夜空を見上げるブログ

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2019/05/05
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カテゴリ: 星・天体
皆様におかれましては良いゴールデンウィークをお過ごしでしょうか。管理人は珍しく人様並みの連休を頂くことができました。


それらのネタはいっぱい溜まっているんだけど、本来であればこのブログはお星様関係の話題をメインとしているハズなのに最近はメッキリ星の写真も上げなくなっているので、それを打破すべくまずは星の写真から上げてみますね。


昨日のネタになりますが、天気も良かったので今年初めて山奥の暗いところまでお星様を写しに行ってみることにしました。

実は2週間前に行ったときはまだ雪のために通行止めになっていたところ。なので今回も行けない可能性もあったんだけど、翌日もお休み♪と思えば遅くなっても構わないので、ダメならダメで別のところへ向かう覚悟でもありました。

でも現地へ行ってみればさすがに5月になれば除雪も済んでおりました。



↑とはいうものの撮影現場の周りには3m以上の雪の山が残っていました(゜o゜)。駐車場の雪を積み上げてもいたようですが、それでも駐車場がこの雪の山で囲まれていたので、2週間前までは来これなかった理由も納得しました。

ちなみに写真はコンデジのS120の星空夜景モードにて、雪の山をLEDのミニライトで照らして浮かび上がらせています(なので青く写っています)。



↑一応写真にはふたご座も入れて星空も意識した写真にしてあったりします。


今回は撮りたいネタがあったのですが、それは23時を過ぎないと写せないものだったのでそれまでは望遠レンズで星雲・星団を写して遊ぶことにしました。



↑D750に70-200mmFLを着け、その200mmにて赤道儀の自動導入+追尾モーターのガイド任せのお手軽(手抜き?)撮影で4枚ずつパシャリパシャリと写してみました。
まずはカペラ→ベガ→スピカで3点アライメントを取り、その後自動導入でおとめ座のM104から撮影に入りました。

尚、今回の星雲・星団の写真は全てトリミング(サイズは適当)してあり、ISO3200・90秒・f2.8→3.5で写して多少なりとも画像補正を掛けてあります。



↑ちなみにこれらの天体は非常に小さいもので、200mmで写したままではこれくらいの大きさでしか写せません。



↑次にしし座の足元にあるM65(右下)・M66(左下)とNGC3628という3つの星雲を一緒に写せるところ。



↑春の天体になるりょうけん座のM3球状星団。



↑北斗七星の近くにあるM101銀河星雲。

ちなみにブロ友さんのホシミスト_3013さんが写されると​ こう写ります(゜o゜)。



↑これも北斗七星の近くにある、M97ガスの星雲(左上)とM108銀河星雲(右下)。







↑ヘルクレス座にあるM13球状星団。このカットだけ中心部が潰れないように30秒で写してあります、あまり意味が無かったようですが(-.-)。

これもホシミスト_3013さんが写されると​ こーゆーふうに(-_-;) ​写せます。



↑これも北斗七星の近くにあるりょうけん座のM51子持ち銀河。

こちらもホシミスト_3013さんが写されると…、もういいですね(^^ゞ。



ついでに蛇足ですが、今まで写していた8枚の天体は、SXPの自動導入で200mmの画角ではほぼその中心付近に導入できていたことを書き添えておきます。



↑で、今回写したかったのはコレ。東の空に昇ってきたばかりの横たわる天の川です。ちなみに木が立っているところは全部雪の山です(D750+15-30の15mm・f2.8→3.5・ISO3200・60秒)。

写した時間は0時。水平線の上に横たわるところなら、今ころなの22時位には写せるんだけど、現場は高い山に囲まれてもいるのでどうしてもこの時間になってしまいます。



↑一応こんな感じで写してあります。

この写りからも当日は透明度の高い空だったことが判りましたが、寒くなってきたし(水溜りに氷が張ってました(゜o゜))これ以上粘るといくら翌日も休みとはいえ貴重な日の昼に何もできなくなる可能性があったので撤収してきました。



↑今回も撮影中にS120の星空軌跡モードを使って1枚写してみました。

一応立ち木の上に北極星を置いて北斗七星の軌跡を狙ったつもりなんだけど、周りが暗すぎて立ち木が目立たなかったので明るめに補正してあります。



↑ちなみにこちらは写したまま。…こっちの方が自然っぽくていいでしょうかね?。



↑帰り際の道中でもう1つ写したいものがあったので、三脚のみで写したもの。

奥で雪を被っている山は日本百名山の一つの越後駒ケ岳。それと沈み行くしし座を写してみたんだけど、景色を写す場合は多少の月明かりがあった方が面白く写せる場合があります。

一応撮影データはD750に24-70レンズをつけ、その24mmでISO12800で20秒写しています(ソフトンフィルター使用)。



↑星空の明るさはそのままに(無補正)地上の景色の部分だけ明るくしてみました(&しし座の線をin)。

ひとつ疑問なのは、前述のように現地は山奥の真っ暗な所。山の向こうには遠くの町明かりも認められたのですが、でもその淡い光で景色が照らされているとはちと考え辛いんです。…ってことは補正で明るくしてあるとはいえ、この景色を浮かび上がらせているのは星明りなのでしょうかね?。

話でニュージーランドでは天の川の光で影ができると聞いたことがあります。この明かりの出所もいつか解明してみたいところです。





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Last updated  2019/05/05 06:35:59 PM
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Comments

martind35 @ Re[1]:在りし日の雪道(02/26) 放浪の達人様 >ドラレコの映像は早送り…
martind35 @ Re[1]:ひと段落(02/25) 放浪の達人様 >車と比較した雪の壁の高…
放浪の達人 @ Re:在りし日の雪道(02/26) ドラレコの映像は早送りではなくスロー再…
放浪の達人 @ Re:ひと段落(02/25) 車と比較した雪の壁の高さすごいです。 こ…
martind35 @ Re[1]:ちょっとヤバい(02/24) 放浪の達人様 >うわあ、もうギリギリの…

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