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先週の日曜日の1/24に広島で第15回全国都道府県対抗男子駅伝競争大会が
開催された。広島 平和記念公園前をスタート&ゴールとし平和大通り・宮島街道・
宮島口・・と海沿いのコースを走るのである。
【NHK テレビ画像より】
そしてこの大会の特徴は中学生から高校生、大学生、社会人と出場区間が決められて
いること、そして何よりも社会人・学生競技者は「ふるさと選手制度」において、
出身高等学校または出身中学校の所在都道府県から、当該年の登録にかかわらず
特別に出場することができることなのである。
【NHKテレビ画像より】
我が同僚のご子息(Y君)が昨年に続いて東京都の高校生代表に選ばれ出場
したのである。
年末の京都で開かれた高校駅伝でも東京都・國學院久我山高校の選手として
花の1区に出場し爆走したエリートランナー。
勿論我が同僚はその度に、家族を引き連れ現地応援に。
想像するにこの1ヶ月、超多忙の心休まらない日々であったであろう。
【NHKテレビ画像より】
高校駅伝では一区と言うこともありやや緊張気味のY君であったが、今回の広島では
5区 8.5kmを担当。襷リレーでも笑顔で後輩の走りを讃え、襷を受け継いだので
あった。ご本人はもちろん24分台を狙っての激走、7人抜きを実現し東京都の順位を
大きく押しあげたのであった。ご本人のBEST記録から言えば、これでも不満な走りで
あったのであろうが、テレビの画面からは我が同僚家族の、声を嗄らしての声援が
聞こえてきそうであった。
【NHKテレビ画像より】
来年からは、正月の箱根駅伝の常連校に入学されるとのこと。我が自宅近くの3区で
活躍する勇姿を生で見られるのではないかと今から来年の正月が楽しみなのである。
そして我が同僚は広島のお土産に『もみじ饅頭』を送って下さったのだ。
『もみじ饅頭』の名の由来は色々あるようだが、案内が箱に入っていた。
それによると、もみじ饅頭の起源には伊藤博文がかかわっていたという説であり、
今日でも広く流布しているとのこと。内容は、「伊藤が紅葉谷の茶屋で休憩していた折、
給仕した茶屋の娘の手を見て『 なんと可愛らしい、もみじのような手であろう。焼いて
食うたらさぞ美味しかろ 』と冗談を言い、茶屋の女将が広めたこの話を饅頭屋が聞いて
考案した」というものである。伊藤博文は当時から厳島びいきで知られ、たびたび島に
滞在していた上、当時すでに総理大臣を辞して大勲位にあって「女好きの好々爺」という
イメージが民衆の間に確立していたことから、この説は広く受け入れられたとの
ことである。現在でも、大手もみじ饅頭メーカーや地元の宮島観光協会が由来として
掲げるほど親しまれている説であるとのことだ。
もみじ饅頭の知名度が全国的に高まり広島を代表する銘菓と認識されるようになった
のは、1980年代初期の漫才ブームの中で、お笑いコンビ『B&B』の島田洋七が
「モミジマンジュウ!」と叫ぶギャグが流行してからであるとは、我が社には何故か多い
広島出身の同僚の話であった。
「茶屋の娘へのお色気冗談」説は、あくまで俗説・噂にすぎないとのことであるが、
名前の由来としては妙に納得してしまう『アラカンオジサン』なのである。
そして久しぶりの「もみじ饅頭」のこしあん味を多いに楽しませてもらっているのである。
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