楽しみのかけら
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昨日は鏡開きだった。いつもよく行くスーパーでは、イートインコーナーでお汁粉を無料で振る舞っていた。レジを待っている間も店員さんの「ぜひどうぞ~」の声が、聞こえてくる。お昼少し前のことで、帰宅してから自宅でもお汁粉を食べるつもりだったし、急いで帰って家族に食事の支度をしなきゃと思いつつ…。あまり混んでいないことがわかると、猛烈に食べたくなってしまった。お汁粉といっても小さなプラスティックのカップに1.5cm角ほどの焼き餅が、ちょこんと入っただけのささやかな代物だ。まあまあ、これくらいならお腹にも響かないわよ、となぜだか自分に言い訳するように、カップを受け取り温かなそれを口に運ぶ。子どもの頃は、甘い甘い小豆そのものが好きになれず、お汁粉など食べたいとも思わなかった。なんで今はこんなにもおいしいと感じるんだろう。ふと見回すと、イートインコーナーで食事をとっている若者二人に目がとまった。このあたりで建設している現場で働いているのだろう。テーブルの上にはカップ麺と、そのスーパーのお惣菜の容器が置かれている。傍らには、私が手にしてるカップと同じものがあった。実は彼らはニッカボッカの作業着に、頭は金髪といういでたち。失礼かもしれないけれど、一見お汁粉なんて食べ物とは無縁のような印象なのだ。でも、お汁粉、やっぱり食べたくなるんだね。今日に限っては縁起物ではあるし、寒いしね。それになにより日本人だもの。帰ってから、昼食のあと2杯目のお汁粉も家族とともにしっかりいただきました。今日お汁粉食べたみなさん。今年一年元気でいられますように。
Jan 11, 2014
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