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1336 マンイーター アンレイテッド・バージョン※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 グレッグ・マクリーン・製作総指揮 ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン ロバート・カービー ジョエル・パールマン・製 作 グレッグ・マクリーン マット・ハーン デヴィッド・ライトフット・撮影監督 ウィル・ギブソン・音 楽 フランソワ・テーダ・編 集 ジェイソン・バランタイン【キャスト】・ケイト役:ラダ・ミッチェル・ピート役:マイケル・ヴァルタン・ニール役:サム・ワーシントン・シェリー役:ミア・ワシコウスカ※ウラ面【仕 様】・型 番 PCBP-72609・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・オーストラリア合作・原 題 ROGUE・発 売 株式会社ポニーキャニオン・販 売 元 株式会社ポニーキャニオン・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 種市譲二・吹替翻訳 髙師たまみ・吹替監修 ----・吹替演出 ----・吹替版制作 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 98分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・音 声 1.オリジナル (英 語) ドルビーデジタル5.1chサラウンド 2.日本語吹替 ドルビーデジタル5.1chサラウンド・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:それは、地上最強の肉食系。・ウラ面 :逃げ場なし! 襲い来る巨大なる恐怖。 想像を絶する絶体絶命のサバイバル! サム・ワーシントン、 ミア・ワシコウスカをはじめ、 超豪華オールスター・キャストが 命がけで挑む怒涛のスリルと興奮の 《パニック・アドベンチャー・ライ ド》を 劇場公開版より7分長い更に過激な 《アンレイテッド・バージョン》で 登場!! 食・欲・無・限! 喰って、喰って、喰いまくる! 超凶暴な人喰い生物の出現に、人気の 観光クルーズは地獄の修羅場と化した!なかなか力のこもったジャケットだ。オモテ面は、サメやワニが登場する動物パニック映画の定番のデザイン。クルーズ船の観光客が取り残された中洲を背景にして、クロコダイルの巨大なアゴが水面から突き上げた様子が描かれている。そのジャケット1枚で、本作品のすべてが網羅されている。(笑)ウラ面は、左下のラダ・ミッチェルの顔が、強烈な印象を残す出来映え。そして、所狭しと画像が配置され、クドイくらいに煽り文句が並ぶ。素晴らしい。ところで、これで劇場公開版よりも7分も長いなんて知らなかった。(汗) 劇場で観たら、ガッカリしたかも知れないな。ジャケットとしては、熱気の感じられる良い出来映えだ。【感 想】「勿体ない!」『サイレントヒル』シリーズのラダ・ミッチェルと『アバター(09)』でブレイクする直前のサム・ワーシントン、TVシリーズ『エイリアス』にレギュラ出演していたマイケル・ヴァルタン、『ハウリング3(87)』のバリー・オットー(ミランダ・オットーのお父さん)、『イノセント・ガーデン(13)』のミア・ワシコウスカと、豪華スターを揃えたB級モンスター映画。贅沢なのか勿体ないのか、サッパリ判らない作品だった。(笑)――オーストラリアのカカドゥ国立公園。旅行ライターのピートは、取材のために野生のクロコダイルを見学するクルーズ船《スザンヌ号》に乗船する。家族旅行中の親子や妻を亡くした男にカメラマン、一人旅の女性など数名の乗客たちと一緒に短い船旅を楽しんでいたが、帰路につこうとした時、救難信号が目撃される。救難信号を無視することは出来ない。ガイドのケイトは、信号弾が打ち上げられた上流へと船を進めるが、そこは古くから立ち入りが禁止されている聖域だった。やがて、渓谷の様相を呈しはじめ、無線も繋がらなくなる。遭難の痕跡を見つけた時、スザンヌ号も水中から凄まじい攻撃を受ける。瞬く間に浸水が始まり、船は川の中洲に乗り上げるようにして停止する。一体何が起きているのか分からなかったが、乗客の1人が水辺で巨大なワニに襲われるに及んで、みんなは、のっぴきならない事態に陥っていることを知ることになる。……というお話し。CGの出来映えは、かなり良いと思う。クロコダイルの大きさも重量感も肌の質感も表現出来ていた。その点は、ハリウッドの超大作と見紛うばかりのクオリティだ。ただ、圧倒的にストーリー展開に乏しい。わずか90分程度のランニングタイムのうち、始まって30分はクルーズの風景がたらたらと流れる。巨大なワニが棲息していそうなほど奥地、人が滅多に足を踏み入れることのない領域であることを、観客に伝えたかったのだろう。にしても長過ぎだ。(汗)せいぜい15分くらいにして貰って、上映時間も15分くらい伸ばす。そうすれば、もっとキャラを掘り下げることも出来たろうし、各キャラの出番も作れるだろうし、クライマックスも派手に出来たはずだ。(ほとんどの登場人物に出番がないなんてナンセンスだ)思えば、グレッグ・マクリーン監督の『ウルフクリーク/猟奇殺人谷(05)』もまた、ストーリー展開に乏しかった。おそらく、これが本監督の“器”なのだろう。各シーンはきっちり撮られているし意図も明確だ。それだけに勿体ない気がしてならない。(溜息)優等生の監督さんだから自分でも弱点を理解しているだろうが、この枠(殻?)を打ち破らないと、大きな飛躍は望めないだろうなぁ。うーん、勿体ない!
2018.11.30
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1335 鳥 THE HITCHCOCK COLLECTION※オモテ面【スタッフ】・監 督 アルフレッド・ヒッチコック【キャスト】・ロッド・テイラー・ジェシカ・タンディ・スザンヌ・プレシェット・ティッピ・ヘドレン※ウラ面【仕 様】・型 番 UJRD-34090・製作年度 1963年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE BIRDS・発 売 元 ユニバーサル・ピクチャーズ・ ジャパン株式会社・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・吹替版制作 ----・日本公開 ----・リリース 2002.・収 録 約 120分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 Stereo・字 幕 1.英 語字幕 2.日本語字幕・そ の 他 COLOR、MPEG-2、CC、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用・映像特典 1.ドキュメンタリー *字幕付 2.未公開シーン 3.オリジナル・エンディング 4.ティッピ・ヘドレンの スクリーン・テスト *字幕付 5.ユニヴァーサル・ ニュース・リール *字幕付 6.プロダクション・フォト 7.劇場用予告編 8.解説書(カラー4ページ)※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----ほとんどアートポスターのようなジャケット・デザインだ。(笑)オモテ面は、黒地に白い線が鳥カゴを表現し、その中にティッピ・ヘドレンの画像があしらわれている。カッコイイと同時にユーモラスだ。ウラ面には、ロッド・テイラーの姿が使われている。最後の脱出シーンの画像だな。緊張感が漂って来る。古い作品だし、知らない人がいないくらい有名な作品だ、さぞやデザインには気を使ったことだろう。でも、そんなことは感じさせないスタイリッシュな仕上がりなのは、さすがである。ヒッチコック作品のすべてが、このパターンでジャケットをデザインしてくれるなら、全作品を揃えたい。(笑)【感 想】「お見事!」本作品は、アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作の1本。オープニング・タイトルの後の最初のカットから舌を巻いてしまう。屋外の映像がいつの間にかセット撮影に変わるのだ。「お見事!」としか言いようがない。(笑) 随所に、そんな編集のマジックが見られるが、ティッピ・ヘドレンを美しく撮るための手間にしか思えない。(苦笑)白い肌、綺麗なブロンドの髪を結い上げて、シャネルスーツのような衣装(イデス・ヘッドのデザイン!)は、ウグイス色の色味を変えないように細心の注意を払っている。鳥に襲われた後でも、髪型を崩さない。直ぐに元に戻る。(形状記憶合金かよ)これ以上の優遇をされた女優さんは、他にいただろうか。どんな女優さんも、自分も特別に扱われたいと思ったはずだ。然も、物語の半分は、息子に依存しようとする母親と、別れても未練たらたらの女教師、ペットショップでナンパされたお嬢様の三角関係である。その上、緊迫した場面では、女性たちが余所者のお嬢様を悪の権化であるかのように排斥しようとする。A.ヒッチコック関係の作品のほとんどは、そんな風に女性を中心に描かれる。どんなにイイ男でも、男性俳優は添え物に過ぎない。だから、俳優さんにも観客にも女性のファンが多いのだろう。(私も見習わなければいけないな)とはいえ、ヒッチコック監督の作品は、映画の教科書みたいで好きではない。(苦笑)どのカットも計算され尽くされていて素晴らしい。観ていて嫉妬すら覚える。その一方で、想定外の“遊び”を許さない厳格さに、時として退屈を感じるのも事実だ。それに、狷介な大学教授の授業みたいで、興味深くて感心させられるし、勉強になるが、「もっと情緒的で、理屈やテクニックよりも感情的な映像、直感的な編集があっても良いんじゃないの?」と口答えしたくなる。たぶんにやっかみもあるのだが、映画はエンターテイメントである以上、道理を外れた遊びが必要だと思うのだ。例えば、サバイバル・ホラーでは、女優さんはタンクトップ1枚で逃げ回り、顔も髪も泥だらけにならなければならない。それがリアリティと緊張感を生み出す。(ホントですよ。決して可愛い女の子を汚したいって欲求からではありませんので、念のため)けれど、女優さんがスターとして皆の憧れの存在であった時代に、そんなことが許されるはずがない。アメリカン・ニューシネマが、ハリウッドを瀕死の状態に追い込み、スター・システムを崩壊させてから、スターは夢の存在ではなくなってしまった。ハリウッド・スターは、今でもスターだが、単なる“金持ち“というだけのこと。レッドカーペットや空港で気軽にサインに応じる。ネットの普及が更に俗物化に拍車をかけ、どこで食事をして誰と会って、どの店で買い物をするのか、情報がダダ漏れだ。ハリウッド・スターはチャリティ以外、滅多なことじゃTVに出なかったのに、いまの時代は自作の宣伝のために愛想を振り撒く始末。そんな俳優にスターの資格はない。(嘆息)本作品では、監督に愛された本物のスター女優を見ることが出来る。それだけでも、本作品を観る価値があるというものだ。ヒッチコック大先生のセンスとスキルを勉強するのも良いが、やっぱり映画は美人を観るものだよなぁ。(笑)オススメ!(個人的には、スザンヌ・プレシェットに叱られたいけどね)
2018.11.29
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1334 アトランティス/失われた帝国※オモテ面【スタッフ】----【キャスト】[オリジナル(英語)]・マイケル・J.フォックス・ジェームズ・ガーナー・レナード・ニモイ 他[日本語吹き替え]・長野 博(V6)・木村佳乃・内藤剛志・吉田美和(DREAMS COME TRUE)・柴田理恵・高島礼子・平幹二朗 他※ウラ面【仕 様】・型 番 VWDG4582・製作年度 ----・製 作 国 アメリカ・原 題 ATLANTIS THE LOST EMPIRE・発 売 元 ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・吹替版制作 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 約95分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、CC、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル専用・映像特典 1.未公開シーン「オープニング (バイキング・バージョン)」 2.メイキング・オブ・ 『アトランティス』 3.CGメカニック・デザイン 4.アニメーション制作過程 5.ミュージック・クリップ オリジナル主題歌“crystal vine” DREAMS COME TRUE 6.ボイスキャスト(日本語版) インタビュー※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----本作品のキャラクタ(登場人物)は、ジャケットのウラ面に小さく出て来るだけ。ほんとにちっちゃく出て来るだけ。(笑) これって「敢えてキャラクタをジャケットに登場させなかった」と言えないだろうか? 日本人向けのキャラクタではないし、むしろ嫌われるタイプだ。それならば、メカ好きの日本人に訴求できるように潜水艦を登場させた方が良い、と判断されたような気がする。(考え過ぎ?)特に、本作品はディズニーアニメだ。子供向けに分類される。『プリキュア』や『ドラゴンボール』に熱中する子供たちには、ヘンテコなキャラにしか見えないに違いない。マーケティングに優れた力を持つディズニーだ、それくらいのことは考えてデザインするだろう。でも、この潜水艦、出番が少ないんだよねぇ。(笑)【感 想】「“失われた帝国”の復興」ディズニーの2Dアニメだが、作画にコンピュータを使用しているので、やたらと線がキレイで動きが滑らか。見事だとは思うが、個人的にはあまり好きじゃない。(苦笑)おそらく、3D-CGアニメへの転換期に当たる頃の作品だろう。『トイストーリー(95)』や『バグズライフ(98)』のピクサーが台頭し、時代は明らかに3D-CGアニメに傾いていた。そう考えると、なぜ本作品をフルCGの3Dアニメとして製作しなかったのか不思議でならない。――1914年、ワシントンD.C.。博物館に勤める言語学者のマイロは、幻の王国アトランティスに関する学説を発表しようと躍起になっていた。彼には必ずアトランティスを見つけ出す自信があった。けれど、その熱意ゆえに皆から疎まれていることに気づかず、今日も今日とて会議から外されてしまう。しかし、失意のマイロに手を差し伸べたのは、大富豪のウィットモアだった。彼は、マイロの祖父の親友だったと言う。そして、一冊の書物を手渡される。それは、アトランティス発見の手掛かりとなる“羊飼いの日誌”だった。然も、探検に出発する準備も整えられていた。斯くして、マイロはアトランティス発見への探検に旅立つことになる。……というお話し。お手軽イージーな冒険物語だった。(笑) カッコイイ潜水艦に大勢のクルー、物資も充分に揃えられていたら、誰だって二つ返事で「ウン!」と言うでしょ。臆病な私だって、断りませんよ。(笑)そんなワケで、物語はサクサクと進み、アッという間にアトランティスに辿り着いてしまう。然も、探検隊チームの中に私利私欲に走る奴らがいて、せっかくアトランティス人と友好的な出会いを果たしたのに、イイ人たちのマイロらは窮地に陥る。その上、未曽有の危機がアトランティスを襲い、気持ちを奮い立たせたマイロがヒーローになって行く。実に定番中の定番と謂える展開だ。アトランティスに残る決心をするマイロの姿を含め、ディズニー映画の『地球の頂上の島(74)』とよく似たストーリー展開だった。(冒険映画は、みんなこのパターンだとも謂える)ちまたでは、『天空の城ラピュタ(86)』に似ているとか、『ふしぎの海のナディア(90)』のパクリだとか、なかなか喧しい。でも、すべての芸術は模倣から始まると言われる通り、個人的には些末なことだと思う。(笑) どちらも、ジュール・ベルヌのSF冒険小説の古典『海底二万里(1870)』からインスパイアされたと公言しているわけだし、著作権なんて便宜的なものでしかないのだから、事実上の線引きは不可能だ。出来が悪ければ「パクリだ」と貶され、出来が良ければ「オマージュだ」と猫なで声を出す。大衆の愚かさは、風向き一つで 意見が 180度変わってしまうことだ。(溜息)要は、その作品が面白いかどうか。それに尽きると思う。(スティーブン・スピルバーグ監督の作品なんて、どれだけ過去の名作から引用していることか……)そんなことよりも、ディズニーアニメにおける本作品の位置付けの方が興味深い。『ダイナソー(00)』で3D-CGアニメに挑戦しているのに、なぜ本作品はハイブリッドなのか。実際、この年のオスカーは『シュレック』が長編アニメ映画賞を受賞している。ディズニーがフル3D-CGアニメをリリースするのは、『チキン・リトル(05)』からである。それまでの5年間は、いや『トイストーリー』が公開されてからの10年間は、劇場用アニメにおけるディズニー“帝国”は、その存在感を失っていたと言っていい。失われた帝国は、ディズニーアニメそのものだったのかも知れない。日本人には馴染まないキャラクターデザインだが、オーソドックスな冒険物語は、いつ観ても楽しい。無条件でオススメ!(笑)
2018.11.28
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1333 History of “TRAP GAME” by Movie & Picture※オモテ面【スタッフ】----※ウラ面【キャスト】----※リーフレット1※リーフレット2【仕 様】・型 番 ----・製作年度 2005年・製 作 国 日本・英 題 History of “TRAP GAME”・発 売 ----・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・吹替版制作 ----・日本公開 ----・リリース 2005.・収 録 ---- ・サ イ ズ ----・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 DVD、NTSC、予約特典・映像特典 ----※リーフレット3※リーフレット4【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----※リーフレット5※リーフレット6「ゲームのキャラクタが、このまま動いてくれたら迷わずプレイするのになぁ」と思えるくらい可愛らしいイラストが、ジャケットのオモテ面に使われている。(笑) 女の子が3人いるのは、3つのゲームの主人公なのだろう。(私はビデオゲームをしないので判らないが……) 予約特典として配布されたモノにしては、なかなかの力作だと思う。ウラ面は、おそらくビデオゲーム『影牢2/Dark illusion』のイメージ・イラストだろう。本作品には、全32ページのリーフレットが付属している。これもまた、充実した内容で、設定から相関図、トラップゲームの歴史まで掲載されている。うん、なかなか良いパッケージだ。※リーフレット7※リーフレット8【感 想】「いまに感謝する」テクモがリリースしたプレイステーション2用のビデオゲーム『影牢2/Dark illusion』の予約特典DVDで、非売品となっている。私自身はビデオゲームをしないので分からないが、どうやらナビゲートディスクのような意味合いらしい。と言うのも、本ディスクではシリーズの過去作品『刻命館』と『蒼魔灯』、『影牢/刻命館 真章』の紹介をしているからである。いずれもマルチエンディングのシステムを採用しており、それらを全て見ることが出来る。ゲームが苦手で「エンディングまで辿り着けない」という方には有難いのではなかろうか。(笑)『刻命館』プレイステーション用に1996年にCD―ROMでリリース。グラフィックはカクカクしている上に未成熟な感じの出来映え。いまから20年以上昔の作品なので、隔世の感がある。『蒼魔灯』やはり、プレイステーション用にCD―ROMで1999年にリリースされた。本作品中のナレーションで『刻命館』の前日譚と紹介されていた。若干クオリティが上がった気がしないでもないが、ハード面の進化ではなくて、作り込みに時間を掛けた印象だ。『影牢/刻命館 真章』こちらも、プレイステーション用にCD―ROMでリリース。情報量の制限からか、画像の精細さは変わらないが、更に作り込みに力が入っている。イメージは悪くない。『影牢2/Dark illusion』プレイステーション2用にDVDで2005年にリリース。画像のクオリティが格段に上がっている。なるほど、これならプレイステーション2が爆発的に売れた理由がよく分かる。これらは『刻命館』シリーズとか、トラップシリーズとか呼ばれているらしい。主人公(プレイヤー)が武器を持たず、さまざまなトラップで敵をやっつける独自のゲーム形式から《トラップ》ということなのだろう。本作品を見ると、ハード面の進歩が如実に分かる。(本ディスクが作品と呼べるのかどうか不明だが……)いまは、ブルーレイで更にキレイな画像でビデオゲームを楽しむことが出来る。それはそれは素晴らしいことだろう。でも、時折り過去を振り返って時代の進歩を感じることも、今の時代に感謝する意味でも必要なことかも知れない。あくまでも特典なのでオススメするわけにはいかないが、なかなか興味深い1本だった。(笑) ※ピクチャディスク
