリギッテが、「私も、昔娘に作ったのがあるから、それを見ればいいわよ」と言ってくれたのに勇気付けられて、3月の誕生日の2ヶ月前に製作を開始。ミシンをセットするのが面倒くさかったので、全部手縫いで。途中、特に問題もなく、ちゃんとお誕生日の3日前に、お洋服まで作ることができました。ふう。娘も、さすがに1歳では、まだあまりお人形をかわいがるという雰囲気ではありませんでしたが、最近20ヶ月にもなると、抱っこしてつれ歩いたり、毛糸の靴をぬがせては、人のところに持ってきてはかせろ、と迫ったり。これまでに苦労して「はやした」髪の毛を引っこ抜いたりされたりしたレナちゃん。ようやく人並みの扱いを受けるようになって、素直に嬉しいです。現在、このレナちゃんに上の娘と、新しい服を製作中です。
2003.11.23
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まもなくドイツではアドヴェントが始まります。待降節ともいわれるこの季節は、街のあちこちがクリスマスの飾りで彩られ、キリスト教徒でなくても、なんとなく心おどる季節です。各家庭では、クリスマスの日から数えて4週間前の日曜日から、クリスマス・リースの他にも、アドヴェント・クランツとよばれる、4本のろうそくをあしらったクリスマス飾りが飾られます。うちの近所の花屋さんで、これらのクリスマス用デコレーションの展示即売会があるというので行ってきました。クレープと、グリューワインのサービスがあるというのが、狙いです。そのお花屋さん自体は、さして大きくもなく、町の花屋さんという感じのお店ですが、その店内にところ狭しと、緑を赤と金を基調に、なかなかシックに飾られたデコレーションがいっぱい。夕方遅くに行ったので、お目当てのひとつ、クレープはすでにタネ切れでしたが、スパイス入りの暖かい赤ワイン、グリューワインはまだたっぷりあって、それをいただきながら、しっとりとした光を反射するもみの木の枝や、天使の飾りつけなどを眺めて、もう今年もこんな季節になったのね、と感慨もひとしお。結局、その日はそこではデコレーションは何も買わず、もみの枝だけ買って、自分で飾り付けをしよう、という、あまり商売にならない客でしたが。
2003.11.22
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腹のたつことが勃発。元夫が、離婚の時に弁護士さんの立会いで取り決めた慰謝料を、払わないと言い出した。もともと甲斐性のない元夫(結婚生活7年間のうち、3年以上は失業していた)、離婚当時も経済的に苦しいので、生命保険の満期になるのを待って、その払戻金で慰謝料を払う、という条件だったのでした。それが10月に支払われなければいけないのに、まだ。
2003.11.20
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というか、声楽をやっているもので。ピアノは子供の頃に習ったことがあって、当時はヤマハですが、グランドを持っていました。現在はドイツの小さいアパート住まいのため、電子ピアノのみです。今度ハープをやってみたくて、1月のお試しコースを申し込んであるのですが、どうなることでしょう? ハープの経験のある方がいらっしゃいましたら、いろいろ教えて下さると嬉しいです。
2003.11.17
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ミュンヘン大学にて声楽のレッスン、今学期2回目。 先週は、夏休みのあいだぜんぜん練習していなかったのと、前期と違う先生なので 緊張した(?そんなガラじゃないのにね)ためか、自分でも声が人工的でいやなかん じー、と思いつつ歌っていたのですが、案の定それをばっちり指摘されました。一応 10代の頃からなじんでいる、イタリア歌曲集から、何曲か歌ったのでが。 で、私がこれまでのレッスンで聞いたこともないような表現(たとえば、「垂直に 歌うのではなく水平に」、とか、「頭の上に半円状の大きなドームがあると思って」 などなど)で、発声の基礎的な事柄を指示され、それにそって発声をやっているうち に、あっというまに1時間のレッスン時間が過ぎてしまいました。 今週は少しがんばって、会社の休み時間に、トイレで、先生に教わったことを意識しながら発声したりしながら、前期の先生にも勧められていた、モーツアルトのケルビーノのうたを持って行きました。(いまの先生も、「モーツアルトはこまやかな部分を習うのにいい」と、おっしゃっていたし) ちょっと早めに行って、前の生徒さんの練習の終わりのところを少し拝見。なかな か声量のある素直なソプラノです。彼女の次の練習の課題曲として、イタリア歌曲集にも入っている、Sebben crudeleが指示されました。先生は私の方にも向き直って、これはあなたにもいいから、と、おっしゃいます。それなら楽譜もあるし、昔ひととおり、暗譜できるまで練習したことのある曲だったので、さっそく私もその場で聞いていただきました。「細かいところをずいぶん直さないといけませんね」とのこと。 で、こちらは一通りやってから、モーツアルトも聞いていただきました。すると、「こちらの方がいい。あなたの声の質にあっているのかも。(声の質に関しては)それはおいおい見て行きましょう」と、いうことで、悪いことばかりは続かない、と、 ほっと一息。また来週もがんばりましょう。
2003.11.13
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19ヶ月になる、うちの末娘の最近の愛読書、こぐま社から出ているひぐちみちこさんの「ねんねこ さっしゃれ」に、おさるの赤ちゃんが、おかあさんからりんごをもらえなくて泣いているシーンがあるのです。どうして寝る前に、りんごを食べたらいけないのかな、と不思議に思っていたのですが、つい先日、そのなぞが解けました。夜中にこどもが吐くのです! と、いっても、たまたま先週からひいていた風邪が完治していないので、ちょっとまだ胃腸がデリケートだったのでしょう。熱もないし、普段はごきげんもいいしで、親が仕事に行くために、昼間は保育園に預けているのですが、二日前の夜、小さめのりんごをぱくぱくと食べたあと、眠りについたのですが、夜中の2時ごろ、一回目のげー。そのあと、30分から1時間おきにそんな調子で、朝6時の起床時間を迎えてしまいました。 それでも様子をみて、その日もパパが保育園に連れて行ったところ、園では多少、小食だったか、特に調子は悪くなかったとのこと。夜は消化のいいおじやにして見ました。 次の日も、「服はこれとこれを着せてね、今日は早めに迎えに行くから」と、保育園に連れていく係りのパパに頼んで行ったのですが、午後3時に迎えに行ってみると、違う服を着ています。へんねえ、と思いつつ家に帰ったら、バスタブに汚れた衣類一式が投げ込んであるのを見てわけがわかりました。また出がけにげーをやったのです。上着も着せて、靴をはかせて、バギーに乗せて、自分はアタッシェケース持って、さあ行くぞ、というところでこの被害(?)に遭遇したパパは、さぞかしあわてたことだろうと思うと、おかしいやら、小気味いいやら・・・。 でも、このげーは、もうやめて欲しいです。
2003.11.05
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一年半の育児休暇を終えて、今日から会社に復帰。 一日5時間、週25時間の労働が、ふたたび始まります。 今日は特に早めに、8時過ぎに出社。机の上に、同僚たちからの心づくしの花束が飾ってあって、嬉しいな。 特許部の中だけでも、もういない人、新しく入った人などいろいろあるけれど、またがんばって早起きしよう。__________________________________________________Do You Yahoo!?Yahoo! BB is Broadband by Yahoo!http://bb.yahoo.co.jp/
2003.11.03
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