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とある休日、とあるファミリーレストランで食事をした。セットメニューにするほど空腹ではなかったものの、単品では少々物足りない…。悩んでいたら、夫がサラダを一皿頼んで、家族で食べようと提案してくれた。ならば、と生ハムのサラダを注文。しかし、この値段で生ハム…(想像よりも安い)。と思っているうちに、サラダがテーブルに届く。家族で…、といっても夫はセットメニューにサラダがついていて、娘は、自分のお子様プレートが来てしまえば、そちらに集中してしまう。私が一番たくさん食べることが、暗黙の了解となっていた。ちょっと得したような気持ちで、野菜を口に運ぶと…。水がしたたり落ちるのかとおもうくらい、水気たっぷりなのだ。え?おいしかったかって?いえいえ、それは断じてみずみずしいサラダではないのです。ではどんな?洗った水気を切り損ねた、水っぽいサラダです。みずみずしいサラダとみずっぽいサラダ字で表現すると、似たような文字が並ぶけれど、実際食べてみたら、天と地ほどもの差がある。生ハムは、既製品のパッケージのものをそのまま出せば、このレベルかな、という許せる範囲で、それはまあ、ファミレスですから、と思えばなんてことはない。ただ野菜はねぇ…。あんまり出された食事に文句つけるのも、どうかとは思うものの…。しなびた野菜のサラダというのは言外だけれど、外食先で水っぽいサラダを食べる。というのもいただけないものですね。安さの理由はそこかというのも、なんだか情けないような…。結局一番たくさんのサラダを食べながら、さみしい気持ちになってしまった。ちぇ。
Mar 30, 2013
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結婚した直後に住んでいた地域は、今の居住地とそんなに離れていない。車であれば5~10分で着いてしまう。そんなわけで用のある場所によっては、その頃によく通っていたスーパーに、立ち寄ることもある。先日そのスーパーのレジで順番待ちをしていると、見覚えのあるおじさんが、私の前でレジのお姉さんと話をしていた。あ・・・、マンガおやじ・・・。つい心の中でつぶやいてしまった。目上の人にずいぶんな呼び方だけれど、そのおじさんは悪い人ではけしてない。むしろ、住んでいた頃はお世話になった方と言ってもいいくらいだ。当時、その地区に振り分けられた小さな単位のグループのリーダーに、当たってしまった年があった。色々と不慣れなことが多い中、助け舟を出してくれたのは、そのおじさん夫妻だったのだ。私の方が先に面識があったのだけれど、何かの行事で、初めて夫が会うことになった。そのとき、仕事から急いで帰宅した夫に「どんな感じの人なんだ?」と聞かれ、時間がなくてあせった私は、すぐに形容することができず「えーとえーとねーーー!!マンガみたいな人!」と答えてしまったのだ。「はあ?なんじゃそりゃ?!わからん!!」と、答えつつ夫は出かけていった。用事がすんで帰ってきた夫は一言「いやー、うん。わかった、わかった。マンガみたいなおやじだった。」とにやにやしながら私に告げた。それからだ。私達が彼のことを“マンガおやじ”と(敬意を込めて)呼ぶようになったのは。ほんの少し赤ら顔で、ちょっぴり下ぶくれな輪郭、つぶらな目、やや淋しげで白髪のまさった頭髪・・・。口調は、この地域特有の少し荒っぽい(慣れていれば人情味あふれる)方言まじりで、ときどきシニカルな発言が飛び出す。文章で表現するのは、ここまでが限界かな・・・。奥さんの方はと言えば、こちらもさっぱりちゃっきり。でも気遣いはきちんできる、オトナのおばさんだった。ほんとにお世話になったなあ。その地域を離れてから、何度かお会いしたときは挨拶をかわすこともあったけれど、さすがにもう10年前ともなると・・・。(しかも私一人)比較的空いていたその時間帯で、レジのお姉さんに話しかけてしまうところも、そしてその口調も、なんにも変わっていないようだった。表情は平静を装いながら、心の中ではくすくす笑いが止まらなかった。帰ってから夫に話すと、「おー・・・。」と言ってにやにや。その場に居合わせたら、きっと私と同じ反応だったに違いない。それにしても、ご本人。自分がマンガおやじと呼ばれているなんて、ちっとも知らないんだろうな。呼び名はふざけているけれど、それはそれで、そのおじさんの人徳だ。と私達は思っている。
Mar 22, 2013
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