2018.11.27
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1332 スプリガン※オモテ面【スタッフ】・総監修・構成 大友克洋・原 作 たかしげ宙・皆川亮二 (小学館 少年サンデーコミックス)・監 督 川崎博嗣・脚 本 川崎博嗣 伊藤康隆・音 楽 配島邦明・主 題 歌 Saju(日本コロムビア)・キャラクターデザイン・作画監督 江口寿志・設 定 末武康光・演 出 須藤典彦・美術監督 小関睦夫・色彩設計 秋山久美・撮影監督 白井久男・CGI監督 斉藤亜規子・音響監督 鶴岡陽太・編 集 瀬山武司・アニメーション制作 STUDIO 4℃・製 作 小学館・バンダイビジュアル・ TBS・東宝/STUDIO 4℃※ウラ面【キャスト】・御神苗優 :森久保祥太郎・マクドガル :相ヶ瀬龍史・メイゼル博士:城山 堅・ジャン・ジャックモンド:子安武人・マーガレット:玉川紗己子・ファットマン:高野拳磁・リトルボーイ:鈴木勝美・山本 :有本欽隆・スチュワーデス:木村郁美(TBS)・ナレーション:矢島正明※ドルビーデジタルサウンドの楽しみかた【仕 様】・型 番 BCBA-0134・製作年度 1998年・製 作 国 日本・原 題 SPRIGGAN・発 売 バンダイビジュアル株式会社・販 売 元 バンダイビジュアル株式会社・提 供 ----・価 格 7,800円(税抜)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・吹替版制作 ----・日本公開 1998年劇場公開作品・リリース 1998.・収 録 90分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語音声 (5.1チャンネル) 2.日本語音声 (ドルビーサラウンド)・字 幕 ----・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 セル専用・映像特典 1.劇場特報 2.劇場予告 3.TVCM※チラシ【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :「ノアの方舟」は実在した――。 超古代文明の封印が解かれる時、 地球の存亡を賭けた 今世紀最後の聖戦が始まる。※リーフレット1アーマード・マッスル・スーツを身に着けた御神苗優が、右手にハンドガン、左手にオリハルコン(?)を持った姿が描かれたイラストが、ジャケットのオモテ面に使われている。描いたのは、大友克洋氏。このイラストだけで充分だ、ということだろう。いい判断だ。(笑)ウラ面も、コピーとクレジット、チャプターリスト、スペックだけのシンプルなもの。アクション映画なわりには、アートな感じの仕上がりだ。ちなみに、サントラ盤のジャケットは、本編からの画像を多用している。この辺りの違いが、なかなか面白い。※リーフレット2※リーフレット3【感 想】「時代の流れに埋もれてしまった劇場アニメだがわりと面白い」週刊少年サンデーに連載されていた皆川亮二氏の漫画『スプリガン』の中から「ノアの方舟編」を長編アニメ化。総監修に大友克洋氏を迎え、ささやかな話題を呼んだ。(笑) けれど、劇場公開のスクリーン数は少なく、上映期間も短かったと記憶している。製作費は回収出来なかったのではなかろうか。――地球には、現代のテクノロジーを凌駕する古代文明の遺跡や遺物(オーパーツ)が数多く眠っている。それらは常に、強大な力を求める組織や権利者らによって狙われていた。アーカム財団は、悪しき者の手から遺物を護るために《アーカム》を組織、その工作員は《スプリガン》と呼ばれた。彼らは、高度な戦闘装備を身にまとい、遺物を狙う者たちから畏れられていた。……というのが物語世界。オーパーツという魅力的なアイテムは、『レイダース/失われた聖柩(81)』を持ち出すまでもなく、冒険モノではなくてはならない必需品である。だから、本作品はサスペンスやスリラーではなく、ストレートな冒険活劇である。ポリティカル・フィクションやスリラーといったアプローチも出来たはずだが、クライマックスのスペクタクル・シーンも含め、実に単純な描き方をしている。それ故、物足りなさも残るが、個人的には好ましく思っている。(笑)――トルコのアララト山で、旧約聖書に登場するノアの方舟が発見される。それが、どんな目的で建造され、どんな力を持っているのか皆目見当もつかなかったが、《アーカム》は方舟を封印しようと、工作員の御神苗優らを派遣する。けれど、方舟を奪取しようとする米軍の独立部隊に、アーカムの発掘現場の研究施設が襲撃されてしまう。……というお話し。作画はまずまずの出来映え。いまいちハジケ切れていないのが残念だが、冒頭のシークエンスから充実したアクションを見せてくれる。監督は、川崎博嗣氏。『AKIRA/アキラ』の作画に携わり、大友克洋氏とは浅からぬ繋がりがあるので、企画段階では欠点のない人選に思えたことだろう。けれど、1本の作品で監督として采配をふるうタイプの方ではなかったようだ。それぞれの場面は、よく出来ていると思う。(いくつか「何コレ?」と思う場面もあるにはあるが…… ) けれど、それだけでは、ストーリーを観客に伝えて感動に導くことは出来ない。名選手が名監督とは限らないのだ。音楽は、かなり尖った楽曲を使っていて、なかなか面白い。公開当時は『アキラ』を連想させて、マイナスに思えたが、これだけ時間が経過すると、純粋に単品として再評価できる。主題歌に“北京の歌姫”と呼ばれたサージュを起用。配島邦明氏のスコアも、いい感じに仕上がっている。中東が舞台なのに、「どうしてコレなんだ?」と思わないでもないが、サントラ盤を通しで聴いてみると、それぞれの場面が思い浮かぶ。意外と映像とシンクロさせた繊細なスコアなのかも知れない。(苦笑)何となく、時代の流れに埋もれてしまった感じを受ける作品だが、随所にこだわりがみられるだけに、このまま時代の流れに埋もれさせるには惜しい1本である。オススメ! ※ピクチャディスク※サントラ盤ジャケット
2018.11.26
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1331 ザ・スクリブラー※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョン・スーツ・原作・脚本 ダン・シェイファー【キャスト】・ケイティ・キャシディ・ジーナ・ガーション・サーシャ・グレイ・アシュリン・イェニー・ギャレット・ディラハント※ウラ面【仕 様】・型 番 KWX-1771・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE SCRIBBLER・発 売 クロックワークス・販 売 元 クロックワークス・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 町野健二・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・吹替版制作 ----・日本公開 ----・リリース 2015.12.02.・収 録 本編 89分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 1.オリジナル (英語) ドルビーデジタル 5.1chサラウンド・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 R-15、レンタル専用・映像特典 1.オリジナル予告編 2.日本版予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:超人《スーパーヒロイン》覚醒!・ウラ面 :SF×ダーク・ヒロイン× サイコ・スリラー= ハイブリッド・エンタテインメント誕生! 今、内なる“善”と“悪”の 壮絶な戦いが始まる! 詐病男 多重人格 セックス依存症 衣服恐怖症 自傷癖 心理分析官 攻撃性人格 熱血刑事 ヤブ医者パープルを基調としたイラストは、どこか『ウォッチメン』を想起させる。でも、なかなか良い雰囲気だ。残念なのは、中央の女性が、ケイティ・キャシディと似てないことかなぁ。(苦笑)ウラ面は、本編をサポートするように登場人物の顔写真と一言コメントが付いている。確かに本編はゴチャっとしているので、こういうのがあると頭の中が整理されて助かる。(笑)そう考えると、お客さまに優しいジャケットと言えるかも知れない。うん、日本らしい。(笑)【感 想】「追悼 スタン・リー」平成30年11月12日、アメコミのブームを牽引して来たクリエイター、スタン・リーが亡くなった。享年95歳だった。彼の名前が一般に広く知られるようになったのは、映画の『スパイダーマン』シリーズのヒットからではなかろうか。尤も、そのブームで、日本でアメコミが爆発的に売れたという話は聞かない。映画だけのブームなのかも知れない。いかにも、何事も受け身の日本人らしい。(笑)昔のことだが、銀座にある洋書店によく通っていた。絵本やグリーティングカードを買っていたのだが、2Fにあるアメコミを見るのも楽しかった。あまり買わなかったが、抜群のデッサン力で描かれた表紙を見るだけでも、目の保養になった。(日本の漫画にはない“力”が魅力的だった)――多重人格を患うスキは、精神病院の独房に隔離されていたが、多重人格焼滅実験を受けることで、社会復帰の道を選び始める。やがて、社会不適合者ばかりが暮らす《ジュニパー・タワー》で暮らすことになったスキだったが、彼女が引っ越しして来た日から住民の飛び降り自殺が起き始める。誰かに殺されたのか、それとも自分の中の別な人格《スクリブラー》の仕業なのか? 自室で人格焼滅装置を使う度に誰かが死んでいる。スキは、スクリブラーを消すために装置を使おうとするが、何かがおかしかった。……というお話し。基本的には、スリラー映画である。スーパーヒロインは出て来ない。厳密には、それも違うのだが、ネタバレ覚悟で言わせて貰えば、スーパーヒロイン誕生物語である。(笑)作品の雰囲気としては、何となく『ウォッチメン』や『エンジェル・ウォーズ』を思わせる。共通しているのは、ちょっとアブナイ感じってトコ。おそらく原作のテイストが似ているのだろう。原作はイメージ・コミックスからリリースされたグラフィックノベル。原作者のダン・シェイファーが脚本を書いていることからも、それがうかがえる。主人公のスキ役を演じるのは、ケイティ・キャシディ。個人的には大ファンである。TVシリーズ『スーパーナチュラル』のメグ役がツボだった。(でも、本作品の鼻や下唇にピアスした姿は、ちょっとザンネン)彼女は、TVシリーズ『ARROW/アロー』で、ヒロインのローレルを演じている。思えば、『アロー』もDCコミックスの『グリーン・アロー』が原作だった。アメコミに縁があるのかも知れない。幾つものメタファーを盛り込んだ本作品は、メリハリのない演出のせいか、全般的に消化不良になっていることは否めない。ガチャガチャした感じだ。このボリュームなら全3回のミニシリーズとして製作しても良かったような気がする。出来れば、ケイティ・キャシディの続投で続編を撮って欲しいと心から思う。スクリブラーが何者なのか、精神科医のシンクレアは何をしようとしていたのか、基本的なところをスッキリさせて欲しかった。万人に薦められる作品ではないが、マニアックな方にだけオススメ!(笑)
2018.11.25
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1330 パシフィック・トレジャー/大日本帝国の黄金伝説を追え!※オモテ面【スタッフ】・監 督 フィリップ・メイシージェヴィッツ・脚 本 ジェフ・ソレーマ【キャスト】・オマール・ハンセン・スザンヌ・サムナー・フェリー・ジョナサン・ローゼンタール・マーティン・サンタンダー・アニタ・マリー・カラン『プリティ・プリンセス』・アレックス・スターマン※ウラ面【仕 様】・型 番 CFTD-448・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 TREASURE HUNTERS・発 売 元 彩プロ・販 売 元 シネマファスト・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 有限会社ジェイ・ゴードン・インター ナショナル・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 松本沙季・吹替版制作 メディアゲート・日本公開 ----・リリース 2014.04.06.・収 録 本編 75分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル (英語) 2.0chドルビー・ステレオ 2.日本語吹替 2.0chドルビー・ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 オリジナル予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:封印されし秘宝をめぐる、 壮大なゲームが幕を開ける!・ウラ面 :東條英機が遺した財宝をめぐって、 壮大なスケールで展開する灼熱の争奪戦! かつてのWW2激戦地は、 欲深きスペシャリストたちの 決戦の場と化した!本編とは不釣り合いなほどに“壮大な”うたい文句が並ぶ。(笑)「封印されし秘宝」? 野っ原に埋められていただけじゃん。「壮大なゲーム」? どこが? 意味不明。「東條英機が遺した」? 本編に、そんな説明はなかったぞ。「壮大なスケールで展開」? “壮大”って言葉が好きなんだな。「欲深きスペシャリスト」? みんなシロートだったゾ。「決戦の地と化した」? 何の決戦だよ。まったく、誰が考えたんだ? 本編を観てないだろ? 観ていたら、こんなコピー、恥ずかしくて書けないぞ。(笑)【感 想】「情操教育の大切さ」邦題とジャケットのイラストから、誰もが冒険活劇だと思ったはずだ。(苦笑)でも、本作品は退屈な会話劇。横一列に並んでダラダラお喋りする場面が度々出て来る。然も、手に汗握るアクション・シーンもなければ、血沸き肉躍る格闘シーンもない。遺跡や神秘的な洞窟、見渡す限り続く広大なジャングル、大きな滝も出て来ない。虫の大群や猛獣、蛇に襲われもしない。原住民に槍や吹き矢で追い回されることもない。こんなんで、何が面白いんだ?(溜息)――第2次世界大戦末期、大日本帝国軍はフィリピンのコレヒドール島に財宝を隠したと言われている。その財宝を探し続けて亡くなった父の遺志を継いだ姉妹のライリーとビビ。島の資産家によって集められたトレジャーハンターたち。財宝を横取りしようと虎視眈々と彼らの行動を監視する無法者のカップル。発掘作業の許可を出す傍ら、財宝にも目をつけている悪徳政治家。そして、財宝の在りかを知っている老女。それぞれの思惑が交差する時、事態は思わぬ方向へと転がり始める。……というお話し。(たぶん…)誰が主人公なのかハッキリしない。たぶん、姉妹がそうなのだろうけど、正直なところ魅力が乏しい上にキャラの描き分けが出来ていない。辛うじて、無法者のカップルが目立つ程度で、あとは誰が誰やらサッパリだ。だいたい役名すらハッキリしない。(苦笑)監督さんは、登場人物が横に並んでおしゃべりする構図が好きらしく、頻繁に出て来る。森田芳光監督の『家族ゲーム』を思い出させる。コミュニケーション不全の表現だが、それを、この素材でやられてもねぇ。然も、何でもない場面で妙に軽快な音楽が使われていたり、そうかと思うと場違いな音楽がシーンの途中でブチッと切れたり、それはそれはセンスのなさが光っていた。(笑) シロートだってもっとマシだぞ。思うにこれは教養のなさに起因していると思う。監督さんも脚本家も満足な情操教育を受けて来なかったんじゃないかなぁ。映画を観て、演劇を楽しみ、音楽に親しむ。本を読んで、絵画を愛でて、台所に花を飾り、珈琲や紅茶を嗜む。潤いのある日常生活が、豊かな感性を育むのだ。幼い頃からホンモノに親しんでいないと確かな目は養われない。スタッフもキャストも知らない方ばかり。特に記すべきこともない。誰が観ても退屈な作品であることは確かだし、こんな作品を観ているとバカになってしまうから、発売会社が責任を持ってリコールすべきでしょ。(どこからもクレームは出ないと思う)残らず送り返しましょ!(笑)
2018.11.24
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1329 ファイアー・クエイク/火炎大地震※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェフ・ブラウン 「S.W.A.T. ユニット877」・製 作 カーク・ショウ デヴィ・シン フィリップ・ロス・脚 本 デニック・撮 影 イヴォ・ペイチェフ・音 楽 ルック・セント・ピエール【キャスト】・アレクサンドラ・ポール・ゾーイ・バーカー・ナイジェル・バーバー 「ミッション・インポッシブル:ローグネイション」・ジェームス・ウェーバー・ブラウン・クリスティ・ミッチェル・ルーク・カズンス※ウラ面【仕 様】・型 番 PWAD-4170・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・カナダ・原 題 FIREQUAKE・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 88分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 予告編収録※ディスク【ジャケット】・オモテ面:地球炎上・ウラ面 :大地震パニック+ 大火災パニック!! 「カリフォルニア・ダウン」に続く ディザスター・パニック巨編!!「さすがプライムウェーブ!」と言いたくなる素晴らしいジャケットだと思う。(笑) 地殻プレートから亀裂に添って湧き上った火炎が、都市を焼いているイラストが、なかなかアカデミックな仕上がり。もちろん、“地球炎上”なんて宣伝コピーはJAROに訴えられそうなほどの誇大広告である。ウラ面に、ちょっと手抜き感があるのは、残念。それだけ見映えのいいシーンがなかったってことかなぁ。でも、その分、煽り文句に力が入っているけどね。(笑)総じて、B級デザスターTVMを長年手掛けて来たプライムウェーブらしい仕上がりのジャケットだ。【感 想】「ヒドイ邦題」カナダお得意のお手軽デザスターTVM開発されたクリーン・エネルギーのシステムが暴走して大災害をもたらす。カナダのTVMでは定番中の定番だ。見飽きた感じすらするが、本作品はわりとしっかりと撮られていて、思わず集中して観てしまった。(私も懲りないねぇ)――プレート上にある可燃性物質《ヘリオス》を採取してクリーンなエネルギーを得ようとする計画が、チェコの廃炭鉱を利用して進められていた。けれど、実用実験を焦るあまりに計画は思わぬ事態を引き起こしてしまう。ヘリオスが炭鉱跡に流れ込んで大爆発。地上には巨大な火柱が立ち上り、大地震が家屋を倒壊させてしまう。然も、地下火災は首都プラハに向かって進んで行く。計画を監修していた科学者のイヴ・カーターは、この地下火災を止めるべく、或る対策を思い付く。……というお話し。タテ軸は、地下火災と地震のスペクタクル。これを止めようとするイヴの行動が描かれる。ヨコ軸は、疎遠になっていた娘との軋轢と和解。そして、無謀な実験を強行したCEOのデクランの“口封じ”の殺人行脚である。笑ってしまうくらいの幼稚なストーリーなのだが、監督さんは妙にマジメな方で、丹念にカットを重ねて行くさまには感心してしまった。ただ、ハリウッド大作ではないので、後半になると途端にカットが足りなくなる。予算の都合から仕方ないとは思っているのだが、もう少し何とかして欲しかった。監督は、ジェフ・ブラウン。幾つか監督作品があるが、いずれも日本未公開。もともと撮影スタッフとして業界入りされた方らしい。イヴ・カーター役を演じるのは『エアポート02(01)』アレクサンドラ・ポール。最近はあまり見掛けないが、80~90年代に活躍した女優さん。ジョン・カーペンター監督の『クリスティーン(83)』やジョー・ダンテ監督『ピラニア(78)』のリメイク作品『ザ・ピラニア/殺戮生命体(95)』等に出演していた。娘のニッキー役には、ゾーイ・バーカー。ちょっと地味な顔立ちだが、生活環境に不満を持つティーンエイジャー役がピッタリとハマっていた。でも、いまのところ、ヒット作には恵まれていない。CEOのデクラン役には、ナイジェル・バーバー。『アナコンダ vs.殺人クロコダイル(15)』に市長役で出演されていた。幾つもの大作に端役で出演しているところから察すると、使い勝手のよい役者さんなのかも知れない。(笑)炭鉱跡から脱出をはかる研究所の職員たちの姿も描かれ、ムリヤリ実験をさせたデクランが口封じに関係者を殺して回り、いつの間にTVの取材を受けたのか、イヴに全ての責任を負わせようとする。ニッキーは糖尿病という設定でインスリンを探し回るなど、盛りだくさんの内容になっているが、どれも活かされていない。広げ過ぎだな。TVのミニシリーズが作れるくらいのボリュームだろう。ちょっとザンネン。(苦笑)金曜日の夜に、たらたらと過ごしたい時にはオススメ!でも、平日や休日に観ると腹が立つような気がするので、オススメ致しません!(苦笑)
