JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.10.30
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カテゴリ: 海老名市歴史散歩
【海老名市歴史散歩】 目次

そしてこの日の最後に「豊受大神」を訪ねた。
石鳥居手前から見た参道。
石鳥居は「神明鳥居」。垂直に立つ円柱の上に円柱の笠木を載せて下に貫を入れた直線的な鳥居。
海老名市杉久保北2丁目22。



外宮(げくう)・豊受大神(とようけおおかみ) (食物・産業の守護神)
海老名市杉久保北二ー二二ー一
一、御祭神   豊宇気毘亮大神(とようけびめおおかみ)(天照皇太神の御饌津神)
一、御由緒、沿革
  聖武天皇の神亀二年(七二五年)勧請、遠馬名神豊受大神と称す。
  古来推古天皇の六年豊受皇大神騎馬のの御姿にてご降臨されてより、皇大神御尊行の
  処として此地をその鎮の宮と定められた。 
  江戸時代幕末の社寺改めによって恩馬郷四ヶ村の鎮守豊受皇大神と尊称、明治元年新政府の
  社寺分離令により社号を豊受大神と改称した。
  始め御陵を御神体と定め拝殿のみであった。のちにこれを改めて内殿の創建が行われたが、
  幾多の兵乱に類焼し再建を重ねてきた。
  現在の御拝殿は昭和六十年十一月に御造営された。続いて御神輿殿、御神輿が奉献された。
一、境内地    一町五反二畝二歩(一五、〇五四平方米)
一、御社殿    本殿、幣殿、祥殿
一、境内内建物  神楽殿、神輿殿、社務所、手水舎
一、境内社    ・内宮社(天照大神)平成三年十二月御造営
          山王宮、琴平宮、三峰宮、厳島大神、秋葉大神
一、祭事
  歳旦祭、交通安全祈願祭    一月     一日
  祈念祭(春祭り)       二月    十一日
  例大祭、御神輿渡御      十月     吉日(二日間)
  七五三祝           十一月    吉日
  神嘗祭(秋祭り)       十一月二十三日
  ・奉納絵馬三面(市指定重要文化財)
  ・例大祭恒例行事としての名物  生姜市施行
          平成  八年     宮司  恩馬知秋  著
          平成二十八年一月       恩馬菊枝  修復」   



「外宮 豊受大神」碑。



狛犬(阿形像 右)。



狛犬(吽形像 左)。



「造園記念」碑。



「社務所」兼「杉久保自治会館」。







「神楽殿」。



「神輿殿」。



そして「社殿」。



扁額「豊受大神」。



「本坪鈴(ほんつぼすず)」の緒はコロナ禍の影響で上に上げられていた。



内陣。



「本殿」。



賽銭箱には「菊 十六花弁」紋の中心に4枚の葉が。



「海老名市指定重要文化財 絵馬(三面)江戸期作
    昭和四十九年四月二十三日指定」
有馬郷土誌に杉久保の金指桂山(狩野派・弘化三年五月ニ十三日没)が豊受大神に
「源三位頼政鵺(ぬえ)退治ノ図」を納めたと記されているのがこれであろう。
他のニ面は萩野出身の鳥居派の烏居経国とその門人鳥居経久のものとおもわれます。」



「豊受大神」幟。




豊受皇大神は古来相模牧遠馬名神の霊跡でしたが推古天皇の六年豊受皇太神騎馬の御姿にて
ご降臨されてより皇太神ご東行きの処 として此地をその鎮の宮と定められた。
これより後聖武天皇の神亀二年勧請遠馬名神豊受大神と称し相模国の名神大社に列せられ
のち遠馬二郎時国のとき遠馬十二ヶ村の総氏神として崇められた。
江戸時代幕府の社寺改めによって恩馬四ヶ村の総鎮守豊受皇太神と尊称、明治元年新政府の

