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大宰府天満宮へ向かう。
週末でもあり、駐車場には多くの観光バスが。
太宰府天満宮参道を歩く。
参道をすれ違う観光客の中国人の多いことに驚く。
まるで中国を旅行しているのかの状況。
西日本鉄道太宰府線の大宰府駅。
太宰府天満宮を模した外観の駅舎で同線の終点。
参道には鳥居が連なる。
「鳥居」は神聖な場所である神域への門。語源は、「通り入る」がなまったという説や、
日本最古の歴史書「古事記」に出てくる「鳥の止まり木」など、いくつか説があるのです。
参道の両側に梅ヶ枝餅を販売する店が何軒も連なっていた。
そしてスターバックスも。店舗の入口から店内にかけて、伝統的な木組み構造を
用いた特徴あるデザイン。そして店頭には外国人の集団がコーヒーを楽しんでいた。
太宰府天満宮と彫られた石碑。
919年(延喜19年)、左大臣藤原仲平が勅によって社殿造営が行われた。
数度の炎上を経た1591年(天正19年)に小早川隆景が再建。
大宰府天満宮配置図。
太宰府天満宮 御神牛
体の悪い所と同じ箇所をなぜると治るのだそうだ。
太宰府天満宮の境内には多くの牛が置かれていた。
太宰府天満宮のホームページ等によれば「道真公が59歳の春に亡くなられた時、
お亡骸を乗せた牛車が、都府楼の北東(うしとら)の方向へ向かって進んでいたところ、
まもなくその牛が動かなくなりました。それを道真公の御心によるものだとして、
牛車の止まったところ、当時の四堂のほとりに御遺骸を葬ったそうです。
人々は道真公を慕い、お墓の上にお社を建てました。これが現在の大宰府天満宮の
始まりです」と。
漢字の「心」の字を象った池に掛かる御神橋三橋は、手前から過去・現在・未来を表し
三世一念の仏教思想を残した物。
この橋を渡ると心身ともに清められるとも謂われていると。
ふと、さだまさしの『飛梅』と言う歌を思い出す。
「心字池にかかる3つの赤い橋は 一つ目が過去で 二つ目が今 3つ目の橋で
君が転びそうになったとき 初めて君の手に触れた 僕の指 手を合わせた後で
君は御籤を引いて 大吉が出る迄と も一度引き直したね 登り詰めたらあとは
下るしかないと 下るしかないと気付かなかった 天神様の細道」という歌。
心地池。
昔から心の決まらないカップルが この橋を共に渡ると嫉妬深い道真公が
仲を引き裂くといわれていると。
「現在」「未来」を表す平橋と太鼓橋。
心字池に懸かっている平橋を渡ったところにある志賀社。
この志賀社は、国指定の重要文化財になっていると。
祭神は、航海の安全を守る神様。
最後の鳥居の先には朱の楼門が。
猿の大道芸人のショーも行われていた。
楼門。
重層の入母屋造り、檜皮葺の二重門。全体は朱塗りされ、堂々たる風格にあふれた
佇まいが見事。慶長年間(1596~1615年)に石田三成が再興したが明治時代に焼失、
1914年に再建。
参道脇に「 手水舎 」が。「手水」とは手と口を水で洗い清め、心身をきれいな状態にすること。
川や海などで水に浸かって 穢 れをお 祓 いする「 禊 」を簡略化したものと。
牛ばかりではなく鹿も。
天満宮境内には12頭の牛がいるとのこと。
楼門につり下がっている大きな提灯。「神燈」と書いてありました。
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