2018.11.23
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1328 CUBE IQ HAZARD/キューブ・アイキュー・ハザード※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ベンジャミン・クーパー【キャスト】・ウォーレン・G.ホール・キャサリン・バーロウ・モンティ・ウォール・スコット・ベントリー※ウラ面【仕 様】・型 番 PCBE-70532・製作年度 ----・製 作 国 ----・原 題 OMEGA DIARY・発 売 元 彩プロ・販 売 元 ポニーキャニオン・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2003.06.18.・収 録 本編95分・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.オリジナル (英語) 2.0ch ドルビーデジタル 2.日本語吹替 2.0ch ドルビーデジタル・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、 レンタル専用・映像特典 ----※チャプターリスト【ジャケット】・オモテ面:殺人立方体――ゲームは終わらない・ウラ面 :精神と肉体をさいなむ死のゲームが セットされた!! 密室の謎を解き、 最後に扉を開けるのは誰なのか? シンプルかつシャープな 空間スリラーの衝撃再びジャケットのオモテ面は、核戦争を象徴するキノコ雲に立方体と割れたガラスのイメージがコラージュされている。かすかに、下地に使われた扉の画像が見える。本作品のイメージを伝えることには成功しているとは思うが、登場人物の画像が1枚もないのは失敗だと思う。やっぱり、映画は、キャストが伝えるイメージが大半を占める。それがないのは、間違いだ。(溜息)ウラ面もまた、同じ。本編の画像も使われているが、ただの素材=テクスチャとしか扱われていない。アイデンティティの喪失だな。本編がシリアスなスリラーなのに、『CUBE/キューブ』を模して売り出そうとする企業の間違った広告方針の犠牲になってしまったようだ。残念!※ピクチャディスク【感 想】「ヒドイ邦題」ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『CUBE(97)』とは縁もゆかりもない作品。勿論、『IQ』も『ハザード』も意味不明。「こんな邦題を付けたヤツは、箱に入れて海に沈めてしまえ!」と思ったのは、私だけではあるまい。(え? 私だけ?)ヒット作にあやかって似たようなタイトルを付けるなら、まだ可愛い。(『オマター』とか『エロム街の悪夢』とか……)でも、“間違ってレンタルさせる”“間違って買わせる”ことを目的としたら、これは犯罪だ。幼気ないB級ホラー映画ファンから小遣い銭を巻き上げるなんて不届き千万、市中引き回しの上、打ち首獄門の刑に処すべきだ。さて、本作品は、シリアスな密室スリラー。1999年の作品だが、マスタが古かったのか、製作年度以上に昔の作品に見える。4:3の画面サイズのせいかも知れない。或いは、70年代みたいなソフトフォーカスのせいかも知れない。特にラストシーンは、そんな感じだ。でも、それが本作品で最も魅力的な部分だろう。(でも、このオチは嫌いだ)――ラジオから聞こえて来たアメリカが核攻撃を受けているというニュースに、知り合ったばかりの男女6人が、シェルターに避難する。しかし、情報が途絶し、狭い地下室で限られた食糧と水しかない環境下で、みんなはギリギリの生活を送ることになる。……というお話し。ジャケットのウラ面に記載されたイントロダクション(宣伝コピーか?)が、これまたヒドくて、詐欺のレベル。販売会社は頭を使って、言葉を捻り出したのだろうけど、そんな手間暇をかけるくらいなら、素直に本編内容を紹介するべきだった。“突如、息詰まる立方体空間に”――“突如”じゃなくて、自分たちでシェルターに避難したの! それに、立方体空間じゃないし!“閉じこめられた男5人と女1人。”――自分から閉じこもったの! 第一、扉は簡単に開けられると思うぞ。“迫り来る見えない恐怖におびえながら、”――どこからも“恐怖”は迫って来ないよ。恐怖はいつでも自分の心の中!“死よりも過酷な、命を賭けたゲームがスタートした!”――“死よりも過酷なゲームに命を賭ける”って形容矛盾じゃない? それに、だいたいゲームじゃないだろ!“閉塞状態で徐々に追いつめられていく精神。”――まぁ、この一文は正しいかな。(笑)“肉体をもさいなむ極限の駆け引き。”――駆け引き? そんなのなかったぞ。(これを書いたヤツは言葉の意味が解っていないんじゃないか?)“終わりなく続く選択……ひとつ誤れば、そこには死あるのみ。”――選択問題なんかなかったじゃないか。それに“終わりなく”って、どういう意味?“いったい誰を信じ、誰を疑うべきなのか?”――何を疑うの? 意味不明。仕掛け人のことを言っているなら、一番大人しいヤツって相場は決まっているだろ。頭悪いなぁ。“疑心暗鬼の果てに人格は砂山のように崩壊していく。”――おお、“疑心暗鬼”って書けたんだぁ。“いっかくせんきん”って書ける?“果たして脱出口はあるのか?”――みなさ~ん、入って来た扉が出口ですよ。“彼らは未来へのカギを手にし、”――扉はハンドル式。カギなんてないよ。“重く閉ざされた扉を開くことができるのか?”――確かに重そうだけど、開けられると思うぞ。『10クローバーフィールド・レーン』とよく似た展開だったが、J.J.エイブラムスがパクったのか?邦題やイントロダクションに惑わされず、昔の小品が好きな方にだけオススメ!
2018.11.22
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1327 パラノーマル・エンティティ※オモテ面【スタッフ】・監 督 シェーン・ヴァン・ダイク・撮 影 アキス・コンスタンタコポウロス・編 集 ビル・パーカー・製 作 デヴィッド・マイケル・ラット・製作総指揮 デヴィッド・リマウィー【キャスト】・エリン・マリー・ホーガン・フィア・ペレラ・シェーン・ヴァン・ダイク※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBD-6310・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 PARANORMAL ENTITY・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 89分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語デカ字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:事件現場で1年後に発見された ビデオテープ。 真相を究明するため、遺族の意思で 初めて世間に公開される。 驚愕の内容は、 あなたの目で確かめてください。・ウラ面 :10月25日、トーマス・フィンリーは妹を レイプ・殺害した容疑で逮捕された。 彼は悪霊の仕業だと訴え、獄中で自殺。 この映像は、事件の1年後に 件の家の屋根裏で発見されたものである。 事件現場で1年後に発見された ビデオテープ。 真相を究明するため、遺族の意思で 初めて世間に公開される。 驚愕の内容は、あなたの 目で確かめてください。 想像を絶する内容のため、 当局により封印されていた映像が ついに解禁!!ファウンド・フッテージものの心霊ホラーらしいジャケットである。つまり、ビデオのモニター画面が、オモテ面にデカデカと使われ、黄色い三角形の警告マークが配置されている。そして、それらしい虚仮脅しの宣伝文句。実にオーソドックスなレイアウトだと思う。ウラ面は、POVらしい画像が端正に並べられている。幾つか、お○ぱいが見える画像が使われているので、男性客にターゲットを絞っていることは確かだろう。どれもこれも同じようなデザインだが、本作品のジャケットには、デザイナーの意図が見える。悪くない出来映えだ。【感 想】「超々低コスト映画のサンプル」舞台となる郊外の一軒家を 3日間賃貸するのに 3万円。俳優 4人のギャラが 4日間の拘束で24万円くらいか。スタッフはIMDBによれば10名。本作品に携わった期間を 1週間として総額は70万円くらい。器材は会社所有のものを使うし、ポストプロダクションも社内で行うから直接原価は約 100万円くらいだろう。 1ドル106.77円で換算すると 9,400ドル。本家『パラノーマル・アクティビティ』は製作費15,000ドルと宣伝されているから、62.7%。激安。さすがはアサイラム社だ。(笑)――深夜、救急の電話で駆けつけた隊員たちが見たのは、3つの死体と、死体の傍らに佇む男の姿だった。死体はその男の母親と妹、そして、超常現象を研究する学者だった。男は収監された刑務所で自殺し、事件は幕を下ろした。しかし、事件のあった家の屋根裏でビデオテープが見つかる。そこには、驚愕の事実が映されていた。……というお馴染みのテロップで始まる。(笑)どこかのヒット作と同じようにクレジットはない。モックバスターにしちゃ気合いが入っている。(苦笑)――父親を亡くしたフィンリー家は、或る事情があって新しい家に引っ越して来る。母親のエレン、長男のトーマス、妹のサマンサの 3人の生活が始まった。ところが、その家でも不気味な現象が頻発し、超常現象の学者の指示通りに部屋にカメラを設置して記録し始める。……というお話し。編集の仕方は本家に倣っているような気がする。わりと淀みがない。ただ、脚本の推敲が足りないのか、設定の面で穴だらけになっている。学者が最後にチョコっとしか出て来ないのは、「休暇旅行に出ていたから」というマヌケな理由。引っ越す前にサマンサは“夢魔”にレ○プされていたのに、異常現象は亡くなった父親の霊ではないかと思っていたり、辻褄が合わないところが散見できる。もしかしたら、ちゃんと観ると破綻していないのかも知れないが、二度も観るような作品ではない。(苦笑)最後に至るまで、ショック・シーンにグロテスクな映像は用いられていない。テーブルが動いたり、照明が点滅したり、壁の十字架が落ちたり……、まぁ、その程度。ほとんど、怯えた顔と叫び声、揺れる画面ばかり。それでもタメが効いて、深夜に観る分には十分コワイ。CGやVFXを使ってハデな映像はなくても最後まで引っ張ってみせたのは、リッパ。さすが、“モックバスターの雄”アサイラム社だ。(笑)本作品が、どれだけの収益を生み出したのかは知らないが、いい商売だったのではなかろうか。アサイラムの作品ごとの売上と原価、販売管理費などが分かると、とても良い勉強になるような気がする。オススメしたい作品ではないが、映画を収益事業として考えている方には、ひとつのサンプルとして観る価値はあるかも知れない。(笑)※ちなみに、中学生の頃、上履きを放り投げて教室の天井に足跡をつけるイタズラをしたことがある。うまく投げないと靴底が天井に当たらない。何度もやったなぁ。(笑)
2018.11.21
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1326 パラノーマル・インシディアス※オモテ面【スタッフ】・死亡または行方不明により匿名。【キャスト】・死亡または行方不明により匿名。※ウラ面【仕 様】・型 番 LBXC-114・製作年度 ----・製 作 国 ----・原 題 ----・発 売 元 ジャスティ・販 売 元 ファインディスクコーポレーション・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 91分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 セル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:1818年 テネシー州ロバートソン郡に住む ベル一族が遭遇した超常現象 2011年 呪われた土地に引っ越してきた ソーヤー家に襲いかかった極限の恐怖 家族の遺体と共に発見されながら 封印されてきた 禁断の心霊現象映像ついに解禁・ウラ面 :アメリカ史上最も有名な心霊現象 “ベル・ウィッチの呪い”は実在した 人間が決して触れてはならない世界 これはその衝撃の記録映像である『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのヒット以来、POVの心霊系ホラー映画は、ほぼ間違いなく、このテイストである。(黄色い三角形の警告文も同じだな)まぁ、悪くはないが、少々飽きて来た。そろそろ違うテイストのジャケットを見せて欲しいものだ。(笑)ウラ面は、ファウンド・フッテージの形式なので、クレジットが表記されていない。大袈裟な宣伝コピーとストーリー、そしてスペックだけ。ほぼ、本編からの取り込み画像で構成されている。(映像のチョイスとレイアウトは悪くない)アサイラムの作品としては、本編も含めて、頑張った方ではなかろうか。(笑)【感 想】「ベルの魔女伝説」《ベルの魔女伝説》をベースにしたPOV形式のオカルト・ホラー。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト(99)』と『パラノーマル・アクティビティ(07)』が合体した感じ。登場人物が、揃いも揃って学習能力がないところは『BWP』を思い出させるし、笑ってしまうような心霊現象の描写は『PA』未満のレベルだ。(笑)ただ、日本ではあまり知られていない《ベルの魔女伝説》をモチーフにしている点では興味深いものがある。1817年、アメリカ合衆国テネシー州ロバートソン。農場を営むベル家の邸が、ポルターガイスト現象に襲われる。12歳の娘が悪霊に取り憑かれてしまったのだ。何年にも及ぶ家族の闘いは父親ジョンの死で終息する。その土地は先住民族の墓地だったと言われ、その昔、農場に住んでいた女性が魔女の疑いをかけられ、火あぶりにされた場所だった。その女性は、農場内の洞窟で儀式を行っていたと言われている。この事件は、悪霊が人を殺した唯一の事例として、心霊マニアの間では有名らしい。日本語の幾つかのサイトでもベストテンにランクインされている。父親の死亡事件は、裁判で、悪霊に取り憑かれたと言われる娘の犯行とされた。思うに、トビー・フーパー監督『ポルターガイスト(82)』も、この事件をベースにしているような気がする。『BWP』シリーズにも、かなりの類似が見られる。映画製作者たちは、企画の段階で伝奇や伝説などに目を光らせてリサーチをしているんだろうなぁ。(笑)制作したのは、“モックバスターの雄”アサイラム。さすが目のつけどころが違う。(苦笑)それに、グズグズの脚本もまたアサイラムらしい。何しろ、主人公たちは、定点観測用のカメラを設置しながら、それを確認すらしないで、毎晩のように右往左往。やたらと警察の厄介になっているのに、警官もボンヤリしていて何も解決しようとしない。娘や息子の友達が失踪したり、死んだりしているのに、いつもと変わらない日常が送られる。その異様さが意図されたものかどうか不明だが、最初から最後まで或る種の不気味が支配する作品だった。モキュメンタリーの体裁を取っているので、クレジットは表示されない。メガホンを取ったのは、グレン・ミラー監督。多数のアサイラムの作品にスタッフとして参加し、本作品後の『ZOOMBIE/ズーンビ(16)』が当たり、『シャークネード』シリーズの新作の監督に抜擢されている。(有名なバンドリーダーと同姓同名だが、関係は不明)なお、出演している女優さんが割りと魅力的だったことは、付記しておきたい。本作品で特筆すべき点があるとすれば、ここだけだな)《ベルの魔女伝説》に興味のある方にだけ、ピンポイントでオススメ!(特に興味がない方は、ご遠慮下さい。呆れかえります)
2018.11.20
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1325 プロジェクト・ゼロ※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ジョナサン・A.ライト・編 集 ロン・ウィズマン Jr.・製 作 ルイーズ・マッキントッシュ ポール・フランクリン ジョナサン・A.ライト【キャスト】・ミーガン・ハッチングス・ケヴィン・ウォーカー・マイク・ウェブスター・シャミール・アンダーソン・タラ・ジョーシ・メカ・ガネイ※ウラ面【仕 様】・型 番 LDRD-00111・製作年度 2010年・製 作 国 カナダ・原 題 PSYCOTICA・発 売 元 株式会社トランスワールドアソシエイツ 株式会社エルディ・販 売 元 株式会社エルディ・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 approx.80分・サ イ ズ 16: 9 LB スクイーズ・音 声 1.オリジナル (英語) 2.0chステレオ・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、 セル専用・映像特典 オリジナル予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:恐怖の粛清 該当者、殲滅(ZERO:ゼロ)計画・ウラ面 :自身への破壊衝動か、他人への殺戮衝動か… どちらが目覚めるかは分からない! 極秘に進められた麻薬中毒者:一掃計画 酷薄なプロジェクトが誘発した 悪魔の惨劇が幕を開ける! とめどない殺意と、生存への執念が 激しく衝突する! 凶悪なサイコ・キラーへと変貌した者との 生死をかけた極限バトル!まるで極秘の実験施設を舞台にしたサイコ・ホラー映画のようなジャケットのイラストだが、本編で舞台になっているのは郊外の古びた屋敷である。(苦笑) よくもまぁ、こんなイラストが描けたものだと感心してしまう。もしかしたら、本編を観ていないんじゃないか?ウラには、本編からの取り込み画像も用いられているが、どれも背景が黒くつぶれている。違和感がないような画像をチョイスしたんだろうなぁ。涙ぐましい努力だ。ま、どうでもよい作品だし、ジャケットがどうであろうと、かまわないかなぁ。(ずいぶんなげやりだな……)【感 想】「青少年への教育」「麻薬中毒の若者がどうなろうと、カンケーないなぁ」というのが、本音。(苦笑)どのみち社会の役には立たない連中だろうし、どんな殺され方をしても「自業自得じゃん」としか思えない。――男女6人の若者が、友人の凄惨な自殺を目撃して、麻薬(ヘロイン)を止める決意するところから物語は始まる。彼らは、最後に一発キメようと空き家になっている屋敷にやって来た。勿論、皆で有り金はたいて買ったヤクを持参している。楽しい一夜になるはずだった。けれど、オマケで貰った新しいヤクの《ベビーブルー》は、麻薬中毒者に自殺願望を抱かせる効用があり、得体の知れない組織が、科学者に命じて開発されたものだった。これが出回れば麻薬中毒の連中を一掃できる。しかし、ベビーブルーには、別な副作用があった。……というお話し。麻薬でラリっている時に、目の前で友人が自分の首をかき切ったからって、素に戻るのか? 私は麻薬をやったことがないので分からないが、善悪や危険と安全の区別なんか出来ないんじゃないの? 友人が自殺した時に、みんな普通のリアクションをしたので、何だか白けてしまった。(苦笑)屋敷に移ってからも、ラリっている最中に「物音がした」からって素に戻っている。物騒なことを言えば、痛みや苦しみから逃れるために麻薬に手を出すと聞いている。なのに、物音や目の前のことに覚めていたら、逃避なんて出来ないんじゃないの? どうもこの辺りのことが釈然としない。(溜息)ベビーブルーを注射した男が凶暴化して、屋敷の中で仲間を襲い始めるのが、後半である。グロいシーンは頑張っていたと思う。主人公の女性が泣き叫びながら、汚れながら、配水管や通気孔を逃げ回るところも良かった。B級ホラー映画に必要なことが何なのか、よく解っている。(笑)ただ、スキル不足のところが多々あり、予算不足から血飛沫をコンピュータで描いたりしてザンネンな仕上がりになっていることも指摘できる。色味を抑えた映像の加工も安っぽい。良い点も悪い点もあるが、殺人鬼に追い回される不条理を描いたホラー映画としては、『ハロウィン』などの系譜に連なる作品だとは思う。けれど、麻薬中毒の若者が殺人鬼に襲われたところで、何の感情移入も出来ない。むしろ、「コイツらが生き残るのは、青少年の教育上よろしくない。ミナゴロシにしてしまえ!」と思ってしまった。(笑)日本では、この設定では受け入れられないだろうなぁ。だから、オススメ出来ません!
