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全24人の落語家による春夏秋冬をテーマにした、24の味わい深い名作古典落語が盛りだくさん!落語歳時記8枚組CD八枚のCDで、春夏秋冬にちなんだ落語を収録した落語全集。噺としては目新しい物はそんなにないんだけど、三代目の文生師匠や、三代目歌奴師匠なんて、珍しい師匠の高座が入っているのがめっけもの。一つ腹立たしいのが、ディスクデータの登録がされていないこと。今ではソフトは携帯プレーヤーにコピーして聞くのが当たり前なのに、登録がしてないなんて、まさに、あり得ないことです。メーカーに反省してもらいたい。
2007年10月27日
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円朝芝居噺夫婦幽霊出版以来読みたいと思っていた、辻原登の「円朝芝居噺」圓朝の研究家として知られる、著者が、ひょんなことから圓朝の未発表の落語「夫婦幽霊」の速記記録を入手。本書はノンフィクションの形式をとりながら、その未発表速記原稿の解読と採録、そして、はたして本当の作者は誰なのかを探る著者の捜索過程を描く形で、進んでいく。本書の最大の収穫は、圓朝の未発表作品が本当に明治の圓朝らしい筆致と内容で語られること。本当に圓朝の未発表作品が現れたのかと思ってしまうほど。本当の作者はという、ミステリーとしての結構もじつに見事で、落語ファンとミステリーファンの両方にお勧め。
2007年10月25日
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噺家パラダイス噺家パラダイスNHK教育テレビでの活躍が印象に残る志ん輔師匠の新刊。ホームページの日記を一冊にまとめた、エッセイ集。亡き志ん朝師匠の思いでをはじめとして、志ん輔師匠の履歴、芸人列伝、さまざまな思い出が語られます。今の芸人さんに関するところでは、落語通でないとわかんないよな。という記述もありますが、全体を通して、落語と噺家さんに対する、師匠の愛情あふれる筆致に心和みます。志ん朝師匠の一門に共通することですが、志ん朝師匠は本当にお弟子さんを大切にして、愛情込めて育てたんだなということが、よく伝わってきます。住み込みの封建的な見習い修行を、今の日本人は否定してしまいましたが、こうした本を読むと、むしろ優れた教育制度だったのではないかと思います。付録には「野ざらし」と「芸談」を収録したCDも付き、大変お得です。志の輔師匠もそうなんですが、テレビで活躍すると、その印象がずっとついて回り、何となく落語家としては格が落ちるように世間で思われてしまうのが残念です。
2007年10月21日
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イトシアの開店を始め、デパート大戦争でにぎわう有楽町。かつては、老舗デパートそごうであった、ビック・カメラの8階、よみうりホールでの落語会。今日も満員御礼です。緞帳が上がるとホワイトボードを背景に、高座着の三三師匠と、私服の白鳥師匠が高座で一礼して控えています。「食いつき」で白鳥師匠が、「かわら版」にちなんだ三題噺に挑戦するための、「お題」を客席から募集するための仕掛けなんですが、白鳥師匠、今日の会場を「イイノホール」と思いこんで、いってしまい、やっと駆けつけたため、着替えるどころか、息もあがった状態とのこと。早速客席は大爆笑。三三師匠の仕切りで、お題は「築地」「赤字」「リア・ディゾン」に決定。白鳥師匠の新作魂に期待をつないで、きつつき師匠が、「先輩が大受けした後、やりにくい」とぼやきながら「金の大黒」へ、いくつか間違いもありましたが、無難に客席をあっためます。そのあと、ひまわり師匠の講談「東京かわら版物語」から、三三師匠。「待ってました」かけ声とともに登場。「親不孝」という珍しい噺をじっくり語ります。師匠は、こういう独白の多い噺が上手です。中入り後は、いよいよ白鳥師匠。わずかな時間で作り上げた三題噺。「築地」は無事くりあ。「リア・ディゾン」はまさかのだじゃれで客席大爆笑。言った師匠もびっくり。「赤字」は軽く滑りながらも、落語通にだけわかるくすぐりを連発。かわら版の読者も多く、会場も大爆笑。みごとな下げをつけて「かわら版発行」という新作の噺です。そして、会場待ちに待った小三治師匠の登場です。今日のマクラは「ビック・カメラ」池袋、そして、有楽町のビック・カメラであまり得しなかった噺で客席を沸かせ。結論は「ビック・カメラはだめですな。」後は、一気に「出来心」へ。志の輔師匠が言うように、落語は演者も客も「次がどうなるか、わかっているのに笑わせる芸。」という、とおり、次に何をいうかわかっていても楽しみで大笑いしてしまう、小三治節は絶好調。やっぱり小さんはこの人だよなあと思いながら会場を後にしました。
2007年10月20日
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明日は、いよいよ、東京かわら版落語会です。(東京かわら版とは、東京および、近郊の、落語・寄席・演芸だけに特化した、落語版ぴあです。とってもディープで楽しい雑誌です。HPもあります。)トリは小三治師匠。師匠の高座は久しぶりなのでとても楽しみです。その他には、新作落語の旗手、SWAメンバーの白鳥師匠と、若手のホープ三三師匠のかわら版にまつわる三題噺が、どんな展開を見せるか、楽しみです。新作講談もありの盛りだくさんな落語会、結果はまた、次回。
2007年10月19日
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北日本新聞社が富山で五年前から開いている、越中座。これは、富山出身の芸人だけで行われる寄席です。その東京公演第二回目が、9月30日銀座ブロッサムで開かれました。基本的に、富山県出身者を対象とした寄席ですので、入り口では北日本新聞が配られ、富山の名水も200本配られます。出演者も富山県出身者のみで、座長の志の輔師匠の口上から始まりますが、最初から富山弁前回です。落語は、志の輔師匠柳家さん生師匠、三遊亭良楽師匠、桂米福師匠の真打ち4人が披露。タレントの柴田理恵さん、歌謡漫談の仲八郎さん、マジシャンのブラック嶋田さんが出演。柴田さんは、山陽さんと合作の講談を熱演。普段みられない姿が見られました。今回の聞き物はなんといっても、トリの志の輔師匠。マクラから富山弁前回で、取り組んだ話は、「バールのようなもの」師匠が愛着があるという清水義範さん原作の新作を、前編富山弁で熱演です。標準語でもおもしろい噺は富山弁でもおもしろいし、前編富山弁の志の輔師匠という貴重な姿を見ることができて、会場大満足の公演でした。
2007年10月01日
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