申し本宮は伊勢国山田原に鎮座される。大神は天祖伊弉諾尊の御孫和久 産巣日神の媛神で
始めは丹波国真井原に鎮座されたが雄略天皇のとき伊勢国に遷座されて豊受宮度会宮と尊称した。
のち豊受皇太 神と称され五穀を司る大神として伊勢神宮の外宮に祀られ御饌津神として永く
尊崇された。
推古天皇の代にこの地は豊受皇太神の御鎮座によって五穀豊穣し丘稜は国華の牧肥馬の地として
弥栄えて世に朱金千両黄金千両 と謡われた。また仁明天皇の承和八年後稜より天照皇太神を
御遷座した。奉幣は重陽九月九日内宮は九月十日と定められた 当時の 御神域は後稜の伊勢山及び
御神林御廟地をあわせて五万六千余坪といわれた
御神殿は始め後稜を御神と崇め拝殿のみでしたがのち上宮寺義玄僧正のときこれを改めて内殿の
創建が行われた。治承四年七月 渋谷重国と遠馬三郎時国公によって神門社殿其の他が新しく
造営され別当上宮寺の七堂も再建された。しかし正平応仁の乱を経て幾多の 兵乱に類焼し再建を
重ねてきた。上宮寺もまた義玄僧正、日○上人法印養祐によって法燈がかかげられ永録六年に
袖主恩馬内記は本宮 奉持の功によって正六位を叙せられた。
豊受大神は恩馬郷総鎮護の神として古来より衣食住等人間生活の根源を開発された親神であり
悠久幾千年五穀の豊穣、家内安全、 安産縁結びの神学問の神と、その霊威あらたかなりと信ぜられ
崇敬されている」



内宮社・ 「天照大神」。



近づいて。



扁額「天照皇大神」。



「内宮社 天照皇大神」碑。



「天満宮」。



「天満宮」。



扁額「天満宮」。



「天満宮」右の石碑群。



「天満宮」左の石碑群。



境内「寄宮五社



社殿の横に末社・「山王宮」が並ぶ。
祭神は日枝大神、稲荷大神、琴平大神、厳島大神、 三峰宮、 秋葉大神



「おみくじ掛け」。



「天照大神」を振り返る。



そしてこの日の散策を終え、JR相模線・社家駅に向かって歩く。
前方に見えた夕焼けに映える富士山の姿を楽しみながら進む。



電線が・・・・・!!。





山の端の上の雲も後ろに聳える山の端の如くに。



刻々と変わる茜色の雲。



県道43号線・藤沢厚木線を社家駅に向かって西に進んでいくと「永池川」が。



国分尼寺の近くの浅井の泉が水源といわれ、寒川町で相模川に合流する川。



「永池橋」を渡る。



「上河内」交差点を渡って更に進む。
辺りは暗くなって来た。



箱根・二子山であろうか。



「鳩川(はとがわ)」に架かる「上河内橋人道橋」を渡ると左手にあったのが「土地改良記念碑」。
「鳩川」は、相模原市から流れ出し、古くは籏川(はたがわ)とよばれていました。
市内を流れ海老名市で相模川に合流しています。鳩川に沿った一帯は昔から田畑が広がり、
春には一面れんげ田となり秋は稲刈りの風景が見られます。このような風景が見られるように
なったのは、たびたびはんらんする「鳩川」の改修とともに昭和二十六年から四年余りをかけて
行なわれた流域一帯の土地改良事業によるものです。昭和三十九年にはこの大事業への人々の
努力と完成を記念した「土地改良記念碑」が下宿の水門の近くに建てられました。」



その横には道祖神を含む石碑群が。



再び富士山の夕景をカメラで追う。





「社家駅」の道路表示が現れた。



「社家駅入口」交差点を左折する。



そして右手奥に「社家駅」が現れた。
「社家駅」入口交差点には信号はなかった。



「社家駅」の駅舎。



「社家駅」。
「社家」の名前の由来についてネット情報から。
「少なくとも江戸時代には高座郡社家村が成立しているので これ以前にはこの名前があった
ものと思われます。
「社家(しゃけ)とは、日本の身分のひとつ。代々特定神社の神職を世襲してきた家(氏族)の
ことである。
社家は奉職する神社の近くに家を構えることが多く、社家の家が集まった所は
「社家町(しゃけまち)」と呼ばれた。」と。
相模線社家駅付近には神社は1つ「三島社」だけ!昔はもっと別にもあったのだろうか?



無人駅でありSuica改札機が設置されていた。



「茅ヶ崎」行きに乗車。



そしてJR相模線「茅ヶ崎」駅に到着。



JR東海道線への連絡通路にはJR相模線の100周年ポスターが。
「一富士 二鷹 三相模」と。
「相模線 大正十年九月二十八日開業」と。



「相模線はおかげさまで100周年」。



そして湘南新宿ライン「籠原行き」に乗車し帰路についたのであった。
藤沢駅で小田急線に乗り換えこの日の海老名市内の散策を終え帰宅したのであった。



この日の海老名市内の散策ルート。



そしてこの日は頑張り過ぎました。

​​​​


                              ・・・​ もどる ​・・・


                  ・・・つづく(後日)・・・





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Last updated  2022.05.18 18:59:33
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