2018.11.19
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1324 ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト/鮮血の美学 アンレイテッド・バージョン※オモテ面【スタッフ】・監 督 デニス・イリアディス・製 作 ウェス・クレイヴン ショーン・カニンガム マリアンヌ・マッダレーナ・脚 本 アダム・アレカ カール・エルスワース・撮 影 シャロン・メール・音 楽 ジョン・マーフィ【キャスト】・ジョン…………トニー・ゴールドウィン(世古陽丸)・エマ……………モニカ・ポッター(八十川真由野)・メアリー………サラ・パクストン(峯 香織)・クルーグ………ギャレット・ディラハント(木下浩之)・ジャスティン… スペンサー・トリート・クラーク(増田裕生)・ペイジ…………マーサ・マックアイサック(小平有希)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-2513・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE LAST HOUSE ON THE LEFT・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 篠原香子・吹替翻訳 千葉真美・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 約 114分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語 (5.1chサラウンド) 2.英 語 (5.1chサラウンド) 3.タイ語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.タイ語字幕 4.韓国語字幕 5.インドネシア語字幕 6.中国語字幕( 2言語)・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 1.未公開シーン 2.戦慄のホラー、再び※ディスク【ジャケット】・オモテ面:「スクリーム」「エルム街の悪夢」 シリーズ監督 全米大ヒット!ウェス・クレイヴン最新作!・ウラ面 :「スクリーム」「エルム街の悪夢」シリーズ ウェス・クレイヴン × 「13日の金曜日」シリーズ ショーン・カニンガム 伝説のホラー『鮮血の美学』(72)を 完全リメイク! 全米公開版より衝撃的な アンレイテッド・バージョン! 全米大ヒット! 全米がこの映画に驚愕した――! 観るもののモラルが崩壊する、 衝撃の傑作ホラー!手前にメアリーだろうか暴力の被害者となった女性が横たわっており、その向こうに凶悪な若者グループ。さらにその向こうには森の中の別荘が雨に煙っている。手前に木に打ちつけられた標識が、逃げ場のないドンづまりであることを現している。本作品で描かれた状況を端的に表現出来ている。いいジャケットだ。ただ、ウラ面の出来映えは、イマイチ。凶悪な若者グループが、まるで本作品の主人公であるかのような扱い。これには違和感を覚える。ここはやはり、メアリーと両親のジョンとエマが中心でなければならない。イラストの出来映えはいいのに、ジャケットそのもののデザインには何の意図も見受けられないなんて、サイテーだ。(溜息)【感 想】「時代の空気」ウェス・クレイヴン監督の『鮮血の美学(1972)』のリメイク作品。何だか、フツーのバイオレンス映画になってしまったようで残念だ。やはり、『鮮血の美学』は、あの時代だからこそ撮ることが出来た作品なのかも知れない。70年代、ウェス・クレイヴン監督だからこそ、撮り得た。それを真似したってダメだってことだな。もともと『鮮血の美学』は、イングマール・ベルイマン監督の『処女の泉(1960)』をベースにしているので、むしろ、そちらをリメイクするつもりでバイオレンス・スリラーを撮った方が、時代に則した作品になったんじゃないか?――メアリーは、両親と一緒に湖畔の別荘にやって来る。兄が死んでから、家族はギクシャクしていた。医師である父親は仕事に没頭し、母親は神経質なまでに娘のことを気に掛ける。彼女には鬱遠しくてたまらなかった。メアリーは、父親から車を借りると、古い友人のペイジを訪ねて町に出る。ペイジは昔のままだった。気楽なバイト生活で、相変わらずマリファナをやっているらしい。学校で水泳選手となったメアリーはマリファナをやめていたし、生活環境の違いに違和感を禁じ得なかった。だから、ペイジのバイト先で知り合った男の子ジャスティンからマリファナを分けて貰うことになった時も喜べなかった。案の定、ジャスティンが泊まっているモーテルで、ペイジはマリファナを吸い始めてしまう。然も彼の父親と仲間たちがモーテルに戻って来てしまった。彼らが放つ異様な雰囲気にメアリーもペイジも圧倒され、自分たちがトラブルに巻き込まれてしまったことを知る。……というお話し。物語は、ここから急展開する。“彼ら”は本性を現し、ペイジとメアリーが犠牲になる。そして、両親の復讐が始まる。けれど、典型的な裕福な家庭、仕事一辺倒で家族に対して気持ちのない父親の言動からイマイチ感情移入が出来なかった。それが唐突に父親の愛情を見せられた時はビックリしてしまった。(汗)いまは、そういう時代なのかも知れないが、最初のひっかかりが、そこだった。そして、“彼ら”の仲間の女性やベンジャミンにフツーの人間らしい感情が芽生えていることも、溜飲を下げられない一因となっている。いまは単純に善悪を区別できない複雑な時代なのかも知れないが、観客としては両親が後悔なく復讐を果たして欲しいと思う。最近は、やたらとリメイクやリイマジネーション作品が増えている。或いは、“ユニバースもの”。そして、続編もののオンパレード。昨今のハリウッドは、頭が悪いんじゃないかと思うくらい安易だ。本作品を観ると、特にそう思える。映像は美しくクリアになるし、最新の技術で迫力のあるシーンも作り出せるが、時代の雰囲気まではムリだ。一番肝心なものが抜け落ちている。映画が作り出されるには理由がある。それは観客が求めるものと同義だが、昨今は膨大なデータを分析し、マーケティングによってカタチになる。昔は、製作者や監督、脚本家が感性や直感によって時代を読み、それをイメージとしてアウトプットされたものが、名作となった。いまの時代のマーケティングは、イミテーションしか生み出せないと思う。一般の人たちが、暴力に巻き込まれ、被害者が加害者となって行く様が、70年代のトレンドだった。いまの時代は、暴力も多様化し、肉体的精神的な凌辱だけでなく、経済的文化的社会的な凌辱が普通の人たちにも横行している。モンスターペアレンツや過激なクレーマー、ストーカー等がそうだ。新聞には、犯罪者ではない普通の人がネットで知り合った女性を殺している。そういう時代に1972年度製作の『鮮血の美学』をリメイクする意味は見当たらない。高校生が或る日突然、学校で銃を乱射するアメリカなら尚更だ。『鮮血の美学』は、私たち世代の映画だ。いまの世代になんかあげない。(苦笑)オススメ致しません!
2018.11.18
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1323 バイアブル※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・編集・VFX 岩本 晶・撮 影 菅波 純 細山正幸・照 明 片山竹雄・操 演 林日出和・視覚効果 功刀 将・キャスティング やなぎさわやすひこ※ウラ面【キャスト】・細田阿也・吉岡毅志・有馬克明※リーフレット1【仕 様】・型 番 PIBA-7211・製作年度 ----年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 東芝エンタテインメント株式会社・販 売 元 ジェネオン エンタテインメント株式会社・提 供 ----・価 格 3,800円(税抜)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 約25分(+特典 約49分)・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.日本語 オリジナル ステレオ 2.日本語 コメンタリー ステレオ・字 幕 1.英語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 見本盤・映像特典 1.メイキング(約31分) 2.絵コンテムービー(約18分) 3.オーディオコメンタリー (岩本監督、細田阿也、吉岡毅志)※リーフレット2【ジャケット】・オモテ面:What is the meaning of my existence?・ウラ面 :「リターナー」「ジュブナイル」の白組が放つ VFXアクション最新作!ジャケットそのものは、まずまずの出来映え。若干、自主制作っぽい雰囲気が漂っているが、悪くない。レンタルビデオの棚に並んだら映えるのではなかろうか。でも、もっと、モンスターをデカデカと載せても良かったような気がする。ウラ面は、本編からの取り込み画像がたくさん使われている。そこから伝わって来るイメージが、いかにもZ級っぽい。(笑)レイアウトとしては、イントロダクションからストーリー、クレジット、スペックまで、しっかりと記載されている。なかなか良いジャケットだ。※ピクチャディスク【感 想】「商業ベースにのらないマニアックな作品」限りなく自主製作に近い特撮モンスターもののオリジナル・ビデオ。(白組の自主製作?) マニアックな方にしか需要がないのではなかろうか。フツーの人が買ったり借りたりするような作品ではないと思う。(苦笑)――或る日、何者かに拉致された橘あらたは、輸送ヘリの中で目を覚ます。ヘリには、トカゲのような体躯と鳥の嘴のような牙を持った《獣人》が乗せられていた。どこかに輸送する途中らしい。ところが、海上を飛行中に獣人が暴れ出し、ヘリは孤島に不時着。逃げ遅れたあらたとパイロットの篠塚は、孤島をさまよううちに、知能を持った怪物と遭遇する。……というお話し。画質も音質もVHS程度。デジタル加工した作品のわりには、決して良くない。でも、このクラス作品ではリマスタや修復は望めないので、DVDがリリースされているだけで善しとしなければならないだろう。監督・脚本・編集・VFXは、本作品がデビュー作となる岩本晶。もともと白組の方で、ビデオゲームのドラマパートを作っていた。だからなのかも知れないが、本作品にも白組が参加している。山崎貴監督の『ジュブナイル(00)』、鈴木杏が魅力的だった金城武主演『リターナー(02)』には及ばないものの、わりとキチンと特撮している作品だった。(笑) 映像の傾向としては、『スカイ・キャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー(04)』の路線。全編に渡っての人物以外はCGと合成画像が用いられている。それ故に、いま観ると陳腐化が激しい。(熱意は伝わって来るけどね……)キャストについては知らない方ばかり。予算は極小だろうから仕方ない。(それでも、一人や二人は、名前の売れた方を登場させて欲しかった)橘あらた役を演じるのは、細田阿也さん。本作品以外に出演作が見当たらない。女優志望でなかったのかも知れない。整った顔立ちだとは思うが、魅力に乏しかった。篠塚役を演じるのは、吉岡毅志さん。『ウルトラマンガイア』の主役だったらしい。昔懐かしい石井いさみの漫画『750ライダー』の実写版OVでも主演している。一般に薦められる作品ではないが、マニアックな作品に魅力を感じる方だけにオススメ!(笑)
2018.11.17
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1322 ビバ!カッペ※オモテ面【スタッフ】・監 督 植田 尚・脚 本 森田剛行・原 作 椿 光一・製作総指揮 中馬啓介・製 作 映画「ビバ!Kappe」 フィルムパートナーズ・企 画 Branding&Producers・チーフプロデューサー 木下碧唯・プロデューサー 高橋 匠 田部井幸太郎・協力プロデューサー 西尾友子・衣装協力 ジョリーブティック・タイトルロゴ Like a Virgin・協 力 水戸市 栄光通商・制 作 ウィズユー求人シネマ・音 楽 サスライメーカー (インフェルノレコーズ)・主 題 歌 「アノネ」【キャスト】・西尾舞生・伊藤友樹・螢雪次朗・渡辺裕之・遠藤憲一・榊原郁恵・辻沢響江・大滝明利・叶 千佳・芹沢那菜・川口貴弘・岡村洋一・山崎直子・錦戸親方・緒方健一・村野武範・愛川欽也※ウラ面【仕 様】・型 番 SDPR-1162・製作年度 ----年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 LILYFILM・販 売 SDP STARDUST+PICTURES・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 91分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 ----・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:ハートフル農業青春ラブストーリー ついに登場! 太陽と土と水がこんなにも やわらかいなんて知らながった。・ウラ面 :「のどかな田舎風景」「黄金の稲穂」 水戸の大自然で繰り広げられる 「どこにでもいる少女」=花子の成長物語。基本的に、主役の2人が背を向けたジャケットは、失敗だと思う。「失敗」というより「間違い」だな。これでは、作品を象徴する役者2人の顔が出て来ないなんて……。それでは、作品のアイデンティティが失われてしまう。(溜息)なにしろ、ウラ面にも、主人公2人の顔が出て来ない。使われている画像は、まぁ悪くない。まるでバラエティ番組のようにカメオ出演しているタレントや役者さんたちの表情を網羅しているところは、身内にとっては嬉しいだろうが、何も知らない観客や消費者にとっては、うっとおしいだけだなぁ。ライトで華やかな印象のジャケットだが、やっぱりデザインがシロートっぽい。(溜息)【感 想】「シロートっぽい」何だろ? 農業映画? ヘンなテイストの作品だった。――憧れのデザイナーを目指したものの挫折し、男にも捨てられた松坂花子が、茨城県は水戸の実家に帰って来るところから物語は始まる。ところが、あるはずの家がなく、田んぼになっていた。両親の転居先を知ろうと知人や友人を訪ねて歩くが、杳として行方は分からない。花子は、仕方なく物置小屋で一夜を明かすことになる。……という出だし。思うんだけど、実家の電話番号とか両親のケータイの番号とか知らなかったのか? とんだ親不孝娘だな。(笑)それに、郵便局で転送先を教えて貰うとか、警察に聞くとか、もっと大人の知恵は働かなかったのか?だいたい、物置小屋なんかに泊まらずにホテルに部屋を取ればいいじゃん。それとも水戸にはホテルがないのか?主人公をそういう状況にしたかったのだろうけど、わざとらし過ぎる。花子が、アタマの弱い女の子に見えて仕方なかった。(仕事も成功せず、男に遊ばれて捨てられるのも当然だな)――翌日、田んぼで働く恩田太郎に両親がどこにいるのか尋ねるが、やはり分からない。恩田家は「土地を借りている」だけらしい。結局、花子は恩田家に住み込んで農作業を手伝うことになる。……というお話し。農業がコミュニティの共同事業であることを滔々と捲し立てる場面がある。いいセリフだが、正直なところ、いかにも説明的でいただけない。(溜息)農業の意義とか、現在の問題や課題などを観客に伝えたい気持ちは解る。後援者のご機嫌を取る必要もあるだろう。けれど、それはセリフではなく、作品全体を通して、物語として伝えて欲しかった。それ以外にも、何故か本作品の登場人物みんな、人生の教訓みたいなのを語りたがる。それまで、大してセリフのなかったキャラが、いきなり遠い目をして人生を悟ったようなことを語るのだから、見ようによっては爆笑モノである。(笑)誠実で悪い作品でないことは確かだ。でも、それだけ。悪人も出て来ないし、辛い現実も、そこにはない。トラクターを向日葵で飾ったり、作業着にキラキラのベルトをしたり、花柄のスカーフを巻いて喜んだりしている。とんだ甘ちゃんである。そんなんで人生を語られてもねぇ……。(苦笑)悪人も過酷な現実も描けないのは、脚本家も監督さんもシロートだからである。プロとして、モチーフとする世界の醜さや汚なさ、打算やエゴを盛り込まなければいけないと、私は思うのだ。それが、表現者の責任ってやつだ。こんな甘っちょろい映画を、まるで良心であるかのように認めてはいけない。オススメ致しません!
2018.11.16
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1321 日本列島/いきものたちの物語※オモテ面【スタッフ】・監 督 出田恵三・音 楽 服部隆之・プロデューサー 一瀬隆重・撮 影 岩合光昭 嶋田 忠 中村征夫 渕上 拳 石井英二 倉沢栄一 新山敏彦 前川貴行 松岡史朗 新井和也 飯島正広 石井輝章 伊藤浩美 大沢成二 多胡光純 塚越 賢 津田堅之介 中川達夫 中川西宏之 中村卓哉 野口克也 野沢耕治 林田恒夫 平野伸明 柳瀬雅史・製 作 市川 南 服部 洋 濱名一哉 佐藤寿美 町田智子 高橋 誠 喜多埜裕明 辰巳隆一 加藤直次 森越隆文 松本哲也・エグゼクティブ・プロデューサー 吉田 立 山内章弘・共同プロデューサー 遠藤 学 小野泰洋・アソシエイト・プロデューサー 福山亮一 幾野明子・編 集 澤村宣人・音響効果 飯村佳之 柴崎憲治 中村佳央・整 音 矢野正人・音楽プロデューサー 北原京子・製 作 東宝 電通 TBS NHKエンタープライズ 朝日新聞社 KDDI Yahoo!JAPAN MBS CBC RKB HBC・制作プロダクション オズ NHKエンタープライズ【ナビゲーター】・相葉雅紀・長澤まさみ・ゴリ(ガレッジセール)・黒木 瞳※ウラ面【仕 様】・型 番 TDV22279R・製作年度 2012年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 株式会社電通・販 売 元 東宝株式会社・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2012.08.22・収 録 本編 95分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語 5.1ch ドルビーデジタル Surround 2.日本語 2.0ch ドルビーデジタル ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :奇跡の島・日本列島に満ちあふれる いきものたちの“家族愛”の物語記録映画らしい大人しめのジャケット・デザインだと思う。宣伝コピーでは“家族愛”を謳っていることから、こういうカタチにならざるを得なかったのだろう。ウラ面は、日本列島の地図に、撮影された地域がポイントされている。いいアイデアだ。日本で撮影し、日本で公開され、日本でリリースされたDVDだからこそのデザインだろう。そして、富士山。(笑)良くも悪くも、日本ならではのジャケットだ。(苦笑)【感 想】「日本映画の限界」映画が始まって第一声は、「ひでえナレーション!」だった。人気だけを目当てに、滑舌が悪い上にロクに発声も出来ていないタレントさんを起用するのは、やめましょうよ。(泣)日本列島の野生動物を追った作品。BBCの『ライフ』の路線だが、方針の違いが如実に現れていて、作品の中身よりも、そちらの方が面白かった。WOWOWでBBCアースをシリーズで放送していたが、その最終回に俳優の柳生博さんがゲストで出演し、番組についてコメントを寄せていたのを思い出した。「BBCと日本のTV局と何が違うか? 科学の仕方が違うんだよね。もっと言うと、以前の我々の感じというのは、“カワイイ”とか“可哀想”とか“汚い”とか“好きよ”とかいう感覚が多かったじゃない? BBCは違うんだよね。科学して、それを表現するためには、どういうカメラが必要か、とか……。そういうことの熱意たるや、スゴイよね」その通りだと思った。BBCのカメラは、確信的に被写体を撮っている。BBC『アースフライト』のメイキングを見て驚いたが、彼らは渡り鳥が飛ぶシーンを撮るために、ヒナから育ててモーターグライダーのエンジン音に慣れさせる手間ひまを掛けていた。記録映像としては疑念が残るが、撮りたいビジュアルが明確で、そのために費やす労力は驚嘆に値する。これは、本作品のカメラが大勢の動物写真家たちであることと根本的に異なる。これまでも繰り返し述べて来たが、BBCの作品がエンターテイメントであるのは、それ故である。他方、本作品は間違いなく記録映像である。ただ、構成とナレーションがBBCに倣ったエンターテイメントを目指したのが失敗だ、ということである。本作品は、柳生博さんが言うところの“カワイイ”とか“可哀想”とか、極めて幼稚な価値観を基準に構成されている。繰り返しになるが、これはカメラマンのせいではなく、プロデューサ、若しくは監督とナレーション台本を書いた脚本家のせいである。岩合光昭さんや中村征夫さんなど、動物カメラマンとして著名な方が参加し、あまたの団体が協力したというのに、この出来映えでは愛想を尽かした方も大勢いるだろう。次の機会には協力すまい、と思った方も少なからずいるはずだ。それに、あのナレーションでは、忍耐を重ねて撮った甲斐がない、というものだ。滑舌が悪い、語尾が消える、言葉が明瞭でない、などなど。言い出したらキリがない。カメラは、ヒグマ(知床)とキタキツネ(釧路)とサル(下北半島と屋久島)とウリボウ(六甲)の親子を追う。春から夏、秋、冬へと一年間の様子を捉える。勿論、ほかにも動物は登場する。しかし、ワンカットだけだったりして、ちょっと物足りない。第一、カメラマンの方々に失礼だ。ちなみに列挙してみると、ゼニガタアザラシ・カクレクマノミ・オオイカリナマコ・ホタル・ナゲナワグモ・オオサンショウオ・モグラ・ネンキン・ラッコ・ザトウクジラ・ヤマガラ・シマリス・オオタカ・タンチョウ等である。(順不同)サルかクマに絞って再構成してナレーションを入れ直せば、いい記録映画になるかも知れない。中村征夫さんの映像は、それだけで『海中顔面博覧会 -THE MOVIE-』としてまとめて公開して欲しい。絶対に傑作になる。カメラマンの力を信じられなかった製作委員会やプロデューサの見識の低さは、現在の日本映画の限界を作っている。かつては、角川春樹さんや奥山和由さんのような“革命児”と呼ばれたプロデューサが日本映画界を牽引していたが、もし日本映画界が本気で記録映画に取り組むならば、いまこそ強力な指導力のプロデューサが必要だ。製作委員会なんかで良い映画は作れやしない。オススメ致しません。ザンネン!
2018.11.15
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1320 CUTIE HONEY –TEARS- ※オモテ面【スタッフ】・原 作 永井 豪「キューティーハニー」・監 督 A.T. ヒグチリョウ・脚 本 中澤圭規 田中靖彦・主 題 歌 西内まりや「BELIEVE」SONIC GROOVE【キャスト】・西内まりや・三浦貴大・石田ニコル・高岡奏輔・永瀬 匡・今井れん・エリック・ジェイコブセン・深柄比菜・仁科 貴・倉野章子・笹野高史・岩城滉一※ウラ面【仕 様】・型 番 EYBF11340・製作年度 2016年・製 作 国 日本・原 題 CUTIE HONEY TEARS・発 売 エイベックス・ピクチャーズ株式会社・販 売 元 エイベックス・ピクチャーズ株式会社・提 供 ----・価 格 3,800円(本体価格)+税・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 2016.・リリース 2017.04.19.・収 録 APPROX.92分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 Dolby Digital 5.1ch・字 幕 ----・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 セル専用・映像特典 予告編集※ジャケット裏面【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :美しく、儚い、愛の戦士 「キューティーハニー」誕生!!ピンク系のカラーコーディネートは、ちょっと手に取るには恥ずかしい。(苦笑)これはコレで良いとは思うが、本編のテイストを伝えようとするなら、もう少しハードな一面を盛り込んでも良かったんじゃないか? そうすれば、SFファンの支持を得られたかも知れない。でも、まぁ、西内まりやさんを中心にしたレイアウトは、本作品のファンとしては、嬉しい限り。いいジャケットだ。※ピクチャディスク【感 想】「SF映画の未来」「どうせVシネマのレベルだろう」と思っていた。露出過多の主人公の衣装、拙いアクション、脇役女優のサービスカット、どこかの工場や倉庫が主たる舞台。70分程度の収録時間が途轍もなく長いんだろうな、と……。(苦笑)ところが、意外や意外、色モノとして片付けてしまうのには勿体ない良作だった。(笑)確かに、ストーリー的にも映像的にも目新しさはない。志郎正宗さんの『ドミニオン』や『銀河鉄道999』のような物語世界、亡くなった子供を模したアンドロイドを作る天才科学者はは、『アトム』を持ち出すまでもなく、さまざまな作品に登場して来た。『僕の彼女はサイボーグ』も、そうだな。ストーリーもカート・ウィマー監督の出世作『リベリオン/反逆者』を思い出させる。ただ、細部への作り込みがキチンとなされていて、作品に対する愛情が感じられるところが、他の作品と一線を画すところだろう。それは、日本映画では稀有なことだと思う。日本の映画界は、メジャーの大作映画、アイドル映画にファミリー向けの動物映画、ローティーンをターゲットにしたアニメが主流だ。それらが順番に正月と夏休みの興行を彩る。その合間に、文芸調の小品がひっそりと公開される。そんな興行のサイクルに、本作品のようなマニアックなSF映画はハマれない。単館の一週間上映がせいぜいだろう。おそらく製作費の回収は、DVDをリリースするまで出来ないはずだ。それでも、やっつけ仕事で終わらせず、時間をかけて丁寧に撮るには、強い情熱がなければ出来ない。或いは、主演女優さんに惚れたとか。(笑)――近未来。長年の環境破壊の影響で、地球は汚染物質に覆われてしまう。人類は、より安全を求めて居住区を高層へと伸ばして行った。その結果、貧富の差が激しくなり、高層エリアでは富裕層が快適な暮らしを満喫し、汚染の激しい低層エリアでは貧民層が不自由な暮らしを余儀なくされていた。然も、AIによる統治は、その区分けを厳然と守っていた。或る日、高層エリアから一体の女性型アンドロイドが、低層エリアに落ちて来る。まるで天使のように美しいアンドロイドは、開発者の如月博士の愛娘、瞳の記憶が移植されており、ひとと同じ感情を有していた。数年後、高層エリアで記者をしている早見は、瞳と出会うことになる。低層エリア出身の早見は、子供の頃に“落ちて来た”瞳と出会っていた。この出会いをきっかけに、早見はレジスタンスに関わることになる。……というお話し。主人公を演じた西内まりやさんが、甘い笑顔で惚れてしまった。然も、動きがかなりシャープだ。トレーニングのあとがうかがえる。こういう方に頑張って欲しいと心から思う。それに、敵役として登場する石田ニコルさんが、完璧な美しさ。然も、アクションを見せるのだから、もう何も言うことはありません。(苦笑)この2人に支えられたマニアックな作品だった。こういう作品に愛情を注がれたSFアクション映画が陸続と公開されるなら、日本映画の未来も明るいと思う。うーん、甘い顔立ちで、おっ○いは適度な大きさで、お尻はやや大きめで、物腰は柔らかく、足の長い女性をカノジョにしたいなぁ。(笑)同じメンバーで続編がリリースされることを期待して――オススメ!
2018.11.14
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1319 ウルトラ I LOVE YOU!※オモテ面【スタッフ】・監 督 フィル・トレイル・製 作 サンドラ・ブロック メアリー・マクラグレン【キャスト】・メアリー…………サンドラ・ブロック(深見梨加)・スティーブ………ブラッドリー・クーパー(東地宏樹)・ハートマン……… トーマス・ヘイデン・チャーチ(内田直哉)※ウラ面【仕 様】・型 番 FXBB-36300・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 ALL ABOUT STEVE・発 売 元 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 12,500円(税抜)・字幕翻訳 伊原奈津子・吹替翻訳 原口真由美・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2010年・収 録 99分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・音 声 1.英 語 5.1chサラウンド 2.日本語 5.1chサラウンド・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 1.未公開シーン集 2.NG&爆笑シーン集※ディスク【ジャケット】・オモテ面:サンドラ・ブロック主演最新作! こんなメチャクチャな 愛情ってアリ!?・ウラ面 :アカデミー賞&ラジー賞W受賞の サンドラ・ブロックが贈る 最高にキュートなミラクル・コメディ!!まるでラブコメのようなジャケットだが、本作品は少し趣きが異なる作品なので、あまり相応しくない。でも、楽しそうな雰囲気が伝わって来る良いジャケットだと思う。(苦笑)赤いブーツを履いて傘を持ったメアリー(サンドラ・ブロック)が、スティーブ(ブラッドリー・クーパー)と腕を組んで引っ張っている構図。スティーブが笑顔なのがイマイチだが、コメディとしての楽しさを伝えることに成功している。そういう面では、サンドラ・ブロックってスターだなぁ、と思う。ウラ面も、まずまずの出来映え。ブラッドリー・クーパーが、オモテ面と同じ顔なのが、不気味。(笑)FOXがリリースするコメディ映画のジャケットは、総じて出来映えがいいなぁ。(笑)【感 想】「赤いブーツの女」サンドラ・ブロックが、オスカーを受賞したのと同じ年に、ラジー賞を受賞した作品。(拍手)いつものことで、オスカーに輝いた『幸せの隠れ場所(09)』よりも、本作品の方が好きだ。――クロスワード・パズル作家のメアリーは、ブラインド・デートで知り合ったスティーブに一目惚れ。気持ちが高ぶりすぎて、新聞のクロスワードに「スティーブのすべて」なんて問題を出してしまう始末。おかげで新聞社はクビになってしまう。けれど、これは何かの天啓に違いないと確信したメアリーは、ニュース番組のカメラマンであるスティーブを追って、アメリカ全土を駆け巡ることになる。……というお話し。中盤は、メアリーのロードムービーっぽい展開。長距離バスからヒッチハイク、友人の車……。見知らぬ土地でポツンと置いてきぼりにされたら、私だったらパニくるな。(笑)けれど、メアリーは動ずることなく、その場その場で、彼女らしく対処する。炭坑跡に落ちた後ですら機転を働かせる。その様子が楽しい♪メアリーの行動は、子供のように見える。得意なことを繰り返し、パワフル。私の身近にも、彼女とよく似た中学生がいる。もうすぐ高校生になろうというのに、まるで小学生みたいな体格で、ひと時もじっとしていることが出来ず、常に動き回っていて集中力が持続しない。幼い頃にADHDと言われたが、昔なら単なる「落ち着きのない子」である。症状だけなら、私も全部当てはまるから「医者の診断なんかアテにならない」と思っている。(苦笑)彼は、“レインマン”のように、人知れず他者より優れた能力を持っている。ただ、あまり実生活で役には立たない。(笑) だから、メアリーのように社会に出て自分の力で稼ぐことは出来ないかも知れない。残念なことである。でも、彼が好きな私は、この先も見守って行きたいと思っている。さて、本作品のサンドラ・ブロックは、痩せている上にオオカミ・カット。赤いブーツは、幼さの象徴か。お世辞にも美人とは言い難いが、スティーブを一生懸命に追い駆ける姿が可愛らしい。いつの間にか、気持ちが動いてしまう。“カネ持ちのご婦人”なんかより、遥かに良いお芝居だったと思う。ただ、残念なのは、監督さんの演出に、いまいちキレがないこと。重要なセリフはしっかりと見せて欲しいと思うし、盛り上げるべきところは思い切り盛り上げて欲しい。強烈なキャラクタの女性が主人公だから抑えたのかも知れないが、緩急は必要だろう。それに、スティーブ役を演じたブラッドリー・クーパーに冴えが見られなかったのも、マイナス。つまらなかった。その一方で、ハートマン役を演じたトーマス・ヘイデン・チャーチが、滅法面白かった。(笑)ちなみに、『ザ・コア』のラット役やTVシリーズ『スーパーナチュラル』のガース役で馴染み深いDJクオールズがチョイ役で出演している。好きだなぁ、この作品。(笑)オススメ!
2018.11.13
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1318 リバウンド※オモテ面【スタッフ】・監 督 スティーブ・カー・原 作 ウィリアム・ウォルフ エド・デクスター ジョン・J.ストラウス【キャスト】・ロイ………マーティン・ローレンス(堀内賢雄)・ティム……ブレッキン・メイヤー(家中 宏)・ラリー……パトリック・ウォーバートン(柚木麻友子)※ウラ面【仕 様】・型 番 FXBB-29535・製作年度 2005年・製 作 国 アメリカ・原 題 REBOUND・発 売 元 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 12,500円(税抜)・字幕翻訳 松崎広幸・吹替翻訳 松崎広幸・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2006年・収 録 87分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 5.1chサラウンド 2.日本語 ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 1.もうひとつのエンディング 2.ストーリーボード・ギャラリー 3.FOX最新情報※ディスク【ジャケット】・オモテ面:『メリーに首ったけ』のスタッフが贈る 感動スポ魂コメディ! ちょい不良(ワル)コーチと 負け犬たちがゲームを制す!・ウラ面 :ちょい不良(ワル)コーチが吠えた、 負け犬たちよ、這い上がれ! 全米大ヒット! 笑いと涙の スポ魂ムービー手を伸ばしてリバウンドを取ろうとしているロイ(マーティン・ローレンス)を中心に、チームの子供たちが同じように手を伸ばしている。なかなか良い構図のジャケットだ。ウラ面は、コートの床を下地にして、バスケットボールをこちらに差し出しているロイのニヤケた顔が配置され、3枚の取り込み画像。ストーリーとイントロダクション、クレジットにスペックが記載されている。情報量は少な目だが、まぁ、十分だろう。『燃えよ!ピンポン』と同じような印象のジャケットだが、いい出来映えだ。(笑)【感 想】「体型と体重は形状記憶合金の如く元に戻る」減らした体重が元に戻ることではありませんので、念のため。(笑) マーティン・ローレンスがバスケのコーチ役を演じたスポーツコメディ。ストーリーは、名作『がんばれベアーズ(74)』と同じ展開。定番中の定番と言ったところだろう。何も変わり映えのしないところに文句を言いたくなるが、弱小チームが次第に強くなって勝ち続ける爽快感は、いつ観ても気持ちいい。――大学バスケのコーチで、メディアでも人気者のロイは、雑誌の取材やCM撮影で大忙し。肝心の試合に遅れて来る始末。そんな態度が反感を買い、或る日、些細なことが暴力事件に発展してしまう。協会は、それを理由にロイを大学バスケの世界から追放する。エージェントは、人気の回復を図ろうと、たまたまFAXで届いた中学生からのコーチ依頼を請けてしまう。ロイの母校で、チームを優勝に導けば、再び大学バスケのコーチに復帰できるだろう。けれど、そのチームは、何年も試合に勝っていないどころか、得点すら上げたことがなく、誰からも相手にされない弱小チームだった。……というお話し。コーチのロイ役を演じるのは、『バッド・ボーイズ(95)』のマーティン・ローレンス。適役だったが、《いいコーチ》に変わるタイミングが早すぎる。折角築いた信頼を失いかけるハラハラドキドキもない。これは脚本と演出の問題なのだが、彼自身の演技にも工夫がなかったのは、ザンネン。いつも通りのコミカルさには安定感があって安心出来るが、「それだけ」って印象だった。(溜息)バスケチームの子供たちは、なかなか個性に富んでいて面白かった。シングルマザーの息子でチームのリーダー的な存在のキースを演じるのは、オーレン・ウィリアムズ。シャープな印象で、シャイな悪ガキが似合いそうだったが、『コールドケース』等のTVシリーズにゲスト出演しているものの、あまりパッとしない。体格のいい女の子ビッグマックを演じるのは、タラ・コレア・マクミューレン。本作品以降、出演作品はない。まるで、この年だけ活動していたかのように見える。女優ではない別の道を選んだのだろう。ノッポのボーっとした男の子ウェスを演じるのは、スティーヴン・クリストファー・パーカー。『ジュノ(07)』等の映画作品にも出演しているが、やはりTVシリーズが中心。最後に活躍するラルフを演じるのは、スティーブン・アンソニー・ローレンス。スティーブ・マーティン主演のコメディ『12人のパパ(03)』に出演していたが、いまは不明。ほかにも、脇を固めるのは、ディズニーチャンネル・オリジナル・ムービー『ディセンダント(15)』でクルエラを演じたウェンディ・ラクエル・ロビンソン。エージェント役には、『ガーフィールド(04)』でガーフィールドのマヌケな飼い主を演じたブレッキン・メイヤー。敵チームのコーチ役には、『テッド(12)』のパトリック・ウォーバーン。地味ながら、なかなかの配役だった。ラストは、大団円。毒がないので物足りない気もするし、勝ち上がって行く際の意表をつく訓練風景や作戦があっても良かったような気がする。その辺りが劇場未公開の理由なのだろうけど、子供と一緒に観るなら十分に楽しめる作品だろう。(対象年齢は、小学校高学年くらいまでかなぁ)小さいお子さんのいるお母さん方にオススメ!(笑)
2018.11.12
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1317 燃えよ!ピンポン※オモテ面【スタッフ】・監 督 ロバート・ベン・ガラント・脚 本 トーマス・レノン ロバート・ベン・ガラント・製 作 ロジャー・バーンバウム ゲイリー・バーバー【キャスト】・ランディ・デイトナ(88年の米オリンピック代表)… ダン・フォグラー・フェン(“短パンの悪魔”)……………… クリストファー・ウォーケン・マギー・ウォン(スーパーセクシー)…マギー・Q・ワン師匠(カンフー卓球マスター)…… ジェームズ・ホン・ロドリゲス(FBI予備捜査官)……… ジョージ・ロペス・フレディ・“フィンガーズ”・ウィルソン (北米チャンピオン)・カール・ウルフシュターク(88年のオリンピック覇者)・ジェフ(蝶ネクタイが似合う)…………マシ・オカ※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-8018・製作年度 2007年・製 作 国 アメリカ・原 題 BALLS OF FURY・発 売 元 TFC東北新社・販 売 元 ジェネオン エンタテインメント株式会社・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 佐藤恵子・吹替翻訳 佐藤恵子・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 2008年全国劇場公開作品・リリース ----・収 録 本編 約90分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.吹 替 5.1chドルビーデジタルサラウンド 2.オリジナル 5.1chドルビーデジタルサラウンド・字 幕 1.吹替用字幕 2.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 1.日本版劇場予告※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:『ナイトミュージアム』のスタッフが贈る 時速120kmのデスマッチ!・ウラ面 :最新CG×本格カンフー・アクション 全世界卓球デスマッチ開幕! 総製作費25億円、 ハリウッド映画史上初! ジェットコースター・ピンポン・ムービー燃える卓球のラケットを背景に、登場人物が総出演。(笑) いかにもコメディ映画らしい仕上がりで好感が持てる。ウラ面も、コメディ映画としては定番のレイアウト。主要登場人物が並び、キャスト名と役名と一言コメントが付いている。全体的にヘンな遊びがないので、落ち着いた仕上がり具合い。良いジャケットだ。(笑)【感 想】「残念なのは……」残念なのは、あまりオリジナリティが見られなかったこと。キャラクタ設定にもストーリー展開にも、既視感が拭いきれない。(溜息)好意的にみれば、ロバート・クローズ監督の『燃えよドラゴン(73)』へのオマージュに満ちた作品だと言える。でもなぁ、あまりピリッとしない。「コメディなんだからカタイこと言うなよ」と言われそうだが、いまいちノリ切れないないんだよなぁ。(苦笑)――天才卓球少年のランディ・デイトナは、12歳でオリンピック出場を果たす。けれど、不様な負けぶりに世間から笑い者にされてしまう。あれから十数年が経ち、すっかり中年男になったランディは、卓球の曲芸で糊口をしのいでいた。そんな或る日、彼のもとにFBI捜査官が訪ねて来る。裏社会で行われている卓球大会に潜入して欲しいと言う。主催者のフェンは、武器の闇取引などでマークされていたが、いまだに写真1枚すらないほど秘密のベールに隠された存在だった。フェンの逮捕に協力するため、ランディは中華街で卓球場を営むワン師匠のもとに弟子入りすることになる。フェンは、かつてワン師匠の一番弟子だった。……というお話し。残念なのは、主人公のランディを演じているのが、ダン・フォグラーだということ。悪い役者さんだとは思わないが、どうも真面目すぎる気がする。同じデブなら、ジャック・ブラックの方が良かったかなぁ。(笑) 彼の方が動きにキレがあるし、アクが強い。これだけ登場人物が多くてゴチャとしていたら、フツーの役者さんでは埋もれてしまう。やはり、個性が強くないとね。(苦笑)残念なのは、ランディを特訓する女性選手マギー・ウォン役を演じるマギー・Qが、ことのほか貧○なこと。(失礼!) アクション・シーンでは十分にスキルを活かしていたが、小さいお○ぱいが気になった仕方なかった。(中学生みたいなコメントだな) 胸郭も小さいし、まるで少年みたいだった。もう少し太った方がいいんじゃないか?(苦笑)TVシリーズ『ニキータ』等で人気が出る前なので、どこか初々しい感じを残している。残念なのは、フェンを演じるのが、クリストファー・ウォーケンだってこと。どうして本作品に出ているのか不明。別に、私はいいんだけどさ、ファンが見たら泣くぞ。(苦笑)犯罪組織のボスだが、オカマという設定。米国って、こういうの好きだよなぁ。お下劣な笑いにワクワクするお国柄らしい。(笑)残念なのは、いろいろ小ネタを仕込んでいるにも関わらず、スルーされていること。たぶん、映画通の方ならパロディ映画みたいで楽しいかも知れない。でも、口煩いだけの映画ファンにはムリだ。本作品の原題は『BALLS OF FURY』だが、これは『ドラゴン/怒りの鉄拳(72)』の英題である『FISTS OF FURY』にあやかっている。いくつかの場面とキャラクタにオマージュが見られる。ブルース・リーの映画が好きなんだろうなぁ。(笑)残念なのは、『マトリックス(99)』のように時間を止めた表現があったり、カンフー・アクションもあれば派手なワイヤーワークもあって、ピンポン玉の動きにCGを使って賑やかで楽しいにも関わらず、キャラがしっかりと描かれていないこと。ランディの復権がテーマのはずだが、盛り上がらないのは、そのためだ。残念なのは、オススメ出来ないってこと!(笑)
2018.11.11
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1316 鉄板ニュース伝説※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェームズ・クライナー・脚 本 トッド・ハンソン ロバート・シーゲル・製 作 ギル・ネッター デヴィッド・マイナー デヴィッド・ザッカー マイケル・ロテンバーグ【キャスト】・マル禁パンチャー……… スティーブン・セガール(大塚明夫)・ノーム・アーチャー……レン・キャリオー(小川真司)・メリッサ・チェリー…… サラ・マクエリゴット(榊原奈緒子)※ウラ面【仕 様】・型 番 FXBB-28279・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE ONION MOVIE・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 12,500円(税抜)・字幕翻訳 半田典子・吹替翻訳 古瀬由紀子・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2009年・収 録 90分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・音 声 1.英 語 5.1chサラウンド 2.日本語 5.1chサラウンド・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 1.未公開シーン集 2.NGシーン集※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :大人気『鉄板英雄伝説』に続く 鉄板シリーズ第2弾! 今度はおバカなパロディ・ニュース!! セガール主演の新作映画!? ブリトニー!?に卑猥すぎるとの声 恐怖のテロ集団“アルカタイヤ” あの『24』も…『デス・リベンジ』のレンタル版もそうだったが、ジャケットのオモテ面の下方に、手書き風のポップが印刷されている。「封印されていたアブナイ爆笑ネタがついに日本解禁!セガール(本物!!)から「24」、ブリトニーやあのテロリスト集団までも標的にした禁断のパロディ・コメディ!!」なかなか的を射た宣伝コピーだと思う。(苦笑)パロディ映画として、大胆なイラストと下ネタを連想させるデザインになっていて、『鉄板英雄伝説』なんかと較べると、よく考えられたジャケットになっている。目立つように黄色と赤を多用していることも、偶然ではあるまい。なかなか良いジャケットだ。(笑)【感 想】「マル禁パンチャー」ニュース番組を徹底的に茶化したパロディ映画。「いいのかよ」と思うような毒のある内容も多く、そんな内容すら劇中でパロディにしてしまうしたたかさ。性差別、人種差別、動物虐待、さまざまなタブーに敢えて触れて来たのは見事。恐れ入ります。(笑)基本的に短いニュースのネタで繋いでいるが、番組の制作会社が或る会社の傘下に吸収されることから始まる騒動がタテ軸として描かれる。親会社が製作したアクション映画『マル禁パンチャー』の宣伝を強要されたり、報道するニュースを検閲されたり、報道の純粋性を脅かす要求にガマンならないキャスターが主人公だ。このキャスター、実に真面目で、演じる役者も実にマジメに演じている。……でも、そんな要求、「日本じゃフツーじゃん」とか思ってしまった。(汗) 意外と米国って「甘いな」と鼻で笑ったりしていたが、考えようによっては、だから日本にはジャーナリズムが育たないのかも知れない。それどころか、見渡せば、いつまで経っても大人になれない社会人ばかりではないか。仕事に使命感と責任が持てない“子供大人”のサラリーマンばかりでは、国際社会では生きて行けない。(嘆息)そう、本作品は、下らないネタも多いし、バカバカしいギャグ映画と一笑に伏してもいい体裁を取りつつ、内包するのはチャップリンのような風刺の精神である。ほめすぎか。(笑) でも、『最“終”絶叫計画』に始まるギャグ・パロディ映画の系譜『デザスター・ムービー』や『鉄板英雄伝説』等とは一線を画しているのは、確かだ。『マル禁パンチャー』の主人公を演じるアクション・スターとして、スティーブン・セガールが本人役で出演。でっぷりしたお腹を見せている。これもセルフ・パロディか。(笑)それにしても、エンディングで「本編ではカットした過激なネタをお見せします」と本編内で流してしまうバカバカしさには笑ってしまった。何てしたたかな。(笑)然も、カットされたネタが滅法面白い。良識のある人には眉をひそめられそうだが、料理番組のネタが一番ウケた。爆笑してしまった。生きた猫を溶き卵にひたし、パン粉をつけて揚げてしまう。(笑) ホント、米国って国は……頭のネジがゆるんでるとしか思えない。(笑)ヒドい邦題だし、日本はコメディが育たない土壌だから仕方ないのかも知れないけれど、もう少しキチンと扱われても良かったのではないかと思う。真面目にオススメ!
2018.11.10
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1315 GEKITETZ 撃鉄2/クリティカル・リミット※オモテ面【スタッフ】・監 督 アレクサンダー・グラジンスキー【キャスト】・コールド………スティーヴン・セガール(大塚明夫)・スチュアート………タマラ・デイヴィス(山田美穂)・ジェームズ……ジョン・パイパー=ファーガソン (桐本琢也)※ウラ面【仕 様】・型 番 TSDD-38244・製作年度 2005年・製 作 国 アメリカ・原 題 BLACK DOWN・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 小寺陽子・吹替翻訳 小寺陽子・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2006年・収 録 約 96分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド オリジナル(英 語) 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、CC、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 セル専用・映像特典 1.メイキング・ドキュメンタリー 2.スティーヴン・セガールの インタビュー 3.関連作品予告編集※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:俺様が守ってみせる。・ウラ面 :これがアクションの真骨頂! 完全無敵のセガールが放つ キング・オブ・アクション・シリーズ 第1弾!!やけに大人しい感じのジャケットだ。(苦笑) 大都市を背景に核爆発を象徴するキノコ雲が描かれているが、左に寄った位置に両手を前で組んだスティーヴン・セガール御大の立ち姿に“動き”がない。これでは、アクション映画としては、失敗ではないか?ウラ面には“キング・オブ・アクション・シリーズ第1弾”と記されているが、『撃鉄』シリーズの第2弾なのに、何で第1弾なんだ? だいたい、前作のウラ面にも“キング・オブ・アクション只今降臨”って書いてあったじゃん! だったら、本作品は、“第2弾”だろ? こういう、その場しのぎのやっつけ仕事は、よくないなぁ。(溜息)セガール御大の作品は、ジャケットのデザイナーに恵まれていないと思うなぁ。【感 想】「ますます働かないセガール」スティーヴン・セガール主演作品。(一応)本作品は、『撃鉄/ワルシャワの標的』の正統な続編。けれど、ストーリー上の繋がりはない。「シリーズ第2弾」と言った方が正確かも知れない。フリーの諜報員“ジョナサン・コールド”として、S.セガールが出演している。この“フリーの諜報員”ってのが何なのかイマイチ不明。ボンヤリしている。(笑)だいたい、そんな職業が成り立つのだろうか? どこから資金を得て、誰から指示を受けているのか……。もしかしたら、どこかで説明があったのかも知れない。見落とした可能性もある。(眠かったしね)まぁ、“元傭兵”とか“元CIA”とか、いつもと変わらなかったのは確かだ。それにしても、本作品の主人公は、セガールではない。CIAの女性諜報員の方が、明らかにウエイトが大きい。セガール自身のアクション・シーンが皆無なためか、余計にそう思える。(笑)セガール作品では定番とも言える“バタ臭くて、ちょっと崩れた美人”女優さんが、キャスティングされている。――チェチェン過激派の幹部がCIAに暗殺される。怒り狂った残党が、アメリカで核爆弾を爆発させる計画を立てる。ジョナサン・コールドは、彼らの仲間を脱獄させることで信用を得て、まんまと組織に潜入することに成功する。……というお話し。前作が、スパイ映画の雰囲気を押し出した異色作だったが、本作品も同じ雰囲気がちょっとだけ漂っている。プルトニウムを水筒に入れて研究所から持ち出す場面に、そんな趣向がうかがえる。そんなことが出来るのかどうか知らないが、あれだけ丹念に描かれると、納得してしまう。(笑)ただ、残念なことに、セガール・アクションは皆無で、おびただしい数のスタンドインが用いられている。ヘリに乗り込むだけなのに、どうして他人が演じるのだろう?然も、普通に車を転がす場面ですら、ブルーバックが用いられている。撮影日数やスケジュールの都合もあるのだろうけど、セガール君は、いつ仕事をしているのだろう?顔が映る場面だけだろうか? 何カットくらいあるのか勘定してみたくなった。(笑)一方で、カー・チェイスは充実。特に、ダンプカーのアクション・シーンは満足度が高かった。(通りすがりのダンプカーの運ちゃんにしてはヘンに頑張り過ぎだろう、という疑問は、捨て置く)物語は、ブレることなく、予想した通りのクライマックスを迎える。気になるのは、大都市の近海で核爆弾が爆発して「平気なの?」ということ。ヤボは言わない方がいいのは分かっているが、ちょっと安易すぎるないか?昔の『007』みたいに核爆弾の爆発を阻止してこそ、一流のスパイと言うものだろう。なのに、平気で爆発させてしまう風潮が許せない。スリリングな“寸止め”のエクスタシーを演出できないヘボな監督と脚本家が、爆発のカタルシスに逃げているだけだ。セガール君、ちゃんと反省して、一流のスパイ映画を撮りましょう!(殺されるような気がする……)
2018.11.09
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1314 GEKITETZ 撃鉄/ワルシャワの標的※オモテ面【スタッフ】・監 督 マイケル・オブロウィッツ・製 作 アンドリュー・スティーヴンス エリー・サマハ スティーヴン・セガール※ウラ面【キャスト】・ジョナサン……スティーヴン・セガール(大塚明夫)・デュノワ………マックス・ライアン(木下浩之)・メレディス……アンナ・ルイーズ・プロウマン (坪井木の実)・ミムズ…………シャーマン・オーガスタス(楠 大典)※チラシ【仕 様】・型 番 TSDD-33390・製作年度 2002年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE FOREIGNER・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 岸田恵子・吹替翻訳 小寺陽子・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2003年・収 録 APPROX.96分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド オリジナル(英 語) 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、CC、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 セル専用・映像特典 オリジナル劇場予告編集※リーフレット【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :国家機密の重要な鍵を握る謎の荷物。 その中身とは!? キング・オブ・アクション只今降臨! 地獄を吹っ飛ばす最強シリーズ第2弾!!※チャプターリストジャケットのウラ面に“最強シリーズ第2弾”とコピーが記載されている。「何で『撃鉄/ワルシャワの標的』が第2弾なんだ? 続編は『/クリティカル・リミット』だろ? だったら『/ワルシャワの標的』は第1弾じゃん!」と思っていたら、第1弾は『奪還/アルカトラズ』だったらしい。こういうのは、紛らわしいなぁ。(笑)オモテ面もウラ面も、B級アクション映画の王道とも言える出来映え。暑苦しくて、むさ苦しい。悪くない。(苦笑)ちなみに、2004年にリリースされた時、ジャケットのデザインが変更になっている。理由は不明だが、再発版の方が、涼やかな印象だ。でも、やっぱり、セガールの作品は、銃とケバイおねえちゃんとセガールの顔がギュウギュウに詰め込まれていないと、らしくない。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「マックス・ライアンに注目してあげたい」年末の大掃除の前に、読み散らかした書籍をブッ○オ○に売り払ってしまおうと片付けをしていて、本作品を発掘した。(笑) 観たのは確かだが、内容は全く思い出せない。そこそこ面白かったような気もするが、何がなんだか判らなかった印象もある。もう一度、観てみようと言う気が起きないことから察すると、たぶんつまらなかったのだろう。(笑)スティーヴン・セガール演じる主人公コールドが、怪しげな荷物の“運び屋”を頼まれる。彼は裏社会の仕事から足を洗うつもりだったが、雇い主からの最後の依頼を無碍には出来ない。イヤな予感に悩まされながらも、相棒のデュノワを連れて仕事に赴く。しかし、案の定、命を狙われ、否応なく陰謀の渦に巻き込まれて行く。……というお話し。(だったような気がする) たぶん、そうだ。舞台がフランスやドイツと、ポーランドの間を行き来する上、複数の組織が入り乱れて、正直なところ敵と味方の区別もつかない。(笑) エスピオナージュを気取っている雰囲気もあるので、もしかしたら、その辺りが“狙い”なのかも知れない。ただ、雇い人が不明な下っ端がコールド(S.セガール)を襲うだけなので、アクション映画としては食い足りない。セガール・アクションの出番も少ない。そこは残念だったが、結末=オチがあれでは、致し方ないところか。なんせ、国家を揺るがす陰謀だの何だのと大風呂敷を広げたわりには、途中からそんな話しは棚上げになってしまい、横暴なダンナから逃げようとする女と娘のために、主人公がひと肌脱いでしまうのだから。然も、なかば騙されたようなカタチ。「おいおい、そんなんでいいのかよ」と思ったら、主人公の独白の後、あっけなくエンドロールが流れる始末。「え~! 意味不明!」と、思わずツッコんでしまった。(苦笑)もしかしたら、エスピオナージュではなく、ハードボイルドな路線を狙っていたのかも知れない。そう言えば、セリフも何となく自己陶酔気味だったような気もする。セガールが一番似合わない路線だろう。何故、舞台がポーランドなのかも不明。その昔、アンジェイ・ワイダ監督作品がブームだった頃(『大理石の男』『鉄の男』の頃)にポーランド映画は何作品か観たが、その時に感じた印象に近い雰囲気をカメラから感じ取れた。どこか陰鬱で暗くて寒い。本当にそういう国なのかどうかは知らないが、異国の感じが出ていたことは◎だろう。原題が『THE FOREIGNER』だから、それくらいは表現出来ていて当然か。よく分からない作品だったが、主人公の相棒であり敵役でもあるデュノワを演じたマックス・ライアンだけは面白かった。いい役者さんだ。本作品には、たくさんの俳優が出演していたが、キャラクタづくりをしていたのは、彼だけだった。主人公にやられて九死に一生を得たデュノワが、川べりで落ち葉に埋もれたトランクを掘り出す場面がある。トランクを開けて最初にしたのは、煙草を取り出して一服すること。“煙草喫み”には共感できる微笑ましいカットだ。(笑) ケガの手当ても武器の点検もくわえ煙草のまま。雰囲気のある、いい場面だった。この場面を観ていて『ゲッタウェイ』のアル・レッティエリを思い出した。スティーブ・マックィーン演じるドク・マッコイを執拗に付け狙う殺し屋ルディを演じた役者さんだ。ルディは、裏切りがバレてドクに撃たれる。辛うじて防弾チョッキで命は助かったものの、深手を負ってしまう。しかし、医者夫婦を拉致して手当てを受けると、再びドクを追い始める……。その執念としたたかさ。生命力の強さは、観ていて息苦しいほどだった。名優アル・レッティエリの男臭い魅力が詰まった良い場面だ。残念ながら本作品の出来映えはよくないが、もし本作品が後世に名を残すようなに仕上がりになっていたら、マックス・ライアンの演技は、もう少し注目されていたに違いない。残念!※オモテ面※ウラ面※ピクチャディスク
2018.11.08
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1313 ヴァイキング・サーガ※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・編集 クリス・クロウ『クエスチョン』・製 作 アントニー・スミス 『ベルセルクル/オーディンの狂戦士』・製作・脚本 グレアム・デヴィッドソン・撮 影 アレクサンダー・メトカーフ・音 楽 マーク・ラザフォード 『クエスチョン』【キャスト】・マーク・ピッカリング(市橋尚史) 『スリーピー・ホロウ』・マーク・ルイス・ジョーンズ(大塚智則) 『チャイルド44/森に消えた子供たち』・ジョシュア・リチャーズ(菊池康弘)『クエスチョン』・エレン・リス(北村幸子) 『トリニティ/背徳のキャンパス』・マイケル・ジブソン(相楽真太郎)『バンク・ジョブ』・クリストファー・ゴツドウィン(石原辰巳) 『ダブル・クロス』※ウラ面【仕 様】・型 番 LDRD-00102・製作年度 2013年・製 作 国 イギリス・原 題 THE DARKEST DAY・発 売 元 株式会社トランスワールドアソシエイツ 株式会社エルディ・販 売 元 株式会社エルディ・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 approx.89分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.オリジナル (英語) 5.1ch 2.日本語吹替 ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、 セル専用・映像特典 オリジナル予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:暗黒の時代に現れた勇者よ 世界を救え!・ウラ面 :中世ヨーロッパの暗黒時代、 福音書を巡るヴァイキングとの 死闘を鮮烈に描く 史実に基づくスペクタクル・アクション!!ジャケットのオモテ面に用いられたイラストは、素晴らしい出来映えだと思う。精細で迫力がある。惜しむらくは、このイラストのように勇ましい半裸のヴァイキングの戦士が登場するワケではないってこと。(笑) 確かに、主要な登場人物は描かれている。その点では、決して間違ってはいないのだが、これでOKかと問われると、ちょっと疑問。(苦笑)ウラ面には、本編からの取り込み画像が使われている。臨場感があるし、なかなか良いチョイスだ。個人的には、オモテ面も本編からの取り込み画像を使ってレイアウトした方が良かったんじゃないか?【感 想】「アブノーマルの極致」邦題に偽りがあるのは毎度のことなので驚きもしないが、本作品が非常にマジメに撮られた歴史劇だったことにはビックリした。(汗)――西暦 793年、ノーサンブリア王国のホーリー島の修道院をノース人が襲撃する。彼らの目的は、「王国を支配するチカラがある」と言われる福音書を奪うことだった。ノース人の首長ハドラダは、福音書を手に入れて、息子をこの地の支配者にしようと目論んでいた。しかし、福音書は、既に老いた修道士とヘリワードによって、島から持ち出された後だった。福音書を何としても守り抜き、アイオア修道院に届けなければならない。護衛のエゼルウルフと合流した二人だったが、執拗なノース人の襲撃に次第に疲弊して行く。それは、修道院から出たことのないヘリワードにとって、初めて目にする過酷な現実だった。……というお話し。正直、登場人物は少ないし、勇ましいスペクタクル・シーンもない。終始モヤがかかったような薄ら寒い森や原野を歩くだけ。コ汚い衣装で地べたに寝転び、細々とした焚き火の橙色の灯りだけが、唯一の暖色だったのではなかろうか。「こんな貧しい国の王に、一体誰がなりたがるんだ?」と思ったくらい。(失礼!)この物語は、イングランドでは有名な話しらしく、確かに私もどこかで耳にしている。冒頭に登場する修道院は、ホーリー島にあるリンディスファーン修道院で、福音書も実在する。表紙には宝石が散りばめられ、装飾文字はことのほか美しいとのこと。原始的な社会に於いて、美しさは畏怖され、畏敬の念を以て扱われる。きっと、そんな福音書だったのだろう。(いつか見てみたい)ノース人(ヴァイキング)のハドラダが、ワケが解らないながらも、美しい福音書を手に入れられれば、イングランドを支配できると考えたことに説得力がある。「略奪ばかりでは、いつかはドン詰まりだ」と言うハドラダに対して息子は「母国に戻って王になる」と勇ましい。けれど、父親は「あの国は戦いが絶えない。けれど、ここなら福音書さえあれば、お前は王になれる。略奪者ではなく支配者になるのだ」と諭す。蛮族にしてはクレバーな思考だし、あまりに現代的な価値観はシラケるが、映画としてはリアルだったと言えるだろう。何かを追い求めるには、動機が必要なのだ。ヴァイキングを“蛮族”と呼んでよいのか分からないが、あくまでも作品上のことですので、ご容赦を。(苦笑)実際、本作品では、ハドラダは老いた修道士をレ○プする。「本気か? 勃たないだろ?」と、思っていたら、暫くして髭モジャのハドラダは満足した顔を見せた。(おいおい、満足するなよ)うーん、究極のアブノーマル・プレイだな。いくら筋肉ムキムキでも、私にはヴァイキングはムリだ。(笑)それにだ、古代の神々を信奉するケルト人の女性が出て来るが手を出さない。殴ったりするけど、レ○プしない。(あともう少しと言うところで助けられる場面はある)有り得ないでしょ? じいさんの修道士の方がいいってことか?私なら、あんなことしてこんなことして、オモテにしたりウラにしたり、じっくりと楽しむのになぁ。(オセロの話しですからね、念のため)脚本は面白かったし、ロケ地にも雰囲気がある。衣装も頑張っていた。でも、監督さんが凡庸すぎたよなぁ。もっと、ちゃんとした演出を施してくれていたら、低予算かも知れないが、面白い作品に仕上がったに違いない。残念だ。(溜息)私は、ちょっと変態っぽいけどノーマルですから、オススメ致しません!(歴史に興味のある方だけ見て下さい!)
2018.11.07
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1312 アナコンダ vs. 殺人クロコダイル/AVC※オモテ面【スタッフ】・監 督 A.B.ストーン・製 作 ジェフリー・ビーチ フィリップ・J.ロス・脚 本 バークレイ・アンダーソン【キャスト】・ビッカーマン……ロバート・イングランド(辻 親八)・リバ……………………ヤンシー・バトラー(塩田朋子)・ビーチ…………スティーブン・ビリントン(田村 真)・市長………………ナイジェル・バーバー(河合みのる)・ティファニー……………ローラ・デイル(甲斐田裕子)※ウラ面【仕 様】・型 番 RDD-80620・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 LAKE PLACID VS. ANACONDA・発 売 元 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタイテンメント・販 売 ----・提 供 ----・価 格 8,000円+税・字幕翻訳 清水美和・吹替翻訳 松田順子・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 約 92分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ (1.78: 1)・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド オリジナル(英 語) 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、DVD、NTSC 日本市場向、 レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターバトル頂上決戦・ウラ面 :俺が最強!ジャケットのオモテ面は、アナコンダとクロコダイルが戦う様子が迫力満点に描かれている。なかなか良いイラストだ。(笑)ウラ面のビキニの女子大生を頭から飲み込んだアナコンダがクロコダイルを締め上げているイラストも、悪くない。(でも、なんで背景は爆発のような炎が描かれているんだ?)真ん中には、主要登場人物を含めたキャラクタの画像が使われている。難点は、それが、『アナコンダ』や『U.M.A./レイク・プラシッド』を連想できないところだろうか。(笑)【感 想】「ビキニは正義」知らなかったが、『U.M.A./レイク・プラシッド』シリーズに連なるTVMらしい。通算5本目。(苦笑)ナンシー・バトラーが引き続きリバ役、ロバート・イングランドもジム・ビッカーマン役で出演している。ファンとしては嬉しい限り。然も、おちゃらけD級モンスター映画としての正しい道を歩んでいる。(笑)何しろ、登場人物の7割は女子大生で、登場シーンの大半はビキニ姿だ。水辺でチャプチャプ水遊び、時々泳いでいるところを水中撮影。もちろん、アングルは《後ろから》と、ツボを心得ている。(笑)それに、○乳の女の子がいないことも好感が持てる。シリコンで作ったような乳は興醒めだもんね。ナチュラルなのが一番。女子大生たちは、片端から巨大なクロコダイルにパクパク食べられる。足の方から食べられるのも、グッド。苦痛に歪んだ顔を1カットでいいから挿入するのが、ポイント。(男は頭から食べられるべし)――ウェクセル製薬の社長サラ・マードックは、亡き父の遺志を継いで、《不死の蘭》を摂取したアナコンダから、人間の細胞を再生する新薬開発に取り組んでいた。あと一歩のところまで辿り着いていたが、完成にはブラック湖の巨大なクロコダイルの新鮮なDNAが必要だった。サラに雇われたジム・ビッカーマンの手引きでウェクセル製薬の研究員たちはクロコダイルの捕獲に成功する。けれど、麻酔の切れたクロコダイルが暴れ出してしまう。ラボを積んだトレイラーは破壊され、臨床のためにトレイラーに積まれていたアナコンダは逃げ出す。然も、壊れた封鎖ゲートからクロコダイルが数匹、隣接するクリア湖へ向かってしまった。サラは、アナコンダを回収するために、傭兵を連れて現地に向かう。一方、レイク・プラシッドの保安官リバは、魚類野生生物局のタリーと一緒に逃げ出したクロコダイルを追跡するが、彼らの前に姿を現したのは、巨大なアナコンダだった。……というお話し。原題が表すように『U.M.A./レイク・プラシッド』と『アナコンダ』シリーズのクロスオーバー企画である。アナコンダよりもクロコダイルの方が、見せ場が多い。けれど、不老不死の蘭の話しが出て来たり、『アナコンダ3(10)』『/ファイナル(12)』に登場したウェクセル製薬会社の会長(ジョン・リス=デイヴィス!)の娘が女社長となって出て来たりする。一応、それらしい繋りを盛り込んだ風情だ。(笑)監督のA.B.ストーンは知らない方。本作品が長編デビューのようだが、それまでの実績は不明。誰かの別名義かも知れない。製作には『U.M.A./レイク・プラシッド2』以来、シリーズを作り続けているジェフリー・ビーチとフィリップ・ロスが名前を連ねている。だから、作品のトーンは変わらない。でも、『/ファイナル』に較べると、撮影規模も大きいしカット数も多い。技術的な進歩のおかげでCGは、そこそこの出来映えだし、時どき高いクオリティのカットも散見できる。だいぶ予算をつけたようだ。同じD級モンスター映画でも、好感の持てる作品だった。ただ、ヤンシー・バトラーに見せ場がなかったことは残念。その代わり、女子社交クラブのリーダー、ティファニーのキャラクタが強烈で、演じたローラ・デイルも好演だった。アナベル・ライトが演じた女社長サラ・マードックも強烈だったが、脚本家はきっとM男だったに違いない。(笑)コメディタッチの脚本を書いたのは、バークレイ・アンダーソン。『サイボーグ・ソルジャー(06)』から、先の両プロデューサーの仕事をし始め、『ブレイブ・レジェンド/伝説の勇士ベオウルフ(07)』や『レジェンド・オブ・アーク/ノアの秘宝(08)』等の作品がある。TVM専門の御抱え脚本家と言った感じ。オススメ出来る作品ではないがビキニは正義なので、正義の味方の男性諸氏にだけオススメ!(笑)『0490 U.M.A.レイク・プラシッド デラックス版』『0491 U.M.A.レイク・プラシッド2』『0492 U.M.A.レイク・プラシッド3』『0493 U.M.A.レイク・プラシッド/ファイナル』『0957 アナコンダ』『0958 アナコンダ2』『0959 アナコンダ3』『0960 アナコンダ4』
2018.11.06
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1311 ミイラ再生※オモテ面【スタッフ】・監 督 カール・フロイント・脚 本 ジョン・L.ボルダーストン・撮 影 チャールズ・ストゥマー・原 作 ニナ・ウィルコックス・プトナム リチャード・スカイヤー※ウラ面【キャスト】・イムホテップ………………ボリス・カーロフ・ヘレン・グローブナー……ジタ・ジョハン・フランク・ウェンブル……デヴィッド・マナーズ・ジョセフ・ウェンブル卿……………アーサー・バイロン・ミュラー博士……………エドワード・ヴァン・スローン※チラシ1【仕 様】・型 番 UJSD-23570・製作年度 1932年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE MUMMY・発 売 元 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 株式会社・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 馬場雅子・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2004.・収 録 約 73分(本編)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.英 語 モノラル・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.韓国語字幕 4.中国語字幕(3言語) 5.タイ語字幕 6.インドネシア語字幕・そ の 他 片面 2層、モノクロ、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、DVD、NTSC 日本市場向、 セル専用・映像特典 1.映画史家ポール・M.ジェンセン による音声解説 2.メイキング 3.フォト・ギャラリー 4.予告編※チラシ2【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :実話が原作の メイド・イン・ハリウッド伝奇ロマン。本作品の見どころであるイムホテップのアップの映像が、ジャケットのオモテ面にデカデカと使われている。見事!(笑)背景にはピラミッド、その下には棺に納められたミイラ。うん、色合いといい、パーツのバランスといい、なかなかの出来映えだ。ウラ面は、ストーリーの下の画像が、ミイラ・ミイラ・ヘレンの画像と、ミイラが重複しているのが、気になる。(苦笑) ここは、やっぱり、ミュラー博士あたりを登場させて欲しかった。おそらく、「ユニバーサル・モンスター・コレクション」の中の1枚なので、『フランケンシュタイン』や『透明人間』なども同じレイアウトなのだろう。これは、是非とも他の作品も観なければ。(笑)いいジャケットだ。※ディスク【感 想】「クラシックの味わい」――1921年、エジプトで不可解なミイラが発見される。内臓が残っており、生きたまま埋葬されたらしい。然も、棺から文字が削り取られ、魂は冥界にも現世にもいられず彷徨う処置がなされていた。名前は、イムホテップ。高僧だったらしいが、副葬品は“トトの書”だけだった。死者を蘇らせると言われるトトの書を巡って、発掘者のジョセフ卿とオカルトの権威ミュラー博士が話しをしている間に、助手がトトの書を読んでしまう。イムホテップは蘇り、トトの書とともに何処へかと消えてしまう。そして、10年――。大した成果を上げられなかった英国の発掘調査隊は、帰国の途につこうとしていた。そこへ、アーダス・ベイなるエジプト人が現れる。自分で見つけたと言う副葬品を見せ、成果を上げる手伝いをしようと申し入れる。……というお話し。『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』が、キレイに本作品をなぞらえていることが分かる。ストーリーや設定や演出などに、それがうかがえる。何を捨て、何を拾ったのか、なかなか興味深かった。個人的には、『ハムナプトラ』よりも『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』よりも本作品の方が、好みだ。(笑) カメラマン出身の監督さんだけあって、ハッと思わせるカットが幾つもある。なめらかな移動撮影や背景のボケ具合いなど、触発される出来映えだ。イムホテップがカメラをじっと見つめるカットが何度か出て来るが、どう照明を変化させたのか分からない。見事な出来映えだと思う。アーダス・ベイ(イムホテップ)を演じたのは、ボリス・カーロフ。私が映画を観始めた時には故人だったので、伝説でしか知らない。けれど、出演作品を観る限り、マジメで端正な方だったようだ。何となく『フランケンシュタイン』のモンスターそのままの方のような気がする。(笑)ヘレン(アンケセナム)を演じたのは、ジタ・ヨハン。収録されていたメイキングを見ると、彼女もまた、この役通りの方だったようだ。神秘学を信奉した舞台俳優で、ハリウッドとは折り合いが悪かったらしい。出演作品を検索しても、なかなか出て来ない。日本語サイトの限界だな。クラシック作品を観る度に思うことがある。初上映の時にスクリーンに映し出された映像と、いま私たちがモニターを通して観る映像とでは、どれだけ質的な違いがあるのだろうか。出来たてのフィルムで投影される映像の透明感は、DVDやブルーレイでは再現できない。これは、どれだけ印刷技術が進歩しても、ポジフィルムの映像にかなわないのと同じだと思う。1932年に封切り館で観た方は、きっと透き通ったモノクロ映像に感嘆したに違いない。幸せな体験だと思う。羨ましい。どんな印象を受けたのか、直に聞く知る機会がないのは、残念なことである。ここのところ、B級デザスター映画ばかり観ている私が言うのもヘンだが、たまにはクラシック映画を観るべきだ。(笑) 心が洗われます。オススメ!
2018.11.05
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1310 ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 [ブルーレイ+DVD]※オモテ面【スタッフ】・監督・製作・共同脚本 アレックス・カーツマン・脚 本 デヴィッド・コープ クリストファー・マッカリー ディラン・カスマン・製 作 クリス・モーガン ショーン・ダニエル・撮 影 ベン・セレシン・編 集 ポール・ハーシュ ジーナ・ハーシュ アンドリュー・モンドシェイン【キャスト】・ニック・モートン…………トム・クルーズ(森川智之)・ヘンリー・ジキル/エディ・ハイド… ラッセル・クロウ(山路和弘)・ジェニー・ハルジー……… アナベル・ウォーリス(沢城みゆき)・アマネット………………ソフィア・ブテラ(ベッキー)・ヴェイル……………ジェイク・ジョンソン(中村悠一)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNXF-2297・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE MUMMY・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 栗原とみ子・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----[ブルーレイ]・収 録 本編 約110分・サ イ ズ 16: 9 スコープサイズ (1080)・音 声 1.英 語 (ドルビーアトモス/ ドルビーTrueHD) 2.日本語 (5.1chサラウンド/DTS)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕・そ の 他 COLOR、MPEG-4 AVC、DOLBY ATMOS、 dts Digital Surround、Blu-ray、 セル専用・映像特典 1.未公開シーン&ロング・バージョン 2.トム・クルーズと監督の対話 3.リアリティの追求 4.無重力への挑戦:墜落シーンの舞台裏 5.アマネットのすべて 6.トム・クルーズのアクション 7.ジキルとハイドになるまで 8.アクションシーンの舞台裏 9.ニック・モートンという男 10.グラフィック・ノベル 「アマネットの再生」 11.本編音声解説 監督・製作アレックス・カーツマン キャスト:ソフィア・ブテラ、アナベ ル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソ ン※ブルーレイディスク[DVD]・収 録 本編 約110分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕・そ の 他 COLOR、MPEG-2、DOLBY AUDIO、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・映像特典 1.未公開シーン&ロング・バージョン 2.リアリティの追求 3.無重力への挑戦:墜落シーンの舞台裏 4.アマネットのすべて 5.トム・クルーズのアクション 6.ジキルとハイドになるまで 7.アクションシーンの舞台裏 8.ニック・モートンという男 9.グラフィック・ノベル 「アマネットの再生」 10.本編音声解説 監督・製作アレックス・カーツマン キャスト:ソフィア・ブテラ、アナベ ル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソ ン※DVDディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :ユニバーサルの巨大プロジェクト “ダーク・ユニバース”第一弾! トム・クルーズが挑む、 アクション・アドベンチャー! 解き放たれた“究極の悪”選ばれし男は、 光か闇か!? モンスターを倒すのは、モンスターだ!!なぁんか、暗いジャケットだなぁ。これが、本作品がダメな原因ではなかろうか。エンターテイメントは、ダークであっても暗いのはダメだ。(嘆息)スターの映画だから、トム・クルーズを大きく扱わなければいけないことも分かる。でも、その背後に描かれた王女アマネットの顔は、どうなの? T.クルーズより大きいじゃん。(笑) これじゃあ、どっちが主役か分からない。それに、このジャケットは、物語の世界観を伝えることに成功していない。これは致命的なミスだ。パッケージを手に取り、ジャケットを見て、どんな作品なのかイメージできるようでないと、ジャケットのデザインとしては失敗だろう。何から何までダメな作品だった。(苦笑)【感 想】「僕たちは上手く行かない。僕は悪くない。全部君のせい」何とも志の低い作品だった。ユニバーサルの戦略が丸見えで、見苦しい事この上ない。(女性のスケスケのネグリジェ姿は好きだ)“ダーク・ユニバース”に組み込むための要素が強すぎて、単体で成立していない。何とかしてダーク・ヒーローを作り出そうと躍起になったところが、みみっちい。(笑) 大きなマイナスだな。名作『ミイラ再生』のリメイクらしいが、先達への敬意を欠いた作りには、ただただ呆然とするばかりだ。「こんなことしていいの?」と、ユニバーサルの重役たちに訊いてみたい。そもそも、トム・クルーズに、若者向けのアクション映画は、無理なんじゃないか? 55歳でしょ? TVシリーズ『BONES/骨は語る』の中でスイーツ博士が「自分の年齢の半分プラス8歳が恋愛の対象年齢」と言っていた。つまり、55÷ 2+ 8=35歳より上が対象年齢ってコトだ。ヒロインが四捨五入して40歳では、とても若者向けのアクション映画にはならないでしょ?(苦笑)それに、誰だって年齢には勝てない。T.クルーズだって例外じゃない。顔はボトックス注射を打ち過ぎたみたいにムクんでいるし、胸筋も垂れて来ている。もう、『M:I2』の頃とは違うんだってことを周りの人たちは理解しないといけない。その上で、年齢に相応しい作品を選んであげるべきだ。まぁ、彼の場合、究極のナルシストだから仕方ないか……。(溜息)演技にしても、カメラの前で演じていると言うよりも、鏡の前でカッコイイ自分の姿に酔っているように見えてしまう。共演者のことなんか関係なく、鏡の前で予習して来た姿を再現するだけ。だから、本作品でも、アナベル・ウォーリスは度々置いてけぼりをくらっていた。(彼女だって二十代だろ? トム・クルーズの恋愛の対象じゃないってことだ)『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』がコメディ・タッチで人気を博したが、本作品も脚本だけならコメディっぽい。そんな演出も随所に見られる。でも、監督さんにセンスがなくて、ことごとくカラ回り。クスリとも出来ない。監督のアレックス・カーツマンは、IMDBのフィルモグラフィを見る限り脚本家上がりのようだ。たくさんのハリウッド大作に製作者として携わっているが、本作品が監督2作目。デビュー作『People Like Us』は日本では未公開、DVDすらリリースされていない。監督の選択を間違ったとしか言いようがない。間違いは他にもあって、王女アマネットが何をしようとしていたのか、さっぱり分からないのが致命的だ。ファラオに世継ぎが生まれて、権力が欲しいあまりに破壊神“セト”と契約したことは理解できた。ファラオを殺し、世継ぎも殺し、その母親も殺した。で、男にナイフを突き立てようとして捕まってしまったのだが、何をしようとしていたんだ? さっぱり分からない。少なくとも、イムホテップとアナクスナムの時空を超えた恋愛に較べたら、カスみたいな動機だろう。(溜息)それに、ラッセル・クロウの“ジキルとハイド”って何だよ。意味不明。偉そうなセリフが度々あったが、笑ってしまったぞ。(笑)だいたい本編とは何の関係もないじゃん。“ダーク・ユニバース”であることを示したいのなら、もっと上品に密やかに本編に織り込んで欲しかった。意外なことに、これだけの大作のわりにはCGの仕上がり具合が悪い。驚いた。実写と上手くシンクロしておらず、違和感を覚える場面が幾つもあった。面白かったのは、蘇ったアマネットに押し倒された主人公のセリフ。「僕たちは上手く行かない。僕は悪くない。全部君のせい」一度でいいから言ってみたい。何度も言われたけど。(笑)こんな俗っぽいセリフを、何千万ドルもかけた映画で、よくも使えたものだ。然も、めでたくラジー賞に複数ノミネートされたのに、受賞は、トム・クルーズの最低主演男優賞だけという体たらく。(溜息)最低作品賞は、『トランスフォーマー/最後の騎士王』との一騎打ちかと思っていたら、ダークホースの『絵文字の国のジーン』にさらわれてしまった。ラッセル・クロウは最低助演男優賞を逃がし、ソフィア・ブテラは最低助演女優賞をタイラー・ペリーに奪われてしまった。最低リメイク、パクリ、続編賞は『フィフティ・シェイズ・ダーカー』が受賞し、アレックス・カーツマン監督は最低映画監督賞に届かず……。最低脚本賞も『絵文字の国のジーン』の頭上に輝いた。こんなところでも、ダメっぷりが目立つ作品だった。トム・クルーズの最低主演男優賞受賞を祈念して、オススメ!(おいおい、いいのかよ?!)
2018.11.04
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1309 透明人間(2001)※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョシュア・バトラー・原 作 H.G.ウェルズ・原 案 マット・グリーンバーグ 「ミミック」「サラマンダー」・製作総指揮 デビッド・レビンソン・脚 本 クレイグ・シルバースタイン・撮 影 ポール・マイバウム・音 楽 ケビン・キナー・編 集 アンドリュー・セクリア【キャスト】・ヴィンセント・ヴェントレスカ・ポール・ベン=ヴィクター「デアデビル」・エディ・ジョーンズ「ターミナル」・シャノン・ケニー・ジョージア・エメリン・マイク・マカファティ※ウラ面【仕 様】・型 番 WBOC1004・製作年度 2001年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE INVISIBLE MAN : QUICKSILVER MADNESS・発 売 株式会社ウエストブリッジ・販 売 株式会社ウエストブリッジ・提 供 ----・価 格 500円+税・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 80分・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、DVD、 NTSC 日本市場向、セル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:俺が見えるか?・ウラ面 :「宇宙戦争」のH.G.ウェルズが産んだ 見えない恐怖を描く戦慄のSFスリラー!!ポール・バーホーベン監督の『インビジブル』、そして、その続編『2』のジャケットを模している。半分透明化した男が掌をこちらに向けているイラストは、ちょっとチープな仕上がり。イメージ・イラストは、本編の雰囲気を伝えられてこそ意味があるのだが、これは何も伝えることが出来ていない。(溜息)ウラ面も、いまいちの出来映え。Z級スリラー映画によくあるパターンのデザインだ。ワンコインDVDでは多くのことを望めないが、これは、あんまりだなぁ。(溜息)【感 想】「TVドラマは最初から見ないとね」あたかもB級SFスリラー映画のようなジャケットだが、実は米国産のTVシリーズ。いわばTVドラマである。調べてみたら、2000~2001年に第1シーズンが24話、2001~2002年に第2シーズンが22話、計46話が放送されている。本ディスクには、第1シーズンから抜粋された第11話「THE OTHER INVISIBLE MAN」と第13話「CAT & MOUSE」の 2話が収録されている。どうして、この 2話なのかは不明。前編と後編という繋がりでもないし、意図が読めない。まぁ、連続モノのTVドラマを恰かも映画やTVMであるかのようにリリースする企画からして詐欺だと思うので、犯○者の心理は私には分からない。(笑)――政府の秘密組織が、透明人間を作る実験をしていて、気のイイ小悪党のダリアンが、恩赦と引き換えに被験者となる。実験は成功し、彼は透明になる能力を身につけるが、定期的に薬を射たないと、正気を保てない身体になってしまう。……という設定らしい。ダイジェストくらい収録して欲しかったが、メニュー画面すら用意できない会社では、無理だな。いきなり本編が始まってしまう上、何の説明もないので、前述の設定は、あくまでも推測ですので、念のため。(笑)ダリアンは、自分が透明になると同時に「自分が触れたモノも透明化する」という実に便利な設定になっている。……。そうだよねぇ、透明人間の弱点は、ハダカにならないといけないところだよなぁ。(笑) いくら他人から見えないとはいえ、ハダカってのは心許ない。ブラブラさせていたら、どこかにぶつけそうでイヤだよね。(苦笑)思うんだけど、どうして透明になるのは、男ばかりなんだ? どう考えても、女性を主人公にするべきでしょ?『ファンタスティック・フォー(05)』でジェシカ・アルバが《インビジブル・ガール》を演じたが、早々に透明化に対応したコスチュームが用意されて、ひどくガッカリした記憶がある。ピチピチのコスチュームも良いが、「余計なことをしやがって」というのが本音である。 たとえ姿は見えなくても、ヌードの輪郭だけで表現されたら、かなりセクシーだったに違いないからだ。(苦笑)クロード・レインズ主演の『透明人間(33)』も、ジョン・カーペンター監督の『透明人間(92)』もポール・バーホーベン監督の『インビジブル(00)』も、男が透明になる。男のHな欲望を表現したいからだろうけど、それは観客の欲望とは違うよなぁ。本作品も主人公は男だし、TVシリーズを途中から見せられても、何のメリットもないよなぁ。(溜息)というワケで、オススメ致しません!(TVシリーズは初回から見ないとね)
2018.11.03
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1308 透明人間(1992)※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョン・カーペンター・製作総指揮 アーノン・ミルチャン・原 作 H.F.セイント【キャスト】・チェビー・チェイス・ダリル・ハンナ・サム・ニール※ウラ面【仕 様】・型 番 PDSV 300135・製作年度 1992年・製 作 国 アメリカ・原 題 MEMOIRS OF AN INVISIBLE MAN・発 売 元 株式会社ツイン・販 売 元 パラマウント ジャパン株式会社・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 99分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル (英 語) 2.0chステレオ 2.日本語吹替 2.0chステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、DVD、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・映像特典 オリジナル予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :鬼才ジョン・カーペンターが放つ 奇想天外なSFコメディ! 透明人間の知られざる苦悩が明らかに…!?主人公のチェビー・チェイスとヒロインのダリル・ハンナが、ジャケットの中央に描かれている。チェビー・チェイスは半分透明化している。VHSのジャケットでは、この顔の部分が透明になっていた。タイトルが重なっているので分からないが、実は手も透明化している。(笑) 確かに、ジャケットとしては主人公の顔が分かった方が、いい。でも、顔が見えない方が、インパクトがある。個人的には、VHS版のジャケットの方が好きだな。ガラス張りのビルの屋上には、サム・ニールが演じる政府機関の男とその部下らしき男たちが描かれている。その背後には、ヘリだ。ストーリーが伝わるイラストだと思う。ウラ面は、一番インパクトのあるシーンが使われているが、これは『透明人間(33)』へのオマージュだろう。なかなか良いジャケットではなかろうか。【感 想】「ホラーとコメディ」本作品は、H.G.ウェルズが書いたSF小説の古典『透明人間』ではなく、H.F.セイントの『透明人間の告白』が原作となっている。当時のベストセラー小説で、私も読んだが、ユーモラスでスリリングな展開が面白かったと記憶している。だから、ジョン・カーペンターが監督すると知って、一抹の不安を覚えた。『パラダイム(87)』『セイリブ(88)』と佳作をものにし、4年間の沈黙を経て取り組んだのがコメディと聞いては、心穏やかでいられるはずがない。『ゴースト・ハンターズ(86)』の悪夢が蘇ったのだ。(個人的には、あれはアレで好きなんですけどね)案の定、本作品はビミョーな出来映えだった。(苦笑)実際、J.カーペンター監督の笑いのセンスは、マニアック過ぎるのだ。ベビーシッターが変な男に襲われるなんて、大学生が女の子をナンパする時のジョークに過ぎない。床に転がった、もげた頭から脚が生えて逃げようとするのも気色悪い冗談でしかない。相手の正体が見透せるサングラスは、いかがわしい雑誌に掲載されている透視メガネと同じ発想じゃん。(服が透けて見えるメガネがあったら大枚をはたいても手に入れたい!)思うに、カーペンター監督の独特なコメディ・センスは、ユーモラスな小説とは相容れないのだ。むしろ、シリアスな小説や文芸大作の方が、面白く撮れるような気がする。例えば、『嵐が丘』とか。(笑) そういう意味では、本作品にカーペンター監督を起用したのは間違いだったと思う。(私なら、ブライアン・デ・パルマに監督をオファーするな) 主人公のニック・ハロウェイを演じたのは、チェビー・チェイス。『サタデー・ナイト・ライブ』にレギュラ出演していたコメディアンで、『ファール・プレイ(78)』ではストレートな演技を見せてくれた。でも、本作品では、役者としての演技も冴えていなかったし、コメディアンとしてもイマイチだった。カーペンター監督も、その力量を引き出せなかったのだろう。ヒロインのドキュメンタリー作家アリス・モンローを演じたのは、ダリル・ハンナ。撮影当時は既に三十過ぎだったはず。でも、大人の色気と同時に『スプラッシュ(84)』の頃を思わせるコケティッシュな魅力を見せてくれている。いまはゴツいおばさんになってしまったが、本作品では、まだまだ若くて可愛らしい。米国政府の秘密組織の中間管理職(?)を演じたのは、サム・ニール。個人的には『オーメン/最後の闘争(81)』で悪者のイメージが出来てしまったが、本作品の翌年、『ジュラシック・パーク(93)』でアラン・グラント博士を演じ、いまや善き父親って感じだ。本作品では、少しスマートに演じ過ぎて、インパクトに欠けていた。(やっぱりミスキャストだよなぁ)特筆すべき点は、ウィリアム・ゴールドマンが脚本に携わっていること。『明日に向かって撃て!(69)』と『大統領の陰謀(76)』でオスカーを受賞した名ライター。一人称で語られる原作(たぶん……)のスタイルを踏襲して、主人公の独白でストーリーを展開させ、「透明人間をどう見せるか?」という課題に一つの回答に導いている。いい脚本だ。サスペンス映画としては凡庸だが、「透明人間になったら、どうなるの?」という素朴な疑問を映像やシチュエーションで語ってみせるユーモラスな場面は、なかなか興味深かった。ジョン・カーペンターも70歳、新作は難しいのかも知れないが、平均寿命ものびていることだし、いま一度、メガホンを取って、笑ってしまうような振り切れたホラー映画を撮って欲しいと切に思う。そんな思いをこめて、オススメ!(笑)
2018.11.02
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1307 インビジブル2※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 ポール・バーホーベン 他・監 督 クラウディオ・ファエ【キャスト】・グリフィン :クリスチャン・スレーター(吉見一義)・ターナー :ピーター・ファシネリ(小森創介)※ウラ面【仕 様】・型 番 RDD-37623・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 HOLLOW MAN 2・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・販 売 ----・提 供 ----・価 格 12,000円(税抜)・字幕翻訳 加藤リツ子・吹替翻訳 久保喜昭・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 約 91分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド オリジナル(英 語) 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、DVD、CC、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・映像特典 1.『インビジブル2』の裏側 2.視覚効果と完成シーンの比較 3.ストーリーボードと完成シーンの比較 4.ストーリーボード集 5.オリジナル劇場予告編集※ディスク【ジャケット】・オモテ面:制御不能――。 進化した“戦慄”の続編・ウラ面 :鬼才ポール・バーホーベンが放つ “戦慄”のバイオレンス・スリラー、 遂に登場 今度の“ヤツ”にためらいはないこう言っては何だが、B級スリラー映画らしいジャケットだと思う。オリジナルのイメージを踏襲したデザインは、チープそのもの。青と黒で描かれた男の顔が、半分くらい透明化しつつあるところを描いている。俗っぽいセンスが、アート寄りのコンセプトと合っていない。ちょっと物悲しさを感じる。(笑)ウラ面は一転して、暖色系を多用したレイアウトになっている。やはり、B級スリラー映画って感じの仕上がりになっている。主要な登場人物の画像が使われているところは◎。でも、そこだけだなぁ、褒めることが出来るのは……。(溜息)【感 想】「私は透明人間」鬼才ポール・バーホーベン監督がメガホンを取った『インビジブル(00)』の続編。予想していたよりは、コストをかけた作品だった。(とはいえ、続編のB級感は満載である)――刑事のフランク・ターナーは、ライズナー研究所の資金集めのパーティで発生した殺人事件に呼び出される。研究所の医学博士が何者かに襲われ、トイレで喉を切り裂かれたのだ。ところが、捜査を始めて早々に事件の管轄が軍に移され、フランクらはマギー・ダルトン博士の身辺警護に追いやられてしまう。忿懣やるかたないフランクだったが、“目に見えない襲撃者”にマギーが襲われ、相棒の女性刑事が殺されるにおよんで、単なる殺人事件ではないことを知る。何とか現場から逃げたフランクとマギー。二人を執拗に追って来る襲撃者は、信じられないことに透明人間だった。研究所と軍は、最強の兵士を作り出すため、人間を透明化しようとしていた。しかし、人体実験が生み出したのは、狂暴な殺人鬼だった。……というお話し。命を狙われた女性を守って普通警察の刑事が巨大な組織と戦うプロットは、アクション映画では定番中の定番。そこに“透明人間”というSFっぽい設定を盛り込んだだけなので、全く新味はない。そう思っていたら、脚本はジョエル・ソワソンだった。(笑) 『ミミック2』や『ゴッド・アーミー』『ドラキュリア』シリーズを書いて来た方。道理で、凡庸なワケだ。(溜息) 当時は期待されていたのかも知れないけどね。監督は『エル・コロナド/秘境の神殿(03)』のクラウディオ・ファエ。冒険アクションなのか戦争モノなのか、多くの映画ファンの期待を裏切って、まさかのコメディに仕上げた変な監督さん。本作品でも、トップにクレジットされたクリスチャン・スレーターが、よもやの透明人間役。(意味ないじゃん!) 然も、モンスターと化して誰彼かまわずブチ殺して行くキレぶりを見せてくれるかと思いきや、ガラスで足を切るわ、車に跳ねられるわ、透明人間としてデメリットばかり強調される始末。その上、クライマックスは、“透明人間 vs 透明人間”という観客をバカにした展開。「おいおい、本気かよ!」と思ってしまった。さすがC.ファエ監督。投げ遣りなコメディ感は、クロートにしか理解出来ない。(笑)フランク役を演じたのは、ピーター・ファシネリ。『トワイライト』シリーズに出演して、人気があるようだが、私は知らない。「エリック・バナのニセ者みたいだなぁ」くらいにしか思えなかった。マギー役には、ローラ・レーガン。TVシリーズへのゲスト出演が中心。ちょっと地味だが、ショートにした髪型が似合っていた。ブティックの試着室で、透明人間に脅されてストリップを演じる場面はあるが、「ちゃんと」撮さず、私は卓袱台をひっくり返しかけた。80~90年代なら兎も角、21世紀にこんな描写で済まそうなんて、プロデューサーと監督さんの怠慢以外の何モノでもない。この一事からして、ポール・バーホーベン監督も製作総指揮に名前を連ねているものの、単なる名義貸しだったことがうかがえる。なお、妹のヘザー役にを演じたのは、ジェシカ・ハーモン。『ザ・ガールズ(14)』で男たちに逆襲するベス役を演じた。ずいぶん体格のイイ女性に成長したものだ。さすがにヒット作の続編なので相応のコストが掛かっている。けれど、出来映えとしては、インディーズ系のZ級SFスリラーと大差なかった。(嘆息)オススメ致しません!
2018.11.01
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